JP2006115449A - 複数のイメージ・センサ用のプロセッサ制御タイミング発生器 - Google Patents

複数のイメージ・センサ用のプロセッサ制御タイミング発生器 Download PDF

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Abstract

【課題】水平タイミング信号と垂直タイミング信号を数多くの種類の異なるイメージ・センサに供給することができる多目的のアナログ・フロントエンド及びタイミング発生器(AFE/TG)集積回路を提供すること。
【解決手段】AFE/TGは、複数の同一のAFE/TGが多重化回路を介在させることなく2値化センサ・データを単一のデジタル・イメージ・プロセッサ(DIP)に出力する出力モードを有する。AFE/TGはプログラムを実行するプロセッサを備える。プログラムを実行することにより、AFE/TGから出力される水平タイミング信号と垂直タイミング信号の詳細なタイミングが制御される。ブート時に、プログラムはシリアル・バスを介してAFE/TGにロードされる。プロセッサは、比較的長いクロック周期を持つクロック信号によりクロックを供給される。DLL及び関連するセット/リセット回路により、プロセッサは分解能がプロセッサ・クロック周期よりも実質的に大きいタイミング信号を発生し制御することができる。
【選択図】図11

Description

本発明は、タイミング信号をイメージ・センサに供給するタイミング発生器に関する。
図1(従来技術)は、消費者市場向けデジタル・スチル・カメラ1の簡略化された図である。イメージは、レンズ2を通り、イメージ・センサ3によりキャプチャされる。イメージ・センサ3は、例えば、電荷結合素子(CCD)センサまたはCMOSセンサまたは任意の種類のセンサとすることができる。本発明の実施例では、センサはCCDセンサである。アナログ・フロントエンド(AFE)及びタイミング発生器(TG)集積回路4は、センサ・データ(CCD OUT)をセンサから読み出し、AFE/TG 4に転送させるように、垂直パルス信号(VPULSE信号)と水平パルス信号(HPULSE信号)をセンサ3に供給する。CCDセンサ3が必要とする垂直パルス信号の電圧の最小値と最大値はAFE/TG集積回路により供給することができる電圧範囲値の外である。そのため、AFE/TG集積回路から出力される垂直パルス信号VPULSE出力は、CCDセンサ3に必要な電圧レベルへのレベル・シフティングを実行する垂直ドライバ5に供給される。
AFE/TG集積回路4は、センサから受け取ったイメージ・データを2値化し、2値化されたイメージ・データをデジタル・イメージ処理(DIP)集積回路6に渡す。2値化されたイメージ・データはDOUTと表される。DIP 6は、イメージ・データに対するイメージ処理を実行してから、通常は、デジタル形式でイメージを大容量記憶装置7に格納する。例えば、情報は、デジタル・ファイルとして格納することができる。また、DIP 6はイメージを表示装置8に表示させる。マイクロコントローラ9は、カメラの総合的なキー・スキャニング、制御、構成機能を提供する。マイクロコントローラ9は、シリアル・バスを介してDIP 6に結合されている。マイクロコントローラ9は、モータ・ドライバ回路10を介してレンズ2を制御する。
図2(従来技術)は、基本的なCCDイメージ・センサ11の簡略化された図である。CCDイメージ・センサ11は、2次元センサ・アレイを備える。図では、センサは正方形で表され、それぞれの正方形に英字が入っている。「G」が中に入っている正方形は緑色用のセンサである。「R」が中に入っている正方形は赤色用のセンサである。「B」が中に入っている正方形は青色用のセンサである。参照番号12で、緑色用のそのようなセンサの1つを示す。シャッター信号に対する応答として、センサのそれぞれがサンプルを取る。サンプルは、電荷の形でセンサ内に保持される。電荷の大きさは、サンプル値を示す。電荷の値は、CCDセンサ11から逐次読み出されるが、そのために、水平パルス信号と垂直パルス信号をCCDセンサに供給する。各センサは、その左に関連する記憶素子が配置されている。参照番号13で、センサ12用の記憶素子を識別している。すべてのセンサからのサンプル電荷が一度に、右から左へ関連する記憶素子内に移動する。その後、垂直パルス信号がCCDセンサ11に印加される。これにより、それぞれの記憶素子内のサンプル電荷が、その記憶素子の下の記憶素子へシフトダウンされる。一番下の記憶素子の行のサンプル電荷は、センサの底部にある記憶素子の行14内に受け渡される。この行14は、電荷のセットが入ると、複数の水平パルスがCCDセンサ11に印加される。これらの水平パルスにより、行14内の記憶素子内のサンプル電荷はCCDセンサから1つずつシフトアウトされる。サンプル電荷の1つの行全体が、CCDセンサ11からシフトアウトされると、次の垂直パルスが印加され、行14に読み出される次の行のサンプル電荷がロードされる。垂直パルスを供給し、その後、サンプル電荷の最下段の行をシフトアウトするこのプロセスは、CCDセンサ11からすべてのサンプル電荷が読み出されるまで繰り返される。
図3(従来技術)は、記憶素子の行14の動作を例示する簡略化した図である。記憶素子15から記憶素子16へ電荷を移動させるために、スイッチ17を開き、スイッチ18を閉じる。これにより、電荷は記憶素子15から導電性スイッチ18を通り、記憶素子16に入る。したがって、その行内の隣接するスイッチが交互に開閉し、記憶素子の行からサンプル電荷をシフトダウンさせることがわかる。図3は、背景情報のためここに提示されている非常に簡略化されている図であることは理解されるであろう。
図4(従来技術)は、図3のスイッチの並びを制御する2つの水平パルス信号HPULSE1AとHPULSE1Bのパルスが交互に生じている状態を示す図である。
図5(従来技術)は、少し複雑なCCDセンサ19の簡略化された図である。このCCDセンサ19は、複数のセンサからなる2列のそれぞれの連続しているペアが記憶素子の列を共有する。列V1A、V1Bは、記憶素子の1つの列を共有する。列V2A、V2Bは、記憶素子の第2の列を共有する。
図6(従来技術)は、アレイからセンサ・サンプルを読み出すために使用される垂直パルス信号VPULSE1A、VPULSE1Bを例示する図である。まず、2列の各連続するペアのセンサの左列が読み出される。各ペアのセンサの右列は読み出されない。VPULSE1Aの初期ハイ・レベル・パルス20(VPULSE1Bにはそのようなハイ・レベル・パルスがない)は、センサの左列が記憶素子の中央列にサンプル電荷の列1つ分を全部移動させることを示す。この移動が発生すると、VPULSE1A、VPULSE1Bは、図4のように交互に生じ、垂直方向にサンプル電荷をシフトダウンさせる。そのような垂直シフトが毎回行われた後、HPULSE1A、HPULSE1Bの水平シフト・パルスのセット全体21により、センサの記憶素子の最下段の行がシフトアウトする。
