JP2006049746A - 固体撮像装置及びその駆動方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】固体撮像装置において、CDS機能を実現しながら、一括電子シャッター機能も実現でき、セルピッチの微細化をセルピッチを小さくしてセンサの微細化を実現できる。
【解決手段】本発明の固体撮像装置は、2次元マトリックスの一方向において隣り合う1組の光電変換領域毎に1つずつ設けられ、フローティングディフュージョン領域に保持された光発生電荷に応じた画素信号を出力する複数の変調トランジスタTmを有する。さらに隣り合う1組の光電変換領域毎に1組設けられ、1組の光電変換領域のそれぞれの蓄積ウェルと、対応するフローティングディフュージョン領域との間の光発生電荷転送経路の電位障壁を変化させ、光発生電荷の転送を制御する複数の転送制御素子Trとを有する。複数の転送制御素子Trのそれぞれは、基板表面に絶縁膜を介して設けられた転送ゲート22と、基板内であって転送ゲートの下に光発生電荷を保持する電荷保持領域24を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、固体撮像装置及びその駆動方法に関する。
携帯電話、デジタルカメラ等に搭載される固体撮像装置として、CCD(電荷結合素子)型のイメージセンサ(以下、CCDセンサという)と、CMOS型のイメージセンサ(以下、CMOSセンサという)と、がある。
さらに、近年、高画質と低消費電力とを共に兼ね備えた閾値電圧変調方式のMOS型固体撮像装置(以下、基板変調型センサという)が提案されている。基板変調型センサについては、例えば、特許文献1に開示されている。
CCDセンサは、駆動電圧が高いため、消費電力が大きいが、ノイズ除去のための相関二重サンプリング(CDS)機能と、高速に動く被写体の像に歪みがないように撮像するためのいわゆる一括電子シャッター機能とを実現している。この一括電子シャッター機能は、2次元的に配列された多数の受光素子について、同時に光発生電荷を蓄積することによって、被写体の像の歪みをなくすものである。よって、CCDセンサは、一般に、画質に優れているという利点がある。
一方、CMOSセンサの中でも、4トランジスタ構成のCMOS−APS(Active Pixel Sensor)タイプのものは、一括電子シャッター機能は実現できていないが、CDS機能を実現している。また、CMOSセンサは、一般に、駆動電圧が低いため、消費電力が少なく、プロセスコストが低いという利点がある。一般的なCMOS−APSタイプのセンサにおいて、一括電子シャッターができないのは、読み出しライン毎に、電荷保持領域であるフローティングディフュージョン(以下、FDという)をリセットし、まずノイズ成分を読み出し、その後信号成分を読み出すというCDS機能を実現するために動作させているからである。
具体的には、CMOS−APSタイプのセンサにおいて、CDS機能実現のために、電荷の転送用のトランジスタが画素信号を読み出す選択ライン毎に順次リセットされてノイズ成分が読み出され、その後信号成分が読み出される。信号成分の読み出しは、選択ライン毎に順次リセットされながら行われていく。よって、高速の被写体を撮像したときに、初めのラインと最後の読み出しラインの間では、読み出しタイミングが徐々にずれていくので、得られる被写体の像に歪みが生じる。
なお、CMOS−APSタイプのセンサにおいて一括電子シャッター機能を実現することも可能であるが、一括電子シャッター機能のために上述した転送用のトランジスタが使用されてしまう。よって、CMOS−APSタイプのセンサにおいて一括電子シャッター機能を実現すると、CDS機能は実現できず、画質が低下するという問題が生じてしまう。
また、上述した特許文献1に開示の基板変調型センサでは、まず信号成分が読み出され、リセット後、ノイズ成分が読み出され、その2つの信号成分の差をとることによって、その差が画素信号として出力される。
基板変調型センサの場合、読み出された信号成分には、前回リセットされた後に残ったノイズ成分を含み、その後に読み出されるノイズ成分は、リセットされた後に残されたノイズ成分である。信号成分に含まれる前回リセットされた後に残ったノイズ成分の量と、今回リセットされた後に残されたノイズ成分の量が同じである保証はない。すなわち、出力される画素信号には、前回のノイズ成分が含まれるのであって、そのときのノイズ成分が含まれるわけではない。よって、基板変調型センサの場合、信号成分とノイズ成分が相関しておらず、ノイズ除去が正確にされないという欠点がある。これは、画質低下に繋がるものである。
