JP2006149632A - 遊技機およびシミュレーションプログラム - Google Patents

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Takeshi Endo
壮 遠藤
Hiroshi Niidate
浩 新舘
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アルゼ株式会社
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Abstract

【課題】遊技性の単調さを解消し、遊技の興趣の向上を図る遊技機を提供する。
【解決手段】 本発明に係る遊技機は、第1の抽選確率テーブルと、第1の抽選確率テーブルよりも大当り遊技状態になり易い第2の抽選確率テーブルとを記憶するメインROM202と、大当り遊技状態となった場合に、大当り遊技状態終了後、特別遊技状態の制御を行うメインCPU201とを備え、メインCPU201は、通常遊技状態中に大当り遊技状態となった場合に、大当り遊技状態終了後、選択するテーブルを第2の抽選確率テーブルに変更する第1の特別遊技状態の制御を行い、一方、第1の特別遊技状態中に大当り遊技状態となった場合に、大当り遊技状態の終了後、選択するテーブルを第2の抽選確率テーブルにさせておくとともに、始動入賞口17を時短状態にさせる第2の特別遊技状態の制御を行う。
【選択図】 図6

Description

本発明は、遊技機およびこれらのシミュレーションプログラムに関し、特に遊技状態を時短状態に移行させることが可能な時短機能を備えた遊技機およびこれらのシミュレーションプログラムに関するものである。
例えば、パチンコ遊技機の一種に「時短機」がある。
上記「時短機」においては、(1)普通図柄表示装置が特定態様で停止し始動入賞口が開放状態となる確率(以下、「普通図柄当選確率」という。)が相対的に高い遊技状態、(2)特別図柄および普通図柄の作動開始から停止までの変動時間が相対的に短い遊技状態、および(3)始動入賞口の開放時間が相対的に長くかつ始動入賞口の開放回数が相対的に多い遊技状態のうちいずれか、またはこれらの遊技状態の組み合わせが発生し得るように構成されている。
ここで、上記(1),(2),(3)に示す遊技状態を「時短状態」と称し、当該状態は、液晶表示装置の識別情報(特別図柄)の変動表示結果が予め定められた特定表示態様となること(すなわち、大当りとなること)により発生した大当り遊技状態の終了後、始動入賞口に遊技球が入賞(「始動入賞」という。)することにより作動する特別図柄の変動表示の作動回数が特定値(例えば100回)に達するまで継続される(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−199938号公報
しかしながら、上記従来技術においては、時短状態に突入するための特別図柄の組み合わせが予め定められていたため、つまり、液晶表示装置の特別図柄の変動表示結果が所定の表示態様であった場合に時短状態に突入するようになっていたため、時短状態の突入を容易に予測することができ、遊技性が単調となっていた。
そこで、本発明は、遊技性の単調さを解消し、遊技の興趣の向上を図る遊技機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明の遊技機は、複数種類の識別情報(特別図柄)の変動表示が可能な変動表示手段(液晶表示装置21)と、遊技球が転動する遊技領域(遊技領域2b)に設けられ、遊技球が入賞し易い第1の状態と、遊技球が入賞し難い第2の状態に変化可能な特別入賞装置(始動入賞口17)と、変動表示手段における識別情報の変動表示結果を決定する際に用いられる第1の抽選確率テーブル、および第1の抽選確率テーブルと比べて変動表示手段における識別情報の変動表示結果が予め定められた特定表示態様となる確率の高い第2の抽選確率テーブルとを記憶する抽選確率テーブル記憶手段(メインROM202)と、抽選確率テーブル記憶手段に記憶された複数種類の抽選確率テーブルのうちいずれかの抽選確率テーブルを選択する抽選確率テーブル選択手段(主制御回路200のメインCPU201)と、特別入賞装置に遊技球が入賞したことを契機に、抽選確率テーブル選択手段が選択するテーブルを基にして変動表示手段における識別情報の変動表示結果を決定する変動表示結果決定手段(主制御回路200のメインCPU201)と、変動表示結果決定手段により変動表示手段における識別情報の変動表示結果が特定表示態様に決定された場合に、可変入賞装置(大入賞口15)を所定条件の下に所定回数開放する大当り遊技状態の制御を行うとともに、当該大当り遊技状態終了後、遊技者にとって有利な特別遊技状態の制御を行う特別遊技状態制御手段(主制御回路200のメインCPU201)とを備え、特別遊技状態制御手段は、抽選確率テーブル選択手段が第1の抽選確率テーブルを選択している通常遊技状態中に、変動表示結果決定手段により変動表示手段における識別情報の変動表示結果が特定表示態様に決定された場合には、大当り遊技状態終了後、抽選確率テーブル選択手段が選択するテーブルを第2の抽選確率テーブルに変更させる第1の特別遊技状態の制御を行う第1の特別遊技状態制御手段(主制御回路200のメインCPU201)と、第1の特別遊技状態中に、変動表示結果決定手段により変動表示手段における識別情報の変動表示結果が特定表示態様に決定された場合には、大当り遊技状態の終了後、抽選確率テーブル選択手段が選択するテーブルを第2の抽選確率テーブルにさせておくとともに、特別入賞装置が第2の状態から第1の状態に変化する頻度を通常遊技状態より向上させる第2の特別遊技状態の制御を行う第2の特別遊技状態制御手段(主制御回路200のメインCPU201)とを含むことを特徴とする。
これにより、特別入賞装置が第2の状態と第1の状態に変化する頻度を通常遊技状態より向上させる第2の特別遊技状態(すなわち、遊技者にとって有利な時短が発生する状態)には、第1の特別遊技状態中に、変動表示手段における識別情報の変動表示結果が特定表示態様に決定された場合(すなわち大当りとなった場合)に初めて移行されるので、遊技者に達成感を与えて遊技の単調さを解消することができ、遊技の興趣の向上を図ることができる。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、特別遊技状態を終了させるか否かの抽選を行う特別遊技状態終了抽選手段(主制御回路200のメインCPU201)を含み、特別遊技状態制御手段は、第1の特別遊技状態中に、特別遊技状態終了抽選手段により特別遊技状態を終了することが決定された場合には、抽選確率テーブル選択手段が選択するテーブルを第1の抽選確率テーブルに変更させるとともに、第1の特別遊技状態を終了させて遊技状態を通常遊技状態に移行させる通常遊技状態移行手段(主制御回路200のメインCPU201)を含むことを特徴とする。
これにより、第1の特別遊技状態中に、特別遊技状態終了抽選手段により特別遊技状態を終了することが決定された場合には、第2の特別遊技状態には移行されず、遊技状態は通常遊技状態に移行されるため、遊技者に緊張感を与えて遊技の単調さを解消することができ、遊技の興趣の向上を図ることができる。
請求項3に記載の本発明は、請求項1または2に記載の発明の構成に加えて、特別遊技状態制御手段は、第2の特別遊技状態中に、特別遊技状態終了抽選手段により特別遊技状態を終了することが決定された場合には、抽選確率テーブル選択手段が選択するテーブルを第1の抽選確率テーブルに変更させるとともに、特別入賞装置が第2の状態から第1の状態に変化する頻度を通常遊技状態より向上させる第3の特別遊技状態の制御を行う第3の特別遊技状態制御手段(主制御回路200のメインCPU201)を含むことを特徴とする。
これにより、第2の特別遊技状態、第3の特別遊技状態など、時短(時短とは、特別入賞装置が第2の状態から第1の状態に変化する頻度が通常遊技状態に比べて向上する状態をいう。)が発生する時短状態は複数種類あり、また、それぞれの時短状態に突入する契機も異なるようになっているので、遊技の単調さを解消することができるとともに、遊技者に緊張感を与えて遊技の興趣の向上を図ることができる。
遊技の興趣の向上を図ることができる。
請求項4に記載の本発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明の構成に加えて、前記特別遊技状態制御手段は、前記第2の特別遊技状態に制御されてから、前記変動表示結果決定手段により前記特定表示態様以外の変動表示結果を所定回数決定された場合には、前記第2の特別遊技状態を終了させて遊技状態を第1の特別遊技状態に移行させる第1の特別遊技状態移行手段(主制御回路200のメインCPU201)を含むことを特徴とする。
これにより、第2の特別遊技状態は、変動表示結果決定手段により特定表示態様以外の変動表示結果を所定回数決定された場合に終了するようになるので、遊技状態が極端に遊技者に有利になったり、または不利になったり等、一方に偏ることがない。そのため、遊技性に不都合を生じさせることがない。
請求項5に記載の本発明は、請求項3または4に記載の発明の構成に加えて、特別遊技状態制御手段は、第3の特別遊技状態中に、変動表示結果決定手段により変動表示手段における識別情報の変動表示結果が特定表示態様に決定された場合には、大当り遊技状態終了後、遊技状態を第2の特別遊技状態に移行させる第2の特別遊技状態移行手段を含むことを特徴とする。
これにより、第3の特別遊技状態中に、変動表示手段における識別情報の変動表示結果が特定表示態様に決定された場合(すなわち大当りとなった場合)には、大当り遊技状態終了後、再び第2の特別遊技状態に移行されるので、遊技者に達成感を与えて遊技の単調さを解消することができ、遊技の興趣の向上を図ることができる。
請求項6に記載の本発明は、請求項3〜5の何れか一項に記載の発明の構成に加えて、特別遊技状態制御手段は、第3の特別遊技状態に制御されてから、変動表示結果決定手段により特定表示態様以外の変動表示結果を所定回数決定された場合には、第3の特別遊技状態を終了させて遊技状態を通常遊技状態に移行させる通常遊技状態移行手段を含むことを特徴とする。
これにより、第3の特別遊技状態は、変動表示結果決定手段により特定表示態様以外の変動表示結果を所定回数決定された場合に終了するようになるので、遊技状態が極端に遊技者に有利になったり、または不利になったり等、一方に偏ることがない。そのため、遊技性に不都合を生じさせることがない。
請求項7に記載の本発明のシミュレーションプログラム(シミュレーションプログラム950)は、コンピュータ(コンピュータ960)に、複数種類の識別情報の変動表示が可能な変動表示手段を模した画像、遊技球が転動する遊技領域を模した画像、および遊技領域に設けられ遊技球が入賞し易い第1の状態と遊技球が入賞し難い第2の状態に変化可能な特別入賞装置を模した画像を画面に表示する画像表示機能と、画像表示機能における識別情報の変動表示結果を決定する際に用いられる第1の抽選確率テーブル、および第1の抽選確率テーブルと比べて画像表示機能における識別情報の変動表示結果が予め定められた特定表示態様となる確率の高い第2の抽選確率テーブルとを記憶する抽選確率テーブル記憶機能と、抽選確率テーブル記憶機能に記憶された複数種類の抽選確率テーブルのうちいずれかの抽選確率テーブルを選択する抽選確率テーブル選択機能と、特別入賞装置を模した画像に遊技球が入賞したことを契機に、抽選確率テーブル選択機能が選択するテーブルを基にして画像表示機能における識別情報の変動表示結果を決定する変動表示結果決定機能と、変動表示結果決定機能により画像表示機能における識別情報の変動表示結果が特定表示態様に決定された場合に、所定条件の下、可変入賞装置を模した画像に所定回数開放する動作を行わせる大当り遊技状態の制御を行うとともに、当該大当り遊技状態終了後、遊技者にとって有利な特別遊技状態の制御を行う特別遊技状態制御機能と、特別遊技状態を終了させるか否かの抽選を行う特別遊技状態終了抽選機能とを備え、特別遊技状態制御機能は、抽選確率テーブル選択機能が第1の抽選確率テーブルを選択している通常遊技状態中に、変動表示結果決定機能により画像表示機能における識別情報の変動表示結果が特定表示態様に決定された場合には、大当り遊技状態終了後、抽選確率テーブル選択機能が選択するテーブルを第2の抽選確率テーブルに変更させる第1の特別遊技状態の制御を行う第1の特別遊技状態制御機能と、第1の特別遊技状態中に、変動表示結果決定機能により画像表示機能における識別情報の変動表示結果が特定表示態様に決定された場合には、大当り遊技状態の終了後、抽選確率テーブル選択機能が選択するテーブルを第2の抽選確率テーブルにさせておくとともに、特別入賞装置を模した画像が第2の状態から第1の状態に変化する頻度を通常遊技状態より向上させる第2の特別遊技状態の制御を行う第2の特別遊技状態制御機能とを含む構成を有している。
