JP2006091572A - ファインダ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】精度良く測光可能な測光素子を内蔵した小型のファインダ装置を提供すること。
【解決手段】撮影画像を観察するファインダ装置を、被写体光束が結像する焦点板24と、上記焦点板24を透過してきた光を観察するための接眼レンズ38と、上記焦点板24を透過してきた光を、一部反射して上記接眼レンズ38に導くと共に、一部透過して裏面に導く半透過型の第2反射ミラー26と、上記第2反射ミラー26の裏面に配置され、上記第2反射ミラー26を透過してきた光を集光するための受光レンズ40と、測光のため、上記受光レンズ40の光軸後方に配置され、上記受光レンズ40で集光された光を受けるAEセンサ42とにより構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮影レンズからの光束により焦点板上に形成された被写体光を撮影者に観察させるためのファインダ装置に関し、特に、ファインダ装置内における測光素子の配置に関する。
被写体輝度を測定する測光素子の配置は従来より各種提案されており、一眼レフカメラでは、ファインダ装置内にそのような測光素子を設けているものが知られている。この場合、撮影者が目で覗く位置には当然、そのような測光素子を配置することはできない。そこで、従来は、ファインダ光路外、例えばファインダ光路の横に、測光素子を配置して、測光を行うようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−244317号公報
ところが、上記特許文献1に開示されているようにファインダ光路の横に測光素子を配置すると、測光素子は焦点板を斜めから見ることになり、測光分布が非対称になって、良好な測光精度が得られない。そこで、その焦点板を見る角度を小さくするよう、測光素子を焦点板から離して配置するようにしている。
しかしながら、そのように測光素子を焦点板から離して配置すると、測光素子の前面に配置する測光レンズを大きなものとしなければならず、ファインダ装置の自由な設計に制限を与えてしまう。また、当然、ファインダ装置ひいてはそれを搭載したカメラ全体の小型化にも不利である。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、精度良く測光可能な測光素子を内蔵した小型のファインダ装置を提供することを目的とする。
本発明のファインダ装置の一態様は、撮影画像を観察するファインダ装置において、
被写体光束が結像する焦点板と、
上記焦点板を透過してきた光を観察するための観察光学系と、
上記焦点板を透過してきた光を、一部反射して上記観察光学系に導くと共に、一部透過して裏面に導く半透過型の反射ミラーと、
上記反射ミラーの裏面に配置され、上記反射ミラーを透過してきた光を集光するための受光レンズと、
測光のため、上記受光レンズの光軸後方に配置され、上記受光レンズで集光された光を受ける測光素子と、
を具備することを特徴とする。
また、本発明のファインダ装置の別の態様は、撮影画像を観察するファインダ装置において、
被写体光束を捕らえる撮影レンズの光軸である第1光軸をカメラ側方へ折り曲げる第1反射ミラーで折り曲げられた被写体光束の光軸である第2光軸を、カメラ上方と上記第2光軸の方向との二方向に分岐させる第2反射ミラーと、
上記第2反射ミラーでカメラ上方に分岐された被写体光束の光軸である第3光軸を、カメラ側方へと折り曲げる第3反射ミラーと、
上記第3反射ミラーで折り曲げられた被写体光束の光軸である第4光軸を、カメラ後方へと折り曲げる第4反射ミラーと、
上記第2反射ミラーの後方の上記第2光軸の延長上に配置され、上記第2反射ミラーで分岐された光を測光する測光素子と、
を具備することを特徴とする。
本発明によれば、精度良く測光可能な測光素子を内蔵した小型のファインダ装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
図1及び図2は、一眼レフカメラに適用された本発明の一実施形態に係るファインダ装置の概略的な構成を示す図である。なお、以下の説明において、カメラの通常の使用状態、つまり通常の撮影時に撮影者がカメラを構えた場合のカメラの状態、を横位置として、カメラ本体の長手方向を撮影視野範囲の長手方向と一致させて水平方向としている。
