JP2006065649A - 出退勤管理システム - Google Patents
出退勤管理システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006065649A JP2006065649A JP2004248637A JP2004248637A JP2006065649A JP 2006065649 A JP2006065649 A JP 2006065649A JP 2004248637 A JP2004248637 A JP 2004248637A JP 2004248637 A JP2004248637 A JP 2004248637A JP 2006065649 A JP2006065649 A JP 2006065649A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- attendance
- time
- mobile phone
- host computer
- function
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 16
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 9
- 230000006854 communication Effects 0.000 claims abstract description 9
- 238000003909 pattern recognition Methods 0.000 claims description 6
- 230000001413 cellular effect Effects 0.000 abstract description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 241000287107 Passer Species 0.000 description 2
- 230000001815 facial effect Effects 0.000 description 2
- 230000007175 bidirectional communication Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
【課題】携帯電話をACSとして使用するとともに、携帯電話の撮影機能を出退勤管理に使用し、且つACSと共用することにより、安価で正確な出退勤管理システムを得る。
【解決手段】社員に個別に所持されて送受信機能および撮影機能を有する携帯電話12と、通信手段11を介して携帯電話12に接続された伝送装置1eを有するホストコンピュータ1とを備えている。携帯電話12は、少なくとも勤務地の所定場所を撮影した映像と撮影時刻とをホストコンピュータ1に送信し、ホストコンピュータ1は、出退勤管理機能を有し、携帯電話12から送信された撮影時刻を、携帯電話を所持する社員の勤務地に対する出勤時刻または退勤時刻として管理する。
【選択図】図1
【解決手段】社員に個別に所持されて送受信機能および撮影機能を有する携帯電話12と、通信手段11を介して携帯電話12に接続された伝送装置1eを有するホストコンピュータ1とを備えている。携帯電話12は、少なくとも勤務地の所定場所を撮影した映像と撮影時刻とをホストコンピュータ1に送信し、ホストコンピュータ1は、出退勤管理機能を有し、携帯電話12から送信された撮影時刻を、携帯電話を所持する社員の勤務地に対する出勤時刻または退勤時刻として管理する。
【選択図】図1
Description
この発明は、携帯電話を用いて出退勤情報を入力することにより、ビル内の入退室管理を可能にした出退勤管理システムに関し、特にACS(Access Control System:出入制御システム)やメールボックスを適用するとともに、携帯電話の映像をバイオメトリクスIDとして有効活用することにより、安価なシステムを実現した新規な技術改良に関するものである。
従来の出退勤管理システムにおいては、通常、ACSはIDカードやバイオメトリクスIDで行われ、また、出退勤管理は、タイムカードなどで行われている(たとえば、特許文献1参照)。
上記従来システムの場合、多くの使用ハードウェア媒体が必要になることから、高価となるうえ、バイオメトリクスID以外は他人が操作しても判別不可能なことから、管理が不正確になる可能性があった。
上記従来システムの場合、多くの使用ハードウェア媒体が必要になることから、高価となるうえ、バイオメトリクスID以外は他人が操作しても判別不可能なことから、管理が不正確になる可能性があった。
従来の出退勤管理システムでは、ACSとしてIDカードやバイオメトリクスIDを使用し、出退勤管理システムとしてタイムカードを使用しているので、多くのハードウェアを必要とし、コストアップを招くうえ、IDカードの発行管理などが煩雑になりミスを生じ易いという課題があった。
この発明は、携帯電話をACSとして使用するとともに、携帯電話の撮影機能を出退勤管理に使用し、且つACSと共用することにより、安価で正確な出退勤管理システムを得ることを目的とする。
この発明による出退勤管理システムは、社員に個別に所持されて送受信機能および撮影機能を有する携帯電話と、通信手段を介して携帯電話に接続された伝送装置を有するホストコンピュータとを備え、携帯電話は、少なくとも勤務地の所定場所を撮影した映像と撮影時刻とをホストコンピュータに送信し、ホストコンピュータは、出退勤管理機能を有し、携帯電話から送信された撮影時刻を、携帯電話を所持する社員の勤務地に対する出勤時刻または退勤時刻として管理するものである。
この発明によれば、携帯電話の通信機能および撮影機能を適用することにより、安価で正確な出退勤管理システムを実現することができる。
実施の形態1.
