JP2006135915A - 携帯端末装置及び自動発信プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 センター側において、無線通信接続ができない状態のときに着信した発信先の電話番号を記憶しておき、後に通信接続可能となった際に、センター側から送信される、少なくとも上記記憶しておいた発信先の電話番号を含む不在着信通知を受信することで、通信接続ができない状態のときに着信があったことを認識可能な携帯端末装置において、ユーザが指定した特定の相手の着信に対してのみ自動発信を行う。
【解決手段】 指定ユーザ番号記憶手段に、ユーザにより指定された少なくとも電話番号を記憶しておく。そして、上記不在着信通知を受信した際に、この受信した不在着信通知に含まれる電話番号と同じ電話番号が、上記指定ユーザ番号記憶手段に記憶されているか否かを判別し、該同じ電話番号が記憶されていると判別した際に、この電話番号に対して自動発信を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯電話機,PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System),無線通信機能を有するPDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)、無線通信機能を有するノート型のパーソナルコンピュータ装置等に適用して好適な携帯端末装置及び自動発信プログラムに関し、特に、センター側から、予め指定されているユーザの不在着信通知を受信した際に、この指定ユーザに対して自動的に発信する自動発信機能を備えた携帯端末装置、及びこれを可能とする自動発信プログラムに関する。
今日において、ユーザの携帯電話機が通信圏外に位置している間や、電源が投入されておらず通信できない状態となっている間に着信があった場合、この着信に対応する発信元のユーザの電話番号をセンター側で記憶しておき、後にユーザの携帯電話機が通信圏内に位置するようになった際、或いは電源が投入される等して通信可能な状態となった際に、センター側からユーザの携帯電話機に対して着信があった旨の通知とその電話番号を送信することで、ユーザに対して着信があったことを認識させる不在着信通知サービスが知られている。
一方、特開2002−185580号の公開特許公報(特許文献1)において、音楽再生中に着信があった場合、あらためて電話を掛け直す必要のない通信端末装置が開示されている。この通信端末装置は、音楽を再生している間に着信があった場合に、音楽再生終了時に発信者に対して自動発信手段を介して自動発信する。これにより、音楽再生終了時に発信者に対して自動発信されるため、音楽を再生している間に着信があった場合に、該音楽再生終了時にユーザーがわざわざ着信履歴を調べて電話を掛け直す面倒な手間を省略可能とすることができる。
特開2002−185580号公報(第5頁:図3)
しかし、特許文献1に開示されている通信端末装置の場合、音楽再生中に着信があった場合には、無差別的に自動発信を行う問題がある。このため、例えば着信に対して返信したユーザに対して不正な通話料金を請求する悪意を持った相手に対しても自動発信を行ってしまう不都合を生ずる。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、ユーザが指定した相手に対してのみ自動発信を行うことで、上記悪意を持った相手に対して自動発信を行う不都合を防止した携帯端末装置及び自動発信プログラムに関する。
本発明に係る携帯端末装置は、センター側において、無線通信接続ができない状態のときに着信した発信先の電話番号を記憶しておき、後に通信接続可能となった際に、センター側から送信される、少なくとも上記記憶しておいた発信先の電話番号を含む不在着信通知を受信することで、通信接続ができない状態のときに着信があったことを認識可能な携帯端末装置である。
そして、上述の課題を解決するための手段として、
ユーザにより指定された少なくとも電話番号を記憶する指定ユーザ番号記憶手段と、
上記不在着信通知を受信した際に、この受信した不在着信通知に含まれる電話番号と同じ電話番号が、上記指定ユーザ番号記憶手段に記憶されているか否かを判別する指定ユーザ判別手段と、