この構成により、特別入賞装置を模した画像が第2の状態と第1の状態に変化する頻度を通常遊技状態より向上させる第2の特別遊技状態(すなわち、遊技者にとって有利な時短が発生する状態)には、第1の特別遊技状態中に、画像表示機能における識別情報の変動表示結果が特定表示態様に決定された場合(すなわち大当りとなった場合)に初めて移行されるので、遊技者に達成感を与えて遊技の単調さを解消することができ、遊技の興趣の向上を図ることができる。
本発明によれば以下の効果を奏することができる。
すなわち、本発明によれば、特別入賞装置が第2の状態と第1の状態に変化する頻度を通常遊技状態より向上させる第2の特別遊技状態(すなわち、遊技者にとって有利な時短が発生する状態)には、第1の特別遊技状態中に、変動表示結果決定手段により変動表示手段における識別情報の変動表示結果が特定表示態様に決定された場合(すなわち大当りとなった場合)に初めて移行されるようになっているので、遊技者に達成感を与えて遊技の単調さを解消することができ、遊技の興趣の向上を図ることができる。
以下、本実施の形態における弾球遊技機(以下、「遊技機」という。)1の構成について、図面を参照しながら説明する。図1〜図15は、プリペイドカード方式を適用した遊技機1の一実施の形態を示している。まず、図1を基に、本実施の形態における遊技機の構成から説明する。
図1は、本実施の形態に係る遊技機1の構成を示す斜視図である。
図1および図2に示すように、遊技盤2aが装着された本体枠3aは、ヒンジを介して、島設備に固定されるベース枠3bに回動可能に取り付けられ(すなわち、本体枠3aは、本体枠3aの一方端を回動支点として支持されて当該ベース枠3bに開閉可能に取り付けられる。)、これら本体枠3aおよびベース枠3bで遊技機本体3が構成されている。そして、このような遊技機本体3に対して、遊技盤2aを視認可能に被うガラス扉4、およびガラス扉4の下側に位置する皿ユニット5が取り付けられている。これらガラス扉4および皿ユニット5は、その一端が遊技機本体3に回動可能に軸支されており、他端が遊技機本体3に係合するようになっている。
このように、パチンコ遊技機(遊技機)1は構成されている。
遊技盤2a(図2)は、レール6に包囲され、遊技球の流下が可能な遊技領域2bを有している。そして、その遊技領域2bには、多数の遊技くぎや風車などの障害物(図示せず)、一般入賞口12、通過ゲート13、可変入賞装置である大入賞口15、アウト口16、始動入賞口14,17を有する電動役物構成部材18からなる遊技部材が配置されている。
また、遊技盤2aの背面には、演出画像(例えば、遊技状態に対応したアニメーションやその他の報知情報など。)等を表示可能な表示領域21aを備えた表示装置である液晶表示装置(LCD)21が配置されている。
なお、液晶表示装置21の表示領域21aは、演出画像を表示する領域と、普通図柄の変動表示を行う普通図柄表示領域(普通図柄表示装置)と、特別図柄の変動表示を行う特別図柄表示領域とからなっている。
また、本実施の形態において、角形の形状をしている表示領域21aは、遊技領域2bより若干狭い表面積であるが、表示領域21aの表面積は特に限定されず、遊技領域2bより大きくともよいし、小さくともよい。また、表示領域21aの形状は角形に限定されず、他の形状であってもよい。例えば、円形であってもよい。
ここで、一般入賞口12は、遊技球が入賞すると所定の数の遊技球が払い戻される装置、通過ゲート13は、遊技球が通過したことを契機として普通図柄表示領域に表示される複数の図柄を変動・停止させる装置、始動入賞口14,17は、遊技球が入賞したことを条件として特別図柄表示領域に表示される特別図柄を変動・停止させる装置、可変入賞装置である大入賞口15は、特別図柄表示領域の停止時における特別図柄の組み合わせが予め設定された特定の図柄の組み合わせ(特定表示態様)となって大当り遊技状態(大当り遊技状態とは、いわゆる大当りが発生した状態をいう。)に移行した場合に、所定の設定に従って所定条件の下所定回数だけ扉が開閉(すなわち、1回のラウンド中に大入賞口15の特定領域を通過する遊技球数が1以上である場合に限り(いわゆるパンクが発生しない限り。詳しくは後述する。)所定回数だけ大入賞口15が開放し、遊技球を受け入れ易い開放状態と、受け入れ難い閉鎖状態とに所定回数だけ変化する。なお、開放状態と、閉鎖状態とに変化する動作をラウンド動作という。)するように制御される装置である。
また、アウト口16は、一般入賞口12、始動入賞口14,17、大入賞口15の何れにも入賞しなかった遊技球が流入して回収される装置である。
そして、変動表示手段である液晶表示装置21は、後述する画像制御回路305からの指示に基づいて任意の画像を表示領域21aに表示する装置であり、本実施の形態においては、前述のように普通図柄表示領域と特別図柄表示領域とが液晶表示装置21の表示領域21a内に一体化されている。但し、これらは別体になっていてもよい。
また、遊技盤2aが透明である本実施の形態では、液晶表示装置21の表示領域21aが遊技盤2aを通して視認可能に配置されている。また、液晶表示装置21にかえて、例えばCRT(陰極線管)あるいはプラズマディスプレイ等を用いることもできる。
図1において、ガラス扉4の下方には、前述のように皿ユニット5が配置されている。皿ユニット5には、払い出された遊技球および遊技領域に打ち込まれる遊技球が貯留される上皿5aが上部に配置され、払い出しにより上皿5aからオーバーフローした遊技球が貯留される下皿5bが下部に配置されている。また、皿ユニット5の右側には、レール6を介して遊技領域2bへ遊技球を打ち込む際に回動操作されるハンドル7が設けられている。さらに、遊技終了時などにおいて上皿5aに貯留された遊技球を下皿5bに移動させて取り出す場合に操作されるシャッタレバー10が設けられている。
なお、ガラス扉4の上部の左右には、スピーカ8a,8bがそれぞれ配置されている。
上記通過ゲート13(図2)は、通過する遊技球を検出するようになっている。この通過ゲート13の通過球は記憶可能となっており、この通過記憶に基づいて、普通図柄表示領域における図柄の変動表示が行なわれる。また、遊技領域2bの右側上部には、通過ゲート13の通過記憶個数を表示する4個の普通図柄記憶LED(図示せず)が設けられている。この普通図柄記憶LEDの点灯個数により、通過ゲート13の通過記憶個数を表示することができる。
上記普通図柄表示領域では、例えば2個の普通図柄が交互に点滅するようになっており、2個の普通図柄の点滅が終了して「当り」が表示された場合に、電動役物構成部材18に設けられた始動入賞口17が、所定時間だけ遊技球が入賞し易い後述する第1の状態に切り換わる。
なお、時短状態の場合(後述する遊技状態フラグが第2の特別遊技状態を示す値(2)または第3の特別遊技状態を示す値(3)である場合)は、普通図柄表示領域にて「当り」が表示される確率が他の遊技状態に比べて高くなり、さらに、普通図柄の点滅時間(変動表示時間)が他の遊技状態に比べて短縮される。
なお、上記普通表示領域の替わりに、遊技盤2aの任意の場所に2個の普通図柄表示LEDを備え、このLEDの点滅により「当り」を表示してもよい。また、この2個の普通図柄表示LEDを例えば7セグメント表示器等により構成することもできる。この場合には、7セグメント表示器に表示する普通図柄として、例えば「0」「1」「2」…「7」「8」「9」等の数字を変動表示し、停止表示された数字が「3」あるいは「7」となった場合を「当り」とする。
上記始動入賞口17は、遊技球を受け入れる受け入れ口を有しており、遊技球が入賞し易い第1の状態と、遊技球が入賞し難い第2の状態に変化可能な開閉機構を備えた特別入賞装置である。この始動入賞口17は、第2の状態では遊技球を受け入れ難い状態となっており、所定の条件が成立した場合(例えば、普通図柄表示領域の普通図柄が、「当り」を意味する表示態様で停止した場合)に、所定時間(例えば、0.3秒間。また、遊技状態が時短状態である場合は、6.7秒間。)だけ開いて遊技球を受け入れ易い第1の状態に切り換えられる。なお、当該受け入れ口に遊技球が入賞すると所定の数の遊技球が払い戻される。
また、始動入賞口14,17への入賞球は入賞記憶可能となっており、この入賞記憶に基づいて、特別図柄表示領域における特別図柄の変動表示が行なわれる。遊技領域2bの中央部には、始動入賞口14,17への入賞記憶個数を表示する4個の特別図柄記憶LED(図示せず)が設けられている。この特別図柄記憶LEDの点灯個数により、始動入賞口14,17への入賞記憶個数を表示することができる。
また、特別図柄表示領域に表示される特別図柄は、例えば「0」「1」「2」…「9」等の3列の数字からなり、始動入賞口14,17へ遊技球が入賞することを契機としてこれらの数字が変動表示されるようになっている。なお、これらの数字の変動表示が終了し、その変動表示結果(すなわち、停止表示された数字の組み合わせ。停止図柄ともいう。)が「0」「0」「0」、「7」「7」「7」等のように3個とも同一の数字となった場合の特別図柄の組み合わせを特定表示態様(大当り図柄)という。この特定表示態様は、遊技状態が、通常遊技状態と比較して遊技者に有利な大当り遊技状態に移行したこと(すなわち「大当り」となったこと)を遊技者に認識させるための表示態様である。なお、特定表示態様以外の変動表示結果を非特定表示態様(はずれ図柄)という。
また、大当り遊技状態とは、例えば後述する大入賞口SOL72Sが、大入賞口15の扉を所定回数だけ開閉することで、通常遊技状態よりも多くの遊技球を入賞させやすくする遊技状態のことである。
他にも遊技状態の種類としては、通常遊技状態、第1の特別遊技状態、第2の特別遊技状態、第3の特別遊技状態などがあるが詳しくは後述する。
なお、本実施の形態において、前述の入賞記憶個数や通過記憶個数は、それぞれ普通図柄記憶LED、特別図柄記憶LEDに表示されるようになっているが、これに限られず、他の表示方法により表示されてもよい。例えば、表示領域21aに表示されるようになっていてもよい。
図3は図1に示した遊技機の制御系の回路構成を示したブロック図である。
遊技機1の制御系は、主制御基板(図示せず)に搭載された主制御回路200と、この主制御回路200に接続され、演出制御基板(図示せず)に搭載された演出制御回路300と、払出制御回路70aおよび発射制御回路70bとを有している。
この制御系は主制御基板を主な構成要素とし、遊技盤2aの背面側に搭載されている。
このように、本実施の形態においては、変動表示結果決定手段、抽選確率テーブル選択手段、特別遊技状態制御手段(第1の特別遊技状態制御手段、第2の特別遊技状態制御手段、第3の特別遊技状態制御手段、第2の特別遊技状態移行手段、第1の特別遊技状態移行手段、通常遊技状態移行手段)および特別遊技状態終了抽選手段である主制御回路200のメインCPU201を搭載した主制御基板は、演出制御回路300を搭載した演出制御基板とは別個に設けられている。すなわち、演出制御回路300と主制御回路200のメインCPU201とは別個に設けられている。
また、遊技機1の払出制御回路70aには、カードユニット81が接続されている。
このカードユニット81は、パチンコ遊技機1の近傍に設置され、プリペイドカードを差込可能な差込口を有しており、当該差込口に差し込まれたプリペイドカードに記録された記録情報を読み取る読み取り手段と、球貸し操作パネル9の操作に応じて、払出制御回路70aに対し遊技球の貸出を指令する貸出指令信号を出力する貸出指令信号出力手段と、前述の読み取り手段によって読み取った記録情報から特定される貸出可能数から、貸出指令信号出力手段により貸出を指令した貸出数を減算し、上記差込口に差し込まれているプリペイドカードに当該情報を記録させる書き込み手段を有している。
主制御回路200には、予め設定されたプログラムに従って遊技機1の遊技動作を行うメインCPU(超小型演算処理装置)201、異常時や電源投入時に各種設定を初期値に戻すためのリセット信号を生成する初期リセット回路204、メインCPU201が動作する上で必要な各種データや生成された各種コマンド等を記憶するメインRAM203、メインCPU201が遊技機1の遊技動作を処理制御するためのプログラム、乱数抽選によって大当り判定をする際に参照される大当り判定テーブル、乱数抽選によって普通当り判定をする際に参照される普通当り判定テーブル、液晶表示装置21における特別図柄の変動表示結果を決定する際に用いられる複数種類の抽選確率テーブル(図14(a)、(b))、普通当り判定をする際に用いられる複数種類の普通当り判定用テーブル(図13(a)、(b))、その他の演出を抽選する際に参照される各種確率テーブルを格納しているメインROM202が実装されている。