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
図1はこの発明の実施の形態1に係る出退勤管理システムを概略的に示すブロック図である。また、図2は図1の出退勤管理システムが適用されるビル2の構成を平面的に示す説明図であり、図3は図2内の時計板23、23a、23b(時刻・場所情報を含む)を示す説明図である。
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
図1はこの発明の実施の形態1に係る出退勤管理システムを概略的に示すブロック図である。また、図2は図1の出退勤管理システムが適用されるビル2の構成を平面的に示す説明図であり、図3は図2内の時計板23、23a、23b(時刻・場所情報を含む)を示す説明図である。
図1において、管理センタ側のホストコンピュータ1は、インタネットなどの通信手段11を介して、社員に個別に所持された複数の携帯電話12に接続されている。
ローカル側の携帯電話12は、それぞれ、送受信機能、撮影機能(カメラ)および報知機能(表示部、スピーカ)を有している。
ローカル側の携帯電話12は、それぞれ、送受信機能、撮影機能(カメラ)および報知機能(表示部、スピーカ)を有している。
ホストコンピュータ1は、CPU1a、ROM1b、RAM1c、計時部1d、伝送装置1e、CRT(表示装置)1f、プリンタ1g、キーボード(操作盤)1hおよび入出力インタフェース1iを備えている。
CPU1aは、出退勤管理システムの本体を構成しており、出退勤管理機能、入退室管理機能、セキュリティチェック機能および機械警備機能などを有する。
ROM1bは、CPU1aの制御処理プログラムなどが格納されている。
RAM1cは、CPU1aによる各種演算処理結果などがリアルタイムに格納される。
伝送装置1eは、インタネット(通信手段)11を介して、携帯電話12との間でデータおよび指令信号などの送受信を行う。
ROM1bは、CPU1aの制御処理プログラムなどが格納されている。
RAM1cは、CPU1aによる各種演算処理結果などがリアルタイムに格納される。
伝送装置1eは、インタネット(通信手段)11を介して、携帯電話12との間でデータおよび指令信号などの送受信を行う。
CRT1fは、必要に応じて、携帯電話12との間の送受信データを表示し、プリンタ1gは、必要に応じて、CRT1f上の表示データなどを印字出力する。
キーボード1hは、ホストコンピュータ1のオペレータに対するインタフェースとして機能し、オペレータにより適宜操作される。
入出力インタフェース1iは、ビル内の電気錠E、Ea、Eb(図2参照)などに接続されている。
キーボード1hは、ホストコンピュータ1のオペレータに対するインタフェースとして機能し、オペレータにより適宜操作される。
入出力インタフェース1iは、ビル内の電気錠E、Ea、Eb(図2参照)などに接続されている。
携帯電話12は、固有の所持者(社員)による撮影操作および送信操作により、少なくとも勤務地(ビル内)の所定場所を撮影した映像と撮影時刻とをホストコンピュータ1に送信する。
これにより、ホストコンピュータ1は、携帯電話12から送信された撮影時刻を、携帯電話12を所持する社員の勤務地に対する出勤時刻または退勤時刻として管理するようになっている。
これにより、ホストコンピュータ1は、携帯電話12から送信された撮影時刻を、携帯電話12を所持する社員の勤務地に対する出勤時刻または退勤時刻として管理するようになっている。
図2において、ビル2内の各区画は、テナント21a、21bと、倉庫24と、階段25と、エレベータ26と、トイレ27とに割り当てられている。
ビル2の出入口には、電気錠Eを有するドア22が設けられ、ドア22の近傍の外壁には、時刻情報および場所情報(図3参照)が明示された時計板23が設置されている。
ビル2の出入口には、電気錠Eを有するドア22が設けられ、ドア22の近傍の外壁には、時刻情報および場所情報(図3参照)が明示された時計板23が設置されている。
同様に、テナント21a、21bの各出入口には、それぞれ、電気錠Ea、Ebを有するドア22a、22bが設けられ、各ドア22a、22bの近傍の外壁には、それぞれ、時計板23a、23bが設置されている。
各電気錠E、Ea、Ebは、後述するように、ホストコンピュータ1により開閉制御される。
各電気錠E、Ea、Ebは、後述するように、ホストコンピュータ1により開閉制御される。
図3において、時計板23(23a、23b)は、時刻情報31の表示部と、場所情報32の表示部とを有している。
ここでは、時刻情報31がデジタル表示された場合を示しているが、アナログ表示であってもよい。
場所表示部32には、テナント名、部屋名、部屋番号、ビル名、ビル番号などが明示される。
ここでは、時刻情報31がデジタル表示された場合を示しているが、アナログ表示であってもよい。