上記指定ユーザ判別手段により、上記受信した不在着信通知に含まれる電話番号と同じ電話番号が上記指定ユーザ番号記憶手段に記憶されていると判別された際に、この電話番号に対して自動発信を行うように通信手段を制御する自動発信制御手段と、
上記自動発信制御手段からの自動発信に対する着信先となるユーザが、この着信に対して応答したか否かを判別する応答判別手段と、
上記着信先となるユーザが応答した際に、所定の着信処理を行う着信処理手段と、
上記所定の着信処理に対応して、発信元となるユーザが通話操作を行った際に、該発信元のユーザと上記着信先のユーザとの間の通話処理を行う通話処理手段と
を有する。
このような本発明に係る携帯端末装置は、上記指定ユーザ判別手段により、上記受信した不在着信通知に含まれる電話番号と同じ電話番号が上記指定ユーザ番号記憶手段に記憶されていると判別された際にのみ、この電話番号に対して自動発信を行うように自動発信制御手段が通信手段を制御する。これにより、ユーザが指定した特定の相手の着信に対してのみ自動発信を行うことができる。
また、本発明に係る自動発信プログラムは、上述の課題を解決するために、
センター側において、無線通信接続ができない状態のときに着信した発信先の電話番号を記憶しておき、後に通信接続可能となった際に、通信接続ができない状態のときに着信があったことを認識可能なように、センター側から送信される、少なくとも上記記憶しておいた発信先の電話番号を含む不在着信通知を受信した際に、この受信した不在着信通知に含まれる電話番号と同じ電話番号が、ユーザにより指定された少なくとも電話番号を記憶する指定ユーザ番号記憶手段に記憶されているか否かを判別する指定ユーザ判別手段と、
上記指定ユーザ判別手段として機能することで、上記受信した不在着信通知に含まれる電話番号と同じ電話番号が上記指定ユーザ番号記憶手段に記憶されていると判別した際に、この電話番号に対して自動発信を行うように通信手段を制御する自動発信制御手段と、
上記自動発信制御手段として機能することで、上記自動発信に対する着信先となるユーザが、この着信に対して応答したか否かを判別する応答判別手段と、
上記応答判別手段として機能することで、上記着信先となるユーザが応答したものと判別した際に、着信報知手段を介して所定の着信処理を行う着信処理手段と、
上記着信処理手段として機能することで行った上記着信処理に対応して、発信元となるユーザが通話操作を行った際に、上記通信手段を介して該発信元のユーザと上記着信先のユーザとの間の通話処理を行う通話処理手段
としてコンピュータを機能させる。
このような本発明に係る自動発信プログラムは、受信した不在着信通知に含まれる電話番号と同じ電話番号が上記指定ユーザ番号記憶手段に記憶されている場合のみ、この電話番号に対して自動発信を行うように自動発信制御手段が通信手段を制御することができる。このため、ユーザが指定した特定の相手の着信に対してのみ自動発信を行うことができる。
本発明は、受信した不在着信通知に含まれる電話番号と同じ電話番号が指定ユーザ番号記憶手段に記憶されていると判別された際にのみ、この電話番号に対して自動発信を行うことで、ユーザが指定した特定の相手の着信に対してのみ自動発信を行うことができる。このため、不都合のある相手を回避して自動発信を行うことができる。
また、本発明は、発信継続時間記憶手段に記憶されている発信継続時間となっても、着信先となるユーザの応答が判別されない場合に、上記発信継続時間で発信を停止することで、相手に対する呼び出し時間を、ユーザにより指定された時間(=発信継続時間)とすることができる。
また、本発明は、着信先となるユーザの応答が検出されない場合、リトライ回数記憶手段に記憶されている回数の範囲内において自動発信を行うことで、相手に対して行う自動発信の回数を、ユーザにより指定された回数(=リトライ回数)とすることができる。
また、本発明は、マナーモードを一時的に解除することが許容されていた場合に、着信先となるユーザが応答した際に、上記マナーモードを一時的に解除して所定の着信処理を行うことで、ユーザが許容していた場合のみ、マナーモードを一時的に解除して所定の着信処理を行うことができる。
本発明は、センター側において、無線通信接続ができない状態のときに着信した発信先の電話番号を記憶しておき、後に通信接続可能となった際に、センター側から送信される、上記記憶しておいた発信先の電話番号を含む不在着信通知を受信することで、通信接続ができない状態のときに着信があったことを認識可能な携帯電話機に適用することができる。
