JP2006142710A - メラミン樹脂製食器及びその圧縮成形方法 - Google Patents
メラミン樹脂製食器及びその圧縮成形方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006142710A JP2006142710A JP2004337689A JP2004337689A JP2006142710A JP 2006142710 A JP2006142710 A JP 2006142710A JP 2004337689 A JP2004337689 A JP 2004337689A JP 2004337689 A JP2004337689 A JP 2004337689A JP 2006142710 A JP2006142710 A JP 2006142710A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surface layer
- tableware
- melamine resin
- molding
- powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229920000877 Melamine resin Polymers 0.000 title claims abstract description 37
- 239000004640 Melamine resin Substances 0.000 title claims abstract description 36
- 238000000748 compression moulding Methods 0.000 title claims abstract description 17
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 16
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 claims abstract description 73
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 42
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims abstract description 30
- 239000011888 foil Substances 0.000 claims abstract description 13
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims abstract description 12
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims abstract description 12
- 239000004922 lacquer Substances 0.000 claims abstract description 10
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 9
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims abstract description 8
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims abstract description 8
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 7
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 42
- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 21
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 abstract description 7
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 abstract description 5
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 abstract description 2
- 241000430525 Aurinia saxatilis Species 0.000 abstract 3
- 241000557876 Centaurea cineraria Species 0.000 abstract 3
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 14
- 235000014347 soups Nutrition 0.000 description 13