なお、図14(a)の第1の抽選確率テーブルは、抽出された大当り判定用乱数値(後述)が0〜1の範囲であった場合、後述するステップ20−2−9において行われる大当り判定の結果は「大当り」になるとともに、特別図柄の変動表示結果が特定表示態様に決定されるようになっており、一方、抽出された大当り判定用乱数値が2〜629の範囲であった場合、後述するステップ20−2−9において行われる大当り判定の結果は「はずれ」になるとともに、特別図柄の変動表示結果は非特定表示態様に決定されるようになっている。
また、図14(b)の第2の抽選確率テーブルは、抽出された大当り判定用乱数値が0〜10の範囲であった場合、後述するステップ20−2−9において行われる大当り判定の結果は「大当り」になるとともに、特別図柄の変動表示結果が特定表示態様に決定されるようになっており、一方、抽出された大当り判定用乱数値が10〜629の範囲であった場合、後述するステップ20−2−9において行われる大当り判定の結果は「はずれ」になるとともに、特別図柄の変動表示結果は非特定表示態様に決定されるようになっている。つまり、第2の抽選確率テーブルは、第1の抽選確率テーブルと比べて大当りとなる確率および液晶表示装置21における特別図柄の変動表示結果が予め定められた特定表示態様となる確率が高くなっている。
また、図13(a)の第1の普通当り判定用テーブルは、抽出された普通当り判定用乱数値(後述)が0〜2の範囲であった場合、後述するステップ30−2−4において行われる普通当り判定の結果は「当り」に決定されるようになっており、一方、抽出された普通当り判定用乱数値が3〜19の範囲であった場合、後述するステップ30−2−4において行われる普通当り判定の結果は「はずれ」に決定されるようになっている。
また、図13(b)の第2の普通当り判定用テーブルは、抽出された普通当り判定用乱数値が0〜8の範囲であった場合、後述するステップ30−2−4において行われる普通当り判定の結果は「当り」に決定されるようになっており、一方、抽出された普通当り判定用乱数値が9〜19の範囲であった場合、後述するステップ30−2−4において行われる普通当り判定の結果は「はずれ」に決定されるようになっている。つまり、第2の普通当り判定用テーブルは、第1の普通当り判定用テーブルと比べて当りとなる確率が高くなっている。
また、メインRAM203は、メインCPU201によって計数された入賞記憶の数(始動入賞口14,17への入賞球数)を記憶するための入賞記憶カウンタ、メインCPU201によって計数された通過記憶の数(通過ゲート13の通過球数)を記憶するための通過記憶カウンタ、1回のラウンド中に大入賞口15に入球した遊技球の数を記憶するための大入賞口入賞カウンタ、1回の大当り遊技状態中において大入賞口15が開放した回数を記憶するための大入賞口開放回数カウンタ、第3の特別遊技状態に制御されてから、特別図柄の変動表示結果が決定された回数を記憶する時短カウンタ、現在の遊技状態を示す遊技状態フラグなどを具備する。
なお、初期状態において、上記時短カウンタは0に設定されている。
また、当該時短カウンタが所定の値に達した場合(例えば、時短カウンタの値が「100」となった場合)、遊技状態は、特別遊技状態制御手段であるメインCPU201によって第3の特別遊技状態から通常遊技状態に移行されるようになっている。
ここで、メインCPU201は、始動入賞口14,17へ遊技球が入賞して始動入賞が発生したことを契機として抽選確率テーブル選択手段(後述)が選択するテーブルを基にして液晶表示装置21における特別図柄の変動表示結果を決定する変動表示結果決定手段である。
具体的には、変動表示結果決定手段であるメインCPU201は、後述のステップ20−2−9において、入賞記憶に含まれる大当り判定用乱数値と、抽選確率テーブル選択手段が選択するテーブルとを基にして液晶表示装置21における特別図柄の変動表示結果を決定する。
さらに、メインCPU201は、始動入賞口14,17へ遊技球が入賞して始動入賞が発生すると大当り判定を行う大当り判定処理を行い、当該大当り判定結果に基づいて、特別図柄の変動表示を実行させるための変動表示パターンを決定する変動表示パターン決定手段である。
具体的には、メインCPU201は、始動入賞が発生すると、所定の始動条件が成立したとして、大当り判定の結果に基づき、特別図柄の変動表示や演出画像の表示を実行させるための変動表示パターンを指示する変動表示パターンコマンド、特別図柄の変動表示結果を指示するコマンドを生成し、セットする。さらに、メインCPU201は、普通図柄表示領域に表示される内容の決定処理などを行っている。なお、始動入賞が発生したことを条件として、大当り判定用乱数値、大当り図柄決定用乱数値等の乱数値が抽出される。
さらに、メインCPU201は、メインROM202に記憶された複数種類の抽選確率テーブル(例えば、図14(a),(b))のうちいずれかの抽選確率テーブルを選択する抽選確率テーブル選択手段である。なお、初期状態において、抽選確率テーブル選択手段であるメインCPU201は、第1の抽選確率テーブルを選択している。また、抽選テーブル選択手段であるメインCPU201が第2の抽選確率テーブルを選択している状態を確率変動状態という。
さらに、メインCPU201は、メインROM202に記憶された複数種類の普通当り判定用テーブル(例えば、図13(a),(b))のうちいずれかの普通当り判定用テーブルを選択する普通当り判定用テーブル選択手段である。なお、初期状態において、普通当り判定用テーブル選択手段であるメインCPU201は、第1の普通当り判定用テーブルを選択している。また、普通当り判定用テーブル選択手段であるメインCPU201が第2の普通当り判定用テーブルを選択している状態を時短状態という。
なお、本実施の形態において、時短状態とは、始動入賞口17が第2の状態から第1の状態に変化する頻度が通常遊技状態に比べて向上する状態である。
ここで、当該時短状態は、通常遊技状態に比べて、(1)普通図柄表示領域の普通図柄当選確率が相対的に上昇する(つまり、普通図柄表示領域において「当り」が表示される確率が相対的に上昇する)、(2)普通図柄表示領域の変動表示時間(点滅時間)が相対的に短縮する、(3)始動入賞口17が第1の状態を保持する時間を相対的に延長する、等の特徴を有している。
さらに、メインCPU201は、第1の特別遊技状態中または第2の特別遊技状態中に、当該特別遊技状態を終了させるか否かの抽選(以下、「転落抽選」という。)を行う特別遊技状態終了抽選手段である。具体的には、乱数発生器により0から699の範囲で発生した乱数のうち、一の乱数値を抽出する。そして、抽出した乱数値が例えば0〜1の範囲であった場合は、特別遊技状態を終了させ、遊技状態を通常遊技状態に移行させる旨を決定する。一方、抽出した乱数値が例えば2〜699の範囲であった場合には、特別遊技状態を終了させない旨を決定する。
なお、本実施の形態において、上記転落抽選は、第1の特別遊技状態中または第2の特別遊技状態中に、変動表示結果決定手段により特定表示態様以外(例えば非特定表示態様)の変動表示結果が決定される毎に行われる。但し、本発明においてはこれに限られず、所定の時間が経過する毎に転落抽選が行われてもよいし、その他、別のタイミングで行われてもよい。
また、メインCPU201は、遊技者にとって有利な特別遊技状態の制御を行う特別遊技状態制御手段である。さらに、特別遊技状態制御手段であるメインCPU201は、所定のタイミング(例えば、時短カウンタの値が所定値に到達した時(100以上)、転落抽選に当選した時、大当り遊技状態終了後など)で遊技状態を所定の遊技状態に移行させる(図11の遊技状態変更テーブル参照。例えば、第3の特別遊技状態に制御されてから時短カウンタの値が100以上となった場合、遊技状態を通常遊技状態に移行させるようになっている)。
そして、特別遊技状態制御手段であるメインCPU201は、前述の大当り遊技状態の制御を行う大当たり遊技状態制御手段、遊技状態を第2の特別遊技状態に移行させる第2の特別遊技状態移行手段、および遊技状態を通常遊技状態に移行させる通常遊技状態移行手段を含むとともに、遊技状態フラグに第1の特別遊技状態を示す値(1)をセットして第1の特別遊技状態の制御を行う第1の特別遊技状態制御手段である。
第1の特別遊技状態の制御とは、抽選確率テーブル選択手段が選択するテーブルを第2の抽選確率テーブルに変更させる制御である。なお、第1の特別遊技状態の制御は、抽選確率テーブル選択手段が第1の抽選確率テーブルを選択している通常遊技状態中に、上記変動表示結果決定手段により液晶表示装置21における特別図柄の変動表示結果が特定表示態様に決定され、且つ大当り遊技状態の制御が終了した後に行われる。
また、特別遊技状態制御手段であるメインCPU201は、遊技状態フラグに第2の特別遊技状態を示す値(2)をセットして第2の特別遊技状態の制御を行う第2の特別遊技状態制御手段である。
第2の特別遊技状態の制御とは、抽選確率テーブル選択手段が選択するテーブルを第2の抽選確率テーブルにさせておくとともに、普通当り判定用テーブル選択手段が選択するテーブルを第2の普通当り判定用テーブルに変更させることによって始動入賞口17が第2の状態から第1の状態に変化する頻度を通常遊技状態より向上させる制御である。なお、第2の遊技状態の制御は、上記第1の特別遊技状態中に、変動表示結果決定手段により液晶表示装置21における特別図柄の変動表示結果が特定表示態様に決定され、且つ大当り遊技状態の制御が終了した後に行われる。
さらに、特別遊技状態制御手段であるメインCPU201は、上記第2の特別遊技状態に制御されてから、変動表示結果決定手段により特定表示態様以外(例えば非特定表示態様)の変動表示結果を所定回数(例えば100回)決定した場合、第1の特別遊技状態移行手段により第2の特別遊技状態を終了させて遊技状態を第1の特別遊技状態に移行させる。
具体的には、第2の特別遊技状態に制御されてから、特別図柄の変動表示結果が非特定表示態様となる毎に時短カウンタに“1”を加算する。そして、時短カウンタが100以上となった場合には、普通当り判定用テーブル選択手段が選択するテーブルを第1の普通当り判定用テーブルに変更させるとともに、遊技状態フラグに第1の特別遊技状態を示す値(1)をセットする。
そして、特別遊技状態制御手段であるメインCPU201は、遊技状態フラグに第3の特別遊技状態を示す値(3)をセットして第3の特別遊技状態の制御を行う第3の特別遊技状態制御手段である。
第3の特別遊技状態の制御とは、抽選確率テーブル選択手段が選択するテーブルを第1の抽選確率テーブルに変更させるとともに、普通当り判定用テーブル選択手段が選択するテーブルを第2の普通当り判定用テーブルに変更させることによって始動入賞口17が第2の状態から第1の状態に変化する頻度を通常遊技状態より向上させる制御である。なお、第3の遊技状態の制御は、上記第2の特別遊技状態中に、特別遊技状態終了抽選手段により特別遊技状態を終了することが決定された場合に行われる。
ここで、特別遊技状態制御手段であるメインCPU201は、上記第1の特別遊技状態中に、特別遊技状態終了抽選手段により特別遊技状態を終了することが決定された場合に、抽選確率テーブル選択手段が選択するテーブルを第1の抽選確率テーブルに変更させるとともに、通常遊技状態移行手段により第1の特別遊技状態を終了させて遊技状態を通常遊技状態に移行させる。なお、遊技状態フラグには通常遊技状態を示す値(0)をセットする。
また、特別遊技状態制御手段であるメインCPU201は、上記第3の特別遊技状態中に、変動表示結果決定手段により液晶表示装置21における特別図柄の変動表示結果が特定表示態様に決定された場合に、大当り遊技状態終了後、第2の特別遊技状態移行手段により遊技状態フラグに第2の特別遊技状態を示す値(2)をセットして遊技状態を第2の特別遊技状態に移行させる。
さらに、特別遊技状態制御手段であるメインCPU201は、上記第3の特別遊技状態に制御されてから、変動表示結果決定手段により特定表示態様以外(例えば非特定表示態様)の変動表示結果を所定回数(例えば100回)決定した場合、通常遊技状態移行手段により第3の特別遊技状態を終了させて遊技状態を通常遊技状態に移行させる。
具体的には、第3の特別遊技状態に制御されてから、特別図柄の変動表示結果が非特定表示態様となる毎に時短カウンタに“1”を加算する。そして、時短カウンタが100以上となった場合には、普通当り判定用テーブル選択手段が選択するテーブルを第1の普通当り判定用テーブルに変更させるとともに、遊技状態フラグに通常遊技状態を示す値(0)をセットする。
なお、特別遊技状態、大当り遊技状態のいずれの状態でもない場合を通常遊技状態という。当該通常遊技状態中においては、抽選確率テーブル選択手段は第1の抽選確率テーブルを、普通当り判定用テーブル選択手段は第1の普通当り判定用テーブルをそれぞれ選択している。
また、メインCPU201は、所定の始動条件が成立したとき(例えば、特別図柄の変動表示開始など)、変動表示パターンコマンドを生成し、セットする。
さらに、メインCPU201は、普通図柄表示領域に表示される内容の決定処理などを行っている。