[携帯電話機の構成]
この本発明の実施の形態となる携帯電話機は、図1に示すように携帯事業者のコミュニケーションネットワークに接続された基地局との間でデータの送受信を行い、また、上記不在着信通知を受信するアンテナ1及び通信回路2と、受話音声,動画ファイルの音声,音楽データの音声の他、着信音声等の音声出力を得るためのスピーカ部3と、送話音声を集音するマイクロホン部4と、発着信電話番号、送信元,送信先となるユーザの名前、電話や携帯メールの発着信履歴、電話帳,アドレス帳、スケジュール帳や送受信した携帯メールの文章等を表示する表示部5と、入力操作を行うための複数のキーが設けられた操作部6とを有している。
また、この携帯電話機は、電話や携帯メールの発着信等を光でユーザに知らせるための発光部7(LED)と、所望の被写体の静止画及び動画を撮像するためのカメラ部8と、電話や携帯メールの発着信等を当該携帯電話機を振動させてユーザに知らせるためのバイブレーションユニット9とを有している。
また、この携帯電話機は、通信処理プログラム(コミュニケーションプログラム)の他、
1.自動発信処理を行うための自動発信プログラム、
2.ユーザにより指定された自動発信を行うユーザの電話番号等のユーザ情報(自動発信指定ユーザ情報)、
3.自動発信をリトライする回数を示す情報(リトライ回数情報)、
4.自動発信を継続して行う時間情報(タイムアウト情報)、
5.自動発信時にマナーモードを一時的に強制的に解除するか否かの情報(マナー設定解除情報)、
6.自動発信を行うか否かを示す自動発信是非情報、
等が記憶されたメモリ10と、当該当該携帯電話機全体の動作を制御する制御部11とを有している。
上記メモリ10に記憶される「自動発信指定ユーザ情報」は、電話帳に記憶されているユーザの中から所望のユーザを予め指定し、或いはユーザが直接的に電話番号等の入力を行うことで該メモリ10に記憶される。具体的には、所望のユーザを自動発信ユーザに指定する場合、電話帳に記憶されている、そのユーザの電話番号や氏名等を表示部5に表示操作して自動発信指定操作を行う。この自動発信指定操作を検出すると、制御部11は、例えば「このユーザの自動発信指定をしますか」等の自動発信設定の有無を問うメッセージを表示部5に表示制御する。このメッセージに応答して自動発信指定操作がなされた場合、制御部11は、現在表示しているユーザの電話番号や氏名等の情報を、上記「自動発信指定ユーザ情報」としてメモリ10に記憶制御するようになっている。
また、この携帯電話機の場合、このように指定した各自動発信指定ユーザ毎に、自動発信をリトライする回数(リトライ回数)及び自動発信を継続して行う時間(タイムアウト時間)を設定可能となっている。ユーザにより、このリトライ回数及びタイムアウト時間が設定操作されると、制御部11は、対応するユーザに関連付けて当該リトライ回数情報及びタイムアウト情報をメモリ10に記憶制御するようになっている。
また、この携帯電話機の場合、例えば着信時における着信処理を、着信音は鳴らさず発光部7を点滅させるだけにしたり、或いは着信音は鳴らさずバイブレーションユニット9のみを振動させるだけにする、いわゆるマナーモードが設定可能となっているのであるが、自動発信時に、このマナーモードを一時的に解除するか否かを設定可能となっている。制御部11は、ユーザにより設定された、この自動発信時にマナーモードを一時的に解除するか否かを示す情報を、上記マナー設定解除情報としてメモリ10に記憶制御するようになっている。
また、この携帯電話機の場合、自動発信を行うか否かをユーザが任意に設定可能となっている。このため、ユーザにより自動発信の是非が設定されると、制御部11は、この自動発信の是非を示す情報を自動発信是非情報としてメモリ10に記憶制御するようになっている。
[自動発信動作]
次に、図2及び図3の一連のフローチャートを用いて、当該実施の形態の携帯電話機の自動発信動作を説明する。まず、図2のフローチャートにおいて、このフローチャートは、制御部11が、上記センター側からの不在着信通知の受信を検出することでスタートとなりステップS1から処理を開始する。
