JP2006055550A - 遊技機 - Google Patents

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JP2006055550A JP2004243212A JP2004243212A JP2006055550A JP 2006055550 A JP2006055550 A JP 2006055550A JP 2004243212 A JP2004243212 A JP 2004243212A JP 2004243212 A JP2004243212 A JP 2004243212A JP 2006055550 A JP2006055550 A JP 2006055550A
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則教 和泉
Naoki Yokogawa
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Abstract

【課題】 遊技球を高速で計数処理することができるようにした遊技機を提供する。
【解決手段】 複数取り込み手段(120)は、上部球通路(150)と、投入回転体(160)と、回転駆動手段(170)と、球検知手段(121)とを備え、投入回転体(160)は、球収納部(161)を横方向に複数個、並べて形成し、球収納部(161)は、球収納部(161)が投入回転体(160)の上方に向かって開口する位置にある場合、上部球通路(150)からの遊技球を受け入れ、投入回転体(160)の回転により球収納部(161)が下方に向かって開口する位置にある場合、収納した遊技球を球収納部(161)から放出し、投入判断制御手段(140)は、球検知手段(121)によって一単位分の遊技球が同時に取り込まれなかったことが検知された場合、取り込んだ遊技球を個別払い出し手段(130)により払い出すことを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

この発明は、遊技球の計数処理を高速に処理可能な遊技機に関するものである。
従来、この種の遊技機としては、スロットマシンがあり、このスロットマシンにおいては、遊技媒体として、円板上の遊技メダルを使用しており、かかる遊技メダルを投入した際の計数処理は、遊技メダルの1個ずつの移動をセンサーで検知して行っているものが知られている(例えば、特許文献1、第1図。)。
一方、遊技媒体として全体形状が球状の遊技球であるパチンコ玉を用い、スロットマシンと同様の遊技を行うことができる、いわゆるパロット遊技機が知られている。このパロット遊技機は、上皿に媒体排出口及び媒体投入口があり、払い出された遊技球や、媒体貸し出し機から貸し出された遊技球を、所定のスイッチ操作により投入し、スタートスイッチ及びストップスイッチの操作により回転リールを回転及び停止させ、所定の図柄を揃えることにより上皿に遊技球が払い出される。そして、上皿に遊技球が一杯になった場合には、下皿に移して貯留できるようになっているものである。
このパロットを使用すると、遊技媒体としてパチンコ球である遊技球を、パチンコ機と共用することができ、同一の島設備においてパロットとパチンコ機とを混在させることが可能となる。その際、パロットは、1枚の遊技メダルと同等の価値として遊技可能にするためには、例えば、5個の遊技球(パチンコ球)を一単位として取り扱う必要がある。
従来のパロットでは、遊技球の投入における計数処理装置としては、図8に示すような投入用スプロケット500を使用して上皿501からの遊技球を1個ずつカウントしていくものであった。
特開2004−166806号公報(第1図)
しかし、上記した従来の遊技機では、遊技メダル1枚が、遊技球では5個に換算されるため、遊技メダルの3枚投入の場合は、遊技球を15個、投入しなければならず、図8に示すような遊技球を1個ずつカウントするようなものでは、その計数処理に時間がかかってしまうといった問題点があった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1及び2) すなわち、請求項1及び2記載の発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、遊技球を高速で計数処理することができるようにした遊技機を提供しようとするものである。
(請求項3) 請求項3記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。すなわち、請求項3記載の発明は、球貯留上皿に貯留された複数の遊技球を、その自重により、整列した状態で、投入回転体へ案内することができるようにした遊技機を提供しようとするものである。
更に、請求項3記載の発明は、複数の遊技球が、複数の区画にそれぞれ整列するから、複数の遊技球を球収納部に同時に取り込むことができ、一単位分の遊技球が取り込まれなくなることを防止することができるようにした遊技機を提供しようとするものである。
