JP2006081316A - 多磁極発生機構、及び、動力又は電力発生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 超電導コイルを用いて複数の磁極を発生させるのに好適な構成を提供する。
【解決手段】 モータ100は、電機子110の外周面を囲むように配置された円形の超電導コイル121と、この超電導コイル121の巻き線方向に沿ってその両側に交互に配置された複数の遮蔽板122,122,…とを備えており、これら複数の遮蔽板122,122,…により超電導コイル121が発生する磁界を部分的に遮蔽することで、超電導コイル121の巻き線方向に沿って複数の磁極を発生させるように構成されている。このため、超電導コイル121を用いて複数の磁極を容易に発生させることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 モータ100は、電機子110の外周面を囲むように配置された円形の超電導コイル121と、この超電導コイル121の巻き線方向に沿ってその両側に交互に配置された複数の遮蔽板122,122,…とを備えており、これら複数の遮蔽板122,122,…により超電導コイル121が発生する磁界を部分的に遮蔽することで、超電導コイル121の巻き線方向に沿って複数の磁極を発生させるように構成されている。このため、超電導コイル121を用いて複数の磁極を容易に発生させることができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、超電導技術を利用した多磁極発生機構、及び、動力又は電力発生装置に関するものである。
動力発生装置(モータ)や電力発生装置(発電機)のコイルを超電導化することは、強磁界を利用して高い効率を得ることができるという点でメリットがある。その反面、コイルの超電導化にはコイルを冷却するための構成が必要となることから、装置の大型化や複雑化を招くというデメリットもある。このため、コイル冷却用の構成を設けてもなお全体として超電導化によるメリットが得られるようにするには、装置を大型化してスケールメリットを生かすことが必要となり、その手段としては低速回転域をターゲットとした界磁の多極化が有効であると考えられている。
界磁を多極化する構成としては、界磁の極数に対応する複数の界磁コイルを用いたものが知られている(非特許文献1参照。)。
図18は、複数の界磁コイルを用いて界磁を多極化する構成のモータの模式的な斜視図である。
図18は、複数の界磁コイルを用いて界磁を多極化する構成のモータの模式的な斜視図である。
同図に示すように、このモータ1は、略円柱状の外形を有する電機子(ロータ)10と、この電機子10の外周面を囲むように設けられる界磁(ステータ)20とを備えている。
電機子10は、コア11と、コイル12とを有している。
コア11は、磁性体(例えば鉄)製の略円柱状の部材であり、その外周面には、軸方向に延びる複数の溝部11a,11a,…が、周方向に沿って等間隔に形成されている。
コア11は、磁性体(例えば鉄)製の略円柱状の部材であり、その外周面には、軸方向に延びる複数の溝部11a,11a,…が、周方向に沿って等間隔に形成されている。
コイル12は、コア11に対してその溝部11aを埋めるように巻回されている。
界磁20は、レーストラック状に巻回された複数の界磁コイル21,21,…により構成されている。各界磁コイル21は、電機子10のコア11の外周面と対向するように設けられており、その周方向に沿って等間隔に配置されている。また、各界磁コイル21は、それぞれ隣り合う界磁コイル21と逆方向の磁界を発生する。
界磁20は、レーストラック状に巻回された複数の界磁コイル21,21,…により構成されている。各界磁コイル21は、電機子10のコア11の外周面と対向するように設けられており、その周方向に沿って等間隔に配置されている。また、各界磁コイル21は、それぞれ隣り合う界磁コイル21と逆方向の磁界を発生する。
このように、モータ1においては、複数の界磁コイル21,21,…によって複数の磁極が発生する。
一方、界磁を多極化する構成としては、自動車用交流発電機に用いられる構成として、一つの円形コイルを用いて複数の磁極を発生するようにしたものも知られている(特許文献1、非特許文献2参照。)。具体的には、同一方向に延びる爪を円周方向に沿って複数形成した鉄製の部材(ポールコア)を2つ用いて、互いの爪が一定間隔を空けてかみ合うように対向配置し、これらポールコアのかみ合い位置における内周面又は外周面に沿ってコイルを配置する。このような構成により、コイルに電流を流すと、ポールコアの各爪が磁路の役割を果たし、一方のポールコアの爪がすべてN極となり、他方のポールコアの爪がすべてS極となることにより、コイルの巻き線方向に沿って複数の磁極が発生する。
