JP2006088978A - ラック・ピニオン式パワーステアリング装置 - Google Patents

ラック・ピニオン式パワーステアリング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ラック軸をその支持体に対して3個所で支持して、ラック軸の揺動を抑えることでラック歯車とピニオンの噛合いを適正化して歯打ち音の発生を抑制する。
【解決手段】 ラック軸2はその支持体であるラックハウジング5に対してその軸方向における一方端近傍であるラック歯車とピニオンの噛合い部を収納するギアハウジング51と、他方端近傍のハウジング55と、ラック軸2の略中央部の中空管ハウジング57の3個所において支持されている。ラック軸2の略中央部の中空管ハウジング57による支持には円筒体かなる樹脂製のブッシュ8が用いられ、このブッシュ8はその軸方向に延長する複数の切り溝を備え、かつ実質的にラック軸2を支持するその軸方向中央部で内方へ向う湾曲形成部8hを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ラック軸を摺動支持するラックブッシュと、該ブッシュの取付構造に特徴のあるラック・ピニオン式パワーステアリング装置に関する。
ラック・ピニオン式パワーステアリング装置において、ラック軸の支持体であるラックハウジングへのラック軸の摺動支持が、ラック軸のラック歯とピニオンとの噛合部である該ラック軸の一方端近傍位置であるギアハウジング位置と、他方端近傍位置である他方ハウジング位置の2個所においてなさるものが良く知られており、これらの位置におけるラックハウジングへのラック軸の支持は、合成樹脂やゴム等からなるラックブッシュを介してなされている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−177606号公報(第4頁、第1図)
上述の特許文献1に記載のラック軸01のラックハウジング02への摺動支持は、図6に図示されるように、ラック軸01の両端部のラック歯03とピニオン04が噛合する位置である一方端部05と、ラック軸01の他方端部06の2個所においてなされている。そして、ラック軸01の一方端部05および他方端部06の支持において用いられる第1および第2のラックブッシュ07,08はそれぞれ合成樹脂等からなり、このラックブッシュ07,08は、その内周面にそれぞれラック軸01を当接支持する該内周面からやや突出する明確には図示されない3つの支持部を備えており、しかも第1ブッシュ07と第2ブッシュ08におけるこれら3つの支持部は互いにそのラック軸01の周面の周方向における位相がずれるように前記それぞれのブッシュ07,08の内周面に配設されている。
ところで、上述のラック軸01の一方端部05と、他方端部06の2個所における上記ラックブッシュ07,08によるラック軸01の支持は、特別の支持構造を備えるブッシュ07,08の使用でなされているが、そのラック軸01の支持位置についてはラック軸01の一方端部05の支持部であるラック歯03とピニオン04の噛合部と、該噛合部から大きく離れた他方端部06とでなされており、このような大きく離れたラック軸01両端の2個所の位置における該ラック軸01の支持は、上述の特別の支持構造を備えるブッシュ07,08の使用にも拘わらずラック軸01の揺れ動きの発生を招くものであり、このラック軸01の揺れ動きの発生はラック歯03とピニオン04との適正な噛合いの確保を困難にするものであり、該歯車の噛合いによる歯打ち音の発生を抑えることはできない。
このような状況の中で、ラック軸のラックブッシュによるハウジングへの摺動支持において、ラック軸の該ブッシュによるハウジングへの適切な支持位置の選択設定と、ラックブッシュと該ブッシュによるラック軸の支持構造に視点をおいた改良を施すことで、ラック軸の揺動の発生が効果的に抑制され、ラック軸のラック歯とピニオンとの噛合いの適正化が図られて該歯車の噛合時に発生する歯打ち音が効果的に抑制、解消される上述のラック・ピニオン式パワーステアリング装置の提供が望まれている。