ステップS1では、制御部11が、不在着信通知に含まれている電話番号と同じ電話番号が、メモリ10に自動発信指定ユーザ情報として記憶されている電話番号の中に存在するか否かを判別することで、不在着信のあった相手のユーザは、当該携帯電話機のユーザにより指定されているユーザであるか否かを判別する。
不在着信通知に含まれている電話番号と同じ電話番号が、メモリ10に自動発信指定ユーザ情報として記憶されている電話番号の中に存在しない場合、不在着信のあった相手のユーザは、当該携帯電話機のユーザにより指定されていないユーザであるため、制御部11は処理をステップS9に進め、自動発信処理を行うことなく(非応答処理)、この図2及び図3に示す一連のフローチャートを終了(エンド)する。
これに対して、不在着信通知に含まれている電話番号と同じ電話番号が、メモリ10に自動発信指定ユーザ情報として記憶されている電話番号の中に存在した場合、不在着信のあった相手のユーザは、当該携帯電話機のユーザにより指定されているユーザであるため、制御部11は処理をステップS2に進める。
ステップS2では、制御部11が、メモリ10に記憶されている自動発信是非情報を読み込むことで、自動発信処理がユーザにより承認されているか否かを判別する。自動発信処理がユーザにより承認されていない場合、制御部11は、自動発信処理を行うことなく、この図2及び図3に示す一連のフローチャートを終了(エンド)する。これに対して、自動発信処理がユーザにより承認されている場合、制御部11は、処理をステップS3に進める。
ステップS3では、制御部11が、メモリ10に記憶されているリトライ回数情報を読み込むことで、これから行う自動発信の実行回数が、ユーザにより指定されているリトライ回数内であるか否かを判別する。これから行う自動発信の実行回数が、ユーザにより指定されているリトライ回数内ではなかった場合、これ以上の自動発信の実行はユーザにより禁止されているため、制御部11は、自動発信処理を行うことなく、この図2及び図3に示す一連のフローチャートを終了(エンド)する。
これに対して、これから行う自動発信の実行回数が、ユーザにより指定されているリトライ回数内ではあった場合、制御部11は、ステップS4に処理を進め、不在着信通知のあった相手の電話番号に電話を掛けるように制御回路2を制御する(自動発信処理)。これにより、不在着信通知のあったユーザのうち、当該携帯電話機のユーザが指定したユーザに対してのみ自動発信が行われることとなる。
次に制御部11は、ステップS5において、この自動発信により電話を掛けた相手(=不在着信のあった相手)の携帯電話機と、当該ユーザの携帯電話機との間で通信回線が接続されたか否か(=電話を掛けた相手が電話とったか否か)を判別する。そして、通信回線が接続されたものと判別するまでの間、ステップS10において、メモリ10にタイムアウト情報として記憶されている時間が経過したか否かを判別する。
すなわち、制御部11は、自動発信の開始から経過した時間をカウントしており、この経過時間(=呼び出し時間)が、ユーザにより予め指定されているタイムアウト時間となったか否かを監視する。そして、不在着信のあった相手が、この自動発信に対する応答をすることなく、上記タイムアウト時間が経過したものと判別した際に(タイムアウトと判別した際に)、ステップS11に処理を進め、自動発信を停止するように通信回路2を制御して、この図2及び図3に示す一連のフローチャートを終了(エンド)する。
一方、上記タイムアウト時間内に、上記不在着信のあった相手がこの自動発信に対する応答をした場合、制御部11は、図3に示すステップS6に処理を進める。
この図3に示すステップS6では、制御部11が着信処理を行う。具体的には、前述のように当該携帯電話機はマナーモードが設定可能となっており、また、自動発信時にこのマナーモードを一時的に解除するか否かを設定可能となっている。このため、制御部11は、上記不在着信のあった相手が自動発信に対する応答をしたことを検出した際に、現在、当該携帯電話機がマナーモードに設定されているか否かを判別し、マナーモードに設定されていない場合は、例えば着信音を鳴らすと共にバイブレーションユニット9を振動駆動し、さらに発光部7を点滅させる等して、不在着信のあった相手が自動発信に応答したことをユーザに知らしめる着信処理を行う。
