JP2006114835A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、短チャネル効果を抑制すると共に、半導体基板の表面上に形成された表面ストラップと孔内に形成された導電層との界面に生じる抵抗を低減することができる半導体装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 半導体基板100の表面部分において、孔140の底部付近の内部表面を覆うキャパシタ絶縁膜150と、孔140の内部を埋め込むキャパシタ電極160と、孔140の内部表面を覆う絶縁膜180と、キャパシタ電極160上に絶縁膜180で覆われた内部を埋め込むように形成された所定の不純物を含む導電層190、210と、導電層210とソース領域290又はドレイン領域300とを電気的に接続するための表面接続層340と、孔140の内部表面を覆うように形成され、表面接続層340と導電層210との界面から所定の深さまで形成された、絶縁膜180より膜厚が薄い不純物拡散防止膜200とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図11

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関する。
DRAMのメモリセルは、1個のトランジスタと1個のキャパシタとからなる。近年では、このDRAMのメモリセルとして、キャパシタの容量を維持しながら、その寸法を縮小するため、キャパシタを半導体基板の深さ方向に形成したトレンチキャパシタ型DRAMのメモリセルが開発されている。
このトレンチキャパシタ型DRAMのメモリセルは、半導体基板の表面に孔(トレンチ)を形成し、当該孔の下部の内部表面上に絶縁膜を形成した後、ヒ素(As)がドーピングされたポリシリコンであるヒ素ドープポリシリコンを当該孔に埋め込むことより、半導体基板及びヒ素ドープポリシリコンを電極とするトレンチキャパシタを形成する。
さらに、この孔の上部の内部表面上に、カラー酸化膜と呼ばれる絶縁膜を形成した後、さらにヒ素ドープポリシリコンを当該孔に埋め込むことにより、導電層を形成する。
また、半導体基板にはMOSトランジスタが形成され、当該MOSトランジスタのドレイン領域は、半導体基板の表面部分に、カラー酸化膜に隣接するように形成されている。さらに半導体基板表面上には、MOSトランジスタのドレイン領域と孔に形成された導電層とを電気的に接続するため、表面ストラップと呼ばれる導電層が形成されている。
これにより、かかるトレンチキャパシタ型メモリセルは、MOSトランジスタのドレイン領域とトレンチキャパシタとの間を、半導体基板表面上に形成された表面ストラップと孔内に形成された導電層とを順次介して電流を流す。
なお、孔の上部付近には、隣接するトレンチキャパシタ間を分離するための素子分離絶縁膜が形成されている。
ところで、孔の上部の内部表面には、カラー酸化膜が形成されているため、半導体基板表面上に形成されている表面ストラップと、孔内に形成されている導電層とが接触する界面の面積が、当該カラー酸化膜の膜厚の分だけ小さくなり、その結果、界面の抵抗が増加する問題があった。
かかる界面の抵抗を低減する方法として、表面ストラップと導電層の界面付近に形成されているカラー酸化膜の一部を除去することにより、当該界面の面積を大きくする方法がある。
しかし、この場合、孔内にトレンチキャパシタ及び導電層を形成した後に、例えばソース領域やドレイン領域を形成するための熱処理が行われると、孔内の導電層を形成するヒ素ドープポリシリコンから、ヒ素が半導体基板に拡散することにより、MOSトランジスタのドレイン領域よりも接合深さが深い不純物拡散層が形成される。
これにより、MOSトランジスタのゲート閾値電圧が低下し、ソース領域とドレイン領域の間でリーク電流が増大する短チャネル効果を引き起こすという問題があった。
以下、トレンチキャパシタに関する文献名を記載する。
特開平11−214651号公報
本発明は、短チャネル効果を抑制すると共に、半導体基板の表面上に形成された表面ストラップと孔内に形成された導電層との界面に生じる抵抗を低減することができる半導体装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様による半導体装置は、
半導体基板の所定領域上に選択的に形成されたゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
前記半導体基板の表面部分において、前記ゲート電極の下方に位置するチャネル領域の両側にそれぞれ形成されたソース領域及びドレイン領域と、
前記半導体基板の表面部分において、前記ソース領域又はドレイン領域に隣接するように形成された孔の底部付近の内部表面を覆うように形成されたキャパシタ絶縁膜と、
前記キャパシタ絶縁膜で覆われた前記孔の内部を埋め込むように形成されたキャパシタ電極と、
前記キャパシタ絶縁膜で覆われていない前記孔の内部表面を覆うように形成された絶縁膜と、
前記孔の内部において、前記キャパシタ電極上に前記絶縁膜で覆われた内部を埋め込むように形成された所定の不純物を含む導電層と、
前記半導体基板の表面上に形成され、前記導電層と前記ソース領域又はドレイン領域とを電気的に接続するための表面接続層と、
