JP2006115100A - 尤度算出方法および通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 尤度算出に関する演算コストが小さく、かつ、通信のスループットが高い尤度算出方法を提供する。
【解決手段】 送信機101から送信され複数のビットから成る既定データに基づいた信号点の情報データを複数有する受信機104において、尤度算出方法は、送信機101から受信信号RSを受信し、複数の信号点のうち、受信信号との位相平面上における距離が最短である第1の信号点SP1を選択し、第1の信号点SP1と受信信号との位相平面上における第1の距離d1、および、第1の信号点SP1のうち1ビットを反転させた信号に対応する第2の信号点SP2と受信信号との位相平面上における第2の距離d2を算出し、第1の距離d1と第2の距離d2との差を算出した結果を前記受信信号の各ビットの確からしさを示す尤度とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、尤度算出方法および通信方法に関する。
複数のアンテナを用いるデジタル通信システム、例えば、無線LAN装置やこれを構成するベースバンドLSIは、情報データを送受信する。情報データは、送信機から受信機へ送信される複数のビットから成るデータである。受信機は、送信機から送信された情報データを受信し、この情報データの各ビットを推定する。情報データの推定は、受信機が予め有する信号点と受信信号とを比較することによって行われる。通常、受信信号に最も近い信号点が情報データとして推定される。この情報データの推定は、例えば、準最尤復号手法によって推定される(非特許文献1参照)。受信信号と推定された情報データとの位相平面における距離を距離1とする。
次に、受信機は、推定された情報データの各ビットに対する尤度を算出する。この尤度は、推定された情報データ(以下、推定情報データともいう)が、送信された情報データ(以下、送信情報データともいう)と一致することの確実性を示すパラメータである。従来、推定情報データの或るビットの尤度を算出するために、受信機は、そのビットを反転させ、さらに、反転させたビット以外のビットが異なる総ての信号点と受信信号との位相平面における距離を算出していた。例えば、推定情報データ(0000)の最初のビットの尤度を算出する場合には、8つの信号点(1000)〜(1111)と受信信号との位相平面における距離を算出し、これらの距離のうち最短の距離にある信号点を選択する。この最短の距離を距離2とする。推定情報データ(0000)の最初のビットの尤度は、距離1と距離2との差である(非特許文献1参照)。
しかし、この従来の尤度算出方法では、多数の信号点と受信信号との位相平面における距離を算出する必要があった。従って、尤度算出に関する演算コストが大きく、さらに、通信のスループットが低かった。
Lucentによる、"Achieving Near-Capacity on a Multiple-Antenna Channel" IEEE Trans. on Commun., Vol. 51, No. 3, March 2003.
尤度算出に関する演算コストが小さく、かつ、通信のスループットが高い尤度算出方法を提供する。
本発明に係る実施形態に従った尤度算出方法は、送信機から送信される複数のビットから成る既定データに基づいた信号点の情報データを複数有する受信機において、
前記送信機から受信信号を受信し、前記複数の信号点のうち、前記受信信号との位相平面上における距離が最短である第1の信号点を選択し、前記第1の信号点と前記受信信号との位相平面上における第1の距離、および、前記第1の信号点のうち1ビットを反転させた信号に対応する第2の信号点と前記受信信号との位相平面上における第2の距離を算出し、前記第1の距離と前記第2の距離との差を算出した結果を前記受信信号の各ビットの確からしさを示す尤度とすることを特徴とする。
本発明に係る他の実施形態に従った尤度算出方法は、送信機から送信される複数のビットから成る既定データに基づいた信号点の情報データを複数有する受信機において、
前記送信機から受信信号を受信し、前記複数の信号点のうち、前記受信信号との位相平面上における距離が最短である第1の信号点を選択し、前記第1の信号点と前記受信信号との位相平面上における第1の距離の2乗、および、前記第1の信号点の1ビットを反転させた信号に対応する第2の信号点と前記受信信号との間の位相平面上における第2の距離の2乗を算出し、前記第1の距離の2乗と前記第2の距離の2乗との差を算出した結果を前記受信信号の各ビットの確からしさを示す尤度とすることを特徴とする。
