JP2006107484A - ガラス部材損壊検知と修復の方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】窓ガラス部材の損壊と不正侵入の検知、関係部署へ報知を行って居住者の安全と保障を簡便で正確な方法を提供する。
【解決手段】ガラス部材に微小なICタグチップと人体検知センサを備えて、微弱電波を使ってガラス部材の状況を逐一データ発振する。送受信器を備えた無線集端装置を建物、車両等の要部において、無線送受信集端装置、ターミナルアダプタと接続している情報通信網上にある各種ウェブサイトに報知する。ウェブサイトは、顧客通信用ウェブサイト、警備保障会社ウェブサイト、ガラス部材会社ウェブサイト、損害保険会社ウェブサイトが相互に連携して定期的補修と損害額の計算、不正侵人の検出、保険の支払いを顧客の手を煩わせないで迅速に行う方法を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、窓ガラス部材等の破損と不正侵入の検出、及び本人への通報、警備システムと経時変化による破損、自然損壊の定期的な補修と修復、補修費用を負担する保険システムに関するものである。
近年、生活様式の変化と伴に夫婦共働きが多くなってきた。従って家庭も留守が多く子供を施設に預けたり、かつ一人家族が増えてきた。それに伴って、不正侵入による犯罪や事故も多くなってきた。今や、警察による警備体制では善良な市民を守れなくなってきた。又、近隣関係も希薄であって安心できない。家宅に係わらず、オフィス、店舗等の犯罪、盗難も多発しているのが現状である。
一方、技術の進展は急速である。特にIT(Information Technology)とコンピュータの利用は底辺層に拡大した。さらに、携帯電話機の社会への普及は、凄まじい勢いで普及した。携帯電話機、パソコン、PDA(Personal Digital Assistant)は、老若男女を問わず各人が所有するまでになった。一般にいうユビキタス(Ubiquitous)社会の到来である。ユビキタス・コンピューテングあるいは、ユビキタス・ネットワーキングともいう社会である。
ユビキタス社会とは、どこにでもコンピュータの能力があって、インターネット(Internet)が付随して情報通信をサポートし、サービスの利便性が一層向上した社会を意味する。我々人類は、多方面に恩恵が受けられる技術である。
それに微弱電波の利用が活発になってきた。ブルーツース(Bluetooth)や赤外線通信IrDA(Infrared Data Association)を利用したホット・スポット(Hotspot)の普及も顕著である。これによって、屋内の情報通信は無配線で連絡できる。
ホット・スポットは、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers:電気電子分野における国際規格を推進する国際電気標準会議)微弱電波を使った無線LANである。IEEE802.11aの5,2Ghzと802.11bの2,4Ghzが一般的に使われている。
又、近年微小CPUを使ったICタグチップが実用になった。ICタグチップはRFID(Radio Frequency Identify Device:無線移動識別素子)チップともいう。微小な無線応答装置であって、内蔵アンテナを含んでいて1mm程度で構成できる。2.5GHz帯のものは、到達距離1.5メートルと短いがUHF(950〜956MHz)帯のICタグチップは、10メートルと長いから本発明の実用化に有効である。
ガラスの破損、不正侵入には単純な発信回路を付加するだけでも検出はできる。しかし、情報通信網を活用してきめ細かなサービスを迅速に顧客に提供するには、1mm中にCPU,メモリ、アンテナを含んだ微小コンピュターチップのほうが情報量は莫大に多いから有利である。
従って、インターネットのような情報通信網を組み合せて使えば顧客に満足させるサービスと安全を提供できる。従来の方法はガラスが破損する時の衝撃波や、ガラスに導電線を張って導電線の切断によって検知していた。いずれも情報通信網との連携は難しいので警報を発する程度であって、かつ誤動作も多く実用に至っていない。
特開 2002−133537 特開平10−326385 日経コミュニケーション「世界に取り残される無線ICタグチップ」2004年8月15日号
解決しようとする問題点の一つは、犯罪に対する予防と防衛、財産、生命の安全の確保である。ガラスの破損検出は従来技術で達成できる。問題は破損の程度と、不正侵入から人と財産を守ることにある。警報を発して周囲に知らせるだけでは、万全ではない。
損害を最小限にするのと、修復を速く行うことが肝要である。それに犯人逮捕にも注力する必要がある。本発明では、情報通信網と一体となったガラス破損検知と修復、不正侵入者の追跡、逮捕に有力なシステムを提供する。
さらに本発明では、被害にあっても損害を最小限に抑えるために保険会社と提携する。このガラス保険は、経時変化によったり、自然災害時にも適用される。かつ、定期的メンテナンスにも適用される。
本発明は、上記課題を解決するためにガラス部材上に微小ICタグチップを添付する。この素子から定期的にパルス送信して集端装置(AP:Access Point)が受信して異常の程度を把握する。応答の定期的な質問を集端装置から発する。
異常の程度は、受信パルスの変調度によって検知できる。異常が発生した場合には、直ちに公衆情報通信網を介して本人の携帯電話機、パソコンに異常の状態を知らせる。同時にガラス会社のサイトにも異常の程度が入力されて修復情報、金額が見積もられて本人にしらされる。保険会社にも通報されて保険加入の程度、被害状況に応じて保障の金額が被害者とガラス会社にも提示される。