前記孔の内部表面を覆うように形成され、前記表面接続層と前記導電層との界面から所定の深さまで形成された、前記絶縁膜より膜厚が薄い不純物拡散防止膜と
を備えることを特徴とする。
また本発明の一態様による半導体装置は、
半導体基板の所定領域上に選択的に形成されたゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
前記半導体基板の表面部分において、前記ゲート電極の下方に位置するチャネル領域の両側にそれぞれ形成されたソース領域及びドレイン領域と、
前記半導体基板の表面部分において、前記ソース領域又はドレイン領域に隣接するように形成された孔の内部表面のうち、前記半導体基板の表面付近及び前記孔の底部付近を除く前記内部表面を覆うように形成された絶縁膜と、
前記孔の内部表面及び前記絶縁膜を覆うように形成された、前記絶縁膜より膜厚が薄い不純物拡散防止膜と、
前記不純物拡散防止膜が形成された前記孔を埋め込むように形成された、所定の不純物を含む導電層と、
前記半導体基板の表面上に形成され、前記導電層と前記ソース領域又はドレイン領域とを電気的に接続するための表面接続層と
を備えることを特徴とする。
また本発明の一態様による半導体装置の製造方法は、
半導体基板の表面部分のうち、所望の領域を除去することにより、孔を形成するステップと、
前記孔の底部付近の内部表面を覆うようにキャパシタ絶縁膜を形成するステップと、
前記キャパシタ絶縁膜で覆われた前記孔の内部を埋め込むように第1の不純物を含む導電性材料を堆積して膜を形成することにより、キャパシタ電極を形成するステップと、
前記キャパシタ絶縁膜で覆われていない前記孔の内部表面を覆うように絶縁膜を形成するステップと、
前記孔の内部において、前記キャパシタ電極上に前記絶縁膜で覆われた内部を埋め込むように、第2の不純物を含む前記導電性材料を堆積して膜を形成することにより、第1の導電層を形成するステップと、
前記半導体基板の表面付近における前記孔の内部表面を覆うように、前記絶縁膜より膜厚が薄い不純物拡散防止膜を形成するステップと、
前記孔の内部において、前記第1の導電層上に前記不純物拡散防止膜で覆われた内部を埋め込むように、第3の不純物を含む前記導電性材料を堆積して膜を形成することにより、第2の導電層を形成するステップと、
前記半導体基板の所定領域上に、ゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成するステップと、
前記孔にソース領域又はドレイン領域が隣接するように、前記半導体基板の表面部分に前記ソース領域及び前記ドレイン領域を形成するステップと、
前記半導体基板の表面上に、前記第2の導電層と前記ソース領域又はドレイン領域とを電気的に接続するための表面接続層を形成するステップと
を備えることを特徴とする。
また本発明の一態様による半導体装置の製造方法は、
半導体基板の表面部分のうち、所望の領域を除去することにより、孔を形成するステップと、
前記孔の内部表面を覆うように第1の膜及び第2の膜を順次成膜するステップと、
前記第1及び第2の膜が形成された前記孔を埋め込むように、第1のレジスト材を塗布することにより、前記孔の底部から所望の高さを有する第1のレジスト膜を形成するステップと、
表面が露出している前記第2の膜を除去した後、前記孔内に残存する前記第1のレジスト膜を除去するステップと、
表面が露出した前記第1の膜を酸化することにより、第1の絶縁膜を形成するステップと、
前記孔内に残存する第2及び第1の膜を順次除去するステップと、
前記第1の絶縁膜が形成された前記孔を埋め込むように、第2のレジスト材を塗布することにより、前記半導体基板の表面より低い高さを有する第2のレジスト膜を形成するステップと、
表面が露出している前記第1の絶縁膜を除去するステップと、
前記孔内に残存する前記第2のレジスト膜を除去するステップと、
前記孔の内部表面及び前記第1の絶縁膜の表面に、前記第1の絶縁膜より膜厚が薄い第2の絶縁膜を形成するステップと、
前記第1及び第2の絶縁膜が形成された前記孔を埋め込むように、所定の不純物を含む導電性材料を堆積して膜を形成することにより、導電層を形成するステップと、
前記半導体基板の所定領域上に、ゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成するステップと、
前記孔にソース領域又はドレイン領域が隣接するように、前記半導体基板の表面部分に前記ソース領域及び前記ドレイン領域を形成するステップと、
前記半導体基板の表面上に、前記導電層と前記ソース領域又はドレイン領域とを電気的に接続するための表面接続層を形成するステップと
を備えることを特徴とする。
本発明の半導体装置及びその製造方法によれば、短チャネル効果を抑制すると共に、半導体基板の表面上に形成された表面ストラップと孔内に形成された導電層との界面に生じる抵抗を低減することができる
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(1)第1の実施の形態
図1〜図11に、本発明の第1の実施の形態によるトレンチキャパシタ型DRAMのメモリセルの製造方法を示す。まず図1に示すように、LPCVD(Low Pressure Chemical Vapor Deposition)によって、半導体基板100上に2nm程度のシリコン酸化(SiO)膜(図示せず)を成膜した後、220nm程度のシリコン窒化(SiN)膜120を成膜し、さらに、ボロン(B)がドーピングされたシリコン酸化膜であるBSG膜130を1600nm程度成膜する。
