JP2006076080A - コーティング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コーティングの開始直後に発生するニスの乾燥に起因するシート状物の損傷や機械の故障を防止する。
【解決手段】 第1のアニロックスローラ28および第2のアニロックスローラ32の着動作を第1のニス膜形成胴27とゴム胴30の胴入れよりも早いタイミングで行う。すなわち、ゴム胴30が胴入れするときには、第1のアニロックスローラ28からゴム圧胴24へ供給されたニスの量はゴム圧胴24の2周分以上に相当する膜厚になっている。また、ゴム胴30が胴入れするときには、第2のアニロックスローラ32からゴム胴30へ供給されたニスの量がゴム胴30の2周分以上に相当する膜厚になっている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、枚葉輪転印刷機の印刷ユニットと排紙装置との間、または独立したニス塗り機内等に設けられ、印刷後の紙の印刷面にニスを塗布するコーティング装置に関するものである。
従来のコーティング装置は、最終の印刷ユニットの圧胴に対向するゴム圧胴と、印刷された紙の裏面をコーティングする第1のニスコーティング手段と、印刷された紙の表面をコーティングする第2のニスコーティング手段とから構成されている。第1のニスコーティング手段は、ゴム圧胴に対向する第1のニス膜形成胴と、この第1のニス膜形成胴に対向するアニロックスローラと、このアニロックスローラにニスを供給するチャンバーコータとからなる。したがって、チャンバーコータからアニロックスローラに供給されたニスは、第1のニス膜形成胴を介してゴム圧胴の周面に転移される。第2のニスコーティング手段は、ゴム圧胴に対向するゴム胴と、このゴム胴と対向する第2のニス膜形成胴と、この第2のニス膜形成胴に対向するアニロックスローラと、このアニロックスローラにニスを供給するチャンバーコータとからなる。したがって、チャンバーコータからアニロックスローラに供給されたニスは、第2のニス膜形成胴を介してゴム胴に転移され、このゴム胴とゴム圧胴の対向点を通過する印刷された紙の表面にコーティングされる。このゴム胴とゴム圧胴の対向点を紙が通過するときに、ゴム胴の印圧によって、第1のニスコーティング手段の第1のニス膜形成胴からゴム圧胴の周面に転移されたニスが、印刷された紙の裏面にコーティングされる(例えば、特許文献1参照)。なお、本出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に密接に関連する先行技術文献を出願時までに見付け出すことはできなかった。
特開2003−182031号公報(段落「0016」から「0018」、図2)
上述した従来のコーティング装置においては、コーティングを開始した直後に、第1のニスコーティングユニットからゴム圧胴に供給されるニスの量および第2のニスコーティングユニットのゴム胴に供給されるニスの量が安定しないで不足した状態になる場合がある。この状態で、最初の紙がゴム圧胴とゴム胴との間を通過するとゴム圧胴およびゴム胴から印圧がかけられたときにニスが既に乾燥しているために、紙がブランケットに張り付いてしまい、紙が爪によるくわえから外れたり、損傷したりして機械を故障させるという問題があった。
本発明は上記した従来の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、コーティングの開始直後に発生するニスの乾燥に起因するシート状物の損傷や機械の故障を防止することにある。
この目的を達成するために、請求項1に係る発明は、ニスを供給するニス供給ローラと、このニス供給ローラからニスが供給される少なくとも1つのニス膜形成胴と、このニス膜形成胴に対向する胴と、前記ニス供給ローラを着させることにより前記ニス膜形成胴にニスを供給するローラ着脱装置とを備え、前記ニス膜形成胴と前記胴との間を通過するシート状物にコーティングするコーティング装置において、前記胴と前記ニス膜形成胴とが着するときに、前記ニス供給ローラから前記ニス膜形成胴へこのニス膜形成胴の2周分以上に相当する膜厚のニスが前記胴と前記ニス膜形成胴とが対向する位置で最初のシート状物に対して供給されるように、前記ローラ着脱装置によって前記ニス供給ローラを制御する制御装置を備えたものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記制御装置は、前記胴と前記ニス膜形成胴とが着するときに、前記ニス供給ローラから前記ニス膜形成胴へこのニス膜形成胴の6周分以下に相当する膜厚のニスが前記胴と前記ニス膜形成胴とが対向する位置で最初のシート状物に対して供給されるように、前記ローラ着脱装置によって前記ニス供給ローラを制御するものである。
