JP2006100540A - レーザダイオード接続装置及び画像露光装置 - Google Patents

レーザダイオード接続装置及び画像露光装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数のレーザダイオードを駆動する際に、各レーザダイオードの応答性を向上させることができ、各レーザダイオード間の応答性のばらつきを低減させることができ、組み立て性も向上できようにしたレーザダイオード接続装置及び画像露光装置を提供する。
【解決手段】 このレーザダイオード接続装置は、複数のレーザダイオード11〜16が取り付けられたレーザダイオード取付部材10と、複数のレーザダイオードの各端子部と電気接続するための複数のコネクタ31〜36が取り付けられたコネクタ取付部材30と、を接近して配置し、複数のレーザダイオードの各端子部を複数のコネクタに直接に接続している。
【選択図】 図4

Description

本発明は、複数のレーザダイオード(LD)と複数のコネクタとを電気接続するレーザダイオード接続装置及びそのレーザダイオード接続装置を備える画像露光装置に関するものである。
種々の感光材料に画像を記録するためにレーザダイオードを用いた画像記録装置が公知であり、かかる画像記録装置では、例えば主走査方向に回転可能な記録ドラム上に感光材料が装着されるとともに、複数のレーザダイオードを備えた記録ヘッドが記録ドラムの回転軸と平行な副走査方向に移動可能に設けられており、画像の記録時には記録ドラムを主走査方向に回転させかつ記録ヘッドを副走査方向に移動させつつ、画像信号に基づいて記録ヘッドから感光材料にレーザ光を照射することで、感光材料に画像信号に基づいた画像が記録される(下記特許文献1参照)。
下記特許文献1及び2は、上記複数のレーザダイオード(LD)を駆動するためのレーザダイオード駆動回路を開示し、電流源にLDへの電流供給経路とインピーダンス素子への電流供給経路とを接続し、これら2つの供給経路を相補的にON/OFFし、更に配線の途中にフェライトコアを入れることで配線のインダクタンス成分を補償して高速駆動することができるようにしている。しかしながら、このレーザダイオード駆動回路ではLDがOFFのときでも常に電流が流れているので電力の利用効率が低下するという問題がある。
下記特許文献3は、インダクタンスによる応答性悪化を補償する補償回路を通常の駆動回路とは別に設けたレーザダイオード駆動回路を開示し、LDのON/OFF時にこの補償回路を動作させることで高速駆動を可能としている。即ち、LDのON/OFF時のみ通常の駆動時よりも電流を多く増減することで高速駆動が可能となる。しかしながら、このレーザダイオード駆動回路は構成が非常に複雑であり、部品点数が多いなどの問題点がある。
また、レーザダイオード駆動回路とレーザダイオードとの間をツイストペア線(2線のより線)等のハーネスで接続する場合、ハーネスのインダクタンス成分は、ツイストの割合(単位長さあたり何回ツイストするか)や配線の太さや配線の引き回しなどで異なるため、正確に補償するにはチャンネル毎の調整が必要となり、調整に手間取る結果となる。
また、下記特許文献4は、バイアス電流を大きくすることなく発光素子が消光状態から発光状態へ遷移する時の立ち上がり応答遅延時間を短縮することができるようにした発光素子駆動回路を開示する。この場合も発光素子駆動回路とレーザダイオードとの間をツイストペア線(2線のより線)等のハーネスで接続する場合、上述と同様の問題が生じる。
従来技術では、LDと駆動回路との間をハーネスで接続することが多く、このハーネス(特にインダクタンス成分)がLD(レーザ光)の応答性を悪化させていた。また、下記各特許文献においてはそれぞれインダクタンス成分よる応答性悪化を補償する構成が記載されているが、ハーネスの長さのバラツキなどで補償を正確にできない場合がある。更に、多数のLDをハーネスで接続するのは組立作業性が非常に悪い。
特許第3547580号公報 特開平10−284781号公報 特開2001−322308号公報 特開2004−87595号公報
