JP2006104960A - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 吸入空気の流通抵抗を極力小さく抑えることにより吸入空気量の増大を図ることの可能な内燃機関の吸気装置を提供する。
【解決手段】 吸気装置50は、4つの吸気管21〜24と、4つの連通管31〜34と、2つのロータリバルブ40a,40bと、制御部45とを備えている。吸気装置50においては、第1及び第4吸気管21,24からそれぞれ分岐した2つの連通管31,34を、それらの分岐位置よりも下流側でそれぞれ第4吸気管24と第1吸気管21とに接続するようにしている。また、第2及び第3吸気管22,23からそれぞれ分岐した2つの連通管32,33を、それらの分岐位置よりも下流側で第3吸気管23と第2吸気管22とにそれぞれ接続するようにしている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関の吸入空気を供給するための吸気装置に関するものである。
従来、複数の気筒を有する内燃機関においては、それら気筒毎に設けられた複数の吸気管を通じて吸入空気を各気筒の燃焼室に供給するようにしている。また、こうした吸気装置では、吸気脈動を考慮して吸気充填効率の向上を図るようにしたものがある。例えば、このような吸気装置として、特許文献1には、各気筒毎に設けられた複数の吸気管を連通する連通管を備え、この連通管の開閉制御を行うことにより吸気管長を切替え可能としたものが記載されている。また、特許文献2には、吸気行程の連続しない気筒に対応する2つの吸気管を互いに隣接配置し、前記各吸気管同士を連通又は遮断することにより吸気管長を切替え可能としたものが記載されている。
特開平3−275932号公報 特開2001−214748号公報
ところで、上記文献の装置では、連通管により所定気筒の各吸気管同士が連通されると、一方の吸気管からその連通管に吸入空気が流入する際、また同連通管から他方の吸気管に吸入空気が流出する際に、その吸入空気の流れ方向が大きく変化するために流通抵抗が増大し、大量の吸入空気を円滑に流通させることができない。即ち、上記各特許文献記載の吸気装置では、吸入空気が流れる際の流通抵抗が大きくなり、吸気充填効率を向上させる点において、なお改善の余地を残すものとなっていた。
本発明は、こうした従来技術に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、吸入空気の流通抵抗を極力小さく抑えることにより吸入空気量の増大を図ることの可能な内燃機関の吸気装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、複数の気筒を備えた内燃機関に設けられ、前記各気筒に対応して各別に設けられた吸気管を通じて吸入空気を各気筒に導入する内燃機関の吸気装置において、所定気筒に対応する吸気管から分岐し同所定気筒とは異なる気筒に対応する吸気管に対してその分岐位置よりも下流側の位置に接続される連通管を備えてなることを要旨とする。
同構成では、連通管を所定気筒の吸気管から分岐させ、同連通管を異なる気筒の吸気管に対してその分岐位置よりも下流側の位置に接続するようにしている。このため、例えば、分岐位置と接続位置とが吸入空気の流れ方向において同じ位置にある構成と比較して、所定気筒の吸気管から同気筒とは異なる気筒の吸気管に吸入空気が流れる際にその流れが大きく変向されることによる流通抵抗の増大を極力抑えることができる。従って、そうした吸入空気の変向に伴う流通抵抗を小さく抑え、所定気筒に吸入空気が導入される際に生じる吸入空気の慣性力を、連通管を通じて好適に利用することができる。その結果、連通管を通じて所定気筒に対してより多くの吸入空気を導入することができ、充填効率の向上を図ることができるようになる。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記連通管はその分岐位置から前記異なる気筒に対応する吸気管に接続される位置にかけて直線状に延びる形状を有してなることを要旨とする。
同構成によれば、連通管の流路抵抗を小さく抑えることができ、充填効率の更なる向上を図ることができるようになる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又2記載の発明において、前記異なる気筒は、前記所定気筒又は同所定気筒に続いて吸気行程となる前記両気筒とは別の一気筒の直後に吸気行程に移行するものであることを要旨とする。
