JP2006054181A - 真空移行チャンバを備えたカンチレバー型およびストラドル型回転アノードx線管 - Google Patents

真空移行チャンバを備えたカンチレバー型およびストラドル型回転アノードx線管 Download PDF

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Abstract

【課題】改良された軸受性能および操作寿命を有し熱性能が向上したX線管を提供する。
【解決手段】コンピュータ断層撮影(CT)システム(10)用のイメージング管アセンブリ(11)は、真空チャンバ(72)を有するインサート(60)を含む。アノード(58)が真空チャンバ(72)内部に配置され、1つまたは複数の軸受(70)を介してシャフト(66)上で回転する。一実施形態では、シール(52)がインサート(60)とシャフト(66)の間に配置されている。シール(52)はガス(80)が真空チャンバ(72)内に流入するのを防ぐ。別の実施形態では、圧力移行チャンバ(104)がインサート(60’)およびシャフト(66’)に結合されている。圧力移行チャンバ(104)は、真空チャンバ(104)の内部流圧とインサート(60’)の外部流圧の間の関連中間流圧を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般にコンピュータ断層撮影(CT)イメージングシステムに関する。より詳細には、本発明は、回転アノードおよび付随する真空管を密封し冷却するためのシステムに関する。
CTイメージングシステムは、一般に360度画像を作成するために様々な速度で回転するガントリを含む。ガントリは、X線管などのX線源を含み、X線管は真空ギャップでアノードと物理的に隔てられたカソードからの高エネルギ電子ビームによるアノードへの衝撃によってX線を発生する。アノードは、1対のアノード軸受上で回転するシャフトに結合されたターゲットを有する。X線はターゲットから放出され、一般に「イメージング平面」と呼ばれるデカルト座標系のX−Y平面内に位置するようにコリメートされた扇形ビームの形態で投影される。X線ビームは、例えば患者など、イメージングされる対象物を透過する。ビームは対象物によって減衰した後、放射線検出器のアレイに衝突する。アレイの各検出器素子は、検出器位置でのビーム減衰の測定値である別個の電気信号を発生する。すべての検出器からの減衰測定値は別々に収集され、画像を生成するための透過プロファイルを作成する。
撮像時間の短縮および画質の向上をもたらすために、ガントリの回転速度およびX線管の最大作動出力を増加させることが望ましい。ガントリの回転速度を増加させるとX線管軸受にかかる負荷が大きくなる。軸受グリースを使用すれば軸受にかかる負荷を増加させることは可能になるが、軸受がX線管の高圧真空内にあるので、軸受を潤滑するグリースまたはオイルを利用することはできない。グリースまたはオイルからのガス放出は高圧真空の低下をもたらす。この低下はX線管に不安定な高圧および不適切な作動を引き起こし、X線管を操作不能にすることもある。また、軸受に潤滑として銀または鉛を使用すると、X線管の適切な寿命に対して必要な負荷に耐えることができなくなる。
現在のX線管はケーシング内に収容されたインサートを含む。インサートの内部は高圧真空である。インサートとケーシングの間にオイルバスが配置されている。オイルバスはインサートを冷却するために利用される。インサート内の回転アノードから熱エネルギが放射され、インサートを通り、オイルバス内へ向かう。加熱されたオイルは熱交換器を通って循環することにより冷却される。オイル内の熱エネルギは熱交換器内で周辺空気へ、あるいは外部冷却装置との間を往復して循環する冷却剤へと伝達される。回転アノード自体を冷却するこの方法もまた、ガントリの回転速度を増加させるためには十分ではない。