本発明は、上述した課題を解決するためのラック・ピニオン式パワーステアリング装置の改良構造に関し、とりわけ、ラック軸のラックブッシュによるハウジングへの適切な支持位置の選択設定と、ラックブッシュと該ブッシュによるラック軸の支持構造に視点をおいた前記パワーステアリング装置の改良構造の提供に関し、ラック軸がその支持体に対して該軸の軸方向における両端側の位置と中間位置の3個所で支持され、該ラック軸のこれらの支持は、合成樹脂等からなるラックブッシュによる該ラック軸を前記軸方向において摺動可能とする支持であるラック・ピニオン式パワーステアリング装置であることを特徴とする。
また、ラック軸の前記中間支持位置におけるラックブッシュは、前記ラック軸の外周を包囲する中間ハウジングの内周部に略円筒体であるラックブッシュの外周を嵌入させるとともに、該中間ハウジングの係止部に対して該ラックブッシュの軸方向端部を当接させて固定するラック・ピニオン式パワーステアリング装置におけるブッシュの取付け方法であること特徴とする。
さらに、ラック・ピニオン式パワーステアリング装置におけるラック軸をその支持体に対して該軸の軸方向において摺動可能に支持するラックブッシュは、合成樹脂等からなる略円筒体をなしており、該ラックブッシュはその円筒体の軸方向の両端部より互い違いに該円筒体の軸方向に沿って所定部まで切り込まれかつ該円筒体の周方向で等間隔の複数の溝を備え、かつ該円筒体の内周部における軸方向中央部は軸心方向に向かって湾曲する膨出部とされているラックブッシュの構造であることを特徴とする。
また、ラック・ピニオン式パワーステアリング装置におけるラック軸をその支持体に対して該軸の軸方向において摺動可能に支持するラックブッシュは、合成樹脂等からなる略円筒体をなしており、該ラックブッシュはその円筒体の軸方向の両端部を残して該円筒体の軸方向に沿って切り込まれかつ該円筒体の周方向で等間隔に複数の溝を備えており、これらの溝に挟まれた溝間の軸方向に延長する円筒体構造部の軸方向中央部は軸心方向に向って湾曲する膨出部とされているラックブッシュの構造であることを特徴とする。
本発明の請求項1に係る発明は、ラック軸がその支持体に対して該軸の軸方向における両端側の位置と中間位置の3個所で支持され、該ラック軸のこれらの支持は、合成樹脂等からなるラックブッシュによる該ラック軸を前記軸方向において摺動可能とする支持であるから、ラック軸は3個所の支持部により安定して支持され、ラック軸の揺動が抑えられてラック歯とピニオンの噛合いが適正化されるので、ラック歯とピニオンの噛合いによる打音の発生は効果的に抑制される。
また、本発明の請求項2に係る発明は、請求項1の発明のラック・ピニオン式パワーステアリング装置において、ラック軸の前記中間支持位置におけるラックブッシュは、前記ラック軸の外周を包囲する中間ハウジングの内周部に略円筒体であるラックブッシュの外周を嵌入させるとともに、該中間ハウジングの係止部に対して該ラックブッシュの軸方向端部を当接させて固定するラックブッシュの取付け方法であるから、ラックブッシュはその外周部が中間ハウジングの内周部に嵌入支持され、その軸方向端部がハウジングの係止部に当接されて固定されるので、ラック軸の摺動移動にも拘わらず位置ズレを起すことなく該ハウジングに強固に安定支持される。
さらに、本発明の請求項3に係る発明は、ラック・ピニオン式パワーステアリング装置におけるラック軸をその支持体に対して該軸の軸方向において摺動可能に支持するラックブッシュは、合成樹脂等からなる略円筒体をなしており、該ラックブッシュはその円筒体の軸方向の両端部より互い違いに該円筒体の軸方向に沿って所定部まで切り込まれかつ該円筒体の周方向で等間隔の複数の溝を備え、かつ該円筒体の内周部における軸方向中央部は軸心方向に向って湾曲する膨出部とされているから、ラック軸の支持における合成樹脂製のラックブッシュとラック軸の接触部が、該ブッシュの軸方向における中央部の湾曲した膨出部とされるから、該膨出部の弾性による適度の弾性効果と摩擦力の確保によりラック軸の軸偏心量に左右されることのない安定した制振効果が得られ、該制振効果による共振音の改善を最小限の摩擦力付与で達成できる。