(請求項1) 請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。すなわち、遊技球の投入を条件として遊技を開始し、遊技結果に応じた数の遊技球を払い出すようにした遊技機(10)において、遊技機(10)外部の所定個数の遊技球を、一単位として遊技機(10)内部へ取り込み可能な複数取り込み手段(120)と、遊技機(10)内部の遊技球を、1個ずつ遊技機(10)外部へ払い出し可能な個別払い出し手段(130)と、前記複数取り込み手段(120)から遊技機(10)内部に取り込んだ遊技球を、一単位分の遊技球の投入か否かを判断して前記個別払い出し手段(130)の動作を制御するための投入判断制御手段(140)とを備え、前記複数取り込み手段(120)は、遊技機(10)の外部から遊技球を下方に向かって通す上部球通路(150)と、横方向に配置した回転中心軸(162)の回りに回転させることにより、前記上部球通路(150)からの所定数の遊技球を一単位として遊技機(10)内部に取り込んで遊技球の投入とする投入回転体(160)と、前記投入回転体(160)を回転駆動させるための回転駆動手段(170)と、一単位分の遊技球が複数取り込み手段(120)によって遊技機(10)内部に取り込まれたことを一単位分の個数の遊技球各々について検知する球検知手段(121)とを備え、前記投入回転体(160)は、外方に向かって開口して前記上部球通路(150)からの遊技球を収納可能な球収納部(161)を横方向に複数個、並べて形成し、前記球収納部(161)は、前記球収納部(161)が前記投入回転体(160)の上方に向かって開口する位置にある場合、前記上部球通路(150)からの遊技球を受け入れ、前記投入回転体(160)の回転により前記球収納部(161)が下方に向かって開口する位置にある場合、収納した遊技球を前記球収納部(161)から放出し、前記投入判断制御手段(140)は、前記球検知手段(121)によって一単位分の遊技球が同時に取り込まれなかったことが検知された場合、取り込んだ遊技球を前記個別払い出し手段(130)により払い出すことを特徴とする。
(作用) 本発明は、遊技機(10)の外部から遊技球が上部球通路(150)を通って下方に向かって落下してくる。そして、投入回転体(160)が回転駆動手段(170)により回転中心軸(162)の回りに回転し、投入回転体(160)の表面周囲の球収納部(161)が上方に向かって開口する位置にあるときに、上部球通路(150)からの遊技球を受け入れる。そして、投入回転体(160)が回転駆動手段(170)により回転して、球収納部(161)が下方に向かって開口する位置にあるときに、収納した遊技球が球収納部(161)から放出される。その際、球検知手段(121)は、一単位分の遊技球が複数取り込み手段(120)によって遊技機(10)内部に取り込まれたことを一単位分の個数の遊技球各々について検知する。そして、球検知手段(121)が、一単位分の個数の遊技球を検知した場合、一単位分の複数の遊技球を遊技機(10)内部に一度に投入することができる。これにより、1個ずつ遊技球を検出して投入する場合よりも、一単位分の所定個数の遊技球が一度に投入されるため、遊技球の投入における計数処理を高速で処理することができる。
一方、球検知手段(121)により、一単位分の個数の遊技球が検知されていない場合、一単位分の個数の遊技球が同時に取り込まれておらず、遊技機内部に取り込んだ数の遊技球を、個別払い出し手段(130)により払い出す。これにより、一単位分の個数の遊技球が遊技機内部に取り込まれた場合だけを、カウントすれば、一単位分の個数の倍数に相当する遊技球の投入が行われたことになり、一単位分の個数に満たないような端数の投入は無かったものにすることができる。
結果として、一単位分の個数の遊技球が遊技機(10)内部に取り込まれた場合だけを、遊技球の投入とすることができ、一単位分の個数の遊技球の投入を一度に行うことができる。これにより、一単位分の個数の遊技球の投入を短い時間でカウントすることができ、遊技球を1個ずつ投入してカウントするような場合と比較して、遊技機の計数処理を高速なものにすることができる。
(請求項2) 請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、前記投入判断制御手段(140)は、一単位分の個数の遊技球の投入として認識された前記投入回転体(160)の回転回数と、前記投入回転体(160)の前記球収納部(161)の全個数との積の個数だけを遊技球の投入としてカウントすることを特徴とする。
(作用) 本発明は、投入判断制御手段(140)が、一単位分の個数の遊技球の投入として認識された投入回転体(160)の回転回数と、投入回転体(160)の球収納部(161)の全個数との積の個数だけを遊技球の投入としてカウントしている。このため、一単位分の個数に満たないときの遊技球の投入は、遊技球の投入に含まれずに、かかる投入回転体(160)の回転回数と、球収納部(161)の全個数との積により、遊技球の投入をカウントすることができる。これにより、遊技球を1個ずつ投入して1個ずつカウントするようなものと比較して、計数処理を高速なものにすることができる。
(請求項3) 請求項3記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、前記投入回転体(160)の前記球収納部(161)の上方には、遊技球を貯留可能な球貯留上皿(190)を形成し、前記上部球通路(150)は、前記球貯留上皿(190)と前記投入回転体(160)との間で複数に区画されて、複数の遊技球を整列させる整流路(151)を形成していることを特徴とする。
(作用) 本発明は、球貯留上皿(190)に多数の遊技球を貯留することができる。そして、上部球通路(150)の各整流路(151)が、この球貯留上皿(190)に貯留された複数の遊技球を、遊技球の自重により、整列した状態で、投入回転体(160)へ案内することができる。
このように、整流路(151)が、球貯留上皿(190)と投入回転体(160)との間で複数の遊技球を、複数の区画にそれぞれ整列させて、球貯留上皿(190)から投入回転体(160)へ案内する。このため、複数の区画に収納された複数の遊技球を一単位分として、球貯留上皿(190)から投入回転体(160)の球収納部(161)に同時に取り込むことができる。具体的には、例えば、n個の区画に収納された複数の遊技球のうち、各区画に収納された複数の遊技球の投入回転体(160)側の1個目だけを、投入回転体(160)へ案内することにより、n個の遊技球を一単位分として、同時に投入回転体(160)へ移送させることが可能となる。