また、基板変調型センサにおいても、一括電子シャッターを実現する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。その提案に係る技術の場合、全画素一括リセットして、その後画素信号の読み出しが、ライン毎に順次行われる。
さらに、それらの提案に係る基板変調型センサの場合、変調トランジスタにおいてリングゲートが用いられている。基板上に2次元マトリックスに配置された複数のセンサセルのそれぞれは、1つのフォトダイオードに対して1つのリングゲートを有している。
特開2002−134729号公報 特開2004−87963号公報
しかし、上述した特許文献2に記載の技術の場合、画素信号の読み出しにおいて、信号成分が先に読み出され、リセット後ノイズ成分の読み出しが行われるので、信号成分とノイズ成分が相関しておらず、ノイズ除去が正確にされないという問題は依然として残る。
さらに、上述した特許文献1及び特許文献2に記載の基板変調型センサの場合、変調の効率を維持するために、変調トランジスタのリングゲートとドレイン間の距離を、ある程度以上保つ必要がある。従って、基板変調型センサにおいて、リングゲートの幅はある程度以上必要となるので、基板変調型センサの微細化が図れないという問題があった。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたもので、CDS機能を実現しながら、一括電子シャッター機能も実現でき、さらにセルピッチを小さくして微細化できる固体撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の固体撮像装置は、入射した光に応じて光電変換領域において発生した光発生電荷を蓄積する蓄積ウェルを基板内に複数有し、前記複数の光電変換領域が前記基板上に2次元マトリックスに配列された固体撮像装置であって、前記2次元マトリックスの一方向において隣り合う1組の光電変換領域毎に1つずつ設けられ、フローティングディフュージョン領域に保持された前記光発生電荷に応じた画素信号を出力する複数の増幅手段と、前記1組の光電変換領域毎に1組設けられ、前記1組の光電変換領域のそれぞれの前記蓄積ウェルと、対応する前記フローティングディフュージョン領域との間の光発生電荷転送経路の電位障壁を変化させ、前記光発生電荷の転送を制御する複数の転送制御素子とを有し、前記複数の転送制御素子のそれぞれは、基板表面に絶縁膜を介して設けられた転送ゲートと、前記基板内であって前記転送ゲートの下に前記光発生電荷を保持する電荷保持領域を有し、前記複数の増幅手段は、それぞれトランジスタであり、該トランジスタのゲートの形状は、それぞれ略リング形状であり、前記ゲートのそれぞれは、前記2次元マトリックスの一方向において隣り合う1組の前記ゲート毎に一部が切り取られて無くなっている部分に、少なくとも一部を挟まれるように設けられている。
このような構成によれば、CDS機能を実現しながら、一括電子シャッター機能も実現でき、さらにセルピッチを小さくして微細化できる固体撮像装置を実現することができる。
本発明の固体撮像装置において、前記増幅手段は、前記フローティングディフュージョン領域に保持された前記電荷によってチャネルの閾値電圧が制御され、前記電荷に応じた前記画素信号を出力する変調トランジスタであることが望ましい。
このような構成によれば、基板変調型センサにおいて、CDS機能を実現しながら、一括電子シャッター機能も実現でき、さらにセルピッチを小さくして微細化できる。
本発明の固体撮像装置において、前記フローティングディフュージョン領域と前記電荷保持領域との間の転送経路となる拡散層は、前記基板の他の拡散層の下に設けられていることが望ましい。
このような構成によれば、暗電流の発生を抑えることができる。
また、本発明の固体撮像装置において、前記蓄積ウェルにおいて不要な前記電荷を排出する排出手段を有することが望ましい。
このような構成によれば、確実に不要な電荷を排出できる。