改良された軸受性能および改良された軸受寿命、ならびに改良された冷却のための現在ある一設計は、しばしば「回転フレーム管」と呼ばれる回転式のインサートを使用することを含む。回転式のインサートは、流体潤滑されたジャーナル軸受または球軸受のセット上で回転するシャフト上に配置されている。球軸受は、インサートを取り囲むオイルバスによって冷却される。回転アノードがインサート内に所在し、その一部として形成または結合される。回転アノードは、アノード内を循環する冷却剤によって直接冷却される。この設計は軸受性能および軸受寿命の向上および回転アノードの直接冷却をもたらすが、この設計にはいくつかの付随する欠点がある。
回転フレーム管設計では最大出力が限られており、ガントリ内での熱発生を増加させX線管の熱性能を制限する大型モータがインサートを回転するために必要となる。この設計はまた、カソードとアノードのターゲットの間の電子ビーム経路が長い。この長いビーム経路の使用は焦点の不均一性をもたらすことがある。不均一性とはX線ビームの強度が著しく不均一であること、または焦点が不安定なことなどである。この不均一性はターゲットのサイズが大きくなるとともに増加し、画像の鮮明度および有用性に悪影響をおよぼす。
したがって、上述の欠点がなく、改良された軸受性能および操作寿命を有し熱性能が向上した、改良されたX線管が必要とされている。
本発明は、診断イメージングシステムのためのイメージング管アセンブリを提供する。イメージング管アセンブリは真空チャンバを有するインサートを含む。アノードが真空チャンバ内部に配置され、1つまたは複数の軸受を介してシャフト上で回転する。一実施形態では、インサートとシャフトの間にシールが配置されている。シールは大気ガスが真空チャンバ内へと流入しないようにする。別の実施形態では、圧力移行チャンバがシールの一部を収容し、インサートおよびシャフトに連結されている。圧力移行チャンバは、真空チャンバ内に存在する内部真空レベル圧力と大気圧のほぼ中間である、中間圧力を有する。
本発明の実施形態は、いくつかの利点を提供する。そのような利点の1つは、固定式インサート内部に回転アノードを設けていることである。インサートが回転しないことによって、より小さい出力のモータを使用することが可能である。出力がより小さいと、より小型で低コストのモータを使用することが可能になり、発生する熱をより少なくすることができる。より小型のモータを使用することによって、CTシステム内で利用可能な空間を増やすことができる。
本発明の実施形態によって提供される別の利点は、回転アノードがアノードとカソードの間に最小限の空間を備えることを可能にすることである。アノード/カソード間の空間を縮小することによって、より小さくより良好な形状の焦点を実現しやすい、改良された焦点制御が可能になる。焦点サイズおよび形状を改良することによって、画質の向上および小さい生体組織の視覚化が可能になる。
本発明の実施形態によって提供されるさらに別の利点は、水やグリコールなどの冷却剤によってインサートの直接冷却が可能なことである。このことによってCTシステムが簡素化され、オイルバスや他の関連部品の必要性がなくなる。オイルバスを必要としないことは、通常X線システムに伴う環境、健康、および安全面に関する懸念を解決する助けとなる。
本発明の実施形態によって提供されるさらに別の利点は、圧力移行チャンバの使用が可能なことである。圧力移行チャンバは、X線管の真空チャンバと外部または室内空気の間での圧力の移行を容易にし、それによりX線管および関連部品の操作寿命が延びる。
さらに上述の利点は個別で、また組み合わせて、X線管の性能および信頼性の向上を実現し、X線管の設計サイクル時間を短縮することができる。
本発明自体、ならびに付随する利点は、添付の図面と併せて以下の詳細な説明を参照することによって最も良く理解されよう。
本発明をさらに完全に理解するために、添付の図面に詳細に図示され、本発明の例を使用して以下に説明される実施形態を参照する。
以下の図面では、同じコンポーネントを示すために同じ参照番号を使用する。本発明は回転アノードおよび付随する真空管を密封し冷却するためのシステムに関して述べるが、本発明はコンピュータ断層撮影(CT)システム、X線システム、マンモグラフィシステム、血管システム、外科用Cアームシステム、放射線(RAD)システム、RAD蛍光透視システム、およびCT−陽電子放射断層撮影(PET)やCT−核医学などの混合様式を含む、様々なシステムに適合させ適用することができる。