本発明に係るさらに他の実施形態に従った尤度算出方法は、送信機から送信される複数のビットから成る既定データに基づいた信号点の情報データを複数有し、第1の受信アンテナおよび第2の受信アンテナを備えた受信機において、
前記送信機から受信信号を前記第1および第2の受信アンテナの各々で受信し、前記複数の信号点のうち、位相平面上における前記第1の受信アンテナの受信信号からの距離および位相平面上における前記第2の受信アンテナの受信信号からの距離の和が最小である第1の信号点を前記第1および第2の受信アンテナの各々に関して選択し、前記第1の受信アンテナの受信信号と前記第1の信号点との位相平面上における距離および前記第2の受信アンテナの受信信号と前記第1の信号点との位相平面上における距離を足した第1の距離和を算出し、前記第1の信号点のうち1ビットを反転させた信号に対応する第2の信号点と前記第1の受信アンテナの受信信号との位相平面上における距離および該第2の信号点と前記第2の受信アンテナの受信信号との位相平面上における距離を足した第2の距離和を算出し、前記第1の距離和と前記第2の距離和との差を算出した結果を前記受信信号の各ビットの確からしさを示す尤度とすることを特徴とする尤度算出方法。
本発明に係るさらに他の実施形態に従った尤度算出方法は、送信機から送信される複数のビットから成る既定データに基づいた信号点の情報データを複数有し、第1の受信アンテナおよび第2の受信アンテナを備えた受信機において、
前記送信機から受信信号を前記第1および第2の受信アンテナの各々で受信し、前記複数の信号点のうち、位相平面上における前記第1の受信アンテナの受信信号からの距離の2乗および位相平面上における前記第2の受信アンテナの受信信号からの距離の2乗の和が最小である第1の信号点を前記第1および第2の受信アンテナの各々に関して選択し、前記第1の受信アンテナの受信信号と前記第1の信号点との位相平面上における距離の2乗および前記第2の受信アンテナの受信信号と前記第1の信号点との位相平面上における距離の2乗を足した第1の和を算出し、前記第1の信号点のうち1ビットを反転させた信号に対応する第2の信号点と前記第1の受信アンテナの受信信号との位相平面上における距離の2乗および前記第2の信号点と前記第2のアンテナの受信信号との位相平面上における距離の2乗を足した第2の和を算出し、前記第1の和と前記第2の和との差を算出した結果を前記受信信号の各ビットの確からしさを示す尤度とすることを特徴とする。
本発明に係るさらに他の実施形態に従った通信方法は、送信機から送信される複数のビットから成る既定データに基づいた信号点の情報データを複数有する受信機において、
前記送信機から受信信号を受信し、前記複数の信号点のうち、前記受信信号との位相平面上における距離が最短である第1の信号点を選択し、前記第1の信号点と前記受信信号との位相平面上における第1の距離、および、前記第1の信号点のうち1ビットを反転させた信号に対応する第2の信号点と前記受信信号との位相平面上における第2の距離を算出し、前記第1の距離と前記第2の距離との差を算出した結果を前記受信信号の各ビットの確からしさを示す尤度とし、前記第1の距離の各ビットに対する前記尤度の平均値に基づいて、前記送信機の送信電力、変調方式、符号化率の少なくとも1つ以上を変更することを特徴とする。
本発明に係る尤度算出方法は、演算コストを低下させ、かつ、通信のスループットを向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係る第1の実施形態に従った通信システム100の構成図である。通信システム100は、送信機101および受信機104を備えている。送信機101は、送信アンテナ102および103を備えている。受信機104は、受信アンテナ105を備えている。送信機101は、2つの送信アンテナ102および103からそれぞれ2ビットの情報データ(b0,b1)および(b2,b3)を送信する。受信機104は、これらの情報データ(b0,b1)および(b2,b3)を受信アンテナ105で受信する。情報データ(b0,b1)と情報データ(b2,b3)とは、送信機101から受信機104までの伝送路において空間合成される。従って、受信機104は、情報データ(b0,b1)および(b2,b3)を4ビットの情報データ(b0,b1,b2,b3)として受信する。b0〜b3が各ビットを示している。