本発明の固体撮像装置の駆動方法は、入射した光に応じて光電変換領域において発生した光発生電荷を蓄積する、画素毎に設けられた蓄積ウェルを基板内に複数有し、前記複数の光電変換領域が前記基板上に2次元マトリックスに配列された固体撮像装置であって、前記2次元マトリックスの一方向において隣り合う1組の光電変換領域毎に1つずつ設けられ、フローティングディフュージョン領域に保持された前記光発生電荷に応じた画素信号を出力する複数の増幅手段と、前記1組の光電変換領域毎に1組設けられ、前記1組の光電変換領域のそれぞれの前記蓄積ウェルと、対応する前記フローティングディフュージョン領域との間の光発生電荷転送経路の電位障壁を変化させ、前記光発生電荷の転送を制御する複数の転送制御素子とを有し、前記複数の転送制御素子のそれぞれは、基板表面に絶縁膜を介して設けられた転送ゲートと、前記基板内であって前記転送ゲートの下に前記光発生電荷を保持する電荷保持領域を有し、前記複数の増幅手段は、それぞれトランジスタであり、該トランジスタのゲートの形状は、それぞれ略リング形状であり、前記ゲートのそれぞれは、前記2次元マトリックスの一方向において隣り合う1組の前記ゲート毎に一部が切り取られて無くなっている部分に、少なくとも一部を挟まれるように設けられている固体撮像装置の駆動方法であって、前記全画素について同時に、前記転送制御素子によって前記転送経路の電位障壁を制御して、前記光発生電荷を少なくとも前記転送経路を介して前記電荷保持領域には流さないようにしながら前記蓄積ウェルに蓄積させる蓄積手順と、前記全画素について同時に、前記転送制御素子によって前記転送経路の電位障壁を制御して、前記蓄積ウェルに蓄積された前記光発生電荷を前記電荷保持領域に転送させる第1の転送手順と、前記マトリックスの一方向において、前記1組の光電変換領域に対応して設けられた2つの前記ゲートの電圧を制御して、前記トランジスタからノイズ成分の読み出しを行う第1の読み出し手順と、前記マトリックスの一方向において、前記1組の光電変換領域に対応する2つの前記転送制御素子の2つの前記電荷保持領域の一方から前記フローティングディフュージョン領域へ前記光発生電荷を転送させる第2の転送手順と、前記マトリックスの一方向において、前記1組の光電変換領域に対応して設けられた前記ゲートの電圧を制御して、転送された前記光発生電荷に基づいて前記トランジスタから信号成分の読み出しを行う第2の読み出し手順と、を含む。
このような構成によれば、CDS機能を実現しながら、一括電子シャッター機能も実現でき、さらに、セルピッチを小さくして微細化できる固体撮像装置の駆動方法を実現することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
まず、本発明の実施の形態に係わる固体撮像素子装置の構成について説明する。図1は、本実施の形態に係わる固体撮像装置の平面形状を示す平面図である。図2は、図1のA−A'線に沿った断面図である。
図1に示すように、本実施の形態の固体撮像装置は、複数のセンサセルが基板平面上に2次元マトリックス状に配置されたセンサセルアレイである。各センサセルは、入射光に応じて発生させた光発生電荷を蓄積し、蓄積した光発生電荷に基づくレベルの画素信号を出力する。センサセルをマトリクス状に配列することで1画面の画素信号が得られる。図1において、点線で示した範囲が、単位画素である1つのセンサセルCである。各センサセルは、光電変換領域であるフォトダイオード形成領域PDを有する。本実施の形態に係る固体撮像装置は、基板変調型センサである。図1では、その中で8つのセンサセルが示されている。その8つセンサセルうち4つのセンサセルが、それぞれフォトダイオード形成領域PD1〜PD4(以下、個々のフォトダイオード形成領域をPDという)として示してある。各センサセルの構造は同じであるので、以下の説明では、フォトダイオード形成領域PD1の部分について説明する。なお、本実施の形態は光発生電荷として正孔を用いる例を示している。光発生電荷として電子を用いる場合でも同様に構成可能である。
図2に示すように、フォトダイオード形成領域PDに対応して変調トランジスタ形成領域TMが設けられている。なお、図1に示すように、1つの変調トランジスタ形成領域TMに対して2つのフォトダイオード形成領域PDが設けられている。各フォトダイオード形成領域PDから1つの変調トランジスタ形成領域TMへ電荷を転送するための2つの転送トランジスタ形成領域TTが、それぞれのフォトダイオード形成領域PDと変調トランジスタ形成領域TM間に設けられている。