本発明は、上述のような従来技術の問題に鑑み、複数のレーザダイオードを駆動する際に、各レーザダイオードの応答性を向上させることができ、各レーザダイオード間の応答性のばらつきを低減させることができ、組み立て性も向上できようにしたレーザダイオード接続装置及び画像露光装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によるレーザダイオード接続装置は、複数のレーザダイオードが取り付けられたレーザダイオード取付部材と、前記複数のレーザダイオードの各端子部と電気接続するための複数のコネクタが取り付けられたコネクタ取付部材と、を接近して配置し、前記複数のレーザダイオードの各端子部を前記複数のコネクタに直接に接続したことを特徴とする。
このレーザダイオード接続装置によれば、コネクタ取付部材に配置した複数のコネクタに対しレーザダイオード取付部材の複数のレーザダイオードを直接に接続することで、各レーザダイオードと各コネクタとの間のハーネス等の配線をなくすことができ配線の影響を受けないので、各レーザダイオードの応答性を向上させることができ、各レーザダイオード間の応答性のばらつきを低減させることができる。また、各レーザダイオードと各コネクタとの接続を一括で可能であるため組み立て性も向上する。
上記レーザダイオード接続装置において前記コネクタ取付部材は前記各レーザダイオードを駆動するための複数の駆動回路を有する構成にできる。この場合、前記各駆動回路と前記各コネクタとの間を電気接続する各導電パターンは長さ・幅・厚みがほぼ同等に構成されることで、インダクタンス成分をコントロールでき、各レーザダイオード間のインダクタンス成分のばらつきを減らすことができるので、各レーザダイオード間の応答性のばらつきを更に低減できる。また、パターン化することで、配線に比べて長さ・幅・厚みを管理し易く、インダクタンスや容量成分のコントロールが容易となる。
また、前記コネクタ取付部材は、前記各コネクタの近傍に前記レーザダイオードを保護するための保護回路を有することが好ましい。これにより、レーザダイオードと保護回路との間を短くできるので、保護回路によるノイズ等に対する保護効果が低減しない。
また、前記各レーザダイオードは光ファイバをそれぞれ備え、前記光ファイバの先端からレーザ光が出射するように構成することが好ましい。
本発明による画像露光装置は、上述のレーザダイオード接続装置を備え、前記複数のレーザダイオードから出射する各レーザ光により記録媒体を露光することで画像を形成する。
この画像露光装置によれば、複数のレーザダイオードの応答性を向上させることができ、各レーザダイオード間の応答性のばらつきを低減させることができるので、各レーザダイオードからのレーザ光により記録媒体を安定して露光することができ高品質の画像を形成することができる。
上記画像露光装置において、前記レーザダイオード接続装置を露光ヘッドに備えさせ、前記露光ヘッドを副走査方向に移動させるように構成することができる。
本発明のレーザダイオード接続装置によれば、複数のレーザダイオードを駆動する際に、各レーザダイオードの応答性を向上させることができ、各レーザダイオード間の応答性のばらつきを低減させることができ、組み立て性も向上できる。また、本発明の画像露光装置によれば、各レーザダイオードからのレーザ光により記録媒体を安定して露光でき、高品質の画像を形成できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
〈第1の実施形態〉
図1は第1の実施の形態によるレーザダイオード接続装置のレーザダイオード取付部材の平面図(a)及び側面図(b)である。図2は第1の実施の形態によるレーザダイオード接続装置のコネクタ取付部材の平面図(a)及び側面図(b)である。図3は図2のコネクタ取付部材の保護回路及び駆動回路の例を示す図である。図4は図1のレーザダイオード取付部材と図2のコネクタ取付部材とを接続したレーザダイオード接続装置の平面図(a)及び側面図(b)である。