不正侵入等の犯罪が検出された場合は、警備会社、警察に通報して犯人の追跡と特定を行う。ガラス破損、異常検知、本人通報、ガラス会社、警備会社、保険会社と警察あるいは近隣への通報を一連のシステムで効率良くおこなって、顧客の損害を最小限にするのと顧客の安全と財産の確保を目的にする。
本発明のガラス破損検出装置は、簡単な透明体で構成したICタグチップを添付するだけで達成できる。かつICタグチップからのパルス変調幅、デューティ比によって破損個所と被害の程度を把握できる。
集端装置にて破損を検知して、責任者あるいは所有者にインターネット等の情報通信網を活用して通知できる。かつ、不正侵入を検知した場合には、警備保障会社、警察に迅速に報知して犯罪の追跡と予防に効果をあげる。メンテナンスを早急に行うために、費用の見積、請求を財産の所有者にいち早く知らせて、保険会社より代金の支払いを行うから人の手を煩わさないから利便性と効率があがる。
本発明は、ガラス部材で構成した窓ガラス、扉、ショーウインド、ショーケース等の破損と不正侵入の検出と犯罪の予防をおこなって、財産と安全を確保する方法を提供するものである。かつ、ガラス会社の定期的メンテナンスを行う。ICタグチップは、膨大な情報を貯えられるから、材料の履歴、形状、材質、設置年月日、施工者等各種情報が記憶されている。
第1実施形態
図1は、本発明によるガラス破損検出装置であるICタグチップを備えたガラス部材を示す。本例では、ICタグチップ付き窓ガラス部材の構成を示す。図において1は、ガラス部材であって、2は窓ガラスを固定するサッシ(枠体)である。
図1において、3はガラス破損の検知とガラス部材の材質、設置年月を記憶したICタグチップ回路構成部、4、5である。図示していない集端装置503から給電微弱電波を発信しICタグチップに備えてあるアンテナより電力を受信して3の回路構成部に電源を供給するシステムである。
ICタグチップには、パッシブ型とアクティブ型がある。パッシブ型は、外部より誘導波、微弱電波によって電源を供給されて動作状態になる。アクティブ型は、ICタグチップ自身に電源をもっているからいつでも動作状態になる。3の回路構成に微小電池をもったり、1のガラス部材の一部にソーラセル(太陽電池)を備える。
3の構成材料は、透明なマイラー状のフィルムであったり、透明体でなく微小なのでガラス部材の装飾用に、絵柄模様を貼り付けてその中に回路を埋込む方法もある。中央でなくガラス部材の隅でもよい。又、ガラス部材上に広告、注意書きの文字の中にICタグチップを埋め込んでもよい。その応用は、装飾、広告、注意書きを兼ねて多様にある。
図2は、3のICタグチップ構成の詳細を示す。21は回路構成そのものであって、22は、ICタグチップ本体である。21の内部構成の詳細は、図3に示す。23は、送受信ようのループアンテナであって、1に何か異常が発生した時に、その状態を知らせる。24は、給電用アンテナである。電源がなくなってきた時に給電用の微弱電波を送るように、終端装置503に知らせる。本例では、パッシブ型ICタグチップを添付した構成である。
図2において、25はソーラセルであって、22のICタグチップがパッシブ型の場合の電源である。1のガラス部材の片隅に置いておけばよい。大きさも数mmで十分である。透明な材料で形成したものを使えばガラス部材上に貼っても見た目には、分からない。
26は、22への給電線である。21の中、あるいは22のチップの中にいれてしまえば26も25のソーラセルも外部に置く必要はない。先に説明したように、パッシブ型であればこのような電源は必要ない。電源は誘導波、電磁波によって供給される。
図3は、ICタグチップの内部システム構成を示す。図において、303は、送受信用のループアンテナである。302は、送受信部のであって図5に図示してある終端装置503と交信する。304は、CPUで各種の演算制御を行う。
305は、CPUの実行のためのプログラムメモリであって、306は、プログラム実行に当たって必要な演算、制御用のメモリである。307は、ICタグチップの外とインターフェースを行うI/O部である。ここでは、308のインピーダンスと誘電率検知センサと309の人の侵人を検知する赤外線焦電センサを接続している。
なお、モニターカメラ、カメラ付携帯電話機を307に接続すれば、不正侵入を映像によって確実にとらえられる。2の窓枠に焦電センサを取付ければ人が発生する人体の熱を赤外線でとらえて、侵入検知ができる。このようなセンサ、モニターをICタグチップに入力できる。
29は、電源であって微小電池、フィルム電池あるいはコンデンサでよい。コンデンサの場合は、集端装置70から送信される電源供給電波をアンテナ27にて受信して29のコンデンサに電源を貯めておく。
301は、データメモリである。307より取込んだ外部センサのデータを格納したり、CPUはこのデータを使って演算して異常状態かどうか判断する。312は、電源を貯える電池であって、大き目のコンデンサ(キャパシタンス)でも用は足りる。
24は、給電ループアンテナである。終端装置503より微弱電力搬送電波を発信して24で受けて、311の電力制御部より312の電池に貯め込む。この方法は、パッシブ型であるから312は、ソーラセルの必要はない。
302のアンテナは、503との送受信とガラス部材の損壊を検知するセンサでもある。ガラス部材が破損すれば、インピーダンス、誘電率は変化する。全壊してしまえば、両者の値は無限大になる。この変化を検出すれば異常値か正常値の判断ができる。