イメージ・フレームのこの左半分がシフトアウトされた後、VPULSE1Bのハイ・レベル・パルス22が送られると、センサ列の各ペアの右列はそのサンプル電荷を記憶素子の共有されているセンサ列に移動させる。このプロセスは、水平シフト・パルスのセット21が後に続く垂直シフト毎に繰り返される。このようにして、センサ列の各ペアの右列内のセンサからのサンプル電荷がCCDセンサ19から読み出される。したがって、記憶素子のそのような共有されている列を持つCCDセンサに対しては、より複雑な垂直、水平シフト・パルスが必要である。
最新のCCDイメージ・センサ技術は、図2〜6に示されている単純な例を遙かに超えて進歩している。センサは、通常、例えば、高フレーム・レート読み出しモード、自動露出及びオートフォーカス・モード、キャプチャ・モードなど、複数のモードを備える。その結果、最新のCCDセンサを駆動するためには、極めて複雑なタイミング信号が必要になることが多い。例えば、ハイブリッド・カメラは、そのハイブリッド・カメラを使用してビデオをキャプチャする場合に高フレーム・レート読み出しモードを使用し、静止画像を撮影する場合には高い分解能のキャプチャ・モードを使用できる。
図7(従来技術)は、幾分さらに複雑なタイミング信号を必要とするCCDセンサ23を例示する図である。CCDセンサ23は、高速読み出しモードを備え、そこでピクセルの混合が実行される。ピクセル・イメージの読み出し速度を高めるために、キャプチャされたイメージ・センサ・サンプルのうち一部のみを、センサから読み出すようにする。こうすると、センサから出力される情報の量が減るため、読み出し時間が短縮されるが、イメージの劣化が生じ望ましくない。サンプル電荷のサブセットのみが出力されれば、他の未使用のローカル・センサでキャプチャされたイメージ情報はイメージ・データがセンサから出力されるとき、そのイメージ・データ内には存在しない。このイメージ情報を高速読み出しモード・イメージに含めることができないのではなく、ローカルのセンサのセットのサンプルを混合して改善された高速読み出しモード・イメージとして、その混合された結果をシフトアウトしている。矢印24、25は、センサの最上位行内の2つの緑色センサ・サンプルの混合を例示する。同様に、矢印26、27は、センサの第2の行内の2つの青色センサ・サンプルの混合を例示する。後段では、矢印28、29で例示されているように、垂直混合を実行することができる。1セットのセンサのうちの1つのセンサから1つのサンプル電荷を単純に出力し、そのグループの他のセンサにより出力されるサンプル電荷を無視するのではなく、そのグループのすべてのセンサのサンプル電荷を混合し(水平混合と垂直混合の両方を使用して)高フレーム・レート読み出しイメージの品質を改善している。
図8(従来技術)は、この読み出しを実行するために必要なより複雑なタイミング・パルスを例示する図である。垂直パルス信号VPULSE1A、VPULSE1Bの両方でのハイ・レベル・パルス30、31は、同時に、水平サンプル混合動作を示す。水平混合サンプル電荷は、いったん記憶素子の中央列内に入ると、VPULSE1A、VPULSE1Bの交互連続パルスにより図5について上で説明したようにシフトダウンされる。それぞれの垂直シフトに続き、HPULSE1A、HPULSE1Bの一列分の水平シフトにより、CCDセンサからサンプル電荷の混合された行がシフトされる。
典型的な最新CCDセンサにおいて必要なタイミング信号が複雑なので、CCDセンサ・メーカーは、通常、CCDセンサとの使用で互換性のあるタイミング発生器集積回路も供給している。したがって、それぞれのCCDセンサは、通常、それ専用の特定のタイミング発生器を備える。必要なタイミング信号を発生するための回路を供給することに対するこのような解決策は、カメラの設計に1つの可能なタイプのCCDセンサを組み込むだけの状況ではうまく働かせることができる。しかし、複数の異なるCCDセンサのうちから選択するような状況では、プログラム可能なタイミング発生器を備えるAFE/TG集積回路を利用しなければならない。
図9(従来技術)は、そのようなAFE/TGで複雑なタイミング信号を定義する方法を例示する簡略化した図である。まず、信号パターンのセットを定義する。図では、VPAT0が第1のパターンであり、VPAT1が第2のパターンである。それぞれのパターンは、信号の遷移を定義する。示されている例では、信号は垂直パルス信号V1〜V4である。その後、パターンからシーケンスが構築される。図では、V−SEQUENCE0は、VPAT0のN回の繰り返しを伴う。V−SEQUENCE1では、VPAT0で始まりVPAT1で終わる。これらのシーケンスは、異なる読み出し領域とフィールドに関連付けられる。フィールドは、複数の領域を含む。例えば、各シーケンスにより一意的なパルス・パターンが定義されるように、異なるシーケンスを各領域に関連付けることができる。例えば、典型的なデジタル・スチル・カメラは、ドラフト・モード用の第1のフィールド・タイミング、オートフォーカス・モード用の第2のフィールド・タイミング、通常のイメージ・キャプチャ・モード用の3つの異なるフィールド・タイミングを必要とすることがある。カメラの動作中、モード・レジスタにロードされる値により、カメラをどのように使用しているかに応じて、アクティブであるフィールド・タイミングが選択される。異なるCCDセンサとともに使用するために製作されたAFE/TG集積回路の特定の一実施例については、「AD9995 12−Bit CCD Signal Processor With Precision Timing Generator」、データ・シート、Analog Devices Inc.、36頁、Rev.0、copyright 2003(主題は、参照により本明細書に組み込まれている)を参照のこと。
図10(従来技術)は、デジタル・スチル・カメラ内でそのような3つのAFE/TG 32〜34を使用する方法を例示する図である。それぞれのAFE/TGは、それ専用のCCDイメージ・センサからCCDデータを受け取る。赤色用のイメージ・センサ、緑色用のイメージ・センサ、青色用のイメージ・センサがある。AFE/TG 32は、16ビット・バス36、多重化回路37、16ビット・バス38を介して16ビットの赤色ピクセル出力値をDIP 35に供給する。次に、AFE/TG 33は、16ビット・バス39、多重化回路37、16ビット・バス38を介して16ビットの緑色ピクセル出力値をDIP 35に供給する。次に、AFE/TG 34は、16ビット・バス40、多重化回路37、16ビット・バス38を介して16ビットの青色ピクセル出力値をDIP 35に供給する。赤色、緑色、青色、赤色、緑色、青色というような順序でピクセル値を出力するこの順序は、フレームのすべてのピクセル値がDIP 35に転送されるまで、ピクセル値毎に続く。