特開昭62−7350号公報
「電気機械工学」改訂版(6版),社団法人電気学会,1988年10月20日改訂版6版発行(1968年5月6日初版発行),第268頁
「自動車用電装品」,株式会社デンソー サービス部,1996年12月改訂(1995年1月発行),第2−9頁〜第2−10頁
一方、界磁を多極化する構成としては、自動車用交流発電機に用いられる構成として、一つの円形コイルを用いて複数の磁極を発生するようにしたものも知られている(特許文献1、非特許文献2参照。)。具体的には、同一方向に延びる爪を円周方向に沿って複数形成した鉄製の部材(ポールコア)を2つ用いて、互いの爪が一定間隔を空けてかみ合うように対向配置し、これらポールコアのかみ合い位置における内周面又は外周面に沿ってコイルを配置する。このような構成により、コイルに電流を流すと、ポールコアの各爪が磁路の役割を果たし、一方のポールコアの爪がすべてN極となり、他方のポールコアの爪がすべてS極となることにより、コイルの巻き線方向に沿って複数の磁極が発生する。
しかしながら、複数の界磁コイルを用いて界磁を多極化する構成(図18)では、界磁の極数を多くするほど界磁コイルの数も多くなるため、界磁コイルに用いる超電導線の増加による重量やコストの増加の問題がある。しかも、この構成では、界磁の極数を多くするほど各界磁コイルの曲げ半径を小さくする必要があるため、界磁コイルに用いる超電導線の通電特性が悪化するという問題もある。
一方、ポールコアを用いた構成では、一つのコイルを用いて複数の磁極を発生するようにしているため、こうした問題は生じないものの、超電導コイルを用いて構成した場合にはその機能を十分に発揮することができないと考えられる。すなわち、ポールコアを用いた構成では、コイル(従来の構成では常電導コイル)が発生した磁界を、鉄製のポールコアの爪を磁路として導くことにより複数の磁極を発生させるようにしているが、超電導コイルを用いて構成した場合には、超電導コイルが発生する強い磁界によって鉄の磁束飽和が発生してしまうことから、ポールコアがその機能を有効に発揮できなくなるのである。
本発明は、こうした問題にかんがみてなされたものであり、超電導コイルを用いて複数の磁極を発生させるのに好適な構成を提供することを目的としている。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の多磁極発生機構は、超電導コイルと、この超電導コイルの巻き線方向に沿って間欠的に配置された複数の超電導部材(例えば板状の超電導体)とを備えており、これら複数の超電導部材により超電導コイルが発生する磁界を部分的に遮蔽することで、超電導コイルの巻き線方向に沿って複数の磁極を発生させるように構成されている。
つまり、本多磁極発生機構では、超電導部材の完全反磁性(マイスナー効果)を利用して超電導コイルの発生する磁界を部分的に遮蔽することにより、一つの超電導コイルから複数の磁極を発生させるようにしているのである。
このため、本多磁極発生機構によれば、超電導コイルを用いて複数の磁極を容易に発生させることができる。すなわち、本多磁極発生機構は、複数の超電導コイルを用いて複数の磁極を発生するように構成した場合に比べ、界磁の極数を多くすることによる超電導線の増加を抑えることができ、しかも、超電導コイルの曲げ半径が小さくなってしまうことも防ぐことができる。特に、本多磁極発生機構は、超電導部材を用いて磁界を部分的に遮蔽することで複数の磁極を発生させるようにしているため、鉄等の磁性体を磁路として磁束を導くことにより複数の磁極を発生させるように構成した場合に比べ、より強い磁界に対応することができる。この結果、一つの超電導コイルを用いて複数の磁極を発生させることができるのである。
なお、本発明の多磁極発生機構は、一つの超電導コイルを用いて複数の磁極を発生させることができるが、超電導コイルが一つの構成に限定されるものではない。例えば、2つの超電導コイルを用いて3つ以上の磁極を発生させるように構成することもできる。また、超電導コイルは、一巻きのものであってもよく、複数巻きのものであってもよい。
次に、請求項2に記載の多磁極発生機構は、第1の超電導コイルと、この第1の超電導コイルと一定間隔を空けて配置された第2の超電導コイルと、第1の超電導コイルの巻き線方向に沿って間欠的に配置された複数の超電導部材(例えば板状の超電導体)と、第2の超電導コイルの巻き線方向に沿って間欠的に配置され、かつ、第1の超電導コイルの巻き線方向に沿って配置された各超電導部材と一定間隔を空けて対向するように配置された複数の超電導部材(例えば板状の超電導体)とを備えている。そして、本多磁極発生機構は、各超電導コイルが発生する磁界を複数の超電導部材により部分的に遮蔽することで、各超電導コイルの巻き線方向に沿って複数の磁極を発生させるように構成されている。