同構成によれば、前記所定気筒或いは前記別の一気筒において、吸入空気の慣性力がより大きく残っている状態のもと、その吸入空気を前記異なる気筒に供給することができ、充填効率の向上を好適に図ることができるようになる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明において、前記連通管に加え、前記異なる気筒の吸気管から分岐し前記所定気筒の吸気管に対してその分岐位置よりも下流側の位置に接続される別の連通管を更に備えてなることを要旨とする。
同構成では、前記連通管に加え、別の連通管を所定気筒と異なる気筒の吸気管から更に分岐させ、所定気筒の吸気管に対してその分岐位置よりも下流側の位置に接続するようにしている。よって、請求項1又は2に記載の連通管による作用効果に加え、所定気筒に対応する吸気管を通じて同所定気筒に吸入空気を導入するとき、前記異なる気筒の吸気管を通じて同異なる気筒に吸入空気が導入される際に生じる吸入空気の慣性力を好適に利用することができる。その結果、所定気筒の吸気管と前記異なる気筒の吸気管とに対しより多くの吸入空気を導入することができ、前記各気筒の双方においてその充填効率の向上を図ることができるようになる。
請求項5に記載の発明は、請求項4記載の発明において、前記別の連通管はその分岐位置から前記所定気筒の吸気管に接続される位置にかけて直線状に延びる形状を有してなることを要旨とする。
同構成によれば、別の連通管についてもその流路抵抗を小さく抑えることができ、充填効率の更なる向上を図ることができるようになる。
請求項6に記載の発明は、請求項3〜5のいずれか一項に記載の発明において、前記所定気筒は、前記異なる気筒又は同異なる気筒に続いて吸気行程となる前記両気筒とは別の一気筒の直後に吸気行程に移行するものであることを要旨とする。
同構成によれば、前記異なる気筒或いは前記別の一気筒において、吸入空気の慣性力がより大きく残っている状態のもと、その吸入空気を前記所定気筒に供給することができ、充填効率の向上をより一層好適に図ることができるようになる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の発明において、前記所定気筒の吸気管から分岐して前記異なる気筒の吸気管に接続される連通管を開閉する第1の開閉弁と、前記異なる気筒の吸気弁が開弁するのに同期して前記第1の開閉弁を開状態に制御する制御部とを更に備えてなることを要旨とする。
同構成では、前記異なる気筒に吸入空気を導入するのに合わせて開閉弁が開状態となり連通管を通じて前記所定気筒の吸気管から前記異なる気筒の吸気管に対する吸入空気の導入が許容される一方、同異なる気筒の吸気弁が閉弁状態となったときには開閉弁が閉状態となる。従って、同構成によれば、前記異なる気筒と前記所定気筒との間で生じる吸入空気の逆流を規制することができ、こうした吸入空気の逆流に起因する不都合の発生を抑制することができるようになる。
請求項8に記載の発明は、請求項4〜7のいずれか一項に記載の発明において、前記異なる気筒の吸気管から分岐して前記所定気筒の吸気管に接続される前記別の連通管を開閉する第2の開閉弁と、前記所定気筒の吸気弁が開弁するのに同期して前記第2の開閉弁を開状態に制御する制御部とを更に備えてなることを要旨とする。
同構成では、前記所定気筒に吸入空気を導入するのに合わせて開閉弁が開状態となり、別の連通管を通じて前記異なる気筒の吸気管から前記所定気筒の吸気管に対する吸入空気の導入が許容される一方、同所定気筒の吸気弁が閉弁状態となったときには開閉弁が閉状態となる。従って、同構成によれば、前記所定気筒から前記異なる気筒への吸入空気の逆流を規制することができ、こうした吸入空気の逆流に起因する不都合の発生を抑制することができるようになる。
請求項9に記載の発明は、請求項8記載の発明において、前記第2の開閉弁に加えて前記第1の開閉弁を併せ有し、それら各開閉弁は前記連通管及び前記別の連通管に接続され、前記所定気筒の吸気管と前記異なる気筒とが前記連通管により接続された状態と、前記異なる気筒の吸気管と前記所定気筒とが前記別の連通管により接続された状態とを選択的に切り替える同一の流路切替弁により構成されてなることを要旨とする。
同構成によれば、各開閉弁の共通化を図ることができ、吸気装置についてその構成の簡素化を図ることができるようになる。
以下、本発明を、直列4気筒の自動車用ガソリンエンジンの吸気装置に具体化した一実施形態を図1〜図5に従って説明する。
図1に示されるように、エンジン10には4つの気筒11〜14が設けられている。それら気筒11〜14の吸気ポート15は、吸気マニホールド16を通じてサージタンク17に接続されている。このため、エアクリーナ、スロットルボディ(いずれも図示せず)を通過した吸入空気は、サージタンク17、吸気マニホールド16を通じて各気筒11〜14の吸気ポート15に導入される。尚、本実施形態のエンジンにおいて、各気筒11〜14の燃焼室に吸入空気(混合気)が導入される吸気行程の順序は「第1気筒11→第3気筒13→第4気筒14→第2気筒12」の順に設定されている。