以下の説明では、構成された1つの実施形態について様々な動作パラメータおよびコンポーネントが説明されている。これらの特定のパラメータおよびコンポーネントは、例として挙げられており、限定しようとするものではない。
図1および2を参照すると、本発明の実施形態による、X線源すなわちX線管アセンブリ11を組み込んだCTイメージングシステム10の斜視図および概略ブロック図が示されている。イメージングシステム10は、X線管アセンブリ11および検出器アレイ16を有するガントリ12を含む。X線管アセンブリ11はX線のビーム18を検出器アレイ16に向かって投影させる。X線管アセンブリ11および検出器アレイ16は、操作により平行移動可能なテーブル20の周りを回転する。テーブル20はX線管アセンブリ11と検出器アレイ16の間で平行移動し、ヘリカルスキャンを行う。ビーム18は、患者ボア24内で医療患者22を透過した後、検出器アレイ16によって検出される。検出器アレイ16はビーム18を検出するとすぐに、CT画像を作成するのに使用される投影データを生成する。
X線管アセンブリ11および検出器アレイ16は中心軸26の周りで回転する。ビーム18は複数の検出器素子28によって受光される。各検出器素子28は、衝突するX線の強度に対応する電気信号を生成する。ビーム18は、患者22を透過するにつれて減衰する。ガントリ12の回転およびX線管アセンブリ11の操作は、制御機構30によって制御される。制御機構30は、X線管アセンブリ11に電力およびタイミング信号を送るX線制御装置32、およびガントリ12の回転速度および位置を制御するガントリモータ制御装置34を含む。データ取得システム(DAS)36が検出器素子28から生成されたアナログデータをサンプリングし、その後の処理のためにアナログデータをデジタル信号に変換する。画像再構成装置38が、サンプリングされデジタル化されたX線データをDAS36から受け取り、CT画像を生成するために高速画像再構成を実行する。主制御装置すなわちコンピュータ40が、CT画像を大容量記憶デバイス42に保存する。
コンピュータ40はまた、操作者コンソール44を通してコマンドおよび走査パラメータを操作者から受け取る。表示部46は、操作者が再構成された画像およびコンピュータ40からの他のデータを観察することを可能にする。操作者の供給によるコマンドおよびパラメータは、制御機構30の動作時にコンピュータ40によって使用される。さらに、コンピュータ40はテーブルモータ制御装置48を動作させ、それにより患者22をガントリ12内に配置するようにテーブル20を平行移動させる。
ここで図3を参照すると、本発明の実施形態による、ストラドル型であり回転真空シール52および直接アノード冷却システム54を組み込んだX線管アセンブリ50の断面のブロック図および概略図が示されている。X線管アセンブリ50は、インサート60内部に配置された懸架式カソード56および回転アノード58を含む。カソード56はインサート60内部でカソード懸架部材62上に懸架されている。カソード懸架部材62は、カソード56をアノード58のターゲット64に近接して配置することを可能にし、それらの間に短い電子経路Eを形成する。アノード58は、軸受70を有する軸受セット68上で回転するシャフト66に堅固に連結されている。インサート60は固定式である。アノード58はインサート60に対して回転する。シャフト66はインサート60に対して、シャフト66とインサート60の間に配置された回転真空シール52によって封止されている。回転真空シール52は、大気中に存在するガスおよび/または軸受70のグリースから発生することのあるガスなどのガス80がインサート60の真空チャンバ72内に流入するのを防ぎながら、シャフト66がインサート60に対して回転できるようにしている。ポンプ74が冷却剤ライン76を介してシャフト66に結合されており、冷却剤78がシャフト66およびアノード58を通って循環され、アノードを直接冷却する。インサート60はケーシング79内部に配置され、ガス80に取り囲まれている。
