JP2006059468A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、セルアレイの行を選択する際に、まず電源線の電圧が全ての位置で高電圧に達した後に、ワード線の電圧を立ち上げることを特徴とする。
【解決手段】行列状に配置された複数のSRAMセル11と、各行に配置された複数のSRAMセルに対して共通に接続されたワード線WLと、各行に配置された複数のSRAMセルに対して共通に接続された電源線PLと、複数のSRAMセルを各行毎にアクセスする際は、電源線PLの電圧を上昇させ、電源線の電圧が全ての位置において高電圧DDHに達した後に、ワード線WLの活性化を開始し、アクセス状態から非アクセス状態にする際は、ワード線を非活性化し、ワード線の電圧が全ての位置において接地電圧GNDに変化した後に、電源線の電圧を低電圧DDLに変化させる電源線/ワード線制御回路13とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スタティク型の半導体記憶装置(SRAM)に係り、特に非アクセス時にSRAMセルに供給される電源電圧の値が、アクセス状態の時にSRAMセルに供給される電源電圧よりも低く設定される半導体記憶装置に関する。
最近、低消費電力であり、かつ高性能のSRAMが開発されている。特に、低消費電力を実現したSRAMとして、row-by-row dynamic VDD (RRDV)制御方式のSRAMが、例えば非特許文献1に開示されている。このRRDV制御方式のSRAMでは、ワード線の電圧を立ち上げてメモリセルアレイの行を選択する際に、SRAMセルに供給される電源電圧が高電圧に上昇される。このとき、非選択の行内のSRAMセルには、電源電圧として低電圧が供給される。
SRAMでは、SRAMセル内のフリップフロップ回路によってデータがラッチされる。このため、非選択のSRAMセルに対しても電源電圧を供給する必要がある。RRDV制御方式のSRAMでは、非選択のSRAMセルに対し、選択状態のSRAMセルよりも低い電源電圧を供給することで、低消費電力を実現している。しかし、従来のRRDV制御方式のSRAMでは、記憶データの安定性に重大な問題が生じている。
SRAMでは、セルがアクセスされる前にプリチャージ期間が存在する。つまり、セルのアクセスされる前に、SRAMセルに接続されているビット線が高電位にプリチャージされる。このプリチャージは、通常、SRAMセルに供給される高い電源電圧である高電圧を用いて行われる。
一方、SRAMセルに電源電圧を供給する電源線と、SRAMセルを選択するワード線とは、それぞれある程度の配線長を有しており、それぞれに付随する寄生容量と寄生抵抗とに応じた遅延が生じる。しかも、電源線とワード線における遅延は同じとは限らない。従って、SRAMセルのアクセス時に、電源線とワード線の全ての位置において、まず電源線の電圧が高電圧に上昇し、次にワード線の電圧が選択状態に対応した電圧に上昇し、SRAMセルの非アクセス時には、まずワード線の電圧が非選択状態に対応した電圧に低下し、次に電源線の電圧が低電圧に低下するとは限らない。従って、従来のRRDV制御方式のSRAMでは、非アクセス状態からアクセス状態に変化する際のプリチャージ時に、SRAMセルに供給される電源電圧よりも先にワード線電圧の方が高くなることがある。
図5は、非選択状態のSRAMセルのスタテッィクノイズマージン(SNM)とワード線電圧との関係の一例を示している。なお、非選択状態のときに、SRAMセルに供給される電源電圧VDDLの値は例えば0.25Vである。また、図6は、ワード線の電圧を0.00V、0.25V、0.30Vとした場合の、SRAMセル内のフリップフロップ回路の一対の入出力ノードにおける電圧(Vin、Vout:Vin、Voutは後述する図2中のフリップフロップ回路の記憶ノードN1、N2の電圧)の一例を示している。なお、図6に示す特性は、一般にバタフライ曲線(Butterfly curve)として知られている。図6中のSNM1、SNM2等が、図5中のSNMに相当している。
図5及び図6から明らかなように、電源電圧として低電圧が供給されている非選択のSRAMセルにおいて、ワード線電圧が上昇すると、スタテッィクノイズマージンが低下し、セルデータが破壊されるという不都合が生じる。