つまり、本請求項2の多磁極発生機構は、上記請求項1の多磁極発生機構を二組用い、これらを一定間隔を空けて互いに対向するように配置した構成となっている。
このため、本請求項2の多磁極発生機構は、上記請求項1の多磁極発生機構と同様の効果を奏する。加えて、本請求項2の多磁極発生機構によれば、第1の超電導コイルと第2の超電導コイルとの間の空間に安定した磁界を発生させることができる。
このため、本請求項2の多磁極発生機構は、上記請求項1の多磁極発生機構と同様の効果を奏する。加えて、本請求項2の多磁極発生機構によれば、第1の超電導コイルと第2の超電導コイルとの間の空間に安定した磁界を発生させることができる。
次に、請求項3に記載の多磁極発生機構では、上記請求項1又は2の多磁極発生機構において、複数の超電導部材が、超電導コイルの巻き線方向に沿ってその超電導コイルを挟む両側に交互に配置されている。つまり、複数の超電導部材が、超電導コイルを挟んで千鳥状に配置されているのである。このため、本多磁極発生機構によれば、超電導コイルの巻き線方向に沿った磁界の変化を大きくすることができる。
次に、請求項4に記載の多磁極発生機構では、上記請求項1〜3のいずれかの多磁極発生機構において、間欠的に配置された複数の超電導部材同士の間に磁性体が配置されている。このため、本多磁極発生機構によれば、間欠的に配置された複数の超電導部材同士の間に超電導コイルが発生する磁束を効果的に導くことができる。
次に、請求項5に記載の動力又は電力発生装置(「動力又は電力発生装置」とは、動力又は電力の少なくともいずれか一方を発生する装置であり、モータ(電動機)や発電機を総称する装置の意味である。)は、上記請求項1〜4のいずれかの多磁極発生機構を界磁として備えている。このため、本動力又は電力発生装置によれば、超電導コイルを用いて界磁を多極化しつつ、低重量かつ低コストの構成とすることができる
ここで、本発明の動力又は電力発生装置の具体的な構成例を示す。
ここで、本発明の動力又は電力発生装置の具体的な構成例を示す。
(1):略円柱状の外形を有する電機子の外周面を囲むように界磁を配置するタイプの動力又は電力発生装置においては、超電導コイル及び超電導部材を例えば次の(1a),(1b)のように配置するとよい。
(1a):超電導コイルについては、電機子の軸方向中央位置でその外周面を一定間隔を空けて囲むように配置する。
(1b):超電導部材については、電機子の外周面と対向するように、超電導コイルの巻き線方向に沿って間欠的に配置する。好ましくは、超電導コイルの巻き線方向に沿ってその超電導コイルを挟む両側に交互に配置する。このように超電導部材を配置することにより、超電導コイルの巻き線方向に沿って、電機子に近づく向きの磁界と電機子から遠ざかる向きの磁界とを交互に発生させることができる。
(1b):超電導部材については、電機子の外周面と対向するように、超電導コイルの巻き線方向に沿って間欠的に配置する。好ましくは、超電導コイルの巻き線方向に沿ってその超電導コイルを挟む両側に交互に配置する。このように超電導部材を配置することにより、超電導コイルの巻き線方向に沿って、電機子に近づく向きの磁界と電機子から遠ざかる向きの磁界とを交互に発生させることができる。
(2):一方、平面状の電機子と対向するように界磁を配置するタイプの動力又は電力発生装置においては、超電導コイル及び超電導部材を例えば次の(2a),(2b)のように配置するとよい。
(2a):超電導コイルについては、電機子と一定間隔を空けて対向する位置で、かつ、電機子との対向面を外周部及び内周部に二分するような位置に配置する。
(2b):超電導部材については、電機子と対向するように、超電導コイルの巻き線方向に沿って間欠的に配置する。好ましくは、超電導コイルの巻き線方向に沿ってその超電導コイルを挟む両側に交互に配置する。このように超電導部材を配置することにより、超電導コイルの巻き線方向に沿って、電機子に近づく向きの磁界と電機子から遠ざかる向きの磁界とを交互に発生させることができる。
(2b):超電導部材については、電機子と対向するように、超電導コイルの巻き線方向に沿って間欠的に配置する。好ましくは、超電導コイルの巻き線方向に沿ってその超電導コイルを挟む両側に交互に配置する。このように超電導部材を配置することにより、超電導コイルの巻き線方向に沿って、電機子に近づく向きの磁界と電機子から遠ざかる向きの磁界とを交互に発生させることができる。
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、第1実施形態の動力発生装置としてのモータ100の模式的な斜視図である。また、図2は、第1実施形態のモータ100を回転軸方向から見た模式的な平面図である。
図1は、第1実施形態の動力発生装置としてのモータ100の模式的な斜視図である。また、図2は、第1実施形態のモータ100を回転軸方向から見た模式的な平面図である。