吸気マニホールド16は、各気筒11〜14にそれぞれ対応して設けられた4つの第1〜第4吸気管21〜24と、前記各吸気管21〜24からそれぞれ分岐された4つの第1〜第4連通管31〜34とを備えている。各吸気管21〜24は、それらの下流側端部が前記各気筒11〜14のうち対応する所定気筒の吸気ポート15に接続され、上流側端部がサージタンク17に接続されている。こうして、各気筒11〜14の吸気ポート15は、それぞれ対応する吸気管21〜24を通じてサージタンク17と常に連通されている。
各吸気管21〜24は、サージタンク17から前記各気筒11〜14の吸気ポート15へと流れる吸入空気の流通経路についてそれらの中間部Pが湾曲し、該吸入空気の流れ方向に沿って延びるように形成されている。吸気マニホールド16は、前記中間部Pを境に上流側における各吸気管21〜24の吸気管長L1がいずれも等しくなるように形成され、かつ下流側における各吸気管21〜24の吸気管長L2がいずれも等しくなるように形成されている。
図2は、前記各気筒11〜14の配列方向について第1気筒11側から見たときの吸気装置50の概略構成図を示している。同図に示されるように、吸気マニホールド16は、各吸気管21〜24がそれらの下流側の所定位置Qから上流側端部にかけて上段と下段とにそれぞれ2つずつ分かれて配設された2段構造となっている。ここで、吸気マニホールド16の上段には第1及び第4吸気管21,24が配設され、これら両吸気管21,24は略同一面上に配置されている。また、吸気マニホールド16の下段には第2及び第3吸気管22,23が配設され、これら両吸気管22,23が略同一面上に配置されている。
また、図1及び図2に示されるように、吸気マニホールド16の上段においては、第1吸気管21と第4吸気管24との間で、前記各吸気管21,24からそれぞれ分岐した2つの連通管31,34がそれらの略中央部分で直交するように配設されている。そして、第1連通管31はその先端部が第4連通管34に接続され、第4吸気管24はその先端部が第1吸気管21に接続されている。第1吸気管21から分岐した第1連通管31は、その分岐位置よりも下流側の位置において第4吸気管24に接続されており、その接続位置に向かって直線状に形成されている。同様に、第4吸気管24から分岐した第4連通管34は、その分岐位置よりも下流側の位置において第1吸気管21に接続されており、その接続位置に向かって直線状に形成されている。
また、吸気マニホールド16の上段には、第1及び第4連通管31,34をそれぞれ開閉する開閉弁としての上部ロータリバルブ40aが配設されている。上部ロータリバルブ40aは、そのバルブ孔41aの回転位置に応じて第4連通管34を開閉する第1の開閉弁と、第1連通管31を開閉する第2の開閉弁としての機能とを兼ね備えている。この上部ロータリバルブ40aは、第1連通管31又は第4連通管34を通じて、第1吸気管21と第4吸気管24との間を接続可能とするために配設されている。
吸気マニホールド16の下段においても、第2吸気管22と第3吸気管23との間で、前記各吸気管22,23からそれぞれ分岐した2つの連通管32,33がそれらの略中央部分で直交するように配設されている。そして、第2連通管32はその先端部が第3連通管33に接続され、第3連通管33はその先端部が第2吸気管22に接続されている。第2吸気管22から分岐した第2連通管32は、その分岐位置よりも下流側の位置において第3吸気管23に接続されており、その接続位置に向かって直線状に延びるように形成されている。同様に、第3吸気管23から分岐した第3連通管33は、その分岐位置よりも下流側の位置において第2吸気管22に接続されており、その接続位置に向かって直線状に延びるように形成されている。
また、吸気マニホールド16の下段には、第2及び第3連通管32,33をそれぞれ開閉する開閉弁としての下部ロータリバルブ40bが配設されている。下部ロータリバルブ40bは、そのバルブ孔41bの位置に応じて第2連通管32を開閉する第1の開閉弁と、第3連通管33を開閉する第2の開閉弁としての機能とを兼ね備えている。この下部ロータリバルブ40bは、第2連通管32又は第3連通管33を通じて、第2吸気管22と第3吸気管23との間を接続可能とするために配設されている。