カメラ本体10の前面には、図示しない撮影レンズ着脱用のボディマウントが設けられ、被写体光束を捕らえる撮影レンズ12が、該マウントを介して着脱自在に装着可能となっている。この撮影レンズ12の光軸である第1光軸14の方向(カメラのZ軸方向)に入射した被写体光束は、図示矢印A方向に回動可能なクイックリターンミラーである第1反射ミラー16に至る。そして、この第1反射ミラー16が第1反射ミラー回転軸18を回転軸として、撮影光路から退避した場合には、上記被写体光束は、図示しないシャッタを介して、撮像素子であるCCD20の撮像面上に光学像として結像される。
一方、被写体観察時には、上記第1反射ミラー16は撮影光路中に挿入される。このとき、該第1反射ミラー16によって、上記撮影レンズ12で捕らえられた被写体光束は、上記第1光軸に対し略90°の角度であって、撮影視野の長手方向に相当するカメラ側方(カメラのX軸方向)へ反射される。こうして第1反射ミラー16によって折り曲げられた被写体光束は、該光束の光軸である第2光軸22上に配された焦点板(スクリーン)24に結像する。この焦点板24は、入射された光束を光学像として結像させるために、該光束を拡散させる拡散面を有するもので、上記CCD20の撮像面上と光学的に等価な位置に配置されている。
そして、上記焦点板24を透過した光束は、同じく上記第2光軸22上に配された第2反射ミラー26に導かれる。この第2反射ミラー26は、その反射面が、上記第2光軸に対し所定の角度だけ傾けて配置されている。この第2反射ミラー26によって、上記焦点板24を透過した光束は、上記第2光軸に対し略90°の角度であって、カメラ上方(カメラのY軸方向)に反射される。
上記第2反射ミラー26によって折り曲げられた光束は、該光束の光軸である第3光軸28上に配され、該第3光軸28に対し所定の角度だけ傾けて配置された第3反射ミラー30に入射する。この第3反射ミラー30によって、上記第2反射ミラー26を反射した光束は、上記第3光軸28に対し略90°の角度であって、カメラ側方(カメラのX軸方向)に反射される。但し、これは、上記第1反射ミラー16の反射方向とは相反する方向である。
上記第3反射ミラー30によって折り曲げられた光束は、該光束の光軸であり上記第2光軸22に略平行な第4光軸32上に配され、該第4光軸32に対し所定の角度だけ傾けて配置された第4反射ミラー34に入射する。この第4反射ミラー34によって、上記第3反射ミラー30を反射した光束は、上記第4光軸32に対し略90°の角度であって、カメラ後方(カメラのZ軸方向)に反射される。これは、上記第1光軸14と略平行な方向である。
そして、上記第4反射ミラー34によって折り曲げられた光束は、該光束の光軸である第5光軸36上に配された観察光学系である接眼レンズ38に入射される。
このように、撮影レンズ12からの被写体光束は、上述した第1乃至第4反射ミラーによって、その像が正立正像となるように反転されて接眼レンズ38に導かれる。これにより、接眼レンズ38を通して、撮影者の目で上記焦点板24上に結像した被写体像が観察可能となる。
なお、上記第1反射ミラー16は、反射面とは反対側であるその裏面が遮光性を有しており、撮影時に該第1反射ミラー16が撮影光路から退避したとき、被写体光束が上記焦点板24及び第2反射ミラー26の方に漏れることを防止している。
また、上記第2反射ミラー26は、半透過鏡として構成されており、上記焦点板24を透過した光束は、その一部が上記第3反射ミラー30の方向に反射すると共に、その一部が該第2反射ミラー26を透過するようになっている。即ち、上記第2反射ミラー26は、上記焦点板24を透過した光束を二方向に分岐する。そして、この第2反射ミラー26の後方の上記第2光軸22の延長上には、上記第2反射ミラー26を透過してきた光を測光するために、受光レンズ40とAEセンサ42が配置されている。この場合、上記受光レンズ40は、上記第2光軸22と略平行な光軸を持つように配置されている。
このように、焦点板24を透過してきた被写体光を観察光学系に導く半透過鏡である第2反射ミラー26の後ろの三角形状の空間で、第2光軸22延長上に、測光素子であるAEセンサ42を配置しているので、精度良く測光可能な測光素子を内蔵した小型のファインダ装置を提供することができる。
また更に、上記のように第2反射ミラー26を半透過鏡として構成していることにより、該第2反射ミラー26の裏面から、上記第3光軸28上に放射された光も、該第2反射ミラー26を透過して、撮影者に観察させることが可能である。そこで、本実施形態では、上記第2反射ミラー26の裏面で上記第3光軸28の延長上に、上記第2反射ミラー26を透過し、上記第3及び第4反射ミラー30,34を介して上記接眼レンズ38に表示用の光を入射させるための発光を行う発光素子(LED)44を配置している。この発光素子44の発光光は、例えば合焦用の被写体測距位置を示す指標として利用することができる。また更に、上記第3光軸28の延長上近傍に、情報表示のためのLCD46を配置している。
