JP2006085654A - 短期就労者・パート・アルバイトのカードシステム - Google Patents

Abstract

【課題】 短期就労者は在社期間が短く出入りの激しいため充分に管理できないのが現状であり、雇用される側も雇用する側も手探り状態の現状である。
【解決手段】 短期就労者の個人を識別すると共にその個人を識別するＩＤカード１ａを発行する個人識別手段１と、個人識別手段１で識別された個人識別データを通信手段２を介して記憶させるデータベース３と、データベース３に記憶させた個人識別データにその個人が履歴情報を通信手段２を介して記載する個人側端末機４と、データベース３に記憶させた個人識別データと履歴情報とを表示させる雇用側端末機５とを備えた、更に、雇用側端末機５により通信手段２を介してデータベース３に雇用側情報を記憶させると共に、個人側端末機４によりデータベース３に記憶された雇用側情報をＩＤカード１ａを所有する個人が表示して検索できる。
【選択図】 図１

Description

本発明は短期就労者・パート・アルバイトのカードシステムに関するものであり、更に詳細には、短期就労者・パート・アルバイトの個人を識別してＩＤカードを発行すると共に個人識別データを記憶させ、個人識別データにその個人が履歴情報を記載し、その個人が許可した場合にその履歴情報を雇用側が表示可能とする短期就労者・パート・アルバイトのカードシステムに関するものである。

従来から、短期就労者・パート・アルバイトは全労働者の略２０パーセントも居るに拘わらず、在社期間が短く出入りの激しいため充分に管理できないのが現状であり、雇用される側も雇用する側も手探り状態の現状である。

つまり、短期就労者・パート・アルバイトは就職する際には求人誌や新聞の求人欄等を見て面接予約を取り、履歴書をその都度記載して届けているものであり、雇用側も面接に来た短期就労者・パート・アルバイトの履歴を見てその場である程度判断しているのが実情である。

その為に、例えば、ＩＤ名刺を用いたものとして、ユーザがデジタル名刺サーバに登録すると、その情報がデジタル名刺サーバのデータベース１９Ａに格納され、デジタル名刺サーバが個人情報を管理する。ユーザは名刺ＩＤが明記されている名刺を自分の顧客と会うときユーザの顧客に手渡す。ユーザの顧客は自分のコンピューターや携帯電話でいつでもとこでもユーザの情報を検索することができる。ユーザが転職しユーザの情報が変更されても、ユーザの顧客は名刺ＩＤでデジタル名刺サーバにアクセスすれば、ユーザ情報を検索する事ができる。ユーザは顧客にお中元やお正月にカード又は商品を送付するため、事前にデジタル名刺サーバに登録しておく。お中元又はお正月の数日前に、デジタル名刺サーバは専門業者に通知し、専門業者はサービスを実行するもの（特許文献１参照）や、ＩＣカード履歴書システムとしては、個人の履歴情報を記憶するＩＣカード１からデータを読出してデータを書込むリーダ／ライタ２と、このリーダ／ライタ２を制御するパソコン３と、このパソコン３を端末として相互に接続して秘匿的にデータ通信を行なう通信回線５とを設けるたもの（特許文献２参照）や、出退勤管理装置として、
電子財布としてのＩＣカード７に対してデータの読取り及び書込みを行うカードリーダライタ８を出退勤端末１に設け、各出退勤被管理者がそれぞれ所有するＩＣカード７に自身の身分証明コードを記録する。当日日付が出退勤被管理者の給与支給日であればカードリーダライタ８に装着されたＩＣカード７内の電子現金データにこの出退勤被管理者の給与支給額を加算することによって、ホストコンピュータ３によって計算された給与を自動的に支給するもの（特許文献３参照）等が開示されている。
特開２００３−２３３７１２号公報 特開２００２−３２７１９号公報 特開平１０−２２８５５１号公報

然し乍ら、ユーザがデジタル名刺サーバに登録すると、その情報がデジタル名刺サーバのデータベース１９Ａに格納され、デジタル名刺サーバが個人情報を管理する。ユーザは名刺ＩＤが明記されている名刺を自分の顧客と会うときユーザの顧客に手渡す。ユーザの顧客は自分のコンピューターや携帯電話でいつでもとこでもユーザの情報を検索することができる。ユーザが転職しユーザの情報が変更されても、ユーザの顧客は名刺ＩＤでデジタル名刺サーバにアクセスすれば、ユーザ情報を検索する事ができる。ユーザは顧客にお中元やお正月にカード又は商品を送付するため、事前にデジタル名刺サーバに登録しておく。お中元又はお正月の数日前に、デジタル名刺サーバは専門業者に通知し、専門業者はサービスを実行するものでは、ＩＤ名刺を用いているものであるが、短期就労者・パート・アルバイトの個人識別データや履歴情報は管理できないものである。

