JP2006084309A - 放射線検出器 - Google Patents

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寛道 戸波
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Abstract

【課題】 複数本のシンチレータが2次元的に密着配置されてなるシンチレータ群においては、周辺部ではエネルギー損失により中央部よりエネルギーピークが低くなる。このように中央部と周辺部とのエネルギーピークに差がある場合、通常、エネルギー補正テーブルをもつことによりエネルギーピークが一定になるように補正しているが、差が大きければ大きいほど補正の精度が劣化し良質な画像を得ることができなくなる。
【解決手段】 中央に最も発光出力が低いシンチレータを配置し、周辺へいくほど発光出力の高いシンチレータを配置してシンチレータ群を形成することにより、各シンチレータにおけるエネルギーピークの差を小さくすることができ、エネルギー補正の精度が向上し、良質な画像の放射線検出器を得ることができる。
【選択図】 図5

Description

この発明は、被検体に投与されて関心部位に蓄積された放射性同位元素(RI)からの放出された放射線(ガンマ線)を検出し、関心部位のRI分布の断層像を得るための装置、例えばPET(Positron Emission Tomography)装置やSPECT(Single Photon Emission Computed Tomography)装置などの医用診断装置に用いられる放射線検出器に関する。
この種の放射線検出器は、被検体から放出されたガンマ線を入射して発光するシンチレータと、前記シンチレータの発光をパルス状の電気信号に変換する光電子増倍管とから構成されている。このような放射線検出器については、従来ではシンチレータと光電子増倍管とが一対一に対応するものがあったが、近年では複数のシンチレータに対して、その個数よりも少ない個数の光電子増倍管を結合し、これらの光電子増倍管の出力比からガンマ線の入射位置を決定するという方式を採用し、分解能を高めるようにしている。
以下、図を参照して従来の放射線検出器の構成を説明する。
従来例として一例を図1、図2に示す。図1は放射線検出器RDAをY方向からみたX方向の外観図(側面図)であり、図2は、放射線検出器RDAをX方向からみたY方向の外観図(正面図)である。
放射線検出器RDAは、光反射材11および光透過材12が挟み込まれることによって区画され、X方向に9個、Y方向に10個の合計90個のシンチレータ1Sを2次元的に密着配置したシンチレータ群10と、このシンチレータ群10に光学的に結合されかつ光反射材等が組み合わされた格子枠体が埋設され多数の小区画が画定されているライトガイド20とこのライトガイド20に光学的に結合される4個の光電子増倍管301,302,303,304とから構成されている。
なお、図1では光電子増倍管301と光電子増倍管303とが図示されており、図2では光電子増倍管301と光電子増倍管302とが図示されている。
シンチレータ1としては、例えばBi4Ge312(BGO)、Gd2SiO5:Ce(GSO)、Lu2SiO5:Ce(LSO)、LuYSiO5:Ce(LYSO)、NaI、BaF2,CsFなどの無機結晶が用いられる。
図1に示すように、X方向に配列された9個のシンチレータ1S(X方向においては各シンチレータ1S間はすべて光反射材11が挿設されている)にガンマ線が入射すると可視光に変換される。この光は光学的に結合されるライトガイド20を通して光電子増倍管301〜304へ光が導かれるが、その際、X方向に配列された光電子増倍管301(303)と光電子増倍管302(304)の出力比が一定の割合で変化するように、ライトガイド20における各々の光反射材21の位置と長さおよび角度が調整されている。
より具体的には光電子増倍管301の出力をP1、光電子増倍管302の出力をP2、光電子増倍管303の出力をP3、光電子増倍管304の出力をP4とすると、X方向の位置を表す計算値{(P1+P3)−(P2+P4)}/(P1+P2+P3+P4)が各シンチレータ1Sの位置に応じて一定の割合で変化するよう光反射材21の位置と長さが設定されている。
一方、図2に示すように、Y方向に配列された10個のシンチレータ1S(中心4本のシンチレータ1Sのそれぞれの間には光透過材12が、そしてそれ以外のシンチレータ1のそれぞれの間には光反射材11が挿設されている)の場合も同様に、光学的に結合されるライトガイド20を通して光電子増倍管301〜304へ光が導かれる。すなわちY方向に配列された光電子増倍管301(302)と光電子増倍管303(304)の出力比が一定の割合で変化するように、ライトガイド20における各々の光反射材21の位置と長さが設定され、また傾斜の場合は角度が調整されている。