場所表示部32には、テナント名、部屋名、部屋番号、ビル名、ビル番号などが明示される。
ホストコンピュータ1内のセキュリティチェック機能は、社員ごとの暗証番号またはバイオメトリクスをチェックするようになっている。なお、セキュリティチェック機能は、携帯電話12に設けることもできる。
所定場所の撮影時刻は、セキュリティチェック機能によるチェック結果がOKの場合のみに、正規時刻として扱われる。
所定場所の撮影時刻は、セキュリティチェック機能によるチェック結果がOKの場合のみに、正規時刻として扱われる。
携帯電話12からホストコンピュータ1に送信される映像は、所定場所を背景として、社員の顔を含むようにすることもできる。
また、携帯電話12により撮影される所定場所は、勤務地内のあらかじめ設定された任意の場所に設定可能であるが、たとえば、部屋のドア(たとえば、図2内のドア22、22a、22bのいずれか)の近傍(たとえば、時計板23、23a、23bのいずれか)を含むようにしてもよい。
また、携帯電話12により撮影される所定場所は、勤務地内のあらかじめ設定された任意の場所に設定可能であるが、たとえば、部屋のドア(たとえば、図2内のドア22、22a、22bのいずれか)の近傍(たとえば、時計板23、23a、23bのいずれか)を含むようにしてもよい。
携帯電話12は、所持者の操作により、時計板23、23a、23bを撮影した時計映像を、ホストコンピュータ1に送信することもできる。
この場合、ホストコンピュータ1は、受信した時計映像をパターン認識処理して撮影時刻を取得する。
このとき、所定場所として、ドア22、22a、22bと、時計板23、23a、23bとを対応付けて、同時に撮影することもできる。
この場合、ホストコンピュータ1は、受信した時計映像をパターン認識処理して撮影時刻を取得する。
このとき、所定場所として、ドア22、22a、22bと、時計板23、23a、23bとを対応付けて、同時に撮影することもできる。
また、ホストコンピュータ1は、出勤開始時刻から出勤終了時刻までの出勤時間帯を格納した記憶手段を有し、携帯電話12から送信される複数の撮影時刻のうち、出勤開始時刻に最も近い時刻を出勤時刻として管理し、携帯電話12から送信される複数の撮影時刻のうち、出勤終了時刻に最も近い時刻を退勤時刻として管理する。
また、携帯電話12は、前述の報知機能を有し、ホストコンピュータ1から送信される指令信号の内容を報知する。
すなわち、ホストコンピュータ1は、携帯電話12から送信される映像または撮影時刻が正規に受信することができない場合に、映像または撮影時刻の再度の送信要求を出力して、携帯電話12の報知機能を駆動させるようになっている。
すなわち、ホストコンピュータ1は、携帯電話12から送信される映像または撮影時刻が正規に受信することができない場合に、映像または撮影時刻の再度の送信要求を出力して、携帯電話12の報知機能を駆動させるようになっている。
ホストコンピュータ1において、出退勤管理機能は、携帯電話12を所持する社員の入退室管理機能または機械警備機能をも兼用している。
ホストコンピュータ1の入退室管理機能は、勤務地に属するテナント2a、2bを管理するために、出退勤管理機能と同様に、携帯電話12から送信される映像をチェックするようになっている。
ホストコンピュータ1の入退室管理機能は、勤務地に属するテナント2a、2bを管理するために、出退勤管理機能と同様に、携帯電話12から送信される映像をチェックするようになっている。
また、携帯電話12からは、所持者のテンキー操作に応答して、入退室管理に使用されるドア番号またはID番号が、映像とともにホストコンピュータ1に送信される。
この場合、ホストコンピュータ1においては、受信したドア番号またはID番号が出退勤管理にも流用される。
この場合、ホストコンピュータ1においては、受信したドア番号またはID番号が出退勤管理にも流用される。
さらに、ホストコンピュータ1は、所定時間内の通行者が所定量以上の出入口のドア近傍(たとえば、時計板23)の映像を無効にするようになっている。
このように、携帯電話12と双方向通信を行うホストコンピュータ1を設けることにより、携帯電話12のみを用いて、種々の管理機能を安価に且つ正確に実現することができる。
このように、携帯電話12と双方向通信を行うホストコンピュータ1を設けることにより、携帯電話12のみを用いて、種々の管理機能を安価に且つ正確に実現することができる。
ここで、ACSは早い応答速度が要求されるので、上述のように、所定場所の情報として、ドア番号などのデジタル情報のみで処理が行われる。
また、出退勤管理システムとしては、たとえば、1日に2回処理することのみで、映像によるバイオメトリクスIDチェックを行い、確実に個人を特定するようにする。
また、ACS以外の機械警備に対しても同様に実現することができる。
また、出退勤管理システムとしては、たとえば、1日に2回処理することのみで、映像によるバイオメトリクスIDチェックを行い、確実に個人を特定するようにする。