更に、ＩＣカード履歴書システムとしては、個人の履歴情報を記憶するＩＣカード１からデータを読出してデータを書込むリーダ／ライタ２と、このリーダ／ライタ２を制御するパソコン３と、このパソコン３を端末として相互に接続して秘匿的にデータ通信を行なう通信回線５とを設けるたものでは、従来の履歴書を単にＩＣカードとしてパーソナルコンピュータを利用してリーダ／ライタ及び通信するだけのもので、多数の短期就労者・パート・アルバイトの個人識別データや履歴情報は管理できないものである。

更には、電子財布としてのＩＣカード７に対してデータの読取り及び書込みを行うカードリーダライタ８を出退勤端末１に設け、各出退勤被管理者がそれぞれ所有するＩＣカード７に自身の身分証明コードを記録する。当日日付が出退勤被管理者の給与支給日であればカードリーダライタ８に装着されたＩＣカード７内の電子現金データにこの出退勤被管理者の給与支給額を加算することによって、ホストコンピュータ３によって計算された給与を自動的に支給するものでは、出退勤管理装置であり、ＩＣカードに自身の身分証明コードを記録して出退勤を管理すると共に給与の支払い計算をホストコンピュータにより行うもので短期就労者・パート・アルバイトの個人識別データや履歴情報は管理できないものである。

本発明の短期就労者・パート・アルバイトのカードシステムは、前述の課題に鑑み、鋭意研鑽の結果、短期就労者・パート・アルバイトの個人を識別すると共にその個人を識別するＩＤカードを発行する個人識別手段と、個人識別手段で識別された個人識別データを通信手段を介して記憶させるデータベースと、データベースに記憶させた個人識別データにその個人が履歴情報を通信手段を介して記載する個人側端末機と、データベースに記憶させた個人識別データと履歴情報とを個人が許可した情報のみを表示させる雇用側端末機と、を備えたことを特徴とするもので、更に、雇用側端末機により通信手段を介してデータベースに雇用側情報を記憶させると共に、個人側端末機によりデータベースに記憶された雇用側情報をＩＤカードを所有する個人が表示して検索できることを特徴とするものである。

本発明の短期就労者・パート・アルバイトのカードシステムは、現在我が国には１，２００万人にいると言われている短期就労者・パート・アルバイトの個人を識別してＩＤカードを発行すると共に個人識別データをデータベースに記憶させ、短期就労者・パート・アルバイトは履歴情報をデータベースに記載することで許可すれば雇用側からの閲覧を可能とするものであり、更に、雇用側の雇用側情報を記憶させることで、双方が夫々希望条件に合致する短期就労者・パート・アルバイト、又は、職場が提供されるもので画期的で実用性の高い発明である。

本発明は短期就労者・パート・アルバイトのカードシステムに関するものであり、更に詳細には、短期就労者・パート・アルバイトの個人を識別してＩＤカードを発行すると共に個人識別データを記憶させ、個人識別データにその個人が履歴情報を記載し、その個人が許可した場合にその履歴情報を雇用側が表示可能とする短期就労者・パート・アルバイトのカードシステムに関するものであり、請求項１に記載の短期就労者・パート・アルバイトのカードシステムは、短期就労者・パート・アルバイトの個人を識別すると共にその個人を識別するＩＤカード１ａを発行する個人識別手段１と、該個人識別手段１で識別された個人識別データを通信手段２を介して記憶させるデータベース３と、該データベース３に記憶させた個人識別データにその個人が履歴情報を通信手段２を介して記載する個人側端末機４と、前記データベース３に記憶させた個人識別データと履歴情報とを個人が許可した情報のみを表示させる雇用側端末機５と、を備えたことを特徴とするものである。

更に、請求項２に記載の短期就労者・パート・アルバイトのカードシステムは、請求項１に記載の短期就労者・パート・アルバイトのカードシステムにおいて、前記雇用側端末機５により通信手段２を介して前記データベース３に雇用側情報を記憶させると共に、前記個人側端末機４により前記データベース３に記憶された雇用側情報をＩＤカード１ａを所有する個人が表示して検索できることを特徴とするものである。

以下、本発明の短期就労者・パート・アルバイトのカードシステムを実施例の図面を用いて詳細に説明すると、図１は本発明の短期就労者・パート・アルバイトのカードシステムの実施例の構成図である。

