JP2006099098A - 静電荷像現像用トナー - Google Patents
静電荷像現像用トナー Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006099098A JP2006099098A JP2005253926A JP2005253926A JP2006099098A JP 2006099098 A JP2006099098 A JP 2006099098A JP 2005253926 A JP2005253926 A JP 2005253926A JP 2005253926 A JP2005253926 A JP 2005253926A JP 2006099098 A JP2006099098 A JP 2006099098A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- wax
- weight
- developing
- binder resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】結着樹脂、離型剤及び着色剤を含有してなる静電荷像現像用トナーであって、前記結着樹脂が軟化点が125〜160℃のポリエステルを含有し、前記離型剤が融点が70〜90℃、25℃における針入度が4〜10、n(ノルマル)−パラフィン含有量が82〜92重量%であるパラフィンワックスを含有してなる静電荷像現像用トナー。
【選択図】なし
Description
で表される化合物が含有されていることが好ましい。
フローテスター((株)島津製作所製、CFT-500D)を用い、1gの試料を昇温速度6℃/分で加熱しながら、プランジャーにより1.96MPaの荷重を与え、直径1mm、長さ1mmのノズルを押し出すようにし、これによりフローテスターのプランジャー降下量−温度曲線を描き、そのS字曲線の高さをhとするときh/2に対応する温度(樹脂の半分が流出した温度)を軟化点とする。
JIS K0070の方法により測定する。
示差走査熱量計(セイコー電子工業社製、DSC210)を用いて200℃まで昇温し、その温度から降温速度10℃/分で0℃まで冷却したサンプルを昇温速度10℃/分で測定した際の、最大吸熱ピーク温度以下のベースラインの延長線と、ピークの立ち上がり部分からピークの頂点まで最大傾斜を示す接線との交点の温度をガラス転移点とする。
示差走査熱量計(セイコー電子工業社製、DSC210)を用いて0℃から200℃まで昇温し、融解熱の最大吸熱ピーク温度を融点とする。また、該最大吸熱ピーク温度以下のベースラインの延長線と、ピークの立ち上がり部分からピークの頂点まで最大傾斜を示す接線との交点の温度をショルダー温度とする。なお、ピークが複数観測される場合には、低温側のピークでショルダー温度を求める。
JIS K2235の5.4に基づき測定する。
ポリオキシプロピレン(2.2)-2,2-ビス(4-ヒドロキシフェニル)プロパン 1890g、ポリオキシエチレン(2.0)-2,2-ビス(4-ヒドロキシフェニル)プロパン 760g、テレフタル酸 700g、トリメリット酸 220g、ドデセニルコハク酸 240g及び酸化ジブチル錫 10gを、窒素雰囲気下、230℃で攪拌し、軟化点が140℃に達するまで反応させて、樹脂Aを得た。樹脂Aのガラス転移点は61℃、酸価は6.8mgKOH/g、水酸基価は36.3mgKOH/gであった。
ポリオキシプロピレン(2.2)-2,2-ビス(4-ヒドロキシフェニル)プロパン 1760g、ポリオキシエチレン(2.0)-2,2-ビス(4-ヒドロキシフェニル)プロパン 700g、テレフタル酸 700g、トリメリット酸 220g、ドデセニルコハク酸 240g及び酸化ジブチル錫 10gを、窒素雰囲気下、230℃で攪拌し、軟化点が116℃に達するまで反応させて、樹脂Bを得た。樹脂Bのガラス転移点は62℃、酸価は10.8mgKOH/g、水酸基価は18.6mgKOH/gであった。
ポリオキシプロピレン(2.2)-2,2-ビス(4-ヒドロキシフェニル)プロパン 2450g、ポリオキシエチレン(2.0)-2,2-ビス(4-ヒドロキシフェニル)プロパン 980g、テレフタル酸 940g、トリメリット酸 310g、ドデセニルコハク酸 300g及び酸化ジブチル錫 10gを、窒素雰囲気下、230℃で攪拌し、軟化点が128℃に達するまで反応させて、樹脂Cを得た。樹脂Cのガラス転移点は61℃、酸価は5.3mgKOH/g、水酸基価は40.5mgKOH/gであった。
表1に示す結着樹脂、離型剤及び荷電制御剤、及びカーボンブラック「Mogul-L」(キャボット社製)5.0重量部からなる材料を予めヘンシェルミキサーを用いて混合後、2軸押出機により溶融混練し、衝突板式粉砕機、ディスパージョンセパレーターを用いて、粉砕、分級を行い、負帯電性のトナーを得た。
カーボンブラックの代わりに、シアン顔料「ECB-301」5.0重量部を使用した以外は、実施例4と同様にしてトナーを得た。
改造機にトナーを実装しバイアスを振って、紙上のトナー付着量を測定し、非磁性一成分現像装置「MICROLINE 3050c(沖データ(株)、商品名)の定着機を改造した外部定着機を用い、定着温度を100〜200℃に5℃ずつ上昇させながら、オイルレス定着方式で画像を定着させた。
オフセットの発生を目視にて観察するとともに、各定着温度で得られた画像にセロハンテープを貼り、40℃の定着機に通した後、テープを剥がして、前後の画像濃度比(テープ剥離後/テープ貼付前×100)を定着率として算出した。定着率が80%以上であり、かつオフセットの発生しない温度域を定着可能領域とし、以下の評価基準に従って、定着性を評価した。結果を表1に示す。
◎:定着可能領域が70℃以上
○:定着可能領域が40℃以上70℃未満
×:定着可能領域を40℃未満
非磁性一成分現像装置「MICROLINE 3010cW」(沖データ(株))を改造した装置にトナーを実装し、印字率5%の画像を、A4用紙換算で14ppmの速度で、20000枚連続印刷した後、感光体へのフィルミングの状態を目視にて観察し、以下の評価基準に従って耐フィルミング性を評価した。結果を表1に示す。
◎:フィルミングが無く、良好な画像である
○:フィルミングが数箇所確認されるが、画像には影響無し
×:フィルミングが有り、フィルミングに伴う画像抜けが発生
Claims (6)
- 結着樹脂、離型剤及び着色剤を含有してなる静電荷像現像用トナーであって、前記結着樹脂が軟化点が125〜160℃のポリエステルを含有し、前記離型剤が融点が70〜90℃、25℃における針入度が4〜10、n(ノルマル)−パラフィン含有量が82〜92重量%であるパラフィンワックスを含有してなる静電荷像現像用トナー。
- パラフィンワックスが、示差走査熱量測定による吸熱曲線において、融解に起因する吸熱ピークを1つ有し、吸熱ピーク温度と融解開始時のショルダー温度の比(吸熱ピーク温度/融解開始時のショルダー温度)が1.1〜1.3である請求項1記載の静電荷像現像用トナー。
- パラフィンワックスが石油を精製して得られたワックスである請求項1又は2記載の静電荷像現像用トナー。
- パラフィンワックスの含有量が、結着樹脂100重量部に対して、0.5〜4重量部である請求項1〜3いずれか記載の静電荷像現像用トナー。