図3は、上記カメラ本体10の上記第2光軸近傍位置のXZ平面の断面を、カメラ上方から見た図である。なお、この断面図及び後で説明する他の断面図においては、図面の簡略化のために、複数の部品で構成される外装48のように、複数部分を一つの部品で表したり、本発明に直接関係ない部品を省略したりしている。
図3に示すように、上記第2反射ミラー26はファインダ本体50に接着固定され、上記焦点板24は、上記ファインダ本体50に取り付けられたスクリーン枠52に取り付けられている。また、上記ファインダ本体50はカメラ本体10に固定され、AEセンサ枠54はファインダ本体50に取り付けられている。このAEセンサ枠54には、上記受光レンズ40が取り付けられ、更に、AEセンサ42が嵌め込まれ、フレキシブルプリント基板56を介してセンサ押えバネ58による付勢力により固定されている。ここで、AEセンサ42自体は、人間の目に見えない赤外線領域まで受光感度を持っており、そのような帯域は測光には利用しないので、上記受光レンズ40とAEセンサ42の間に、赤外線カット用のAEフィルタ60が組み込まれている。
なお、本実施形態では、上記AEセンサ42は、透明樹脂でなる一つのICパッケージ内に短冊状の受光センサが3個構成されたものを用いており、図ではそれぞれの受光センサの光線を示している。勿論、AEセンサ42は、そのような3個の受光センサではなく、1個の受光センサしか持たなくても良いし、逆により多数個であっても良い。更には、本実施形態では、上記のような各部品の配置によりファインダ装置を構成しているため、第2反射ミラー26の後ろ側に充分なスペースを確保できるので、AEセンサ42の大きさについての制限は比較的緩く、よって、何千個もの受光センサを二次元配置したAEセンサ42を利用することも可能である。
上記フレキシブルプリント基板56は、図示しない配線により、カメラ本体内のプリント基板62と接続されている。そして、このプリント基板62上には、特に図示はしないが、制御部となるCPUが実装され、該CPUに、同じくプリント基板62上にICパッケージとして実装されたCCD20、上記第1反射ミラー16の図示しない駆動部、上記第1反射ミラー16とCCD20の間に配されたシャッタ64の駆動部、カメラ本体10の裏面に配されたLCDモニタ66の駆動部、等が接続されている。
図4は、上記カメラ本体10の上記第2光軸近傍のXY平面の断面を、カメラ前方から見た図であり、図5は、その部分拡大図である。
図4に示すように、上記第2反射ミラー26と同様に、上記第3反射ミラー30及び第4反射ミラー34が上記ファインダ本体50に接着固定されている。
また、図4及び図5に示すように、上記AEセンサ42が実装されたフレキシブルプリント基板56に上記AF表示用の発光素子44が実装され、その発光素子44が上記AEセンサ枠54の下側に取り付けられた発光枠68に嵌め込まれる形で、AEセンサ枠54に組み付けられている。そして、上記発光素子44と上記第2反射ミラー26との間の開口部材、本実施形態では上記AEセンサ枠54に、上記発光素子44の発光光の一部を規制するための開口70が設けられている。
また、その開口70の近傍に、上記発光素子44の発光光を拡散させる光拡散部材である第1拡散シート72が配されている。この第1拡散シート72で拡散された上記発光素子44からの光が、図示二点差線のように導かれ、接眼レンズ38から観察できるようになっている。この場合、この第1拡散シート72により発光素子44からの光が拡散つまりぼけるため、半透過鏡である上記第2反射ミラー26のミラー内反射によるゴーストを目立たなくし、自然な像が観察できるようになる。
さらに、上記開口70の上記第2反射ミラー26側の開口縁74周囲は、開口70の中心軸を含む平面で断面にしたとき、曲面上に形成されている。このような曲面を形成しない場合、その開口縁74が明るく光って、上記第1拡散シート72で拡散したとしても、その開口縁74の形状が観察できてしまう。そこで、本実施形態では、このような曲面を形成することで、発光素子44からの光の開口70の内壁による反射角度を、より拡散していく方向に変えている。
また、上記第1拡散シート72とは別に、上記開口70と上記発光素子44との間に、別の光拡散部材である第2拡散シート76を配している。これにより、ぼかし量を更に多くさせることができる。それに加えて、上記第1拡散シート72と第2拡散シート76との距離を調節することでぼかし量を調整し、所望のぼかし量となった発光点の像を得ることも可能となる。