図3に示されるように、上部及び下部ロータリバルブ40a,40bはいずれも同形状、同寸法の円柱体であり、それらの高さ方向の中央には、前記各ロータリバルブ40a,40bの径方向に沿って直線状に延びるバルブ孔41a,41bがそれぞれ形成されている。上部及び下部ロータリバルブ40a,40bは、第1及び第4連通管31,34が交差する箇所と、第2及び第3連通管32,33が交差する箇所とにそれぞれ配設されている。また、各ロータリバルブ40a,40bは、それぞれ第1及び第4連通管31,34の配設面、第2及び第3連通管32,33の配設面に対し直交する軸回りに回転可能となっている。ここでは、上部ロータリバルブ40aの回転軸と下部ロータリバルブ40bの回転軸とが共通であるため、これら回転軸を軸C1として以下に記載することとする。
また、図1に示されるように、上部及び下部ロータリバルブ40a,40bは、車両の各種制御を統括する制御部45に接続されており、同制御部45から出力される制御信号に基づいて軸C1を中心に各別に回転駆動される。本実施形態において、吸気装置50は、各気筒11〜14毎に設けられた4つの吸気管21〜24と、前記各吸気管21〜24からそれぞれ分岐された4つの連通管31〜34と、2つのロータリバルブ40a,40bと、前記各ロータリバルブ40a,40bの駆動制御を行う制御部45とにより構成されている。
制御部45は、第1及び第4気筒11,14の吸気弁が開弁するのに同期して、第4連通管34を開く第1の位置(図5(a)参照)と、前記第4連通管34と直交して配設される第1連通管31を開く第3の位置(図5(c)参照)との2位置を交互に取り得るように上部ロータリバルブ40aの駆動制御を行う。同様に、制御部45は、第3及び第2気筒13,12の吸気弁開弁期間に同期して、第2連通管32を開く第2の位置(図5(b)参照)と、前記第2連通管32と直交して配設される第3連通管33を開く第4の位置(図5(d)参照)との2位置を交互に取り得るように下部ロータリバルブ40bの駆動制御を行う。このとき、各ロータリバルブ40a,40bは、それぞれが対応する2位置を交互に取り得るように軸C1を中心に90°毎にステップ回転する。
制御部45は、エンジンの回転速度に応じて、上部及び下部ロータリバルブ40a,40bについてそれらの回転速度を制御することによって、各気筒11〜14の吸気弁の開弁時期に同期した各連通管31〜34の開閉制御を行う。こうして、制御部45により各連通管31〜34の開閉が行われる度に、各連通管31〜34を流通する空気の流れが切替えられることで、各気筒11〜14には、各吸気管21〜24のうち対応する一の流通経路に加え、各連通管31〜34のうち対応する一の流通経路からも吸入空気量が導入されるようになる。即ち、各ロータリバルブ40a,40bは、各気筒11〜14の吸気弁の開弁期間に応じて、各連通管31〜34を流れる空気の流通経路を選択的に切替える流路切替弁として機能する。
次に、本実施形態の吸気装置50の動作態様について、図4及び図5に基づいて以下に記載する。尚、図4は、エンジンの吸気行程、及び同吸気行程にて吸気装置50が行う制御の態様を説明するための説明図である。ここで、図4中、Iは、各気筒11〜14の吸気弁の開弁期間を示し、斜線部は、上部及び下部ロータリバルブ40a,40bが現在の位置から次の位置に切り替えられるのに要する期間を示している。
図5(a)は、第1気筒11の吸気弁が開弁されているときの上部ロータリバルブ40aの状態を示している。同図に示されるように、この場合、上部ロータリバルブ40aはそのバルブ孔41aを通じて第4連通管34を開く第1の位置に配置されている。この状態では、第1気筒11には、第1吸気管21を通じて吸入空気が導入されると同時に、第4吸気管24を流れる吸入空気が第4連通管34を通じて導入される。即ち、第4吸気管24を流れる吸入空気は、第1吸気管21を流れる吸入空気と合流し、吸気ポート15を通じて第1気筒11に導入される。この際、第4吸気管24を流れる吸入空気は、第4気筒14の吸気弁が開弁しているときに生じた吸入空気の慣性力を残しつつ、また、その吸入空気が第4連通管34を流れるのに際して流れ方向が大きく変向されることもないため、それ自身の慣性力を保持しながら第1吸気管21に流入する。また、このとき、第4連通管34が開くと同時に第1連通管31が閉じられるため、この第1連通管31を通じて第4吸気管24を流れる吸入空気が第1気筒11に逆流する又は第1吸気管21を流れる吸入空気が第4吸気管24に分流するのが規制されている。