アノード58は、アノード58を行き来する冷却剤78を受け、それが流れることを可能にしている1つまたは複数の冷却流体チャネル81を含む。チャネル81はシャフトチャネル82を介して冷却流体ライン76に結合されている。
インサート60を、冷却ライン76を介してシャフトポンプ74および冷却剤リザーバ84に結合することができる冷却剤チャネルコイル83で取り囲んでもよい。冷却剤チャネルコイル83はインサート60の周囲を覆いインサート60上に配置される。もちろん、冷却剤チャネルコイル83などの様々な他の構成は、当業者であれば想像することができる。
軸受セット68はインサート60の外部にある。軸受セット68は冷却流体78を封止することができ、または冷却流体78を軸受セット68を通過させてさらに冷却することもできる。軸受セットをシール52と結合し単一ユニットを形成してもよく、または図に示すようにシール52と別個にしてもよい。軸受セット68は様々な様式および形式のものとすることができる。軸受70はインサート60の外部に配置されているので、グリース潤滑またはオイル潤滑することができ、図に示すように第1外面90および第2外面92上に配置することができる。軸受セット68をインサート60の外部に設置することによって、軸受セット68の修理がより簡単になり、そこから真空チャンバ72内へのオイル漏れまたはガス発生を防ぐことができる。利用する軸受の数はいくつでもよい。
回転真空シール52は、真空チャンバ72とガス80など大気圧のガスの間に真空封止をもたらす。回転真空シール52は、シャフト66がインサート60に対して回転することを可能にし、かつ冷却流体78が真空チャンバ72内に漏れるのを防ぐ。回転真空シール52は、例えばFerrotec CorporationまたはRigaku Corporationで製造されている、強磁性流体材料を含む強磁性流体の形態とすることができる。回転真空シール52はガリウム流体シール、または当業者には公知である他のシールとすることもできる。本発明の一実施形態では、回転真空シール52は、鉄粒子を含む強磁性流体オイルを含む。回転真空シール52は、様々な様式および形式のものとすることができる。
ポンプ74は、図に示すように、冷却流体78をシャフト66内に直接送り込むことができる。ポンプ74は、水、グリコール、オイル、または当技術分野で公知の他の冷却流体を含む冷却剤リザーバ84に結合されている。本発明の一実施形態では、冷却流体78はリザーバ84からケーシング79内を直接循環される。オイルではなく水やグリコールなどの冷却剤でケーシング79を直接冷却することによって、熱交換器および付随する流体回路の必要がなくなり、X線管アセンブリ50の冷却効率を上げることができる。冷却剤リザーバ84は冷却装置の形でもよく、または冷却流体78を冷却するための冷却装置と結合されていてもよい。オイルを利用するときは熱交換器(図示せず)を配置することもでき、ケーシングとポンプまたはリザーバの間を流体結合することもできる。熱交換器はオイルの熱エネルギを、熱交換器とリザーバの間を循環する冷却剤に伝達する。
ここで図4を参照すると、本発明の実施形態による、ストラドル型であり真空圧移行システム102を組み込んだX線管アセンブリ100の断面のブロック図および概略図が示されている。X線管アセンブリ100はX線管アセンブリ50と同様であり、インサート60’内部に配置された懸架型カソード56’および回転アノード58’を含む。回転アノード58’は回転シャフト66’に結合されている。回転シャフト66’は1対の軸受セット68’上で回転する。シャフト66’はインサート60’に対して回転真空シール52’によって封止されている。移行システム102は、インサート60’およびシャフト66’に連結されており、真空圧の1つの大きいステップダウンではなく移行式または2つのステップダウンを可能にしている。「ステップダウン」という用語は、一般に第1の領域から、第1の領域に隣接する第2の領域への圧力の移行をいう。この2つのステップダウンによって真空圧に中間ステップダウンがもたらされ、このことによってガスがケーシング80内部で回転真空シール52’を通って漏れるのを防ぐ。もちろん、以下の説明を読めば明らかなように真空圧の追加のステップダウンを設けることもできる。