また、複数の区画に遊技球を整列させているため、区画数に相当する個数の遊技球を、同時に整然と移送させることができて、整流路(151)が無くて複数の遊技球が乱雑に移動し、遊技球同士が相互に干渉し合って、一単位分の遊技球が取り込まれなくなるようなことを防止することができる。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1及び2) 請求項1及び2記載の発明によれば、次のような効果を奏する。すなわち、請求項1及び2記載の発明によれば、遊技球を高速で計数処理することができるようにした遊技機を提供することができる。
(請求項3) 請求項3記載の発明によれば、上記した請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。すなわち、請求項3記載の発明によれば、球貯留上皿に貯留された複数の遊技球を、その自重により、整列した状態で、投入回転体へ案内することができるようにした遊技機を提供することができる。
更に、請求項3記載の発明によれば、複数の遊技球が、複数の区画にそれぞれ整列するから、複数の遊技球を球収納部に同時に取り込むことができ、一単位分の遊技球が取り込まれなくなることを防止することができる。
(図面の説明) 図1乃至図7は、本発明の実施の形態を示すものである。図1は遊技機の外観正面図、図2は複数取り込み手段の正面側からの概略縦断面図、図3は複数取り込み手段の球収納部に遊技球を受け入れている状態の側面側からの概略縦断面図、図4は複数取り込み手段の球収納部から遊技球を排出している状態の側面側からの概略縦断面図、図5は遊技機における個別払い出し手段及び複数取り込み手段の取付位置の概略縦断面図、図6は個別払い出し手段及び複数取り込み手段の概略縦断面図、図7は遊技機の入力、制御及び出力のブロック図をそれぞれ示すものである。
(遊技機10) 遊技機10は、図1に示すように、四角箱状の筐体11を有する。前記筐体11の中央部から上部には、遊技者側に向かって臨む略四角窓状の表示窓12が形成されている。そして、この表示窓12の略中央には、三個の回転リール40の図柄61を見ることができる図柄表示窓13が形成されている。
この遊技機10は、スロットマシンのように、回転リールを有するものであるが、遊技媒体として、円板状の遊技メダルではなく、球状のパチンコ球を使用している、いわゆるパロットと呼ばれるものである。このパロットでは、遊技メダル1枚に対して、5個の遊技球を使用するものであり、例えば、通常の遊技メダル3枚投入に対して、15個の遊技球の投入により行うものであり、入賞結果の払い出しも、上述した換算率(メダル1枚に対して5個の遊技球)による遊技球が払い出されるものである。すなわち、通常のスロットマシンのメダルが15枚、払い出されるような場合には、パロットでは、75個の遊技球が払い出されるものである。そして、本発明に係る遊技機10は、かかる遊技媒体が異なる以外は、通常のスロットマシンと略同様の遊技内容となるものである。
本実施の形態における遊技機10は、図1に示すように、筐体11の正面に回転リール40の図柄を視認可能な図柄表示窓13が形成され、この図柄表示窓13の下方であって遊技機10の略中央部は、スタートスイッチ30やストップスイッチ50等の操作手段が設けられた操作部23が形成されている。この操作部23の上部には、遊技の結果、入賞により遊技球が払い出される払い出し口200と、遊技機10内部へ投入するための遊技球を一時貯留しておくための球貯留上皿190が設けられている。
そして、球貯留上皿190に遊技球を入れると、この遊技球は、球貯留上皿190の底部に設けられ遊技機10内部に連通する投入口18に転がって移動する。そして、操作部23のベットスイッチ16を操作すると、投入口18から遊技球が所定の個数だけ投入され、遊技が開始可能となる。そこで、スタートスイッチ30の操作により回転リール40を回転させ、ストップスイッチ50の操作により回転リール40を停止させる。このとき、複数の回転リール40に表示された図柄が所定の位置態様に停止すると入賞となり、所定の個数の遊技球が払い出し口200から払い出されるように形成されているものである。
ここで、パロットとしての遊技機10の筐体11は、正面と背面とが開口する枠部材であり、遊技場のいわゆる島と呼ばれる設備に並列して固定されているものである。島の内部には、入賞した際に払い出すための入賞玉を供給したり、投入玉を吸引する玉循環装置が設けられてあり、左右に並んで配置された筐体11同士の間には、特に図示していないが、CRユニットが設置されている。CRユニットは、紙幣投入口から紙幣や磁気カードを投入すると、この金銭や磁気カードの記録変更と引き替えに、遊技球を貸し出すものである。
上記回転リール40は、図1に示すように3個の回転リール40から形成されているものである。そして、遊技機10の前面側には、特に図示しないが、横方向に三本、左右の対角線上の斜め方向に二本の合計五本の入賞ラインが形成されている。そして、この入賞ラインは、投入メダルの枚数に応じて入賞が有効になる入賞有効ラインとなるものである。具体的には、遊技媒体の投入数が、5個の場合、五本の入賞ラインのうち、横中央の一本が入賞有効ラインとなる。そして、遊技媒体の投入数が、10個の場合、五本の入賞ラインのうち、横方向の三本が入賞有効ラインとなる。そして、遊技媒体の投入数が、15個の場合、対角線も含めた五本の入賞ラインの全部が、入賞有効ラインとなる。