すなわち、Y方向の位置を表す計算値{(P1+P2)−(P3+P4)}/(P1+P2+P3+P4)が各シンチレータ1Sの位置に応じて一定の割合で変化するよう光反射材21の位置と長さが設定されている。
ここで各シンチレータ1S間における光反射材11及びライトガイド20の光反射材21は、主としてポリエステルフィルムを基材とした酸化ケイ素と酸化チタニウムの多層膜フィルムが良く用いられ、その反射効率が非常に高いため光の反射素子として用いられているが厳密には光の入射角度によっては透過成分が発生しており、それをも計算に入れて光反射材11及び光反射材21の形状及び配置は決定されている。
なお、各シンチレータ1Sが対向していない外周表面は、光電子増倍管301〜304側との光学結合面を除き光反射材で覆われている。この場合の光反射材としては主にフッ素樹脂テープが用いられる。
図3は、放射線検出器の位置演算回路の構成を示すブロック図である。位置演算回路は、加算器1,2,3,4と位置弁別回路5,6とから構成されている。図3に示すように、ガンマ線のX方向の入射位置を検出するために、光電子増倍管301の出力P1と光電子増倍管303の出力P3とが加算器1に入力されるとともに、光電子増倍管302の出力P2と光電子増倍管304の出力P4とが加算器2に入力される。両加算器1,2の各加算出力(P1+P3)と(P2+P4)とが位置弁別回路5へ入力され、両加算出力に基づきガンマ線のX方向の入射位置が求められる。
同様に、ガンマ線のY方向の入射位置を検出するために、光電子増倍管301の出力P1と光電子増倍管302の出力P2とが加算器3に入力されるとともに、光電子増倍管303の出力P3と光電子増倍管304の出力P4とが加算器4に入力される。両加算器3,4の各加算出力(P1+P2)と(P3+P4)とが位置弁別回路6へ入力され、両加算出力に基づきガンマ線のY方向の入射位置が求められる。
さらに計算値(P1+P2+P3+P4)はそのイベントに対するエネルギーを示しており、図4に示すようなエネルギースペクトルとして表示される。
特表昭62−500957号公報
しかしながら、上述した従来例の放射線検出器RDAには、次のような問題点を有している。
一般にシンチレータ群において、計算値(P1+P2+P3+P4)によるエネルギーついては、中央シンチレータほどエネルギーピークが高く、周辺シンチレータほどエネルギーピークが低くなる。これは周辺のシンチレータでは光が光電子増倍管の側管17へ逃げることによる損失があること、外周表面に接しているため中央のシンチレータと比べて反射構造が異なり光反射率が小さくなりその結果損失が大きくなること、が原因である。
さらに近年提案されている高い分解能をもつPET装置ではシンチレータのピクセルが従来装置よりも小さく、シンチレータの光の出力面に対して他の反射面の割合が大きいためこのような影響が顕著に発生する。
各シンチレータのエネルギーピークに差がある場合、通常、エネルギー補正テーブルをもつことによりエネルギーピークが一定になるように補正しているが、差が大きければ大きいほど補正の精度が劣化し良質な画像を得ることができなくなる。
例えば、エネルギーピークが最も大きいピクセルを基準に補正テーブルを持たせる場合を考える。この場合、エネルギーピークの最も大きいピクセルの補正計数は1である。しかしながら、エネルギーピークの小さいピクセルについては、補正計数の値が大きくなり、補正計数自身にばらつきがあることから、エネルギーピークの小さいピクセルにおいて誤差が発生する。そのため、補正の精度が劣化してしまう。
特にシンチレータには低コストで安定で発光量も多いBi4Ge312(BGO)やGd2SiO5:Ce(GSO)が良く用いられているが、これらシンチレータはそれ自身の色として製造の過程において白色で透明なものや光の透過の妨げとなるような着色のあるものが色々発生する。つまりシンチレータ群として組み立てた場合、様々な色交じり合って出来あがってしまう。その場合、無作為にシンチレータの配置を決めて周辺に着色のあるシンチレータが配置されると、ただでさえ低いエネルギーピークがさらに低くなり中央シンチレータのエネルギーピークとの差が非常に大きいものとなり補正の精度が劣化し良質な画像を得ることができない。
本発明が提供する放射線検出器は、2次元的に配置された複数のシンチレータと、このシンチレータ群に対して光学的に結合されたライトガイドと、このライトガイドに対して光学的に結合され且つ前記シンチレータの本数よりも少ない複数本の光電子増倍管を備えたものであって、上記課題を解決するために、シンチレータの2次元配置において、中央から周辺へいくほど発光出力の高いシンチレータを配置してシンチレータ群を形成するようにしたことを特徴とする。