移行システム102は、1つまたは複数の中間真空チャンバ104、真空センサ106、真空ポンプ108、および制御装置110を含む。インサート60’、中間チャンバ104、およびケーシング79’内部の真空圧がモニタされ調整されて、真空チャンバ72’とガス80’またはケーシング79’外部の外部流体112の間に、2つの真空圧のステップダウンが存在するようになる。外部流体112は例えば室内空気とすることができる。第1の真空センサ114が制御装置110に連結され、真空チャンバ72’内部に配置されている。第1の真空センサ114は、第1の真空圧または真空チャンバ72’内部の内部流体圧を検出する。1つまたは複数の中間真空センサ116が制御装置110に連結され、中間チャンバ104内部に配置されている。中間真空センサ116は、中間チャンバ104内部の真空圧をそれぞれ検出する。第2の真空センサ118を使用することもでき、制御装置110に連結しケーシング79’内部に配置することもできる。第3の真空センサ118はガス80’内部の真空圧を検出する。第3の真空センサ118はまた、以下にさらに述べるように、中間チャンバ真空センサとして使用することもできる。
第1のポンプ120が第1の流体ライン122を介してインサート60’に連結され、空気などの流体をインサート60’から送り出して真空を形成している。第2のポンプ124が第2の流体ライン126を介して中間真空チャンバ104に連結され、同じように空気などの流体を中間真空チャンバ104から送り出し真空を形成している。第3のポンプ128を第3の流体ライン130を介してケーシング79’に連結することもでき、同じように空気などの流体をケーシング79’から送り出し真空を形成することができる。中間チャンバ104内部および場合によっては冷却流体バス80’内部に所望される真空圧は、真空チャンバ72’内のものより著しく高いすなわち真空度が著しく低いので、第2のポンプ124および第3のポンプ128は、サイズを小さくして第1のポンプ120に比べて出力量を低く抑えることができる。
2つのステップダウン移行は、インサート60’内部の真空圧と中間チャンバ104内部の真空圧の第1のステップダウン移行を含む。第2のステップダウン移行は、インサート60’とケーシング79’の間で中間チャンバ104内部の真空圧と内部ケーシング領域132内部の真空圧の間に存在する。第3のステップダウン移行が、内部ケーシング領域132内部の真空圧と外部流体112内部の真空圧の間に存在することも可能である。
中間真空チャンバ104は、圧力移行チャンバと呼ぶこともでき、インサート60’内部に第1の中間チャンバ134と同様に、またはインサート60’外部に第2の中間チャンバ136と同様に構成することができる。第1の中間チャンバ134は、アノード58’のカソード側138でシャフト66’に連結される。第2の中間チャンバ136はアノード58’の非カソード側140でシャフト66’に連結される。本発明の実施形態例では、中間チャンバ104は図で示すようにインサート60’の内側面142上および外側面144上に接続される。中間チャンバ104は、様々な様式、形式、形状、サイズとすることができる。
他の実施形態では、ケーシング79’が中間チャンバまたは圧力移行チャンバとして機能することもでき、中間チャンバ104は使用してもしなくてもよい。ケーシング79’を圧力移行チャンバとして利用するとき、2つのステップダウン移行は、インサート60’内部の真空圧と内部ケーシング領域132内部の真空圧の間の、ここに述べた実施形態では中間チャンバとみなすことができる、第1のステップダウン移行を含むことができる。第2のステップダウン移行は、内部ケーシング領域または中間チャンバ132内部の真空圧と外部領域112内部の真空圧の間とすることもできる。中間チャンバ104を利用して、真空チャンバ72’と外部流体112の間で真空圧の追加のステップダウンをもたらすこともできる。
中間真空チャンバ104内部での中間流体146の真空圧は、例えば内部ケーシング領域132内の流体や外部流体112など、外部流体または中間チャンバ104およびインサート60’外部の流体の真空圧より小さい、すなわち、より高真空である。中間流体146の真空圧は、真空チャンバ72’内部に配置された内部流体148より大きい、すなわち、より低真空である。