遊技機10の内部には、図示していないが、遊技機10の全体の動作を制御するための制御装置20(図7参照)が内蔵されている。
(制御装置20) 前記制御装置20は、図示しないが、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。そして、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、次の(1)主制御装置21及び(2)演出制御装置22の装置を有するものである。
図7に示すように、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の操作により、回転リール40の回転及び停止を制御するための主制御装置21と、ランプやスピーカ等の報知装置66を制御するための演出制御装置22とが内蔵されている。また、CPUは、主制御装置21及び演出制御装置22に、それぞれ一個ずつ配置されているが、特にこれに限定されるものではなく、一個のCPUで制御しても良く、或いは、二個以上のCPUで制御するようにしても良いものである。また、CPU、ROM、RAM及びI/O等は一体化されてワンチップを構成しても良いものである。
(主制御装置21) 前記主制御装置21は、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の操作により、回転リール40の回転及び停止を制御するためのものである。すなわち、主制御装置21は、遊技者のストップスイッチ50の操作タイミングに基づいて、回転リール40の回転中を意味する変動表示から回転停止を意味する停止表示へ移行させるための停止制御を行うものである。
(演出制御装置22) 前記演出制御装置22は、主として演出データに関するものであって、報知ランプやスピーカ等の報知装置66を制御するためのものである。そして、主制御装置21の内部データの信頼性を担保するため、主制御装置21と演出制御装置22との間での信号のやりとりは、一方通行となるように設定されている。すなわち、主制御装置21から、演出制御装置22に向かって出力信号のみが送出され、この演出制御装置22から主制御装置21に向かっていかなる信号も送出されないように設定されている。これにより、当選率等の抽選に関するデータを有する主制御装置21のデータ保護を容易なものにすることができる。
(入力手段) 前記制御装置20の入力側には、図7に示すように、次のパーツが接続されている。
(1)投入スイッチ15
(2)ベットスイッチ16
(3)精算スイッチ17
(4)スタートスイッチ30
(5)ストップスイッチ50
(6)取り込みスイッチ55
なお、入力手段としては、上記したパーツに限定されるものではない。
(出力手段) 前記制御装置20の出力側には、図7に示すように、次のパーツが接続されている。
(1)リールユニット60
(2)貯留払い出し手段65(個別払い出し手段130)
(3)複数取り込み手段120
(4)報知装置66
なお、出力手段としては、上記したパーツに限定されるものではない。
(投入スイッチ15) 上記投入スイッチ15は、球検知手段121からの所定の条件を満足する情報に基づいて、遊技球の投入をON状態とするものである。具体的には、一単位分の個数(5個)の遊技球の投入が行われた場合に、ON状態とするものである。5個の遊技球の投入により、1つの投入フラグが成立するものである。
(ベットスイッチ16) 前記ベットスイッチ16は、図1に示すように、回転リール40の下方に位置するスイッチであって、貯留した遊技球の個数を減じて遊技媒体の投入に代えるためのものである。
(精算スイッチ17) 前記精算スイッチ17は、図1に示すように、回転リール40の斜め下方に位置するスイッチであって、貯留した遊技媒体を払い出すためのものである。
(スタートスイッチ30) 前記スタートスイッチ30は、図1に示すように、回転リール40の斜め下方に位置するレバーであって、遊技媒体の投入若しくはベットスイッチ16の投入を条件に、または、「再遊技(リプレイ、Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、リールユニット60の駆動を開始させるためのものである。
なお、ここで、「再遊技(リプレイ、Replay)」とは、当選抽選手段110の抽選により、「再遊技(リプレイ、Replay)」のフラグが成立し、「再遊技(リプレイ、Replay)」の図柄が入賞有効ライン上に揃うことにより、次の遊技において、遊技媒体を新たに投入することなく、再度、遊技を行うことができるものである。
(ストップスイッチ50) 前記ストップスイッチ50は、リールユニット60の駆動を停止させるためのものである。具体的には、ストップスイッチ50は、各回転リール40に対応した三個のスイッチから構成され、各回転リール40の下方に1個ずつ配置されているものである。遊技者が回転リール40に対応したストップスイッチ50を指で押す又は触れる等の停止操作により、当該対応した回転リール40が回転を停止するように設定されているものである。
(取り込みスイッチ55) 前記取り込みスイッチ55は、遊技者の操作により、球貯留上皿190の内部の遊技球を複数取り込み手段120により遊技機10の内部に取り込ませるためのスイッチである。この取り込みスイッチ55を、遊技者が操作すると、回転駆動手段170のソレノイド171が作動して、一単位分の個数の遊技球を1回だけ、投入することができるように投入回転体160を回転させることができるものである。この取り込みスイッチ55の操作により、ソレノイド171が伸縮棒172を引っ込ませた状態から1回だけ突出させた状態となり、再度、引っ込ませた状態へ移行させる。これにより、投入回転体160が、図4に示す状態から、図3に示す状態へ移行し、再度、図4に示す状態に戻るものである。