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 7
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 7
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 7
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 6
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 6
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 5
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 5
- 235000013339 cereals Nutrition 0.000 description 3
- 239000012778 molding material Substances 0.000 description 3
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 2
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 2
- 238000000059 patterning Methods 0.000 description 2
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 2
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 2
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000004332 silver Substances 0.000 description 2
- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 description 1
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 1
- 230000003796 beauty Effects 0.000 description 1
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 description 1
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- JDSHMPZPIAZGSV-UHFFFAOYSA-N melamine Chemical compound NC1=NC(N)=NC(N)=N1 JDSHMPZPIAZGSV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 1
- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Table Devices Or Equipment (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
【課題】 メラミン樹脂製食器を、グレーズやコーイングによる表層をもって、本体表面を金粉や銀粉の分散による蒔絵風の地模様により装飾することで、漆器のように美しいものとなす。
【解決手段】 圧縮成形によるメラミン樹脂の食器本体と、本体表面に二次成形されたコーテング又はグレーズの表層と、その表層に含まれて二次成形時の加熱圧縮による表層材の溶融流動により本体表面に分散し、蒔絵風の地模様を形成した多数の金粉又は銀粉とからなる。上記表層はアルミ箔による大きさが0.1〜0.5mmの金粉又は銀粉を1〜3質量%の割合で含み、かつ厚さが0.03〜0.18mmからなる。
【選択図】 図1
【解決手段】 圧縮成形によるメラミン樹脂の食器本体と、本体表面に二次成形されたコーテング又はグレーズの表層と、その表層に含まれて二次成形時の加熱圧縮による表層材の溶融流動により本体表面に分散し、蒔絵風の地模様を形成した多数の金粉又は銀粉とからなる。上記表層はアルミ箔による大きさが0.1〜0.5mmの金粉又は銀粉を1〜3質量%の割合で含み、かつ厚さが0.03〜0.18mmからなる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、多数の金粉又は銀粉による蒔絵風の地模様の装飾により、漆器と同様な印象を与えるメラミン樹脂製食器と、その圧縮成形方法に関するものである。
この発明が対象とするメラミン樹脂製の食器(例えば皿、椀、鉢)は、上金型と下金型との間にメラミン樹脂を填入し、加熱された金型により圧縮して成形している。また表面にグレーズやコーティングを二次成形により施して、表面に光沢を持たせたり、表面の着色又は汚染防止などをしている。
