JP2006118296A - 側溝ブロックの排水構造及び透水板 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は施工が容易で、かつ長年に亘って使用しても目詰りが生じない側溝ブロックの排水構造を目的とする。
【解決手段】 表裏面に貫通された複数の透水孔2が穿孔されかつ裏面に凹溝3、4を設けてなる透水板1を、流水通路9、凹段部12、該流水通路9と凹段部12とに連通された排水孔11等を有する側溝ブロック8の前記凹段部12に当接固定して構成した側溝ブロックの排水構造である。
【選択図】 図1

Description

本発明は道路等に埋設されて雨水等を排水することが出来る排水構造及びその排水構造に用いられる透水板に関するものである。
側溝ブロックの排水構造としては、本件特許出願人が既に特許を取得している特許第2882764号公報(特許文献1)に係る発明が知られている。この発明は、側溝ブロックの上側外面にほぼ水平な横溝を設け、かつ該側溝ブロックの内側の流水路と該横溝とを排水孔で連通し、前記横溝内に透水パイプを配設した排水構造に関するものである。
また、前述の特許文献1の技術の他に、最近になって図5に示すような側溝ブロック51を用いた排水構造52が実施されている。この排水構造52は、中心部に流水通路53を有する側溝ブロック51の右側上部外面に水平な横溝54を設け、該横溝54と流水通路53とを排水孔55で連通し、この横溝54内に透水パイプ56を配設した構成を基礎としている。
そして、前記側溝ブロック51の左側上部外面から流水通路53に排水孔57を連通させ、さらに側溝ブロック51の左側上部の切欠58に敷設された縁石59と、側溝ブロック51との間に設けられた凹所60に雨水を浸透し得るポーラス状浸透コンクリート61を打設して構成していた。
従って、前述の排水構造52に於ては、車道等に溜まった雨水が前記透水パイプ56及び排水孔55を介して流水通路53に流入させる他に、ポーラス状浸透コンクリート61を浸透した雨水を排水孔57を介して流水通路53に流入させることによって、効率良く車道等の雨水を処理していた。
また、前述の流水通路を有する側溝ブロックとは形状の異なる上方が開放されたU型側溝ブロックには、例えば特開2000−54472号公報(特許文献2)に示す如く、中央部に通し穴を設けると共に、両側縁に切込みと凸部とを交互に設けた透水性のゴムチップ製蓋が知られている。
更に、実用新案登録第3070711号公報(特許文献3)示す如く、粒状物、FRP発材の破砕片を混合すると共に、複数の貫通孔を設けた熱可塑性樹脂板からなる透水性の蓋が知られている。
特許第2882764号公報 特開2000−54472号公報 実用新案登録第3070711号公報
然るに、前述の従来技術のように、雨水を浸透し得るポーラス状浸透コンクリート61を側溝ブロック51の上部に沿って設けた場合には、構造物を構築した当初は該ポーラス状浸透コンクリート61が雨水を十分に浸透させるので問題はないが、長年に亘って使用すると、ポーラス状浸透コンクリート61に細かい土やゴミがポーラス部分に侵入して目詰まりが生じ、掃除を続けても機能しなくなり、数年後には交換をしなければならなくなる問題があった。
また、前述の特許文献2及び特許文献3に示すゴムチップ製等の透水性蓋は、上方が開放されたU型側溝には有効に利用することが出来るが、本発明のように、内部に流水通路を有する側溝ブロックを使用する排水構造に於ては、特許文献2、3に示すような構造のゴムチップ等は使用することが困難である問題があった。
本発明に係る側溝ブロックの排水構造は、前述の従来の問題点に鑑み開発された全く新しい技術であって、特に、複数の透水孔が表裏面に貫通され、かつその裏面に凹凸が設けられたゴムチップ或は合成樹脂製の透水板を側溝ブロックの上部に露出された排水孔に隣接配設して構成した技術を提供するものである。