図1及び図2に示すように、このモータ100は、略円柱状の外形を有する電機子(ロータ)110と、この電機子110の外周面を囲むように設けられる界磁(ステータ)120とを備えている。
電機子110は、従来のモータ100に用いられる電機子110と同様の構成のものであり、コア111と、コイル112とを有している。
コア111は、磁性体(例えば鉄)製の略円柱状の部材であり、その外周面には、軸方向に延びる複数の溝部111a,111a,…が、周方向に沿って等間隔に形成されている。
コア111は、磁性体(例えば鉄)製の略円柱状の部材であり、その外周面には、軸方向に延びる複数の溝部111a,111a,…が、周方向に沿って等間隔に形成されている。
コイル112は、常電導線からなり、コア111に対してその溝部111aを埋めるように巻回されている。
一方、界磁120は、超電導コイル121と、複数の遮蔽板122,122,…とを有している。
一方、界磁120は、超電導コイル121と、複数の遮蔽板122,122,…とを有している。
超電導コイル121は、円形のものであり、電機子110のコア111の軸方向中央位置において、コア111の外周面を一定間隔を空けて囲むように配置されている。
遮蔽板122は、長方形板状のものであり、超電導コイル121を一端として軸方向へ延びる向きに配置されており、コア111の外周面と対向するように設けられている。また、図3にも示すように、遮蔽板122は、超電導コイル121の巻き線方向に沿って間欠的に設けられている。具体的には、超電導コイル121を挟む両側に交互に設けられており、全体として千鳥状に配置されている。
遮蔽板122は、長方形板状のものであり、超電導コイル121を一端として軸方向へ延びる向きに配置されており、コア111の外周面と対向するように設けられている。また、図3にも示すように、遮蔽板122は、超電導コイル121の巻き線方向に沿って間欠的に設けられている。具体的には、超電導コイル121を挟む両側に交互に設けられており、全体として千鳥状に配置されている。
また、遮蔽板122は、超電導体からなっており、磁気を遮蔽する磁気遮蔽板として機能する。すなわち、本実施形態のモータ100は、超電導コイル121及び遮蔽板122を冷却するための図示しない冷却装置を備えており、この冷却装置により遮蔽板122が超電導状態に保たれることにより、超電導体の完全反磁性(マイスナー効果)を利用した磁気の遮蔽が行われるように構成されている。なお、冷却装置は、超電導コイル121を冷却するための構成と遮蔽板122を冷却するための構成とをある程度共用化することが可能となるため、超電導コイル121用の冷却装置と遮蔽板122用の冷却装置とを別々に設ける場合に比べ、小型化、低コスト化を図ることができる。
このような構成の界磁120では、図4及び図5に示すように、超電導コイル121に電流が流れると、その電流の向きに対して右回りの磁界が超電導コイル121の周囲に発生し、超電導コイル121に沿って千鳥状に配置された遮蔽板122の作用により、電機子110の周囲に交番磁界が発生する。すなわち、例えば図3のa断面(破線部分)においては、図4(a)に示すように、電機子110に近づく向き(本第1実施形態の説明において、便宜上「下向き」と称する。)の磁束が遮蔽板122により遮蔽され、電機子110から遠ざかる向き(本第1実施形態の説明において、便宜上「上向き」と称する。)の磁束は遮蔽されずに遮蔽板122間を通過する。また、図3のb断面(一点鎖線部分)においては、図4(b)に示すように、上向きの磁束が遮蔽板122により遮蔽され、下向きの磁束は遮蔽されずに遮蔽板122間を通過する。つまり、超電導コイル121の巻き線方向に沿って、上向きの磁束と下向きの磁束が交互に遮蔽されるのである。このため、図5に示すように、遮蔽板122を避けて通る磁路が形成され、その結果、超電導コイル121の巻き線方向に沿って上向きの磁界と下向きの磁界とが交互に発生することとなり、超電導コイル121の巻き線方向に沿って複数の磁極が発生するのである。
なお、本第1実施形態のモータ100では、遮蔽板122が、本発明の超電導部材に相当する。
以上説明したように、本第1実施形態のモータ100は、超電導コイル121と、この超電導コイル121の巻き線方向に沿って間欠的に配置された複数の遮蔽板122,122,…とを備えており、これら複数の遮蔽板122,122,…により超電導コイル121が発生する磁界を部分的に遮蔽することで、超電導コイル121の巻き線方向に沿って複数の磁極を発生させるように構成されている。
以上説明したように、本第1実施形態のモータ100は、超電導コイル121と、この超電導コイル121の巻き線方向に沿って間欠的に配置された複数の遮蔽板122,122,…とを備えており、これら複数の遮蔽板122,122,…により超電導コイル121が発生する磁界を部分的に遮蔽することで、超電導コイル121の巻き線方向に沿って複数の磁極を発生させるように構成されている。