また絵付けを行う場合には、一般にフォイルと称されている樹脂を含浸させた絵付け用紙を使用しており、そのフォイルに絵柄や模様などを印刷して、フォイルをグレーズ又はコーティング処理を行う前に、型開した下金型の内側面や圧縮成形した食器本体の表面に置き、二次成形によりフォイルの印刷を本体表面に転写している。
この転写による絵付は、本体表面の所要個所に絵付けを部分的に行うときには技術的な困難さはないが、表面全体に及ぶような絵付けでは、フォイルの配置や印刷の転写などに特別な技術を要するのであまり行われていない。また転写による絵付けでは、本体表面に金砂や銀砂が分散した蒔絵風の地模様を施すことができず、そのような地模様を有する成形品は、アルミ粉等の金属粉を混練した樹脂を、金型に射出充填して成形品となすことができる射出成形であれば可能とされている。
特開平7−329088号公報
特開昭63−28617号公報
しかし、射出成形でも樹脂に混入した金属粉の分散に偏りが生じ易いことと、樹脂内に取り込まれて表面に出ない金属粉の量が多いことなどから、不透明な食器本体の表面にデザイン通りの地模様を表出させることは難しい。また食器本体の表面に金属粉を混入した樹脂を射出成形して表層を形成し、それにより本体表面の模様付けをすることも考えられるが、通常の射出成形が可能とする成形品の最低肉厚は0.2mmが限度であるので、それよりも薄肉のグレーズやコーイングによる表層を射出成形によりメラミン樹脂の食器本体に形成することは極めて困難なことである。
この発明は、上記メラミン樹脂製の食器における模様付けの課題を解決するために考えられたものであって、その目的は、グレーズやコーイングによる表層をもって、本体表面を金粉や銀粉の分散による蒔絵風の地模様により装飾したメラミン樹脂製食器と、その食器の圧縮成形方法とを提供することにある。
上記目的によるこの発明のメラミン樹脂製食器は、圧縮成形によるメラミン樹脂の食器本体と、本体表面に二次成形されたコーテング又はグレーズの表層と、その表層に含まれて二次成形時の加熱圧縮による表層材の溶融流動により本体表面に分散し、蒔絵のような地模様を形成した多数の金粉又は銀粉とからなるというものであり、上記表層はアルミ箔による大きさが0.1〜0.5mmの金粉又は銀粉を1〜3質量%の割合で含み、かつ厚さが0.03〜0.18mmからなる、というものである。
この発明の圧縮成形方法は、食器本体の内側を成形する上金型と外側を成形する下金型とによりメラミン樹脂を加熱圧縮して、内表面を上向きに食器本体を一次成形する工程と、上金型の型開により露出した食器本体の内表面に、アルミ箔による大きさが0.1〜0.5mmの金粉又は銀粉を1〜3質量%混入したコーテング又はグレーズの表層材を載せ入れる工程と、上金型の型閉により表層材を加熱圧縮して溶融流動し、食器本体の内表面に表層を形成するとともに、その溶融流動により金粉又は銀粉を内表面に分散させて蒔絵のような地模様を形成する工程とからなる、というものである。
またこの発明の圧縮成形方法は、食器本体の外側を成形する上金型と内側を成形する下金型とによりメラミン樹脂を加熱圧縮して、糸底を有する外表面を上向きに食器本体を一次成形する工程と、上金型の型開により露出した食器本体の糸底近傍の外表面の複数個所に、アルミ箔による大きさが0.1〜0.5mmの金粉又は銀粉を1〜3質量%混入したコーテング又はグレーズの表層材を載せ入れる工程と、上金型の型閉により表層材を加熱圧縮して溶融流動し、食器本体の外表面に表層を形成するとともに、その溶融流動により金粉又は銀粉を外表面に分散させて蒔絵のような地模様を形成する工程とからなる、というものである。
上記構成のメラミン樹脂製食器では、内表面又は外表面が表層に含まれて分散した金粉又は銀粉による地模様により装飾されているので、その地模様によって蒔絵を施した漆器と同様な印象を与えるようになる。またコーテング材又はグレーズ材に金粉又は銀粉を混入し、それを表層の圧縮成形時に食器本体の表面に分散させて地模様にするだけでよいので、これまでのように圧縮成形により食器の製造が行えるので、製造コストがアップするようなこともない。また黒色の食器本体の表層を透明なグレーズにより形成した場合には、光沢のある漆黒調の本体表面と、その面内に生じた細かな金色の輝きとにより一段と美しい装飾が施された食器となる。
図1は、メラミン樹脂を圧縮成形して製造した深皿1を示すもので、11は一次成形したメラミン樹の皿本体、12は二次成形により皿本体1の内表面13に施したグレーズ又はコーティングの表層、14は多数の金粉又は銀粉(以下金粉という)で表層12に含まれており、二次成形時の加熱圧縮による表層材の溶融流動により、内表面13の外縁まで全体に分散して蒔絵風の地模様を形成している。なお、図示の深皿1は外縁まで地模様を施しているが、地模様は平らな内底表面にのみ施される場合もある。
図2は、メラミン樹脂を圧縮成形して製造した汁椀2である。この汁椀2ではメラミン樹脂を圧縮成形して一次成形した椀本体21の外表面23に、グレーズ又はコーティングの表層22が施されており、上記深皿1と同様に表層22に含まれた多数の金粉24が、二次成形時の加熱圧縮による表層材の溶融流動により、外表面23の全体に分散して蒔絵風の地模様を形成している。