また、本発明の請求項4に係る発明は、ラック・ピニオン式パワーステアリング装置におけるラック軸をその支持体に対して該軸の軸方向において摺動可能に支持するラックブッシュは、合成樹脂等からなる略円筒体をなしており、該ラックブッシュはその円筒体の軸方向の両端部を残して該円筒体の軸方向に沿って切り込まれかつ該円筒体の周方向で等間隔の複数の溝を備えており、これらの溝に挟まれた溝間の軸方向に延長する円筒体構造部の軸方向中央部は軸心方向に向って湾曲する膨出部とされているから、ラックブッシュはその円筒体の軸方向両端部を残して前記複数の溝が切り込まれた構造であるから、該円筒体の軸方向両端部は剛性が高く、該ブッシュの装着はこの剛性の高い両端部で安定して強固になされる。
さらに、ラック軸中間部の支持における合成樹脂製のラックブッシュとラック軸の接触部が、該ブッシュの軸方向中央部における湾曲した膨出部とされるから、ラック軸は該膨出部による適度の弾性摩擦力を受け安定して制振効果が得られ、該制振効果により共振音の改善を最小限の摩擦力付与で達成できる。
以下、図1ないし図5に図示された本発明の実施例について説明する。
図1には、本発明のラック・ピニオン式パワーステアリング装置1の略全体図が一部断面とされて図示されている。
パワーステアリング装置1は、図示されない操舵ハンドルやステアリング軸を具備し、補助操舵力付与のための電動モータMを備え、またラック軸2と、該ラック軸2にハンドル操舵力を入力する図示されないピニオンと、該ピニオンが噛合うラック軸2の図示されないラック歯と、ラック軸2の両端のボールジィント3,3を介して連結されラック軸2の動作を図示されない操舵車輪に伝達するタイロッド4,4と、ラック軸2の周囲を収納包囲するラックハウジング5と、前記ピニオンとラック歯の噛合い部を収納するラックハウジング5の一部であるギアハウジング51等を備えている。
電動モータMは、ギアハウジング51の延長ハウジング52に一体的に取付けられており、その補助操舵力は該ハウジング52内において図示されないウォームギア機構を介してピニオンを備える操舵力出力軸に伝達され、操舵力出力軸のピニオンとラック歯の噛合いを介してラック軸2がラックハウジング5内でその軸方向において所定のストロークで進退動可能とされる。このため、図示されるところではないがラック歯は所定長さを有する歯部として形成されている。ラック軸2のこの歯部はラック軸2の円形である断面形状の側面の一部が前記所定の長さに亘り切り欠かれて歯が形成された部分である。
ラック軸2のラックハウジング5内における前記所定ストロークの軸方向進退動は、すなわち、図1の図示におけるラック軸2の左右方向への進退動は、ラック軸2の両端のボールジョイント3,3を介して連結されたタイロッド4,4に伝達され、さらにタイロッド4,4の動きは操舵のための図示されない操舵車輪に伝達されて車両の方向変換が行われる。
ラック軸2を収納包囲するラックハウジング5は、ラック軸2の両端部近傍を包囲する図1に図示の右方端側の前記ギアハウジング51と、左方端側の左方ハウジング55と、ギアハウジング51の左方から延出する筒状ハウジング53と前記左方ハウジング55の右方から延出する筒状ハウジング56間を接続する中間ハウジングである中空管ハウジング57とからなり、この中空管ハウジング57がギアハウジング51の左方筒状ハウジング53の内周部53aにその右方端外周部57aが圧入保持され、また左方端外周部57bが左方ハウジング55の筒状ハウジング56の右方側内周部56aに圧入保持されて、これによりラック軸2のそのベローズ6,6により覆われる両端部を除き該ラック軸2を全面的に収納包囲する。
ラック軸2は、既述のようにラック軸2の支持部であるラックハウジング5内においてその軸方向、すなわち、図1の図示左右方向において所定のストロークをもって進退動可能に支持されるが、ラックハウジング5におけるラック軸2の支持は、本実施例においてはその一方の該ラック軸2右方端寄りのギアハウジング51の位置と、他方のラック軸2の左方端寄りの左方ハウジング55の位置、さらには、ラック軸2の長手方向略中央の中空管ハウジング57により包囲される位置の3個所においてなされている。