一方、マナーモードが設定されている場合、制御部11は、メモリ10に記憶されているマナー設定解除情報を読み込み、自動発信時にマナーモードを一時的に解除することがユーザにより承認されているか否かを判別する。マナーモードを一時的に解除することがユーザにより承認されていない場合には、例えば着信音を鳴らさずにバイブレーションユニット9のみを振動駆動し、或いは着信音を鳴らさずに発光部7のみを点滅させる等の、マナーモードに対応する着信処理を行う。
これに対してマナーモードを一時的に解除することがユーザにより承認されている場合、制御部11は、マナーモードを一時的に解除し、例えば着信音を鳴らすと共にバイブレーションユニット9を振動駆動し、さらに発光部7を点滅させる等して、不在着信のあった相手が自動発信に応答したことをユーザに知らしめる着信処理を行う。
この場合、ユーザの携帯電話機から不在着信通知のあった相手に対して自動的に電話を掛けたのであるが、この着信処理により、あたかも相手から電話が掛かってきたように該ユーザに対して認識させることができる。制御部11は、このような着信処理後に処理をステップS7に進める。
ステップS7では、制御部11が操作部6に設けられているオフフックキーが押圧操作されたか否かを判別することで、自動発信を行ったユーザが上記着信処理に応答したか否かを判別する。
上記ステップS6で着信処理がなされたということは、現在、自動発信の着信先となる相手は電話に出ている状態であるが、自動発信の発信元となるユーザが長時間、電話に出ないと、自動発信の着信先となる相手が電話に出ている状態で長時間待機する不都合を生ずる。また、この自動発信は、不在着信通知を受信した際にユーザが操作を行うことなく自動的に行われるため、ユーザ自身も気付いていない場合もある。
このため、制御部11は、ユーザがオフフックキーを押圧操作したことを検出するまでの間、ステップS12において、例えば10秒、20秒等の所定時間が経過したか否かを判別する。
すなわち、制御部11は、着信処理の実行から経過した時間をカウントしており、この経過時間が上記所定時間となったか否かを監視する。そして、自動発信を行ったユーザが、オフフックキーを押圧操作することなく、上記所定時間が経過したものと判別した際に、タイムアウトとしてステップS13に処理を進め、自動発信を停止するように通信回路2を制御して、この図2及び図3に示す一連のフローチャートを終了(エンド)する。
これに対して、上記ステップS7でオフフックキーの押圧操作を検出した場合、制御部11はステップS8に処理を進め、自動発信を行ったユーザの携帯電話機と、この自動発信の着信先となる相手の通信端末装置(=不在着信のあった相手の通信端末装置)との間で通話を行うように通信回路を制御し、この図2及び図3に示す一連のフローチャートを終了(エンド)する。
[実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、この実施の形態の携帯電話機は、受信した不在着信通知に含まれる電話番号と同じ電話番号がメモリ10に記憶されていると判別した際にのみ、この電話番号に対して自動発信を行うことで、ユーザが指定した特定の相手の着信に対してのみ自動発信を行う。これにより、ユーザが指定した特定の相手に対して連絡をとることができる確率を大幅に向上させることができると共に、不都合のある相手を回避して自動発信を行うことができる。
また、不在着信となった相手からすれば、当該実施の形態の携帯電話機のユーザが、通信圏内に位置するようになり、或いはそれまで停止していた電源を再投入する等して通信可能な状態となった際に、上記不在着信通知に基づいて自動的に電話をかけ直してくれるため、何度も電話を掛ける必要がなく、一度電話を掛けた後は、当該実施の形態の携帯電話機のユーザが電話をかけ直してくるまで安心して待機することができる。
また、この実施の形態の携帯電話機は、自動発信の着信先となるユーザが応答しない場合には、予め指定されている時間で発信を停止することで(タイムアウト)、相手に対する呼び出し時間を、ユーザにより指定された時間とすることができる。
また、この実施の形態の携帯電話機は、自動発信の着信先となるユーザが応答しない場合、予め指定されているリトライ回数の範囲内において自動発信を行うことで、相手に対して自動発信を行う回数を、ユーザにより指定された回数(=リトライ回数)とすることができる。