リソグラフィ及びRIE(Reactive Ion Etching)によって、BSG膜130、シリコン窒化(SiN)膜120及びシリコン酸化(SiO)膜(図示せず)に順次パターニングを行う。このBSG膜130をマスクとして、半導体基板100にエッチングを行うことにより、半導体基板100の表面からの深さが8μm程度の孔(DT:Deep Trench)140を形成する。
図2に示すように、ウエットエッチングによって、BSG膜130を除去した後、LPCVDによって、半導体基板100及びシリコン窒化(SiN)膜120の全面に、シリコン窒化(SiN)膜とシリコン酸化(SiO)膜の積層膜であるNO膜150を5nm程度成膜し、さらに全面に例えば導電性材料であるポリシリコンに不純物としてヒ素(As)をドーピングしたヒ素ドープポリシリコンを堆積して、ヒ素ドープポリシリコン膜160を200nm程度形成する。なお、この場合、ヒ素(As)に限らず、リン(P)など他の種々の不純物をドーピングしても良い。
RIEによって、ヒ素ドープポリシリコン膜160を半導体基板100の表面から1μ程度の深さまで除去した後、ウエットエッチングによって、当該ヒ素ドープポリシリコン膜160を除去することによって露出したNO膜150を除去する。
このようにして、NO膜150からなるキャパシタ絶縁膜を形成すると共に、導電層のヒ素ドープポリシリコン膜160からなるキャパシタ電極を形成することにより、半導体基板100、NO膜150及びヒ素ドープポリシリコン膜160からなるトレンチキャパシタを形成する。
図3に示すように、露出した孔140の内部表面と、ヒ素ドープポリシリコン160の表面との全面に、8nm程度のシリコン酸化(SiO)膜(図示せず)を成膜する。LPCVDによって、このシリコン酸化(SiO)膜(図示せず)の全面に、例えばシリコン酸化(SiO)膜などからなるカラー酸化膜180を35nm程度成膜した後、RIEによってエッチングを行うことにより、孔140の上部の内部表面に、カラー酸化膜180からなる絶縁膜を形成する。
図4に示すように、ヒ素ドープポリシリコン膜160、カラー酸化膜180及びシリコン窒化(SiN)膜120の全面に、ヒ素ドープポリシリコンを堆積して、200nm程度のヒ素ドープポリシリコン膜190を形成した後、RIEによって、半導体基板100の表面から100nm程度の深さまで、ヒ素ドープポリシリコン膜190を除去することにより、ヒ素ドープポリシリコン膜190からなる導電層を形成する。
図5に示すように、ウエットエッチングによって、カラー酸化膜180にエッチングを行うことにより、ヒ素ドープポリシリコン膜190の表面から80nm程度の深さまで、カラー酸化膜180を除去する。
図6に示すように、LPCVDによって、カラー酸化膜180、ヒ素ドープポリシリコン膜190及びシリコン窒化(SiN)膜120の全面に、例えば2〜7nm程度のシリコン窒化(SiN)膜200を形成した後、RIEによってエッチングを行うことにより、孔140の上部の内部表面に、シリコン窒化(SiN)膜200からなる不純物拡散防止膜を形成する。
カラー酸化膜180、シリコン窒化(SiN)膜200、ヒ素ドープポリシリコン膜190及びシリコン窒化(SiN)膜120の全面に、200nm程度のヒ素ドープポリシリコンを堆積して、ヒ素ドープポリシリコン膜210を形成した後、図7に示すように、RIEによって、半導体基板100の表面から30nm程度の深さまで、ヒ素ドープポリシリコン膜210を除去することにより、ヒ素ドープポリシリコン膜210からなる導電層を形成する。
図8に示すように、250nm程度のシリコン酸化(SiO)膜220を堆積して形成した後、リソグラフィ及びRIEによって、半導体基板100の表面からの深さが300nm程度の孔230を形成する。
図9に示すように、ウエットエッチングによって、シリコン酸化(SiO)膜220を除去した後、全面にシリコン酸化(SiO)膜からなる熱酸化膜(図示せず)を4nm程度成膜した後、当該熱酸化膜の全面に例えば400nm程度のシリコン酸化(SiO)膜250を堆積して形成する。
平坦化技術によって、シリコン窒化(SiN)膜120の表面より高い位置に形成されているシリコン酸化(SiO)膜250を除去した後、さらにウエットエッチングによって、半導体基板100の表面から30nm程度の高さの位置まで、シリコン酸化(SiO)膜250を除去する。
ウエットエッチングによって、シリコン窒化(SiN)膜120を除去することにより、隣接するトレンチキャパシタと電気的に分離するための素子分離絶縁膜であるSTI(Shallow Trench Isolation)膜250を形成する。
図10に示すように、半導体基板100の表面上に例えばシリコン酸化(SiO)膜(図示せず)を2.5nm程度形成した後、リン(P)がドーピングされたリンドープポリシリコン膜270を200nm程度形成し、さらにシリコン窒化(SiN)膜280を100nm程度形成する。
リソグラフィ及びRIEによって、シリコン窒化(SiN)膜280及びリンドープポリシリコン膜270にパターニングを行うことにより、シリコン酸化(SiO)膜(図示せず)からなるゲート絶縁膜とリンドープポリシリコン膜270からなるゲート電極とを形成する。