請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記胴はシート状物を搬送する圧胴である。
請求項4に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記ニス膜形成胴はシート状物を搬送する胴である。
請求項5に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記胴を、第2のニス供給ローラからニスが供給される少なくとも1つの第2のニス膜形成胴とし、前記第2のニス供給ローラを着させることにより前記第2のニス膜形成胴にニスを供給する第2のローラ着脱装置を備え、前記制御装置は、前記第2のニス膜形成胴と前記ニス膜形成胴とが着するとき、前記第2のニス供給ローラから前記第2のニス膜形成胴へこの第2のニス膜形成胴の2周分以上に相当する膜厚のニスが前記第2のニス膜形成胴と前記ニス膜形成胴とが対向する位置で最初のシート状物に対して供給されるように、前記第2のローラ着脱装置によって前記第2のニス供給ローラを制御するものである。
請求項6に係る発明は、請求項5に係る発明において、前記制御装置は、前記ニス膜形成胴と前記第2のニス膜形成胴とが着するときに、前記第2のニス供給ローラから前記第2のニス膜形成胴へこの第2のニス膜形成胴の6周分以下に相当する膜厚のニスが前記第2のニス膜形成胴と前記ニス膜形成胴とが対向する位置で最初のシート状物に対して供給されるように、前記第2のローラ着脱装置によって前記第2のニス供給ローラを制御するものである。
本発明によれば、ニスの供給が不足するニス供給開始直後において、ニスの供給が不足しないように制御しているので、ニスの乾燥によるシート状物のブランケットへの張り付きを防止することができるため、シート状物の損傷や機械の故障を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本発明に係るコーティング装置を備えた枚葉輪転印刷機の側面図、図2は同じく枚葉輪転印刷機のローラの配列図、図3は同じく胴の着脱装置の側面図である。
図1において、全体を符号1で示す枚葉輪転印刷機は、シート状物としての紙を給紙する給紙部2と、給紙された紙を印刷する印刷部3と、印刷された紙の表裏面にニスをコーティングするコーティング部4と、コーティングされた紙が排紙される排紙部5とによって構成されている。印刷部3は、4台の第1ないし第4の表面印刷ユニット6Aないし6Dと、4台の第1ないし第4の裏面印刷ユニット7Aないし7Dとによって構成されている。4台の表面印刷ユニット6Aないし6Dには、周面に紙をくわえる爪が設けられた倍径の圧胴10aと、この圧胴10aの上部において対向するゴム胴11aと、このゴム胴11aの上部において対向する版胴12aと、この版胴12aにインキを供給するインキ部13aと、版胴12aに水を供給する給水装置14aとがそれぞれ備えられている。4台の裏面印刷ユニット7Aないし7Dには、周面に紙をくわえる爪が設けられた倍径の圧胴10bと、この圧胴10bの下部において対向するゴム胴11bと、このゴム胴11bの下部において対向する版胴12bと、この版胴12bにインキを供給するインキ部13bと、版胴12bに水を供給する給水装置14bとがそれぞれ備えられている。
このような構成において、給紙部2からフィーダボード15に供給された紙の先端は、スイング装置16にくわえられ、渡し胴17を介して第1の表面印刷ユニット6Aの圧胴10aの爪にくわえ替えられ、圧胴10aとゴム胴11aとの対向点を通過するときに表面に1色目が印刷される。次いで、表面に1色目が印刷された紙は、第1の裏面印刷ユニット7Aの圧胴10bにくわえ替えられ、圧胴10bとゴム胴11bとの対向点を通過するときに裏面に1色目が印刷される。順次、第2ないし第4の表面印刷ユニット6Bないし6Dおよび第2ないし第4の裏面印刷ユニット7Bないし7Dによって、表裏面に4色が印刷された紙は、後述するようにコーティングユニット4によって表裏面にニスがコーティングされる。コーティングされた紙は、排紙ユニット5の排紙チェーン19の排紙爪(図示せず)にくわえ替えられ、排紙チェーン19によって搬送された後、排紙パイル20上に落下し積載される。
