JP2006116566A - 摩擦攪拌接合冶具および摩擦攪拌接合方法 - Google Patents

摩擦攪拌接合冶具および摩擦攪拌接合方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 摩擦攪拌接合におけるワークの変形を防止し、ワークの品質向上を図ることができる摩擦攪拌接合冶具および摩擦攪拌接合方法を提供する。
【解決手段】 回転子2の高速回転による摩擦熱でワークW1、W2を軟化し攪拌して接合するための摩擦攪拌接合冶具1であって、回転子2の外周面5の外側に、回転子2の軸心L方向にワークW1、W2を押圧する環状のワーク押さえ部材6と、前記軸心L方向にワーク押さえ部材6を付勢する弾性体7とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、摩擦攪拌接合冶具および摩擦攪拌接合方法に係り、特に、接合時のワークの反り返りを防止できる摩擦攪拌接合冶具および摩擦攪拌接合方法に関する。
アルミニウムやマグネシウム、鉄等の金属材料や樹脂材料等よりなる被接合部材(以下、ワークという。)を接合する方法として、近年、摩擦攪拌接合法が注目され、種々の摩擦攪拌接合冶具が開発されている(例えば、特許文献1および特許文献2等参照)。この摩擦攪拌接合法は、従来のアーク溶接等の接合法に比べ、接合後のワークのひずみが小さく、アーク溶接における接合強度以上の接合強度が得られるという特徴を有する。
この摩擦攪拌接合冶具は、特許文献1や特許文献2等に示されるように、通常、円柱形状の回転子を高速で回転させながら、その先端部分や回転子の先端部分に設けられた接合ピンを、重ね合わせた状態或いは端部を突き合わせた状態の一対のワークに押し付けて、接合点近傍を摩擦熱で軟化させ、さらに回転子の先端部分や接合ピンを圧入していき、軟化した一対のワーク接合点近傍を攪拌し、塑性流動を生じさせて、ワーク同士を冶金的に一体化させるものである。
特開2002−224859号公報 特開2002−66760号公報
しかしながら、例えば、重ね合わせたワーク同士の端部付近を摩擦攪拌接合する場合、特許文献1や特許文献2等に記載された摩擦攪拌接合冶具では、図4に示すように、回転子100や接合ピン101を押し付ける側のワークW1の端部が摩擦熱や回転子100等の押圧力により反り返り、他方のワークW2の端部と離間してしまう現象が生じる場合がある。
このようにワークの端部同士が離間すると、外観品質上、問題となるうえ、さらに、離間したワーク端部の間隙部分に軟化、攪拌されたワーク材料が溢れ出して接合点領域のワークが減少するため、接合強度が低下してしまうという問題が生じる。
そこで、本発明の目的は、摩擦攪拌接合におけるワークの変形を防止し、ワークの品質向上を図ることができる摩擦攪拌接合冶具および摩擦攪拌接合方法を提供することである。
前記の問題を解決するために、請求項1の摩擦攪拌接合冶具は、
回転子の高速回転による摩擦熱でワークを軟化し攪拌して接合するための摩擦攪拌接合冶具であって、
前記回転子の外周面の外側に、前記回転子の軸心方向に前記ワークを押圧する環状のワーク押さえ部材と、前記軸心方向に前記ワーク押さえ部材を付勢する弾性体とを備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、摩擦攪拌接合冶具は、回転子の外周面の外側に設けられたワーク押さえ部材がワークを回転子の軸心方向に押圧し、弾性体がそのワーク押さえ部材を軸心方向に付勢する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の摩擦攪拌接合冶具において、前記ワーク押さえ部材は、前記回転子の外周面から離間するように設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、環状のワーク押さえ部材は、回転子の外周面からある程度距離をおくように設けられる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の摩擦攪拌接合冶具において、前記ワーク押さえ部材は、接合動作中に前記ワークに対して静止した状態で前記ワークを押圧することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、ワーク押さえ部材は、回転子とともに回転せずに、ワークに対して静止した状態で上方からワークを押圧する。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の摩擦攪拌接合冶具において、前記回転子の先端面中央部に、回転子と同軸状に接合ピンが突設されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、回転子の先端面中央部に突設された接合ピンが、ワークに深く進入し、重ねあわされたワークを接合する。