中央に最も発光出力が低いシンチレータを配置し、周辺へいくほど発光出力の高いシンチレータを配置してシンチレータ群を形成することにより、各シンチレータにおけるエネルギーピークの差を小さくすることができ、補正時の精度を向上させることができる。
以下、本発明の放射線検出器の構成を図面に示す一実施例に従って詳細に説明する。本発明の放射線検出器の外観上は従来例である図1、2と全く同じである。図5は本発明の実施例であり、検出器を上面から見たシンチレータの配列を示しており、領域AからEへいくに従って中央から周辺への配置を示している。本発明に係る放射線検出器RDAは、光反射材11および光透過材12が挟み込まれることによって区画され、X方向に9個、Y方向に10個の合計90個のシンチレータ1Sを2次元的に密着配置したシンチレータ群10で形成されている。
ガンマ線の入射位置特定のため、光電子増倍管301の出力をP1、光電子増倍管302の出力をP2、光電子増倍管303の出力をP3、光電子増倍管304の出力をP4とすると、X方向の位置は計算値{(P1+P3)−(P2+P4)}/(P1+P2+P3+P4)で表示され、Y方向の位置は計算値{(P1+P2)−(P3+P4)}/(P1+P2+P3+P4)で表示される。
また、計算値(P1+P2+P3+P4)はそのイベントに対するエネルギーを示しており、図6に示すようなエネルギースペクトルとして表示される。
しかしながら、上述したようにシンチレータの場所によって本来的にエネルギーピークには差が発生するため、中央に最も発光出力が低いシンチレータを配置し、周辺へいくほど発光出力の高いシンチレータを配置してシンチレータ群10を形成する。
第一の実施例を説明する。
シンチレータ群10には安定で発光量も多い同一濃度でCeドープされたGd2SiO5:Ce(GSO)を使用する。しかしながらこのシンチレータはそれ自身の色として製造の過程において白色で透明なものや光の透過の妨げとなるような着色のあるものが色々発生する。そこであらかじめ着色量による選別をしておき、中央に最も着色の大きいシンチレータを配置し、周辺へいくほど着色の小さいシンチレータを配置してシンチレータ群を形成するようにする。そこで着色の強い順にA〜Eまでランク付けを行なってあらかじめ選別し、それぞれ図5に示すように配置させる。そうすることにより中央に最も発光出力が低いシンチレータが、周辺部ほど発光出力が高いシンチレータが配置されることになり、各シンチレータにおけるエネルギーピークがそろってくる。すなわち、図6に示すようにエネルギーピークの差を小さくすることができ、エネルギーピークが一定になるように補正する際の精度が向上し、良質な画像を得ることができる。
次に第二の実施例を説明する。
シンチレータ群10には様々な濃度でCeドープされたGd2SiO5:Ce(GSO)からなるシンチレータを使用する。一般にCe濃度が高いほど着色が大きくなり発光出力が低くなることがわかっている。具体的には図5に示す検出器を上面から見たシンチレータの配列において、一例として領域Aに1.5mol%、領域Bに1.25mol%、領域Cに1.0mol%、領域Dに0.75mol%、領域Eに0.5mol%のCe濃度のGSOシンチレータを配置する。
そうすることにより中央に最も発光出力が低いシンチレータが、周辺部ほど発光出力が高いシンチレータが配置されることになり、各シンチレータにおけるエネルギーピークがそろってくる。すなわち、図6に示すようにエネルギーピークの差を小さくすることができ、エネルギー補正がうまくいくため良質な画像を得ることができる。
次に第三の実施例を説明する。
シンチレータ群10には様々な濃度でCeドープされたGd2SiO5:Ce(GSO)からなるシンチレータを使用する。一般にCe濃度が高いほど着色が大きくなり発光出力が低くなることがわかっている。具体的には図5に示す検出器を上面から見たシンチレータの配列において、一例として領域Aに1.5mol%、領域Bに1.25mol%、領域Cに1.0mol%、領域Dに0.75mol%Ce濃度のGSOシンチレータを配置し、最外周である領域Eにはさらに着色が小さく発光出力の高いZrをドープしたGSOシンチレータを配置する。ZrをドープしたGSOシンチレータについてのCe濃度は例えば1.0mol%でよい。最外周は光電子増倍管301〜304の側管17に対応するため、とくにエネルギーピークの落ち込みが大きくこのような配置が効果的である。
そうすることにより中央に最も発光出力が低いシンチレータが、周辺部ほど発光出力が高いシンチレータが配置されることになり、各シンチレータにおけるエネルギーピークがそろってくる。すなわち、図6に示すようにエネルギーピークの差を小さくすることができ、エネルギー補正がうまくいくため良質な画像を得ることができる。
次に第四の実施例を説明する。