(リールユニット60) 前記リールユニット60は、特に図示しないが枠体に固定或いは支持された三個のモータと、各々のモータの出力軸に固定された三個の回転リール40とから構成されている。そして、各回転リール40は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープとを備えている。このリールテープの外周面には、複数個(例えば21個)の図柄61が表示されている。
(貯留払い出し手段65) 前記貯留払い出し手段65は、遊技媒体を貯留するとともに、回転リール40の停止表示の結果に基づいて、遊技者に遊技媒体を払い出すものである。具体的には、遊技球を貯留するホッパーユニットと、このホッパーユニットから遊技球を1個ずつ払い出す個別払い出し手段130とを備えているものである。
(個別払い出し手段130) 前記個別払い出し手段130は、遊技機10内部の遊技球を、1個ずつ遊技機10外部へ払い出し可能なものである。この個別払い出し手段130は、貯留払い出し手段65のホッパーユニット内部の遊技球を、1個ずつ、遊技機10外部に向かって、払い出し口200を介して、球貯留上皿190へ排出させるためのものである。
前記個別払い出し手段130は、貯留払い出し手段65のホッパーユニットから遊技球を下方へ案内する案内通路132と、この案内通路132の下部に位置して、遊技球を1個ずつ排出可能なスプロケット131と、このスプロケット131から送り出された遊技球を払い出し口200へ案内する払い出し通路133とを備えている。このスプロケット131の円周表面には、遊技球の外表面に整合する4個の窪みが形成されてあり、かかる窪みに遊技球が嵌り込むことによって、1個ずつ、案内通路132を流れ落ちてくる遊技球を、払い出し通路133へ送出することができるものである。
(複数取り込み手段120) 前記複数取り込み手段120は、遊技機10外部の所定個数(具体的には、5個)の遊技球を、一単位として遊技機10内部へ取り込み可能なものである。すなわち、複数取り込み手段120は、球貯留上皿190の投入口18からの遊技球を、5個を一単位として、遊技機10内部へ取り込んで、かかる一単位の遊技球の投入とするためのものである。
前記複数取り込み手段120は、遊技機10の外部から遊技球を下方に向かって通す上部球通路150と、横方向に配置した回転中心軸162の回りに回転させることにより、上部球通路150からの所定数の遊技球を一単位として遊技機10内部に取り込んで遊技球の投入とする投入回転体160と、投入回転体160を回転駆動させるための回転駆動手段170と、一単位分の遊技球が複数取り込み手段120によって遊技機10内部に取り込まれたことを一単位分の個数の遊技球各々について検知する球検知手段121とを備えている。
(上部球通路150) 前記上部球通路150は、遊技機10の外部の球貯留上皿190内部に貯留されている遊技球を、投入口18を介して、下方の投入回転体160まで案内するための通路である。この上部球通路150は、球貯留上皿190と投入回転体160との間で複数に区画されて、複数の遊技球を整列させる整流路151を形成している。具体的には、この整流路151は、図2に示すように、5本の案内通路であって、各整流路151は、遊技球を1列に整列した状態で、投入口18から投入回転体160まで案内可能なものである。
(投入回転体160) 前記投入回転体160は、遊技機10を正面から見たときの左右方向(横方向)に配置した回転中心軸162の回りに回転させることにより、上部球通路150からの所定数(具体的には、5個)の遊技球を一単位として遊技機10内部に取り込んで遊技球の投入とするためのものである。この投入回転体160は、全体形状が略円柱状であって、その回転中心軸162が、遊技機10を正面から見たときの左右方向に配置されている。そして、この投入回転体160は、外周表面には、遊技球が1個だけ入り込み可能な窪みである球収納部161が5個、横方向に一列に形成されている。
(球収納部161) 前記球収納部161は、投入回転体160の外周表面から外方に向かって開口して上部球通路150からの遊技球を収納可能なものである。この球収納部161は、投入回転体160の外周表面の横方向に5個、並べて形成されている。この各球収納部161は、上部球通路150の整流路151から落下してくる1個の遊技球だけを、収納可能な大きさに形成されている。すなわち、5個の球収納部161により、5個の遊技球を投入回転体160の外周表面に収納することができるものである。
前記球収納部161は、図3に示すように、回転駆動手段170であるソレノイド171の伸縮棒172が突出して、球収納部161が投入回転体160の上方に向かって開口する位置にある場合、上部球通路150の整流路151からの遊技球を受け入れることができるように形成されている。そして、この球収納部161は、図4に示すように、回転駆動手段170であるソレノイド171の伸縮棒172が引っ込んで、投入回転体160の回転により球収納部161が下方に向かって開口する位置にある場合、収納した遊技球を球収納部161から放出可能に形成されている。
なお、ここで、「球収納部161が投入回転体160の上方に向かって開口する位置にある場合」とは、投入回転体160が回転したときの球収納部161の回転位置を特定しているものであって、球収納部161の開口が、投入回転体160の上方側に向かって開口しているような回転位置にある場合を意味し、具体的には、図3に示すように、球収納部161の底側から開口側に向かう底面が、投入回転体160の回転中心軸162を通過する水平面と平行な面や、その平行な面から上方側に向かって上り傾斜するようなものを含む。