続いて、図4に示されるように、前記第1気筒11の吸気行程が終了する前に第3気筒13の吸気行程が開始される。このとき、下部ロータリバルブ40bは、図5(d)に示す第4の位置から軸C1を中心に90°回転し、図5(b)に示す第2の位置に切り替えられる。図5(b)は、第3気筒13の吸気弁が開弁されているときの上部ロータリバルブ40aの状態を示している。この場合、同ロータリバルブ40bが第2の位置に切り替えられる直前、即ち第4の位置(図5(d)参照)に切り替えられていたときの吸入空気の慣性力が、特に第2吸気管22の下流側付近で大きな状態のまま保持されている。尚、図5(d)は、第2気筒12の吸気弁が開弁されているときの下部ロータリバルブ40bの状態を示している。つまり、第3気筒13の吸気行程が開始される直前に終了した第2気筒12の吸気行程において、第2吸気管22を流れていた空気がその慣性力を保ちつつ、同第2吸気管22の下流側付近に多く残存している。
図5(b)に示されるように、この状態では、第3気筒13には、第3吸気管23を通じて吸入空気が導入されると同時に、第2吸気管22を流れる吸入空気が第2連通管32を通じて導入される。このとき、第2吸気管22を流れる吸入空気はその慣性力を保ちつつ、第3吸気管23を流れる吸入空気と合流し、吸気ポート15を通じて第3気筒13に導入される。また、このとき、第2連通管32が開くと同時に第3連通管33が閉じられるため、第3連通管33を通じて第2吸気管22を流れる吸入空気が第3気筒13に逆流する又は第3吸気管23を流れる吸入空気が第2吸気管22に分流するのが規制されている。
続いて、図4に示されるように、前記第3気筒13の吸気行程が終了する前に第4気筒14の吸気行程が開始される。このとき、上部ロータリバルブ40aは、図5(a)に示す第1の位置から軸C1を中心に90°回転し、図5(c)に示す第3の位置に切り替えられる。図5(c)は、第4気筒14の吸気弁が開弁されているときの下部ロータリバルブ40bの状態を示している。この場合、第4気筒14の吸気行程が開始される直前に終了した第1気筒11の第1吸気管21では、同第1吸気管21を流れていた空気が、その慣性力を保ちつつ下流側付近に多く残存している。
図5(c)に示されるように、この状態では、第4気筒14には、第4吸気管24を通じて吸入空気が導入されると同時に、第1吸気管21を流れる吸入空気が第1連通管31を通じて導入される。このとき、第1吸気管21を流れる吸入空気はその慣性力を保ちつつ、第4吸気管24を流れる吸入空気と合流し、吸気ポート15を通じて第4気筒14に導入される。また、このとき、第1連通管31が開くと同時に第4連通管34が閉じられるため、第4連通管34を通じて第1吸気管21を流れる吸入空気が第4気筒14に逆流される又は第4吸気管24を流れる吸入空気が第1吸気管21に分流するのが規制されている。
続いて、図4に示されるように、前記第4気筒14の吸気行程が終了する前に第2気筒12の吸気行程が開始される。このとき、下部ロータリバルブ40bは、図5(b)に示す第2の位置から軸C1を中心に90°回転し、図5(d)に示す第4の位置に切り替えられる。このとき、第2気筒12の吸気行程が開始される直前に終了した第3気筒13の吸気管23では、同吸気管23を流れていた空気が、その慣性力を保ちつつ下流側付近に多く残存している。
図5(d)に示されるように、この状態では、第2気筒12には、第2吸気管22を通じて吸入空気が導入されると同時に、第3吸気管23を流れる吸入空気が第3連通管33を通じて導入される。このとき、第3吸気管23を流れる吸入空気はその慣性力を保ちつつ第2吸気管22を流れる吸入空気と合流し、吸気ポート15を通じて第2気筒12に導入される。また、このとき、第3連通管33が開くと同時に第2連通管32が閉じられるため、第2連通管32を通じて第3吸気管23を流れる吸入空気が第2気筒12に逆流する又は第2吸気管22を流れる吸入空気が第3吸気管23に分流するのが規制されている。
引き続き、図4に示されるように、前記第2気筒12の吸気行程が終了する前に第1気筒11の吸気行程が開始される。このとき、上部ロータリバルブ40aは、図5(c)に示す第3の位置から軸C1を中心に90°回転し、図5(a)に示す第1の位置に切り替えられる。このとき、第1気筒11の吸気行程が開始される直前に終了した第4気筒14の吸気管24では、同吸気管24を流れていた空気が、その慣性力を保ちつつ下流側付近に多く残存している。このため、第4吸気管24を流れる吸入空気は、上流側から下流側へと流れようとする慣性力を保ちつつ第1吸気管21を流れる吸入空気と合流し、吸気ポート15を通じて第1気筒11に導入されるようになる。
こうして、吸気行程が第1気筒11→第3気筒13→第4気筒14→第2気筒12の順に移行するに伴い、上部及び下部ロータリバルブ40a,40bが軸C1を中心に90°毎にステップ回転することによって、第1〜第4連通管31〜34についてそれらの開閉状態が順次切り替えられる。このとき、第1〜第4連通管31〜34を通じて、所定気筒に対応する吸気管から異なる気筒に対応する吸気管に空気を流通させるに際し、その流れ方向が大きく変向されないことから空気を円滑に流通させることができる。