主制御回路200のI/Oポート205には、通過ゲート13の内側に設けられ、遊技球が通過するのを検知するセンサである通過ゲートSW19Sa、始動入賞口14,17に入賞した遊技球を検知するセンサである始動入賞口SW19aが接続されている。また、大入賞口15内の特定領域に設けられ、入賞した遊技球を検知するセンサであるV・カウントSW19Sd、大入賞口15内の一般領域に設けられ、入賞した遊技球を検知するセンサであるカウントSW19Se、一般入賞口12へ入賞した遊技球を検知するセンサである一般入賞口SW19Sb、メインRAM203に記憶されている各種データを消去するためのバックアップクリアSW74Sが接続されている。また、ハンドル7の操作によって発射装置90から発射される遊技球を検知する発射球センサ(図示せず)、および発射されたものの遊技盤2aの盤面まで到達せずにレール6を戻ってきた遊技球を検知する戻り球センサ(図示せず)が接続されている。さらに、このI/Oポート205には、始動入賞口17を、遊技球が入賞し易い第1の状態と遊技球が入賞し難い第2の状態との間で切換える可動部材SOL(ソレノイド)71S、大入賞口15の扉を開閉する大入賞口SOL(ソレノイド)72S、大入賞口15内のシーソを駆動するシーソSOL(ソレノイド)73S等のアクチュエータが接続されている。
上記各センサが遊技球を検知すると、その検知信号は主制御回路200のメインCPU201に入力され、入力される検知信号に応じて、メインCPU201は上記各アクチュエータ71S、72S、73Sをそれぞれ駆動制御する。また、演出制御回路300や払出制御回路70a、発射制御回路70bに対して、それぞれ主制御回路200のコマンド出力ポート206から制御指令が送信される。そして、当該制御指令(コマンド)を受信した演出制御回路300や払出制御回路70a、発射制御回路70bによって液晶表示装置21や、スピーカ8a,8b、ランプ・LED39a、払出装置82、発射装置90などの動作が制御される。
払出制御回路70aには賞球や貸球等を払出す払出装置82が接続され、発射制御回路70bには遊技球を遊技領域2bに向けて発射する発射装置90が接続されている。払出制御回路70aは、一般入賞口12および大入賞口15などに遊技球が入球したことを条件として主制御回路200から出力される払出指令信号に応じて払出装置82を駆動制御し、所定数の遊技球を賞球として払出させる。さらに、払出制御回路70aは、カードユニット81から出力される貸出指令信号に応じて払出装置82を駆動制御し、所定数の遊技球を貸球として払出させる。また、発射制御回路70bは、ハンドル7の回動操作に応じて発射ソレノイドを駆動制御する。これによって発射装置90から遊技球を発射させる。
また、ハンドル7には遊技球の発射を停止するストップボタン(図示せず)が設けられている。
演出制御回路300には、サブCPU301、ワークRAM303、プログラムROM302が実装されている。サブCPU301は、コマンド入力ポート304を介して主制御回路200から受信したコマンドを解釈し、その解釈結果に従って画像制御回路305,音声制御回路306,ランプ制御回路307等の制御を行う。プログラムROM302には、サブCPU301が、主制御回路200から出力される各種コマンドに基づいて画像制御回路305を処理制御するための制御プログラム(制御データ)、音声制御回路306を処理制御するための制御プログラム、およびランプ制御回路307を処理制御するための制御プログラムなどが格納されている。
サブCPU301は、主制御回路200から、変動表示パターンコマンド等を受信したとき、受信したコマンドに対応する制御データをセットする。
そして、サブCPU301は、セットした制御データに含まれる演出パターンに従った特別図柄や演出画像の表示を行わせるように、画像制御回路305に指示するためのデータを経時的に変化させる。
画像制御回路305は、所定時間ごとに送信されるサブCPU301の指示を実行することにより、表示領域21aにおいては、例えば、変動表示パターンに対応する特別図柄や演出画像が表示される。
ワークRAM303は、サブCPU301が上記制御プログラムに従って処理制御を行う際の一時的な記憶手段となる。
画像制御回路305は、サブCPU301からの指示(主制御回路200から受信したコマンドに対応してワークRAM303の所定の作業領域にセットされた制御データに基づいた指示)に応じて、表示領域21aに特別図柄の変動表示などの表示を実行するものであり、各種画像データを記憶する画像データROM305bと、サブCPU301からの制御に応じて対応する画像データを画像データROM305bから抽出し、抽出したその画像データを基にして特別図柄の変動表示や演出画像の表示などを実行するためのデータを生成するVDP(Video Display Processor)305aと、VDP305aにより生成された表示画像データをアナログ信号に変換するD/A変換回路(D/Aコンバータ)305dとを具備する。
例えば、画像制御回路305は、サブCPU301の指示に基づいて、表示領域21aに対し、大当り判定の結果に対応する特別図柄の変動表示や演出画像の表示などを行わせる画像表示制御処理を行う。また、画像制御回路305および表示領域21aは、当該遊技におけるリーチ演出発生の有無または発生するリーチ演出の種類または大当り発生の信頼度を報知する報知手段を構成している。
また、例えば画像データROM305bは、表示領域21aにおける特別図柄表示領域に特別図柄を変動表示させるための特別図柄画像データ、表示領域21aに演出画像を表示させるための演出画像データ、表示領域21aにデモンストレーション演出(以下、「デモ演出」という。)を表示させるためのデモ演出画像データ等を記憶する。ここで、各画像データには、表示領域21aに各画像データを表示させるために必要な複数の画素データ(ドット単位のデータ)が含まれている。
ここで、VDP305aには、2つのバッファ領域が設けられたVRAM305cが接続されている。VDP305aは、所定時間(例えば、1/30秒)ごとに送信されるサブCPU301からの指示に基づいて、表示領域21aにおける表示を実行するためのデータを生成する際に、以下の処理を行う。VDP305aは、画像データROM305bから、所定の画像データを読み出し、VRAM305cに展開するとともに、VRAM305cから、展開された画像データを読み出す。具体的には、VDP305aは、VRAM305cに設けられた一方のバッファ領域に対して、展開処理を行い、他方のバッファ領域から、既に展開処理が行われた画像データを読み出す。次にVDP305aは、サブCPU301の指示に基づいて、展開処理対象のバッファ領域と、読み出し対象のバッファ領域とを切り換える。そして、VDP305aは、読み出した画像データを、D/A変換回路305dを介して、表示領域21aに表示させる。
なお、本実施の形態では、画像データを展開する記憶装置としてVRAMを使用しているが、これに限られず、他の記憶装置を利用してもよい。たとえば、データを高速で読み書きできるSDRAMを用いてもよい。
音声制御回路306にはスピーカ8a,8bが接続されている。音声制御回路306は、サブCPU301の制御に基づき、音信号を生成する。スピーカ8a,8bは、入力したこの音信号に基づいて音を発生する。
ランプ制御回路307にはランプ・LED39aが接続されている。ランプ制御回路307は、サブCPU301の制御に基づき、信号を生成する。ランプ・LED39aは、入力したこの信号に基づいて遊技機1の各所に備え付けられているランプやLED(例えば、普通図柄記憶LEDや、特別図柄記憶LED等)などの点灯表示等を行う。
なお、パチンコ遊技機1における各処理は、主制御回路200と演出制御回路300とにより制御されているが、主制御回路200は、演出制御回路300により制御される処理の全部または一部を処理してもよく、演出制御回路300は、主制御回路200により制御される処理の全部または一部を処理してもよい。
以下において、本実施の形態における遊技機1の動作について説明する。図4(a)は、所定の周期(例えば、2msec)でメイン処理に割り込むように実行されるシステムタイマ割込処理を示すフロー図である。また、図4(b)は、本実施の形態における遊技機1のメイン処理を示すフロー図である。
まず、システムタイマ割込処理について、図面を参照しながら説明する。図4(a)に示すように、ステップ100において、メインCPU201は、レジスタに格納されている情報を退避させる。
ステップ110において、メインCPU201は、大当り判定用乱数値や普通当り判定用乱数値を更新する。
ステップ120において、メインCPU201は、スイッチ入力検出処理を行う。以下、スイッチ入力検出処理について具体的に説明する。
メインCPU201は、始動入賞口SW19a、一般入賞口SW19Sb、V・カウントSW19Sd、カウントSW19Seおよび通過ゲートSW19Saなどにより入力された検知信号を検出する。例えば、カウントSW19Seにより入力された検知信号を検出した場合、メインCPU201は、大当り遊技状態における1回のラウンド中に大入賞口15に入球した遊技球の数を計数し、大入賞口入賞カウンタを更新する。なお、1回のラウンドとは、前述したように大入賞口15の扉が開放状態となってから所定の時間(例えば、29.5秒)が経過するまで、または大入賞口15の扉が開放状態となってから所定数(例えば、10個)の遊技球が大入賞口15に入球するまでの期間のことである。
また、V・カウントSW19Sdにより入力された検知信号を検出した場合、メインCPU201は、大当り遊技状態における1回のラウンド中に特定領域を遊技球が通過したことを検出するとともに、大入賞口15に入球した遊技球の数を計数し、大入賞口入賞カウンタを更新する。
また、始動入賞口14,17に設けられた始動入賞口SW19aにより入力された検知信号を検出した場合、メインCPU201は、入賞記憶カウンタの値を確認し、上記値が例えば4以下の場合には、乱数抽選により大当り判定用乱数値と大当り図柄決定用乱数値とを抽出し、当該大当り判定用乱数値および大当り図柄決定用乱数値を入賞記憶として、メインRAM203の後述する入賞記憶領域に記憶する。
なお、入賞記憶カウンタの値が0のときは、特別図柄の変動表示が行われておらず、且つ、入賞記憶の数が0の状態である。入賞記憶カウンタの値が1となると、特別図柄の変動表示が行われている状態であり、且つ、入賞記憶の数が0の状態となる。また、当該カウンタの値が5のときは、特別図柄の変動表示が行われている状態であり、且つ、入賞記憶の数が4である旨が、特別図柄記憶LEDに表示される状態である。
また、通過ゲート13に設けられた通過ゲートSW19Saにより入力された検知信号を検出した場合、メインCPU201は、通過記憶カウンタの値を確認し、上記値が例えば4以下の場合には、乱数抽選により普通当り判定用乱数値を抽出し、当該普通当り判定用乱数値を通過記憶として、メインRAM203の後述する通過記憶領域に記憶する。
また、普通図柄表示領域における普通図柄の変動表示が不可(例えば、他の普通当り判定結果に基づいて、普通図柄表示領域における図柄が変動表示中である場合など)の状態であれば、普通図柄表示領域における図柄の変動表示が可能となるまで、当該通過記憶がある旨を普通図柄記憶LEDに表示する制御指令を送信する。
なお、通過記憶カウンタの値が0のときは、普通図柄表示領域において普通図柄の変動表示が行われておらず、且つ、通過記憶の数が0の状態である。通過記憶カウンタの値が1となると、普通図柄表示領域において普通図柄の変動表示が行われている状態であり、且つ、通過記憶の数が0の状態となる。また、当該カウンタの値が5のときは、普通図柄の変動表示が行われている状態であり、且つ、通過記憶の数が4である旨が、普通図柄記憶LEDに表示される状態である。
ステップ130において、メインCPU201は、変動表示されている普通図柄や特別図柄の残り変動表示時間等を示す待ち時間タイマ、遊技球が入賞し易い第1の状態にある始動入賞口17や大入賞口15の扉の残り開放時間などを更新する。
ステップ140において、メインCPU201は、賞球として払い出された遊技球の数や大当りの発生などの遊技情報を、遊技場に設置されているホールコンピュータに出力する。
ステップ150において、メインCPU201は、可動部材SOL71S、大入賞口SOL72S、シーソSOL73Sなどのソレノイドなどを駆動する。
ステップ160において、メインCPU201は、特別図柄の変動表示結果を指示するコマンド、特別図柄の変動表示パターンなどを指示する変動表示パターンコマンド、その他のコマンド等を演出制御回路300に出力する。
ステップ170において、メインCPU201は、メインRAM203に記憶されている始動入賞口14,17の入賞記憶個数を特別図柄記憶LEDの所定領域に表示するように指示する制御指令を出力し、さらに、球切れや下皿満タンなどのエラーを所定のランプに表示するように指示する制御指令、その他必要な制御指令を出力する。