Kenneth W.Mai et al.「Low-Power SRAM Design Using Half-Swing Pulse-Mode Techniques」IEEE JOURNAL OF SOLID-STATE CIRCUITS, VOL.33,NO.11,pp 1659-1671, NOVEMBER 1998
本発明は、上記のような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、RRDV制御方式のSRAMにおいて、スタテッィクノイズマージンの低下を防止して、セルデータの破壊を防ぐことができる半導体記憶装置を提供することである。
本発明の半導体記憶装置は、行列状に配置された複数のSRAMセルと、各行に配置された前記複数のSRAMセルに対して共通に接続されたワード線と、各行に配置された前記複数のSRAMセルに対して共通に接続され、これら複数のSRAMセルに電源電圧を供給する電源線と、前記複数のSRAMセルを各行毎にアクセスする際は、前記電源線の電圧を上昇させ、電源線の電圧が全ての位置において第1の電圧に達した後に、前記ワード線の活性化を開始し、アクセス状態から非アクセス状態にする際は、前記ワード線を非活性化し、ワード線の電圧が全ての位置において非活性状態に対応した電圧に変化した後に、前記電源線の電圧を前記第1の電圧よりも低い第2の電圧に変化させる電源線/ワード線制御回路とを具備している。
本発明の半導体記憶装置において、第2の電圧は0Vよりも高い電圧である。
本発明の半導体記憶装置において、前記ワード線の活性化電圧は、前記第2の電圧と等しい電圧である。
本発明の半導体記憶装置において、前記電源線/ワード線制御回路は、前記電源線の一端に接続され、前記複数のSRAMセルを各行毎にアクセスするための制御信号が供給され、前記制御信号が活性化された後に前記第1の電圧を前記電源線の一端に出力する第1の駆動回路と、前記電源線の他端に接続され、前記電源線の他端の電圧が前記第1の電圧に達したことを検知する第1の検知回路と、前記ワード線の一端に接続され、前記制御信号が活性化され、かつ前記第1の検知回路で前記電源線の他端が前記第1の電圧に達したことが検知された後に、ワード線の活性状態に対応した電圧を前記ワード線の一端に出力すると共に、前記制御信号が非活性化された後はワード線の非活性状態に対応した電圧を前記ワード線の一端に出力する第2の駆動回路と、前記ワード線の他端に接続され、前記ワード線の他端の電圧がワード線の非活性状態に対応した電圧に達したことを検知する第2の検知回路とを有し、前記第1の駆動回路は、前記第2の検知回路で前記ワード線の他端の電圧がワード線の非活性状態に対応した電圧に達したことが検知された後に、前記第2の電圧を前記電源線の一端に出力する。
また、前記第1の駆動回路は、前記第1の電圧の供給ノードと前記電源線の一端との間に電流通路が接続されゲートに前記制御信号が入力されるPMOS型の第1のトランジスタと、前記電源線と前記第2の電圧の供給ノードとの間に電流通路が挿入されゲートに前記制御信号が入力されるNMOS型の第2のトランジスタと、前記電源線と前記第2の電圧の供給ノードとの間で前記第2のトランジスタの電流通路に対して電流通路が直列に接続されゲートに前記第2の検知回路の検知信号が入力されるNMOS型の第3のトランジスタとを有し、前記第1の検知回路は、前記第1の電圧の供給ノードと前記第2の電圧の供給ノードとの間に電流通路が直列に接続されゲートが前記電源線の他端に接続されたPMOS型の第4のトランジスタ及びNMOS型の第5のトランジスタを有し、前記第4及び第5のトランジスタの直列接続ノードから検知信号を出力し、前記第2の駆動回路は、前記第1の電圧の供給ノードと前記ワード線の一端との間に電流通路が挿入されゲートに前記第1の検知回路の検知信号が入力されるPMOS型の第6のトランジスタと、前記第1の電圧の供給ノードと前記ワード線の一端との間で前記第6のトランジスタの電流通路に対して電流通路が直列に接続されゲートに前記制御信号が入力されるPMOS型の第7のトランジスタと、前記ワード線の一端と接地電圧の供給ノードとの間に電流通路が接続されゲートに前記制御信号が入力されるNMOS型の第8のトランジスタとを有し、前記第2の検知回路は、前記第1の電圧の供給ノードと接地電圧の供給ノードとの間に電流通路が直列に接続されゲートが前記ワード線の他端に接続されたPMOS型の第9のトランジスタ及びNMOS型の第10のトランジスタを有し、前記第9及び第10のトランジスタの直列接続ノードから検知信号を出力する。