ラック軸2のラックハウジング5による一方の支持は、つまり、図1の図示におけるラック軸2の右方端寄りとなるギアハウジング51の位置におけるラック軸2の支持は、ギアハウジング51の右方から延出する筒状ハウジング54、すなわち、ラック軸2の外周部を同軸的に包囲するように筒状に所定長さで延びるハウジング54に後述される合成樹脂等からなるブッシュ7を介して摺動可能に支持されることでなされている。
また、ラック軸2のラックハウジング5による他方の支持は、つまり、図1の図示におけるラック軸2の左方端寄りとなる左方ハウジング55の位置におけるラック軸2の支持は、左方ハウジング55の左方ラック軸2の端部寄りの内周部55aに形成された環状凹部55bに嵌入された摺動リング部材Rを介して支持されることでなされている。
さらに、ラック軸2のラックハウジング5によるその長手方向略中央の支持は、つまり、図1の図示における中空管ハウジング57に包囲されるラック軸2の該略中央の支持は、ラック軸2の外周部2aと中空管ハウジング57の内周部57c間に嵌入装着される摺動ブッシュ8を介してなされている。
なお、このラック軸2の前記略中央における支持については後に詳しく説明される。
ところで、上述のラック軸2の一方および他方の支持部であるギアハウジング51の位置と左方ハウジング55の位置は、共にラック軸2の両端を構成する部分であり、したがって、これらラック軸2の支持部はタイロッド4,4への連結部であるボールジョイント部3,3に隣接する。
このため、前記ラック軸2の両端の該ラック軸2の支持部にはそれぞれ、ボールジョイント部3,3をその保護のために覆うベローズ6,6が装着され、ラック軸2の前記一方の支持部においては、ギアハウジング51の右方から延出する筒状ハウジング54の右方端側の外周部54bに設けられた環状凹部54cが該ベローズ6の装着に供される構造部とされ、また、ラック軸2の他方の支持部においては、左方ハウジング55の左方端側の外周部55cが該ベローズ6の装着に供される構造部とされる。
ギアハウジング51の位置におけるベローズ6の装着は筒状ハウジング54の外周部54bの環状凹部54cにおいてなされ、ベローズ6の一端開口部6aが該環状凹部54cに嵌合されてベローズ6の開口部6aの外側からベローズバンド9により締付けカシメられると共に、ベローズ6の他端開口部6bがタイロッド4の外周部4aに嵌合されてタイロッドクリップ10により締付けられることでなされる。
また、左方ハウジング55の位置におけるベローズ6の装着は該ハウジング55の外周部55cにおいてなされ、ベローズ6の一端開口部6aが該ハウジング55の外周部55cに嵌合されてベローズバンド9で締付けカシメられると共に、ベローズ6の他端開口部6bがタイロッド4の外周部4aに嵌合されてタイロッドクリップ10により締付けられることでなされる。
そして、ラック軸2はその左右の両端のボールジョイント部3,3に隣接する位置にそれぞれ所定幅の合成樹脂やゴム等からなる環状のストッパラバー11,11を備えており、このストッパラバー11,11はラック軸2の左右両端のやや細めに加工された部分21に圧入固定されている。
ストッパラバー11,11は、ラック軸2の図1の図示左右方向への進退動のストロークにおける左方への移動の移動端においては、ギアハウジング51の右方延出筒状ハウジング54の内周部54aに嵌入されるストッパリング12端に、また、右方への移動の移動端においては左方ハウジング55の左方端55dにそれぞれ当接して、ラック軸2の左右方向への移動を阻止し、これによりラックハウジング5に対するラック軸2の左右方向への進退動におけるストロークを決定している。
パワーステアリング装置1は概ね上述した構造を具備するものであり、ラック軸2のラックハウジング5における支持構造についてもその概要については述べたところであるが、ここで、さらにラック軸2の長手方向略中央における支持、すなわち、中空管ハウジング57による支持位置におけるラック軸2の支持構造について図2,3を参照して少し詳しく説明する。
ラック軸2の長手方向略中央部における該ラック軸2の支持は、ラックハウジング5の長手方向における中央部を構成する中空管ハウジング57によりなされており、中空管ハウジング57によるラック軸2の支持は、後述される円筒体状のラックブッシュ8が中空管ハウジング57の内周部57cとラック軸2の外周部2a間に嵌入装着されることでなされ、このために中空管ハウジング57にはラックブッシュ8の軸方向移動の阻止に供される係止部である環状段部57dが形成されており、この環状段部57dは中空管ハウジング57が径の大きな管ハウジング部57eと径の小さな管ハウジング部57fとからなることで形成されている。