アンテナは、効率良く送受信して効率よくゲイン(利得)を得るためには、給電点で伝送線路とのインピーダンス整合を行う必要がある。等価回路よりアンテナのインピーダンスZは、Z=R+j(ωL−1/ωC)で表される。Zの実数部であるRは、放射抵抗Rと損失抵抗Rの和である抵抗成分として与えられる。
放射抵抗はエネルギーに対して有効であるが、損失抵抗はアンテナに供給されたエネルギーが熱損失として消費されるため、損失抵抗は小さいほうが好ましい。リアクタンス成分j(ωL−1/ωC)はエネルギーに対して損失になる。
アンテナのゲインは、R(抵抗)とリアクタンス成分(jX)のL(インダクタンス)、C(キャパシタンス)の影響をうける。
図2に示したようなアンテナや棒状のモノポールアンテナは、アンテナの素子寸法が使用する周波数の1/4波長に等しいときは、リアクタンス成分jXが0となっている。アンテナが使用したい周波数と共振している状態にある。このときのアンテナ給電点インピーダンスは、Z=Rである。
アンテナの素子寸法が使用する周波数の1/4波長よりも長い場合は、ωL>1/ωCとなり、+jX(インダクタンス成分)をもっているため、アンテナの長さを短くする。アンテナの長さが決まっていて、長さを変えられないときには、直列に−jX(キャパシタンス成分)であるコンデンサを挿入すれば、リアクタンス成分をキャンセルできる。
周波数が1/4波長より短い場合は、ωL<1/ωCとなって、−jX成分をもっているため、アンテナを長くする。この場合もアンテナの長さを変更できないときには、直列に+jX(インダクタンス成分)であるコイルを挿入すれば、リアクタンス成分をキャンセルできる。
本例のような応用では、図2のようにループ状にしてアンテナを構成できる。チップに実装する場合には、板状のパッチアンテナが多用される。平面的で小型、軽量コンパクトである。安定した利得が得られる。印刷できるから大量生産に向いている。直線偏波、円偏波が簡単に作れるという利点がある。周波数帯域が狭いという欠点もあるが、本例では微弱電波の周波数は、むしろ固定されているから使い勝手はよい。
RFIDにおけるアンテナは超小型である。使用周波数が2.4Ghzのように高くなると電気的損失は、無視できない。ユビキタス用に各種の提案がされているが、RFIDチップのように電子回路に究極のシンプルさを追求すると電子回路のインピーダンスにあわせた工夫が必要である。アンテナの絶対利得は、H(磁界)面、E面(電界)面の各々のビーム幅をθ、θとすると、下記のように表される。
G[dBi]=(10log41252/θ・θ)−2.14
となる。
このようにアンテナ理論によって、最高の利得が得られる極小のパッチアンテナが構成できることがわかる。従って、アンテナのインピーダンスの変化を検知すればガラス損壊が分かるし、人の侵入の検出も容易にわかる。アンテナをセンサと兼用させることが可能である。
図3は、21のICタグチップの内部構成を示す。301は、システムバスであって、302は、集端装置503との交信用のアンテナである。図2の23と同じである。303は、微弱電波の送受信部であって、304は、極小に形成されたCPUである。305は、ROMでプログラムが格納されている。
306は、RAMであってCPUの演算とプログラム実行に必要なメモリである。306は、I/O部である。ICタグチップの外部とのインタフェース部である。308はインピーダンス、誘電率の変化を検知するセンサで309は、赤外線、人が発生する熱を検知する焦電センサである。極小のモニターカメラであってもよい。
308は、本例では302のアンテナと兼用している。310は、データメモリであって、308、309のセンサから入力したデータをもとにガラス部材の損壊の程度、場所の特定、侵入の検知を目的として演算データの格納をおこなう。
311は、電源制御部であって、24の給電アンテナから微弱電波によって、電源に電力を供給する。312は、電力を蓄える電池である。ソーラセルでもよいしキャパシタンスでもよい。ソーラセルの場合、ICタグチップはアクティブ型になる。313は、集端装置と交信する微弱電波である。図示していないが、24の給電ループアンテナにも313によって電力は搬送される。交信用電波と電力搬送波の周波数は異なる。
第2実施形態
図4は、本発明による第2実施形態を示す。本例は、集端装置503の内部構成423を詳細に示すものである。図において、401はインターネットのような情報通信網である。402、404、602乃至604は、情報通信網上にあるウェブサイトである。
402は、クライアントとの通信を主にするサイトであって426は、その加入者線である。404は、携帯無線会社専用ウェブサイトである。602は警備保障会社の、603はガラス会社の、604は災害、損害保険会社のウェブサイトである。403は、携帯無線基地局であって420はその専用線である。421は、公衆携帯無線電波である。
425は、家宅、オフィス、マンション、ビル等の屋内を示す。以下屋内の集端装置を中心に説明する。406は情報通信網と屋内との接点であるゲートウエイである。ゲートウエイは、通信プロトコル、データフォマット、アドレスなどが異なるネットワークを相互に接続する。
この406は、WWW(World Wide Web)サーバである方が好ましい。このサーバは、ゲートウエイの機能の他に自己ドメインによるインターネットへの情報提供もする。又ウイルス、不良メールを撃退するファイヤーウオールの機能をもっている。
423は、集端装置であって、AP(Access Point)ともいう。以下集端装置の構成につき説明する。407は、423のシステムバスである。411は、ガラス部材に備えてあるICタグチップへの質問器である送受信部である。ICタグチップは、応答器をもっている。423は、定期的に質問をガラス部材になげかける。これに応じてガラス部材にあるICタグチップ422は質問に答える。