図1(a)、(b)に示すように、レーザダイオード取付部材10は、基板9上にほぼ等間隔に並べられて取り付けられた複数のレーザダイオード(以下、「LD」と略す場合がある。)11乃至16を備える。各LD11〜16は、それぞれ、基板9の平面に対しほぼ平行に延びるピン状の一対の端子部11a〜16aと、端子部11a〜16aの反対側のレーザ光出射面から延びる光ファイバ11b〜16bと、を有する。各端子部11a〜16aは基板9の側面から突き出ている。
図2(a)、(b)に示すように、コネクタ取付部材30は、基板29のはんだ面29a上に側端部に沿ってほぼ等間隔に並べられて取り付けられた複数のコネクタ31乃至36と、基板29のはんだ面29aと反対側の部品面29b上に各コネクタ31〜36に近接して配置された保護回路41乃至46と、各コネクタ31〜36から延びた導電パターン51乃至56により電気接続されるように部品面29b上に配置された駆動回路61乃至66と、を有する。
各コネクタ31〜36は、各LD11〜16の各一対のピン状の端子部11a〜16aを受容可能に凹状に構成された受容部31a乃至36aを有し、凹状の受容部31a〜36aが基板29に対し略平行に配置されている。
保護回路41乃至46は、コネクタ31〜36に各LD11〜16が電気接続されたとき、LD11〜16を外来のノイズによる破損から保護する。駆動回路61乃至66は各LD11〜16を入力信号に基づいて電気的に駆動し、各LD11〜16からレーザ光を出射させる。
駆動回路61は、図3の一点鎖線内に示されるように、D/Aコンバータ61aと、演算増幅器61bと、トランジスタ61cと、抵抗器61dとを含む。D/Aコンバータ61aに入力信号が入力し、D/Aコンバータ61aは入力信号をアナログ信号に変換し、演算増幅器61bの正側端子に出力する。演算増幅器61bの負側端子が抵抗器61dの一端に接続され、抵抗器61dの他端は接地されている。抵抗器61dとレーザダイオード11との間にトランジスタ61cが配置され、演算増幅器61bの出力端子がトランジスタ61cのベースに接続されている。駆動回路61は入力信号に基つく電流値Iがレーザダイオード11に流れるように動作することでレーザダイオード11を駆動する。
また、図3の破線に示すようにレーザダイオード11に並列にツェナーダイオード41aからなる保護回路41が接続されている。
図2(a)の各導電パターン51〜56は、それぞれ、各コネクタ31〜36と各駆動回路61〜66との間を電気接続し、長さ・幅・厚みがほぼ同等に構成されており、インダクタンス成分をほぼ同等とすることで、各LD11〜16の応答性も同じになり、各LD11〜16間の応答性のばらつきを低減できる。導電パターン51は、例えば、図3の太線で示す配線部51a、51bに相当する。
なお、他の駆動回路62〜66、保護回路42〜46、及び導電パターン52〜56も、それぞれ、図3で説明した駆動回路61、保護回路41及び導電パターン51の配線部51a、51bと同様に構成される。
図5に図1のレーザダイオードの構成例を示す。図5のLD11から延びる光ファイバ11bは先端側で光ファイバ11bを保持する光ファイバ保持部11cを有し、光ファイバ保持部11cの端面から光ファイバ11bのレーザ光の出射面11dが露出している。図1の他のLD12〜16も図5と同様に構成される。
次に、図1のLD取付部材10と図2のコネクタ取付部材30とを接続したLD接続装置について図4を参照して説明する。
図1、図2のように、LD取付部材10とコネクタ取付部材30とを対向させて接近させ、各LD11〜16の各一対のピン状の端子部11a〜16aを各コネクタ31〜36の受容部31a乃至36aに差し込むことで、図4(a)、(b)のように、各LD11〜16の端子部11a〜16aと各コネクタ31〜36とを直接に接続させることにより、LD取付部材10とコネクタ取付部材30とからLD接続装置を組み立てることができる。