請求項5に記載の発明は、前記請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の摩擦攪拌接合冶具を用いて、回転子の高速回転による摩擦熱でワークを軟化し攪拌して接合する摩擦攪拌接合方法であって、
前記回転子が圧接される接合点の周囲を環状の前記ワーク押さえ部材により押圧しながら接合を行うことを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、回転子の外周面の外側に設けられたワーク押さえ部材を弾性体が付勢し、ワーク押さえ部材がワークを回転子の軸心方向に押圧しながら摩擦攪拌接合を行う。
請求項1に記載の発明によれば、摩擦攪拌接合冶具は、回転子の外周面の外側に設けられたワーク押さえ部材がワークを回転子の軸心方向に押圧し、弾性体がそのワーク押さえ部材を軸心方向に付勢するため、回転子との摩擦熱により重ね合わせた上側のワークに生じる反り返りをワーク押さえ部材が効果的に抑制して、2枚のワークを変形させることなく平行を保った状態のまま接合することができる。
そのため、接合されたワークを外観品質上支障ないものとすることができ、また、2枚のワークの端部同士が離間して軟化、溶融したワーク材料がその隙間に溢れ出して接合点領域の接合強度が低下する事態を確実に防止することが可能となり、接合強度を設計通りに維持することができる。
請求項2に記載の発明によれば、環状のワーク押さえ部材は、回転子の外周面からある程度距離をおいて離間するように設けられる。そのため、ワークの反り返りの始点である接合点からある程度離れた地点でワークを上方から押圧することができる。すなわち、接合点から離れた地点でワークを押圧することでワークに加わる力のモーメントがより大きくなり、ワークの上方への反り返りに対してより強い抑制を与えることが可能となり、前記請求項1に記載の発明の効果をより効果的に発揮させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、ワーク押さえ部材は、回転子とともに回転せずに、ワークに対して静止した状態で上方からワークを押圧するため、前記各請求項に記載の発明の効果に加え、ワークがワーク押さえ部材との摩擦熱で変形したり、ワーク押さえ部材が摩耗したりすることを防止でき、ワーク押さえ部材がワークを的確に押圧する状態を維持することが可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、回転子の先端面中央部に突設された接合ピンが、ワークに深く進入し、重ねあわされたワークを接合するため、ワークが確実に接合される。その反面、接合ピンが設けられていない回転子の場合と比較してワークが反り返る傾向がより顕著になるが、前記各請求項に記載の発明のように、回転子の外周面の外側に設けられたワーク押さえ部材が的確にワークを上方から押圧してワークの反り返りを的確に抑制するため、前記各請求項に記載の発明の効果が接合ピンを有する回転子においても効果的に発揮される。
請求項5に記載の発明によれば、回転子の外周面の外側に設けられたワーク押さえ部材を弾性体が付勢し、ワーク押さえ部材がワークを回転子の軸心方向に押圧しながら摩擦攪拌接合を行うため、回転子との摩擦熱により重ね合わせた上側のワークに生じる反り返りをワーク押さえ部材が効果的に抑制して、2枚のワークを変形させることなく平行を保った状態のまま接合することができる。
そのため、接合されたワークを外観品質上支障ないものとすることができ、また、2枚のワークの端部同士が離間して軟化、溶融したワーク材料がその隙間に溢れ出して接合点領域の接合強度が低下する事態を確実に防止することが可能となり、接合強度を設計通りに維持することができる。
以下、本発明に係る摩擦攪拌接合冶具および摩擦攪拌接合方法の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る摩擦攪拌接合冶具が用いられる接合装置を示す側面図である。接合装置10は、主に、本実施形態の摩擦攪拌接合冶具1の回転子2を軸心周りに高速回転させるための回転押圧駆動部20と、回転押圧駆動部20の駆動により摩擦攪拌接合冶具1を図示しないワークの方向に移動させてワークを押圧させるための押圧部30と、ワークを裏面側から支持するためのワーク受け部40と、摩擦攪拌接合冶具1の押圧に抗するようにワーク受け部40を支持するためのガンアーム部50とを備えている。
図2は、本実施形態に係る摩擦攪拌接合冶具の一部縦断面図である。摩擦攪拌接合冶具1は、円柱形状の回転子2を備えている。回転子2は、接合装置10の回転押圧駆動部20の図示しない固定軸に固定されており、前述したように、回転押圧駆動部20の駆動により軸心Lを中心として高速回転されるように構成されている。
本実施形態では、回転子2の先端面中央部には、回転子2と同軸で小径の円柱形状の接合ピン3が回転子2と一体的に突設されている。接合ピン3の長さ等は、接合する図示しないワークの厚さ等により適宜選択され、回転子2ごと取り替え可能とされている。