424は、集端装置423の送受信器411のアンテナである。423の筐体中にパッチアンテナを置いてもよいし、外部にバーアンテナ、アレイ状のアンテナを備えても良い。413は、演算装置であるCPUであって414は、ROMである。415は、RAMであって416は集端装置の演算と各種センサ情報データを格納するデータメモリである。
417は、LANインタフェースで屋内、屋外の他のネットワークとの接続をおこなう。418は、他のネットワーク接続線のLANケーブルである。ここでは、ネットワーク419n1〜419nmまで接続している。408は、集端装置423の異常検知部である。422からの応答信号を解析して異常か正常値かの判断をおこなう。緊急を要する場合は、410の無線装置、PHSによって本人、関係部署に連絡する。409は、公衆無線装置410のアンテナである。
他のネットワーク419も同様な機能があって、データは逐次集められて、406のゲートウエイ、サーバを介してウェブサイト402へ送られる。情報の内容に応じて602,603,604のサイトに逐一送られる。
集端装置423は、ガラス部材に備えたICタグチップからの情報を収集して定期的なチェックを行っている。ICタグチップがパッシブ型の場合は、電力搬送用微弱電波を送信してICタグチップ回路内にある電池を充電する。逐一、ICタグチップの応答から異常値を検出する。さらにガラス会社サイトからの情報によって定期メンテナンスの時期に達した事を、クライアントにも知らせる。クライアントからの要請があれば、すぐに作業を始める。
図5は、本実施例を屋内に実装した例を示す。501はオフィス、マンション、ビルディング等の建物である。502は、公衆無線網と交信用のアンテナである。503は図4の423であって、集端装置を示す。504は、公衆情報通信網と接続するターミナルアダプタ(TA)である。
インターネット、電話網、ファクシミリ網である情報通信網401と接続している。505は、窓ガラス、506は、ドア、出入り口である。505、506の部材には、前記説明したようなICタグチップを備えている。ビル内は、ホット・スポットになっていて、微弱電波412が交信する。
第3実施形態
図6は、情報通信網401と各種ウェブサイトとの連携について示す第3実施形態である。404は携帯電話会社の専用サイトであって、単なる音声、データ通信であれば601の通信回線のサイトを介して電話機等の通信端末機に接続機能である。405は、通信加入者に接続する加入者線である。
602は、警備保障会社サイトである。404、601のサイトより通報があった場合には、異常値であるかどうか判断する。異常と判断されれば単にガラス部材の破損であれば、603のガラス会社のサイトで補修の準備をする。人の不正侵入、他人による違法な損壊であれば、警察に連絡をとって、犯人の特定をおこなう。被害状況を把握して603と損害保険サイト604に連絡する。
603は、ガラス会社のサイトである。ガラス部材の設置時の年月日、形状、材質等はここで管理している。404、601よりガラス部材の損壊があったという情報を入力した場合、破損の程度、場所の特定をおこなって見積もりをクライアントに提示する。さらに設置した時より、時間の経過をチェックして定期的なメンテナンスをおこなう。
604は、損害保険会社のサイトである。ガラス部材の損壊とそれに伴って、人が怪我をしたとか、器物の損害があった場合に保険を適用するためのサイトである。本例では、603のガラス加工会社と連携して定期的なメンテナンスの補償もおこなう。クライアントがこのような定期メンテナンスの保険、損害保険に入っていれば自動的に適用される。
第4実施形態
図7は、ガラス加工会社内のパソコン(PC)及びサーバのソフトウエア構造を示す。71は、ソフトウエアの構造(ヒエラルキー)を示す。72は、ソフトウエア全体を制御するOS(モニター)である。73は、HTML、XML、JAVA等の言語である。
74は、実行プログラムを示す。クライアントが保険に入っていれば、事故があったときには、保険のプログラムが実行する。ガラス業者が加工、工事をしたときの年月日、ガラス部材の構造、材質、工事の履歴の内容である。そして補修時のクライアントへの見積もりと精算のプログラムがある。
75は、物理層であって、インタフェース部である。通信I/Fは、情報通信網のサイト601を介して通信する。無線I/Fは、無線基地局のサイト404とのインタフェースである。LANは、自社内のネットワークとのインンタフェースである。I/O部は、他の端末機器、PC,画像モニター、TV電話等との接続をおこなう。
図8は、本実施形態におけるガラス部材加工会社のネットワークシステムの一例である。81は、WWWサーバであって、ファイヤーウオールを兼ねている。一般には、情報通信網を介してここからホームページを閲覧できる。82は、コンピュータネットワークのシステムバス、LANであって、ここにPC,サーバが接続されて相互に連携して動作する。
83は、HDD(ハードデスク)等で構成されたデータベースである。クライアントのガラス部材の構造、材質、補修履歴、定期的メンテナンス情報等が記憶されている。84は、サーバであって、クライアントからの依頼、問い合わせに答えたり、他のサイトとの連携をおこなう。
85は、モニターである。クライアントのガラス部材の損壊、破損、不正侵入を見ることができる。この場合、クライアントの家宅、オフィスにカメラが備えてあれば可能である。
第5実施形態