各中間真空チャンバ104は回転真空シールの内部セット150および回転真空シールの外部セット152を含む。シールの内部セット150は真空チャンバ72’と中間チャンバ104の間に封止層をもたらす。シールの外部セット152は中間チャンバ104と内部ケーシング領域132の間、または内部ケーシング領域132が中間チャンバとして利用されている場合は中間チャンバ104と外部流体112の間に、封止層をもたらす。
制御装置110は真空ポンプ108の操作を制御するだけでなく、冷却ポンプ74’の操作も制御する。制御装置110はコンピュータなどのマイクロプロセッサベースとすることができ、中央処理装置、メモリ(RAMおよび/またはROM)、および付随する入出力バスを備えることができる。制御装置110は特定用途向け集積回路の形としてもよく、当技術分野で公知の他の論理デバイスの形にしてもよい。制御装置110は中央制御ユニットまたは主制御ユニットの一部としてもよい。制御装置110は単一の制御装置とするために組み合わせてもよく、または図に示すようにスタンドアロン型の制御装置としてもよい。
図5を参照すると、本発明の別の実施形態による、カンチレバー型のX線管インサート162の端部160、および対応する回転シャフト164およびアノード166の拡大断面図が示されている。アノード166はシャフト164の端部168に結合されている。シャフト164は、インサート162の側壁構造物172内部に配置された軸受171を有する軸受セット170上で回転する。側壁構造物172はインサート162の真空チャンバ174内へと突出している。強磁性流体シール176は軸受セット170とアノード166の間に配置されている。
側壁構造物172は中に配置された冷却剤チャネル180を介して内部冷却される。冷却流体182が冷却剤チャネル180を通って循環し、側壁構造物に端部184から入りインサート162の端部186から出る。冷却剤チャネル180は側壁構造物172の周囲部188の周りを延び、効率的な冷却をもたらしている。矢印190は冷却流体182の循環を示している。
図6を参照すると、本発明の別の実施形態による、X線管インサート162’のカンチレバー型端部160’および対応する回転シャフト164’およびアノード166’の拡大断面図が示されている。端部160’は、アノード166’もまた内部冷却されること以外は端部160と同様である。シャフト164’は中を通って延びアノード冷却剤チャネル194に結合している、シャフト冷却剤チャネル192を含む。冷却剤196は、冷却剤チャネル198に入り冷却剤チャネル194内を循環し、冷却剤チャネル199を通って戻る。
図7を参照すると、本発明の実施形態に従ってX線管を操作する方法が示されている。図5は図4の実施形態に対して述べられているが、本発明の他の実施形態に適用するために簡単に修正することができる。
ステップ200では、アノード58’をインサート60’外部の1つまたは複数の軸受セット68’上でシャフト66’によって固定式インサート60’内部で回転させる。
ステップ202では、回転真空シール52’および/または中間チャンバ104が、インサート78外部の大気ガスおよび/または蒸気が真空チャンバ72’内へと流入するのを防ぐ。他の蒸気には、回転の結果加熱されて、軸受を潤滑するグリースから発生する揮発性蒸気がある。中間チャンバ104は、真空チャンバ72’と外部領域112の間に2つ以上のステップダウン圧力差移行を設ける。
ステップ204では、アノード58’が冷却システム54’によって、水、グリコール、またはその組合せなど、非オイル性の冷却剤によって直接冷却される。
ステップ206では、インサート60’、中間チャンバ104、および内部ケーシング領域132内部の真空センサ106が真空圧を示す真空圧信号を生成する。