図2において、22はフィーダボード15の前端部に設けられたセンサーであって、フィーダボード15上の紙の有無を検出する。コーティングユニット4は、最終の裏面印刷ユニット7Dの圧胴10bに対向するゴム圧胴24と、印刷された紙の裏面をコーティングする第1のニスコーティング手段25と、印刷された紙の表面をコーティングする第2のニスコーティング手段26とによって構成されている。
第1のニスコーティング手段25は、胴としての後述するゴム胴30と対向するゴム圧胴24と圧胴10bの対向点から紙搬送方向の上流側においてニス膜形成胴としてのゴム圧胴24と対向する第1のニス膜形成胴27と、この第1のニス膜形成胴27に対向するニス供給手段としての第1のアニロックスローラ28と、この第1のアニロックスローラ28にニスを供給するチャンバーコータ29とから構成されている。したがって、チャンバーコータ29から第1のアニロックスローラ28に供給されたニスは、第1のニス膜形成胴27を介してゴム圧胴24の周面に転移される。
第2のニスコーティング手段26は、ゴム圧胴24と圧胴10bの対向点から紙搬送方向の下流側において胴としてのゴム圧胴24と対向するニス膜形成胴としてのゴム胴30と、このゴム胴30と対向する第2のニス膜形成胴31と、この第2のニス膜形成胴31に対向するニス供給手段としての第2のアニロックスローラ32と、この第2のアニロックスローラ32にニスを供給するチャンバーコータ33とから構成されている。したがって、チャンバーコータ33から第2のアニロックスローラ32に供給されたニスは、第2のニス膜形成胴31を介してゴム胴30に転移され、このゴム胴30とゴム圧胴24の対向点を通過する印刷された紙の表面にコーティングされる。このゴム胴30とゴム圧胴24の対向点を紙が通過するときに、ゴム胴30の印圧によって上述した第1のニスコーティング手段25の第1のニス膜形成胴27からゴム圧胴24の周面に転移されたニスが、印刷された紙の裏面にコーティングされる。したがって、ゴム圧胴24は、第2のコーティング手段26によって紙の表面をコーティングするときには紙を搬送する圧胴として機能し、このときにはゴム胴30がニス膜形成胴として機能する。また、ゴム圧胴24は、第1のコーティング手段25によって紙の裏面をコーティングするときには紙を搬送するニス膜形成胴として機能し、このときにはゴム胴30が印圧胴として機能する。
次に、図3を用いて第1のニスコーティング手段25における第1のニス膜形成胴27の胴入れ、胴抜きを行う胴着脱装置および第2のニスコーティング手段26におけるゴム胴30の胴入れ、胴抜きを行う胴着脱装置について説明する。これら胴着脱装置は共に同じ構造であるため、ここではゴム胴30の胴入れ、胴抜きを行う胴着脱装置40についてのみ詳細に説明し、第1のニス膜形成胴27の胴入れ、胴抜きを行う胴着脱装置については必要に応じて概略を説明する。
ゴム圧胴24と第2のニス膜形成胴31との両端軸は、フレーム39に図示をしない軸受を介して回転自在に軸支されている。また、ゴム胴30の両端軸30aは、左右のフレーム39に嵌着された偏心軸受41に回転自在に軸支されている。ゴム圧胴24の端軸に近接して片側のフレーム39から外方へ突設されたスタッド42には、ブラケット43が支持されており、このブラケット43には、駆動装置としてのステッピングモータ44が駆動ロッド45を直立させて固定されている。ステッピングモータ44を駆動させてナット44aを回転させることにより、このナット44aにねじ部を螺合させた駆動ロッド45が上下に進退するように構成されている。駆動ロッド45の上方に位置して左右のフレーム39に両端部を軸支されたレバー軸46の突出部には、正面視をL字状に形成された連結レバー47が軸着されている。
前記偏心軸受41は、フレーム39の軸受孔に嵌着されたハウジングに、針状ころを介してハウジングと嵌合する外輪と、これに円錐ころを介して回転自在に嵌合された内輪(いずれも図示せず)とで形成されている。このような偏心軸受41の外輪に固定された軸受レバー48と前記連結レバー47とはロッド49で連結されており、前記ステッピングモータ44の駆動により駆動ロッド45を進退させ、連結レバー47とロッド49および軸受レバー48を経て偏心軸受41が回動するように構成されている。