このため、本実施形態のモータ100によれば、超電導コイル121を用いて複数の磁極を容易に発生させることができる。すなわち、本モータ100は、一つの超電導コイル121を用いて複数の磁極を発生させる構成であるため、複数の超電導コイルを用いて複数の磁極を発生するように構成した場合に比べ、界磁の極数を多くすることによる超電導線の増加を抑えることができ、しかも、超電導コイル121の曲げ半径が小さくなってしまうことも防ぐことができる。特に、本実施形態のモータ100は、超電導体の遮蔽板122を用いて磁界を部分的に遮蔽することで複数の磁極を発生させるようにしているため、鉄製のポールコアを磁路として磁束を導くことにより複数の磁極を発生させるように構成した場合に比べ、より強い磁界に対応することができる。この結果、超電導コイル121を用いて界磁を多極化しつつ、低重量かつ低コストの構成を実現することができる。
さらに、本実施形態のモータ100では、電機子110の軸方向中央位置に超電導コイル121が配置されており、この超電導コイル121の巻き線方向に沿って複数の同一形状の遮蔽板122,122,…が超電導コイル121を挟む両側に交互に等間隔に配置されている。このため、本多磁極発生機構によれば、超電導コイル121の巻き線方向に沿って複数の磁極を均等の強さで発生させることができる。
なお、上記第1実施形態のモータ100では、磁性体製のコア111を用いて電機子110を構成しているが、これに限ったものではなく、磁性体製のコア111を用いずに構成してもよい。例えば、磁性体製のコア111に代えて非磁性体製の軽量のコアを用いて電機子を構成すれば、電機子の軽量化を図ることができる。
また、上記第1実施形態のモータ100では、電機子110のコイル112として常電導線を用いた構成としているが、超電導線を用いた構成としてもよい。
さらに、上記第1実施形態のモータ100では、電機子110の外周面を囲むように界磁120を配置した構成としているが、例えば、これとは逆に、界磁の外周面を囲むように電機子を配置した構成とすることも可能である。
さらに、上記第1実施形態のモータ100では、電機子110の外周面を囲むように界磁120を配置した構成としているが、例えば、これとは逆に、界磁の外周面を囲むように電機子を配置した構成とすることも可能である。
一方、上記第1実施形態のモータ100では、超電導コイル121に沿った複数の遮蔽板122同士の間は何も配置されていない空間となっているが、例えば図6に示すように、複数の遮蔽板122同士の間に鉄等の磁性体からなる磁性体部材123を配置するようにしてもよい。この構成においても、図7及び図8に示すように、超電導コイル121に電流が流れると、その電流の向きに対して右回りの磁界が超電導コイル121の周囲に発生し、超電導コイル121に沿って千鳥状に配置された遮蔽板122の作用により、電機子110の周囲に交番磁界が発生する。その際、本構成によれば、遮蔽板122同士の間に磁性体部材123を配置しているため、超電導コイル121の発生する磁束を遮蔽板122同士の間へ効果的に導くことができる。
ところで、上記第1実施形態のモータ100では、超電導コイル121と、この超電導コイル121に沿って千鳥状に配置した複数の遮蔽板122,122,…とからなる多磁極発生機構を界磁120として用い、この界磁120で略円柱状の外形を有する電機子110の外周を囲む構成としているが、これに限ったものではない。例えば、このような多磁極発生機構を二組用いて電機子を挟み込むように構成すれば、電機子に対してより安定した磁界を発生させることができる。具体的には、例えば図9に示すように、第1の超電導コイル121a及びこの超電導コイル121aに沿って配置された複数の遮蔽板122a,122a,…と、第2の超電導コイル121b及びこの超電導コイル121bに沿って配置された複数の遮蔽板122b,122b,…とを、一定間隔を空けて互いに対向するように配置するのである。これにより、図9のa断面(破線部分)においては、図10(a)に示すように、第1の超電導コイル121aと第2の超電導コイル121bとの間の空間に一定方向の磁界が発生し、また図9のb断面(一点鎖線部分)においては、図10(b)に示すように、第1の超電導コイル121aと第2の超電導コイル121bとの間の空間にa断面とは逆方向の磁界が発生する。このように、第1の超電導コイル121aと第2の超電導コイル121bとの間の空間に安定した磁界を発生させることができるのである。ただし、上記第1実施形態のモータ100のように、電機子110の外周に界磁120を配置するタイプのモータ100に適用しようとした場合、構造がやや複雑となる。