ステップ180において、メインCPU201は、遊技球が入球した入賞口の種類(一般入賞口12や大入賞口15など)に応じて、所定の遊技球を賞球として払い出すように指示する払出指令信号などの制御指令を払出制御回路70aに出力する。
ステップ190において、メインCPU201は、ステップ100で退避した情報をレジスタに復帰させる。
次に、メイン処理について、図面を参照しながら説明する。図4(b)に示すように、ステップ10において、メインCPU201は、遊技機1における各種設定を、前回電源断となった際の設定に復帰するか、若しくは初期化する。
ステップ20において、メインCPU201は、特別図柄制御処理を実行する。
ここで、図5を用いて特別図柄制御処理の具体的な説明を行う。図5は、特別図柄制御処理を示すフロー図である。
ステップ20−1において、メインCPU201は、制御状態フラグをロードする処理を実行する。なお、制御状態フラグとは、特別図柄ゲームにおける遊技の状態を示すフラグであり、メインCPU201は、この制御状態フラグに基づいて、ステップ20−2乃至ステップ20−10における各処理を実行するか否かを判別する。
ステップ20−2において、メインCPU201は、特別図柄記憶チェック処理を行う。
ここで、図6を用いて特別図柄記憶チェック処理の具体的な説明を行う。図6は、本実施の形態における特別図柄記憶チェック処理を示すフロー図である。
ステップ20−2−1において、メインCPU201は、制御状態フラグが特別図柄記憶チェックを示す値(00)であるか否かを確認する。そして、メインCPU201は、制御状態フラグが特別図柄記憶チェックを示す値(00)である場合には、ステップ20−2−2の処理に移り、制御状態フラグが特別図柄記憶チェックを示す値(00)でない場合には、特別図柄記憶チェック処理における処理を終了する。
ステップ20−2−2において、メインCPU201は、入賞記憶カウンタの値が“0”であるか否かを確認する。そして、メインCPU201は、入賞記憶カウンタの値が“0”である場合にはステップ20−2−3の処理に移り、入賞記憶カウンタの値が“0”でない場合にはステップ20−2−4の処理に移る。
ステップ20−2−3において、メインCPU201は、デモ演出画像の表示を実行するように指示するデモ演出コマンドを生成し、セットする。なお、このデモ演出コマンドは、遊技状態が客待ち状態(特別図柄の変動表示の動作が行われておらず、大当り遊技状態(遊技状態フラグが大当り遊技状態を示す値(7)である場合)でもなく、入賞記憶もない状態)の場合に、生成される。
ステップ20−2−4において、メインCPU201は、特別図柄変動表示時間管理を示す値(01)を制御状態フラグにセットする。
ステップ20−2−5において、メインCPU201は、遊技状態フラグに第1の特別遊技状態を示す値(1)または第2の特別遊技状態を示す値(2)の何れかがセットされているか否かを確認する。そして、メインCPU201は、遊技状態フラグに第1の特別遊技状態を示す値(1)または第2の特別遊技状態を示す値(2)の何れかがセットされている場合には、ステップ20−2−6の処理に移り、遊技状態フラグに第1の特別遊技状態を示す値(1)または第2の特別遊技状態を示す値(2)の何れもセットされていない場合には、ステップ20−2−9の処理に移る。
ステップ20−2−6において、特別遊技状態終了抽選手段であるメインCPU201は、第1または第2の特別遊技状態を終了させるか否かの抽選である転落抽選を行う。
具体的には、メインCPU201は、乱数発生器により0から699の範囲で発生した乱数のうち、一の乱数値を抽出する。そして、メインCPU201は、抽出した乱数値が0〜1の範囲であった場合は、転落抽選に当選したことを決定し、一方、抽出した乱数値が2〜699の範囲であった場合には、転落抽選に当選しなかったことを決定する。
ステップ20−2−7において、メインCPU201は、ステップ20−2−6にて行った転落抽選に当選したか否かを確認する。そして、メインCPU201は、ステップ20−2−6の転落抽選に当選した場合は、ステップ20−2−8の処理に移り、ステップ20−2−6の転落抽選に当選しなかった場合は、ステップ20−2−9の処理に移る。
ステップ20−2−8において、メインCPU201は、遊技状態変更処理を行う。
具体的には、遊技状態フラグを確認し、当該フラグが第1の特別遊技状態を示す値(1)であった場合には、当該フラグに通常遊技状態を示す値(0)をセットして通常遊技状態の制御を行う(図11の遊技状態変更テーブル参照)。
すなわち、遊技状態フラグに通常遊技状態を示す値(0)をセットした後、抽選確率テーブル選択手段が選択するテーブルを第1の抽選確率テーブルに変更させて高確フラグに非確率変動状態を示す値(00H)をセットする。さらに、普通当り判定用テーブル選択手段が選択するテーブルを第1の普通当り判定用テーブルにさせておくとともに、時短フラグに非時短状態を示す値(00H)をセットする(図12の遊技状態に応じたフラグ設定値一覧テーブル参照)。
なお、高確フラグは、現在の状態が確率変動状態であるか否かを示すフラグである。例えば、高確フラグに(77H)がセットされていれば現在の状態は確率変動状態であることを意味し、一方、高確フラグに(00H)がセットされていれば現在の状態は確率変動状態ではないことを意味する。
また、時短フラグは、現在の状態が時短状態であるか否かを示すフラグである。例えば、時短フラグに(33H)がセットされていれば現在の状態は時短状態であることを意味し、一方、時短フラグに(00H)がセットされていれば現在の状態は時短状態ではないことを意味する。
ここで、遊技状態フラグが第2の特別遊技状態を示す値(2)であった場合には、当該フラグに第3の特別遊技状態を示す値(3)をセットして第3の特別遊技状態の制御を行う(図11の遊技状態変更テーブル参照)。
すなわち、遊技状態フラグに第3の特別遊技状態を示す値(3)をセットした後、抽選確率テーブル選択手段が選択するテーブルを第1の抽選確率テーブルに変更させて高確フラグに非確率変動状態を示す値(00H)をセットする。さらに、普通当り判定用テーブル選択手段が選択するテーブルを第2の普通当り判定用テーブルにさせておくとともに、時短フラグに時短状態を示す値(33H)をセットする(図12の遊技状態に応じたフラグ設定値一覧テーブル参照)。そしてさらに、メインCPU201は、時短カウンタに0をセットする。
ステップ20−2−9において、メインCPU201は、入賞記憶に含まれる大当り判定用乱数値と、抽選確率テーブル選択手段が選択するテーブルとを基にして大当り判定を行うとともに、液晶表示装置21における特別図柄の変動表示結果を決定する。
また、大当り判定の結果、大当りとなった場合には、大当りフラグ領域に大当りを示す値(77H)をセットする。一方、大当りにならなかった場合には、大当りフラグ領域に非大当りを示す値(00H)をセットする。
ステップ20−2−10において、メインCPU201は、大当り判定の結果が遊技状態を大当り遊技状態に移行させるものであるか否か(大当りフラグ領域に大当りを示す値(77H)がセットされているか否か)を確認する。そして、メインCPU201は、大当り判定の結果が遊技状態を大当り遊技状態に移行させるものである場合には、ステップ20−2−17の処理に移り、大当り判定の結果が遊技状態を大当り遊技状態に移行させるものでない場合には、ステップ20−2−11の処理に移る。
ステップ20−2−11において、メインCPU201は、所定の乱数値に基づいて非特定表示態様に対応する図柄、すなわち、はずれを示す停止図柄を決定する。具体的には、メインCPU201は、リーチ判定用の乱数から抽出された乱数値に基づいて、特別図柄の変動表示においてリーチ(リーチ変動表示など)を実行するか否か決定する。そして、メインCPU201は、特別図柄の変動表示においてリーチ(リーチ変動表示など)を実行する場合には、リーチ図柄決定用の乱数から抽出された乱数値に基づいて「左」および「右」の図柄を決定し、中はずれ図柄決定用の乱数から抽出された乱数値に基づいて「中」の図柄を決定する。さらに、メインCPU201は、特別図柄の変動表示においてリーチを実行しない場合には、「左」・「中」・「右」にそれぞれ対応するはずれ図柄決定用の乱数から抽出された乱数値に基づいて、「左」・「中」・「右」の図柄を決定する。そして、当該決定に基づいて停止図柄コマンドを生成しセットする。
ステップ20−2−12において、メインCPU201は、遊技状態フラグに第2の特別遊技状態を示す値(2)または第3の特別遊技状態を示す値(3)の何れかがセットされているか否かを確認する。そして、メインCPU201は、遊技状態フラグに第2の特別遊技状態を示す値(2)または第3の特別遊技状態を示す値(3)の何れかがセットされている場合には、ステップ20−2−13の処理に移り、遊技状態フラグに第2の特別遊技状態を示す値(2)または第3の特別遊技状態を示す値(3)の何れもセットされていない場合には、ステップ20−2−18の処理に移る。
ステップ20−2−13において、メインCPU201は、時短カウンタに”1”を加算する。
ステップ20−2−14において、メインCPU201は、時短カウンタの値が所定値であるか否か(100以上であるか否か)を確認する。また、メインCPU201は、時短カウンタの値が100を下回る場合にはステップ20−2−18の処理に移り、時短カウンタの値が100以上の場合にはステップ20−2−15の処理に移る。
ステップ20−2−15において、メインCPU201は、遊技状態変更処理を行う。
具体的には、遊技状態フラグを確認し、当該フラグが第3の特別遊技状態を示す値(3)であった場合には、遊技状態フラグに通常遊技状態を示す値(0)をセットして通常遊技状態の制御を行う(図11の遊技状態変更テーブル参照)。
すなわち、遊技状態フラグに通常遊技状態を示す値(0)をセットした後、抽選確率テーブル選択手段が選択するテーブルを第1の抽選確率テーブルにさせておくとともに、普通当り判定用テーブル選択手段が選択するテーブルを第1の普通当り判定用テーブルに変更して時短フラグに非時短状態を示す値(00H)をセットする(図12の遊技状態に応じたフラグ設定値一覧テーブル参照)。
一方、遊技状態フラグが第2の特別遊技状態を示す値(2)であった場合には、当該フラグに第1の特別遊技状態を示す値(1)をセットして第1の特別遊技状態の制御を行う(図11の遊技状態変更テーブル参照)。
すなわち、遊技状態フラグに第1の特別遊技状態を示す値(1)をセットした後、抽選確率テーブル選択手段が選択するテーブルを第2の抽選確率テーブルにさせておくとともに高確フラグに確率変動状態を示す値(77H)をセットする。さらに、普通当り判定用テーブル選択手段が選択するテーブルを第1の普通当り判定用テーブルに変更して時短フラグに非時短状態を示す値(00H)をセットする(図12の遊技状態に応じたフラグ設定値一覧テーブル参照)
ステップ20−2−16において、メインCPU201は、時短カウンタに0をセットする。
ステップ20−2−17において、メインCPU201は、入賞記憶に含まれる大当り図柄決定用乱数値に基づいて特定表示態様に対応する図柄、すなわち、大当りを示す停止図柄(「左」・「中」・「右」)を決定する。そして、当該決定に基づいて停止図柄コマンドを生成しセットする。
ステップ20−2−18において、メインCPU201は、特別図柄の変動表示パターンの決定処理を行う。具体的には、メインCPU201は、乱数発生器により0から99の範囲で発生した乱数のうち、一の乱数値を抽出する。そして、メインCPU201は、抽出した乱数値と、図15に示す変動表示パターン選択テーブルとを比較して、特別図柄の変動表示パターンを決定する。そして、当該決定に基づいて変動表示パターンコマンドを生成してセットする。
例えば、メインCPU201は、大当り判定の結果が遊技状態を大当り遊技状態に移行させるものでなく、かつ、特別図柄の変動表示においてリーチを実行しない場合には、「通常変動」を特別図柄の変動表示パターンとして決定する。そして、当該決定に基づいて変動表示パターンコマンドを生成してセットする。
また、メインCPU201は、大当り判定の結果が遊技状態を大当り遊技状態に移行させるものでなく、かつ、特別図柄の変動表示においてリーチを実行する場合に抽出された乱数値が0から69の範囲に含まれるものであったとき、「ノーマルリーチ」を特別図柄の変動表示パターンとして決定し、一方、抽出された乱数値が70から99の範囲に含まれるものであったとき、「スーパーリーチ」を特別図柄の変動表示パターンとして決定する。また、メインCPU201は、大当り判定の結果が遊技状態を大当り遊技状態に移行するものである場合に抽出された乱数値が0から39の範囲に含まれるとき、「ノーマルリーチ当り」を特別図柄の変動表示パターンとして決定し、抽出された乱数値が40から94の範囲に含まれるとき、「スーパーリーチ当り」を特別図柄の変動表示パターンとして決定する。そして、抽出された乱数値が95から99の範囲に含まれるときには、「全回転」を特別図柄の変動表示パターンとして決定する。そして、当該決定に基づいて変動表示パターンコマンドを生成してセットする。