半導体基板100の表面に対して、例えばリン(P)のイオン注入を行うことにより、ソースエクステンション領域及びドレインエクステンション領域(図示せず)を形成する。
半導体基板100の全面に、70nm程度のシリコン窒化(SiN)を堆積し、RIEによって、リンドープポリシリコン膜270及びシリコン窒化(SiN)膜280の側面に、シリコン窒化(SiN)膜310からなるゲート電極側壁を形成する。
そして、さらに半導体基板100の表面に対して、例えばリン(P)のイオン注入を行うことにより、ソース領域290及びドレイン領域300を形成する。
図11に示すように、半導体基板100の全面に、層間絶縁膜となるシリコン酸化(SiO)膜320を500nm程度形成した後、リソグラフィ及びRIEによって、シリコン酸化(SiO)膜320にエッチングを行うことにより、コンタクトホール330を形成する。
その際、STI膜250のうち、シリコン窒化(SiN)膜200に接触している端部250Aの一部を除去することにより、STI膜250の端部250Aの下面側に形成されているヒ素ドープポリシリコン膜210の一部を露出させる。
そして、コンタクトホール330を埋め込むように、全面にリンドープポリシリコンを堆積したリンドープポリシリコン膜(図示せず)を形成した後、RIEによって、リンドープポリシリコン膜にエッチングを行うことにより、表面接続層となる表面ストラップ340を形成する。
以上の方法により製造されたトレンチキャパシタ型DRAMのメモリセル400の構成を図11に示す。
半導体基板100の所定領域上には、ゲート絶縁膜であるシリコン酸化(SiO)膜(図示せず)を介して、ゲート電極であるリンドープポリシリコン膜270が形成され、さらにリンドープポリシリコン膜270上には、キャップ絶縁膜であるシリコン窒化(SiN)膜280が形成されている。
これらリンドープポリシリコン膜270及びシリコン窒化(SiN)膜280の側面には、ゲート電極側壁であるシリコン窒化(SiN)膜310が形成されている。
半導体基板100の表面部分には、ゲート電極であるリンドープポリシリコン膜270の下方に位置するチャネル領域350の両側に、ソース領域290及びドレイン領域300がそれぞれ形成されている。
また半導体基板の表面部分には、ドレイン領域300に隣接するように孔140が形成されている。この孔140の下部付近の内部表面には、キャパシタ絶縁膜であるNO膜150が形成され、またNO膜150を埋め込むように、キャパシタ電極である導電層のヒ素ドープポリシリコン膜160が形成されている。
このように、半導体基板100、NO膜150及びヒ素ドープポリシリコン膜160は、トレンチキャパシタを形成する。
孔140の上部付近の内部表面には、NO膜150に隣接するように、絶縁膜であるカラー酸化膜180が形成され、またこのカラー酸化膜190を埋め込むように、導電層であるヒ素ドープポリシリコン膜190が形成され、さらにこれらカラー酸化膜190及びヒ素ドープポリシリコン膜190を埋め込むように、導電層であるヒ素ドープポリシリコン膜210が形成されている。
半導体基板100の表面上には、MOSトランジスタのドレイン領域300と、孔140内のヒ素ドープポリシリコン膜210からなる導電層とを電気的に接続するための表面接続層である表面ストラップ340が形成されている。
これにより、トレンチキャパシタ型DRAMのメモリセル400は、MOSトランジスタのドレイン領域300とトレンチキャパシタのキャパシタ電極であるヒ素ドープポリシリコン膜160との間を、表面ストラップ340、導電層210及び190を順次介して電流を流す。
表面ストラップ340とヒ素ドープポリシリコン210の界面付近における孔140の内部表面には、カラー酸化膜180より膜厚が薄い不純物拡散防止膜であるシリコン窒化(SiN)膜200が形成されている。
表面ストラップ340とヒ素ドープポリシリコン210の界面は、半導体基板100の表面から20nm程度の深さに位置し、不純物拡散防止膜であるシリコン窒化(SiN)膜200は、当該界面から30〜60nm程度の深さにまで形成されている。
なお、孔140のうち、ドレイン領域300が形成されていない半導体基板100側における、上端の角部付近には、隣接するトレンチキャパシタと電気的に分離するためのSTI膜250が形成されている。
半導体基板100及びシリコン窒化(SiN)膜280上には、層間絶縁膜であるシリコン酸化(SiO)膜320が形成されている。
このように本実施の形態によれば、表面ストラップ340と導電層を形成するヒ素ドープポリシリコン膜210との界面付近における孔140の内部表面に、カラー酸化膜180より膜厚が薄い不純物拡散防止膜であるシリコン窒化(SiN)膜200を形成する。
これにより、孔140内のヒ素ドープポリシリコン膜210から、ヒ素が半導体基板100に拡散することを防止することができ、従ってゲート閾値電圧が低下することによって生じる短チャネル効果を抑制することができる。
また、表面ストラップ340とヒ素ドープポリシリコン膜210との界面付近に、シリコン窒化(SiN)膜200より膜厚が厚いカラー酸化膜180を形成する場合と比較して、表面ストラップ340とヒ素ドープポリシリコン膜210との界面の面積を広くすることができ、従って表面ストラップ340とヒ素ドープポリシリコン膜210との界面に生じる抵抗を低減することができる。