そこで、このように二組の超電導コイルで電機子を挟み込む構成の界磁を用いた好適な例を第2実施形態として説明する。
図11は、第2実施形態の動力発生装置としてのモータ200の説明図である。
図11は、第2実施形態の動力発生装置としてのモータ200の説明図である。
同図に示すように、このモータ200は、平面状に形成された電機子コイル210(図12参照)と、この電機子コイル210を両側から挟み込むように配置された界磁220(図13参照)とを備えている。
電機子コイル210は、常電導線からなり、図12に示すように、円環を等角度で8等分した形状に巻回された8つのコイル部211,211,…を形成しており、各コイル部211は、隣り合うコイル部211と逆向きの磁界を発生する。
一方、界磁220は、図13に示すように、第1の超電導コイル221a及びこの超電導コイル221aに沿って配置された複数(この例では8枚)の遮蔽板222a,222a,…と、同図には示されていないがこれと全く同一形状の第2の超電導コイル221b及びこの超電導コイル221bに沿って配置された複数(この例では8枚)の遮蔽板222b,222b,…とを備えており、これら二組の組み物が電機子コイル210をその両側から挟み込むように設けられている(図11(b))。そして、これら二組の組み物は、電機子コイル210が設けられる平面に対して対称形状となっている。すなわち、第1の超電導コイル221a及び各遮蔽板222aと、第2の超電導コイル221b及び各遮蔽板222bとは、平面視においてそれぞれが互いに重なり合うように構成されている。
各超電導コイル221a,221bは、それぞれ円形のものであり、電機子コイル210が配置される平面と平行な平面上に電機子コイル210と一定間隔を空けて設けられており、平面視において各コイル部211の中央位置を通るように(各コイル部221を外周側と内周側とに二分するように)配置されている(図12)。
各遮蔽板222a,222bは、各超電導コイル221a,221bを一端として径方向に沿って延びる向きに配置されており、電機子コイル210の各コイル部211と対向するように設けられている。また、遮蔽板222a,222bは、各超電導コイル221a,221bの巻き線方向に沿ってそれぞれ間欠的に設けられている。具体的には、各超電導コイル221a,221bを挟む両側に交互に設けられており、全体として千鳥状に配置されている。そして、各遮蔽板222a,222bは、平面視において、各コイル部211における各超電導コイル221a,221bによって二分される片側部分の形状に対応した形状となっている。つまり、各遮蔽板222a,222bは、各コイル部221における二分された片側部分のみを覆うように配置されている。
また、遮蔽板222a,222bは、上記第1実施形態のモータ100と同様、超電導体からなっており、図示しない冷却装置により冷却されることにより磁気遮蔽板として機能する。
このような構成の界磁220では、各超電導コイル221a,221bに平面視において同一方向の電流が流される。これにより、その電流の向きに対して右回りの磁界が超電導コイル221a,221bの周囲に発生し、各超電導コイル221a,221bに沿って千鳥状に配置された遮蔽板222a,222bの作用により、第1の組み物と第2の組み物との間に交番磁界が発生する。すなわち、例えば図11(a)のa断面(破線部分)においては、図14(a)に示すように、第1の超電導コイル221aから第2の超電導コイル221bへの向き(本第2実施形態の説明において、便宜上「下向き」と称する。)の磁束が遮蔽板222a,222bによって遮蔽され、第2の超電導コイル221bから第1の超電導コイル221aへの向き(本第2実施形態の説明において、便宜上「上向き」と称する。)の磁束は遮蔽されずに遮蔽板222b間及び遮蔽板222a間を通過する。また、図11(a)のb断面(一点鎖線部分)においては、図14(b)に示すように、上向きの磁束が遮蔽板222a,222bによって遮蔽され、下向きの磁束は遮蔽されずに遮蔽板222a間及び遮蔽板222b間を通過する。つまり、超電導コイル221a,221bの巻き線方向に沿って、上向きの磁束と下向きの磁束とが交互に遮蔽されるのである。特に、本第2実施形態の構成では、電機子コイル210を挟んだ両側に各超電導コイル221a,221bを配置しているため、電機子コイル210に対して安定した磁界が発生することとなる。
なお、本第2実施形態のモータ200では、遮蔽板222a,222bが、本発明の超電導部材に相当する。