本実施の形態では、転送トランジスタ形成領域TTに形成される転送トランジスタTmが、隣り合う2つの選択ライン毎に駆動されて、各フォトダイオード形成領域PDに蓄積された電荷(光発生電荷)を、変調トランジスタ形成領域TMへ転送する。
図1と図2を用いて、本実施の形態に係る固体撮像装置の構成を、より詳細に説明する。図1に示すように、マトリックス状に配置された複数のフォトダイオード形成領域PDは、それぞれ略矩形形状をしている。
フォトダイオード形成領域PDは、2次元マトリックスの縦方向に沿って設けられたソース線S及びドレイン線Dと、横方向に沿って設けられた転送ゲート線TX(1),TX(2),TX(3),・・及びゲート線G(1),G(2),G(3),・・との間に形成されている。ゲート線Gは、横方向に直線状に設けられるが、略リング状のゲート5(後述する)の部分では、ゲート5の形状に沿って曲がって形成されている。
図2に示すように、各センサセルは、P型基板1a上に形成される。フォトダイオード形成領域PDのP型基板1a上には、基板の深い位置にN-のN型ウェル2が形成されている。一方、変調トランジスタTM形成領域のP型基板1a上には、基板の比較的浅い位置にN-のN型ウェル3が形成されている。なお、図2及びその説明中、N,Pの添え字の−,+はその数によって不純物濃度のより薄い部分(添え字−−)からより濃い部分(添え字++)の状態を示している。
フォトダイオード形成領域PDのN型ウェル2上には、略フォトダイオード形成領域PDの略全面に渡ってP層が形成され、そのP層は蓄積ウェル4として機能する。フォトダイオード形成領域PDの基板表面側には略全面に渡って、ピニング層として機能するN+拡散層8が形成されている。フォトダイオード形成領域PDにおいては、基板1の表面に開口領域が形成され、その開口領域よりも広い領域のP型のウェルである蓄積ウェル4が形成されている。
光電変換素子の機能を有するフォトダイオード形成領域PDの下方の基板1上に形成されたN型ウェル2とP型の蓄積ウェル4との境界領域には空乏領域が形成され、この空乏領域において、フォトダイオード形成領域の光を受ける開口領域を介して入射した光による光発生電荷が生じる。その発生した光発生電荷は蓄積ウェル4に蓄積される。
変調トランジスタ形成領域TMに形成される増幅手段としての変調トランジスタTmとしては、例えば、NチャネルディプレッションMOSトランジスタが用いられる。変調トランジスタ形成領域TMのN型ウェル3上には、基板1表面にゲート絶縁膜10を介して略リング状(図1と図3では8角形)のゲート(以下、リングゲート又は単にゲートともいう)5が形成されている(図1ではゲート5(1)として示されている)。リングゲート5下の基板表面にはチャネルを構成するN+拡散層11が形成される。リングゲート5の開口部分の中央の基板表面にはN++拡散層が形成されてソース領域(以下、単にソースともいう)12が形成されている。変調トランジスタ形成領域TMのN型ウェル3上には、変調トランジスタを構成するリングゲート5の略外径形状に合わせてP層が形成され、そのP層が変調用ウェル6として機能する。この変調用ウェル6内には、リングゲート5のリング形状に沿って形成されたリング状の、P+拡散によるフローティングディフュージョン領域であるP型の高濃度領域のキャリアポケット7が形成されている
また、リングゲート5の周囲の基板表面にはN+拡散層が形成されてドレイン領域(以下、単にドレインともいう)13を構成する。チャネルを構成するN+拡散層11はソース領域12とドレイン領域13とに接続される。
変調用ウェル6は変調トランジスタTmのチャネルの閾値電圧を制御するものである。変調トランジスタTmは、変調用ウェル6、リングゲート5、ソース領域12及びドレイン領域13によって構成されて、キャリアポケット7に蓄積された電荷に応じてチャネルの閾値電圧が変化するようになっている。
また、図1に示すように、リングゲート5の所定位置には、基板1表面近傍にN+層のゲートコンタクト領域5aが形成される。ソース領域12の所定位置には、基板1表面近傍にN+層のソースコンタクト領域12aが形成される。ドレイン領域13の所定位置には、基板1表面近傍にN+層のドレインコンタクト領域13aが形成される。
蓄積ウェル4に蓄積された電荷は、次に説明する転送トランジスタ形成領域TTを介して変調用ウェル6に転送されてキャリアポケット7に保持される。変調トランジスタとして機能する変調トランジスタ形成領域TMのソース電位は、変調用ウェル6に転送された電荷の量、即ち、フォトダイオードとして機能するフォトダイオード形成領域PDへの入射光に応じたものとなる。