なお、本実施形態においては、図4に示すように、上記AEセンサ枠54の上記第2反射ミラー26の裏面近傍に、上記第1拡散シート72からの拡散光の一部を規制するため、受光レンズ40を押えるAE押え蓋である遮光部材78が設けられている。この遮光部材78は、上記第1拡散シート72からの拡散光がAEセンサ枠54の壁面に反射して、その壁面による反射像が観察されてしまうのを防止するため、その壁面からの反射光が上記第2反射ミラー26に入射しないようにしているものである。
本構成を採らない場合、発光素子44からの発光光は、第2反射ミラー内で反射を強く起こし、図6(A)に示す発光点像80に加え、かなり強いゴーストとしての像80aを発生させてしまう。そこで、以上説明したような構成とすることにより、図6(B)に示すように、発光点80のゴースト像80aがぼけて、一つの固まりとして自然な像が観察できるようになる。特に、第1拡散シート72と開口縁74の曲面との組み合わせは、この現象に対し大きな効果を上げる。なお、これらの図において、参照番号82は、LCD46によるファインダ内表示部である。
図7は、図4と同様のカメラのXY平面の断面図であるが、上記LCD46を含む位置でのXY平面の断面を、カメラ前方から見た図である。
同図に示すように、上記ファインダ本体50に取り付けられるLCD枠84には、上記LCD46が組み込まれると共に、そのLCD46駆動用のLCDドライバ86が上記フレキシブルプリント基板56を介して取り付けられている。この場合、LCD46の前面には、LCD46の表示面の大きさを規定するLCDマスク88が取り付けられている。
図8及び図9は、上記のような構成のファインダ装置の組み立て図であり、右斜め前方及び右斜め後方からそれぞれ見た図である。なお、これらの図において、図面の簡略化のため、LCDドライバ86は省略してある。また、図9は、紙面の都合上、接眼レンズ38の構成部品を一部省略している。
上記焦点板24は、上記スクリーン枠52に落とし込まれ、スクリーン押えバネ90によってその周囲を押さえることで、スクリーン枠52に固定される。また、焦点板24自体は撮影視野よりも大きく、撮影視野の大きさを規定するための視野マスク92が、スクリーン枠52の後ろ側に止められている。こうして組み立てられたスクリーンユニットが上記ファインダ本体50に組み付けられる。
また、上記第2反射ミラー26は、上記ファインダ本体50に外側から落とし込まれて接着される。同様にして、上記第3反射ミラー30及び第4反射ミラー34も貼り付けられる。
一方、上記ファインダ本体に取り付けられる上記接眼レンズ38は、第1乃至第3レンズ38A,38B,38Cと、接眼枠38Dとからなる。この場合、第2レンズ38Bがガイド軸38Eに沿って不図示機構により光軸方向に移動可能に組み付けられて、視度が変更できるようになっている。
また、上記受光レンズ40とAEフィルタ60は、上記AEセンサ枠54に設けられたそれぞれの挿入部に上方から差し込まれ、遮光を兼ねたAE押え蓋94で上方から押えられる。上記AEセンサ42は、上述したように、上記AEセンサ枠54に後ろ側から嵌め込まれ、上記フレキシブルプリント基板56を介して上記センサ押えバネ58による付勢力により固定される。
上記LCD46については、上記LCD枠84に上方から挿入された後、電気的導通を取るために該LCD46の両脇に電気的導通性のゼブラゴム96が落とし込まれ、LCD押え98によって押え込まれる。その上に、上記LCDマスク88が取り付けられる。そして、発光枠68は、LCD枠84の側方にてAEセンサ枠54に固定される。
それに、上記発光素子44が実装された上記フレキシブルプリント基板56を、上記発光枠68内に上記発光素子44が挿入されるように組み付けた上で、上記第2拡散シート76を挟んで上記AEセンサ枠54に取り付ける。また、上記AEセンサ枠54に設けられた開口70の上部に上記第1拡散シート72を貼り付ける。
こうして組み立てられたユニットが上記ファインダ本体50の上記第2反射ミラー26の裏面側に取り付けられ、ファインダ装置が組み立てられる。
以上説明したように、本実施形態によれば、焦点板24を透過してきた被写体光を接眼レンズ38に導く半透過鏡である第2反射ミラー26の後ろの三角形状の空間で、被写体光の光軸(第2光軸22)延長上に、測光素子であるAEセンサ42を配置しているので、精度良く測光可能な測光素子を内蔵した小型のファインダ装置を提供することができる。