上記金粉14,24は、金色に着色されたアルミ箔(場合によっては金箔)を正方形に裁断した1辺が0.5〜0.1cmの微細な箔片からなり、メラミン樹脂によるグレーズ又はコーティングの表層材に1〜3質量%の割合で混入されている。また表層13は厚さが0.03〜0.18mmからなる。この厚さであれば金粉14,24の分散に偏りがなく、その殆どが表出するので地模様の仕上がり状態が良好となる。厚さが0.2mmを超えると食器の形状によっては、表層にひび割れが発生することがある。成形後のひび割れを考慮しないでよければ0.2mmを超える厚さでもよい。また金粉14,24は大きさが異なるものを混ぜて使用することができ、この場合には、図は省略するが、大小様々な金粉の分散による地模様を形成する。
上記深皿1及び汁椀2の何れも、その内表面13又は外表面23が、表層12,22に分散した金粉14,24による蒔絵風の地模様により装飾され、それによりメラミン樹脂製の食器であるのにもかかわらず、漆器と同様な印象を与えるようになる。特に本体基色を黒色として透明なグレーズによる表層を施した場合には、光沢のある漆黒調の本体表面と、その面内に生じた細かな金色の輝きとにより美しく気品のある食器となる。
次に、上記深皿1の圧縮成形法について、図3により工程順に説明する。
図3(A) [皿本体の材料填入]
秤量後に予備乾燥したメラミン樹脂の成形材料11aを、深皿1の内側を成形する上金型3と、外側を成形する下金型4との間に填入する。上金型3と下金型4は160°〜180℃に加熱してある。
図3(A) [皿本体の材料填入]
秤量後に予備乾燥したメラミン樹脂の成形材料11aを、深皿1の内側を成形する上金型3と、外側を成形する下金型4との間に填入する。上金型3と下金型4は160°〜180℃に加熱してある。
図3(B) [皿本体の一次成形]
成形材料11aを填入したのち、上金型3を降下して型閉し、成形材料11aを100〜120Kgf/cm2 の圧力により加熱圧縮して皿本体11を成形する。加熱圧縮を25秒維持して皿本体11の加熱硬化を行う。
成形材料11aを填入したのち、上金型3を降下して型閉し、成形材料11aを100〜120Kgf/cm2 の圧力により加熱圧縮して皿本体11を成形する。加熱圧縮を25秒維持して皿本体11の加熱硬化を行う。
図3(C)[表層材の載せ入れ]
成形後に上金型3を上昇して型開する。この型開により皿本体11は内表面13を上向きにして露出するので、その内表面13の中央に内層材12aを粉状で盛り入れる。内層材13は透明なグレーズに金粉(0.5〜0.1mm)を1〜3質量%混入したものからなり、これを通常のタンブラー機(例えばRPM/28)により10〜15分間回転して均等に混ぜたたものからなる。
成形後に上金型3を上昇して型開する。この型開により皿本体11は内表面13を上向きにして露出するので、その内表面13の中央に内層材12aを粉状で盛り入れる。内層材13は透明なグレーズに金粉(0.5〜0.1mm)を1〜3質量%混入したものからなり、これを通常のタンブラー機(例えばRPM/28)により10〜15分間回転して均等に混ぜたたものからなる。
図3(D)[表層の二次成形]
表層材12aを盛り入れたのち、上金型3を降下して型閉して、表層材12aを150〜180Kgf/cm2 の圧力により加熱圧縮する。表層材12aは加熱溶融して皿本体11の内表面13に沿って流動し、最終時には周縁まで達して金粉を含む表層12となる。この表層12の厚さは表層材12aの盛り入れ量により異なるが、厚さとしては0.03〜0.18mmの範囲が好ましい。
表層材12aを盛り入れたのち、上金型3を降下して型閉して、表層材12aを150〜180Kgf/cm2 の圧力により加熱圧縮する。表層材12aは加熱溶融して皿本体11の内表面13に沿って流動し、最終時には周縁まで達して金粉を含む表層12となる。この表層12の厚さは表層材12aの盛り入れ量により異なるが、厚さとしては0.03〜0.18mmの範囲が好ましい。
この厚さ範囲で金粉の混入量が1〜3質量%であれば、表層材12aの溶融流動により図示しない金粉が、全体的に見て溶融状態の表層材と共に加熱状態の内表面13を偏りなく分散して、金粉が内表面全体に及ぶ絵蒔のような地模様を形成し、図1に示すように、皿本体11の内表面13を装飾する。この二次成形は表層12が加熱硬化するまで50秒維持して終了し、その後に上金型3の型開を行って、下金型4から成形された深皿1の取出しとなる。
図4は、汁椀2の外表面23に表層22による金粉の地模様を形成する場合の工程示すものである。
図4(A)[表層材の盛り入れ]
椀本体21の外側を成形する上金型3′と内側を成形する下金型4′とによりメラミン樹脂を加熱圧縮して、糸底を有する外表面23を上向きに椀本体21を成形したのち、上金型3′を上昇して型開する。この型開により椀本体21は外表面23を上向きにして露出するので、図5に示すように、上記金粉を1〜3質量%混入したコーテングの表層材22aを、糸底内の中央と、外表面23の糸底近傍の三個所に等間隔に粉状で盛り入れる。なお、糸底内の盛り入れは省略する場合もある。