(2)第2の実施の形態
図12〜図15に、本発明の第2の実施の形態による半導体装置の製造方法を示す。なお、第1の実施の形態の図1〜図5における工程は、第2の実施の形態と同一であるため、説明を省略する。
図12に示すように、LPCVDによって、カラー酸化膜180、ヒ素ドープポリシリコン膜190及びシリコン窒化(SiN)膜120の全面に、例えば2〜7nm程度のシリコン窒化(SiN)膜200を成膜した後、さらに当該シリコン窒化(SiN)膜200を保護するためのポリシリコン膜410を28〜33nm程度成膜する。
RIEによって、ポリシリコン膜410及びシリコン窒化(SiN)膜200にエッチングを行うことにより、露出している孔140の内部表面に、不純物拡散防止膜となるシリコン窒化(SiN)膜200を形成し、さらに保護膜としてのポリシリコン膜410を形成する。
なお、このシリコン窒化(SiN)膜200は、膜厚が2〜7nm程度の薄膜であるため、第1の実施の形態の図6に示す工程において、シリコン窒化(SiN)膜200にエッチングを行うと、シリコン窒化(SiN)膜200の先端部分が除去されるおそれがあるが、本実施の形態の場合、シリコン窒化(SiN)膜200を、ポリシリコン膜410によって保護することにより、シリコン窒化(SiN)膜200にエッチングを行っても、シリコン窒化(SiN)膜200の先端部分が除去されることを抑制することができる。
図13に示すように、シリコン窒化(SiN)膜200、ポリシリコン膜410、ヒ素ドープポリシリコン膜190及びシリコン窒化(SiN)膜120の全面に、ヒ素ドープポリシリコンを堆積して、200nm程度のヒ素ドープポリシリコン膜210を形成した後、図14に示すように、RIEによって、半導体基板100の表面から30nm程度の深さまで、ヒ素ドープポリシリコン膜210を除去する。
なお、ヒ素ドープポリシリコン膜210にエッチングを行う際、ポリシリコン膜410の上部も同時にエッチングされるが、シリコン窒化(SiN)膜200をポリシリコン膜410によって保護することにより、第1の実施の形態と比較して、シリコン窒化(SiN)膜200がエッチングされることを抑制することができる。
これ以降、第1の実施の形態の図8〜図11における工程と同一の工程を実行することにより、トレンチキャパシタ型DRAMのメモリセルを製造する。図15に、本実施の形態によるトレンチキャパシタ型DRAMのメモリセル500の構成を示す。なお、図11に示された要素と同一のものには同一の符号を付して説明を省略する。
本実施の形態の場合、図15に示すように、シリコン窒化(SiN)膜200を保護するためのポリシリコン膜410が、シリコン窒化(SiN)膜200の表面上に、表面ストラップ340とヒ素ドープポリシリコン210の界面より若干高い位置にまで形成されている。
このように本実施の形態によれば、表面ストラップ340と導電層を形成するヒ素ドープポリシリコン膜210との界面付近における孔140の内部表面に、カラー酸化膜180より膜厚が薄い不純物拡散防止膜であるシリコン窒化(SiN)膜200を形成する。
これにより、孔140内のヒ素ドープポリシリコン膜210から、ヒ素が半導体基板100に拡散することを防止することができ、従ってゲート閾値電圧が低下することによって生じる短チャネル効果を抑制することができる。
(3)第3の実施の形態
図16〜図19に、本発明の第3の実施の形態による半導体装置の製造方法を示す。なお、第1の実施の形態の図1〜図5における工程は、第2の実施の形態と同一であるため、説明を省略する。
図16に示すように、LPCVDによって、カラー酸化膜180、ヒ素ドープポリシリコン膜190及びシリコン窒化(SiN)膜120の全面に、例えば2〜7nm程度のシリコン窒化(SiN)膜200を成膜した後、さらに、ボロン(B)がドーピングされたシリコン酸化膜であるBSG膜510を成膜する。
RIEによって、BSG膜510及びシリコン窒化(SiN)膜200にエッチングを行うことにより、露出している孔140の内部表面に、不純物拡散防止膜となるシリコン窒化(SiN)膜200を形成し、さらに当該シリコン窒化(SiN)膜200を保護するためのBSG膜510を形成する。
なお、このシリコン窒化(SiN)膜200は、膜厚が2〜7nm程度の薄膜であるため、第1の実施の形態の図6に示す工程において、シリコン窒化(SiN)膜200にエッチングを行うと、シリコン窒化(SiN)膜200の先端部分が除去されるおそれがあるが、本実施の形態の場合、シリコン窒化(SiN)膜200を、BSG膜510によって保護することにより、シリコン窒化(SiN)膜200にエッチングを行っても、シリコン窒化(SiN)膜200の先端部分が除去されることを抑制することができる。
図17に示すように、ウエットエッチングによって、BSG膜510を除去した後、カラー酸化膜180、ヒ素ドープポリシリコン膜190及びシリコン窒化(SiN)膜120の全面に、ヒ素ドープポリシリコンを堆積して、200nm程度のヒ素ドープポリシリコン膜210を形成し、図18に示すように、RIEによって、半導体基板100の表面から30nm程度の深さまで、ヒ素ドープポリシリコン膜210を除去する。