図9は第5実施形態における本発明による窓ガラスの構成とICタグチップの配置を示した図である。図9の(a)は、強化ガラスを使用した例である。図において91はガラス材であって、92は、窓ガラス固定用のサッシであって、部材はアルミ材を使用する。
93、94はガラス破断、破損検出用の導体である。銅線あるいはガラスに蒸着した導体フィルムを使用する。強化ガラス材は人為的に破損した場合は、部分的な破損、破断に留まるから図に示すようにガラス材全体を覆ったほうが検出に都合がよい。ICタグチップ3は、本例では92のサッシの片隅に置き、目立たないようにする。ICタグを含むICタグチップ3の上にカラーマークを貼り付けて装飾、注意書きを備えるのも一法である。
図9(b)はガラス材95に普通のガラスを使用した例である。95のガラス材は人為的、自然破損、破断であっても全体が壊れる。1ヶ所への衝撃があってもガラス全部が割れてしまう。したがって検出用の導体は短くてもよい。
図において96は、サッシであって97,98は95の破損、破断検知用の導体である。95は、普通のガラス材であるから部分的な破壊でも95全体が壊れる。したがって導体97,98は、短くてもどこかが壊れればこの部分も破損するから検知できる。3はICタグチップを含むチップで図9(a)と同様な構成になっている。
図10はガラス材を固定するサッシの構成を示した断面図である。ガラスの破断、破損センサは結露、水滴の付着によって誤動作をすることがある。導体104、105が結露および水滴によって短絡する。ICタグチップは、導体の短絡によってガラス材の破断、破損と認識する場合がある。
このような誤動作を防ぐために、図10に示すようにサッシ101とガラス材103をゴム、その他絶縁材によって充填する。導体104、105はゴム等の絶縁性の充填材によって覆われる。従って、結露、水滴、静電気から誤動作を防ぐことができる。静電気は冬季に地域によって多発する。数万V以上に達するためICタグチップ回路そのものを破壊してしまう危険がある。
第6実施形態
図11は第6実施形態の構成を示す図である。家宅、オフィス内で不正侵入のチェックを示す模式図である。図において111は家宅、オフィスであって112はICタグチップ用の微弱無線送受信終端装置である。113はアンテナで、120は微弱無線電波を示す。
114は人であって、オフィス内で働くワーカ、家宅内の家族である。又は、侵入者を示す。115は人114が身に着けている人物識別用のICタグチップである。ここに112からの質問電波が感知されると、115から応答電波を発信する。この応答電波には、114の個人情報が記載されている。
この人識別用の電波を112が入力して112内にあるコードから従来居る人、登録してある人物であれば問題ない。登録されていない人物であれば侵入者である。図示していない警報ランプを点灯して警報音を発して周囲に知らせる。そして504のターミナルアダプタ(TA)から公衆回線426を介して、公衆網上にあるウエブサイト601に報知する。
あるいは、117のアンテナから携帯電話基地局403に発信して不正侵入のあったことを602の警備サイトと家宅、オフィスの責任者に通報する。112は微弱電波送受信集端装置であって、この中に人物の登録を行ってもよいが、602か603のサイトで管理しても良い。定期的な室内の人物をチェックしておけば不正侵入の識別ができる。
又、徘徊老人とか幼児の監視を行うことができる。11には図示していない監視カメラをおいて人物の動向をチェックして、112より113のアンテナを介して115に質問電波を送って人物の特定を行うこともできる。
さらに、119の窓ガラス、ドアに人体センサを備えておく。人が検知されたら112より質問電波をおくって115から返答を解析することも可能である。人体センサは静電容量の変化に感じたり、人体から発する熱線を検知する焦電センサあるいは、IrDA(遠赤外線)センサによって人の存在を検出できる。
図12は、図11で示した窓ガラスと不正侵入者の詳細を示した図である。窓ガラス95に備えているICタグチップ3に121のセンサを接続している。121は静電容量の変化を検出する静電センサか人体から発する熱線を検出する焦電センサである。
静電容量センサは、金属、プラスチック、人体を検知できる。物体の種類によって出力電位は異なる。従って、人か他の物体の検知は容易に可能である。焦電センサは、人体から発する熱を感知する。従って、人の存在の検知ができる。又、IrDAは遠赤外線を定期的に発生させてその反射波を検知して人の存在を検知できる。
図12の例では、ガラス部材95の破損、破断検知検出用のICタグチップ3に人体センサ121を接続している。これは、ガラス部材95の破損、損壊させないで不正に人が侵入した際の検出を行う目的で設けている。121の人体検知センサが作動した時には、3のICタグチップは、周波数を変えて113の無線送受信終端装置に知らせる。すなわちガラス部材の破損検知導体97,98の検知と周波数を変えて判別する。
121の近くを人が存在するとICタグチップ3に人の侵入信号が入力する。ICタグチップ3は、112に人検知の信号を送ると、112は113のアンテナより侵入者に向かって質問電波を発する。オフィス、家宅に居る人は自身の認識用のIDタグ115を所持している。115からの応答信号を解析して人の情報を112は取得する。
不正侵入者であれば、登録外であるから警報音、ランプの点灯によって周囲に知らせる。さらに504を介して公衆網上のサイトに通報する。112から質問信号を発しても115を所持していなければ応答信号は得られない。
このような場合は、時間間隔をとって数回質問信号を発する。それでも応答がない場合には、不正侵入者ありと判断して警報を発する。慎重を帰すためと誤動作の防止のために、人が検知されたときのオフィス、家宅の状態をウェブ上のサイトにある登録名簿と照合して不正侵入か、否かの判断をする。