椀本体21の外側を成形する上金型3′と内側を成形する下金型4′とによりメラミン樹脂を加熱圧縮して、糸底を有する外表面23を上向きに椀本体21を成形したのち、上金型3′を上昇して型開する。この型開により椀本体21は外表面23を上向きにして露出するので、図5に示すように、上記金粉を1〜3質量%混入したコーテングの表層材22aを、糸底内の中央と、外表面23の糸底近傍の三個所に等間隔に粉状で盛り入れる。なお、糸底内の盛り入れは省略する場合もある。
図4(B)[表層の二次成形]
表層材22aを盛り入れたのち、上金型3を降下して型閉して、表層材22aを150〜180Kgf/cm2 の圧力により加熱圧縮する。表層材22aは加熱溶融して糸底内の底面と、椀本体21の外表面23に沿って流動し、最終時には椀本体21の縁辺に達して金粉を含む表層22となる。この表層22の厚さは表層材22aの盛り入れ量により異なるが、厚さとしては上記深皿の場合と同様に0.03〜0.18mmの範囲が好ましい。
表層材22aを盛り入れたのち、上金型3を降下して型閉して、表層材22aを150〜180Kgf/cm2 の圧力により加熱圧縮する。表層材22aは加熱溶融して糸底内の底面と、椀本体21の外表面23に沿って流動し、最終時には椀本体21の縁辺に達して金粉を含む表層22となる。この表層22の厚さは表層材22aの盛り入れ量により異なるが、厚さとしては上記深皿の場合と同様に0.03〜0.18mmの範囲が好ましい。
この厚さ範囲で金粉の混入量が1〜3質量%であれば、弯曲した外表面23でも表層材22aの溶融流動により図示しない金粉が、全体的に見て溶融状態の表層材と共に加熱状態の外表面23を偏りなく分散して、金粉が外表面全体に及ぶ絵蒔のような地模様を形成し、図2に示すように、椀本体21の外表面23を装飾する。この二次成形は表層22が加熱硬化するまで50秒維持して終了し、その後に上金型3′の型開を行って、下金型4′から成形された汁椀2の取出しとなる。
上記実施形態における表層13,23は、何れも透明なグレーズによるものであるが、メラミン樹脂の着色(例えば朱)コーティングによる表層でもよく、この場合も成形手段は上記グレーズによる場合と同様で、圧縮成形により金粉又は銀粉の分散による地模様を形成することができる。また表層材12a,22aの盛り入れも、環状、十字状、放射状など任意に選択して行うことができ、その盛り入れ方に応じて形成される地模様も異なったものとなる。
食器の種類 深皿(内表面積 314cm2 )
汁椀(外表面積 161cm2 )
材料樹脂 メラミン樹脂(黒色)
使用量(g) 深皿:160、 汁椀:105
表層材料
(1)グレーズ材 MM−102C50K(松下電工株式会社製)
(メラミン樹脂) 粉状 透明
(2)コーティング材 MM−979C40K(松下電工株式会社製)
(メラミン樹脂) 粒状 朱色
金粉又は銀粉
材料 アルミ箔
寸法(mm) 0.2(縦)×0.2(横)×0.012(厚さ)
配合割合(質量%) 1、 2、 3
使用量(g) 深皿:5、 汁椀:10
汁椀(外表面積 161cm2 )
材料樹脂 メラミン樹脂(黒色)
使用量(g) 深皿:160、 汁椀:105
表層材料
(1)グレーズ材 MM−102C50K(松下電工株式会社製)
(メラミン樹脂) 粉状 透明
(2)コーティング材 MM−979C40K(松下電工株式会社製)
(メラミン樹脂) 粒状 朱色
金粉又は銀粉
材料 アルミ箔
寸法(mm) 0.2(縦)×0.2(横)×0.012(厚さ)
配合割合(質量%) 1、 2、 3
使用量(g) 深皿:5、 汁椀:10
食器の成形方法 圧縮成形(成形機 丸七(株)製200ton)
食器の装飾面 深皿:内表面、 汁椀:外表面
成形条件
金型温度(℃) 上型170〜180 下型160〜165
金型加圧力(Kgf/cm2 )及び時間
一次成形 100〜120(25秒)
二次成形 150〜180(50秒)
食器の装飾面 深皿:内表面、 汁椀:外表面
成形条件
金型温度(℃) 上型170〜180 下型160〜165
金型加圧力(Kgf/cm2 )及び時間
一次成形 100〜120(25秒)
二次成形 150〜180(50秒)
食器の成形状態
表層の厚さ(mm) 深皿:約0.13、 汁椀:約0.18
金粉・銀粉の分散数(cm2 )
1質量% 90〜110粒
2質量% 140〜160粒
3質量% 280〜300粒
分散状態 全体的に偏りなく分散している。
食器の効果 黒色又は朱色の本体表面に分散した多数の金粉又は銀粉によ
る蒔絵のような地模様により、漆器と同様な格調の高い美し
食器となった。
表層の厚さ(mm) 深皿:約0.13、 汁椀:約0.18
金粉・銀粉の分散数(cm2 )
1質量% 90〜110粒
2質量% 140〜160粒
3質量% 280〜300粒
分散状態 全体的に偏りなく分散している。
食器の効果 黒色又は朱色の本体表面に分散した多数の金粉又は銀粉によ