このタイプのAFE/TGのアーキテクチャは、柔軟性があり、複数の差動CCDセンサを使用する複数のアプリケーションで稼働している。しかし、そのプログラミングとオペレーションは、少し風変わりであり、使いにくい。さらに、タイミング信号要件と、AFE/TG設計ではサポートしていない他の機能や動作モードがある。例えば、安定制御では、ビデオのキャプチャの際に一方のフレームから次のフレームまで間のいくつかのタイミング信号のパルス数を変更しなければならない場合がある。ビデオを撮る際にCCDセンサの一部のみを使用する。この部分は、ユーザがビデオを撮っているときにうっかりカメラを動かすとCCDセンサ内であちこちシフトすることがある。フレームからフレームへこのようにシフトすると、望ましくないジッタがビデオに入り込む可能性がある。そこでジッタが見えないようにするため、センサに供給されるタイミング信号を変更し、使用されているセンサの領域が一方のフレームから次のフレームへシフトするように見えないようにするのが望ましい。しかし、AFE/TGは、フレーム毎に修正される安定補正タイミング信号をAFE/TGで発生できるようなフレーム毎に安定制御情報を受け取る機能を持たない。このような安定制御機能がサポートされるとすれば、AFE/TGの設計を修正しなければならないであろう。この安定機能は、AFE/TG設計でサポートされていないほんの1つの機能である。したがって、CCDセンサが複雑度を増し、CCDセンサのタイミング信号要件が増えるにつれ、AFE/TGが新しいCCDセンサを駆動するために必要なすべてのタイミング信号を発生できるようにするために、AFE/TGは、おそらく、長年にわたり繰り返し変更されなければならないであろう。
「AD9995 12−Bit CCD Signal Processor With Precision Timing Generator」、データ・シート、Analog Devices Inc.、36頁、Rev.0、copyright 2003
多目的のアナログ・フロントエンド及びタイミング発生器(AFE/TG)集積回路は、水平タイミング信号、垂直タイミング信号、その他のタイミング及び制御信号を数多くの種類の異なるイメージ・センサのうちの選択された1つに供給することができる。
第1の新規性のある態様では、AFE/TGは、複数の同一のAFE/TGが多重化回路を介在させることなく2値化センサ・データを単一のデジタル・イメージ・プロセッサ(DIP)に出力する出力モードを有する。それぞれのAFE/TGは、長いワードの形で2値化されたサンプル値を出力するのではなく、5ビットに短縮された2値化されたサンプル値を出力する。それぞれのAFE/TGは、パラレル・バスの異なる5本のラインに5ビット・サンプル値を出力する。パラレル・バスは、2値化された5ビット値をDIPに並列に伝達する。それぞれのAFE/TGは異なるバス・ラインのセットを駆動するので、バス・ラインの負荷は最小限に抑えられ、そのため、高速通信が容易に行える。AFE/TGは一度に1つだけ起動できる。すでに動作しているAFE/TGは互いの同期連携起動を開始できるように専用の同期処理機能が用意されている。
この出力モードに加えて、AFE/TGは、さらに、CCDセンサが1つだけ使用されかつAFE/TGが1つだけ備えられている状況で使用するためのもう1つの出力モードを持つ。この出力モードでは、連続する2値化されたセンサ・データ・ワードは、パラレル・バス上で並列形式により完全なワードとしてDIPに出力される。
第2の新規性のある態様では、AFE/TGは、プログラムを実行するプロセッサを備える。プログラムは、AFE/TGのプログラム・メモリに格納される。プログラムを実行することにより、AFE/TGから出力される水平タイミング信号と垂直タイミング信号の詳細なタイミングが制御される。ブート時にシリアル・バスを介してプログラムがAFE/TG内のプログラム・メモリにロードされる。ロードされると、シリアル・インターフェイスを介してプロセッサが有効にされ、新規にロードされたプログラムを実行させる。一実施態様では、プロセッサの命令セットは、プロセッサ内の実質的にすべての命令がちょうど1クロック・サイクルで実行されるような命令セットである。プロセッサが1クロック・サイクルで1命令を実行するようにすることにより、水平タイミング信号と垂直タイミング信号の波形を通じてプロセッサの実行を容易に追跡することができ、このとき、波形は、クロック・サイクルと同期している。プロセッサが1クロック・サイクルで1命令を実行することにより、クロック信号と同期している水平タイミング信号と垂直タイミング信号を制御するコードを簡単に書くことができる。
AFE/TGは、シリアル・バス上のデバイス(例えば、マイクロコントローラ)とAFE/TGとの間の情報をやり取りを行うための1つまたは複数のレジスタを備えるようにしてもよい。例えば、シリアル・バス上のデバイスは、シリアル・バスとAFE/TGのシリアル・バス・インターフェイスを介して情報をレジスタに書き込むことができる。プロセッサは、レジスタ内の情報にアクセスし、その情報に基づき適切なアクションを実行するようにプログラムされる。一実施態様では、情報はフレーム単位でAFE/TGに受け渡される。AFE/TGでは、その情報を使用して、キャプチャされるビデオが安定するようにイメージ・センサに供給されるタイミング信号を調整する。この通信手法は、ビデオのキャプチャ時にカメラのユーザが移動することで生じるジッタに対抗するために使用される。
第3の新規性のある態様では、AFE/TGのプロセッサは、比較的長いクロック周期を持つクロック信号でクロックされる。AFE/TGは、さらに、タイミング発生器を備える。タイミング発生器は、遅延ロック・ループ(DLL)回路と関連するセット/リセット回路を備える。プロセッサは、水平タイミング発生器内のレジスタに書き込むことによりタイミング発生器をセットアップする。タイミング発生器がセットアップされると、プロセッサは、タイミング発生器がプロセッサにより定められたセットアップ情報に従ってタイミング信号を出力するようにタイミング発生器を有効にする。DLLとセット・リセット回路により、プロセッサは分解能がプロセッサ・クロック周期よりも実質的に大きいタイミング信号を発生することができる。
以下の詳細な説明では、他の実施形態及び利点について説明する。このまとめでは、本発明を定義することを意図していない。本発明は請求項で定められる。
付属の図面では、類似の番号は類似のコンポーネントを示しており、それら図の図面により本発明の複数の実施形態を例示する。
次に本発明のいくつかの実施形態を詳しく参照するが、付属の図面にそれらの例が示されている。
図11は、本発明の一実施形態によるデジタル・カメラ100の簡略化されたブロック図である。カメラ100は、3つのイメージ・センサ101〜103、3つのアナログ・フロントエンド及びタイミング発生器(AFE/TG)集積回路104〜106、デジタル・イメージ・プロセッサ(DIP)集積回路107、水晶発振器108、マイクロコントローラ109、ブート用読み出し専用メモリ(ROM)110を備えている。それぞれのAFE/TG 104〜106は、垂直タイミング信号と水平タイミング信号をその関連するイメージ・センサに供給する。本発明の実施形態では、垂直タイミング信号は、それぞれのイメージ・センサ101〜103に直接供給される。しかし、垂直タイミング信号は、垂直ドライバ集積回路を介してイメージ・センサに供給されてもよい。垂直ドライバ104、105、106は、それぞれAFE/TG集積回路101、102、103用の垂直ドライバである。