以上説明したように、本第2実施形態のモータ200は、第1の超電導コイル221aと、この第1の超電導コイル221aと一定間隔を空けて配置された第2の超電導コイル221bと、第1の超電導コイル221aの巻き線方向に沿って間欠的に配置された複数の遮蔽板222a,222a,…と、第2の超電導コイル221bの巻き線方向に沿って間欠的に配置され、かつ、第1の超電導コイル221aの巻き線方向に沿って配置された各遮蔽板222aと一定間隔を空けて対向するように配置された複数の遮蔽板222b,222b,…とを備えている。このため、本実施形態のモータ200によれば、第1の超電導コイル221aと第2の超電導コイル221bとの間の空間に安定した磁界を発生させることができる。
以上説明したように、本第2実施形態のモータ200は、第1の超電導コイル221aと、この第1の超電導コイル221aと一定間隔を空けて配置された第2の超電導コイル221bと、第1の超電導コイル221aの巻き線方向に沿って間欠的に配置された複数の遮蔽板222a,222a,…と、第2の超電導コイル221bの巻き線方向に沿って間欠的に配置され、かつ、第1の超電導コイル221aの巻き線方向に沿って配置された各遮蔽板222aと一定間隔を空けて対向するように配置された複数の遮蔽板222b,222b,…とを備えている。このため、本実施形態のモータ200によれば、第1の超電導コイル221aと第2の超電導コイル221bとの間の空間に安定した磁界を発生させることができる。
なお、上記第2実施形態のモータ200では、各超電導コイル221a,221bに沿った遮蔽板222a同士の間、遮蔽板222b同士の間はそれぞれ何も配置されていない空間となっているが、上述した図6の構成と同様、遮蔽板222a同士の間、遮蔽板222b同士の間のそれぞれに鉄等の磁性体からなる磁性体部材を配置するようにしてもよい。
また、上記第2実施形態のモータ200では、電機子コイル210として常電導線を用いた構成としているが、超電導線を用いた構成としてもよい。
一方、上記第2実施形態のモータ200では、複数の遮蔽板222a,222bを各超電導コイル221a,221bを挟む両側に交互に配置したが、これに限ったものではなく、超電導コイルの片側のみに間欠的に配置した構成としてもよい。
一方、上記第2実施形態のモータ200では、複数の遮蔽板222a,222bを各超電導コイル221a,221bを挟む両側に交互に配置したが、これに限ったものではなく、超電導コイルの片側のみに間欠的に配置した構成としてもよい。
具体的には、例えば、図15のように構成することができる。
すなわち、同図に示すモータ300は、平面状に形成された電機子コイル310(図16参照)と、この電機子コイル310を両側から挟み込むように配置された界磁320とを備えている。
すなわち、同図に示すモータ300は、平面状に形成された電機子コイル310(図16参照)と、この電機子コイル310を両側から挟み込むように配置された界磁320とを備えている。
電機子コイル310は、常電導線からなり、図16に示すように、円環を等角度で4等分した形状に巻回された4つのコイル部311,311,…を形成しており、各コイル部311は、隣り合うコイル部311と逆向きの磁界を発生する。
一方、界磁320は、図15に示すように、第1の超電導コイル321a及びこの超電導コイル321aに沿って配置された複数(この例では2枚)の遮蔽板(本発明の超電導部材に相当)322a,322aと、第2の超電導コイル321b及びこの超電導コイル321bに沿って配置された複数(この例では2枚)の遮蔽板(本発明の超電導部材に相当)322b,322bとを備えており、これら二組の組み物が電機子コイル310をその両側から挟み込むように設けられている(図15(b))。また。これら二組の組み物は、電機子コイル310が設けられる平面に対して対称形状となっている。すなわち、第1の超電導コイル321a及び各遮蔽板322aと、第2の超電導コイル321b及び各遮蔽板322bとは、平面視においてそれぞれが互いに重なり合うように構成されている。
各超電導コイル321a,321bは、それぞれ円形のものであり、電機子コイル310が配置される平面と平行な平面上で電機子コイル310と一定間隔を空けて設けられており、平面視において各コイル部311の外周位置を通るように配置されている(図16)。
各遮蔽板322a,322bは、各超電導コイル321a,321bを一端として径方向に沿って延びる向きに配置されており、電機子コイル310の各コイル部311と対向するように設けられている。また、遮蔽板322a,322bは、各超電導コイル321a,321bの巻き線方向に沿ってそれぞれ間欠的に設けられている。具体的は、各超電導コイル321a,321bの片側(内側)にのみ設けられている。そして、各遮蔽板322a,322bは、平面視において、各コイル部311の形状に対応した形状となっている。つまり、各遮蔽板322a,322bは、対応するコイル部311を覆い隠すように配置されている。
また、遮蔽板322a,322bは、上記第2実施形態のモータ200と同様、超電導体からなっており、図示しない冷却装置により冷却されることにより磁気遮蔽板として機能する。