本発明の半導体記憶装置によれば、RRDV制御方式のSRAMにおいて、スタテッィクノイズマージンの低下を防止して、セルデータの破壊を防ぐことができる。
以下、図面を参照して本発明を実施の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の半導体記憶装置をRRDV制御方式のSRAMに実施した場合のセルアレイ付近の構成を示す回路図である。セルアレイ10には、行列状に配置された複数のSRAMセル11が設けられている。上記複数のSRAMセル11のうち、各行に配置された複数のSRAMセル11は、複数のワード線WLのうち対応する1つのワード線WLに共通に接続されている。同様に、各行に配置された複数のSRAMセル11は、複数の電源線PLのうち対応する1つの電源線PLに共通に接続されている。上記複数のSRAMセル11のうち、各列に配置された複数のSRAMセル11は、複数対のビット線BL、/BLのうち対応する1対のビット線BL、/BLに共通に接続されている。
ロウデコーダ12は、ロウアドレス信号に応じて、複数のデコード信号R−DECのうちのいずれか1つのデコード信号を活性化する。ロウデコーダ12から出力される複数のデコード信号R−DECは、複数の電源線PL及び複数のワード線WLに対応して設けられた複数の電源線/ワード線制御回路13に供給される。これら複数の電源線/ワード線制御回路13は、電源線PL及び複数のワード線WLの各一端側に配置された電源線/ワード線制御回路13Aと、電源線PL及び複数のワード線WLの各他端側に配置された電源線/ワード線制御回路13Bとからなる。さらに、各電源線/ワード線制御回路13Aは、対応する電源線を駆動する第1の駆動回路14と、対応するワード線を駆動する第2の駆動回路15とを含み、各電源線/ワード線制御回路13Bは、対応する電源線の電圧を検知する第1の検知回路16と、対応するワード線の電圧を検知する第2の検知回路17とを含む。
図2は、図1中のSRAMセル11の詳細な構成の一例を示す回路図である。各SRAMセル11は、電源線PLと接地電圧のノードとの間に接続され、データを記憶するフリップフロップ回路21と、このフリップフロップ回路21の一方の記憶ノードN1と一方のビット線BLとの間にソース、ドレイン間の電流通路が接続され、ゲートがワード線WLに接続されたトランスファゲート用のNMOS型のトランジスタ22と、フリップフロップ回路21の他方の記憶ノードN2と他方のビット線/BLとの間にソース、ドレイン間の電流通路が接続され、ゲートがワード線WLに接続されたトランスファゲート用のNMOS型のトランジスタ23とを含む。フリップフロップ回路21は、例えば、それぞれPMOS型とNMOS型のトランジスタからなる2個のインバータの入出力を互いに交差接続して構成される。
図3は、図1中に示す電源線/ワード線制御回路13の詳細な構成の一例を示す回路図である。第1の駆動回路14は、高電圧VDDHの供給ノードと電源線PLの一端との間にソース、ドレイン間の電流通路が接続され、図1中のロウデコーダ12から出力されるデコード信号R−DECがゲートに入力されるPMOS型のトランジスタ31と、電源線PLと低電圧VDDLの供給ノードとの間にソース、ドレイン間の電流通路が挿入され、デコード信号R−DECがゲートに入力されるNMOS型のトランジスタ32と、電源線PLと低電圧VDDLの供給ノードとの間でトランジスタ32の電流通路に対してソース、ドレイン間の電流通路が直列に接続され、第2の検知回路17の検知信号がゲートに入力されるNMOS型のトランジスタ33とを有する。
第1の検知回路16は、高電圧VDDHの供給ノードと低電圧VDDLの供給ノードとの間にソース、ドレイン間の電流通路が直列に接続され、ゲートが電源線PLの他端に接続されたPMOS型のトランジスタ34及びNMOS型のトランジスタ35を有する。そして、上記両トランジスタ34、35の直列接続ノードから検知信号を出力する。