本発明に係る側溝ブロックの排水構造は、前述の従来の問題点を根本的に改善した発明であって、その発明の要旨は、内部に流水通路を有しかつ該流水通路に連通する排水孔を上部所定位置に有する側溝ブロックを用いた排水構造に於て、表裏面に貫通された複数の透水孔を有しかつその裏面に凹凸が設けられた透水板の裏面を前記側溝ブロックの排水孔を有する上部所定位置に当接して構成したことを特徴とした側溝ブロックの排水構造である。
前述の側溝ブロックの排水構造に用いられる本発明の透水板の第1発明の要旨は、表裏面に貫通された複数の透水孔を有する透水板に於て、該透水板の裏面に凹溝、凸条、凸起等の凹凸を設けて構成したことを特徴とした透水板である。
また、本発明の透水板の第2発明の要旨は、前記複数の透水孔を裏面に設けた凹溝に連通して構成したことを特徴とした第1発明の透水板である。
本発明に係る側溝ブロックの排水構造に於ては、表裏面に貫通された複数の透水孔を有する共に裏面に凹凸を有する透水板の裏面を側溝ブロックの上部所定位置に当接し、かつ該透水板が当接された部分から流水通路に亘って排水孔を設けて構成したので、該透水板の透水孔より透水した雨水を透水板の裏面の隙間及び排水孔を通して流水通路に排出することが出来る。
また、該透水板の裏面には凹凸が設けられているので、透水板が側溝ブロックに密着することを防止し、透水板の裏面と側溝ブロックとの間に所定の隙間を形成し、透水板を透水した雨水を透水板の裏面に添って移動させて、側溝ブロックの排水孔に導くことが出来る。さらに、側溝ブロックの上部には予め透水板が固定されているので、現場に於てそのまま排水装置として設置することが出来、従来のように側溝ブロックの周りにポーラス状のコンクリート等の打設を不要とすることが出来る。
本発明に係る第1発明の透水板は、前述のように表裏面に複数の透水孔が貫通され、かつその裏面に凹溝、凸条、凸起等の凹凸が設けられているので、透水板を側溝ブロックに当接した際に、全面的に密着させずに両者間に所定の隙間を形成することが出来る。従って、透水板を透水した雨水を透水板の裏面に添って移動せしめることが出来る。
本発明に係る第2発明の透水板は、前述のように複数の透水孔が貫通され、かつこれ等の透水孔が裏面に設けられた凹溝に連通されているので、透水孔を透水した雨水を該凹溝に添って確実に流出することが出来る。
図により本発明に係る透水板及びこの透水板を用いた側溝ブロックの排水構造について説明すると、図1は本発明に係る第1実施例の透水板の斜視図、図2は第2実施例及び第3実施例の透水板の裏面図、図3は側溝ブロックの排水構造を示す斜視図、図4は図3の排水構造の平面図、正面図、側面図である。
図1により本発明の第1実施例の透水板1を説明すると次の通りである。該透水板1には図に示す如く、複数の透水孔2が表裏面に貫通して穿孔されている。また、透水板1の裏面には、軸方向に1本の凹溝3が設けられ、かつ巾方向には複数の凹溝4が設けられている。前記複数の透水孔2の下端には夫々凹溝4に連通されている。この透水板1はゴムチップ或は合成樹脂等の材料で構成されている。
前記透水板1は、長さが約1,000mm、巾が約50mm、肉厚が約15mm、凹溝3、4の巾が約10mm、深さが約5mm、凹溝4の相互間が約50mmで構成されている。また、透水孔2の径が約4mmに形成されている。
次に図2の(A)、(B)に於て、本発明の透水板1の第2実施例及び第3実施例について説明する。前記第1実施例に於ては、透水板1の裏面には凹溝3、4を設けたが、図2(A)に於ては、透水板1の裏面に所定の間隔を保って多数の凸起5が突設されている。また図2(B)に於ては、透水板1の裏面に所定の間隔を保って多数の凸条6が突設されている。