る蒔絵のような地模様により、漆器と同様な格調の高い美し
食器となった。
1 深皿
2 汁椀
3,3′ 上金型
4,4′ 下金型
11 皿本体
12 表層
12a 表層材
13 内表面
14 金粉
21 椀本体
22 表層
22a 表層材
13 外表面
24 金粉
2 汁椀
3,3′ 上金型
4,4′ 下金型
11 皿本体
12 表層
12a 表層材
13 内表面
14 金粉
21 椀本体
22 表層
22a 表層材
13 外表面
24 金粉
Claims (4)
- 圧縮成形によるメラミン樹脂の食器本体と、本体表面に二次成形されたコーテング又はグレーズの表層と、その表層に含まれて二次成形時の加熱圧縮による表層材の溶融流動により本体表面に分散し、蒔絵のような地模様を形成した多数の金粉又は銀粉とからなることを特徴とするメラミン樹脂製食器。
- 上記表層はアルミ箔による大きさが0.1〜0.5mmの金粉又は銀粉を1〜3質量%の割合で含み、かつ厚さが0.03〜0.18mmからなることを特徴とする請求項1記載のメラミン樹脂製食器。
- 食器本体の内側を成形する上金型と外側を成形する下金型とによりメラミン樹脂を加熱圧縮して、内表面を上向きに食器本体を一次成形する工程と、
上金型の型開により露出した食器本体の内表面に、アルミ箔による大きさが0.1〜0.5mmの金粉又は銀粉を1〜3質量%混入したコーテング又はグレーズの表層材を載せ入れる工程と、
上金型の型閉により表層材を加熱圧縮して溶融流動し、食器本体の内表面に表層を形成するとともに、その溶融流動により金粉又は銀粉を内表面に分散させて蒔絵のような地模様を形成する工程とからなることを特徴とするメラミン樹脂製食器の圧縮成形方法。 - 食器本体の外側を成形する上金型と内側を成形する下金型とによりメラミン樹脂を加熱圧縮して、糸底を有する外表面を上向きに食器本体を一次成形する工程と、
上金型の型開により露出した食器本体の糸底近傍の外表面の複数個所に、アルミ箔による大きさが0.1〜0.5mmの金粉又は銀粉を1〜3質量%混入したコーテング又はグレーズの表層材を載せ入れる工程と、
上金型の型閉により表層材を加熱圧縮して溶融流動し、食器本体の外表面に表層を形成するとともに、その溶融流動により金粉又は銀粉を外表面に分散させて蒔絵のような地模様を形成する工程とからなることを特徴とするメラミン樹脂製食器の圧縮成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004337689A JP2006142710A (ja) | 2004-11-22 | 2004-11-22 | メラミン樹脂製食器及びその圧縮成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004337689A JP2006142710A (ja) | 2004-11-22 | 2004-11-22 | メラミン樹脂製食器及びその圧縮成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2006142710A true JP2006142710A (ja) | 2006-06-08 |
Family
ID=36622934
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004337689A Pending JP2006142710A (ja) | 2004-11-22 | 2004-11-22 | メラミン樹脂製食器及びその圧縮成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2006142710A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009213615A (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-24 | Yamato Kako Co Ltd | 陶器風メラミン系樹脂製食器の製造方法、及び該方法により得られた食器 |
| CN101670640B (zh) * | 2009-09-23 | 2011-05-25 | 美加美餐具股份有限公司 | 贴花加金密胺餐具的生产方法 |
| US20140102630A1 (en) * | 2010-09-28 | 2014-04-17 | Tsung-Han Tsai | Multi-surface appliqueing method for melamine container |
| CN108995462A (zh) * | 2018-07-27 | 2018-12-14 | 中华全国供销合作总社西安生漆涂料研究所 | 一种石榴胎漆器及其制作方法 |
| CN110480902A (zh) * | 2019-08-09 | 2019-11-22 | 东莞市瑞欣美耐皿制品有限公司 | 三聚氰胺器皿及其制备方法 |
| CN113878896A (zh) * | 2021-09-28 | 2022-01-04 | 佛山市至佳餐具有限公司 | 一种具有渐变色密胺餐具的制备方法 |