中空管ハウジング57は、図1,2の図示における右方側が径の小さな管ハウジング部57fとされ、小さな管ハウジング部57fは該管ハウジング部57fの左方端である前記環状段部57dからギアハウジング51の左方側へ延出する筒状ハウジング53の内周部53aにかけて延長し、この延長部分で断面円形の中空軸であるラック軸2の外周部2aを僅かな隙間をもって同心的に包囲して、該延長部分の右方端が前記ギアハウジング51の左方側へ延出する筒状ハウジング53の内周部53aに圧入固定されている。
また、中空管ハウジング57の左方側は径の大きな管ハウジング部57eとされ、この大きな管ハウジング部57eは該管ハウジング部57eの右方端である環状段部57dから左方ハウジング55の右方から延出する筒状ハウジング56の内周部56aにかけて延長し、この延長部分で断面円形の中空軸であるラック軸2の外周部2aを比較的余裕のある隙間をもって同心的に包囲して、該延長部分の左方端が前記筒状ハウジング56の内周部56aに圧入固定されている。
図1,2を参照して、中空管ハウジング57の径の大きな管ハウジング部57eの右方端である環状段部57dの隣接位置の内周部57e1とラック軸2の外周部2a間に既述のラックブッシュ8が嵌入装着するようになされ、ラックブッシュ8の嵌入装着は後述されるが、その軸方向一端である図示の右方端が前記環状段部57dに当接され、該管ハウジング部57eの内周部57e1に圧入嵌合されたストッパリング13によりラックブッシュ8の軸方向他端である図示左方側から当接保持されて該ブッシュ8が管ハウジング部57eに対して相対移動不能でかつラック軸2に所定の摺動圧接力を付与して該管ハウジング部57eの内周部57e1に固定される。
ラックブッシュ8は合成樹脂やゴム等の所定の弾性を有する部材からなり、図3に図示されるように略肉厚が均等な所定外径の円筒体を呈するが、その外周部8aは該円筒体の軸方向の両端8b寄りが所定長さの直線円筒面部8cとされ、これら両端8b寄りの直線円筒面部8cに挟まれた円筒体の中央部8dが湾曲して環状に窪んだ湾曲形成部8eとされている。そして、外周部8aの円筒体軸方向両端8b寄りの直線円筒面部8cは、ラックハウジング5の中空管ハウジング57へのブッシュ8の嵌入装着における嵌入面として供される構造部であるから中空管ハウジング57の管ハウジング部57eの内周部57e1と同径もしくは略同径とされている。
また、ラックブッシュ8の内周部8fは円筒体の軸方向の両端8b寄りが所定長さの直線円筒面部8gとされ、これら直線円筒面部8gに挟まれた円筒体の中央部8dが内方へ向って湾曲した湾曲形成部8h、すなわち、円筒体の軸心方向へ向って内方へ湾曲した膨出部とされており、この湾曲形成部8hは後述されるラック軸2の支持に供される構造部であり、湾曲形成部8hによる内径の最も膨らむ縮径部8h1がラック軸2の外径と略同径とされている。
そして、円筒体内周部8fにおける円筒体の軸方向両端8b寄りの直線円筒面部8gは、該円筒体外周部8aの円筒体軸方向両端8b寄りの直線円筒面部8cに対応する位置関係にあり、また該内周部8fにおける湾曲形成部8hは、外周部8aの湾曲して環状に窪んだ湾曲形成部8eに対応する位置関係にあり、この構造は既述したようにラックブッシュ8の円筒体における肉厚の略均等である構造を実現している。
円筒体内周部8fの円筒体軸方向両端8b寄りの直線円筒面部8gは、円筒体両端8bの開口部8i,8iからそれぞれ軸方向で所定長さ延長する直線円筒面部8gであり、これら直線円筒面部8gの長さは互いに等しく、また、これら直線円筒面部8gに挟まれた湾曲形成部8hは該直線円筒面部8gにその両端8h2が連続した曲線を描いて接続する湾曲線を有しており、この湾曲線のその最も内方(軸心方向)へ膨らむ部分、すなわち、前記縮径部8h1が円筒体の軸方向における中央位置として位置付けられるものであり、該湾曲形成部8hの軸方向における長さは円筒体の軸方向長さL(全長)の略半分の長さに達する。