第2の駆動回路15は、高電圧VDDHの供給ノードとワード線WLの一端との間にソース、ドレイン間の電流通路が挿入され、ゲートに第1の検知回路16の検知信号が入力されるPMOS型のトランジスタ36と、高電圧VDDHの電圧の供給ノードとワード線WLの一端との間でトランジスタ36の電流通路に対してソース、ドレイン間の電流通路が直列に接続され、ゲートにデコード信号R−DECが入力されるPMOS型のトランジスタ37と、ワード線WLの一端と接地電圧GNDの供給ノードとの間にソース、ドレイン間の電流通路が接続され、ゲートにデコード信号R−DECが入力されるNMOS型のトランジスタ38とを有する。
第2の検知回路17は、高電圧VDDHの供給ノードと接地電圧GNDの供給ノードとの間にソース、ドレイン間の電流通路が直列に接続され、ゲートがワード線WLの他端に接続されたPMOS型のトランジスタ39及びNMOS型のトランジスタ40を有する。そして、上記両トランジスタ39、40の直列接続ノードから検知信号を出力する。
ここで、低電圧VDDLは高電圧VDDHよりも低く、低電圧VDDLは0Vよりも高い電圧である。一例として、低電圧VDDLは0.25Vであり、高電圧VDDHは1Vである。また、デコード信号R−DECの活性化レベル(“0”レベル)はGNDレベルと等しい0Vであり、非活性化レベル(“1”レベル)はVDDHレベルと等しい1Vであるとする。
電源線PLは、配線に付随している寄生容量と寄生抵抗とに応じた遅延(RC delay)を有しており、便宜上、この遅延を電源線PLの途中に挿入した遅延回路で示している。同様に、ワード線WLも、配線に付随している寄生容量と寄生抵抗とに応じた遅延(RC delay)を有しており、便宜上、この遅延をワード線WLの途中に挿入した遅延回路で示している。
次に、上記構成のSRAMの動作を説明する。まず、図1中のセルアレイ10内の複数の行のうち1つの行を選択するために、ロウデコーダ12のデコード信号R−DECが活性化(“0”レベル)される。これにより、第1の駆動回路14内のトランジスタ31がオンし、トランジスタ32がオフする。従って、トランジスタ31を介して、高電圧VDDHが電源線PLの一端に出力される。電源線PLでは前述したように遅延が生じるので、第1の駆動回路14から遠ざかるにつれて電源線PLの電圧は順次遅れて上昇する。そして、電源線PLの他端の電圧が高電圧VDDHに達すると、これが第1の検知回路16で検知され、VDDLレベルの検知信号が出力される。
一方、デコード信号R−DECが活性化されると、第2の駆動回路15内のトランジスタ37がオンし、トランジスタ38がオフする。しかし、デコード信号R−DECが活性化された直後では、第1の検知回路16の検知信号は未だ“1”レベルなので、第2の検知回路15内のトランジスタ36はオフ状態であり、ワード線WLは駆動されない。そして、対応する電源線PLの電圧が全ての位置において高電圧VDDHに達し、これが第1の検知回路16で検知されて、VDDLレベルの検知信号が第1の検知回路16から出力されると、第2の駆動回路15内のトランジスタ36がオンし、トランジスタ36、37を介して、高電圧VDDHがワード線WLの一端に出力される。ワード線WLでは前述したように遅延が生じるので、第2の駆動回路15から遠ざかるにつれてワード線WLの電圧は順次遅れて上昇する。そして、ワード線WLの他端の電圧が高電圧VDDHに達すると、これが第2の検知回路17で検知され、“0”レベルの検知信号が出力される。
このように、非選択のSRAMセルを選択する際は、同じ行内の全てのSRAMセル11に対して高電圧VDDHが供給されてからワード線電圧が上昇するので、各SRAMセルのスタテッィクノイズマージンが低下してセルデータが破壊される不都合は生じない。
次に、デコード信号R−DECが非活性化(“1”レベル)されると、第2の駆動回路15内のトランジスタ37がオフし、トランジスタ38がオンする。従って、トランジスタ38を介して、接地電圧GNDがワード線WLの一端に出力される。ワード線WLでは前述したように遅延が生じるので、第2の駆動回路15から遠ざかるにつれてワード線WLの電圧は順次遅れて低下する。そして、ワード線WLの他端の電圧が接地電圧GNDに達すると、これが第2の検知回路17で検知され、“1”レベルの検知信号が出力される。