121の人体検知センサは、窓ガラスに本例のように設置した場合には、オフィス、家宅の内部だけでなく、外部の検知も可能である。家宅に接近してくる人の識別をおこなって不審者か否かの判別ができる。この場合は、質問信号送受信機である112を外部に備える必要がある。家宅の外壁、窓の近くに設置しておいても効果がある。
不審者の侵入を未然に防ぐために、家宅、オフィスの外部に人体センサと質問信号の送受信機112を備える。もし、不審者であれば大きな警報音と警告用の照明等を点灯させて周囲に知らせれば効果がある。特に夜間には、有効である。
120はICタグチップ3、115と集端装置112から発する微弱電波で421はウェブサイトに放置する公衆無線電波である。携帯無線によって家宅、オフィスの責任者にいち早く報知できるという利点がある。
さらに、121の人体センサは人の検知だけでなく出力ゲインを設定しておけば、95のガラス部材の破損検知もできる。検出物体によって121の出力ゲインは異なる。出力の電位によってガラス部材の破損か人の侵入か識別可能であるから97,98の導体センサと併用すれば大きな効果が得られる。
図13は、ガラス部材の損壊の検出と各種ウェブサイトとの連携動作を示すフロー図である。S901は、何らかの原因でガラスが壊れたことを検知した。S902は、ガラス部材に備えてあるICタグチップからの電波の応答をチェックする。S903は、定常の応答はなかった。
集端(AP)装置図12の112から質問電波を発して異常値のチェックを行う。S904で異常チェックの質問を発して何も発生していなければ、S901にもどる。異常が検知されれば、S905において破損個所の特定を行う。ガラス部材に備えているICタグチップは、アドレスされているからどこの場所のガラス部材か特定できる。
S906では、ICタグチップからきた電波を解析して、破損状態の分析を行う。全壊か部分的破損か、修復の程度と回復に要する費用、期間これらの査定は、前記図6の603のガラス会社のサイトで計算する。
S907は、不正侵入があったかどうかチェックする。不正侵入であればS908において、警備保障会社のサイト図6の602に通報される。警備保障会社によって、被害の程度と犯人の特定を行うと同時に警察にも通報する。クライアントに前記、モニターカメラを設置してあれば、警備保障会社図6の602のデータベースに侵入者の容貌、特徴が映し出される。
S909は、警備保障会社より携帯電話、通信端末機を介して本人、責任者に通報される。S911は、ガラス部材にあるICタグチップからの応答信号の解析と分析をおこなう。S912は、解析結果を見て異常か正常かの判断をおこなう。誤動作とか、子供、ペット等のいたずらによることも考えられる。これらの解析と判定をおこなう。
図14は、破損の検知から補修、修復とクライアントへの見積り、代金の精算を含めたガラス部材業者、ガラス加工会社がおこなう一連のビジネスの流れを示したフロー図である。それに、損害保険会社の補償システムについて説明したものである。S1001は、ガラス部材の破損アラームが発せられた。S1002においてガラス部材業者のサイト図6の603で検知された。
S1003は、データベースよりクライアントと場所の特定を行う。S1004は、部材の破損の程度を把握する。S1005は、データベースを検索してガラス部材の履歴、設置年月日、材質等を調べる。S1006は、部材の材料と設置状況、工法等を調べる。そしてS1007では、見積額の計算を行ってS1008において、クライアントに通知する。
S1009は、見積を受領したクライアントの意向を聞く。クライアントが修復を希望すればS1010において、修理、修復をおこう。そしてS1011において修理代金の精算をおこなってクライアントより代金の入金をうける。
S1012では、少なくとも人為的な行為によって、破損したのではない。経時変化による自然損壊であった。このところを明確にしてS1004にて破損の程度をチェックする。なおこの一連の動作は、サイト図6の602、603、604と前記ICタグチップ、集端装置と微弱電波を活用した家宅内、オフィスのホット・スポットを使って、正確に、迅速に、人手を使わないで達成できるという本発明の特徴がある。
図15は、図6に示してあるガラス会社のサイト603と、損害保険サイト604との連携によるガラス部材の修復と損害保険、定期的修復(メンテナンス)について説明したフロー図である。図においてS1101は、定期的なメンテナンスの時期にきたかどうかのチェックをおこなう。S1102は、定期的な補修かガラス部材が外的要因によって損壊したかどうか確かめる。
S1103は、外的な損壊であった。S1104は、さらに台風、風雨などによる自然破壊かどうかのチェックをおこなう。S1105は、自然破壊でなかった。不正侵入であった。S1106は、盗難のチェックをおこなって、S1107では、人に危害があったかどうか調べる。S1108は、以上の被害の程度を全てチェックする。
S1109は、被害があったので図6の警備保障サイト602から警備会社が警察に被害届を出す。当然、本人が直接警察に被害届をだしてもよい。S1110は、サイト604によって被害額の計算をおこなう。S1111では、加入している保険から適正額の支払いをクライアントにおこなう。顧客は、これから損壊したガラス部材の修復をおこなう。
あるいは、あらかじめ図6のサイト603と604と取り決めておいて、顧客の手を煩わせないで金銭の授受をおこなって、修復作業をおこうシステムにしておけば都合がよい。