図2は、送信機101から受信機104へ情報データが送信される様子を位相空間で示した図である。送信機101は、送信アンテナ102および103からそれぞれ2ビットの情報データ(b0,b1)および(b2,b3)を送信する。すなわち、送信機101は、送信アンテナ102および103のそれぞれから(0,0)、(0,1)、(1,0)または(1,1)のいずれかの情報データを送信する。
受信機104は、送信機101から送信される既定データ、例えば、プリアンブルを受信し、この既定データに基づいて4ビットの情報データのそれぞれに対応する信号点を予め獲得している。第1の実施形態では、情報データは4ビットであるので、16個の信号点が得られる。
受信機104は、次に、送信機101が送信した情報データを受信する。一般に、送信アンテナ102から受信機104までの伝送路R1と送信アンテナ103から受信機104までの伝送路R2とは異なる。さらに、伝送路R1および伝送路R2の空間の状態は時間とともに変化する。従って、空間合成された情報データは、受信機104に受信されるときには、受信機104が有する16個の信号点のいずれかと一致しない場合が多い。特に、送信機101または受信機104が携帯電子機器である場合にはこの傾向が強い。
そこで、受信機104は、受信信号RSに基づいて、送信機101が送信した4ビットの情報データを推定する。例えば、16個の信号点のうち、信号点SP1は情報データ(0,0,0,0)に対する信号点、信号点SP2は情報データ(1,0,0,0)に対する信号点、信号点SP3は情報データ(0,1,0,0)に対する信号点、信号点SP4は情報データ(0,0,1,0)に対する信号点、ならびに、信号点SP5は情報データ(0,0,0,1)に対する信号点とする。受信機104は、位相平面において受信信号SPから最も近い第1の信号点を情報データの推定結果、すなわち、推定情報データとして選択する。例えば、第1の実施形態では、第1の信号点SP1が推定情報データとして選択される。よって、推定情報データ(b0,b1,b2,b3)は、(0,0,0,0)と推定される。この情報データの推定方法は、準最尤復号手法を用いてよい。
次に、受信機104は、この推定情報データ(第1の信号点)の各ビットの尤度を算出する。本実施形態では、推定情報データのいずれか1ビットを反転した信号点は、推定情報データに近接していることを利用している。例えば、ビットb0の尤度を計算する場合には、ビットb0を反転させる。即ち、(b0,b1,b2,b3)は、(1,0,0,0)となる。これは、第2の信号点SP2に該当する。第1の信号点SP1と受信信号との位相平面における距離を第1の距離d1とし、第2の信号点SP2と受信信号との位相平面における距離を第2の距離d2とする。受信機104は、ビットb0に対する尤度として第1の距離d1と第2の距離d2との差を演算する。
受信機104は、ビットb1〜b3に関しても、ビットb0と同様に尤度を算出する。受信機104は、ビットb1〜b3の尤度を算出するために、それぞれビットb1〜b3を反転させる。よって、ビットb1の尤度は、距離d1と距離d3との差になる。ビットb2の尤度は、距離d1と距離d4との差である。ビットb3の尤度は、距離d1と距離d5との差である。このように、受信機104は、推定情報データの各ビットの尤度を算出することができる。
従来の方法によれば、受信機104は、ビットb0の尤度を求めるために8つの信号点(1000)〜(1111)と受信信号との位相平面における距離を算出する必要があった。さらに、受信機104は、これら8つの距離を比較して最短の距離を算出する必要があった。
しかし、第1の実施形態では、受信機104は、ビットb0の尤度を求めるために1つの信号点(1000)と受信信号との位相平面における距離のみを算出している。よって、受信機104は、最短の距離を算出するときに、複数の信号点との距離を比較する必要がない。これは、尤度算出の演算コストを低減することができることを意味する。また、受信機104は、比較的短時間で尤度を算出することができるので、通信のスループットが向上する。
第1の実施形態において、距離d1、d2、d3、d4およびd5に代えて、距離の2乗d1、d2、d3、d4およびd5を用いてもよい。
(第2の実施形態)
図3は、本発明に係る第2の実施形態に従った通信システム200の構成図である。通信システム200は、送信機101および受信機204を備えている。送信機101は、第1の実施形態における送信機101と同じであるので、その説明を省略する。受信機204は、第1の受信アンテナ205および第2の受信アンテナ206を備えている。従って、情報データの伝送路は、R1〜R4の4つになる。第1および第2の受信アンテナ205および206のそれぞれが4ビットの情報データ(b0,b1,b2,b3)を受信する。