本発明の実施形態では、イメージ・センサ101〜103は、電荷結合素子(CCD)イメージ・センサである。例えば、CMOSイメージ・センサなどの他の種類のイメージ・センサも採用することができる。本発明の実施形態では、垂直パルスは、通常、それぞれのセンサ101〜103に垂直タイミング信号の一部として供給される。これにより、イメージ・センサでキャプチャされたサンプル電荷の行のそれぞれを1行シフトダウンさせる。この後、水平パルスシーケンスが、水平タイミング信号の一部としてイメージ・センサに供給される。これにより、最下段の行のサンプル電荷がイメージ・センサからシフトアウトされる。このようにして、イメージ・センサ内のすべてのセンサのサンプル電荷は、逐次的にイメージ・センサからシフトアウトされる。図のイメージ・センサから出力されるサンプル電荷は、CCD OUTのラベルで示されている。イメージ・センサに供給される水平タイミング信号は多数ある。図では、これらの信号は、ラベルHPULSEで示されている。イメージ・センサに供給される垂直タイミング信号も多数ある。図では、これらの信号は、ラベルVPULSEで示されている。
AFE/TG 104〜106は、受信したCCD OUTデータを2値化し、その結果の2値化サンプル値をDIP 107に転送する。図10で説明されているように多重化回路を通じて2値化されたサンプル値をDIP 107に供給するのでなく、多重化回路を設けないようにしている。図10の多重化回路は、別の集積回路(AFE/TG及びDIPとは別)の形で設けられるため、カメラの部品点数が増え、製造コストが増大することが多い。
第1の新規性のある態様によれば、それぞれのAFE/TG集積回路104〜106は複数の出力モードを持つ同一の集積回路である。第1の出力モードは、1つのイメージ・センサと1つのAFE/TGだけが使用されるアプリケーションで使用するものである。第1の出力モードでは、それぞれの連続する2値化されたサンプル値は、AFE/TGから単一の16ビット値として16個のDOUT出力端子に出力される。単一の16ビット値は、パラレル・バス上に1ワードとしてDIPに伝達される。第2の出力モードは、複数のイメージ・センサと複数のAFE/TGが使用されるアプリケーションで使用するために設けられている。このような複数イメージ・センサ・アプリケーションの一実施形態が、図11に例示されている。
第2の出力モードでは、それぞれの連続する2値化されたサンプル値は短縮され、AFE/TGから5ビット値として出力される。AFE/TGはそれぞれ、パラレル・バスの異なる5本のラインでDIP 107に5ビット値を出力する。したがって、それぞれのAFE/TGは専用のバス・ラインによりDIP 107に結合されている。この専用バス・ラインにより、負荷が低減され、その結果、高速データ伝送を実現できる。AFE/TG 104は赤色用の5ビット2値化サンプル値を出力する。これらの2値化されたサンプル値は、パラレル・バス・ラインRGB[0:4]でDIP 107に伝達される。AFE/TG 105は緑色用の2値化されたサンプル値を出力する。これらの2値化されたサンプル値は、パラレル・バス・ラインRGB[5:9]でDIP 107に伝達される。AFE/TG 106は青色用の2値化されたサンプル値を出力する。これらの2値化されたサンプル値は、パラレル・バス・ラインRGB[10:14]でDIP 107に伝達される。AFE/TG 104〜106により5ビット2値化サンプル値をパラレル・バスRGB[0:14]に出力する動作は、水晶発振器108によりそれぞれのAFE/TGに供給されるクロック信号と同期する。AFE/TG 104〜106はそれぞれ、5ビット値を同時にRGBバスに出力する。
第2の新規性のある態様によれば、それぞれのAFE/TGは同じ集積回路である。それぞれのAFE/TG集積回路は、関連するイメージ・センサを駆動するために必要な水平タイミング信号と垂直タイミング信号を発生する柔軟性のあるタイミング発生器を備えている。この柔軟性のあるタイミング発生器は、命令を実行するプロセッサを備える。これらの命令は、AFE/TG集積回路内のプログラム・メモリに格納される。ブート時に、またはカメラが最初に電源オンされると、マイクロコントローラ109は、ROM 110からブート・プログラムを実行する。ブート・プログラムが起動すると、マイクロコントローラ109はROM 110からタイミング発生器プログラムを読み込み、それをAFE/TG 104〜106のそれぞれのプログラム・メモリにロードする。マイクロコントローラ109は、それぞれのAFE/TGにシリアル・バス114を介してプログラムをAFE/TGに転送する。タイミング発生器プログラムが3つのAFE/TG 104〜106のプログラム・メモリ内にロードされると、AFE/TG 104〜106内のプロセッサは、それぞれのプログラムにアクセスし、それらのプログラムを実行することができる。AFE/TGによりプログラムが実行されると、AFE/TGから特定の水平タイミング信号と垂直タイミング信号のセットが出力される。水平及び垂直信号のタイミングは、ソフトウェアにより設定されたパラメータとソフトウェア自体の動作により決定される。
水平タイミング信号と垂直タイミング信号の異なるセットを必要とする異なる種類のイメージ・センサを使用するとき、タイミング発生器プログラムを修正する。修正されたタイミング発生器プログラムは、シリアル・バス114を介してさまざまなAFE/TG 104〜106にロードすることができる。この後、新規にロードされたタイミング発生器プログラムの動作のテスト、修正、再ロード、再テストを、異なるイメージ・センサでのカメラが満足の行く動作をするようになるまで繰り返す。
図11の配置では、AFE/TGによるコードの実行は、シリアル・バス114上でマイクロコントローラ109から送信される通信により開始される。シリアル・バスでは一度に1つのAFE/TGとしか通信できないため、AFE/TG 104〜106の起動は一度に1回ずつ行わなければならない。1つのAFE/TGが他のAFE/TGの前に開始すると、2つのAFE/TGは望み通りには互いに同期しない。第1の新規性のある態様は同期処理機能を備える。AFE/TG 104はマスタであり、AFE/TG 105と106はスレーブである。マスタは、3つの同期信号、つまり1)フレーム同期信号、2)垂直同期信号、3)水平同期信号をスレーブに出力する。3つのAFE/TG内のプロセッサの実行は、シリアル・バス114を使用して1つずつ開始される。マスタAFE/TGは、別の3ビット・バス上で同期信号を出力し、スレーブAFE/TGはそれらの信号を使用して、2値化されたサンプル値の出力をいつ開始するかを決定する。したがって、3つのAFE/TGデバイスは、一度に1つずつ起動させられるが、互いに同期して動作開始させられる。