ステップ20−2−19において、メインCPU201は、ステップ20−2−18により決定された変動表示パターンに対応する変動表示時間を待ち時間タイマにセットする。
なお、特別図柄の変動表示は、ステップ20−2−19よって決定された変動表示時間の間、ステップ20−2−18によって決定された変動表示パターンに基づいて行われ、変動表示時間が終了すると、特別図柄は、停止図柄コマンドが示す図柄を表示して停止する。
ステップ20−2−20において、メインCPU201は、今回の特別図柄記憶チェック処理に用いられた乱数値などを、所定の記憶領域から消去する。
ステップ20−3において、メインCPU201は、制御状態フラグが特別図柄変動表示時間管理を示す値(01)であり、変動表示時間がセットされた待ち時間タイマの値が“0”である場合に、特別図柄表示時間管理処理を示す値(02)を制御状態フラグにセットするとともに、確定後待ち時間(例えば、1秒)を待ち時間タイマにセットする。
ステップ20−4において、メインCPU201は、制御状態フラグが特別図柄表示時間管理処理を示す値(02)であり、さらに、確定後待ち時間がセットされた待ち時間タイマの値が“0”であり、そして、ステップ20−2−9で行われた大当り判定の結果が遊技状態を大当り遊技状態に移行させるものである場合には、大当り開始インターバル管理処理を示す値(03)を制御状態フラグにセットするとともに、大当り開始インターバルに対応する時間(例えば、10秒)を待ち時間タイマにセットする。ここで、メインCPU201は、大当り遊技開始コマンドを生成しセットする。
また、メインCPU201は、ステップ20−2−9で行われた大当り判定の結果が遊技状態を大当り遊技状態に移行させるものでない場合(はずれの場合)には、特別図柄ゲーム終了処理を示す値(08)を制御状態フラグにセットする。
ステップ20−5において、メインCPU201は、制御状態フラグが大当り開始インターバル管理処理を示す値(03)であり、大当り開始インターバルに対応する時間がセットされた待ち時間タイマの値が“0”である場合には、大入賞口15の扉を開放するように大入賞口SOL72Sを制御する。メインCPU201は、大入賞口開放中処理を示す値(04)を制御状態フラグにセットするとともに、開放上限時間(例えば、30秒)を大入賞口開放時間タイマにセットする。
ステップ20−6において、メインCPU201は、制御状態フラグが大入賞口開放中処理を示す値(04)である場合に、開放上限時間がセットされた大入賞口時間タイマの値が“0”であるという条件、または大入賞口15に遊技球が10個以上入球したという条件のうち、いずれかの条件が成立しているか否かを確認する。また、メインCPU201は、上述の条件のうち、いずれかの条件が成立している場合、大入賞口15の扉を閉じるように大入賞口SOL72Sを制御し、さらに、大入賞口内残留球監視処理を示す値(05)を制御状態フラグにセットするとともに、大入賞口内残留球監視時間(例えば、1秒)を待ち時間タイマにセットする。
ステップ20−7において、メインCPU201は、制御状態フラグが大入賞口内残留球監視処理を示す値(05)であり、大入賞口内残留球監視時間がセットされた待ち時間タイマの値が“0”である場合には、大入賞口15に具備されている特定領域を遊技球が通過しなかったという条件、または大入賞口開放回数カウンタの値が“15”以上(最終ラウンド)であるという条件のうち、いずれかの条件が成立しているか否かを確認する。なお、大入賞口開放回数カウンタとは、大当り遊技状態におけるラウンド数をカウントするものである。また、メインCPU201は、上述の条件のうち、いずれかの条件が成立している場合には、大当り終了インターバル処理を示す値(07)を制御状態フラグにセットするとともに、大当り終了インターバルに対応する時間を待ち時間タイマにセットする。さらに、メインCPU201は、上述の条件のうち、いずれの条件も成立していない場合には、大入賞口再開放待ち時間管理処理を示す値(06)を制御状態フラグにセットするとともにラウンド間インターバルに対応する時間を待ち時間タイマにセットする。
ステップ20−8において、メインCPU201は、制御状態フラグが大入賞口再開放待ち時間処理を示す値(06)であり、ラウンド間インターバルに対応する時間がセットされた待ち時間タイマの値が“0”である場合には、大入賞口開放回数カウンタの値に“1”を加算する。また、メインCPU201は、大入賞口開放中処理を示す値(04)を制御状態フラグにセットするとともに、開放上限時間(例えば、30秒)を大入賞口開放時間タイマにセットする。
ステップ20−9において、メインCPU201は、大当り終了インターバル処理を行う。
ここで、図7を用いて大当り終了インターバル処理の具体的な説明を行う。図7は、本実施の形態における大当り終了インターバル処理を示すフロー図である。
ステップ20−9−1において、メインCPU201は、制御状態フラグが大当り終了インターバル処理を示す値(07)であるか否かを確認する。そして、メインCPU201は、制御状態フラグが大当り終了インターバル処理を示す値(07)である場合には、ステップ20−9−2の処理に移り、制御状態フラグが大当り終了インターバル処理を示す値(07)でない場合には、大当り終了インターバル処理を終了する。
ステップ20−9−2において、メインCPU201は大当り終了インターバルに対応する時間がセットされた待ち時間タイマの値が“0”であるか否かを確認する。そして、メインCPU201は、大当り終了インターバルに対応する時間がセットされた待ち時間タイマの値が“0”である場合には、ステップ20−9−3の処理に移り、大当り終了インターバルに対応する時間がセットされた待ち時間タイマの値が“0”でない場合には、大当り終了インターバル処理を終了する。
ステップ20−9−3において、メインCPU201は、特別図柄ゲーム終了処理を示す値(08)を制御状態フラグにセットする。また、メインCPU201は、大当り遊技終了コマンドを生成し、セットするとともに、大当りフラグ領域にセットされている値をリセット(大当りを示す値(77H)をリセット)する。
ステップ20−9−4において、メインCPU201は、遊技状態変更処理を行う。
具体的には、遊技状態フラグを確認し、当該フラグが通常遊技状態を示す値(0)であった場合には、当該フラグに第1の特別遊技状態を示す値(1)をセットして第1の特別遊技状態の制御を行う(図11の遊技状態変更テーブル参照)。
すなわち、遊技状態フラグに第1の特別遊技状態を示す値(1)をセットした後、抽選確率テーブル選択手段が選択するテーブルを第2の抽選確率テーブルに変更させて高確フラグに確率変動状態を示す値(77H)をセットする。さらに、普通当り判定用テーブル選択手段が選択するテーブルを第1の普通当り判定用テーブルにさせておくとともに、時短フラグに非時短状態を示す値(00H)をセットする(図12の遊技状態に応じたフラグ設定値一覧テーブル参照)。
一方、遊技状態フラグが第1の特別遊技状態を示す値(1)、第2の特別遊技状態を示す値(2)または第3の特別遊技状態を示す値(3)であった場合には、当該フラグに第2の特別遊技状態を示す値(2)をセットして第2の特別遊技状態の制御を行う(図11の遊技状態変更テーブル参照)。
すなわち、遊技状態フラグに第2の特別遊技状態を示す値(2)をセットした後、抽選確率テーブル選択手段が選択するテーブルを第2の抽選確率テーブルに変更させて高確フラグに確率変動状態を示す値(77H)をセットする。さらに、普通当り判定用テーブル選択手段が選択するテーブルを第2の普通当り判定用テーブルに変更させるとともに、時短フラグに時短状態を示す値(33H)をセットする(図12の遊技状態に応じたフラグ設定値一覧テーブル参照)。
ステップ20−9−5において、メインCPU201は、遊技状態フラグに第2の特別遊技状態を示す値(2)がセットされているか否かを確認する。そして、メインCPU201は、遊技状態フラグに第2の特別遊技状態を示す値(2)がセットされている場合には、ステップ20−9−6の処理に移り、遊技状態フラグに第2の特別遊技状態を示す値(2)がセットされていない場合には大当りインターバル処理を終了する。
ステップ20−9−6において、メインCPU201は、時短カウンタに0をセットする。
ステップ20−10において、メインCPU201は、制御状態フラグが特別図柄ゲーム終了処理を示す値(08)である場合に、入賞記憶カウンタから“1”を減算する。また、メインCPU201は、特別図柄記憶領域(“1”〜“4”)にそれぞれ記憶されているデータを、それぞれ特別図柄記憶領域(“0”〜“3”)にシフトさせるとともに、特別図柄記憶チェック処理を示す値(00)を制御状態フラグにセットする。
なお、特別図柄記憶領域とは、メインRAM203に具備され、始動入賞口14,17に遊技球が入賞したことを条件として抽出される大当り判定用乱数値などが、特別図柄記憶領域“0”から順に記憶される入賞記憶領域である。また、特別図柄記憶領域(“1”〜“4”)に記憶されている大当り判定用乱数値などは、上述の入賞記憶に相当し、特別図柄記憶領域“0”に記憶されている大当り判定用の乱数値などは、ステップ20−2−9における大当り判定などに用いられるものである。
ステップ30において、メインCPU201は、普通図柄制御処理を実行する。
ここで、図8を用いて普通図柄制御処理の具体的な説明を行う。図8は、普通図柄制御処理を示すフロー図である。
ステップ30−1において、メインCPU201は、普通図柄制御状態フラグをロードする処理を実行する。なお、普通図柄制御状態フラグとは、普通図柄ゲームにおける遊技の状態を示すフラグであり、メインCPU201は、この普通図柄制御状態フラグに基づいて、ステップ30−2乃至ステップ30−6における各処理を実行するか否か判別する。
ステップ30−2において、メインCPU201は、普通図柄記憶チェック処理を行う。
ここで、図9を用いて普通図柄記憶チェック処理の具体的な説明を行う。図9は、本実施の形態における普通図柄記憶チェック処理を示すフロー図である。
ステップ30−2−1において、メインCPU201は、普通図柄制御状態フラグが普通図柄記憶チェックを示す値(00)であるか否かを確認する。そして、メインCPU201は、普通図柄制御状態フラグが普通図柄記憶チェックを示す値(00)である場合には、ステップ30−2−2の処理に移り、普通図柄制御状態フラグが普通図柄記憶チェックを示す値(00)でない場合には、普通図柄記憶チェック処理における処理を終了する。
ステップ30−2−2において、メインCPU201は、通過記憶カウンタの値が“0”であるか否かを確認する。そして、メインCPU201は、通過記憶カウンタの値が“0”である場合にはステップ30−2−3の処理に移り、通過記憶カウンタの値が“0”でない場合にはステップ30−2−4の処理に移る。
ステップ30−2−3において、メインCPU201は、普通図柄表示領域に普通図柄デモ演出表示を実行するように指示する普通図柄デモ演出コマンドを生成し、セットする。なお、この普通図柄デモ演出コマンドは、遊技状態が客待ち状態(当該普通図柄表示領域で普通図柄の可変表示の動作が行われておらず、通過記憶がない状態)の場合に、生成される。また、このコマンドは、所定の送信タイミング(例えばステップ160)で演出制御回路300に出力される。
ステップ30−2−4において、メインCPU201は、通過記憶に含まれる普通当り判定用乱数値に基づいて普通当り判定を行い、普通当りとなったか否かを確認する。具体的には、通過記憶に含まれる普通当り判定用乱数値と普通当り判定用テーブル選択手段が選択するテーブルとを基にして普通当り判定を行う。
また、メインCPU201は、普通当り判定の結果、普通当りとなった場合には、普通当りフラグ領域に普通当りを示す値(77H)をセットするとともに普通当りを示す停止図柄コマンドを生成してセットする。一方、普通当りにならなかった場合には、普通当りフラグ領域に非普通当りを示す値(00H)をセットするとともに普通はずれを示す停止図柄コマンドを生成してセットする。
ここで、普通当りを示す停止図柄コマンドは、普通図柄表示領域における普通図柄を「当り」を意味する表示態様で停止させるコマンドである。また、普通はずれを示す停止図柄コマンドは、普通図柄表示領域における普通図柄を「はずれ」を意味する表示態様で停止させるコマンドである。
そして上記停止図柄コマンドは、後述する普通図柄変動時間タイマが“0”になったときに有効となるように設定される。また、このコマンドは、所定の送信タイミング(例えばステップ160)で演出制御回路300に出力される。