また、ACS以外の機械警備に対しても同様に実現することができる。
次に、図2および図3とともに、図4および図5のフローチャートを参照しながら、図1に示したこの発明の実施の形態1による具体的な動作について説明する。
図4および図5は、図1内のホストコンピュータ1による処理手順を示している。
図4において、ホストコンピュータ1は、まず、携帯電話12からの着信があるか否かを判定しながら、携帯電話12からの着信を待機する(ステップS41)。
図4および図5は、図1内のホストコンピュータ1による処理手順を示している。
図4において、ホストコンピュータ1は、まず、携帯電話12からの着信があるか否かを判定しながら、携帯電話12からの着信を待機する(ステップS41)。
ここで、携帯電話12を所持した通行者が、ホストコンピュータ1に向けて電話をかけると、ステップS41において、着信有り(すなわち、YES)と判定される。
次に、時計板の映像によりドア番号を受信したか否かを判定し(ステップS42)、ドア番号を受信していない(すなわち、NO)と判定されれば、続いて、所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS43)。
次に、時計板の映像によりドア番号を受信したか否かを判定し(ステップS42)、ドア番号を受信していない(すなわち、NO)と判定されれば、続いて、所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS43)。
ステップS43において、所定時間が経過した(すなわち、YES)と判定されれば、図4の処理ルーチンを終了し、所定時間が経過していない(すなわち、NO)と判定されれば、ステップS42に戻ってドア番号の受信を待機し続ける。
一方、携帯電話12の所持者が通行したいドア番号(ビル内の絶対位置)をキー入力し、ステップS42において、ドア番号を受信した(すなわち、YES)と判定されれば、続いて、携帯電話12からID名およびパスワードを受信したか否かを判定する(ステップS44)。
ステップS44において、ID名およびパスワードを受信していない(すなわち、NO)と判定されれば、続いて、所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS45)。
ステップS45において、所定時間が経過した(すなわち、YES)と判定されれば、図4の処理ルーチンを終了し、所定時間が経過していない(すなわち、NO)と判定されれば、ステップS44に戻ってID名およびパスワードの受信を待機し続ける。
ステップS45において、所定時間が経過した(すなわち、YES)と判定されれば、図4の処理ルーチンを終了し、所定時間が経過していない(すなわち、NO)と判定されれば、ステップS44に戻ってID名およびパスワードの受信を待機し続ける。
一方、ステップS44において、ID名およびパスワードを受信した(すなわち、YES)と判定されれば、続いて、受信したID名およびパスワードがOK(当該ドアを通行可能)であるか否かを判定し、セキュリティチェックを行う(ステップS46)。
ステップS46において、ID名およびパスワードがNG(すなわち、NO)と判定されれば、続いて、所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS47)。
ステップS47において、所定時間が経過した(すなわち、YES)と判定されれば、図4の処理ルーチンを終了し、所定時間が経過していない(すなわち、NO)と判定されれば、ステップS46に戻ってID名およびパスワードのセキュリティチェックを実行し続ける。
ステップS47において、所定時間が経過した(すなわち、YES)と判定されれば、図4の処理ルーチンを終了し、所定時間が経過していない(すなわち、NO)と判定されれば、ステップS46に戻ってID名およびパスワードのセキュリティチェックを実行し続ける。
一方、ステップS46において、ID名およびパスワードがOK(すなわち、YES)と判定されれば、当該ドアの電気錠を一時的に(通行するのに十分な一定時間だけ)解錠する(ステップS41)。
これにより、通行者は、所望の当該ドアを通行することができる。
これにより、通行者は、所望の当該ドアを通行することができる。
次に、携帯電話12から映像を受信しているか否かを判定し(ステップS49)、映像を受信していない(すなわち、NO)と判定されれば、図4の処理ルーチンを終了し、映像を受信している(すなわち、YES)と判定されれば、ノードA以下の処理手順(図5参照)に進む。
このとき、携帯電話12からホストコンピュータ1に送信される映像は、たとえば、所持者の顔と時計板23(23a、23b)とを同時に撮影した映像である。
このとき、携帯電話12からホストコンピュータ1に送信される映像は、たとえば、所持者の顔と時計板23(23a、23b)とを同時に撮影した映像である。