これ以降、第1の実施の形態の図8〜図11における工程と同一の工程を実行することにより、トレンチキャパシタ型DRAMのメモリセルを製造する。図19に、本実施の形態によるトレンチキャパシタ型DRAMのメモリセル600の構成を示すが、図11に示す第1の実施の形態によるトレンチキャパシタ型DRAMのメモリセル400と同一の構成であるため、説明を省略する。
なお、本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様に、表面ストラップ340と導電層を形成するヒ素ドープポリシリコン膜210との界面付近における孔140の内部表面に、カラー酸化膜180より膜厚が薄い不純物拡散防止膜であるシリコン窒化(SiN)膜200を形成する。
これにより、孔140内のヒ素ドープポリシリコン膜210から、ヒ素が半導体基板100に拡散することを防止することができ、従ってゲート閾値電圧が低下することによって生じる短チャネル効果を抑制することができる。
また、本実施の形態の場合、第2の実施の形態のように、シリコン窒化(SiN)膜200を保護するためのポリシリコン膜410が形成されていない分、表面ストラップ340とヒ素ドープポリシリコン膜210との界面の面積を、第2の実施の形態の場合より広くすることができる。従って、表面ストラップ340とヒ素ドープポリシリコン膜210との界面に生じる抵抗を、第2の実施の形態より低減することができる。
(4)第4の実施の形態
図20〜図26に、本発明の第4の実施の形態による半導体装置の製造方法を示す。なお、第1の実施の形態の図1における工程は、第4の実施の形態と同一であるため、説明を省略する。
図20に示すように、ウエットエッチングによって、BSG膜130を除去した後、LPCVDによって、半導体基板100及びシリコン窒化(SiN)膜120の全面に、16nm程度のポリシリコン膜610と、10nm程度のシリコン窒化(SiN)膜620とを順次成膜する。続いて、孔140を埋め込むように、シリコン窒化(SiN)膜620上にレジスト材を塗布することにより、レジスト膜630を形成する。
図21に示すように、CDE(Chemical Dry Etching)によって、レジスト膜630にエッチングを行うことにより、半導体基板100の表面から1.3nm程度の深さまで、レジスト膜630を除去する。そして、CDEによって、シリコン窒化(SiN)膜620にエッチングを行うことにより、露出したシリコン窒化(SiN)膜620を除去する。
図22に示すように、ウエットエッチングによって、孔140の下部に残存しているレジスト膜630を除去した後、露出しているポリシリコン膜610を950℃程度の高温炉内で酸化することにより、45nm程度のシリコン酸化(SiO)膜640を形成する。
ウエットエッチングによって、孔140の下部に残存するシリコン窒化(SiN)膜620を除去した後、さらにCDEによって、シリコン窒化(SiN)膜620を除去することによって露出したポリシリコン膜610を除去する。
図23に示すように、孔140を埋め込むように、半導体基板100及びシリコン酸化(SiO)膜640上にレジスト材を塗布することにより、レジスト膜650を形成する。CDEによって、レジスト膜650にエッチングを行うことにより、当該レジスト膜650を半導体基板100の表面から60nm程度除去する。
ウエットエッチングによって、露出したシリコン酸化(SiO)膜640を除去することにより、カラー酸化膜660を形成する。
図24に示すように、ウエットエッチングによって、孔140内に残存するレジスト膜650を除去した後、LPCVDによって、孔140の内部表面、カラー酸化膜660の表面及びシリコン窒化(SiN)膜120の全面に、5nm程度のNO膜670を成膜し、さらにNO膜670の全面に、ヒ素ドープポリシリコンを堆積して、200nm程度のヒ素ドープポリシリコン膜680を形成する。
図25に示すように、RIEによって、ヒ素ドープポリシリコン膜680にエッチングを行うことにより、ヒ素ドープポリシリコン膜680を半導体基板100の表面から30nm程度の深さまで除去した後、ウエットエッチングによって、シリコン窒化(SiN)膜120の表面に形成されているNO膜670を除去する。
これ以降、第1の実施の形態の図8〜図11における工程と同一の工程を実行することにより、トレンチキャパシタ型DRAMのメモリセルを製造する。
このように本実施の形態によれば、孔140の内部表面の全面にNO膜670を形成することにより、キャパシタ絶縁膜と不純物拡散防止膜を同時に形成することができ、第1ないし第3の実施の形態のように、キャパシタ絶縁膜と不純物拡散防止膜とを別個に形成する必要がない分、工程数を低減することができる。
また、第1ないし第3の実施の形態のように、ヒ素ドープポリシリコンを3回に分けて孔140に埋め込むと、各ヒ素ドープポリシリコン膜160、190及び210の間に、自然酸化膜が形成されるが、本実施の形態のように、ヒ素ドープポリシリコンを一度に孔140に埋め込んで、ヒ素ドープポリシリコン膜680を形成すれば、自然酸化膜が形成されることがなく、また、第1ないし第3の実施の形態より工程数を低減することができる。
図26に、本実施の形態によるトレンチキャパシタ型DRAMのメモリセル700の構成を示す。なお、図11に示された要素と同一のものには同一の符号を付して説明を省略する。この図26に示すように、トレンチキャパシタ型DRAMのメモリセル700は、キャパシタ絶縁膜と不純物拡散防止膜とが同一のNO膜670によって形成されている。