シンチレータ群10には低コストで安定で発光量も比較的多いBi4Ge312(BGO)を使用する。しかしながらこのシンチレータはそれ自身の色として製造の過程において白色で透明なものや光の透過の妨げとなるような着色のあるものが色々発生する。そこであらかじめ着色量による選別をしておき、中央に最も着色の大きいシンチレータを配置し、周辺へいくほど着色の小さいシンチレータを配置してシンチレータ群を形成するようにする。そこで着色の強い順にA〜Eまでランク付けを行なってあらかじめ選別し、それぞれ図5に示すように配置させる。そうすることにより中央に最も発光出力が低いシンチレータが、周辺部ほど発光出力が高いシンチレータが配置されることになり、各シンチレータにおけるエネルギーピークがそろってくる。すなわち、図6に示すようにエネルギーピークの差を小さくすることができ、エネルギー補正がうまくいくため良質な画像を得ることができる。
次に第五の実施例を説明する。
シンチレータ群10にはLu(ルテチウム)とY(イットリウム)の配合比を変えたCeドープされたLuYSiO5(LYSO)を使用する。一般にLuの配合比が大きいほど発光出力が高くなることがわかっている。具体的には図5に示す検出器を上面から見たシンチレータの配列において、一例として領域Aに75%、領域Bに80%、領域Cに85%、領域DにLu配合比90%、領域Eに95%のLu配合比となるようなLYSOシンチレータを配置する。
そうすることにより中央に最も発光出力が低いシンチレータが、周辺部ほど発光出力が高いシンチレータが配置されることになり、各シンチレータにおけるエネルギーピークがそろってくる。すなわち、図6に示すようにエネルギーピークの差を小さくすることができ、エネルギー補正がうまくいくため良質な画像を得ることができる。
なお上述した実施例ではシンチレータを配置する領域をリング状にA〜Eの5種類に分けたが、必要に応じて任意の形状、任意の種類に分けられることを含むことはいうまでもない。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、2次元的に密着配置されたシンチレータ群の中央に最も発光出力が低いシンチレータを配置し、周辺へいくほど発光出力の高いシンチレータを配置してシンチレータ群を形成することにより、各シンチレータにおけるエネルギーピークの差を小さくすることができ、エネルギー補正がうまくいくため良質な画像を得ることができる。
以上のように、この発明は、医療用や産業用の放射線撮影装置に適している。
本発明の放射線検出器及び従来の放射線検出器を示す、X方向からみた外観図である。 本発明の放射線検出器及び従来の放射線検出器を示す、Y方向からみた外観図である。 本発明の放射線検出器及び従来の放射線検出器に係る位置演算回路の一例を示す図である。 従来の放射線検出器のエネルギースペクトルを示す図である。 本発明の放射線検出器に係るシンチレータの配置領域を示す図である。 本発明の放射線検出器のエネルギースペクトルを示す図である。
符号の説明
RDA …放射線検出器
1,2,3,4…加算器
5、6 …位置弁別回路
10 …シンチレータ群
1S …シンチレータ
11 …光反射材
12 …光透過材
15 …カップリング接着材
16 …カップリング接着材
20 …ライトガイド
21 …光反射材
301、302、303、304…光電子増倍管

Claims (6)

  1. 2次元的に配置された複数のシンチレータと、該シンチレータ群に対して光学的に結合されたライトガイドと、該ライトガイドに対して光学的に結合され且つ前記シンチレータの本数よりも少ない複数本の光電子増倍管を備えた放射線検出器において、前記シンチレータの2次元配置において、中央から周辺へいくほど発光出力の高いシンチレータを配置してシンチレータ群を形成するようにしたことを特徴とする放射線検出器。
  2. シンチレータ群は、中央から周辺へいくほど着色量の小さいシンチレータを配置したものであることを特徴とする請求項1記載の放射線検出器。
  3. シンチレータがBi4Ge312、CeをドープされたGd2SiO5、Ce及びZrをドープされたGd2SiO5のいずれかである請求項1または2記載の放射線検出器。
  4. シンチレータ群は、中央から周辺へいくほどドープ物質濃度を漸次異ならせたシンチレータを配置したものであることを特徴とする請求項1記載の放射線検出器。
  5. シンチレータは少なくとも2種類の物質を配合させてなるものであって、配合比率に因る発光出力の違いにより、中央から周辺へいくほど発光出力の高いシンチレータを配置してシンチレータ群を形成するようにしたことを特徴とする請求項1記載の放射線検出器。
  6. シンチレータ群は、中央部のシンチレータよりも発光出力の高い材質からなるシンチレータを外周部に配置したものであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の放射線検出器。
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