偏心軸受41を構成する内輪内周面の軸芯と、偏心軸受41の外輪外周面の軸芯とは、互いに所定の寸法だけ偏心されている。すなわち、ゴム胴30の胴入れ状態から、ステッピングモータ44のロッド45を後退させることにより、内輪内周面の軸芯が外輪外周面の軸心を中心として移動する。この結果、ゴム胴30とゴム圧胴24との間に隙間が形成され胴抜きが行われる。なお、ゴム胴30と第2のニス膜形成胴31とは互いの周面が対向された状態が維持されている。一方、第1のニスコーティング手段25の第1のニス膜形成胴27の偏心軸受(図示せず)にも、ステッピングモータ44の駆動によりこの偏心軸受を回動させる同じ機構が備えられている。したがって、この第1のニスコーティング手段25の第1のニス膜形成胴27においても、ステッピングモータ44を回転させ偏心軸受を回動させることにより、第1のニス膜形成胴27とゴム圧胴24との間に隙間が形成され胴抜きが行われる。
次に、図2を用いて第1のニスコーティング手段25の第1のアニロックスローラ28の第1のニス膜形成胴27に対する着または離間を行う第1のローラ着脱装置50Aと、第2のニスコーティング手段26の第2のアニロックスローラ32の第2のニス膜形成胴31に対する着または離間を行う第2のローラ着脱装置50Bについて説明する。先ず、第1のローラ着脱装置50Aについて説明する。すなわち、第1のニスコーティング手段25の第1のアニロックスローラ28は偏心軸受28aを介してフレーム39に回動自在に支持されており、この偏心軸受28aの外輪には軸受レバー53Aの基端部が固定されている。この軸受レバー53Aの揺動端部は、シリンダエンドをフレーム39に枢着されたエアーシリンダ51Aのロッド52Aに枢着されている。
55Aは電磁弁であって、この電磁弁55Aを作動させることにより、エアーシリンダ52Aへのエアーの供給を図示を省略したポートにより切り替え、軸受レバー53Aを介して第1のアニロックスローラ28を第1のニス膜形成胴27に対して着または離間を行う。したがって、この第1のアニロックスローラ28の第1のニス膜形成胴27に対する着または離間を行う第1のローラ着脱装置50Aの動作は、上述した第1のニスコーティング手段25における第1のニス膜形成胴27の胴入れ、胴抜きの動作とは別に行えるように構成されている。
次に、第2のローラ着脱装置50Bについて説明する。すなわち、第2のニスコーティング手段26の第2のアニロックスローラ32は偏心軸受32aを介してフレーム39に回動自在に支持されており、この偏心軸受32aの外輪には軸受レバー53Bの基端部が固定されている。この軸受レバー53Bの揺動端部は、シリンダエンドをフレーム39に枢着されたエアーシリンダ51Bのロッド52Bに枢着されている。55Bは電磁弁であって、この電磁弁55Bを作動させることにより、エアーシリンダ52Bへのエアーの供給を図示を省略したポートにより切り替え、軸受レバー53Bを介して第2のアニロックスローラ32を第2のニス膜形成胴31に対して着または離間を行う。したがって、この第2のアニロックスローラ32の第2のニス膜形成胴31に対する着または離間を行う第2のローラ着脱装置50Bの動作は、上述した第2のニスコーティング手段26におけるゴム胴30の胴入れ、胴抜きの動作とは別に行えるように構成されている。以上説明した印刷装置は、従来から知られている枚葉輪転印刷機のコーティング装置と格別変わるところはない。
本発明の特徴とするところは、第1のニス膜形成胴27に対する第1のアニロックスローラ28の着のタイミングと、第2のニス膜形成胴31に対する第2のアニロックスローラ32の着のタイミングとを制御装置57によって制御する点にある。すなわち、符号56で示すロータリーエンコーダーは、1色目の印刷ユニット6Aの圧胴10aに設けられており、この圧胴10aの回転量を検出する。このロータリーエンコーダー56は、給紙部2からフィーダーボード15に給紙された最初の紙が渡し胴17の爪から1色目の印刷ユニット6Aの圧胴10aの爪にくわえ替えられることにより作動を開始する。
最初の紙が2色目以降の印刷ユニット7Aないし7Dおよび印刷ユニット6Bないし6Dの直前に搬送されることにより、ロータリーエンコーダー56の検出量により制御装置57においては、これら印刷ユニット7Aないし7Dおよび印刷ユニット6Bないし6Dの圧胴10bに対するゴム胴11bの胴入れと圧胴10aに対するゴム胴11aの胴入れを順次行うように制御する。
ここで、最初の紙がコーティングユニット4の直前まで送られてくると、制御装置57においては第1のニス膜形成胴27の胴入れとゴム胴30の胴入れ以前に、第1のニス膜形成胴27に対する第1のアニロックスローラ28の着動作と第2のニス膜形成胴31に対する第2のアニロックスローラ32の着動作とを先行して行うように制御する。