また、ここで、「投入回転体160の回転により球収納部161が下方に向かって開口する位置にある場合」とは、投入回転体160が回転したときの球収納部161の回転位置を特定しているものであって、球収納部161の開口が、投入回転体160の下方側に向かって開口しているような回転位置にある場合を意味し、具体的には、図4に示すように、球収納部161の底側から開口側に向かう底面が、投入回転体160の回転中心軸162を通過する水平面と平行な面より下方側に向かって下り傾斜するようなものを含む。
(回転駆動手段170) 前記回転駆動手段170は、投入回転体160を回転駆動させるためのものである。具体的には、この回転駆動手段170は、投入判断制御手段140の制御により、伸縮棒172の伸縮が可能なソレノイド171と、このソレノイド171から伸縮する伸縮棒172と、この伸縮棒172の先端に連結される回動可能に軸支される連結棒173とを備えている。この連結棒173は、投入回転体160の回転中心軸162に固定されているものである。
(球検知手段121) 前記球検知手段121は、投入口18から投入された遊技球が、遊技機10内部に取り込まれたか否かを検知可能なものである。具体的には、前記球検知手段121は、一単位分(具体的には、5個)の遊技球が複数取り込み手段120によって遊技機10内部に取り込まれたことを一単位分の個数の遊技球各々について検知するためのものである。
なお、排出通路122は、いずれも遊技球が5列になって移送されるように、整流路151と同様に5列の案内流路を形成しているが、球検知手段121も、排出通路122の5列の流路を流れるそれぞれの遊技球を検知することができるように各案内流路毎に形成されている。すなわち、排出通路122には、合計5個の球検知手段121が形成されている。
この球検知手段121は、投入回転体160から排出された遊技球が通る排出通路122の途中に形成されているものである。フォトトランジスタと、光を発光させるLEDとを組み合わせて遊技球の通過による光の遮断により遊技球の通過を検知可能なものである。もちろん、この球検知手段121は、かかるフォト式のものに限定されるものではなく、磁力変動を検知する磁気検知式のものや、遊技球の移動により接触子が移動することで検知可能な直接接触式タイプのものでもよい。
(報知装置66) 前記報知装置66は、遊技者に当選や入賞等を音や光や映像で報知させるためのものである。
(遊技制御手段27) 前記遊技制御手段27は、遊技を行わせるためのものである。
すなわち、遊技媒体の投入若しくはベットスイッチ16の投入を条件に、または、「再遊技(リプレイ、Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、スタートスイッチ30を操作すると、リールユニット60が駆動され、三個の回転リール40が回転を開始する。その後、ストップスイッチ50の一個を操作すると、当該対応する回転リール40の回転が停止する。そして、ストップスイッチ50を三個全て操作し終わると、三個の回転リール40の回転が全て停止する。このとき、表示窓12の入賞有効ライン上に、予め設定された図柄61が停止すると、貯留払い出し手段65を介して所定個数の遊技媒体が払い出される。
当選には、入賞した場合、遊技媒体の払い出しを伴い、遊技者に利益を付与する小役当選(この小役当選が入賞した場合は小役入賞となる)と、入賞した場合、この小役当選よりもさらに大きな利益を遊技者に付与する特別当選(この特別当選が入賞した場合は特別入賞となる)と、入賞した場合、遊技媒体の払い出しは無いが、遊技媒体を新たに投入することなく再度の遊技を行うことができる「再遊技(リプレイ、Replay)当選」(この再遊技当選が入賞した場合は再遊技入賞となる)の当選とを備えている。そして、その抽選結果がいずれかの当選となった場合(内部入賞とも言う。)、その当選に対応した当選フラグが成立する。
ここで、「フラグ」とは、当選抽選手段110の抽選結果が所定の当選役に当選の場合に、当選であることを記憶しておくためのメモリーであり、小役当選の場合には、小役当選フラグを成立させ、抽選結果が特別当選である場合には特別当選フラグを成立させるものである。そして、この特別当選の当選フラグ成立中に、リールユニット60の回転リール40の停止図柄61の組み合わせが、予め定められた所定の当選図柄61(例えば、入賞有効ライン上に「7」が三個揃うもの)と一致したことを条件に入賞し、遊技者に有利な特別遊技を行わせるように形成されている。そして、抽選により特別当選フラグが成立したが、回転リール40の停止図柄61の組み合わせが当選図柄61と一致していない場合、それ以後の遊技に当選フラグ成立の権利が持ち越されるように設定されている。なお、小役当選の当選フラグは、当選フラグが成立した遊技で入賞させられない場合、当選フラグ成立の権利の次の遊技への持ち越しはない。
本実施の形態では、停止制御として、停止テーブルを使用している。このため、いずれかの当選フラグが成立中に、対応する当選図柄61を入賞有効ライン上に揃えることができるか否かは、選択した停止テーブル上に予め記載されている21個の図柄に対応する各停止操作位置(No0〜No20)でのすべりコマ数により決定されるものである。例えば、左側回転リール43、中央回転リール44及び右側回転リール45の入賞有効ライン上の図柄が順に青セブン、青セブン、青セブンと停止することにより、BBゲームに入賞するように設定されている。そして、かかるBBゲームの当選フラグが成立している場合に、右側回転リール45での基準位置での停止操作位置がNo6であるとき、選択された停止テーブルのNo6の位置から3コマ後に青セブンが位置して、そのNo6の位置のすべりコマ数には3が予め設定されているとする。かかる場合、その基準位置には、No6の図柄から3コマだけ回転移動して青セブンの当選図柄が停止することとなるものである。このように、停止テーブルには、各停止操作位置でのすべりコマ数が予め設定されている。そして、BBゲームの当選の場合の停止テーブルのように、各当選役が当選しているときの停止テーブルや、ハズレの場合の停止テーブルが予め用意されてあり、当選抽選手段110の抽選結果によって、所定の停止テーブルが選択されるものである。