図5において、ホストコンピュータ1内のCPU1a(顔のバイオメトリクスIDを採用したセキュリティチェック機能)は、まず、受信映像中の顔の特徴点が、あらかじめ登録されたID名の人物と一致するか否かを判定する(ステップS50)。
ステップS51において、送信された顔の特徴点が登録IDの人物と一致しない(すなわち、NO)と判定されれば、映像の再送信要求を該当者の携帯電話12に送出し(ステップS51)、図5の処理ルーチンを終了する。
このとき、ホストコンピュータ1は、たとえば、再度の映像入力をうながすように、該当者の携帯電話12にメールを送出し、表示または音声で報知させる。
このとき、ホストコンピュータ1は、たとえば、再度の映像入力をうながすように、該当者の携帯電話12にメールを送出し、表示または音声で報知させる。
一方、ステップS51において、送信された顔の特徴点が登録IDの人物と一致する(すなわち、YES)と判定されれば、続いて、場所情報32を含む時計板(図3参照)の映像をパターン認識し、パターン認識したドア番号と、携帯電話12からキー入力したドア番号とが一致するか否かを判定する(ステップS52)。
ステップS52において、パターン認識したドア番号とキー入力したドア番号とが一致しない(すなわち、NO)と判定されれば、映像の再送信要求を該当者の携帯電話12に送出し(ステップS51)、図5の処理ルーチンを終了する。
一方、ステップS52において、パターン認識したドア番号とキー入力したドア番号とが一致する(すなわち、YES)と判定されれば、続いて、時計板の映像をパターン認識して時刻が抽出された(時刻情報31の抽出が可能)か否かを判定する(ステップS53)。
ステップS53において、受信映像から時刻情報31を抽出することができない(すなわち、NO)と判定されれば、映像の再送信要求を該当者の携帯電話12に送出し(ステップS51)、図5の処理ルーチンを終了する。
一方、ステップS53において、受信映像から時刻が抽出された(すなわち、YES)と判定されれば、続いて、抽出された時刻をあらかじめ格納された出勤時間帯と比較し、抽出時刻が出勤時間帯の開始時刻に近い最初の時刻であるか否かを判定する(ステップS54)。
ステップS54において、抽出時刻が出勤開始時刻に近い最初の時刻である(すなわち、YES)と判定されれば、この抽出時刻を、登録ID名の人物の当日の出勤時刻としてRAM1cに記憶させ(ステップS55)、外部システムへのデータ伝送処理(ステップS58)に進む。
一方、ステップS54において、抽出時刻が出勤開始時刻に近い最初の時刻でない(すなわち、NO)と判定されれば、続いて、抽出時刻が出勤時間帯の終了時刻に近い最後の時刻であるか否かを判定する(ステップS56)。
ステップS56において、抽出時刻が出勤終了時刻に近い最後の時刻でない(すなわち、NO)と判定されれば、図5の処理ルーチンを終了する。
ステップS56において、抽出時刻が出勤終了時刻に近い最後の時刻でない(すなわち、NO)と判定されれば、図5の処理ルーチンを終了する。
一方、ステップS56において、抽出時刻が出勤終了時刻に近い最後の時刻である(すなわち、YES)と判定されれば、この抽出時刻を、登録ID名の人物の当日の退勤時刻としてRAM1cに記憶させ(ステップS57)、外部の出退勤システム(図示せず)に出退勤データを伝送して(ステップS58)、図5の処理ルーチンを終了する。
このように、所望のドア近傍で通行者が携帯電話12を操作して、ホストコンピュータ1に対して映像入力およびキー入力を行うとともに、ホストコンピュータ1側で、受信映像のパターン認識(顔の特徴点、時刻、ドア番号など)およびキー入力情報(ID名、パスワード、ドア番号など)のチェックを行い、チェック結果がOKの場合のみに該当者の通行を可能とすることにより、携帯電話12のみの使用でセキュリティ性を著しく向上させることができる。
また、通行者自身の顔とともに、時計板の時刻情報31および場所情報32(ドア番号など)を、映像としてホストコンピュータ1に送信することにより、通行者の本人確認および時刻確認を、高い信頼性で正確に実現することができる。
また、チェック結果がNGであった場合には、再送信要求をメール送出して、報知機能を駆動させ、携帯電話12からの再送信をうながすこともできる。
また、チェック結果がNGであった場合には、再送信要求をメール送出して、報知機能を駆動させ、携帯電話12からの再送信をうながすこともできる。
また、認識された撮影時刻と出勤時間帯の開始時刻および終了時刻とを比較して、出勤時刻および退勤時刻を自動的に管理することができる。
また、出退勤管理システムを入退室管理システムとして適用することもでき、さらに、携帯電話12をID判別装置として用いることにより、機械警備システムとして共用することもできる。