S1112は、顧客が満足したかどうか確かめる。満足していなければ、S1110にもどって適正な支払い額を再審査する。
S1113は、ガラス部材の損壊は自然的なものであった。ガラス会社サイト603において保険の確認を行う。定期的なメンテナンスであればガラス部材のチェックを行って、自然損壊であってもS1114で補修、メンテナンスをおこなう。
S1115は、少なくとも他者による不正侵入による損壊ではなかった。身内、近隣の人による不注意による破損かもしれない。調査をおこなってS1116において保険金の支払いが可能かどうか調べる。
図16は、家宅、オフィス内に居る人の識別を行う第6実施形態のフロー図である。S1201は人の検知を行う。図12において人体センサ121が人の気配をチェックした。112より人の識別信号を送信する。S1202は、登録してある人であればICタグチップを所持している。
人が所持しているICタグチップであれば、オフィスであれば身分証、名札等に埋め込まれている。家宅内の人であれば名札、身に付けるアクセサリ等にICタグチップを設けている。識別信号が違っていれば不正侵入と判断する。又応答がなく再度識別信号を発信しても応答がなければ不正侵入である。
S1203は侵入者の識別を行うために図12の112より電波の発信をおこなう。S1204は人の所持している人識別用のICタグチップから応答信号を受信する。S1205は応答信号の受信をチェックする。応答信号があればS1206にて人の識別と分析を行う。
S1207は不正侵入か否かのチェックをおこなう。S1205にて応答がない場合には定期的に何度か質問電波を112から発信する。S1207にて登録していない人が居たり、応答がない場合には不正侵入者と判定する。
不正侵入者の判定には、前記説明したように図12の112,504の送受信終端装置、ターミナルアダプタに人の登録を行って、侵入者の照合をおこなう。これでも一致しなければ警備サイト図6の602にて精緻に照合をおこなって判定する。
S1208は人の識別結果による判定で不正侵入と判断した。直ちに周囲に知らせるための警報音と照明灯が点灯する。そしてS1209において警備サイト602に通報する。又、オフィスであれば責任者、家宅であれば家族に携帯電話機等で通知する。明らかに不正侵入で危害を与えると判断されれば、警察に通報する。
S1210は不正侵入の処理をおこなう。前記説明したように不正侵入でも多々ある。知り合い、親戚が誤って人識別用ICタグチップを所持しないで入室したとか、ペット類を誤って識別してしまうこともある。
あるいは、室外で窓の外を徘徊している人を検知することもある。侵入していないが物色している危険人物かも知れない。侵入予防の意味で警告音、警報ランプを点灯して撃退できる。又、幼児とか徘徊老人の識別も可能である。これらを識別して犯罪の予防、老人幼児の保護観察もできる。
図16のフローの説明は、窓ガラス、ドアを破壊、破損しないで家宅、オフィスに侵入した場合の人の識別を示している。又、ガラス、ドアを破損しても検知用のICタグチップが作動しない場合も想定している。
オフィス内にあっては、本例のように不正侵入検知用の防犯だけでなく人の行動パターン、軌跡のトレースもウオッチできる。社員の不正な行為、怠惰をチェックして査定に生かせる。在籍人員の確認をして勤怠チェックができる。フレックス制を採用している企業、店舗においては勤怠管理が自動的にかのうである。
この目的のために図6に勤怠管理用のウエブサイトを設けておけば人事管理の効率化につながる。集計も自動的にできるから特に、パートタイム労働者の管理と賃金の計算は人手を要さないでできる。
以上説明したように、損害保険会社とガラス会社が連携して、人的、自然災害と定期的なメンテナンスを行う。これによってクライアント、ユーザは煩わしい手続きを省略できて日常の作業効率は上がる。
以上説明したように、本発明ではガラス部材の損壊の検知、補修、定期的メンテナンスとその保険、保障システムおよび防犯用の人の識別について述べた。建築物、オフィス、家宅のガラス部材だけでなく自動車、鉄道車両、航空機、その他輸送用機器にも適用できる。又、これらの輸送機器内のテロ、犯罪抑制に適応できる。
第1実施形態の構成を示した図である。 同、構成の詳細を示した図である。 同、内部システム構成を示した図である。 第2実施形態の構成を示した図である。 家宅、オフィス内の検出個所と集端装置の配置を示した図である。 第3実施形態を示した図である。 第4実施形態であるソフトウエア構成を示した図である。 同、ウェブサイトの構成を示した図である。 第5実施形態の構成を示す図である。 同、サッシの構造を示す断面図である。 第6実施形態の構成を示す図である。 同、不正侵入者の検知の模式を示す図である。 ガラス損壊検出と本人、関係部署に通報するプロセスを示すフロー図である。 ガラス損壊と修復のプロセスを示すフロー図である。 ガラス部材の定期メンテナンスと修復、保険システムに関するフロー図である。 第6実施形態を説明するフロー図である。
符号の説明
1、505 窓ガラス
2 サッシ、枠体
3 ICチップ
21,422 ICタグチップ
22 IC回路構成部
23 ループアンテナ
24 給電アンテナ
25 ソーラセル、電池
26 給電線
301 ICタグチップ内システムバス
113、302、424 微弱電波送受信アンテナ
303 送受信器
304、413 CPU
305、414 ROM
306、415 RAM
307 入出力(I/O)制御部
308 インピーダンス検知センサ
309 焦電センサ、熱線検知器、人体検知器
310、415 データメモリ
311 電源制御部
312 電源、電池、キャパシタンス
120、313,412 微弱電波
401 情報通信網、インターネット網