一方、デコード信号R−DECが非性化されると、第1の駆動回路14のトランジスタ31がオフし、トランジスタ32がオンする。しかし、デコード信号R−DECが非活性化された直後では、第2の検知回路17の検知信号は未だ“0”レベルなので、第1の駆動回路14のトランジスタ33はオフ状態であり、電源線PLには低電圧VDDLは出力されない。そして、対応するワード線WLの電圧が全ての位置において接地電圧GNDに達し、これが第2の検知回路17で検知されて、“1”レベルの検知信号が第2の検知回路17から出力されると、第1の駆動回路14内のトランジスタ33がオンし、トランジスタ32、33を介して、低電圧VDDLが電源線PLの一端に出力される。そして、第1の駆動回路14から遠ざかるにつれて電源線PLの電圧は順次遅れて低下する。そして、電源線PLの他端の電圧が低電圧VDDLに達すると、これが第1の検知回路16で検知され、“1”レベルの検知信号が出力される。
このように、選択状態のSRAMセルを非選択状態にする際は、ワード線WLの電圧が全ての位置において接地電圧GNDに低下した後に、同じ行内の電源線PLの電圧が高電圧VDDHから低電圧VDDLに下げられるので、各SRAMセルのスタテッィクノイズマージンが低下して、セルデータが破壊される不都合は生じない。
図4(a)は、電源線PL及びワード線WLの第1及び第2の駆動回路14、15側の端部における電源線電圧及びワード線電圧の変化を示しており、同様に、図4(b)は、電源線PL及びワード線WLの第1及び第2の検知回路16、17側の端部における電源線電圧及びワード線電圧の変化を示している。図示するように、複数のSRAMセルを各行毎にアクセスする際は、電源線PLの電圧が上昇し、電源線PLの電圧が全ての位置において高電圧VDDHに達した後に、ワード線PLの活性化が開始されてワード線PLの電圧が上昇し、上記とは反対に、アクセス状態から非アクセス状態にする際は、ワード線WLが非活性化されて、ワード線WLの電圧が低下し、ワード線WLの電圧が全ての位置において接地電圧GNDに変化した後に、電源線PLの電圧が低電圧VDDLに変化する。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく種々の変形が可能であることはいうまでもない。例えば、上記実施の形態では、電源線/ワード線制御回路13が図3に示すような構成を有する場合を説明したが、これは要するに、複数のSRAMセルを各行毎にアクセスする際は、電源線の電圧を上昇させ、電源線の電圧が全ての位置において第1の電圧に達した後に、ワード線の活性化を開始し、アクセス状態から非アクセス状態にする際は、ワード線を非活性化し、ワード線の電圧が全ての位置において非活性状態に対応した電圧に変化した後に、電源線の電圧を第1の電圧よりも低い第2の電圧に変化させるような機能を有するものであれば、どのような構成を有するものであってもよい。
本発明の半導体記憶装置をRRDV制御方式のSRAMに実施した場合のセルアレイ付近の構成を示す回路図。 図1中のSRAMセルの詳細な構成の一例を示す回路図。 図1中に示す電源線/ワード線制御回路の詳細な構成の一例を示す回路図。 図1中の電源線及びワード線の第1及び第2の駆動回路側の端部及び第1及び第2の検知回路側の端部における電源線電圧及びワード線電圧の変化を示す波形図。 従来のRRDV制御方式のSRAMにおける非選択状態のSRAMセルのスタテッィクノイズマージンとワード線電圧との関係の一例を示す特性図。 SRAMセル内のフリップフロップ回路の一対の入出力ノードにおける電圧の一例を示す特性図。
符号の説明
10…セルアレイ、11…SRAMセル、12…ロウデコーダ、13、13A、13B…電源線/ワード線制御回路、14…第1の駆動回路、15…第2の駆動回路、16…第1の検知回路、17…第2の検知回路、WL…ワード線、PL…電源線、BL、/BL…ビット線。

Claims (5)

  1. 行列状に配置された複数のSRAMセルと、
    各行に配置された前記複数のSRAMセルに対して共通に接続されたワード線と、