蓄積ウェル4近傍の基板1表面には、高濃度P++型拡散層によってオーバーフロー電荷を含む不要電荷排出用の拡散領域(以下、OFD領域という)14が形成されている。OFD領域14は、蓄積ウェル4に蓄積されずに該蓄積ウェル4からオーバーフローし、かつ、画素信号に寄与しない不要な電荷(以下、不要電荷という)を、基板へ排出するための領域である。
転送トランジスタ形成領域TTについて説明する。転送トランジスタ形成領域TTは、図2に示すように、電荷を一時保持するためのキャリアポケット領域TCPを、基板内に有する。
具体的には、1つのセンサセル内のフォトダイオード形成領域PDと変調トランジスタ形成領域TMとの間に、基板表面側において、転送トランジスタ領域TTが形成される。転送トランジスタ領域TTは、基板表面にチャネルが形成されるように、基板表面にゲート絶縁膜21を介して転送ゲート22を有する。この転送トランジスタ領域TTのチャネル、すなわち転送経路は、転送ゲート22の印加電圧及びN+拡散層25に与えられる電圧によって制御される。
転送ゲート22の下には、キャリアポケット領域TCPが設けられる。キャリアポケット領域TCPは、変調トランジスタ形成領域TMのN型ウェル3上に、P層が形成され、そのP層は、転送用蓄積ウェル23として機能する。この転送用蓄積ウェル23内には、P+拡散による転送用キャリアポケット24が形成されている。
また、転送ゲート22は、基板の表面側において形成され、基板を、基板の表面に対して直交する方向からみたときに一部が蓄積ウェル4の上を覆うように(図2の4aで示す)、表面にゲート絶縁膜21を介して設けられている。
さらに、転送用蓄積ウェル23と変調トランジスタ形成領域TMの間において、基板表面側には略全面に渡って、N+拡散層25が形成されている。そのN+拡散層25の下には、P型の拡散層26が形成されている。このN+拡散層25により、転送ゲート22下のキャリアポケット24と変調トランジスタ下のキャリアポケット7間でできる転送経路26の電位障壁を効果的に制御できるようになる。同時に拡散層26をN+拡散層25下に埋め込むことができるので、N+拡散層25は、ピニング層としての機能を発揮し、暗電流の発生を抑えることができる。
図1に示すように、転送トランジスタ領域TTの転送ゲート22は、矩形のフォトダイオード形成領域PDの一辺に沿った略矩形形状を有する。なお、本実施の形態では、図1に示すように、フォトダイオード形成領域PDの1つの角の近傍にリングゲート5が設けられているので、転送トランジスタ領域TTの転送ゲート22の、リングゲート5側の部分は、一部がリングゲートの形状に沿って切り取られた形状となっている。
また、基板表面に対して直交する方向から見たときに、図1の転送ゲート22の内側に、キャリアポケット24(図1では図示せず)が形成されている。
さらに、図1に示すように、転送ゲート22の所定位置には、基板1表面近傍にN+層のゲートコンタクト領域22aが形成される。
次に、図1を参照しながら、より詳細に、複数のセンサセルの配置について説明する。
上述したように、転送トランジスタ形成領域TTは、フォトダイオード形成領域PDと対応する変調トランジスタ形成領域TMの間に設けられている。転送トランジスタ形成領域TTの転送トランジスタTrの転送ゲート22は、フォトダイオード形成領域PDの一辺に沿った部分と、リングゲート5の外周形状(図1では8角形)に沿って切り取られた部分とを有する略矩形形状を有する。そして、転送ゲート22は、基板1の表面にゲート絶縁膜21を介して設けられている。
また、図1に示すように、それぞれが略矩形のフォトダイオード形成領域PDと転送トランジスタ形成領域TTは、各センサセル内に配置されている。そして、2次元マトリックスの1つの方向である縦方向において隣り合う1組の転送トランジスタ形成領域TTフのそれぞれ一つの角部が切り取られた形状を有する。
このとき、隣り合う2つの転送トランジスタ形成領域TTにおいて、それぞれの切り取られた形状部分は、隣り合うように配置される。
図3は、その隣り合う2つの転送トランジスタ形成領域TTの転送ゲート22とリングゲート5の位置関係を説明するための平面図である。図3に示すように、2次元マトリックスの縦方向において隣り合う1組の転送トランジスタ形成領域TTの転送ゲート22毎に、隣り合う略矩形形状の一部である角部において、その角部が切り取られて無くなっている部分22a,22bによって挟まれるような位置に、1つのリングゲート5は設けられている。