図12は、AFE/TG 104の詳細ブロック図である。AFE/TG 104は、アナログ・フロントエンド部115とタイミング発生器部116を含む。アナログ・フロントエンド部115は、入力端子117、118にイメージ・センサ101からアナログ・サンプル情報CCD OUTを受信する。アナログ・フロントエンド部115は、CCD OUT情報を2値化し、インターフェイス119を介してデジタルの結果DOUTをDIP 107に出力する。タイミング発生器部116は、プロセッサ120、プログラム・メモリ121、シリアル・インターフェイス122、コンフィギュレーション及びコミュニケーション・レジスタ123、垂直タイミング信号発生回路124、水平タイミング信号発生回路125を備える。プロセッサ120は、プログラム・メモリ121に格納されているプログラムを実行する。プログラムが実行されると、プロセッサ120は、イメージ・センサ101で必要な垂直、水平タイミング信号がそれぞれ端子126、127から出力されるように垂直、水平タイミング発生器124、125を制御する。カメラ起動時に、シリアル・バス・インターフェイス122を介してプログラムがタイミング発生器部にロードされる。シリアル・バス・インターフェイス122がプログラムをプログラム・メモリ121にロードした後、プロセッサ120は、プログラムを実行するように有効化される。水平タイミング発生器125のHドライバ・ブロックは、大駆動電流I/Oバッファ回路を表す。Vドライバ・ブロックは、図12ではAFE/TG集積回路の一部として例示されているが、Vドライバ機能は、一般的には、別のVドライバ集積回路の形態でAFE/TG集積回路の外に実現される。
図13は、タイミング発生器部116の詳細ブロック図である。プロセッサ120は、アドレス・バスADRとデータ・バスDATAを介してプログラム・メモリ121から16ビット命令をフェッチする。これらの16ビット命令は可変個数のopcodeビットを持つ。命令セットは、基本的な1オペランドと2オペランドの動作、分岐動作(条件付きまたは無条件)、関数呼び出し(パラメータは送られない)、関数戻りオペレーション、whileループ・オペレーションを含む。すべてのオペレーションは、符号なしオペレーションである。深さ8レベルの関数呼び出しスタックがサポートされている。すべての命令(MCLKサイクルが2サイクルかかる特別なbank_return命令を除く)は、MCLKの単一クロック・サイクルで実行される。これにより、プロセッサの実行はMCLKに関して容易に予測することができ、したがって、正しい時間に垂直、水平タイミング発生器回路の制御を容易に行える。実行されるとn個のMCLKサイクル遅延を引き超す単一遅延(n)命令が備えられている。
プログラム・メモリ121は、2つの単一ポートSRAMバンク128、129を含む。プロセッサ120は、いずれのバンクからも命令を実行できる。コミュニケーション及びコンフィギュレーション・レジスタ123の2ビットは、プロセッサが無効にされているかどうか、プロセッサがどのバンクにアクセスできるかを示す。電源投入後、プロセッサ120が無効にされ、またプロセッサ120がバンク1にアクセスできるようにビットがセットされる。したがって、シリアル・インターフェイス122は、バンク2にアクセスできる。シリアル・インターフェイス122は、アドレス・バスとデータ・バスでタイミング発生器部116のレジスタから読み出すことができる。したがって、AFE−TGの外部にあるマイクロコントローラ109(図11を参照)は、シリアル・インターフェイス122を介してSRAMバンク129にプログラムを転送することができる。一度プログラムがロードされてしまうと、マイクロコントローラ109により、シリアル・インターフェイス122は、プロセッサによりアクセスされるSRAMバンクがバンク128からバンク129に切り替えられ、プロセッサが有効にされるようにコミュニケーション及びコンフィギュレーション・レジスタ123の2ビットに書き込みが行われる。その後、プロセッサ120はバンク129から新規にロードされたコードを実行する。プロセッサが有効にされると、シリアル・インターフェイス122は、垂直、水平タイミング発生器のレジスタに書き込みを行えなくなる。しかし、シリアル・インターフェイス122は、複数あるコミュニケーション及びコンフィギュレーション・レジスタ123のうちいくつかのレジスタに書き込むことによりタイミング発生器部116に情報を供給することができる。シリアル・インターフェイス122によりコミュニケーション及びコンフィギュレーション・レジスタ123にロードされる情報は、プロセッサ120により実行されるソフトウェアによりアクセスされ、使用されることができる。例えば、このようにしてAFE/TGに渡された情報により、ビデオのキャプチャ時にカメラをユーザが動かす効果に打ち勝つためにタイミング信号を調整して安定制御を行う方法に関する命令を与えることができる。シリアル・インターフェイス122は、さらに、コンフィギュレーション及びコミュニケーション・レジスタ123内の2ビットに書き込みをし、プロセッサ120を停止し、タイミング発生器部116の制御を取り戻すこともできる。
水平タイミング発生器125は、細密遅延ロック・ループ(DLL)130、セット/リセット部131、複数の制御レジスタ132を備える。DLLは、プロセッサ120にクロックを供給するクロック信号MCLKを受け取る。DLLは、64通りのMCLKを発生し、それぞれ、次のMCLKからわずかに遅延している。これらの遅延されたMCLKは、セット/リセット部131に供給される。駆動される水平タイミング信号端子H0〜H12はそれぞれ、レジスタ132内に対応するレジスタを持つ。このレジスタは、セット番号とリセット番号を含む。セット・リセット・ラッチがいつセットされるかは64通りのMCLKのうちの1つのMCLKの立ち上がりエッジにより決定されるが、セット番号によりそのMCLKが定められる。セット・リセット・ラッチがいつリセットされるかは64通りのMCLKのうちの1つのMCLKの立ち上がりエッジにより決定されるが、リセット番号によりそのMCLKが定められる。その後、セット・リセット・ラッチの出力を、水平タイミング信号端子に供給される信号として使用する。
図14は、図13のセット/リセット部131の回路を例示している。図14の回路は、駆動される13個の水平タイミング信号端子H0〜H13のそれぞれについて1回複製されている。水平タイミング発生器125の制御レジスタ132は、さらに、1つの有効化ビットと13個の端子H0〜H12のそれぞれに対する1つの極性ビットを含む。図14は、水平タイミング信号を有効化し、水平タイミング信号の極性を制御するためのそれらのビットの使用法を例示している。制御レジスタ132のレジスタのうちの1つが書き込まれる場合、これは、MCLKと同期して書き込まれる。水平タイミング発生器125は、MCLKの次のサイクルでレジスタの新しい内容に基づいてアクションを実行する。
第3の新規性のある態様によれば、プログラム可能なAFE/TGのプロセッサは、DLL及び関連するセット回路とリセット回路を使用し、立ち上がりと立ち下がりエッジを正確に制御しながら、タイミング信号を発生させるが、その場合、立ち上がり、立ち下がりエッジを制御する分解能は、プロセッサにクロックを供給しているクロック信号MCLKの周期よりもかなり大きい。例えば、水平タイミング信号の立ち上がりまたは立ち下がりエッジは、25ナノ秒の増分単位で調整可能であるが、AFE/TGを制御するプロセッサは、調整可能な増分よりも1桁、または2桁以上大きい周期を持つ比較的遅いクロック信号によりブロックの供給を受けている。