このように本実施の形態によれば、表面ストラップ340と導電層を形成するヒ素ドープポリシリコン膜210との界面付近における孔140の内部表面に、カラー酸化膜180より膜厚が薄い不純物拡散防止膜であるシリコン窒化(SiN)膜200を形成する。
これにより、孔140内のヒ素ドープポリシリコン膜210から、ヒ素が半導体基板100に拡散することを防止することができ、従ってゲート閾値電圧が低下することによって生じる短チャネル効果を抑制することができる。
また、表面ストラップ340とヒ素ドープポリシリコン膜210との界面付近に、シリコン窒化(SiN)膜200より膜厚が厚いカラー酸化膜180を形成する場合と比較して、表面ストラップ340とヒ素ドープポリシリコン膜210との界面の面積を広くすることができ、従って表面ストラップ340とヒ素ドープポリシリコン膜210との界面に生じる抵抗を低減することができる。
なお上述の実施の形態は一例であって、本発明を限定するものではない。例えば、不純物拡散防止膜としては、シリコン窒化(SiN)膜、又はシリコン酸化(SiO)膜、又はアルミニウム(Al)、タンタル(Ta)、チタン(Ti)ストロンチウム(Sr)、ハフニウム(Hf)、ジルコニウム(Zr)などを主成分とする酸化膜、又はこれらを組み合わせて積層することにより形成される積層膜を使用することが可能である。
本発明の第1の実施の形態による半導体装置の製造方法における工程別素子の断面構造を示す縦断面図である。 同半導体装置の製造方法における工程別素子の断面構造を示す縦断面図である。 同半導体装置の製造方法における工程別素子の断面構造を示す縦断面図である。 同半導体装置の製造方法における工程別素子の断面構造を示す縦断面図である。 同半導体装置の製造方法における工程別素子の断面構造を示す縦断面図である。 同半導体装置の製造方法における工程別素子の断面構造を示す縦断面図である。 同半導体装置の製造方法における工程別素子の断面構造を示す縦断面図である。 同半導体装置の製造方法における工程別素子の断面構造を示す縦断面図である。 同半導体装置の製造方法における工程別素子の断面構造を示す縦断面図である。 同半導体装置の製造方法における工程別素子の断面構造を示す縦断面図である。 同半導体装置の製造方法における工程別素子の断面構造を示す縦断面図である。 本発明の第2の実施の形態による半導体装置の製造方法における工程別素子の断面構造を示す縦断面図である。 同半導体装置の製造方法における工程別素子の断面構造を示す縦断面図である。 同半導体装置の製造方法における工程別素子の断面構造を示す縦断面図である。 同半導体装置の製造方法における工程別素子の断面構造を示す縦断面図である。 本発明の第3の実施の形態による半導体装置の製造方法における工程別素子の断面構造を示す縦断面図である。 同半導体装置の製造方法における工程別素子の断面構造を示す縦断面図である。 同半導体装置の製造方法における工程別素子の断面構造を示す縦断面図である。 同半導体装置の製造方法における工程別素子の断面構造を示す縦断面図である。 本発明の第4の実施の形態による半導体装置の製造方法における工程別素子の断面構造を示す縦断面図である。 同半導体装置の製造方法における工程別素子の断面構造を示す縦断面図である。 同半導体装置の製造方法における工程別素子の断面構造を示す縦断面図である。 同半導体装置の製造方法における工程別素子の断面構造を示す縦断面図である。 同半導体装置の製造方法における工程別素子の断面構造を示す縦断面図である。 同半導体装置の製造方法における工程別素子の断面構造を示す縦断面図である。 同半導体装置の製造方法における工程別素子の断面構造を示す縦断面図である。
符号の説明
100 半導体基板
140 孔
150、670 NO膜
160、190、210、680 ヒ素ドープポリシリコン膜
180、660 カラー酸化膜
200 シリコン窒化膜
250 STI膜
270 リンドープポリシリコン膜
290 ソース領域
300 ドレイン領域
340 表面ストラップ
400、500、600、700 メモリセル
410 ポリシリコン膜
510 BSG膜

Claims (5)

  1. 半導体基板の所定領域上に選択的に形成されたゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
    前記半導体基板の表面部分において、前記ゲート電極の下方に位置するチャネル領域の両側にそれぞれ形成されたソース領域及びドレイン領域と、
    前記半導体基板の表面部分において、前記ソース領域又はドレイン領域に隣接するように形成された孔の底部付近の内部表面を覆うように形成されたキャパシタ絶縁膜と、
    前記キャパシタ絶縁膜で覆われた前記孔の内部を埋め込むように形成されたキャパシタ電極と、
    前記キャパシタ絶縁膜で覆われていない前記孔の内部表面を覆うように形成された絶縁膜と、
    前記孔の内部において、前記キャパシタ電極上に前記絶縁膜で覆われた内部を埋め込むように形成された所定の不純物を含む導電層と、
    前記半導体基板の表面上に形成され、前記導電層と前記ソース領域又はドレイン領域とを電気的に接続するための表面接続層と、
    前記孔の内部表面を覆うように形成され、前記表面接続層と前記導電層との界面から所定の深さまで形成された、前記絶縁膜より膜厚が薄い不純物拡散防止膜と