すなわち、この制御装置57による第1のアニロックスローラ28の着動作のタイミングは、ゴム圧胴24とゴム胴30とが着するときに、第1のアニロックスローラ28からゴム圧胴24へこのゴム圧胴24の2周分以上に相当する膜厚のニスがゴム圧胴24とゴム胴30とが対向する位置で最初の紙に対して供給されるように、第1のローラ着脱装置50Aによって第1のアニロックスローラ28を制御するように構成されている。つまり、ゴム圧胴24にゴム胴30が胴入れする時点で、ゴム圧胴24の周面に、第1のニス膜形成胴27からゴム圧胴24にニスが供給される開始点Aから1周分(点Aから点A)の長さと、ニス塗布点Bまで(点Aから点B)の長さ分のニスが塗布されているように、第1のニス膜形成胴27に第1のアニロックスローラ28が着するタイミングを制御装置57によって制御している。換言すれば、ゴム圧胴24にゴム胴30が胴入れするときには、第1のアニロックスローラ28から第1のニス膜形成胴27を介してゴム圧胴24へ供給されたニスの量はゴム圧胴24の2周分以上に相当する膜厚になっている。
また、制御装置57による第2のアニロックスローラ32の着動作のタイミングは、ゴム圧胴24とゴム胴30とが着するときに、第2のアニロックスローラ32から第2のニス膜形成胴31を介してゴム胴30へこのゴム胴30の2周分以上に相当する膜厚のニスがゴム圧胴24とゴム胴30とが対向する位置で最初の紙に対して供給されるように、第2のローラ着脱装置50Bによって第2のアニロックスローラ32を制御するように構成されている。すなわち、ゴム圧胴24にゴム胴30が胴入れする時点で、ゴム胴30の周面に、第2のニス膜形成胴31からゴム胴30にニスが供給される開始点Cから1周分(点Cから点C)の長さと、ニス塗布点Bまで(点Cから点B)の長さ分のニスが塗布されているように、第2のニス膜形成胴31に第2のアニロックスローラ32が着するタイミングを制御装置57によって制御している。換言すれば、ゴム圧胴24にゴム胴30が胴入れするときには、第2のアニロックスローラ32から第2のニス膜形成胴31を介してゴム胴30へ供給されたニスの量がゴム胴30の2周分以上に相当する膜厚になっている。
このように構成されていることにより、最初の紙がコーティングユニット4のゴム圧胴24と圧胴30の間を通過する直前には、ゴム圧胴24の点Bから点Aまでの範囲の周面にはゴム圧胴24の2周分以上に相当する膜厚のニスが供給され、ゴム胴30の点Bから点Cまでの範囲の周面にはゴム胴30の2周分以上に相当する膜厚のニスが供給されている。したがって、最初の紙がゴム圧胴24と圧胴30との間を通過するときには、ゴム圧胴24と圧胴30とから充分の量のニスがコーティングされるため、最初の紙にもかかわらずゴム胴30の印圧によってコーティングされるニスが乾燥するようなことがない。したがって、ゴム圧胴24およびゴム胴30のブランケットに紙が張り付いてしまうことに起因して発生するゴム圧胴24のくわえ爪によって搬送される紙の損傷を防止できるとともに、ゴム圧胴24のくわえ爪から紙が外れたり、脱落した紙による機械の故障も防止することができる。
以上説明した本実施の形態においては、第1および第2のアニロックスローラ28,32の着動作のタイミングを、ゴム圧胴24およびゴム胴30に2周分以上に相当する膜厚のニスが供給されるように制御装置57によって制御するようにしたが、2ないし6周分に相当する膜厚のニスが供給されるようにしてもよい。また、最初の紙に供給するニスの量が多過ぎることに起因する乾燥不良やブランケット上でのニス余りが発生する場合には、第1および第2のアニロックスローラ28,32の着動作のタイミングを遅らせることにより解消することが可能である。
また、印刷の条件または紙、インキ、ニス等の印刷資材の条件等に基づいて、予め第1および第2のアニロックスローラ28,32の着動作のタイミングのパターンを複数設け、これらを設定可能とすることにより、ニスの安定供給までの時間をより短縮することができるとともにニス供給の自動化が可能になる。また、本実施の形態においては、紙の表裏両面をコーティングするコーティング装置の例を説明したが、片面をコーティングするコーティング装置、すなわち第1のニスコーティング手段25のみや、第2のニスコーティング手段26のみが設けられたコーティング装置にも適用できる。また、第2のニスコーティング手段26のニス膜形成胴をゴム胴30と第2のニス膜形成胴31との2つとしたが、第1のニスコーティング手段25と同様に1つとしてもよく、また3つ以上としてもよい。