図4(a)、(b)のLD接続装置では、LD取付部材10とコネクタ取付部材30とがほぼ平行な相対位置関係となっている。
図4(a)、(b)のLD接続装置によれば、各LD11〜16を各コネクタ31〜36に直接に接続することで、ハーネス等の配線が不要となり、ハーネス等の配線のインダクタンスによるLDの応答性悪化を防止できる。即ち、各駆動回路61〜66と各LD11〜16との距離をハーネス等の配線がないので近づけることができ、このためインダクタンスの影響が低減し、LDの応答性が向上する。
また、予め互いに位置決めされた複数のLD11〜16を複数のコネクタ31〜36に一括して接続できるので、組立性が向上するとともにハーネス等の配線が不要となることと相俟ってコストダウンを実現できる。
また、基板29に形成する導電パターン51〜56は、ハーネス等の配線に比べて格段にインダクタンスを精度良くコントロールすることができるので、駆動回路61〜66に補償回路を使用するにしても、各チャンネルでの調整が不要であるため理想的なLD駆動回路を実現できる。更に、インダクタンス成分をほぼ同等とできるので、名チャンネルの応答性も同じになり、各チャンネル間のばらつきが少なくなる。
また、図5のようなファイバ付きLDは通常配線による接続が前提に市販されていることが多く、本実施の形態によるLD接続装置の構成はファイバ付きLDには特に有効である。
また、LDはノイズ(特に静電気ノイズ)による破損例が比較的多いことが知られており、図2,図3のように、各LD11〜16を各コネクタ31〜36に直接に接続し、各コネクタ31〜36の近傍に保護回路41〜46を配置している。従来、LDと並列(または直列)に保護回路を設けていたが、LDと駆動回路をハーネス等の配線で接続するため、たとえ保護回路を設けたとしても保護回路はLDにハーネス等の配線を介して接続されているため、ノイズ対策効果が不充分であったのに対し、本実施の形態によれば、上述のノイズ対策効果を充分に得ることができる。
〈第2の実施形態〉
図6は第2の実施の形態によるレーザダイオード接続装置のコネクタ取付部材の平面図(a)及び側面図(b)である。図7は図1のレーザダイオード取付部材と図6のコネクタ取付部材とを接続したレーザダイオード接続装置の側面図である。
図6のように、第2の実施の形態によるコネクタ取付部材70は、複数のコネクタ71乃至77を基板29のはんだ面29a上に側端部に沿ってほぼ等間隔に並べて取り付けている。各コネクタ71〜77は各LD11〜16の各一対のピン状の端子部11a〜16aを受容可能に凹状に構成された受容部71a乃至76aを有するが、各受容部71a〜76aが基板29に対し略直交するように配置されている。
図6のコネクタ取付部材70は、各コネクタ71〜77の受容部71a〜76aの向きが異なる以外は、図2(a)、(b)、図3と同様に構成され、基板29の部品面29b上に各コネクタ71〜76に近接して配置された保護回路41乃至46と、各コネクタ71〜76から延びた導電パターン51乃至56により電気接続されるように部品面29b上に配置された駆動回路61乃至66と、を有する。
図1のLD取付部材10と図6のコネクタ取付部材70とを接続したLD接続装置について図7を参照して説明する。図1のLD取付部材10と図6のコネクタ取付部材70とを対向させて接近させ、各LD11〜16の各一対のピン状の端子部11a〜16aを各コネクタ71〜76の受容部71a〜76aに差し込むことで、図7のように、各LD11〜16の端子部11a〜16aと各コネクタ71〜76とを直接に接続させることにより、LD取付部材10とコネクタ取付部材70とからLD接続装置を組み立てることができる。
図7のLD接続装置は、図4のLD接続装置と比べて、LD取付部材10とコネクタ取付部材70との相対位置関係が互いに直行する点が異なるだけであるので、図1〜図5と同様の効果を奏することができる。
〈第3の実施形態〉
図8は第3の実施形態による画像露光装置の要部を概略的に示す平面図である。