図4は、第1および第2の受信アンテナ205および206のそれぞれにおける信号点および受信信号を位相平面で示した図である。受信機204は、送信機101から送信される既定データ、例えば、プリアンブルを受信し、この既定データに基づいて4ビットの情報データのそれぞれに対応する信号点を予め獲得している。
尚、第2の実施形態では、第1および第2の受信アンテナ205および206がそれぞれ既定データを受信する。よって、図4で示すように第1および第2の受信アンテナ205および206のそれぞれに対して16個の信号点が得られる。
受信機204は、次に、送信機101が送信した情報データを受信する。さらに、受信機204は、第1の受信アンテナ205において受信した受信信号RS1および第2の受信アンテナ受信206において受信した受信信号RS2に基づいて情報データを推定する。より詳細には、受信機204は、第1の受信アンテナ205に関する位相平面上において、受信信号RS1と或る情報データに対応する信号点との距離を算出し、第2の受信アンテナ206に関する位相平面上において、受信信号RS2とその情報データに対応する信号点との距離を算出する。受信機204は、これらの距離の和が最も小さい第1の信号点を推定情報データとして選択する。この推定は、準最尤復号手段にこれらの距離和を適用することによって行われ得る。
例えば、第1および第2の受信アンテナ205および206のそれぞれに関する位相平面において、信号点SP10aおよび信号点SP10bは、情報データ(0,0,0,0)に対応する信号点である。第1および第2の受信アンテナ205および206のそれぞれの受信信号は、RS1およびRS2で示されている。このとき、受信機204は、第1の受信アンテナ205に関する位相平面上において、受信信号RS1と情報データ(0,0,0,0)に対応する信号点SP10aとの距離d10aを算出する。また、受信機204は、第2の受信アンテナ206に関する位相平面上において、受信信号RS2と情報データ(0,0,0,0)に対応する信号点SP10bとの距離d10bを算出する。次に、受信機204は、距離d10aおよび距離d10bの和(以下、距離和ともいう)を算出する。受信機204は、この“距離和”を他の情報データに関する“距離和”と比較する。さらに、受信機204は、距離和が最小である情報データを推定情報データとして選択する。このとき準最尤復号手法を用いてよい。
推定情報データ(第1の信号点)の各ビットに対する尤度を算出する際、各情報データに関する距離和が用いられる。例えば、推定情報データ(0,0,0,0)のうちビットb0の尤度を計算する場合には、ビットb0を反転させる。即ち、(b0,b1,b2,b3)は、(1,0,0,0)となる。情報データ(0,0,0,0)に対する距離和(d10a+d10b)を第1の距離和とし、情報データ(1,0,0,0)に対する距離和(d11a+d11b)を第2の距離和とする。受信機204は、ビットb0に対する尤度として第1の距離和と第2の距離和との差(|(d11a+d11b)−(d10a+d10b)|)を演算する。受信機204は、ビットb1〜b3に関しても、ビットb0と同様に尤度を算出する。尚、距離d11aおよびd11bは、それぞれ情報データ(1,0,0,0)に対応する信号点SP11aおよびSP11bと受信信号RS1およびRS2との距離である。
第2の実施形態は、推定情報データの或るビットの尤度を求めるために、推定情報データに関する距離和と他の1つの情報データに関する距離和との差を算出すれば足りる。よって、受信機204は、最短の距離を算出するときに複数の距離を比較する必要がない。これは、尤度算出の演算コストを低減することができることを意味する。また、受信機204は、比較的短時間に尤度を算出することができるので、通信のスループットが向上する。
第2の実施形態において、情報データに関する“距離和”を用いたが、これに代えて“距離の2乗の和”を用いてもよい。例えば、情報データ(0,0,0,0)に対する距離の2乗の和とは、距離d10aの2乗と距離d10bの2乗との和である。
また、第2の実施形態では、受信機204は2つの受信アンテナ205および206を備えていたが、受信機204は3つ以上の受信アンテナを備えていてもよい。この場合には、3つのアンテナのそれぞれに対して16個の信号点が位相平面上に得られる。“距離和”は、この3つの位相平面のそれぞれにおける信号点と受信信号との距離の和とすればよい。
(第3の実施形態)