- 離型剤が、さらにエステルワックスを含有してなる請求項1〜5いずれか記載の静電荷像現像用トナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005253926A JP2006099098A (ja) | 2004-09-02 | 2005-09-01 | 静電荷像現像用トナー |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004256163 | 2004-09-02 | ||
JP2005253926A JP2006099098A (ja) | 2004-09-02 | 2005-09-01 | 静電荷像現像用トナー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006099098A true JP2006099098A (ja) | 2006-04-13 |
Family
ID=36238904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005253926A Pending JP2006099098A (ja) | 2004-09-02 | 2005-09-01 | 静電荷像現像用トナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006099098A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008047775A1 (fr) * | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Kao Corporation | Toner pour l'électrophotographie |
JP2009192694A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-08-27 | Kao Corp | 電子写真用トナーの製造方法 |
JP2010078683A (ja) * | 2008-09-24 | 2010-04-08 | Ricoh Co Ltd | 電子写真用トナー、二成分現像剤及び画像形成方法 |
JP2011081376A (ja) * | 2009-10-08 | 2011-04-21 | Xerox Corp | トナー組成物 |
JP2011085931A (ja) * | 2009-10-15 | 2011-04-28 | Xerox Corp | トナー組成物 |
-
2005
- 2005-09-01 JP JP2005253926A patent/JP2006099098A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008047775A1 (fr) * | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Kao Corporation | Toner pour l'électrophotographie |
DE112007002460T5 (de) | 2006-10-16 | 2009-11-12 | Kao Corp. | Toner für die Elektrophotographie |
US8227160B2 (en) | 2006-10-16 | 2012-07-24 | Kao Corporation | Toner for electrophotography |
DE112007002460B4 (de) | 2006-10-16 | 2018-03-22 | Kao Corp. | Toner für die Elektrophotographie |
JP2009192694A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-08-27 | Kao Corp | 電子写真用トナーの製造方法 |
JP2010078683A (ja) * | 2008-09-24 | 2010-04-08 | Ricoh Co Ltd | 電子写真用トナー、二成分現像剤及び画像形成方法 |
JP2011081376A (ja) * | 2009-10-08 | 2011-04-21 | Xerox Corp | トナー組成物 |
JP2011085931A (ja) * | 2009-10-15 | 2011-04-28 | Xerox Corp | トナー組成物 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5166164B2 (ja) | 二成分現像剤 | |
JP4390643B2 (ja) | トナー用ポリエステル | |
JP4953880B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP4343709B2 (ja) | 電子写真用トナーの製造方法 | |
JP4846703B2 (ja) | 電子写真用トナーおよびその製造方法 | |
JP2002287427A (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP2007328043A (ja) | 電子写真用トナー | |
JP2006099098A (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
US20060046176A1 (en) | Toner for electrostatic image development | |
JP5148840B2 (ja) | 電子写真用トナー | |
JP4456542B2 (ja) | 電子写真用トナーの製造方法 | |
JP4493080B2 (ja) | トナー用ポリエステル | |
JP4500242B2 (ja) | 電子写真用トナー用結着樹脂 | |
JP3874276B2 (ja) | トナーの製造方法 | |
JP4390734B2 (ja) | 電子写真用トナーの製造方法 | |
JP4116534B2 (ja) | 磁性トナー | |
JP4458454B2 (ja) | カラートナー | |
JP4270550B2 (ja) | トナー用結着樹脂の製造方法 | |
JP4076929B2 (ja) | トナーの製造方法 | |
JP5177832B2 (ja) | 正帯電性トナー | |
JP4412633B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP2010008579A (ja) | 正帯電性トナー | |
JP4156501B2 (ja) | トナー用結着樹脂 | |
JP3865509B2 (ja) | トナー | |
JP3977191B2 (ja) | 非磁性黒トナー |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071031 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091016 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091020 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091215 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20091215 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100202 |