円筒体の軸方向両端8bの開口部8i,8iからは、該開口部8i,8iにその切込み口8jを有する複数の所定幅の切り溝8k,8k・・が設けられ、これらの切り溝8k,8k,・・は、円筒体両端の開口部8i,8iのそれぞれから該円筒体の周方向において交互にしかも等間隔に、すなわち、本実施例においては、円筒体軸方向両端8bの開口部8i,8iのそれぞれから120°間隔に3本づつ切込まれ、合計6本の等間隔の切り溝8k,8k・・が互い違いに60°間隔で切込まれている。
これらの切込み溝8k,8k・・は、その幅が互いに等しく、その軸方向における延長長さも互いに等しく、その長さは円筒体の軸方向長さL(全長)の略3/4にまで達し、それぞれの溝8k,8k・・は結局、円筒体の軸方向両端8b寄りの円筒体内・外周部8a,8fにおける直線円筒面部8c,8gと該内・外周部における湾曲形成部8e,8hの長さを含む長さを充分に備えるものである。
ラックブッシュ8の中間ハウジング、すなわち、中空管ハウジング57の内周部57cへの固定には既述のようにストッパリング13が使用されるが、ストッパリング13は、鋼材等の材料からなり、所定の肉厚と所定の幅をもつリング部材であり、上述のブッシュ8の固定のために中空管ハウジング57の内周部57c、より正確には中空管ハウジング57の大きな管ハウジング部57eの内周部57e1に圧入され、このための該内周部57e1と略同径とされる丁寧に仕上げられたリング外周部13aを備えており、また該リング13の内・外周の両側縁部には比較的大きな面取り加工13bが施されている。
中空管ハウジング57へのラック軸2の支持のためのラックブッシュ8の組み込みは、ラック軸2の中空管ハウジング57への挿入に先立つ中空管ハウジング57へのラックブッシュ8の嵌入装着でなされ、ブッシュ8は、先ず中空管ハウジング57の大きな管ハウジング部57eの図示左方側開口57e2(図1参照)から該ハウジング部57e内に押し込み嵌入され、該ブッシュ8の押し込み嵌入は、ブッシュ8の図示右方端8bが小さな管ハウジング部57fと大きな管ハウジング部57eの境界の環状段部57dに当接されるまで行われる。
次いで、大きな管ハウジング部57eの前記左方側開口57e2(図1参照)からストッパリング13が圧入され、該リング13は、その図示右方端がラックブッシュ8の左方端8bに当接されるまで押し込み圧入される。これにより、ラックブッシュ8は小さな管ハウジング部57fと大きな管ハウジング部57eの境界の環状段部57dとストッパリング13間に挟まれてその軸方向の移動が阻止されて中空管ハウジング57内に嵌入装着され、その後、ラックブッシュ8が嵌入装着された中空管ハウジング57内に、前記開口57e2を通してラック軸2が挿入される。
なお、この組み込みは一例を示すものであり、適宜他の組み込み方法が採用される。
本実施例においては上述した構成であるから、以下のような作用効果を奏する。
ラックブッシュ8は、合成樹脂やゴム等の弾性体からなりその軸方向両端8bに切込み開口8jをもつ複数本の切込み溝8k,8k・・を有するから、その両端8bは比較的変形し易いので中空管ハウジング57の内周部57cへの圧入が容易であり、また、ラックブッシュ8は、その軸方向中央部8dの円筒体中心方向へ向って湾曲する湾曲形成部8hが、すなわち、円筒体内方へ湾曲した膨出部がラック軸2の外周部2aに摺接嵌合する構造であるから、その湾曲形成部8hの形状効果によりラック軸の挿入は円滑になされる。
したがって、ラックブッシュ8のラックハウジング57の内周部57c、より具体的には大きな管ハウジング部57eの内周部57e1とラック軸2の外周部2a間への嵌入装着は容易である。
ラック軸は3箇所の支持部により安定して支持され、ラック軸の揺動が抑えられてラック歯とピニオンの噛合いが適正化されるので、ラック歯とピニオンの噛合いによる打音の発生が効果的に抑制される。また、ラック歯とピニオンの噛合いの適正化により歯車の偏磨耗が効果的に解消され、該歯車の耐久性が向上し、結果としてラック軸の耐久性の向上が図られる。