    を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記導電層と前記不純物拡散防止膜の間に形成され、前記不純物拡散防止膜の一部を覆うように形成された保護膜をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 半導体基板の所定領域上に選択的に形成されたゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
    前記半導体基板の表面部分において、前記ゲート電極の下方に位置するチャネル領域の両側にそれぞれ形成されたソース領域及びドレイン領域と、
    前記半導体基板の表面部分において、前記ソース領域又はドレイン領域に隣接するように形成された孔の内部表面のうち、前記半導体基板の表面付近及び前記孔の底部付近を除く前記内部表面を覆うように形成された絶縁膜と、
    前記孔の内部表面及び前記絶縁膜を覆うように形成された、前記絶縁膜より膜厚が薄い不純物拡散防止膜と、
    前記不純物拡散防止膜が形成された前記孔を埋め込むように形成された、所定の不純物を含む導電層と、
    前記半導体基板の表面上に形成され、前記導電層と前記ソース領域又はドレイン領域とを電気的に接続するための表面接続層と
    を備えることを特徴とする半導体装置。
  4. 半導体基板の表面部分のうち、所望の領域を除去することにより、孔を形成するステップと、
    前記孔の底部付近の内部表面を覆うようにキャパシタ絶縁膜を形成するステップと、
    前記キャパシタ絶縁膜で覆われた前記孔の内部を埋め込むように第1の不純物を含む導電性材料を堆積して膜を形成することにより、キャパシタ電極を形成するステップと、
    前記キャパシタ絶縁膜で覆われていない前記孔の内部表面を覆うように絶縁膜を形成するステップと、
    前記孔の内部において、前記キャパシタ電極上に前記絶縁膜で覆われた内部を埋め込むように、第2の不純物を含む前記導電性材料を堆積して膜を形成することにより、第1の導電層を形成するステップと、
    前記半導体基板の表面付近における前記孔の内部表面を覆うように、前記絶縁膜より膜厚が薄い不純物拡散防止膜を形成するステップと、
    前記孔の内部において、前記第1の導電層上に前記不純物拡散防止膜で覆われた内部を埋め込むように、第3の不純物を含む前記導電性材料を堆積して膜を形成することにより、第2の導電層を形成するステップと、
    前記半導体基板の所定領域上に、ゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成するステップと、
    前記孔にソース領域又はドレイン領域が隣接するように、前記半導体基板の表面部分に前記ソース領域及び前記ドレイン領域を形成するステップと、
    前記半導体基板の表面上に、前記第2の導電層と前記ソース領域又はドレイン領域とを電気的に接続するための表面接続層を形成するステップと
    を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 半導体基板の表面部分のうち、所望の領域を除去することにより、孔を形成するステップと、
    前記孔の内部表面を覆うように第1の膜及び第2の膜を順次成膜するステップと、
    前記第1及び第2の膜が形成された前記孔を埋め込むように、第1のレジスト材を塗布することにより、前記孔の底部から所望の高さを有する第1のレジスト膜を形成するステップと、
    表面が露出している前記第2の膜を除去した後、前記孔内に残存する前記第1のレジスト膜を除去するステップと、
    表面が露出した前記第1の膜を酸化することにより、第1の絶縁膜を形成するステップと、
    前記孔内に残存する第2及び第1の膜を順次除去するステップと、
    前記第1の絶縁膜が形成された前記孔を埋め込むように、第2のレジスト材を塗布することにより、前記半導体基板の表面より低い高さを有する第2のレジスト膜を形成するステップと、
    表面が露出している前記第1の絶縁膜を除去するステップと、
    前記孔内に残存する前記第2のレジスト膜を除去するステップと、
    前記孔の内部表面及び前記第1の絶縁膜の表面に、前記第1の絶縁膜より膜厚が薄い第2の絶縁膜を形成するステップと、
    前記第1及び第2の絶縁膜が形成された前記孔を埋め込むように、所定の不純物を含む導電性材料を堆積して膜を形成することにより、導電層を形成するステップと、
    前記半導体基板の所定領域上に、ゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成するステップと、
    前記孔にソース領域又はドレイン領域が隣接するように、前記半導体基板の表面部分に前記ソース領域及び前記ドレイン領域を形成するステップと、
    前記半導体基板の表面上に、前記導電層と前記ソース領域又はドレイン領域とを電気的に接続するための表面接続層を形成するステップと
    を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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