また、回転子2の先端面であって接合ピン3の外周部分には、先端面の外周縁部から中心の接合ピン3に向かうに従って回転子内部に入り込むように、すなわち、対向するワークから遠ざかるように傾斜するショルダ部4が設けられている。ショルダ部4は、摩擦熱により溶融したワークを収容するための溜まり部を構成している。
回転子2の外周面5の外側には、円筒形状のワーク押さえ部材6が回転子2を環状に取り巻くように設けられている。本実施形態のワーク押さえ部材6は、図2に示したように、回転子2の外周面5から離間するように設けられている。
ワーク押さえ部材6の上端部、すなわち、ワーク押さえ部材6のワークと当接する端面7とは反対側の端部には、ワーク押さえ部材6をワーク側に付勢する弾性体としてのコイルばね8の一端部が固定されている。コイルばね8は、回転子2を取り巻くように設けられており、コイルばね8の他端部は、図1に示した接合装置10の押圧部30から延設されたブラケット60に固定されている。コイルばね8の弾性率は、接合ピン3の長さやワークの板厚、材質等により適宜決定される。
なお、ブラケット60が固定されている接合装置10の押圧部30は、前述のように、回転押圧駆動部20の駆動により摩擦攪拌接合冶具1をワークの方向に移動させるためのものであり、回転子2の回転に伴って軸心L周りに回転することはない。そのため、ブラケット60に固定されるコイルばね8も回転せず、コイルばね8により固定されたワーク押さえ部材6も回転せずにワークに対して静止した状態でワークを上方から押圧するようになっている。
次に、本実施形態の摩擦攪拌接合冶具1を用いた摩擦攪拌接合方法について説明する。
図3は、本実施形態の摩擦攪拌接合冶具を用いて重ね合わせたワークを点接合する手順を示す図である。図3(A)に示すように、2枚のワークW1、W2が重ねあわされた状態で接合装置10のワーク受け部40に載置される。そして、接合装置10の回転押圧駆動部20を駆動させると、ワークW1、W2から離間した位置で摩擦攪拌接合冶具1の回転子2が軸心周りに高速回転を開始する。
次に、押圧部30を下降させることにより摩擦攪拌接合冶具1がワークW1、W2に向かって下降していき、図3(B)に示すように、摩擦攪拌接合冶具1のワーク押さえ部材6の端面7が上側のワークW1に当接する。
図3(B)の状態から摩擦攪拌接合冶具1をさらに下降させると、ワークW1に当接したワーク押さえ部材6と上方のブラケット60との間でコイルばね8が押し縮められ、コイルばね8の反発力によりワーク押さえ部材6が下方のワークW1側に押し付けられて、ワーク押さえ部材6によるワークW1、W2に対する押圧力が生じる。つまり、ワーク押さえ部材6は、接合装置10のワーク受け部40との間でワークW1、W2を挟持する状態となる。
そして、図3(C)に示すように、高速回転している回転子2の先端の接合ピン3がワークW1の接合点に当接すると、接合ピン3との摩擦熱によりワークW1が軟化し始める。回転子2および接合ピン3には上方の回転押圧駆動部20から下方への押圧力が加わっているから、接合ピン3が軟化、融解したワークW1を攪拌しながらさらに押し込まれていく。その間、ワークW1の摩擦熱は下方のワークW2にも伝わり、ワークW2も軟化される。
一方、ワーク押さえ部材6は、摩擦攪拌接合冶具1が下方に移動することでコイルばね8から受ける押圧力は増すが、ワークW1のワーク押さえ部材6が当接している部分までは軟化されないため、ワークW1の内部に押し込まれることはなく、ワークW1に当接した状態でワークW1、W2に対する押圧力を増していく。
接合ピン3および回転子2の先端部分が、図3(D)に示す状態にまでワークW1、W2に押し込まれると、接合ピン3や回転子2の先端部分が軟化、溶融した接合点近傍のワークW1、W2を攪拌し、塑性流動を生じさせてワーク同士を一体化させる。
その際、溶融し攪拌されたワークの一部は、回転子2の先端面に形成されたショルダ部4と接合ピン3の側面で構成される溜まり部に入り込む。ワークの他の一部が押し出され、図3(D)に示すように、回転子2の外周面5の周りに盛り上がる場合もあるが、接合強度に影響を与える程度にはならない。
本実施形態の摩擦攪拌接合冶具1を用いた摩擦攪拌接合方法では、このように、回転子2や接合ピン3が圧接される接合点の周囲を環状のワーク押さえ部材6により押圧しながら接合が行われる。その際、前述したように、ワーク押さえ部材6が回転子2の外周面5から離間するように設けられていれば、ワークW1の反り返りの始点である接合点から離れた地点でワークW1を上方から押圧できる。
接合点近傍の攪拌、塑性流動が十分に行われると、接合装置10の押圧部30を上昇させることで、接合ピン3がワークから引き抜かれ、コイルばね8が通常の長さに伸びて付勢力がなくなりワーク押さえ部材6によるワークの押圧が解除される。そして、図3(E)に示すように、摩擦攪拌接合冶具1が上方に退避される。