    各行に配置された前記複数のSRAMセルに対して共通に接続され、これら複数のSRAMセルに電源電圧を供給する電源線と、
    前記複数のSRAMセルを各行毎にアクセスする際は、前記電源線の電圧を上昇させ、電源線の電圧が全ての位置において第1の電圧に達した後に、前記ワード線の活性化を開始し、アクセス状態から非アクセス状態にする際は、前記ワード線を非活性化し、ワード線の電圧が全ての位置において非活性状態に対応した電圧に変化した後に、前記電源線の電圧を前記第1の電圧よりも低い第2の電圧に変化させる電源線/ワード線制御回路
    とを具備したことを特徴する半導体記憶装置。
  2. 前記第2の電圧は0Vよりも高い電圧である請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記ワード線の活性化電圧は、前記第2の電圧と等しい電圧である請求項1記載の半導体記憶装置。
  4. 前記電源線/ワード線制御回路は、
    前記電源線の一端に接続され、前記複数のSRAMセルを各行毎にアクセスするための制御信号が供給され、前記制御信号が活性化された後に前記第1の電圧を前記電源線の一端に出力する第1の駆動回路と、
    前記電源線の他端に接続され、前記電源線の他端の電圧が前記第1の電圧に達したことを検知する第1の検知回路と、
    前記ワード線の一端に接続され、前記制御信号が活性化され、かつ前記第1の検知回路で前記電源線の他端が前記第1の電圧に達したことが検知された後に、ワード線の活性状態に対応した電圧を前記ワード線の一端に出力すると共に、前記制御信号が非活性化された後はワード線の非活性状態に対応した電圧を前記ワード線の一端に出力する第2の駆動回路と、
    前記ワード線の他端に接続され、前記ワード線の他端の電圧がワード線の非活性状態に対応した電圧に達したことを検知する第2の検知回路とを有し、
    前記第1の駆動回路は、前記第2の検知回路で前記ワード線の他端の電圧がワード線の非活性状態に対応した電圧に達したことが検知された後に、前記第2の電圧を前記電源線の一端に出力することを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  5. 前記第1の駆動回路は、前記第1の電圧の供給ノードと前記電源線の一端との間に電流通路が接続されゲートに前記制御信号が入力されるPMOS型の第1のトランジスタと、前記電源線と前記第2の電圧の供給ノードとの間に電流通路が挿入されゲートに前記制御信号が入力されるNMOS型の第2のトランジスタと、前記電源線と前記第2の電圧の供給ノードとの間で前記第2のトランジスタの電流通路に対して電流通路が直列に接続されゲートに前記第2の検知回路の検知信号が入力されるNMOS型の第3のトランジスタとを有し、
    前記第1の検知回路は、前記第1の電圧の供給ノードと前記第2の電圧の供給ノードとの間に電流通路が直列に接続されゲートが前記電源線の他端に接続されたPMOS型の第4のトランジスタ及びNMOS型の第5のトランジスタを有し、前記第4及び第5のトランジスタの直列接続ノードから検知信号を出力し、
    前記第2の駆動回路は、前記第1の電圧の供給ノードと前記ワード線の一端との間に電流通路が挿入されゲートに前記第1の検知回路の検知信号が入力されるPMOS型の第6のトランジスタと、前記第1の電圧の供給ノードと前記ワード線の一端との間で前記第6のトランジスタの電流通路に対して電流通路が直列に接続されゲートに前記制御信号が入力されるPMOS型の第7のトランジスタと、前記ワード線の一端と接地電圧の供給ノードとの間に電流通路が接続されゲートに前記制御信号が入力されるNMOS型の第8のトランジスタとを有し、
    前記第2の検知回路は、前記第1の電圧の供給ノードと接地電圧の供給ノードとの間に電流通路が直列に接続されゲートが前記ワード線の他端に接続されたPMOS型の第9のトランジスタ及びNMOS型の第10のトランジスタを有し、前記第9及び第10のトランジスタの直列接続ノードから検知信号を出力することを特徴とする請求項4記載の半導体記憶装置。
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