図8の画像露光装置は、外周面上にシート状の記録媒体を保持して回転する回転ドラム100と、回転ドラム100に対し回転軸方向Yに副走査移動しながらレーザ光を照射し露光する露光ヘッド101と、露光ヘッド101の駆動回路61〜66(図2,図3参照)に対し画像信号を出力する画像信号出力部102と、装置全体を制御する中央演算処理装置(CPU)から構成される制御部103と、を備える。
回転ドラム100は回転駆動機構(図示省略)により回転軸を中心として主走査方向Xに回転駆動される。露光ヘッド101はガイド104に移動可能に取り付けられ、回転ドラム100の回転に同期して副走査方向Yへ移動する。
回転ドラム100上の記録媒体の主走査方向Xにおける位置は、回転ドラム100に取り付けられたロータリエンコーダ105から出力される検出信号に基づいて検出される。また、露光ヘッド101の副走査方向Yにおける現在位置は、リニアエンコーダ106から出力される検出信号に基づいて検出される。
露光ヘッド101は、図1〜図5のLD接続装置を備え、LD取付部材10と、コネクタ取付部材30とを含む。LD取付部材10では各LD11〜16から延びた光ファイバ11b〜16bの先端側が光ファイバ保持部11c〜16cで保持されてそれらの出射面11d(図5)が副走査方向Yに等間隔に並んでいる。図8のように、光ファイバ11b〜16bの各出射面11d(図5)から出射したレーザ光が入射して回転ドラム100の外周面上に集光するようにレンズを含む光学系81a〜86aが光ファイバ保持部11c〜16cに対応して配置されている。
図8の画像露光装置では、制御部103の制御の下で、画像信号出力部102から露光ヘッド101の駆動回路61〜66(図2,図3参照)に画像信号が出力すると、画像信号に基づいて各LD11〜16が駆動され、光ファイバ11b〜16bの出射面11d(図5)から出射したレーザ光を光学系81a〜86aにより回転ドラム100の外周面上の記録媒体に集光することで記録媒体を露光する。回転ドラム100が主走査方向Xに回転しながら露光ヘッド101が回転ドラム100の回転に同期して副走査方向Yへ移動することで、回転ドラム100の外周面上の記録媒体に画像信号に基づいて画像が形成される。
図8の画像露光装置によれば、複数のLD11〜16の応答性を向上させることができ、各LD11〜16間の応答性のばらつきを低減できるので、各LD11〜16からのレーザ光により記録媒体を安定して露光することができ高品質の画像を形成できる。
また、従来のようなハーネス等の配線が不要となるので、画像露光装置の露光ヘッドの組み立て性が向上し、また、生産工数及び部品点数の削減につながり、画像露光装置の製造コストの低減に寄与できる。
また、上述の図1〜図5のように、各LD11〜16を各コネクタ31〜36に直接に接続し、各コネクタ31〜36の近傍に保護回路41〜46を配置し、LDのノイズ(特に静電気ノイズ)による破損を効果的に防止できるので、図8の画像露光装置を安定して継続的に使用できる。
また、図8の画像露光装置をレーザ光の露光で直接印刷版を作成する装置に適用することができ、この場合、マルチモード発振等による比較的高出力(例えば、500mW以上)のレーザダイオードを使用するが、かかる比較的高出力のLDでは、ハーネス等の配線のインダクタンスによるLDの応答性悪化が顕在化し易かったのであるが、本実施の形態では、上述のように、各駆動回路61〜66と各LD11〜16との距離をハーネス等の配線をなくし近づけることができるので、インダクタンスの影響が低減し、LDの応答性を向上でき、このため、印刷版作成装置等において比較的高出力のLDの使用で生じる問題を解決できる。
なお、画像露光装置の構成に応じてシングルモード発振等による比較的低出力(例えば、200mW程度)のレーザダイオードを本実施の形態のLD接続装置に使用できることは勿論である。
以上のように本発明を実施するための最良の形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で各種の変形が可能である。例えば、図3の保護回路41は、ツェナーダイオード41aの代わりに、ダイオード、バリスタ、スナバ回路、抵抗・コンデンサ等を用いて構成してもよい。