ステップ30−2−5において、メインCPU201は、乱数抽選により普通図柄表示領域における普通図柄の変動表示パターンを決定し、当該決定に基づいて普通図柄の変動表示パターンコマンドを生成してセットする。
ステップ30−2−6において、メインCPU201は、時短フラグが時短状態を示す値(33H)であるか否かを確認する。そして、メインCPU201は、時短フラグが時短状態を示す値(33H)である場合には、ステップ30−2−8の処理に移り、時短フラグが時短状態を示す値(33H)でない場合には、ステップ30−2−7の処理に移る。
ステップ30−2−7において、メインCPU201は、普通図柄変動時間タイマに30秒をセットする。
ここで、普通図柄変動時間タイマとは、普通図柄表示領域における普通図柄が変動表示する時間を指している。
ステップ30−2−8において、メインCPU201は、普通図柄変動時間タイマに5.1秒をセットする。
なお、普通図柄表示領域における普通図柄の変動表示は、ステップ30−2−7もしくはステップ30−2−8によってセットされた普通図柄の変動表示時間の間、ステップ30−2−5によって決定された普通図柄の変動表示パターンに基づいて行われ、普通図柄の変動表示時間が終了すると、普通図柄表示領域における普通図柄は、ステップ30−2−4によってセットされた停止図柄コマンドに応じた表示態様で停止する。
ステップ30−2−9において、メインCPU201は、普通図柄変動時間管理を示す値(01)を普通図柄制御状態フラグにセットする。
ステップ30−2−10において、メインCPU201は、今回の普通図柄記憶チェック処理で用いられた乱数値などを、所定の記憶領域から消去する。
ステップ30−3において、メインCPU201は、普通図柄変動時間管理処理を行う。
具体的には、メインCPU201は、まず、普通図柄制御状態フラグおよび普通図柄変動時間タイマの値を確認する。そして、普通図柄制御状態フラグが普通図柄変動時間管理を示す値(01)であり、且つ普通図柄変動時間タイマの値が“0”である場合には、メインCPU201は、普通図柄表示時間管理を示す値(02)を普通図柄制御状態フラグにセットするとともに、確定後待ち時間(例えば、0.5秒)を普通図柄待ち時間タイマにセットする。
ステップ30−4において、メインCPU201は、普通図柄表示時間管理処理を行う。
ここで、図10を用いて普通図柄表示時間管理処理の具体的な説明を行う。図10は、本実施の形態における普通図柄表示時間管理処理を示すフロー図である。
ステップ30−4−1において、メインCPU201は、普通図柄制御状態フラグが普通図柄表示時間管理を示す値(02)であるか否かを確認する。そして、メインCPU201は、普通図柄表示時間管理を示す値(02)である場合には、ステップ30−4−2の処理に移り、普通図柄表示時間管理を示す値(02)でない場合には、普通図柄表示時間管理処理における処理を終了する。
ステップ30−4−2において、メインCPU201は、普通図柄待ち時間タイマの値が“0”であるか否かを確認する。そして、メインCPU201は、普通図柄待ち時間タイマの値が“0”である場合には、ステップ30−4−3の処理に移り、普通図柄待ち時間タイマの値が“0”でない場合には、普通図柄表示時間管理処理における処理を終了する。
ステップ30−4−3において、メインCPU201は、普通当りフラグ領域に普通当りを示す値(77H)がセットされているか否かを確認する。そして、メインCPU201は、普通当りを示す値(77H)がセットされている場合には、ステップ30−4−5の処理に移り、普通当りを示す値(77H)がセットされていない場合には、ステップ30−4−4の処理に移る。
ステップ30−4−4において、メインCPU201は、普通図柄ゲーム終了を示す値(04)を普通図柄制御状態フラグにセットし、普通図柄表示時間管理処理における処理を終了する。
ステップ30−4−5において、メインCPU201は、時短フラグが時短状態を示す値(33H)であるか否かを確認する。そして、メインCPU201は、時短フラグが時短状態を示す値(33H)である場合には、ステップ30−4−7の処理に移り、時短フラグが時短状態を示す値(33H)でない場合には、ステップ30−4−6の処理に移る。
ステップ30−4−6において、メインCPU201は、始動入賞口17を第1の状態に切り替えるとともに、普通電役開放時間タイマに0.3秒をセットする。
ステップ30−4−7において、メインCPU201は、始動入賞口17を第1の状態に切り替えるとともに、普通電役開放時間タイマに6.7秒をセットする。
ステップ30−4−8において、メインCPU201は、普通電役開放を示す値(03)を普通図柄制御状態フラグにセットし、普通図柄表示時間管理処理における処理を終了する。
ステップ30−5において、メインCPU201は、普通電動役物開放処理を行う。
当該普通電動役物開放処理は、普通図柄制御状態フラグが普通電役開放を示す値(03)である場合に実行される処理である。
普通図柄制御状態フラグが普通電役開放を示す値(03)である場合、メインCPU201は、始動入賞口14,17に所定数の遊技球が入賞(例えば4個)もしくは普通電役開放時間タイマの値が“0”となったか否かを確認する。そして、始動入賞口14,17に所定数の遊技球が入賞もしくは普通電役開放時間タイマの値が“0”となった場合には、メインCPU201は、普通図柄ゲーム終了を示す値(04)を普通図柄制御状態フラグにセットするとともに、始動入賞口17を第2の状態に切り替える。
ステップ30−6において、メインCPU201は、普通図柄ゲーム終了処理を行う。
具体的には、メインCPU201は、まず、普通図柄制御状態フラグが普通図柄ゲーム終了を示す値(04)であるか否かを確認する。確認の結果、普通図柄制御状態フラグが普通図柄ゲーム終了を示す値(04)でない場合には、普通図柄ゲーム処理を終了する。
一方、普通図柄制御状態フラグが普通図柄ゲーム終了を示す値(04)である場合には、メインCPU201は、通過記憶カウンタから“1”を減算する。次に、メインCPU201は、普通図柄記憶領域(“1”〜“4”)にそれぞれ記憶されているデータを、それぞれ普通図柄記憶領域(“0”〜“3”)にシフトさせるとともに、普通図柄制御状態フラグに普通図柄記憶チェックを示す値(00)をセットする。
なお、普通図柄記憶領域とは、メインRAM203に具備され、通過ゲート13を遊技球が通過したことを条件として抽出される普通当り判定用乱数値などが、普通図柄記憶領域“0”から順に記憶される通過記憶領域である。また、普通図柄記憶領域(“1”〜“4”)に記憶されている普通当り判定用乱数値などは、上述の通過記憶に相当し、普通図柄記憶領域“0”に記憶されている普通当り判定用の乱数値などは、普通当り判定などに用いられるものである。
ステップ40において、メインCPU201は、リーチ図柄決定用乱数、はずれ図柄決定用乱数などの値を更新する。
なお、メインCPU201は、上述のステップ20からステップ40までの処理を繰り返し行う。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これは本発明を具体的に例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではない。
例えば、本実施の形態において、メインCPU201は、第2または第3の特別遊技状態に制御されてから、特別図柄の変動表示結果が非特定表示態様となる毎に時短カウンタを更新(時短カウンタに“1”を加算)していたが、本発明はこれに限られず、時短カウンタを更新するタイミングは他のタイミングであってもよい。例えば、所定の時間が経過する毎に時短カウンタを更新してもよいし、始動入賞口17が第1の状態になる毎に時短カウンタを更新してもよい。
また、本実施の形態の時短カウンタの値を、液晶表示装置21、スピーカ8a,8b、ランプ・LED39a等にて報知するようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、パンクした場合(大当り遊技状態における1回のラウンド中に、大入賞口15の特定領域を通過する遊技球が存在しなかった場合)であっても、大当り遊技状態の終了後、図11に示す遊技状態変更テーブルに従って遊技状態が変化するようになっているが、これに限られず、パンクした場合においては、遊技状態を強制的に通常遊技状態に移行させるようにしてもよい。
なお、以上においては、現実のパチンコ遊技機1について説明したが、本発明によれば、パチンコ遊技機1と同様の機能を、シミュレーションプログラム950を内蔵するテレビゲーム機やパソコン等のコンピュータ端末960に実現させることができる(例えば、図16参照)。
たとえば、ディスプレイ970は、複数種類の特別図柄の変動表示が可能な液晶表示装置21(図2参照)を模した画像を表示する領域を有し、さらに、その領域に遊技領域2bを模した画像と、始動入賞口17(図2参照)を模した画像、大入賞口15(図2参照)を模した画像とを表示させるようになっている。
また、コンピュータ端末960に内蔵されているシミュレーションプログラム950は、操作スイッチ980の操作に応じてディスプレイ970の画面上で遊技領域2bを模した画像に遊技球を発射する機能を実現させるようになっている。
シミュレーションプログラム950は、コンピュータ960に、複数種類の特別図柄の変動表示が可能な液晶表示装置21を模した画像、遊技球が転動する遊技領域2bを模した画像、および遊技領域2bに設けられ遊技球が入賞し易い第1の状態と遊技球が入賞し難い第2の状態に変化可能な始動入賞口17を模した画像の表示をディスプレイ970に行わせる画像表示機能と、ディスプレイ970における特別図柄の変動表示結果を決定する際に用いられる第1の抽選確率テーブル、および第1の抽選確率テーブルと比べてディスプレイ970における特別図柄の変動表示結果が予め定められた特定表示態様となる確率の高い第2の抽選確率テーブルとを記憶する抽選確率テーブル記憶機能と、抽選確率テーブル記憶機能に記憶された複数種類の抽選確率テーブルのうちいずれかの抽選確率テーブルを選択する抽選確率テーブル選択機能と、大入賞口15を模した画像に遊技球が入賞したことを契機に、抽選確率テーブル選択機能が選択するテーブルを基にしてディスプレイ970における特別図柄の変動表示結果を決定する変動表示結果決定機能と、変動表示結果決定機能によりディスプレイ970における特別図柄の変動表示結果が特定表示態様に決定された場合に、所定条件の下、大入賞口15を模した画像に所定回数開放する動作を行わせる大当り遊技状態の制御を行うとともに、当該大当り遊技状態終了後、遊技者にとって有利な特別遊技状態の制御を行う特別遊技状態制御機能と、特別遊技状態を終了させるか否かの抽選を行う特別遊技状態終了抽選機能とを備え、特別遊技状態制御機能は、抽選確率テーブル選択機能が第1の抽選確率テーブルを選択している通常遊技状態中に、変動表示結果決定機能によりディスプレイ970における特別図柄の変動表示結果が特定表示態様に決定された場合には、大当り遊技状態終了後、抽選確率テーブル選択機能が選択するテーブルを第2の抽選確率テーブルに変更させる第1の特別遊技状態の制御を行う第1の特別遊技状態制御機能と、第1の特別遊技状態中に、変動表示結果決定機能によりディスプレイ970における特別図柄の変動表示結果が特定表示態様に決定された場合には、大当り遊技状態の終了後、抽選確率テーブル選択機能が選択するテーブルを第2の抽選確率テーブルにさせておくとともに、特別入賞装置を模した画像が第2の状態から第1の状態に変化する頻度を通常遊技状態より向上させる第2の特別遊技状態の制御を行う第2の特別遊技状態制御機能とを実現させるようになっている。
なお、シミュレーションプログラム950は、ROMカートリッジ、CD−ROM、DVD等の記録媒体に記憶されたり、通信衛星等のネットワーク環境下、或いはインターネット等の通信回線を利用して配布されたりすることができる。
以上の構成によって、遊技者は、操作スイッチ980を操作することによって現実のパチンコ遊技機1での遊技を疑似体験することができる。
したがって、本実施の形態のシミュレーションプログラム950は、始動入賞口17を模した画像が第2の状態と第1の状態に変化する頻度を通常遊技状態より向上させる第2の特別遊技状態(すなわち、遊技者にとって有利な時短が発生する状態)には、第1の特別遊技状態中に、ディスプレイ970における特別図柄の変動表示結果が特定表示態様に決定された場合(すなわち大当りとなった場合)に初めて移行されるので、遊技者に達成感を与えて遊技の単調さを解消することができ、遊技の興趣の向上を図ることができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、始動入賞口17が第2の状態と第1の状態に変化する頻度を通常遊技状態より向上させる第2の特別遊技状態(すなわち、遊技者にとって有利な時短が発生する状態)には、第1の特別遊技状態中に、変動表示結果決定手段である主制御回路200のメインCPU201により液晶表示装置21における特別図柄の変動表示結果が特定表示態様に決定された場合(すなわち大当りとなった場合)に初めて移行されるようになっているので、遊技者に達成感を与えて遊技の単調さを解消することができ、遊技の興趣の向上を図ることができる。