また、この実施の形態の携帯電話機は、マナーモードを一時的に解除することが許容されていた場合に、自動発信の着信先となるユーザが応答した際に、上記マナーモードを一時的に解除して所定の着信処理を行う。これにより、ユーザが許容していた場合のみ、マナーモードを一時的に解除して所定の着信処理を行うことができる。
[変形例]
上述の実施の形態の説明では、本発明を携帯電話機に適用することとしたが、これは、PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System),無線通信機能を有するPDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)、無線通信機能を有するノート型のパーソナルコンピュータ装置等の他の携帯端末装置に適用してもよい。
最後に、上述の実施の形態は、あくまでも本発明の一例として開示したに過ぎない。このため、本発明は、上述の実施の形態に限定されることはなく、上述の実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論であることを付け加えておく。
本発明を適用した実施の形態の携帯電話機のブロック図である。 実施の形態の携帯電話機の自動発信動作の前半の流れを示すフローチャートである。 実施の形態の携帯電話機の自動発信動作の後半の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 アンテナ、2 通信回路、3 スピーカ部、4 マイクロホン部、5 表示部、6 操作部、7 発光部(LED)、8 カメラ部、9 バイブレーションユニット、10 メモリ、11 制御部

Claims (8)

  1. センター側において、無線通信接続ができない状態のときに着信した発信先の電話番号を記憶しておき、後に通信接続可能となった際に、センター側から送信される、少なくとも上記記憶しておいた発信先の電話番号を含む不在着信通知を受信することで、通信接続ができない状態のときに着信があったことを認識可能な携帯端末装置において、
    ユーザにより指定された少なくとも電話番号を記憶する指定ユーザ番号記憶手段と、
    上記不在着信通知を受信した際に、この受信した不在着信通知に含まれる電話番号と同じ電話番号が、上記指定ユーザ番号記憶手段に記憶されているか否かを判別する指定ユーザ判別手段と、
    上記指定ユーザ判別手段により、上記受信した不在着信通知に含まれる電話番号と同じ電話番号が上記指定ユーザ番号記憶手段に記憶されていると判別された際に、この電話番号に対して自動発信を行うように通信手段を制御する自動発信制御手段と、
    上記自動発信制御手段からの自動発信に対する着信先となるユーザが、この着信に対して応答したか否かを判別する応答判別手段と、
    上記着信先となるユーザが応答した際に、所定の着信処理を行う着信処理手段と、
    上記所定の着信処理に対応して、発信元となるユーザが通話操作を行った際に、該発信元のユーザと上記着信先のユーザとの間の通話処理を行う通話処理手段と
    を有することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 請求項1に記載の携帯端末装置であって、
    少なくともユーザにより指定された、上記自動発信制御手段により自動発信を開始してから該自動発信を停止するまでの時間である発信継続時間を記憶する発信継続時間記憶手段を有し、
    上記自動発信制御手段は、上記発信継続時間記憶手段に記憶されている発信継続時間となっても、上記着信先となるユーザの応答が上記応答判別手段で判別されない場合に、上記発信継続時間で発信を停止するように上記通信手段を制御すること
    を特徴とする携帯端末装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の携帯端末装置であって、
    少なくともユーザにより指定された、上記着信先となるユーザの応答が上記応答判別手段で判別されない場合に、自動発信を繰り返し行う回数を記憶するリトライ回数記憶手段を有し、
    上記自動発信制御手段は、上記着信先となるユーザの応答が上記応答判別手段で判別されない場合、上記リトライ回数記憶手段に記憶されている回数の範囲内において、上記自動発信を行うように上記通信手段を制御すること