図5は、本発明に係る第3の実施形態に従った通信システム300の構成図である。通信システム300は、送信機101および受信機102を備えている。送信機101および受信機102の構成は、第1の実施形態のそれらと同様であるので、その説明を省略する。
第3の実施形態において受信機104は、送信アンテナ102および103のそれぞれからの信号の受信電力の大きさに基づいて、尤度算出の対象となるビットを選択する。受信電力の大きさは、送信信号のプリアンブルによって検出され得る。例えば、送信アンテナ102から送信された情報データ(b0,b1)の受信電力が比較的大きい場合には、受信機104は、推定情報データ(第1の信号点)のうちビットb0およびb1の信頼性が高いと判断し、ビットb0およびb1の尤度を最大とする。この場合、受信機104は、尤度を算出する必要がない。
一方、送信アンテナ103から送信された情報データ(b2,b3)の受信電力が比較的小さい場合、受信機104は、推定情報データのうちビットb2およびb3の尤度を算出する。このとき、尤度算出方法は、第1の実施形態または第2の実施形態における尤度算出方法のいずれを用いてもよい。
第3の実施形態の変形例として、受信電力に閾値を設け、ビットの平均受信電力がこの閾値よりも大きい場合に、受信機104は、そのビットの尤度を定数(例えば、最大尤度)にしてもよい。ビットの受信電力がこの閾値よりも小さい場合には、受信機104は、そのビットの尤度を算出する。
また、受信電力に複数の閾値を設け、かつ、各閾値に対して尤度となる定数を設けてもよい。受信機104は、ビットの受信電力が或る閾値よりも大きい場合に、その閾値に対応した定数をそのビットの尤度とする。
第3の実施形態によれば、尤度算出の演算コストをさらに低減することができる。また、受信機104は、さらに短い時間で尤度を算出することができるので、通信のスループットが向上する。
図5では、受信機104は1つの受信アンテナ105を備えているが、受信アンテナ数は2以上であってもよい。この場合、受信機104は、送信アンテナ102および103からの信号の平均受信電力の大きさに基づいて、尤度算出の対象となるビットを選択する。この平均受信電力は、或る送信アンテナ(例えば、送信アンテナ102)からの信号を受信する複数の受信アンテナの受信電力の平均値である。
送信機101における送信アンテナ数は3以上であってもよい。この場合、上述の平均受信電力は、総ての送信アンテナに対して算出される。受信機104は、受信電力の小さい下位n本(nは送信アンテナ数より小さい定数)の送信アンテナから送信されたビットに対してのみ尤度算出を行えばよい。
(第4の実施形態)
図6および図7は、本発明に係る第4の実施形態に従った尤度算出方法を示す図である。第4の実施形態による通信システムの構成は、図1に示す構成と同様でよい。ただし、第4の実施形態において、通信システムは、64QAM (Quadrate Amplitude Modulation)と呼ばれる変調方式を用いている。よって、情報データは、3ビットの実数部(real part)および3ビットの虚数部(imaginary part)から成る。図6のカッコ内の数値のうち、前部3ビットが情報データの実数部を示し、後部3ビットが情報データの虚数部を示す。このカッコ内の数値の下にその情報データに対する信号点が示されている。
送信機101は2つの送信アンテナ102、103を備えている(図1参照)。送信アンテナ102、103のそれぞれが6ビットの情報データを送信する。従って、受信機104は、合計12ビットの情報データを受信する。
図7は、受信アンテナ105における信号点および受信信号を位相平面で示した図である。12ビットの情報データに対応する総ての信号点(4096種類の信号点)を図示することは困難であるので、12ビットの情報データのうち一部の情報データに対する信号点が図示されている。
受信機104は、第1の実施形態と同様に、推定情報データとして受信信号RS20に最も近い第1の信号点SP20を選択する。第1の信号点SP20は、情報データ(1,1,1,0,0,0,0,0,0,0,0,0)に対する信号点であるとする。このとき、推定情報データ(b0,b1,b2,b3,b4,b5,b6,b7,b8,b9,b10,b11)は、(1,1,1,0,0,0,0,0,0,0,0,0)になる。受信信号RS20と第1の信号点SP20との距離はd20とする。