本実施形態によって発揮される効果について、以下に記載する。
(1)第1及び第4吸気管21,24からそれぞれ分岐した2つの連通管31,34を、それらの分岐位置よりも下流側でそれぞれ第4吸気管24と第1吸気管21とに接続するようにしている。このため、例えば、分岐位置と接続位置とが吸入空気の流れ方向において同じ位置にある構成と比較して、第4吸気管24から第1吸気管21に吸入空気が流れる際、又は第1吸気管21から第4吸気管24に吸入空気が流れる際にその流れが大きく変向されることによる流通抵抗の増大を極力抑えることができる。よって、第1吸気管21を通じて第1気筒11に吸入空気を導入するとき、第4吸気管24を通じて第4気筒14に吸入空気が導入される際に生じる吸入空気の慣性力を好適に利用することができる。同様に、第4吸気管24を通じて第4気筒14に吸入空気を導入するとき、第1吸気管21を通じて第1気筒11に吸入空気が導入される際に生じる吸入空気の慣性力を好適に利用することもできる。従って、第1及び第4気筒11,14にはそれぞれ第1及び第4連通管31,34を通じてより多くの吸入空気を導入することができ、吸気充填効率の向上を図ることができるようになる。
また、第2及び第3吸気管22,23からそれぞれ分岐した2つの連通管32,33を、それらの分岐位置よりも下流側で第3吸気管23と第2吸気管22とにそれぞれ接続するようにしている。ここでも、前記の場合と同様に、第2及び第3気筒12,13には、それぞれ第2及び第3連通管32,33を通じてより多くの吸入空気を導入することができ、吸気充填効率の向上をより一層図ることができるようになる。
また、吸気行程の順序が「第1気筒11→第3気筒13→第4気筒14→第2気筒12」の順に設定されているエンジンに吸気装置50を適用することによって、第1気筒11の吸気行程では、第4吸気管24を流れる吸入空気を、より大きな吸入空気の慣性力が残っている状態で第1気筒11に導入することができる。そして、第1気筒11以外の吸気行程においても、前記の場合と同様に、別の吸気管を流れる吸入空気を、より大きな吸入空気の慣性力が残っている状態で所定気筒に導入することができる。従って、各気筒11〜14について吸入空気量を均等に増大させることができ、吸気充填効率の向上を好適に図ることができるようになる。
(2)各連通管31〜34は、それらの分岐位置から接続位置に向かって直線状に延びるように形成されている。これにより、各連通管31〜34についてそれらの流路抵抗を極力小さく抑えることができる。そのため、各連通管31〜34を吸入空気が流通するに際し流通抵抗の増大を極力小さく抑えることができる。従って、各気筒11〜14に導入される吸入空気量をより一層増大させることができ、吸気充填効率の更なる向上を図ることができるようになる。
(3)上部及び下部ロータリバルブ40a,40bは、第1及び第4連通管31,34が交差する箇所と、第2及び第3連通管32,33が交差する箇所とにそれぞれ配設されている。この場合、例えば第1気筒11の吸気行程においては、その吸気弁の開弁期間に合わせて、上部ロータリバルブ40aが第4連通管34を開き、同第4連通管34を通じて第4吸気管24から第1吸気管21に対する吸入空気の導入が許容される一方、第1連通管31が閉じられるため吸入空気の逆流等を規制することができる。また、第2〜第4気筒12〜14の吸気行程においても、前記の場合と同様な作用を発揮することができる。従って、吸入空気の逆流等に起因する不都合の発生を抑制することができ、各気筒11〜14に導入される吸入空気の増大をより一層好適に図ることができるようになる。
(4)上部ロータリバルブ40aは、そのバルブ孔41aの回転位置に応じて第4連通管34を開閉する第1の開閉弁と、第1連通管31を開閉する第2の開閉弁としての機能とを兼ね備えている。また、下部ロータリバルブ40bは、そのバルブ孔41bの回転位置に応じて第2連通管32を開閉する第1の開閉弁と、第3連通管33を開閉する第2の開閉弁としての機能とを兼ね備えている。同構成によれば、各連通管31〜34についてそれらを開閉する各開閉弁の共通化を図ることができる。従って、吸気装置50についてその構成を簡素化することができる。
(5)吸気マニホールド16は、各吸気管21〜24が上段と下段とにそれぞれ2つずつ分かれて配設された2段構造となっている。この場合、吸気マニホールド16の上段と下段とにそれぞれ1つずつ配設された2つのロータリバルブ40a,40bを一体化して形成することが容易となる。従って、吸気装置50についてその構成をより一層簡素化することができる。