ラック軸2の中間部の支持は、ラックブッシュ8の軸方向中央部8dにおける円筒体内方へ湾曲する膨出部による摺動支持とされるので、ラック軸2はその軸方向への移動動作において適度な弾性効果と摩擦力をもって摺動支持され、小さな摩擦力の付与により優れた制振効果を得ることができラック歯とピニオンの噛合いによる共振音の改善を図ることができる。
本発明の上述の実施例におけるラックブッシュ8に換えて図4,5に図示されるラックブッシュ80を使用する別の態様が考えられる。
なお、この別態様の実施例の説明における符号の添え字であるアルファベットは、上述の実施例における構造部との対応関係が考慮されて付されたものであり、同一視される対応構造部の符号には同一のアルファベットが添え字として付されている。
この別態様の実施例において用いられるラックブッシュ80は合成樹脂やゴム等からなり、図5に図示されるように所定の長さの略円筒体の形状を呈し、その肉厚は比較的薄く、該円筒体にはその周方向において該円筒体の軸方向両端80bとその近傍位置の直線円筒部80cを残して等間隔に複数本(偶数)、本態様の実施例においては12本の比較的幅の狭いその軸方向端部80k1が切り離しされていない軸方向に延長する溝80k,80k・・が切込まれている。
そして、これらの溝80k,80k・・の相互に隣接する一組が対をなし、該対をなす溝80k,80kに挟まれた溝間の帯状をなす円筒体構造部である筒肉部80m,80m・・が円筒体軸方向に沿って延長しており、該筒肉部80m,80m・・はラックブッシュ80の円筒体の周面方向で等間隔に6本形成されており、これらの筒肉部80m,80m・・はその円筒体の軸方向に沿う延長におけるその中央部80dに該円筒体の内方へ向って湾曲した湾曲形成部80hを、すなわち、円筒体の軸心方向へ向って湾曲した膨出部を備えている。
このラックブッシュ80は、既述の実施例におけるラックブッシュ8とは異なる取付け構造をもってラックハウジング50の軸方向中央部の中間ハウジングである中空管ハウジング570の内周部570cに取付けられ、より具体的には図4に図示されるように、ギアハウジング510の延出部である筒状ハウジング530の内周部530aに中空管ハウジング570の径の大きな管ハウジング部570eの大部分が圧入される構造部において該ブッシュ80の取付けがなされており、このために中空管ハウジング570はギアハウジング510側が径の大きな管ハウジング部570eとされ、この径の大きな管ハウジング部570eの内周部570e1とラック軸2の外周部2aとの間にラックブッシュ80が嵌入される。
嵌入されたラックブッシュ80は、その軸方向両端80b寄りの切り溝80kのない直線円筒部80cの外周部が中空管ハウジング570の大きな管ハウジング部570eの内周部570e1に圧接嵌入され、また、切り溝80k,80k間で帯状をなす筒肉部80m,80m・・における軸方向の中央部80dの内方への湾曲形成部80hが、すなわち、円筒体の軸心方向へ向って湾曲した膨出部がラック軸2の外周部2aに摺接嵌合される。
また、これと同時に、ラックブッシュ80の右方端80bは、ギアハウジング510の延出部である筒状ハウジング530の内周部530aの環状段部530bに当接され、かつ左方端80bは、中空管ハウジング570の径の大きな管ハウジング部570eと径の小さな管ハウジング部570fの境界部である環状段部570dに位置付けされる。
したがって、ラックブッシュ80は、ラック軸2の軸方向移動動作にも拘わらずその軸方向移動は完全に阻止される。
この態様の実施例においては、ラックブッシュ80はその軸方向両端80bが切り溝80kのない完全な円筒部であるからその強度が高く、該ブッシュ80の中空管ハウジング570の大きな管ハウジング部570e内周部570e1への嵌入は安定して強固になされる。
また、ブッシュ80の軸方向中央部80dには、対をなす切り溝80k,80kにより形成された複数本の円筒体構造部である帯状筒肉部80m,80m・・の湾曲形成部80h,80hが、すなわち、湾曲膨出部が備えられるから、この部分は適度の弾性と柔軟性を保有しており、この複数本の帯状筒肉部80m,80m・・からなる湾曲形成部80h,80h・・によりラック軸2は支持され、ラック軸2に適度の制振効果と摩擦力を付与することができ、ラック軸2の軸方向移動動作におけるラック歯とピニオンとの噛合いによる共振音の改善を最小の摩擦力付与で達成することが可能となる。