以上のように、本実施形態の摩擦攪拌接合冶具1および摩擦攪拌接合方法によれば、摩擦攪拌接合冶具1の回転子2および接合ピン3の高速回転によりワークW1、W2が軟化、溶融し、回転子2や接合ピン3の押圧力により接合ピン3等がワークに押し込まれるため、図4に示した従来の摩擦攪拌接合と同様に、その摩擦熱や押圧力により上側のワークW1が反り返りを起こそうとする。
しかし、ワーク押さえ部材6が接合点の周囲を環状に押圧し、接合装置10のワーク受け部40との間でワークW1、W2を挟持するため、ワークW1の反り返りを効果的に抑制し、2枚のワークW1、W2を変形させることなく平行を保った状態のまま接合することができる。そのため、外観品質的にも支障のないものとすることができると同時に、2枚のワークW1、W2の端部同士が離間して軟化、溶融したワーク材料がその隙間に溢れ出して接合点領域の接合強度が低下する事態を確実に防止することが可能となり、接合強度を設計通りに維持することができる。
また、ワーク押さえ部材6を回転子2の外周面5から離間するように設けることにより、ワークW1の反り返りの始点である接合点からある程度離れた地点でワークW1を上方から押圧することができる。このように構成すれば、例えば、回転子2の外周面5に接するように設けられたワーク押さえ部材に対して前記ワーク押さえ部材6と同じ強さのワークW1に対する押圧力を付与した場合よりも、ワークW1の反り返りに対抗する下向きの力のモーメントをより強くすることができ、より効果的にワークW1の反り返りを抑制することができる。
さらに、本実施形態のように、ワーク押さえ部材6が回転せずにワークW1に対して静止した状態でワークを押圧するように構成すれば、ワーク押さえ部材6との摩擦熱でワークが変形したり、ワーク押さえ部材6が摩耗したりすることを防止でき、ワーク押さえ部材6がワークを的確に押圧する状態を維持することができる。
なお、本実施形態の摩擦攪拌接合冶具1では、先端部分に接合ピン3を突設させた回転子2の場合について述べたが、先端部分に接合ピン3を設けない回転子2を用いる場合もあり、本発明はそのような回転子2を用いた摩擦攪拌接合冶具にも適用できる。
また、ワーク押さえ部材6は、ワークを押圧してワークの反り返りを防止する機能を発揮し得るものであれば、本実施形態のように円筒形状である必要はなく、その形状はその効果を発揮させるべく適宜選択される。また、ワーク押さえ部材6に付勢力を与える弾性体はコイルばね8に限定されず、必要な押圧力を付与することが可能な他の形状のばねやゴム、樹脂等を用いることができる。
さらに、前述したようにワーク押さえ部材6を回転子2の外周面5から離間するように設ける場合には、図2において、ワーク押さえ部材6が回転子2に対して左右方向にぶれないようにするための位置決め部材を設けることも可能である。
本実施形態の摩擦攪拌接合冶具が用いられる接合装置を示す側面図である。 本実施形態の摩擦攪拌接合冶具の一部縦断面図である。 本実施形態の摩擦攪拌接合冶具を用いて重ね合わせたワークを点接合する手順を示す図である。 従来の摩擦攪拌接合冶具においてワークが反り返る状態を説明する図である。
符号の説明
1 摩擦攪拌接合冶具
2 回転子
3 接合ピン
5 回転子の外周面
6 ワーク押さえ部材
8 コイルばね
L 軸心
W1、W2 ワーク

Claims (5)

  1. 回転子の高速回転による摩擦熱でワークを軟化し攪拌して接合するための摩擦攪拌接合冶具であって、
    前記回転子の外周面の外側に、前記回転子の軸心方向に前記ワークを押圧する環状のワーク押さえ部材と、前記軸心方向に前記ワーク押さえ部材を付勢する弾性体とを備えることを特徴とする摩擦攪拌接合冶具。
  2. 前記ワーク押さえ部材は、前記回転子の外周面から離間するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の摩擦攪拌接合冶具。
  3. 前記ワーク押さえ部材は、接合動作中に前記ワークに対して静止した状態で前記ワークを押圧することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の摩擦攪拌接合冶具。
  4. 前記回転子の先端面中央部に、回転子と同軸状に接合ピンが突設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の摩擦攪拌接合冶具。
  5. 前記請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の摩擦攪拌接合冶具を用いて、回転子の高速回転による摩擦熱でワークを軟化し攪拌して接合する摩擦攪拌接合方法であって、
    前記回転子が圧接される接合点の周囲を環状の前記ワーク押さえ部材により押圧しながら接合を行うことを特徴とする摩擦攪拌接合方法。
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