(6)吸気マニホールド16の上段には吸気行程の連続しない第1及び第4吸気管21,24が配設され、下段には吸気行程の連続しない第2及び第3吸気管22,23が配設されている。この場合、第4連通管34を開く第1の位置から第1連通管31を開く第3の位置へのバルブ切替え時間、及び第2連通管32を開く第2の位置から第3連通管33を開く第3の位置へのバルブ切替え時間を考慮した吸気装置50による吸気制御を行うことが可能となる。これにより、上部及び下部ロータリバルブ40a,40bは、各連通管31〜34を流通する吸入空気の流通経路についてそれらを切替えるための切替え動作を無理なく行うことが可能となる。従って、吸気装置50による吸気制御をより一層好適に行うことができるようになる。
(7)吸気マニホールド16は中間部Pを境に上流側における各吸気管21〜24の吸気管長L1がいずれも等しくなるように形成され、下流側における各吸気管21〜24の吸気管長L2がいずれも等しくなるように形成されている。この場合、各吸気管21〜24を流通する空気の流通経路についていずれも等長とされているため、各気筒11〜14に導入される吸入空気量を均等にして吸気制御を行うことが可能となる。これにより、各気筒11〜14間での出力バランスを良好なものとすることができ、エンジンにおいてはトルク変動が大きくなるのを好適に抑制することができる。
なお、本実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・本実施形態において、吸気装置50は、吸気行程が第1気筒11→第3気筒13→第4気筒14→第2気筒12の順に設定されたエンジンに適用されたものであったが、例えば吸気行程が第1気筒11→第2気筒12→第4気筒14→第3気筒13の順に設定される等、その吸気行程の順序が異なるエンジンに適用してもよい。
・本実施形態において、吸気装置50は、エンジンに設けられた全ての気筒について、所定気筒の吸気管とそれとは異なる気筒の吸気管とを連通管を通じて連通した構成であったが、この構成を一部の気筒についてのみ適用した構成に変更してもよい。
・本実施形態において、第1〜第4連通管31〜34はそれらの分岐位置から接続位置に向かって直線状に延びるように形成されていたが、前記各連通管31〜34についてその一部を湾曲させた形状に変更してもよい。
・本実施形態において、吸気マニホールド16は第1及び第4吸気管21,24が上段に配設され第2及び第3吸気管22,23が下段に配設されたものであったが、前記各吸気管21〜24の配設位置を必要に応じて任意の配設位置に変更してもよい。
・本実施形態において、図6(a)に示されるように、バルブ孔61の形状を円周方向に広げたロータリバルブ60を採用してもよい。この場合、バルブ孔61はその開口部の開口面積が広く形成されているため、各連通管31〜34の開閉制御を行うに際し、前記ロータリバルブ60の位置が所定位置から多少ずれて配置されたとしても、同バルブ孔61を通じて各連通管31〜34に吸入空気を流通させることができる。従って、同構成を採用すれば、各連通管31〜34の開閉制御が厳しくなるエンジンの高回転域においても、各連通管31〜34の開閉制御を容易に行うことが可能となる。
・本実施形態において、図6(b)に示されるように、吸気マニホールド16の上段と下段とにそれぞれ1つずつ配設された2つのロータリバルブを一体化した構成を採用してもよい。こうして形成されたロータリバルブ65を採用することにより、吸気装置50を構成する部品点数を削減することができ、同装置50全体の構成を簡素化することができる。
・本実施形態において、図7(a)に示されるように、バルブ孔70の開口部70a付近をR形状にしたロータリバルブ71を採用してもよい。また、図7(b)に示されるように、バルブ孔72の開口部72a付近をテーパ形状にしたロータリバルブ73を採用してもよい。これらの場合、バルブ孔70,72の開口部70a,72aの開口面積を広くすることができる。
・本実施形態において、上部及び下部ロータリバルブ40a,40bを省略した構成に変更してもよい。この場合であっても、異なる気筒に対応する吸気管を通じて同異なる気筒に吸入空気を導入するとき、所定気筒に対応する吸気管を通じて同所定気筒に吸入空気が導入される際に生じる吸入空気の慣性力を利用することができる。
・本実施形態において、各連通管31〜34をそれぞれ開閉する開閉弁を4つ準備し、前記各開閉弁を各連通管31〜34毎に配設するようにしてもよい。
・本実施形態において、各連通管31〜34を開閉する開閉弁としてのロータリバルブ40a,40bを、例えばシャッター弁等の各種弁に変更してもよい。
・本実施形態において、直列4気筒の自動車用ガソリンエンジン以外に適用してもよく、例えば、6気筒や8気筒等に任意の気筒数に変更してもよく、また、V型や水平対向型のエンジンに変更してもよい。