なお、ここで、「当選役」とは、各回転リール40で予め定めた入賞図柄の組み合わせを意味するものであって、入賞となる入賞態様の総称を意味するものである。具体的には、当選役とは、例えば、左、中、右の回転リール40の所定の入賞有効ライン上の停止図柄が、それぞれ青セブン、青セブン、青セブンとなることにより、入賞となるような入賞図柄の組み合わせ(入賞態様)を意味するものである。
(当選抽選手段110) 前記当選抽選手段110は、予め定めた当選率に基づいて当選か否かの当選判定の抽選を行うものである。
上述した本実施の形態に係る遊技機10は、予め遊技機10の内部に遊技球の250個の貯留が可能となるように形成しているが、このような予め貯留できるようなものに限定するものではない。すなわち、球貯留上皿190に貯留する遊技球が存在するために、このような予め遊技機10内部に貯留するシステムは設けずに形成しても良いものである。そのような場合には、上述したベットスイッチ16が不要となり、これに代わるものとして、上述した取り込みスイッチ55が、ベットスイッチ16と同様の役割を有するようにしても良いものである。
(投入判断制御手段140) 前記投入判断制御手段140は、複数取り込み手段120から遊技機10内部に取り込んだ遊技球を、一単位分の遊技球の投入か否かを判断して個別払い出し手段130の動作を制御するためのものである。そして、この投入判断制御手段140は、球検知手段121によって一単位分の遊技球が同時に取り込まれなかったことが検知された場合、取り込んだ遊技球を個別払い出し手段130により払い出すように設定されている。
そして、投入判断制御手段140は、一単位分の5個の遊技球の投入として認識された投入回転体160の回転回数と、投入回転体160の球収納部161の全個数(5個)との積の個数だけを遊技球の投入としてカウントしている。
具体的には、投入判断制御手段140は、球検知手段121により、5個の球収納部161から排出通路122へ排出された遊技球が一単位分の5個の遊技球であるか否かを判断するものである。そして、5個の遊技球が球検知手段121により検知されて一単位分の個数の遊技球が取り込まれていると判断した場合、かかる遊技球の取込は、5個の遊技球の投入として認識されるものである。かかる場合、投入スイッチ15が作動してON状態となり、1つの投入フラグが成立する。
一方、5個の遊技球が球検知手段121により検知されて一単位分の個数の遊技球が取り込まれていないと判断された場合、すなわち、球検知手段121により、0個乃至4個の遊技球が検知された場合、かかる遊技球の取込は、一単位分の個数の遊技球の投入として認識されずに、投入スイッチ15はOFF状態のままとなる。そして、かかる場合、投入判断制御手段140は、個別払い出し手段130を作動させることにより、取り込まれた個数の遊技球と、同一個数の遊技球を、個別払い出し手段130により、遊技機10内部の貯留払い出し手段65から遊技機10外部の球貯留上皿190へ払い出す。
(演出制御装置22) 上記演出制御装置22は、各演出データを、主制御装置21からの制御信号に基づいて、報知装置66に出力し、かかる装置を制御するためのものである。
(作用) 遊技機10の外部の球貯留上皿190内部の遊技球が、投入口18を介して、上部球通路150を通って下方に向かって落下してくる。その際、遊技球は、5個の整流路151を通って、5列の遊技球の流れが、球貯留上皿190から下方の投入回転体160へ向かって落下してくる。そして、図3に示すように、回転駆動手段170のソレノイド171が作動して、伸縮棒172が突出した状態となって、投入回転体160が回転中心軸162の回りに回転し、投入回転体160の表面周囲の球収納部161が上方に向かって開口する位置にあるときに、上部球通路150からの遊技球が球収納部161の内部に入り込む。そして、図4に示すように、回転駆動手段170のソレノイド171が作動して、伸縮棒172が引っ込んだ状態となって、投入回転体160が回転駆動手段170により回転して、球収納部161が下方に向かって開口する位置にあるときに、収納した遊技球が球収納部161から、排出通路122へ向かって放出される。その際、排出通路122の途中の球検知手段121は、一単位分の個数である5個の遊技球が複数取り込み手段120によって遊技機10内部に取り込まれたことを、遊技球各々について検知する。そして、球検知手段121が、一単位分の個数である5個の遊技球を検知した場合、一単位分である5個の遊技球を遊技機10内部に一度に投入することができる。これにより、1個ずつ遊技球を検出して投入する場合よりも、一単位分の5個の遊技球が一度に投入されるため、遊技球の投入における計数処理を高速で処理することができる。
一方、球検知手段121により、一単位分の個数の遊技球が検知されていない場合、すなわち、遊技球が0個乃至4個であるような場合、一単位分である5個の遊技球が同時に取り込まれておらず、遊技機内部に取り込んだ数の遊技球を、個別払い出し手段130により払い出す。これにより、一単位分の5個の遊技球が遊技機内部に取り込まれた場合だけを、カウントすれば、一単位分の5個の倍数に相当する遊技球の投入が行われたことになり、一単位分の5個に満たないような端数の投入は無かったものにすることができる。