次に、受信部104は、送信アンテナ102から送信された信号の尤度を算出する。実数部の尤度の算出は、第1の信号点SP20の実数部の軸方向に隣接する信号点を用いて実行される。虚数部の尤度の算出は、第1の信号点SP20の虚数部の軸方向に隣接する信号点を用いて実行される。例えば、実数部(b0,b1,b2)=(1,1,1)の尤度を算出する。この場合、第1の信号点SP20の実数部の軸方向に隣接する信号点は、信号点(0,1,1,0,0,0,0,0,0,0,0,0)および信号点(1,1,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0)である(図6参照)。信号点(0,1,1,0,0,0,0,0,0,0,0,0)は、第1の信号点SP20のビットb0を反転させた信号点であり、SP21とする。信号点(1,1,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0)は、第1の信号点SP20のビットb2を反転させた信号点であり、SP22とする。
受信機104は、受信信号RS20と信号点SP21との距離d21および受信信号RS20と信号点SP22との距離d22を算出し、さらに、距離d20と距離d21との差をビットb0の尤度とし、距離d20と距離d22との差をビットb2の尤度とする。ビットb1の尤度は、ビットb0の尤度およびビットb2の尤度のいずれか大きい方とする。ビットb1は、通常、ビットb0およびb2よりも信頼性が高いからである。
受信部104は、送信アンテナ102から送信された信号の虚数部(b3,b4,b5)の尤度、送信アンテナ103から送信された信号の実数部(b6,b7,b8)の尤度、および、送信アンテナ103から送信された信号の虚数部(b9,b10,b11)の尤度を、(b0,b1,b2)の尤度と同様に算出する。尚、上述の通り、虚数部の尤度の算出は、第1の信号点SP20の虚数部の軸方向に隣接する信号点を用いて実行されることに留意されたい。このように、推定情報データの各ビットの尤度が計算される。
第4の実施形態は、第1の実施形態と同様の効果を有する。さらに、第4の実施形態によれば、受信機104は、推定情報データのビット数の3分の1、即ち、12ビットのうち4ビットの尤度を算出する必要がない。よって、尤度算出の演算コストがさらに低減され、尤度はさらに短い時間で算出され得る。
(第5の実施形態)
図8は、本発明に係る第5の実施形態に従った通信システム500の構成を示す図である。通信システム500は、通信機501および502を備えている。通信機501および502は、通信路12および21を通して互いに通信することができる。
通信路12および21は、それぞれ複数の送信アンテナと複数の受信アンテナを通信可能に結合する複数の伝送路の集合である。通信路12および21は、同一の通信路であっても、別個の通信路であってもよい。
通信機502は、符号化部512においてデータD1を誤り訂正符号化する。変調部513は、符号化されたデータD1を通信路21に適した形式の信号に変換する。次に、通信機502は、通信路21を介してデータD1を通信機501へ送信する。通信機501は、通信路21からデータD1を受信し、データD1を復調する。
尤度算出部521は、第1から第4の実施形態のいずれかの方法を用いてデータD1の受信信号に基づいて推定情報データを選択する。推定情報データは、復号部522によって復号化され、さらに、外部へ出力される。尤度算出部521は、推定情報データの各ビットの尤度を第1から第4の実施形態のいずれかの方法を用いて算出する。さらに、尤度算出部521は、推定情報データの各ビットの尤度の平均値を算出する。尤度算出部521は、この平均尤度を変調方式選択部534、符号化率選択部535および送信電力選択部536の少なくとも1つ以上に出力する。
変調方式選択部534は、平均尤度の大きさに基づいて通信機502の変調方式を変更する。例えば、平均尤度が予め定めた閾値より大きい場合に、変調方式選択部534は、伝送量の大きい変調方式を選択する。平均尤度が予め定めた閾値より小さい場合には、変調方式選択部534は、伝送量の小さい変調方式を選択する。この変調方式の情報は通信路12を介して通信機502へ送信される。通信機501および502は、この変調方式に従って通信を行う。
変調方式とは、例えば、BPSK (Binary Phase Shift Keying)、QPSK (Quadrate Phase Shift Keying)、16QAM、64QAM等である。伝送速度は、BPSK、QPSK、16QAM、64QAMの順に速くなる。歪および雑音に対する耐性は、BPSK、QPSK、16QAM、64QAMの順に弱くなる。
一般に、伝送量の小さい変調方式は、送信機、受信機、通信路の歪や雑音に強く、逆に、伝送量の大きい変調方式は歪や雑音に弱い。歪や雑音が存在する場合には、受信誤りが発生し易い。