また、本実施の形態によれば、特別遊技状態制御手段であるメインCPU201は、第1の特別遊技状態中に、特別遊技状態終了抽選手段により特別遊技状態を終了することが決定された場合には、第2の特別遊技状態には移行させず、遊技状態を通常遊技状態に移行させるようにしているため、遊技者に緊張感を与えて遊技の単調さを解消することができ、遊技の興趣の向上を図ることができる。
また、本実施の形態によれば、第2の特別遊技状態、第3の特別遊技状態など、時短(始動入賞口17が第2の状態から第1の状態に変化する頻度が通常遊技状態に比べて向上する状態)が発生する時短状態は複数種類あり、また、それぞれの時短状態に突入する契機も異なるようになっているので、遊技の単調さを解消することができるとともに、遊技者に緊張感を与えて遊技の興趣の向上を図ることができる。
また、本実施の形態によれば、特別遊技状態制御手段であるメインCPU201は、変動表示結果決定手段により特定表示態様以外の変動表示結果を所定回数決定された場合に第2の特別遊技状態を終了させるようにしているので、遊技状態が極端に遊技者に有利になったり、または不利になったり等、一方に偏ることがない。そのため、遊技性に不都合を生じさせることがない。
さらに、本実施の形態によれば、特別遊技状態制御手段であるメインCPU201は、第3の特別遊技状態中に、液晶表示装置21における特別図柄の変動表示結果が特定表示態様に決定された場合(すなわち大当りとなった場合)に、大当り遊技状態終了後、遊技状態を再び第2の特別遊技状態に移行させるようにしているので、遊技者に達成感を与えて遊技の単調さを解消することができ、遊技の興趣の向上を図ることができる。
また、本実施の形態によれば、特別遊技状態制御手段であるメインCPU201は、変動表示結果決定手段により特定表示態様以外の変動表示結果を所定回数決定された場合に第3の特別遊技状態を終了させるようにしているので、遊技状態が極端に遊技者に有利になったり、または不利になったり等、一方に偏ることがない。そのため、遊技性に不都合を生じさせることがない。
以上の説明においては、本発明をパチンコ遊技機本体が遊技台に取り付けられた遊技機に適用した場合が説明されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、パチスロ遊技機(スロットマシン)、雀球、スマートボールあるいはゲームセンターに設置された各種ゲーム機など、種々の遊技機に適用することが可能である。
本発明の一実施の形態である遊技機を示す斜視図である。 本実施の形態に係る遊技盤の正面図である。 図1の遊技機の制御系を示すブロック図である。 本実施の形態に係る遊技機の動作を示すフロー図である。 本実施の形態に係る特別図柄制御処理を示すフロー図である。 本実施の形態に係る特別図柄記憶チェック処理を示すフロー図である。 本実施の形態に係る大当り終了インターバル処理を示すフロー図である。 本実施の形態に係る普通図柄制御処理を示すフロー図である。 本実施の形態に係る普通図柄記憶チェック処理を示すフロー図である。 本実施の形態に係る普通図柄表示時間管理処理を示すフロー図である。 本実施の形態に係る遊技状態変更テーブルを示す図である。 本実施の形態に係る遊技状態に応じたフラグ設定値一覧テーブルを示す図である。 本実施の形態に係る普通当り判定用テーブルを示す図である。 本実施の形態に係る抽選確率テーブルを示す図である。 本実施の形態に係る変動表示パターン選択テーブルを示す図である。 本発明のシミュレーションプログラムを内蔵するコンピュータ端末を示す図である。
符号の説明
1 パチンコ機(遊技機)
2a 遊技盤
2b 遊技領域
3 遊技機本体
3a 本体枠
3b ベース枠
4 ガラス扉
5 皿ユニット
5a 上皿
5b 下皿
6 レール
7 ハンドル
8a,8b スピーカ
9 球貸し操作パネル
10 シャッタレバー
12 一般入賞口
13 通過ゲート
14 始動入賞口
17 始動入賞口(特別入賞装置)
15 大入賞口(可変入賞装置)
16 アウト口
18 電動役物構成部材
19Sd V・カウントSW
19Se カウントSW
19Sb 一般入賞口SW
19Sa 通過ゲートSW
19a 始動口SW
21 液晶表示装置(変動表示手段)
21a 表示領域
70a 払出制御回路
70b 発射制御回路
71S 可動部材SOL
72S 大入賞口SOL
73S シーソーSOL
74S バックアップクリアSW
81 カードユニット
82 払出装置
90 発射装置
200 主制御回路
201 メインCPU
202 メインROM(抽選確率テーブル記憶手段)
203 メインRAM
204 初期リセット回路
205 I/Oポート
206 コマンド出力ポート
300 演出制御回路
301 サブCPU
302 プログラムROM
303 ワークRAM
304 コマンド入力ポート
305 画像制御回路
305a VDP
305b 画像データROM
305c VRAM
305d D/A変換回路
306 音声制御回路
307 ランプ制御回路
950 シミュレーションプログラム
960 コンピュータ
970 ディスプレイ
980 操作スイッチ

Claims (7)

  1. 複数種類の識別情報の変動表示が可能な変動表示手段と、
    遊技球が転動する遊技領域に設けられ、遊技球が入賞し易い第1の状態と、遊技球が入賞し難い第2の状態に変化可能な特別入賞装置と、
    前記変動表示手段における識別情報の変動表示結果を決定する際に用いられる第1の抽選確率テーブル、および前記第1の抽選確率テーブルと比べて前記変動表示手段における識別情報の変動表示結果が予め定められた特定表示態様となる確率の高い第2の抽選確率テーブルとを記憶する抽選確率テーブル記憶手段と、
    前記抽選確率テーブル記憶手段に記憶された複数種類の抽選確率テーブルのうちいずれかの抽選確率テーブルを選択する抽選確率テーブル選択手段と、
    前記特別入賞装置に遊技球が入賞したことを契機に、前記抽選確率テーブル選択手段が選択するテーブルを基にして前記変動表示手段における識別情報の変動表示結果を決定する変動表示結果決定手段と、
    前記変動表示結果決定手段により前記変動表示手段における識別情報の変動表示結果が特定表示態様に決定された場合に、可変入賞装置を所定条件の下に所定回数開放する大当り遊技状態の制御を行うとともに、当該大当り遊技状態終了後、遊技者にとって有利な特別遊技状態の制御を行う特別遊技状態制御手段とを備え、
    前記特別遊技状態制御手段は、
    前記抽選確率テーブル選択手段が前記第1の抽選確率テーブルを選択している通常遊技状態中に、前記変動表示結果決定手段により前記変動表示手段における識別情報の変動表示結果が特定表示態様に決定された場合には、大当り遊技状態終了後、前記抽選確率テーブル選択手段が選択するテーブルを第2の抽選確率テーブルに変更させる第1の特別遊技状態の制御を行う第1の特別遊技状態制御手段と、
    前記第1の特別遊技状態中に、前記変動表示結果決定手段により前記変動表示手段における識別情報の変動表示結果が特定表示態様に決定された場合には、大当り遊技状態の終了後、前記抽選確率テーブル選択手段が選択するテーブルを第2の抽選確率テーブルにさせておくとともに、前記特別入賞装置が第2の状態から第1の状態に変化する頻度を通常遊技状態より向上させる第2の特別遊技状態の制御を行う第2の特別遊技状態制御手段とを含む、
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 特別遊技状態を終了させるか否かの抽選を行う特別遊技状態終了抽選手段を含み、
    前記特別遊技状態制御手段は、
    前記第1の特別遊技状態中に、前記特別遊技状態終了抽選手段により特別遊技状態を終了することが決定された場合には、前記抽選確率テーブル選択手段が選択するテーブルを第1の抽選確率テーブルに変更させるとともに、前記第1の特別遊技状態を終了させて遊技状態を通常遊技状態に移行させる通常遊技状態移行手段を含む、
    ことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記特別遊技状態制御手段は、
    前記第2の特別遊技状態中に、前記特別遊技状態終了抽選手段により特別遊技状態を終了することが決定された場合には、前記抽選確率テーブル選択手段が選択するテーブルを第1の抽選確率テーブルに変更させるとともに、前記特別入賞装置が第2の状態から第1の状態に変化する頻度を通常遊技状態より向上させる第3の特別遊技状態の制御を行う第3の特別遊技状態制御手段を含む、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 前記特別遊技状態制御手段は、
    前記第2の特別遊技状態に制御されてから、前記変動表示結果決定手段により前記特定表示態様以外の変動表示結果を所定回数決定された場合には、前記第2の特別遊技状態を終了させて遊技状態を第1の特別遊技状態に移行させる第1の特別遊技状態移行手段を含む、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技機。
  5. 前記特別遊技状態制御手段は、
    前記第3の特別遊技状態中に、前記変動表示結果決定手段により前記変動表示手段における識別情報の変動表示結果が特定表示態様に決定された場合には、大当り遊技状態終了後、遊技状態を前記第2の特別遊技状態に移行させる第2の特別遊技状態移行手段を含む、
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の遊技機。
  6. 前記特別遊技状態制御手段は、
    前記第3の特別遊技状態に制御されてから、前記変動表示結果決定手段により前記特定表示態様以外の変動表示結果を所定回数決定された場合には、前記第3の特別遊技状態を終了させて遊技状態を通常遊技状態に移行させる通常遊技状態移行手段を含む、
    ことを特徴とする請求項3〜5の何れか一項に記載の遊技機。
  7. コンピュータに、
    複数種類の識別情報の変動表示が可能な変動表示手段を模した画像、遊技球が転動する遊技領域を模した画像、および遊技領域に設けられ遊技球が入賞し易い第1の状態と遊技球が入賞し難い第2の状態に変化可能な特別入賞装置を模した画像を画面に表示する画像表示機能と、
    前記画像表示機能における識別情報の変動表示結果を決定する際に用いられる第1の抽選確率テーブル、および前記第1の抽選確率テーブルと比べて前記画像表示機能における識別情報の変動表示結果が予め定められた特定表示態様となる確率の高い第2の抽選確率テーブルとを記憶する抽選確率テーブル記憶機能と、
    前記抽選確率テーブル記憶機能に記憶された複数種類の抽選確率テーブルのうちいずれかの抽選確率テーブルを選択する抽選確率テーブル選択機能と、
    前記特別入賞装置を模した画像に遊技球が入賞したことを契機に、前記抽選確率テーブル選択機能が選択するテーブルを基にして前記画像表示機能における識別情報の変動表示結果を決定する変動表示結果決定機能と、
    前記変動表示結果決定機能により前記画像表示機能における識別情報の変動表示結果が特定表示態様に決定された場合に、所定条件の下、可変入賞装置を模した画像に所定回数開放する動作を行わせる大当り遊技状態の制御を行うとともに、当該大当り遊技状態終了後、遊技者にとって有利な特別遊技状態の制御を行う特別遊技状態制御機能と、
    前記特別遊技状態を終了させるか否かの抽選を行う特別遊技状態終了抽選機能とを備え、 前記特別遊技状態制御機能は、
    前記抽選確率テーブル選択機能が前記第1の抽選確率テーブルを選択している通常遊技状態中に、前記変動表示結果決定機能により前記画像表示機能における識別情報の変動表示結果が特定表示態様に決定された場合には、大当り遊技状態終了後、前記抽選確率テーブル選択機能が選択するテーブルを第2の抽選確率テーブルに変更させる第1の特別遊技状態の制御を行う第1の特別遊技状態制御機能と、
    前記第1の特別遊技状態中に、前記変動表示結果決定機能により前記画像表示機能における識別情報の変動表示結果が特定表示態様に決定された場合には、大当り遊技状態の終了後、前記抽選確率テーブル選択機能が選択するテーブルを第2の抽選確率テーブルにさせておくとともに、前記特別入賞装置を模した画像が第2の状態から第1の状態に変化する頻度を通常遊技状態より向上させる第2の特別遊技状態の制御を行う第2の特別遊技状態制御機能とを含む、
    ことを特徴とするシミュレーションプログラム。
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