また、出退勤管理システムを入退室管理システムとして適用することもでき、さらに、携帯電話12をID判別装置として用いることにより、機械警備システムとして共用することもできる。
また、ビル2の出入口は、通行者が多すぎるので、時計板23の認識を禁止して通行者の流れをスムーズにすることができる。この場合、時計板23の設置を省略することができる。
なお、上記実施の形態1では、入退室管理システムと共用した場合を示したが、ホストコンピュータ1が出退勤管理システムのみの単独で機能するようにしてもよい。
また、ビル2内の2つのテナント2a、2b(図2参照)に適用した場合について説明したが、任意数のテナントに対しても同様に適用可能なことは言うまでもない。
また、ビル2内の2つのテナント2a、2b(図2参照)に適用した場合について説明したが、任意数のテナントに対しても同様に適用可能なことは言うまでもない。
また、撮影対象となる所定場所としてドア近傍の時計板23(23a、23b)を適用したが、勤務地のビルの映像であればどの場所を選択してもよく、さらに、場所情報32としてドア番号以外の任意の名称などを送信してもよい。
また、たとえば、携帯電話12の時計機能またはホストコンピュータ1内の計時部1dを用いれば、時計板内の時刻情報31を省略することもでき、他の任意情報を時計板に含ませてもよい。
また、映像パターン認識機能を、ホストコンピュータ1側に設けたが、携帯電話12側に設けてもよい。この場合、携帯電話12からパターン認識結果がホストコンピュータ1に送信されることになる。
また、ホストコンピュータ1から携帯電話12への再送信要求を、メール伝送したが、自動ダイヤルおよび自動音声などで伝送して、該当者に報知してもよい。
また、ホストコンピュータ1から携帯電話12への再送信要求を、メール伝送したが、自動ダイヤルおよび自動音声などで伝送して、該当者に報知してもよい。
また、ホストコンピュータ1の処理能力が十分に高ければ、入退室管理時および出退勤管理時のセキュリティチェックを同時に実行することができる。
また、入退勤管理の方法としては、ドア番号以外に、携帯電話12の電話番号そのものや、テナント2a、2bの名称を適用することもでき、または、ビル2のホームページ上でドアそのものを指示するなど、任意の方法が適用可能である。
また、入退勤管理の方法としては、ドア番号以外に、携帯電話12の電話番号そのものや、テナント2a、2bの名称を適用することもでき、または、ビル2のホームページ上でドアそのものを指示するなど、任意の方法が適用可能である。
また、セキュリティチェックの具体的な対象としては、ID名や暗証番号または顔以外に、文章(筆跡)や指紋または音声などの任意のチェック対象を適用することができる。
また、通信手段11としてインタネットを用いたが、インタネット以外の無線ネットワークを用いてもよい。この場合、携帯電話12と同等以上の機能を有する携帯通信機器が用いられる。
また、通信手段11としてインタネットを用いたが、インタネット以外の無線ネットワークを用いてもよい。この場合、携帯電話12と同等以上の機能を有する携帯通信機器が用いられる。
さらに、該当者が、ACSによりドアを通行して、室内に入った時点で初めて出勤と見なすようにしてもよい。
この場合、ID判別結果がOKとなった後に、電気錠が解錠されてドアが開いたときの時刻が、出勤時刻として認識されることになる。
この場合、ID判別結果がOKとなった後に、電気錠が解錠されてドアが開いたときの時刻が、出勤時刻として認識されることになる。
1 ホストコンピュータ、1a CPU、1b ROM、1c RAM、1e 伝送装置、1f CRT、1h キーボード、1i 入出力インタフェース、11 通信手段、12 携帯電話、2 ビル、21a、21b テナント、22、22a、22b ドア、23、23a、23b 時計板、E、Ea、Eb 電気錠、31 時刻情報、32 場所情報。
Claims (12)
- 社員に個別に所持されて送受信機能および撮影機能を有する携帯電話と、
通信手段を介して前記携帯電話に接続された伝送装置を有するホストコンピュータとを備え、
前記携帯電話は、少なくとも勤務地の所定場所を撮影した映像と撮影時刻とを前記ホストコンピュータに送信し、
前記ホストコンピュータは、出退勤管理機能を有し、前記携帯電話から送信された前記撮影時刻を、前記携帯電話を所持する社員の前記勤務地に対する出勤時刻または退勤時刻として管理することを特徴とする出退勤管理システム。 - 前記携帯電話および前記伝送装置の少なくとも一方は、セキュリティチェック機能を有し、
前記セキュリティチェック機能は、前記社員ごとの暗証番号またはバイオメトリクスをチェックし、
前記撮影時刻は、前記セキュリティチェック機能によるチェック結果がOKの場合のみに正規時刻として扱われることを特徴とする請求項1に記載の出退勤管理システム。 - 前記携帯電話から送信される映像は、前記所定場所を背景として、前記社員の顔を含むことを特徴とする請求項2に記載の出退勤管理システム。