さらに、ラックブッシュ80は、ギアハウジング510の延出部である筒状ハウジング530の内周部530aの環状段部530bにその図示軸方向右方端80bが当接され、またその軸方向左方端80bがラックハウジング50の中空管ハウジング570の径の大きな管ハウジング部570eと径の小さな管ハウジング部570fの境界部のブッシュ係止部である環状段部570dに位置付けられるから、ラックブッシュ80の軸方向における移動を阻止するためのストッパリング等特別の部品が不要であり、さらに、ブッシュ80の装着構造が単純化されてその組立性が向上し、低コスト化が可能である。
本発明のラック・ピニオン式パワーステアリング装置の全体図であり、その一部が断面として示された図である。 本発明の主要構造部を示す拡大断面図である。 本発明のラックブッシュを示す図であり、(a)は側断面を示し(b)におけるA−A断面図であり、(b)は正面図である。 本発明の別の態様における主要構造部を示す図である。 本発明の図4におけるラックブッシュを示す図であり、(a)は側断面を示し(b)におけるB−B断面図であり、(b)は正面図である。 従来のステアリング装置における主要構造部を示す断面図である。
符号の説明
1・・・パワーステアリング装置、2・・・ラック軸、3・・・ボールジョイント、4・・・タイロッド、5,50・・・ラックハウジング、51,510・・・ギアハウジング、53,530・・・左方筒状ハウジング、530d・・・環状段部、54・・・右方筒状ハウジング、55・・・左方ハウジング、56・・・筒状ハウジング、57,570・・・中空管ハウジング、57d,570d・・・環状段部、57e,570e・・・径の大きな管ハウジング部、57f,570f・・・径の小さな管ハウジング部、6・・・ベローズ、7・・・ラックブッシュ、8,80・・・ラックブッシュ、8c・・・直線円筒面部、80c・・・直線円筒部、8g・・・直線円筒面部、8h,80h・・・湾曲形成部、8k,80k・・・切り溝、80m・・・帯状筒肉部、9・・・ベローズバンド、10・・・タイロッドクリップ、11・・・ストッパラバー、12,13・・・ストッパリング、R・・・摺動リング部材。

Claims (4)

  1. ラック軸がその支持体に対して該軸の軸方向における両端側の位置と中間位置の3個所で支持され、該ラック軸のこれらの支持は、合成樹脂等からなるラックブッシュによる該ラック軸を前記軸方向において摺動可能とする支持であるラック・ピニオン式パワーステアリング装置。
  2. ラック軸の前記中間支持位置におけるラックブッシュは、前記ラック軸の外周を包囲する中間ハウジングの内周部に略円筒体であるラックブッシュの外周を嵌入させるとともに、該中間ハウジングの係止部に対して該ラックブッシュの軸方向端部を当接させて固定することを特徴とする前記請求項1に記載のラック・ピニオン式パワーステアリング装置におけるラックブッシュの取付け方法。
  3. ラック・ピニオン式パワーステアリング装置におけるラック軸をその支持体に対して該軸の軸方向おいて摺動可能に支持するラックブッシュは、合成樹脂等からなる略円筒体をなしており、該ラックブッシュはその円筒体の軸方向の両端部より互い違いに該円筒体の軸方向に沿って所定部まで切り込まれかつ該円筒体の周方向で等間隔の複数の溝を備え、かつ該円筒体の内周部における軸方向中央部は軸心方向に向って湾曲する膨出部とされているラックブッシュの構造。
  4. ラック・ピニオン式パワーステアリング装置におけるラック軸をその支持体に対して該軸の軸方向において摺動可能に支持するラックブッシュは、合成樹脂等からなる略円筒体をなしており、該ラックブッシュはその円筒体の軸方向の両端部を残して該円筒体の軸方向に沿って切り込まれかつ該円筒体の周方向で等間隔の複数の溝を備えており、これらの溝に挟まれた溝間の軸方向に延長する円筒体構造部の軸方向中央部は軸心方向に向って湾曲する膨出部とされているラックブッシュの構造。
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