また、発光素子44を用いて被写体像に各種指標を重畳表示するファインダ装置において、発光素子44の前面に光拡散部材である第1拡散シート72を配置することで、第2反射ミラー26を通過して撮影者に観察される発光素子44からの光のゴーストをぼかすようにしているので、ミラー内反射のゴーストを目立たなくし、自然な像が観察できるファインダ装置を提供することができる。更に、発光素子44の前面にある開口70の開口縁74を曲面形状にすることで、よりゴーストを目立たなくすることができる。
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
図1は一眼レフカメラに適用された本発明の一実施形態に係るファインダ装置の概略的な構成を説明するための図である。 図2は図1を上方から見た図である。 図3はカメラ本体の第2光軸近傍位置のXZ平面の断面をカメラ上方から見た図である。 図4はカメラ本体の第2光軸近傍のXY平面の断面をカメラ前方から見た図である。 図5は図4の部分拡大図である。 図6(A)は従来の発光点の観察像を示す図であり、図6(B)は一実施形態による発光点の観察像を示す図である。 図7はLCDを含む位置でのXY平面の断面をカメラ前方から見た図である。 図8は一実施形態に係るファインダ装置の右斜め前方から見た組み立て図である。 図9はファインダ装置の右斜め後方から見た組み立て図である。
符号の説明
10…カメラ本体、 12…撮影レンズ、 14…第1光軸、 16…第1反射ミラー、 18…第1反射ミラー回転軸、 20…CCD、 22…第2光軸、 24…焦点板、 26…第2反射ミラー、 28…第3光軸、 30…第3反射ミラー、 32…第4光軸、 34…第4反射ミラー、 36…第5光軸、 38…接眼レンズ、 38A,38B,38C…レンズ、 38D…接眼枠、 38E…ガイド軸、 40…受光レンズ、 42…AEセンサ、 44…発光素子、 46…LCD、 48…外装、 50…ファインダ本体、 52…スクリーン枠、 54…AEセンサ枠、 56…フレキシブルプリント基板、 58…センサ押えバネ、 60…AEフィルタ、 62…プリント基板、 64…シャッタ、 66…LCDモニタ、 68…発光枠、 70…開口、 72…第1拡散シート、 74…開口縁、 76…第2拡散シート、 78…遮光部材、 80…発光点、 80a…ゴースト像、 82…ファインダ内表示部、 84…LCD枠、 86…LCDドライバ、 88…LCDマスク、 90…スクリーン押えバネ、 92…視野マスク、 94…AE押え蓋、 96…ゼブラゴム、 98…LCD押え。

Claims (5)

  1. 撮影画像を観察するファインダ装置において、
    被写体光束が結像する焦点板と、
    上記焦点板を透過してきた光を観察するための観察光学系と、
    上記焦点板を透過してきた光を、一部反射して上記観察光学系に導くと共に、一部透過して裏面に導く半透過型の反射ミラーと、
    上記反射ミラーの裏面に配置され、上記反射ミラーを透過してきた光を集光するための受光レンズと、
    測光のため、上記受光レンズの光軸後方に配置され、上記受光レンズで集光された光を受ける測光素子と、
    を具備することを特徴とするファインダ装置。
  2. 上記受光レンズは、上記被写体光束の光軸と略平行な光軸を持つように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のファインダ装置。
  3. 撮影画像を観察するファインダ装置において、
    被写体光束を捕らえる撮影レンズの光軸である第1光軸をカメラ側方へ折り曲げる第1反射ミラーで折り曲げられた被写体光束の光軸である第2光軸を、カメラ上方と上記第2光軸の方向との二方向に分岐させる第2反射ミラーと、
    上記第2反射ミラーでカメラ上方に分岐された被写体光束の光軸である第3光軸を、カメラ側方へと折り曲げる第3反射ミラーと、
    上記第3反射ミラーで折り曲げられた被写体光束の光軸である第4光軸を、カメラ後方へと折り曲げる第4反射ミラーと、
    上記第2反射ミラーの後方の上記第2光軸の延長上に配置され、上記第2反射ミラーで分岐された光を測光する測光素子と、
    を具備することを特徴とするファインダ装置。
  4. 上記第2反射ミラーの後方には更に情報表示のための表示手段が配置されていることを特徴とする請求項3に記載のファインダ装置。
  5. 上記表示手段は、上記第3光軸の延長上近傍に配置されていることを特徴とする請求項4に記載のファインダ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012032444A (ja) * 2010-07-28 2012-02-16 Hoya Corp 一眼レフカメラ

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