- 前記携帯電話は、時計を撮影した時計映像を前記ホストコンピュータに送信し、
前記ホストコンピュータは、前記時計映像をパターン認識処理して前記撮影時刻を取得することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の出退勤管理システム。 - 前記ホストコンピュータは、
出勤開始時刻から出勤終了時刻までの出勤時間帯を格納した記憶手段を有し、
前記携帯電話から送信される複数の撮影時刻のうち、前記出勤開始時刻に最も近い時刻を出勤時刻として管理し、
前記携帯電話から送信される複数の撮影時刻のうち、前記出勤終了時刻に最も近い時刻を退勤時刻として管理することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の出退勤管理システム。 - 前記携帯電話は、前記ホストコンピュータから送信される指令信号の内容を報知するための報知機能を有し、
前記ホストコンピュータは、前記携帯電話から送信される映像または撮影時刻が正規に受信することができない場合に、前記映像または前記撮影時刻の再度の送信要求を出力して、前記携帯電話の報知機能を駆動させることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の出退勤管理システム。 - 前記所定場所は、前記勤務地内のあらかじめ設定された部屋のドア近傍を含むことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の出退勤管理システム。
- 前記ホストコンピュータの出退勤管理機能は、前記携帯電話を所持する社員の入退室管理機能または機械警備機能を含むことを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の出退勤管理システム。
- 前記ホストコンピュータの入退室管理機能は、前記勤務地に属するテナントを管理するために、前記携帯電話から送信される映像をチェックすることを特徴とする請求項8に記載の出退勤管理システム。
- 前記携帯電話は、入退室管理に使用されるドア番号またはID番号を前記映像とともに前記ホストコンピュータに送信し、
前記ホストコンピュータは、前記ドア番号または前記ID番号を出退勤管理に流用することを特徴とする請求項8または請求項9に記載の出退勤管理システム。 - 前記ホストコンピュータは、所定時間内の通行者が所定量以上の出入口のドア近傍の映像を無効にすることを特徴とする請求項7から請求項10までのいずれか1項に記載の出退勤管理システム。
- 社員に個別に所持されて送受信機能および撮影機能を有する携帯電話と、
通信手段を介して前記携帯電話に接続された伝送装置を有するホストコンピュータとを備え、
前記携帯電話は、少なくとも勤務地の所定場所を撮影した映像を前記ホストコンピュータに送信し、
前記ホストコンピュータは、計時部および出退勤管理機能を有し、前記携帯電話から送信された時点の撮影時刻を、前記携帯電話を所持する社員の前記勤務地に対する出勤時刻または退勤時刻として管理することを特徴とする出退勤管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004248637A JP2006065649A (ja) | 2004-08-27 | 2004-08-27 | 出退勤管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004248637A JP2006065649A (ja) | 2004-08-27 | 2004-08-27 | 出退勤管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006065649A true JP2006065649A (ja) | 2006-03-09 |
Family
ID=36112088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004248637A Pending JP2006065649A (ja) | 2004-08-27 | 2004-08-27 | 出退勤管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006065649A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014017398A1 (ja) * | 2012-07-24 | 2014-01-30 | 日本電気株式会社 | 出退勤管理装置、そのデータ処理方法、およびプログラム |
JP2020071814A (ja) * | 2018-11-02 | 2020-05-07 | 日本電気株式会社 | 情報処理装置、情報処理装置の制御プログラムおよび通信端末 |
-
2004