ステップ208では、制御装置110が、内部ケーシング領域132の流体および外部流体112など、内部流体148、中間流体146、および外部流体の間で適切な真空圧関係を維持する。制御装置110は真空ポンプ108を作動させて、真空チャンバ72’、中間チャンバ104、および内部ケーシング領域132の圧力を真空圧信号に応じて調整することができる。真空ポンプ108は真空圧力信号に応答して規定の圧力を調節するために定期的、散発的または連続的に活動化または作動させることができる。真空ポンプ108は、ガントリ12などのガントリが回転していないとき、定期的に予定された間隔で操作することができる。
真空チャンバ72’内部の真空圧は約10−9〜10−5トールの間で維持することができる。内部ケーシング領域132を含む中間チャンバ104の圧力は、X線管の所望のサービス寿命に応じて大気圧の0〜1倍の間で部分真空を維持することができる。中間チャンバ104は内部ケーシング領域132の圧力より低い圧力とする、すなわちより高真空とすることができる。
ステップ210では、制御装置110が真空圧信号に応じてX線管真空品質信号を生成する。真空品質信号は、システム操作者にX線管の修理、場合によっては交換の必要があることを知らせる。ステップ212では、X線管真空品質信号に応じて制御装置110またはシステム操作者が保守作業を行うことができる。保守作業には、X線管の交換の準備、X線管の交換、またはX線管の保守、修理、および交換に関する分野では公知の他のステップまたは作業を含むことができる。
ステップ214では、X線管真空品質信号に応じて修理契約価格を設定または決定することができる。
上述のステップは例示のために説明したものである。ステップは用途に応じて順番に、同期的に、同時に、または様々な順番で実行することができる。
本発明は、冷却効率が向上しサービス寿命が向上したX線管アセンブリを提供する。X線管アセンブリは、ガントリ回転速度の増加、およびCT管の最大操作出力要件を満たすことを可能にする。ガントリ回転速度およびX線管最大操作出力の増加によって、撮像時間が短縮され画質が向上する。
以上、本発明は1つまたは複数の実施形態と関係させて説明してきたが、ここに述べた特定の機構および形状は本発明の原理の図示のために過ぎず、添付の特許請求の範囲で定義された本発明の精神および特許請求の範囲から逸脱せずに多くの修正がここに述べた方法および装置に可能であることが理解されよう。また、本願の特許請求の範囲に記載した事項は、明細書に組み込まれ、明細書の記載事項の一部となる。
本発明の実施形態によるX線管アセンブリを組み込んだCTイメージングシステムの斜視図である。 本発明の実施形態によるCTイメージングシステムの概略ブロック図である。 本発明の実施形態による、ストラドル型であり回転真空シールおよびアノード直接冷却システムを組み込んだX線管アセンブリの断面のブロック図および斜視図である。 本発明の別の実施形態による、ストラドル型であり真空圧移行システムを組み込んだX線管アセンブリの断面のブロック図および斜視図である。 本発明の別の実施形態による、カンチレバー型のX線管インサート端部および対応する回転シャフトおよびアノードの断面拡大図である。 本発明のさらに別の実施形態による、カンチレバー型のX線管インサート端部および対応する回転シャフトおよびアノードの断面拡大図である。 本発明の実施形態による、X線管の操作方法である。
符号の説明
10 CTイメージングシステム
11 X線管アセンブリ
12 ガントリ
16 検出器アレイ
18 X線ビーム
20 テーブル
22 患者
24 患者ボア
26 中心軸
28 検出器素子
30 制御機構
32 X線制御装置
34 ガントリモータ制御装置
36 データ取得システム
38 画像再構成装置
40 コンピュータ
44 操作コンソール
46 表示部
48 テーブルモータ制御装置
50 X線管アセンブリ
52 回転真空シール
54 直接アノード冷却システム
56 吊持式カソード
58 回転アノード
60 インサート
62 カソード吊持部材
64 ターゲット
66 シャフト
68 軸受セット
70 軸受
72 真空チャンバ
74 ポンプ
76 冷却剤ライン
78 冷却剤
79 ケーシング
80 ガス
81 冷却流体チャネル
82 シャフトチャネル
83 冷却剤チャネルコイル
84 冷却剤リザーバ
90 第1外面
92 第2外面