即ち、個人識別手段１は短期就労者・パート・アルバイトの個人を識別するもので、免許書、身分証明書等の提示を求め姓名、誕生日、現住所等により短期就労者・パート・アルバイトの個人を識別すると共に、その個人に対してＩＤカード１ａを発行するものである。

そして、ＩＤカード１ａは個人識別手段１により発行されるもので、予めＩＤカード１ａに備えた磁気又はＩＣチップ等の情報記憶部に個人の識別に必要とする数字又は符号等の情報を記憶させると共に、ＩＤカード１ａの管理は短期就労者・パート・アルバイト自身が行うものである。

次に、データベース３は個人識別手段１で識別された個人識別データをインターネット、通信回線等の通信手段２を介して記憶させるものであり、後述する個人の履歴情報も併せて蓄積できるものである。

次いで、個人側端末機４は個人が所有するパーソナルコンピュータ又は携帯電話でデータベース３にアクセスできリーダ及びライタができるものであり、データベース３にインターネット又は電話回線等の通信手段２を介して接続して記憶さている個人識別データにその個人が学歴、職歴等の履歴情報を記入するものである。

更に、雇用側端末機５は雇用側が所有する汎用されているパーソナルコンピュータで構わないもので、短期就労者・パート・アルバイトのデータベースに記憶させた個人識別データと、短期就労者・パート・アルバイトが記憶させた履歴情報とを、その個人が公開すること許可した場合、又は、公開する事項を許可した場合に履歴情報を表示させて検索も可能なものである。

更に、雇用側が雇用側情報を雇用側端末機５により通信手段２を介してデータベース３に記憶させるもので、雇用側の会社、店舗の規模、住所、連絡手段、労働条件、職種等を規定された通りに記憶させるものである。

更には、データベース３に記憶された雇用側の雇用側情報はＩＤカード１ａを所有する個人が個人側端末機４で検索して表示させて検索できるものである。

つまり、短期就労者・パート・アルバイトは個人識別手段１により識別され発行されたＩＤカード１ａを所持していれば当該データベース３に接続可能な雇用側端末機５を所持している雇用にはＩＤカード１ａを提示することで、身分も証明され、更に、履歴書が無くとも履歴を明確にすることが可能となるものである。

更には、個人が許可すれば雇用側からの履歴情報の閲覧、検索を可能とするもので、例えば、雇用側が年齢、職歴等を設定して希望する短期就労者・パート・アルバイトを探すことも可能となるものである。

加えて、本発明の短期就労者・パート・アルバイトのカードシステムは、雇用側が雇用側端末機５により通信手段２を介してデータベース３に雇用側情報を記憶させているため、ＩＤカード１ａを所有する個人が転職や求職を希望する場合、個人側端末機４で通信手段２を介してデータベース３に接続して、雇用側情報を表示して検索できるものである。

本発明の短期就労者・パート・アルバイトのカードシステムは、短期就労者・パート・アルバイトと、短期就労者の雇用の割合が多い、飲食業、小売業、ビル管理、警備業等の特に中小企業等とに好適に使用できるもので、個人を識別してＩＤカードを発行することと、個人識別データをデータベースに記憶させることで雇用側が希望する個人を必要なときに希望条件に合致する短期就労者・パート・アルバイトを探すことを可能とし、更に、短期就労者・パート・アルバイトは個人側端末機により雇用側情報を表示して検索することを可能とするものである。

図１は本発明の短期就労者・パート・アルバイトのカードシステムの実施例の構成図である。

符号の説明

１ 個人識別手段
１ａ ＩＤカード
２ 通信手段
３ データベース
４ 個人側端末機
５ 雇用側端末機

Claims (2)

1. 短期就労者・パート・アルバイトの個人を識別すると共にその個人を識別するＩＤカードを発行する個人識別手段と、該個人識別手段で識別された個人識別データを通信手段を介して記憶させるデータベースと、該データベースに記憶させた個人識別データにその個人が履歴情報を通信手段を介して記載する個人側端末機と、前記データベースに記憶させた個人識別データと履歴情報とを個人が許可した情報のみを表示させる雇用側端末機と、を備えたことを特徴とする短期就労者・パート・アルバイトのカードシステム。
2. 請求項１に記載の短期就労者・パート・アルバイトのカードシステムにおいて、前記雇用側端末機により通信手段を介して前記データベースに雇用側情報を記憶させると共に、前記個人側端末機により前記データベースに記憶された雇用側情報をＩＤカードを所有する個人が表示して検索できることを特徴とする短期就労者・パート・アルバイトのカードシステム。

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