また、図4,図7のLD接続装置のLD取付部材10に取り付けるLDは、図8のような画像露光装置等において必要とされるチャンネル数に応じて適宜配置することが可能であり、例えば、8個、16個、32個、64個、・・・を配置できる。
また、図8の画像露光装置では露光ヘッド101に図7のLD接続装置を用いてもよいことは勿論である。また、図2のコネクタ取付部材30及び図6のコネクタ取付部材70では、コネクタと保護回路・駆動回路とが互いに反対面に位置するようにそれぞれ基板に取り付けたが、同一面に位置するように基板に取り付けてもよい。
第1の実施の形態によるレーザダイオード接続装置のレーザダイオード取付部材の平面図(a)及び側面図(b)である。 第1の実施の形態によるレーザダイオード接続装置のコネクタ取付部材の平面図(a)及び側面図(b)である。 図2のコネクタ取付部材の保護回路及び駆動回路の例を示す図である。 図1のレーザダイオード取付部材と図2のコネクタ取付部材とを接続した第1の実施の形態によるレーザダイオード接続装置の平面図(a)及び側面図(b)である。 図1のレーザダイオードと光ファイバの構成例を示す斜視図である。 第2の実施の形態によるレーザダイオード接続装置のコネクタ取付部材の平面図(a)及び側面図(b)である。 図1のレーザダイオード取付部材と図6のコネクタ取付部材とを接続した第2の実施の形態によるレーザダイオード接続装置の側面図である。 図8は第3の実施形態による画像露光装置の要部を概略的に示す平面図である。
符号の説明
9 基板
10 レーザダイオード取付部材、LD取付部材
11〜16 レーザダイオード、LD
11a〜16a 端子部
11b〜16b 光ファイバ
11c 光ファイバ保持部
11d 出射面
30 コネクタ取付部材
31〜36 コネクタ
31a〜36a 受容部
41〜46 保護回路
41a ツェナーダイオード
51〜56 導電パターン
61〜66 駆動回路
70 コネクタ取付部材
71a〜76a 受容部
100 回転ドラム
101 露光ヘッド
X 主走査方向
Y 副走査方向

Claims (7)

  1. 複数のレーザダイオードが取り付けられたレーザダイオード取付部材と、前記複数のレーザダイオードの各端子部と電気接続するための複数のコネクタが取り付けられたコネクタ取付部材と、を接近して配置し、前記複数のレーザダイオードの各端子部を前記複数のコネクタに直接に接続したことを特徴とするレーザダイオード接続装置。
  2. 前記コネクタ取付部材は、前記各レーザダイオードを駆動するための複数の駆動回路を有することを特徴とする請求項1に記載のレーザダイオード接続装置。
  3. 前記各駆動回路と前記各コネクタとの間を電気接続する各導電パターンは、長さ・幅・厚みがほぼ同等に構成されていることを特徴とする請求項2に記載のレーザダイオード接続装置。
  4. 前記コネクタ取付部材は、前記各コネクタの近傍に前記レーザダイオードを保護するための保護回路を有することを特徴とする請求項1,2または3に記載のレーザダイオード接続装置。
  5. 前記各レーザダイオードは光ファイバをそれぞれ備え、前記光ファイバの先端からレーザ光が出射することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のレーザダイオード接続装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のレーザダイオード接続装置を備え、
    前記複数のレーザダイオードから出射する各レーザ光により記録媒体を露光することで画像を形成する画像露光装置。
  7. 前記レーザダイオード接続装置を露光ヘッドに備えさせ、
    前記露光ヘッドを副走査方向に移動させるように構成した請求項6に記載の画像露光装置。

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