このような構成の界磁320では、各超電導コイル321a,321bに平面視において同一方向の電流が流される。これにより、その電流の向きに対して右回りの磁界が超電導コイル321a,321bの周囲に発生し、各超電導コイル321a,321bに沿って間欠的に配置された遮蔽板322a,322bの作用により、第1の組み物と第2の組み物との間に交番磁界が発生する。すなわち、例えば図15(a)のa断面(破線部分)においては、図17(a)に示すように、下向きの磁束が遮蔽板322a,322bによって遮蔽される。また、図15(a)のb断面(一点鎖線部分)においては、図17(b)に示すように、磁束が遮蔽されず、下向きの磁束が電機子コイル310のコイル部311を通過する。つまり、各超電導コイル321a,321bの巻き線方向に沿って、下向きの磁束が間欠的に発生するのである。
このように、遮蔽板322a,322bを各超電導コイル321a,321bの片側にのみ配置した構成によっても多極の界磁を構成することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
例えば、界磁の極数は上記実施形態の例に限定されることなく、任意に設定することができる。
また、上記各実施形態では、モータとして回転型のものを例に挙げて説明したが、これに限ったものではなく、例えばスライド(直線運動)型や振動型のモータにも本発明を適用することができる。
また、上記各実施形態では、モータとして回転型のものを例に挙げて説明したが、これに限ったものではなく、例えばスライド(直線運動)型や振動型のモータにも本発明を適用することができる。
さらに、本発明は、モータ等の動力発生装置に限らず、電力発生装置(発電機)にも適用することができる。
100,200,300…モータ、110…電機子、210,310…電機子コイル、120,220,320…界磁、121,221a,221b,321a,321b…超電導コイル、122,222a,222b,322a,322b…遮蔽板、123…磁性体部材
Claims (5)
- 超電導コイルと、
前記超電導コイルの巻き線方向に沿って間欠的に配置された複数の超電導部材と、
を備え、前記超電導コイルが発生する磁界を前記複数の超電導部材により部分的に遮蔽することで、前記超電導コイルの巻き線方向に沿って複数の磁極を発生させるように構成されていること、
を特徴とする多磁極発生機構。 - 第1の超電導コイルと、
前記第1の超電導コイルと一定間隔を空けて配置された第2の超電導コイルと、
前記第1の超電導コイルの巻き線方向に沿って間欠的に配置された複数の超電導部材と、
前記第2の超電導コイルの巻き線方向に沿って間欠的に配置され、かつ、前記第1の超電導コイルの巻き線方向に沿って配置された各超電導部材と一定間隔を空けて対向するように配置された複数の超電導部材と、
を備え、前記各超電導コイルが発生する磁界を前記複数の超電導部材により部分的に遮蔽することで、前記各超電導コイルの巻き線方向に沿って複数の磁極を発生させるように構成されていること、
を特徴とする多磁極発生機構。 - 請求項1又は請求項2に記載の多磁極発生機構において、
前記複数の超電導部材は、前記超電導コイルの巻き線方向に沿って前記超電導コイルを挟む両側に交互に配置されていること、
を特徴とする多磁極発生機構。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の多磁極発生機構において、
前記間欠的に配置された複数の超電導部材同士の間には磁性体が配置されていること、
を特徴とする多磁極発生機構。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の多磁極発生機構を界磁として備えたことを特徴とする動力又は電力発生装置。
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JP2004262945A JP2006081316A (ja) | 2004-09-09 | 2004-09-09 | 多磁極発生機構、及び、動力又は電力発生装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007148722A1 (ja) * | 2006-06-23 | 2007-12-27 | Ihi Corporation | 超電導コイル装置及び誘導子型同期機 |
JP2008218717A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Univ Of Fukui | 超電導コイル装置、誘導子型同期機、及び変圧装置 |
-
2004
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