本実施形態における吸気装置の全体を示す概略構成図。 同じく吸気装置を第1気筒側から見たときの概略構成図。 同じく吸気装置を構成するロータリバルブの拡大斜視図。 エンジンの吸気行程及び同吸気行程における吸気装置の制御態様を説明するための説明図。 (a)〜(d)は同じく吸気装置の動作態様を説明するための説明図。 (a)は別例のロータリバルブの斜視図、(b)は別例のロータリバルブの斜視図。 (a)は別例のロータリバルブの横断面図。(b)は別例のロータリバルブの横断面図。
符号の説明
11…第1気筒、12…第2気筒、13…第3気筒、14…第4気筒、21…第1吸気管、22…第2吸気管、23…第3吸気管、24…第4吸気管、31…第1連通管、32…第2連通管、33…第3連通管、34…第4連通管、40a…上部ロータリバルブ(第1の開閉弁),(第2の開閉弁),(流路切替弁)、40b…下部ロータリバルブ(第1の開閉弁),(第2の開閉弁),(流路切替弁)、45…制御部、50…吸気装置。

Claims (9)

  1. 複数の気筒を備えた内燃機関に設けられ、前記各気筒に対応して各別に設けられた吸気管を通じて吸入空気を各気筒に導入する内燃機関の吸気装置において、
    所定気筒に対応する吸気管から分岐し同所定気筒とは異なる気筒に対応する吸気管に対してその分岐位置よりも下流側の位置に接続される連通管を備えてなる
    ことを特徴とする内燃機関の吸気装置。
  2. 請求項1記載の内燃機関の吸気装置において、
    前記連通管はその分岐位置から前記異なる気筒に対応する吸気管に接続される位置にかけて直線状に延びる形状を有してなる
    ことを特徴とする内燃機関の吸気装置。
  3. 請求項1又は2記載の内燃機関の吸気装置において、
    前記異なる気筒は、前記所定気筒又は同所定気筒に続いて吸気行程となる前記両気筒とは別の一気筒の直後に吸気行程に移行するものである
    ことを特徴とする内燃機関の吸気装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の内燃機関の吸気装置において、
    前記連通管に加え、前記異なる気筒の吸気管から分岐し前記所定気筒の吸気管に対してその分岐位置よりも下流側の位置に接続される別の連通管を更に備えてなる
    ことを特徴とする内燃機関の吸気装置。
  5. 請求項4記載の内燃機関の吸気装置において、
    前記別の連通管はその分岐位置から前記所定気筒の吸気管に接続される位置にかけて直線状に延びる形状を有してなる
    ことを特徴とする内燃機関の吸気装置。
  6. 請求項3〜5のいずれか一項に記載の内燃機関の吸気装置において、
    前記所定気筒は、前記異なる気筒又は同異なる気筒に続いて吸気行程となる前記両気筒とは別の一気筒の直後に吸気行程に移行するものである
    ことを特徴とする内燃機関の吸気装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の内燃機関の吸気装置において、
    前記所定気筒の吸気管から分岐して前記異なる気筒の吸気管に接続される連通管を開閉する第1の開閉弁と、
    前記異なる気筒の吸気弁開弁期間に同期して前記第1の開閉弁を開状態に制御する制御部とを更に備えてなる
    ことを特徴とする内燃機関の吸気装置。
  8. 請求項4〜7のいずれか一項に記載に内燃機関の吸気装置において、
    前記異なる気筒の吸気管から分岐して前記所定気筒の吸気管に接続される前記別の連通管を開閉する第2の開閉弁と、
    前記所定気筒の吸気弁開弁期間に同期して前記第2の開閉弁を開状態に制御する制御部とを更に備えてなる
    ことを特徴とする内燃機関の吸気装置。
  9. 請求項8記載の内燃機関の吸気装置において、
    前記第2の開閉弁に加えて前記第1の開閉弁を併せ有し、それら各開閉弁は前記連通管及び前記別の連通管に接続され、前記所定気筒の吸気管と前記異なる気筒とが前記連通管により接続された状態と、前記異なる気筒の吸気管と前記所定気筒とが前記別の連通管により接続された状態とを選択的に切り替える同一の流路切替弁により構成されてなる
    ことを特徴とする内燃機関の吸気装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017150433A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 三菱自動車工業株式会社 内燃機関の吸気装置

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