図3及び図4に於て、本発明に係る側溝ブロックの排水構造7について説明する。図に於て、8は側溝ブロックであって、前述の図5で説明した従来例の側溝ブロック51と類似する構造を有している。9は流水通路、10は排水孔、11も排水孔であって、側溝ブロック8の流水通路9から側溝ブロック8の凹段部12に亘って連通されている。この凹段部12には前述の透水板1が当接固定されている。図中13は縁石を当接する切欠部である。
本発明に係る側溝ブロックの排水構造7に於ては、側溝ブロック8の上部の凹段部12に、前述の構造を有する透水板1が一体的に取付けて構成されているので、道路等に側溝ブロック8を施工する際にも、従来の如く、縁石と側溝ブロック8との隙間にポーラス状のコンクリートを打設する必要がなく、そのまま施工することによって排水構造を構成することが出来る。
かつ、側溝ブロック8の凹段部12に当接固定された透水板1は、その裏面に凹凸があるので、透水板1と凹段部12との間に所定の隙間を形成することが出来、透水板1の透水孔2を透水した雨水を透水板1の裏面の隙間に添って流水し、側溝ブロック8の排水孔11に導いて流水通路9に排水することが出来る。
前記透水板1の裏面に凹溝3、4を設けた場合には、透水板1を透水した雨水をこれ等の凹溝3、4によって、よりスムーズに排水孔11に導いて排水することが出来る。さらに、透水板1には複数の約4mmの径を持った透水孔が表裏に貫通されているので、従来のポーラス状コンクリート等のように土やゴミによって目詰りを生ずる心配が全くない。
本発明に係る側溝ブロックの排水構造は、側溝ブロックに透水板が一体的に取付けて構成されているので、そのまま道路の排水装置として利用することが出来る他に、公園、ゴルフ場等の雨水が溜り易い場所に排水装置として利用することが出来る。
本発明に係る第1実施例の透水板の斜視図である。 第2実施例及び第3実施例の透水板の裏面図である。 側溝ブロックの排水構造を示す斜視図である。 図3の排水構造の平面図、正面図、側面図である。 従来の側溝ブロックの排水構造を示す断面説明図である。
符号の説明
1 ・・・透水板
2 ・・・透水孔
3 ・・・凹溝
4 ・・・凹溝
5 ・・・凸起
6 ・・・凸条
7 ・・・側溝ブロックの排水構造
8 ・・・側溝ブロック
9 ・・・流水通路
10 ・・・排水孔
11 ・・・排水孔
12 ・・・凹段部
13 ・・・切欠部
51 ・・・側溝ブロック
52 ・・・排水構造
53 ・・・流水通路
54 ・・・横溝
55 ・・・排水孔
56 ・・・透水パイプ
57 ・・・排水孔
58 ・・・切欠
59 ・・・縁石
60 ・・・凹所
61 ・・・ポーラス状浸透コンクリート

Claims (3)

  1. 内部に流水通路を有しかつ該流水通路に連通する排水孔を上部所定位置に有する側溝ブロックを用いた排水構造に於て、表裏面に貫通された複数の透水孔を有しかつその裏面に凹凸が設けられた透水板の裏面を前記側溝ブロックの排水孔を有する上部所定位置に当接して構成したことを特徴とした側溝ブロックの排水構造。
  2. 表裏面に貫通された複数の透水孔を有する透水板に於て、該透水板の裏面に凹溝、凸条、凸起等の凹凸を設けて構成したことを特徴とした透水板。
  3. 前記複数の透水孔を裏面に設けた凹溝に連通して構成したことを特徴とした請求項2の透水板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008133691A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Ito Yogyo Co Ltd 道路の排水構造とこれに用いる埋設側溝
JP6982356B1 (ja) * 2021-07-06 2021-12-17 Pump Man株式会社 路面成型補助部材、及び、路面の成型方法

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