402 通信ウェブサイト
403 携帯電話無線基地局
404 携帯電話会社ウェブサイト
405 集端装置内通信線
406 WWWサーバ
407 集端装置システムライン
408 異常検知器
117、409、502 公衆無線アンテナ
410 無線電話機
112、411,503 集端装置送受信器
417 LANインタフェース
418 LANケーブル
419 LANネットワーク
420 携帯電話会社専用線
421 携帯電話無線電波
423、503 微弱電波集端装置(Access Point)
602 警備会社ウェブサイト
603 ガラス会社ウェブサイト
604 保険会社ウェブサイト
71 ソフトウエア・アーキテクチャ
72 OS
73 中間言語
74 応用プログラム
75 インタフェース部
82 サイト内バスライン
83 データベース
84 サーバ
85 PC,モニター
119、425,505 窓ガラス
111、425、501 オフィス、家宅、屋内
426 通信線、加入者線
504 ターミナルアダプタ(TA)
506 ドア、出入口
101 サッシ
102 ゴム、充填材
103 ガラス部材
104,105 導体
114 人
115 人識別用ICタグチップ
121 人体センサ

Claims (12)

  1. ガラス部材にて構成された窓ガラス、人の出入り口、車両等のガラス構造部において、該ガラス部材にCPU,メモリ、送受信器、アンテナより成る電子回路を備えて、
    室内外に設置した無線アクセスポイントである微弱電波送受信集端装置から
    ガラス損壊等の質問電波信号を発して、該電子回路はガラス部材情報を応答する手段を備えて、
    前記微弱電波送受信集端装置は、定期的にガラス部材に備えてある電子回路に質問信号を送って異常の有無の確認をする手段と、
    微弱電波送受信集端装置は、微弱電波を送受信してガラス部材の損壊と不正侵入の検知をおこなう手段を設けて、
    微弱電波の到達範囲内に微弱電波送受信集端装置を設置して、監視を行う事を特徴とするガラス部材損壊検知と修復の方法。
  2. 前記請求項1において、ガラス部材に備える電子回路は微小なCPUで構成したICタグチップであって、そのメモリ部にガラス部材の材質、形状、設置時の日付、特徴等の情報を記憶する手段と、
    外的な損壊と伴に定期的補修の時期を該微弱電波送受信集端装置より質問信号を送って、破損の程度と定期的メンテナンスに関する情報を報知する事を特徴とするガラス部材損壊検知と修復の方法。
  3. 前記微弱電波送受信集端装置は、公衆情報通信網と接続して、情報通信網上にあるガラス部材会社、警備保障会社、損害保険会社のウェブサイトと連携して、
    迅速に該ガラス部材に関する情報、データを相互に共有して処理を行う手段を備えた事を特徴とするガラス部材の損壊検知、修復と保険システム。
  4. 自然災害、経時変化による損壊、不正侵入による破損を該情報通信網上に設たウェブサイトにて補修費の計算を行うサイトを備えて補修の見積もり及び、精算を行う手段と、
    かつ、情報通信網上に保険ウェブサイトを設けて、補修と定期的なメンテナンスの保険によって支払いをする手段を可能にした事を特徴とするガラス部材損壊検知と修復の方法。
  5. 前記請求項1において、微弱電波送受信装置は人の所持する識別用ICタグに質問電波を発信する手段と、
    人の所持する応答電波を受信して不正侵入か否かの判断をする事を特徴とするガラス部材損壊検知と修復の方法。
  6. 前記請求項1に記載のガラス部材損壊検知用電子回路に人体検知用のセンサを接続して人の存在と侵入を検知する手段と、
    人の検知によって、前記微弱電波送受信装置により人の所持するICタグに識別信号を発信して不正侵入か否かの判定をする手段と、
    不正侵入と判断した場合には、警告音と警告用照明等を点灯して侵入者を撃退する事を特徴とするガラス部材損壊検知と修復の方法。
  7. 前記請求項6に記載の人体検知センサは、室外において家宅、オフィスに接近する人を検出した場合、前記微弱電波送受信装置より人の所持するICタグに識別信号を発信して不正侵入か否かの判定をして、
    該、人の保持しているICタグの応答信号を分析して不審者と判定したときに、警告音と警告用の照明灯を点灯することによって、侵入者を撃退する事を特徴とするガラス部材損壊検知と修復の方法。
  8. 前記請求項6に記載の人体検知センサは、該微弱電波送受信装置によって室内にいる人の検知と、人の動きの軌跡を記録する手段と、
    人の行動と軌跡を記録することによって企業、店舗等で働く人の人事考課、勤怠に利用する事を特徴とするガラス部材損壊検知と修復の方法。
  9. 前記請求項8は、室内外にいる幼児、高齢者、障害者の保護と監視に用いる事を特徴とするガラス部材損壊検知と修復の方法。
  10. 前記請求項6に記載の人体検知センサは、ガラス破損、損壊を検知する導体をICタグ回路装置に接続するのと、
    該人体検知センサをICタグ回路に接続してガラスの破損と人の検知を容易にした事を特徴とするガラス部材損壊検知と修復の方法。
  11. 人体検知センサは、静電容量センサ、焦電センサ、遠赤外線(IrDA)の手段を用いて、容易に人の検知を行う事を特徴とするガラス部材損壊検知と修復の方法。
  12. 前記請求項11に記載の人体検知センサは、ガラス部材の破損と区別するためにガラス破損センサの検知とICタグチップからの発信電波周波数を変えて判別する事を特徴とするガラス部材損壊検知と修復の方法。
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