なお、ソレノイド171の伸縮棒172の一往復に対応する投入回転体160の回転移動を、1回の回転回数として定義する。そして、投入判断制御手段140は、一単位分の5個の遊技球の投入として認識された投入回転体160の回転回数と、投入回転体160の球収納部161の全個数(5個)との積の個数だけを遊技球の投入としてカウントしている。このため、一単位分の個数に満たないときの遊技球の投入は、遊技球の投入に含まれずに、かかる投入回転体160の回転回数と、球収納部161の全個数との積により、遊技球の投入をカウントすることができる。これにより、遊技球を1個ずつ投入して1個ずつカウントするようなものと比較して、計数処理を高速なものにすることができる。
結果として、一単位分の個数の遊技球が遊技機10内部に取り込まれた場合だけを、遊技球の投入とすることができ、一単位分の個数の遊技球の投入を一度に行うことができて、一単位分の5個の遊技球の投入をカウントすることができ、遊技球を1個ずつ投入してカウントするような場合と比較して、遊技機の計数処理を高速なものにすることができる。
本発明の実施の形態であって、遊技機を示す外観正面図である。 本発明の実施の形態であって、複数取り込み手段を示す正面側からの概略縦断面図である。 本発明の実施の形態であって、複数取り込み手段の球収納部に遊技球を受け入れている状態を示す側面側からの概略縦断面図である。 本発明の実施の形態であって、複数取り込み手段の球収納部から遊技球を排出している状態を示す側面側からの概略縦断面図である。 本発明の実施の形態であって、遊技機における個別払い出し手段及び複数取り込み手段の取付位置を示す概略縦断面図である。 本発明の実施の形態であって、個別払い出し手段及び複数取り込み手段を示す概略縦断面図である。 本発明の実施の形態であって、遊技機の入力、制御及び出力を示すブロック図である。 従来の遊技球の投入における計数処理装置を示す概略縦断面図である。
符号の説明
10 遊技機 11 筐体
12 表示窓 13 図柄表示窓
15 投入スイッチ 16 ベットスイッチ
17 精算スイッチ 18 投入口
20 制御装置 21 主制御装置
22 演出制御装置 23 操作部
30 スタートスイッチ 40 回転リール
50 ストップスイッチ 55 取り込みスイッチ
60 リールユニット 61 図柄
65 貯留払い出し手段 66 報知装置
110 当選抽選手段 120 複数取り込み手段
121 球検知手段 122 排出通路
130 個別払い出し手段 131 スプロケット
132 案内通路 133 払い出し通路
140 投入判断制御手段 150 上部球通路
151 整流路 160 投入回転体
161 球収納部 162 回転中心軸
170 回転駆動手段 171 ソレノイド
172 伸縮棒 173 連結棒
190 球貯留上皿 200 払い出し口
500 投入用スプロケット 501 上皿

Claims (3)

  1. 遊技球の投入を条件として遊技を開始し、遊技結果に応じた数の遊技球を払い出すようにした遊技機において、
    遊技機外部の所定個数の遊技球を、一単位として遊技機内部へ取り込み可能な複数取り込み手段と、
    遊技機内部の遊技球を、1個ずつ遊技機外部へ払い出し可能な個別払い出し手段と、
    前記複数取り込み手段から遊技機内部に取り込んだ遊技球を、一単位分の遊技球の投入か否かを判断して前記個別払い出し手段の動作を制御するための投入判断制御手段とを備え、
    前記複数取り込み手段は、
    遊技機の外部から遊技球を下方に向かって通す上部球通路と、
    横方向に配置した回転中心軸の回りに回転させることにより、前記上部球通路からの所定数の遊技球を一単位として遊技機内部に取り込んで遊技球の投入とする投入回転体と、
    前記投入回転体を回転駆動させるための回転駆動手段と、
    一単位分の遊技球が複数取り込み手段によって遊技機内部に取り込まれたことを一単位分の個数の遊技球各々について検知する球検知手段とを備え、
    前記投入回転体は、外方に向かって開口して前記上部球通路からの遊技球を収納可能な球収納部を横方向に複数個、並べて形成し、
    前記球収納部は、
    前記球収納部が前記投入回転体の上方に向かって開口する位置にある場合、前記上部球通路からの遊技球を受け入れ、
    前記投入回転体の回転により前記球収納部が下方に向かって開口する位置にある場合、収納した遊技球を前記球収納部から放出し、
    前記投入判断制御手段は、
    前記球検知手段によって、一単位分の遊技球が同時に取り込まれなかったことが検知された場合、取り込んだ遊技球を前記個別払い出し手段により払い出すことを特徴とする遊技機。
  2. 前記投入判断制御手段は、
    一単位分の個数の遊技球の投入として認識された前記投入回転体の回転回数と、前記投入回転体の前記球収納部の全個数との積の個数だけを遊技球の投入としてカウントすることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記投入回転体の前記球収納部の上方には、遊技球を貯留可能な球貯留上皿を形成し、
    前記上部球通路は、前記球貯留上皿と前記投入回転体との間で複数に区画されて、複数の遊技球を整列させる整流路を形成していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007068841A (ja) * 2005-09-08 2007-03-22 Sanyo Product Co Ltd 遊技球使用の回胴遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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