- 2004-08-27 JP JP2004248637A patent/JP2006065649A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014017398A1 (ja) * | 2012-07-24 | 2014-01-30 | 日本電気株式会社 | 出退勤管理装置、そのデータ処理方法、およびプログラム |
US20150170104A1 (en) * | 2012-07-24 | 2015-06-18 | Nec Corporation | Time and attendance management device, data processing method thereof, and program |
JP5871068B2 (ja) * | 2012-07-24 | 2016-03-01 | 日本電気株式会社 | 出退勤管理装置、そのデータ処理方法、およびプログラム |
JP2020071814A (ja) * | 2018-11-02 | 2020-05-07 | 日本電気株式会社 | 情報処理装置、情報処理装置の制御プログラムおよび通信端末 |
US11605257B2 (en) | 2018-11-02 | 2023-03-14 | Nec Corporation | Information processing apparatus, control program of communication terminal, and entrance and exit management method |
JP7238346B2 (ja) | 2018-11-02 | 2023-03-14 | 日本電気株式会社 | 情報処理装置、情報処理装置の制御プログラムおよび通信端末 |
US11928907B2 (en) | 2018-11-02 | 2024-03-12 | Nec Corporation | Information processing apparatus, control program of communication terminal, and entrance and exit management method |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9426432B2 (en) | Remote interactive identity verification of lodging guests | |
US20160125676A1 (en) | Security kiosk and system and method of controlling access using thereof | |
CN106429660B (zh) | 一种智能电梯安全管理系统及方法 | |
JP4357247B2 (ja) | エレベータ制御装置 | |
JP2009110068A (ja) | 入場管理システム | |
JP2007186300A (ja) | 玄関ロック連動エレベータ制御システム | |
JP2008021263A (ja) | 入退場管理システム | |
WO2009090724A1 (ja) | エレベータ制御システム及びエレベータ制御装置 | |
JP7166061B2 (ja) | 顔認証システム、顔認証サーバおよび顔認証方法 | |
JP4984490B2 (ja) | 不在時の訪問者認証システム | |
JP4538299B2 (ja) | 出入管理システム | |
JP4344303B2 (ja) | 入退室管理システム | |
JP2006063679A (ja) | 出入管理システム | |
JP4401791B2 (ja) | エレベータセキュリティ運転システム | |
KR20160010009A (ko) | 원격 방문자 출입관리 시스템 및 방법 | |
JP2006065649A (ja) | 出退勤管理システム | |
EP4068741A1 (en) | Multiple dwelling house interphone system | |
JP7088357B1 (ja) | 顔認証システム | |
US20240054309A1 (en) | A method for forming a network connection | |
JP2013102335A (ja) | 入退室管理システム | |
JP4705346B2 (ja) | 在室者管理システム、在室者管理サーバおよび在室者管理プログラム | |
JP7509303B1 (ja) | セキュリティ管理システム | |
JP5226347B2 (ja) | 領域管理システム及び方法 | |
JP7496552B2 (ja) | 画像認証システム、画像認証方法、および画像認証プログラム | |
JP2014197328A (ja) | データセンタ入退室管理方法 |