制御レジスタ132は、さらに、水平タイミング信号端子毎に、駆動の強さを示す制御ビットを含む。制御ビットは、セット/リセット部131と水平タイミング信号端子との間に配置されたHドライバ・ブロック(図に示されていない)に供給される。他の実施形態では、Hドライバは、AFE/TG集積回路の外に配置される。制御レジスタ132の他のレジスタは、セットされることによって、セット番号とリセット番号を格納しているレジスタのうちの4つを、4相水平タイミング信号を出力するために、組み合わせて使用されるようにするビットを含む。制御レジスタ132は、さらに、セットされて、水平タイミング信号端子及び関連する駆動回路の選択されたいくつかへの電力供給を停止するビットも含む。
垂直タイミング回路124は、反復カウンタ133、一組のマルチプレクサ134、一組の制御レジスタ135〜139を備える。 図15は、垂直タイミング発生器部124がカスタマイズされたタイミング信号を発生するように動作する仕方を制御するために使用できるレジスタ139の図である。反復カウンタ133は、実際には、4つのカウントを備える。カウンタはそれぞれ、端子カウント値までカウントされ、その後、最初に戻り、カウントを続ける。プロセッサ120は、図15の右に示されている4つの13ビット端子カウント値をロードすることにより、4つのカウンタに対する端子カウント値を決定することができる。
レジスタ・ブロック139は、レジスタセットを12セット備える。それぞれのセットは、セット・カウント値、リセット・カウント値、一対のカウンタ関連ビット、極性制御ビット、有効化ビットを含む。それぞれのセットは、垂直タイミング信号端子V00〜V11のうちのそれぞれ1つに関連付けられている。セット・カウント値は信号がセットされるカウントを示す。リセット・カウント値は信号がリセットされるカウントを示す。カウンタ関連ビットは、セットとリセットが4つのカウンタのうちのどれを参照しているかを示す。プロセッサ120は、反復カウンタ・ブロック133により出力される垂直タイミング信号を決めるために、図15の値のそれぞれを書き込むことができる。したがって、図13の反復カウンタ・ブロック133から出ているバスは12ビットである。レジスタ135をビット毎にセットし、反復カウンタ出力の1ビットを関連する垂直タイミング信号端子に結合したり、またはレジスタ136の出力ビットの1つを垂直タイミング信号端子に結合することができる。
動作中、プロセッサ120は、適切な値をレジスタ135〜139に書き込むことによって垂直タイミング発生器124をセットアップする。これらのレジスタがセットアップされた後、プロセッサ120は、所望の出力端子に対する有効化ビットをセットする。このビットをセットすると、垂直タイミング発生器124が所望のタイミングで垂直タイミング信号を発生する。垂直タイミング信号は、関連する垂直タイミング信号端子上に出力される。
コンフィギュレーション及びコミュニケーション・レジスタ123は、上で述べたビットのほかに、DIPからAFE/TGに情報を受け渡すためのレジスタを含む。AFE/TGからDIPへ他の方向で情報を受け渡すための類似のレジスタも備えられる。コンフィギュレーション及びコミュニケーション・レジスタ123は、さらに、H−Vスワッピング・レジスタも含む。このレジスタは、複数の水平タイミング信号端子のそれぞれに対する1ビットを含む。これらの端子はそれぞれ、垂直タイミング信号端子のうちのそれぞれ1つに関連付けられている。水平タイミング信号端子に関連付けられているビットがセットされた場合、対応する垂直タイミング信号端子上の信号は、水平タイミング信号端子から出力され、またその逆もある。H−Vスワップ有効化ビットも用意されている。このH−Vビットがアサートされると、スワップ・ビットにより示されるスワッピングが有効にされる。
実施形態
図16は、プログラムのソース・コードを説明している。ソース・コード・プログラムは、オブジェクト・コードにコンパイルされる。オブジェクト・コードは、その後、シリアル・インターフェイス122を介してAFE/TG 104にロードされ、プロセッサ120により実行される。実行されると、AFE/TG集積回路104は、ソニー社が市販しているICX452AQ CCDイメージ・センサに似たイメージ・センサの「readout」モードで図17の水平タイミング信号と垂直タイミング信号を発生する。「dataout」モード波形は1回実行され、CCDセンサから関連する記憶素子に電荷が移動される。「readout」モード波形が適用された後、図17の後続の「dataout」モード波形が実行され、CCDセンサからデータが読み出される。したがって、「dataout」モード波形は、複数回実行され、イメージ・データが行毎にCCDセンサから出力される。本発明の実施形態では、CCDセンサは、224個の行を持つ(行は、図16のコードでは「ライン」と呼ばれる)。
2つの同じ水平タイミング信号H1A、H1Bの発生を考察する。まず、H1水平タイミング信号端子と関連するセット番号とリセット番号がプログラムされる。これはライン200で行われる。値47及び16が汎用レジスタGP3の異なる部分にロードされる。その後、ライン201で、汎用レジスタGP3の内容が特別レジスタSP1にロードされる。特別レジスタSP1は、図13の制御レジスタ132内にあるレジスタであり、水平タイミング信号H1のセット番号及びリセット番号を保持する。
この初期化が完了した後、ライン202でメイン・プログラムの実行が開始する。コミュニケーション及びコンフィギュレーション・レジスタ132のAUX0レジスタのビット0は、フラグとなっている。このフラグは、カメラが高フレームdataoutモードで動作すべきかどうかを示す。したがって、ライン203のUNTIL(AUX0[0])により、フラグ・ビットが高フレームdataoutモードのままであることを示している限り、次のコード・ブロック(サブルーチンで終わる)は何度も繰り返される。
次に、水平タイミング信号H1を有効化することが望まれる。上で述べたように、それぞれの水平タイミング信号端子は、制御レジスタ132のうちの1つにおいて有効化ビットが関連付けられている。このレジスタは、AUX3と示されている。そこで、H1に対応するGP3内のビットがライン204でセットされ、ライン205でレジスタGP3の内容がAUX3に移され、H1に対し所望の有効化ビットがセットされる。
このCCDセンサに対して、垂直同期信号VDはセットを開始する。これはライン206で行われる。このときに、CCDセンサには望ましくない残留電荷が生じている。そこで、単一の「dataout_line」サブルーチン・オペレーションが実行され、電荷移動が実行される前にCCDセンサ内に存在するであろうそのようなゴミが除去される。単一の「dataoutライン」は、サブルーチン「dataout_line」を呼び出すことによりライン207で実行される。サブルーチン「dataout_line」はライン208から始まる。
図17は、「dataout_line」サブルーチンの所望の波形を例示する図である。水平タイミング信号H1A、H1Bは、最初はアクティブ(有効)であり、その後、MCLK番号44で無効にされることに注意されたい。遅延(42)動作がライン211で実行された後、H1とH2タイミング信号端子に対応するAUX3の有効化ビットがライン212でリセットされる。これらのビットのリセットは、クロック・サイクル44である、次のMCLKサイクルで有効になる。したがって、H1A、H1Bは、図17に示されているように、MCLK 44で無効にされる。