本実施形態は、歪および雑音が小さい場合には、歪および雑音に対する耐性は低いものの伝送量の大きい変調方式を選択し、一方、歪および雑音が大きい場合には、伝送量は小さいものの歪および雑音に強い変調方式を選択することできる。これにより、通信機501と502との通信のスループットが向上する。
符号化率選択部535は、平均尤度の大きさに基づいて符号化部512の符号化率を選択する。例えば、平均尤度が予め定めた閾値より大きい場合に、符号化率選択部535は高い符号化率を選択し、平均尤度が予め定めた閾値より小さい場合に、符号化率選択部535は低い符号化率を選択する。この符号化率の情報は、変調方式と同様に、通信機502へ送信される。通信機501および502は、この符号化率変調方式に従って通信を行う。
符号化方式としては、例えば、畳み込み符号化方式が通信システムに多く採用される。この場合に、符号化率としては、例えば、1/2、2/3、3/4 がしばしば用いられる。データ伝送量は、1/2、2/3、3/4の順に多くなる。歪および雑音に対する耐性は、1/2、2/3、3/4の順に弱くなる。
一般に、高い符号化率とは、データ伝送量が大きいことを意味する。しかし、符号化率の大きいデータは歪および雑音に弱いので、受信誤りが起こりやすい。一方で、低い符号化率とは、データ伝送量が小さいことを意味する。しかし、符号化率の小さいデータは歪および雑音に強いので、受信誤りが起こり難い。
本実施形態は、歪および雑音が小さい場合には、歪および雑音に対する耐性は低いものの伝送量の大きい符号化率を選択し、一方、歪および雑音が大きい場合には、伝送量は小さいものの歪および雑音に強い符号化率を選択することができる。これにより、通信機501と502との通信のスループットが向上する。
送信電力選択部536は、平均尤度の大きさに基づいて送信電力を変更する。例えば、平均尤度が予め定めた閾値より大きい場合に、送信電力選択部536は、小さい送信電力を選択する。平均尤度が予め定めた閾値より大きい場合には、送信電力選択部536は、大きい送信電力を選択する。この送信電力の情報は通信路12を介して通信機502へ送信される。通信機501および502は、この情報に従って送信電力を調節する。
一般に、送信電力を小さくすると、通信機の消費電力が小さくなるが、受信機におけるSNR (Signal to Noise Rratio) が小さくなる。SNRが小さいと、受信誤りが起こりやすくなる。一方、送信電力を大きくすると、受信機におけるSNRは大きくなるが、送信機の消費電力が大きくなってしまう。また、送信電力が過剰に大きい場合には、他の通信局、あるいは、他の通信システムに対する干渉を大きくする可能性がある。このため、送信電力は、受信誤りが生じ難い範囲で可及的に小さくすることが好ましい。
本実施形態は、平均尤度に基づいて送信電力を選択することによって、受信誤りが生じ難い範囲で可及的に小さい送信電力を選択することができる。
通信機501は、変調方式、符号化率および送信電力を個別に選択してよい。しかし、通信機501は、変調方式、符号化率および送信電力の2つ以上を組み合わせて選択してもよい。例えば、変調方式BPSK、符号化率1/2 および送信電力−10dBmを組合せAとし、変調方式QPSK、符号化率3/4、送信電力−15dBmを組合せBとし、変調方式64QAM、符号化率2/3、送信電力−20dBmの組合せCとする。組合せAと組合せBとを区別する閾値1および組合せBと組合せCとを区別する閾値2を予め設定する。閾値2は、閾値1よりも大きい。平均尤度が閾値2より大きい場合、通信機501は、組合せCを選択し、平均尤度が閾値1以上かつ閾値2以下である場合、組合せBを選択し、さらに平均尤度が閾値1未満の場合、組合せAを選択することができる。
このように変調方式、符号化率および送信電力をこれらの組合せで選択すると、通信機501の構成が簡略化され得る。さらに、通信機502が変調方式、符号化率および送信出力の組合せを予め格納している場合、通信機501は、この組合せを示す情報(例えば、組合せA、BまたはC)を通知すれば足りる。よって、通信機501から通信機502への情報量を削減することができる。その結果、通信機501と502との通信のスループットが向上する。
通信路12および21の伝達特性、ならびに、通信機501および502の符号化方法は同一または類似していることが好ましい。これにより、通信機501および502は、その変調方式、符号化率および送信電力を一括で選択することができる。
以上の実施形態は、複数のアンテナを使用するデジタル通信システム全般に適用することができる。特に、これらの実施形態は、無線LAN装置、無線LAN装置を構成するベースバンドLSIへ適用することができる。