また、ニスコーティングユニットとして、チャンバーコータ29,33からアニロックスローラ28,32にニスを供給するようにしたが、ニス舟内のニスに周面の一部を浸漬する元ローラによってニスを引き上げるようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、コーティング装置を枚葉輪転印刷機の印刷部3と排紙部5との間に設けたコーティングユニットとしたが、独立したニス塗り機内等に設けたコーティングユニットとしてもよい。また、本実施の形態は、両面コーティング装置において、圧胴としてゴムが巻かれたゴム圧胴としたが、片面コーティング装置の場合には圧胴としてもよい。また、シート状物として、紙を用いた例を示したが、塩化ビニールシートとしてもよい。
本発明に係るコーティング装置を備えた枚葉輪転印刷機の側面図である。 本発明に係るコーティング装置を備えた枚葉輪転印刷機のローラの配列図である。 本発明に係るコーティング装置における胴着脱装置の側面図である。
符号の説明
1…枚葉輪転印刷機、2…給紙装置、3…印刷部、4…コーティングユニット、22…センサー、24…ゴム圧胴、25…第1のニスコーティング手段、26…第2のニスコーティング手段、27…第1のニス膜形成胴、28…第1のアニロックスローラ、29,33…チャンバーコータ、30…ゴム胴、31…第2のニス膜形成胴、32…第2のアニロックスローラ、40…胴着脱装置、41…偏心軸受、50A…第1のローラ着脱装置、50B…第2のローラ着脱装置、51A,51B…エアーシリンダ、55A,55B…電磁弁、56…ロータリーエンコーダー、57…制御装置。

Claims (6)

  1. ニスを供給するニス供給ローラと、このニス供給ローラからニスが供給される少なくとも1つのニス膜形成胴と、このニス膜形成胴に対向する胴と、前記ニス供給ローラを着させることにより前記ニス膜形成胴にニスを供給するローラ着脱装置とを備え、前記ニス膜形成胴と前記胴との間を通過するシート状物にコーティングするコーティング装置において、
    前記胴と前記ニス膜形成胴とが着するときに、前記ニス供給ローラから前記ニス膜形成胴へこのニス膜形成胴の2周分以上に相当する膜厚のニスが前記胴と前記ニス膜形成胴とが対向する位置で最初のシート状物に対して供給されるように、前記ローラ着脱装置によって前記ニス供給ローラを制御する制御装置を備えたことを特徴とするコーティング装置。
  2. 請求項1記載のコーティング装置において、
    前記制御装置は、前記胴と前記ニス膜形成胴とが着するときに、前記ニス供給ローラから前記ニス膜形成胴へこのニス膜形成胴の6周分以下に相当する膜厚のニスが前記胴と前記ニス膜形成胴とが対向する位置で最初のシート状物に対して供給されるように、前記ローラ着脱装置によって前記ニス供給ローラを制御することを特徴とするコーティング装置。
  3. 請求項1記載のコーティング装置において、
    前記胴はシート状物を搬送する圧胴であることを特徴とするコーティング装置。
  4. 請求項1記載のコーティング装置において、
    前記ニス膜形成胴はシート状物を搬送する胴であることを特徴とするコーティング装置。
  5. 請求項1記載のコーティング装置において、
    前記胴を第2のニス供給ローラからニスが供給される少なくとも1つの第2のニス膜形成胴とし、前記第2のニス供給ローラを着させることにより前記第2のニス膜形成胴にニスを供給する第2のローラ着脱装置を備え、
    前記制御装置は、前記第2のニス膜形成胴と前記ニス膜形成胴とが着するとき、前記第2のニス供給ローラから前記第2のニス膜形成胴へこの第2のニス膜形成胴の2周分以上に相当する膜厚のニスが前記第2のニス膜形成胴と前記ニス膜形成胴とが対向する位置で最初のシート状物に対して供給されるように、前記第2のローラ着脱装置によって前記第2のニス供給ローラを制御することを特徴とするコーティング装置。
  6. 請求項5記載のコーティング装置において、
    前記制御装置は、前記ニス膜形成胴と前記第2のニス膜形成胴とが着するときに、前記第2のニス供給ローラから前記第2のニス膜形成胴へこの第2のニス膜形成胴の6周分以下に相当する膜厚のニスが前記第2のニス膜形成胴と前記ニス膜形成胴とが対向する位置で最初のシート状物に対して供給されるように、前記第2のローラ着脱装置によって前記第2のニス供給ローラを制御することを特徴とするコーティング装置。
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