他のタイミング信号による値の変化を引き起こす一連のオペレーションの後、H1とH2タイミング信号に対応するAUX3の有効化ビットは、再び、ライン213でセットされる。示されているように、H1とH2の有効化は、図17の波形において望むとおり次のMCLK(MCLK 980)で実行される。
図17の波形が生成された後、実行はライン209まで続く。ライン209では、データ「readout_line」サブルーチンが呼び出される。このルーチンにより、タイミング信号がCCDセンサに供給され、サンプル電荷がCCDのセンサから記憶素子に移動する。「readout_line」サブルーチンがライン219から始まる。ライン214で、レジスタRGP3にカウント値6がロードされる。このカウンタ値を使用して、CCDの行10に到達するまでライン215とライン216との間をループする。CCDセンサ要件によれば、垂直同期信号はフレーム内のこの点でリセットする。ライン217で、垂直同期信号VDに対応するレジスタGP0内のレジスタ・ビットがリセットされる。その後、行244に到達するまでループ内で再び「dataout_line」サブルーチンが呼ばれる。オペレーションが高速readoutモードで続行される場合、フラグ・ビットAUX0[0]はそのままセットされる。AUX0[0]がセットされた場合、ライン218のgotoステートメントにより、プロセス全体が繰り返される。
図17の例では、垂直タイミング信号は、反復カウンタ133を使用せずに生成される。むしろ、垂直タイミング信号端子に関連するレジスタ内の複数のビットを単に図17の波形を生成するのに必要なMCLKサイクル数でセット及びリセットするだけである。出力端子毎に、書き込み可能レジスタ内に関連するビットが1つある。このレジスタ内のビットの内容は、ハード配線接続を介して出力端子に結合されている。この出力端子上の信号を遷移させるために、プロセッサ120は適切な値をレジスタのビットに書き込む。
図13で、マルチプレクサがレジスタ136の12個のビットを12個のそれぞれの出力端子V00〜V11に結合するように、レジスタ135がロードされる。垂直タイミング信号V1をハイ・レベルにセットするために、ハイ・レベルへの遷移が垂直タイミング信号V1で生じる前に、プロセッサ120は1MCLKサイクルでレジスタ136に対応するビットを書き込む。次のMCLKにおいて、出力端子V01上の垂直タイミング信号V1のハイ・レベル遷移で、ハイ・レベルに遷移する。
図16の実施形態では、実際のV1タイミング信号は、3つの電圧レベルを持つ3値信号である。AFE/TGの外部のVドライバ・チップは、2ビットを制御ビットとともに3つの電源電圧、−8V、0V、+15Vとして受け取る。ドライバ・チップは、これら2ビットを使用して、3値出力信号V1を発生する。図16の実施形態では、外部Vドライバ・チップを制御する2つのビットは、レジスタGP0のビット0とレジスタGP1のビット0に書き込むことによりセットまたはリセットされる。レジスタGP0及びGP1は、図13に例示されているレジスタ136に対応している。必要な他の垂直タイミング信号も、それらの他の垂直タイミング信号に関連するレジスタ内のビットに書き込むことにより同様にして発生する。
本発明は、説明のため特定のいくつかの実施形態に関して説明されているが、本発明はそれらに限られない。したがって、説明されている実施形態のさまざまな機能のさまざまな修正、適合、及び組み合わせは、請求項で規定している本発明の範囲から逸脱することなく、実施することができる。
(従来技術)従来の消費者市場向けデジタル・スチル・カメラのブロック図である。 (従来技術)CCDイメージ・センサの簡略化された図である。 (従来技術)図2のCCDイメージ・センサ内の回路を例示する簡略化された図である。 (従来技術)図3の回路によるサンプル電荷のシフトを引き起こす波形の図である。 (従来技術)センサの列が記憶セル及び垂直トランスファ・ライン・リソースを共有するより関連性のあるCCDイメージ・センサの簡略化された図である。 (従来技術)図5の回路によるサンプル電荷の垂直方向及び水平方向のシフトを引き起こす波形の図である。 (従来技術)高速読み出しモードのピクセル混合を採用するなおいっそう複雑なCCDイメージ・センサの簡略化された図である。水平及び垂直混合の両方が使用される。 (従来技術)図7の回路によるサンプル電荷の垂直方向及び水平方向のシフトを引き起こす波形の図である。 (従来技術)所望の垂直タイミング信号セットを出力するように従来技術のプログラム可能AFE及びタイミング発生器をプログラムする方法を例示する図である。 (従来技術)複数の従来のAFE/TG集積回路を使用して複数のイメージ・センサからイメージ・データを受け取るために使用される従来の方法を例示する簡略化された図である。 第1の新規性のある態様によるデジタル・イメージ・キャプチャ・デバイスの簡略化された図である。デジタル・イメージ・キャプチャ・デバイスは、3つのAFE/TG集積回路を使用する。AFE/TGとDIPとの間に追加の多重化回路を使用するのではなくむしろ、別のマルチプレクサ回路が使用されないように2値化サンプル・データを出力するようにAFE/TGを設計した。3つのAFE/TG集積回路はそれぞれ、5ビットに短縮された2値化されたサンプル・データを出力する。第1のAFE/TGは5ビット値を、DIPにまで延びているパラレル・バスの上位5ビット上に出力する。第2のAFE/TGは、5ビット値をパラレル・バスの次の5ビット上に出力する。第3のAFE/TGは、5ビット値をパラレル・バスの次の5ビット上に出力する。3つのAFE/TG集積回路は、それぞれがサンプル値を同時にパラレル・バス上に出力するように同期化されている。このようにして、AFE/TGとDIPとの間の専用の比較的低ノイズのラインが設けられる。これらのラインは、比較的負荷が低く、そのため、データを高速に転送できる。第2の新規性のある態様によれば、AFE/TG集積回路は、プログラムが実行されると、AFE/TG集積回路がソフトウェアによる定義に従い水平タイミング信号と垂直タイミング信号を出力するようにプログラムを実行するプロセッサを備える。ブート時に、ソフトウェアはシリアル・バスを介してAFE/TGにロードされる。3つのAFE/TG集積回路が互いに同期してコードを実行できるように特別な同期方式がとられている。 図11のAFE/TG集積回路のより詳細なブロック図である。 図12のAFE/TG集積回路のタイミング発生器部のより詳細なブロック図である。 図13のタイミング発生器部の水平タイミング発生器回路の回路の一部を示す簡略化された図である。 垂直タイミング発生器部がカスタマイズされたタイミング信号を発生するように動作する仕方を制御するために使用できるレジスタの図である。 図12のAFE/TG集積回路のプロセッサ上で実行されるソフトウェア・ソース・コード・プログラムのリスティングである。通常、このようなプログラムは、プロセッサの命令セットに合わせて作成されているコンパイラによりコンパイルされ、その結果得られるオブジェクト・コードがシリアル・バス・インターフェイスを介してAFE/TGのプログラム・メモリ内にロードされる。 図16のコードが図13のAFE/TGのプロセッサにより実行されたときに発生する垂直、水平タイミング信号の波形図である。