| JP7590393B2 (ja) | 2022-11-15 | 2024-11-26 | 嘉威生活股▲フン▼有限公司 | 模様付き容器の製造方法 |
-
2004
- 2004-11-22 JP JP2004337689A patent/JP2006142710A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009213615A (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-24 | Yamato Kako Co Ltd | 陶器風メラミン系樹脂製食器の製造方法、及び該方法により得られた食器 |
| CN101670640B (zh) * | 2009-09-23 | 2011-05-25 | 美加美餐具股份有限公司 | 贴花加金密胺餐具的生产方法 |
| US20140102630A1 (en) * | 2010-09-28 | 2014-04-17 | Tsung-Han Tsai | Multi-surface appliqueing method for melamine container |
| CN108995462A (zh) * | 2018-07-27 | 2018-12-14 | 中华全国供销合作总社西安生漆涂料研究所 | 一种石榴胎漆器及其制作方法 |
| CN110480902A (zh) * | 2019-08-09 | 2019-11-22 | 东莞市瑞欣美耐皿制品有限公司 | 三聚氰胺器皿及其制备方法 |
| CN113878896A (zh) * | 2021-09-28 | 2022-01-04 | 佛山市至佳餐具有限公司 | 一种具有渐变色密胺餐具的制备方法 |
| JP7590393B2 (ja) | 2022-11-15 | 2024-11-26 | 嘉威生活股▲フン▼有限公司 | 模様付き容器の製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2004536727A5 (ja) | ||
| CN100372798C (zh) | 陶瓷高温釉下彩工艺 | |
| CN102616075A (zh) | 金属彩塑、彩绘工艺品的制作方法 | |
| CN101088777B (zh) | 一种陶瓷雕刻工艺 | |
| JP2006142710A (ja) | メラミン樹脂製食器及びその圧縮成形方法 | |
| CN111620563A (zh) | 高灰度黑色喷墨陶瓷砖的制备方法及改性釉浆的制备方法 | |
| MC413A1 (fr) | Procédé de fabrication d'élements en pierre reconstituée | |
| US20070090575A1 (en) | Method of polymerizing colored patterns inside a mode | |
| JP5316866B2 (ja) | 圧縮成形用再生メラミン樹脂材料、再生メラミン樹脂成形品、食器、及び再生メラミン樹脂成形品の製造方法 | |
| KR101040991B1 (ko) | 자개 장식품의 제조방법, 이에 의해 제조된 자개 장식품 | |
| CN101293574B (zh) | 含有木质成分的三聚氰胺器皿及其制法 | |
| CN110091423B (zh) | 一种瓷片造型工艺 | |
| JP3371584B2 (ja) | 石目粒含有表面層を有する人造石製品及びその製造方法 | |
| CN110042717A (zh) | 多彩水泥砖及其制造方法 | |
| KR20170000911U (ko) | 휴대폰케이스 표면에 수지로 캐스팅에 의한 그라데이션 모양을 갖는 휴대폰케이스. | |
| CN100475652C (zh) | 具有二次材成分的三聚氰胺器皿及其制法 | |
| US20080006960A1 (en) | Melamine utensil and manufacturing method thereof | |
| CN100427284C (zh) | 麻将牌的制造方法 | |
| JP2809999B2 (ja) | 螺鈿装飾樹脂成形物の製造方法 | |
| CN106274105B (zh) | 低温七彩砂金花纸的制作方法及具有该花纸制品的制作工艺 | |
| US20080277833A1 (en) | Melamine utensil and manufacturing method thereof | |
| CN2753833Y (zh) | 釉烧玻璃马赛克 | |
| KR20050109661A (ko) | 금분을 이용한 분청사기의 제조방법 | |
| CN107756607A (zh) | 具有立体无釉装饰纹路的陶瓷制品及制备工艺和印模 | |
| KR100609264B1 (ko) | 다색 멜라민수지 식기 및 그 제조방법 |