本発明に係る第1の実施形態に従った通信システム100の構成図。 送信機101から受信機104へ情報データが送信される様子を位相空間で示した図 本発明に係る第2の実施形態に従った通信システム200の構成図。 第1および第2の受信アンテナ205および206のそれぞれにおける信号点および受信信号を位相平面で示した図。 本発明に係る第3の実施形態に従った通信システム300の構成図。 送信アンテナから送信される情報データの信号点を位相平面で示した図。 受信アンテナ105における信号点および受信信号を位相平面で示した図。 本発明に係る第5の実施形態に従った通信システム500の構成を示す図。
符号の説明
101 送信機
102 送信アンテナ
103 送信アンテナ
104 受信機
105 受信アンテナ
b0〜b4 ビット
信号点 SP1〜SP5
RS 受信信号
d1〜d5 距離

Claims (5)

  1. 送信機から送信される複数のビットから成る既定データに基づいた信号点の情報データを複数有する受信機において、
    前記送信機から受信信号を受信し、
    前記複数の信号点のうち、前記受信信号との位相平面上における距離が最短である第1の信号点を選択し、
    前記第1の信号点と前記受信信号との位相平面上における第1の距離、および、前記第1の信号点のうち1ビットを反転させた信号に対応する第2の信号点と前記受信信号との位相平面上における第2の距離を算出し、
    前記第1の距離と前記第2の距離との差を算出した結果を前記受信信号の各ビットの確からしさを示す尤度とすることを特徴とする尤度算出方法。
  2. 前記第2の距離を算出するときに、前記第1の信号点のうち受信電力の比較的小さいビットを反転させた信号に対応する第2の信号点と前記受信信号との位相平面上における距離を第2の距離として算出し、
    前記第1の信号点のうち受信電力の比較的大きいビットについては前記尤度を定数とすることを特徴とする請求項1に記載の尤度算出方法。
  3. 前記尤度を算出するときに、前記第1の信号点において連続する3ビットのうち2ビットに対して該尤度を算出し、該3ビットのうち残りの1ビットに対しては、前記2ビットに対する尤度のうちより大きい尤度を適用することを特徴とする請求項1に記載の尤度算出方法。
  4. 送信機から送信される複数のビットから成る既定データに基づいた信号点の情報データを複数有し、第1の受信アンテナおよび第2の受信アンテナを備えた受信機において、
    前記送信機から受信信号を前記第1および第2の受信アンテナの各々で受信し、
    前記複数の信号点のうち、位相平面上における前記第1の受信アンテナの受信信号からの距離および位相平面上における前記第2の受信アンテナの受信信号からの距離の和が最小である第1の信号点を前記第1および第2の受信アンテナの各々に関して選択し、
    前記第1の受信アンテナの受信信号と前記第1の信号点との位相平面上における距離および前記第2の受信アンテナの受信信号と前記第1の信号点との位相平面上における距離を足した第1の距離和を算出し、
    前記第1の信号点のうち1ビットを反転させた信号に対応する第2の信号点と前記第1の受信アンテナの受信信号との位相平面上における距離および該第2の信号点と前記第2の受信アンテナの受信信号との位相平面上における距離を足した第2の距離和を算出し、
    前記第1の距離和と前記第2の距離和との差を算出した結果を前記受信信号の各ビットの確からしさを示す尤度とすることを特徴とする尤度算出方法。
  5. 送信機から送信される複数のビットから成る既定データに基づいた信号点の情報データを複数有する受信機において、
    前記送信機から受信信号を受信し、
    前記複数の信号点のうち、前記受信信号との位相平面上における距離が最短である第1の信号点を選択し、
    前記第1の信号点と前記受信信号との位相平面上における第1の距離、および、前記第1の信号点のうち1ビットを反転させた信号に対応する第2の信号点と前記受信信号との位相平面上における第2の距離を算出し、
    前記第1の距離と前記第2の距離との差を算出した結果を前記受信信号の各ビットの確からしさを示す尤度とし、
    前記第1の距離の各ビットに対する前記尤度の平均値に基づいて、前記送信機の送信電力、変調方式、符号化率の少なくとも1つ以上を変更することを特徴とする通信方法。
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