100 X線管アセンブリ
102 真空圧移行システム
104 中間真空チャンバ
106 真空センサ
108 真空ポンプ
110 制御装置
112 外部流体
114 第1の真空センサ
116 中間真空センサ
118 第2の真空センサ
120 第1のポンプ
122 第1の流体ライン
124 第2のポンプ
126 第2の流体ライン
128 第3のポンプ
130 第3の流体ライン
132 内部ケーシング領域
134 第1の中間チャンバ
136 第2の中間チャンバ
138 カソード側
140 非カソード側
142 内側
144 外側
146 中間流体
148 内部流体
150 回転真空シール
152 回転真空シール
160 端部
162 X線管インサート
164 回転シャフト
166 アノード
168 端部
170 軸受セット
171 軸受
172 側壁構造物
174 真空チャンバ
176 強磁性流体シール
180 冷却剤チャネル
182 冷却流体
184 端部
186 側面
192 シャフト冷却剤チャネル
194 アノード冷却剤チャネル
196 冷却流体
198 冷却剤チャネル
199 冷却剤チャネル

Claims (10)

  1. 真空チャンバを備えたインサートと、
    前記真空チャンバ内部に配置され、少なくとも1つの軸受によってシャフト上で回転するアノードと、
    前記インサートと前記シャフトの間に配置される少なくとも1つのシールとを含み、
    前記少なくとも1つのシールは少なくとも1つのガスが前記真空チャンバ内に流入するのを防いでいる、イメージング管アセンブリ。
  2. 前記インサートおよび前記シャフトに結合された少なくとも1つの圧力移行チャンバをさらに含み、
    前記少なくとも1つの圧力移行チャンバは、前記真空チャンバの内部流圧と前記インサートの外部流圧の間の中間圧力を有する、請求項1記載のアセンブリ。
  3. 前記シャフトを前記インサートに対して備え、前記アノードがカンチレバー型である、請求項1記載のアセンブリ。
  4. 前記シールが前記インサートの構造部材によって少なくとも部分的に取り囲まれ、前記アノードと前記少なくとも1つの軸受の間に配置される、請求項1記載のアセンブリ。
  5. 真空チャンバを備えたインサートと、
    前記真空チャンバ内部に配置され、少なくとも1つの軸受によってシャフト上で回転するアノードと、
    前記インサートおよび前記シャフトに結合された少なくとも1つの圧力移行チャンバとを含み、
    前記少なくとも1つの圧力移行チャンバは、前記真空チャンバの内部流圧と前記インサートの外部流圧の間の関連中間流圧を有する、イメージング管アセンブリ。
  6. 前記アノードおよび前記シャフトが前記インサートに対してストラドル型である、請求項5記載のアセンブリ。
  7. 前記インサートの少なくとも一部を取り囲むケーシングをさらに含み、前記圧力移行チャンバが前記インサートと前記ケーシングの間に配置されている、請求項5記載のアセンブリ。
  8. 前記圧力移行チャンバ内部の圧力を検出し、真空圧信号を生成するセンサと、
    前記センサに接続され、前記真空圧信号に応じて前記圧力移行チャンバ内部の圧力を調整する制御装置とをさらに含む、請求項5記載のアセンブリ。
  9. アノードを固定式インサート内部で前記固定式インサートの外部にある少なくとも1つの軸受によって回転させるステップと、
    前記アノードを前記固定式インサートに対して回転シールで封止されたシャフトによって回転させるステップと、
    冷却流体が前記回転シールを通って前記固定式インサートの真空チャンバ内へ流入するのを防ぐステップとを含む、X線管の操作方法。
  10. 少なくとも1つのX線管の包囲物内部の少なくとも1つの真空圧を示す少なくとも1つの圧力信号を生成するステップと、
    前記少なくとも1つの圧力信号に応じてX線管真空品質信号を生成するステップと、
    前記X線管真空品質信号に応じて保守作業を行うかどうかを判断するステップとを含む、X線管の操作方法。
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