符号の説明
1…デジタル・スチル・カメラ、2…レンズ、3…イメージ・センサ、4…タイミング発生器(TG)集積回路、5…垂直ドライバ、6…デジタル・イメージ処理(DIP)集積回路、7…大容量記憶装置、8…表示装置、9…マイクロコントローラ、10…モータ・ドライバ回路、11…CCDイメージ・センサ、12…センサ、13…記憶素子、14…記憶素子の行、15…記憶素子、16…記憶素子、17、18…スイッチ、19…少し複雑なCCDセンサ、20…初期ハイ・レベル・パルス、21…水平シフト・パルス集合全体、22…ハイ・レベル・パルス、23…CCDセンサ30、31…ハイ・レベル・パルス、32〜34…AFE/TG、35…DIP、36…16ビット・バス、37…多重化回路、38、39…16ビット・バス、100…デジタル・カメラ、101〜103…イメージ・センサ、104〜106…3つのアナログ・フロントエンド及びタイミグ発生器(AFE/TG)集積回路、107…デジタル・イメージ・プロセッサ(DIP)集積回路、108…水晶発振器、109…マイクロコントローラ、110…ブート用読み出し専用メモリ(ROM)、114…シリアル・バス、115…アナログ・フロントエンド部、116…タイミング発生器部、117、118…入力端子、119…インターフェイス、120…プロセッサ、121…プログラム・メモリ、122…シリアル・インターフェイス、123…コンフィギュレーション及びコミュニケーション・レジスタ、124…垂直タイミング信号発生回路、125…水平タイミング信号発生回路、126、127…端子、128、129…単一ポートSRAMバンク、130…細密遅延ロック・ループ(DLL)、131…セット/リセット部、132…制御レジスタ、133…反復カウンタ、134…一組のマルチプレクサ、135〜139…一組の制御レジスタ

Claims (20)

  1. イメージ・センサを駆動するタイミング信号を発生するタイミング発生器であって、
    端子と、
    メモリと、
    前記メモリに格納された命令のプログラムを実行するプロセッサと
    を備え、前記プログラムの実行により前記タイミング信号が生成され、そのタイミング信号を出力するタイミング発生器。
  2. 前記プログラムは、前記プロセッサにより実行されると、前記タイミング信号を第1のデジタル論理レベルから第2のデジタル論理レベルに遷移させる命令を含む請求項1に記載のタイミング発生器。
  3. 前記プログラムが水平タイミング信号発生器を構成する命令を含み、前記イメージ・センサに供給される前記タイミング信号を前記水平タイミング信号発生器が発生させる請求項1に記載のタイミング発生器。
  4. さらに、
    シリアル・インターフェイスを備え、前記命令のプログラムは前記シリアル・インターフェイスを介してタイミング発生器にロードされ、命令の前記プログラムがロードされた後、前記プロセッサは前記プログラムを実行する請求項1に記載のタイミング発生器。
  5. 前記タイミング信号は水平タイミング信号であり、前記イメージ・センサはCCDイメージ・センサである請求項1に記載のタイミング発生器。
  6. さらに、
    信号を受け取り、前記信号の複数の遅延信号を出力する遅延ロック・ループと、
    選択された一対の前記遅延信号を使用し、前記タイミング信号を発生させるセット/リセット回路とを備える請求項1に記載のタイミング発生器。
  7. さらに、
    プロセッサが前記複数の遅延信号のうちどの2つが前記選択された対であるかを判別する値を書き込めるレジスタを備える請求項6に記載のタイミング発生器。
  8. 前記タイミング信号を前記イメージ・センサに供給するアナログ・フロントエンド及びタイミング発生器(AFE/TG)集積回路の一部である請求項1に記載のタイミング発生器。
  9. さらに、
    ある時間の範囲内で調整可能な信号のエッジを持つ前記タイミング信号を出力し、前記プロセッサはある周期のクロック信号によりクロックの供給を受け、前記クロック信号の前記周期は前記時間よりも実質的に長いタイミング発生器を含む請求項1に記載のタイミング発生器。
  10. 前記プロセッサは、値をレジスタ内にロードすることにより前記タイミング信号のエッジの1つのタイミングを判別する請求項9に記載のタイミング発生器。
  11. 前記プロセッサは命令セットを備え、前記メモリから命令をフェッチする請求項1に記載のタイミング発生器。
  12. パラレル出力ポートを備え、第1の出力モード及び第2の出力モードを持ち、前記第1の出力モードで前記出力ポートから2値化されたサンプル値のストリームを出力し、前記第2の出力モードで前記出力ポートから短縮されたサンプル値のストリームを出力するアナログ・フロントエンド及びタイミング発生器AFE/TG集積回路の一部である請求項1に記載のタイミング発生器。
  13. 前記AFE/TGは同期信号を受け取り、その同期信号を使用して、前記第2のモードで短縮されたサンプル値の出力を同期させる請求項12に記載のタイミング発生器。
  14. さらに、
    コミュニケーション・レジスタと、
    シリアル・インターフェイスとを備え、情報が前記シリアル・インターフェイスを介して前記タイミング発生器に転送され、前記コミュニケーション・レジスタに書き込まれ、前記プロセッサは前記情報を使用して前記タイミング信号のタイミングをフレーム毎に修正する請求項1に記載のタイミング発生器。
  15. 前記タイミング信号を修正して、イメージ・キャプチャ時に前記イメージ・センサの動きにより生じるジッタを低減させる請求項14に記載のタイミング発生器。
  16. イメージ・センサを駆動するタイミング信号を発生するタイミング発生器であって、
    端子と、
    メモリと、
    前記メモリに格納されている命令をフェッチして実行する手段とを備え、前記命令の実行により前記タイミング信号が生成され、そのタイミング信号を出力するタイミング発生器。
  17. 複数の命令からなるプログラムを、プロセッサを含むタイミング発生器にロードすることと、
    タイミング信号が生成され、前記タイミング発生器から出力されるように前記プロセッサで前記命令を実行することと、
    前記タイミング信号をイメージ・センサに供給することと
    を含む方法。
  18. 前記タイミング発生器は、アナログ・フロントエンド及びタイミング発生器(AFE/TG)集積回路の一部である請求項17に記載の方法。
  19. 前記AFE/TGと前記イメージ・センサは、デジタル・カメラの一部であり、前記プログラムの前記ロードが前記カメラの電源投入後に実行される請求項18に記載の方法。
  20. 前記タイミング発生器は水平タイミング信号発生器を備え、前記プロセッサは前記水平タイミング信号発生器の複数のレジスタに複数の値を書き込むことにより前記水平タイミング信号発生器をセットアップし、前記水平タイミング信号発生器がセットアップされた後、前記プロセッサは、前記水平タイミング信号発生器を有効化し、これにより前記水平タイミング信号発生器が前記タイミング信号を発生する請求項17に記載の方法。
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