    を特徴とする携帯端末装置。
  4. 請求項1から請求項3のうち、いずれか一項に記載の携帯端末装置であって、
    上記自動発信時にマナーモードを一時的に解除するか否かを示すマナーモード解除情報が記憶された解除情報記憶手段を有し、
    上記着信処理手段は、上記解除情報記憶手段に、上記マナーモードを一時的に解除することを許容するマナーモード解除情報が記憶されていた場合、上記着信先となるユーザが応答した際に、上記マナーモードを一時的に解除して上記所定の着信処理を行うこと
    を特徴とする携帯端末装置。
  5. センター側において、無線通信接続ができない状態のときに着信した発信先の電話番号を記憶しておき、後に通信接続可能となった際に、通信接続ができない状態のときに着信があったことを認識可能なように、センター側から送信される、少なくとも上記記憶しておいた発信先の電話番号を含む不在着信通知を受信した際に、この受信した不在着信通知に含まれる電話番号と同じ電話番号が、ユーザにより指定された少なくとも電話番号を記憶する指定ユーザ番号記憶手段に記憶されているか否かを判別する指定ユーザ判別手段と、
    上記指定ユーザ判別手段として機能することで、上記受信した不在着信通知に含まれる電話番号と同じ電話番号が上記指定ユーザ番号記憶手段に記憶されていると判別した際に、この電話番号に対して自動発信を行うように通信手段を制御する自動発信制御手段と、
    上記自動発信制御手段として機能することで、上記自動発信に対する着信先となるユーザが、この着信に対して応答したか否かを判別する応答判別手段と、
    上記応答判別手段として機能することで、上記着信先となるユーザが応答したものと判別した際に、着信報知手段を介して所定の着信処理を行う着信処理手段と、
    上記着信処理手段として機能することで行った上記着信処理に対応して、発信元となるユーザが通話操作を行った際に、上記通信手段を介して該発信元のユーザと上記着信先のユーザとの間の通話処理を行う通話処理手段
    としてコンピュータを機能させる自動発信プログラム。
  6. 請求項5に記載の自動発信プログラムであって、
    コンピュータを上記自動発信制御手段として機能させる際に、発信継続時間記憶手段に記憶されている、少なくともユーザにより指定された、上記自動発信制御手段により自動発信を開始してから該自動発信を停止するまでの時間である発信継続時間となっても、上記コンピュータを応答判別手段として機能させた際に、上記着信先となるユーザの応答が判別されない場合に、上記発信継続時間で発信を停止するように上記通信手段を制御する上記自動発信制御手段としてコンピュータを機能させること
    を特徴とする自動発信プログラム。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の自動発信プログラムであって、
    コンピュータを上記応答判別手段として機能させることで、上記着信先となるユーザの応答が判別されない場合、上記自動発信制御手段としてコンピュータを機能させる際に、リトライ回数記憶手段に記憶されている、少なくともユーザにより指定された、上記着信先となるユーザの応答が上記応答判別手段で判別されない場合に、自動発信を繰り返し行う回数の範囲内において、上記自動発信を行うように上記通信手段を制御する上記自動発信制御手段としてコンピュータを機能させること
    を特徴とする自動発信プログラム。
  8. 請求項5から請求項7のうち、いずれか一項に記載の自動発信プログラムであって、
    上記着信処理手段としてコンピュータを機能させる際に、上記自動発信時にマナーモードを一時的に解除するか否かを示すマナーモード解除情報が記憶された解除情報記憶手段に、上記マナーモードを一時的に解除することを許容するマナーモード解除情報が記憶されていた場合、上記着信先となるユーザが応答した際に、上記マナーモードを一時的に解除して上記所定の着信処理を行う上記着信処理手段としてコンピュータを機能させること
    を特徴とする自動発信プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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