言い換えれば、リングゲート5は、基板1を基板表面に対して直交する方向から見たときに、2つの転送トランジスタ形成領域TTの略矩形形状の一つの角部が切り取られて無くなっている部分22a,22bに、その一部5a,5bが重なるように設けられる。また、リングゲート5は、変調トランジスタ形成領域TMに形成された変調トランジスタTmに含まれる。よって、その変調トランジスタTmは、2次元マトリックスの一方向において隣り合う1組の転送トランジスタ形成領域TT毎に1つずつ設けられる。
すなわち、転送トランジスタ形成領域TTに形成される転送トランジスタTrは、フォトダイオード形成領域PD毎に設けられる。1組の転送トランジスタTrは、対応する1組のフォトダイオード形成領域PDのそれぞれの蓄積ウェル4と、対応する1つの変調用ウェル6との間のそれぞれの光発生電荷転送経路の電位障壁を変化させ、光発生電荷の転送を制御する転送制御素子として機能する。
従って、2つのセンサセル、すなわち1組のセンサセルに対して、1つのリングゲートが設けられているため、図1に示すように、2つのフォトダイオード形成領域PD1とPD2で、1つのリングゲート5(1)を共有する。その隣の2つのフォトダイオード形成領域PD3とPD4で、1つのリングゲート5(2)を共有する。1つのリングゲートを共有する2つのセンサセルを、以下、1組のセンサセルという。よって、リングゲートは、2次元のある方向に、例えば図1において縦方向にn行(nは整数)のラインがあれば、その方向には、(n/2)個設けられることになる。また、センサセルアレイが、n×mのマトリックス状の画素を有する場合(mは整数)、リングゲート5の数は、((n/2)×m)個となる。
各組のセンサセルCは、ソース線Sと、ドレイン線Dと、転送ゲート線TX(1),TX(2),TX(3),・・の間に設けられている。一方、複数のゲート線G(1),G(2),G(3),・・は、各組のセンサセルCの2つのフォトダイオード形成領域PDの間を通るように設けられている。従って、縦方向において、転送ゲート線TX(1),TX(2),TX(3),・・と、ゲート線G(1),G(2),G(3),・・は、交互に配置される。なお、ゲート線G(1),G(2),G(3),・・は、略リング状のゲート5(後述する)の部分では、ゲート5の形状に沿って曲がって形成されている。
また、基板表面には図示しない層間絶縁膜を介して、上述した転送ゲート線TX(1),TX(2),TX(3),・・、ソース線S等の配線層が形成される。転送ゲート22、ソースコンタクト領域12a等は、層間絶縁膜に開孔したコンタクトホールによって配線層の各配線に電気的に接続される。各配線は例えばアルミニウム等の金属材料で構成される。
図4は、本実施の形態に係る固体撮像装置のセンサセルの等価回路である。センサセルCは、フォトダイオード形成領域PDにおいて実現されるフォトダイオードPdと、変調トランジスタ形成領域TMにおいて実現される変調トランジスタTmと、転送トランジスタ形成領域TTにおいて実現される転送制御素子としてのトランジスタTrとからなる。
光電変換を行うフォトダイオードPdで発生した電荷(光発生電荷)は、トランジスタTrの転送ゲート22を所定の電圧になるように制御することで、変調トランジスタTmのキャリアポケット7に転送される。
変調トランジスタTmは、キャリアポケット7に電荷が保持されることでバックゲートバイアスが変化したことと等価となり、キャリアポケット7内の電荷量に応じてチャネルの閾値電圧が変化する。これにより、変調トランジスタTmの出力電圧VOは、キャリアポケット7内の電荷に応じたもの、即ち、フォトダイオードPdへの入射光の明るさに対応したものとなる。
さらに、図4においては、フォトダイオードPdの一端に接続された可変抵抗OFDが示されている。OFD領域14は、与えられる電位に対応してポテンシャルを変化させるために、可変抵抗OFDにより示されている。
図5は、固体撮像装置の各モードにおけるポテンシャルの状態を示すポテンシャル図である。図5は、上から、蓄積モード(M1)、一括転送モード(M2)、保持・ノイズ出力モード(M3)、転送モード(M4)、及び信号出力モード(M5)におけるポテンシャルを示す。なお、図5においては、各モードにおけるポテンシャルの関係を正孔のポテンシャルが高くなる向きを正側にとって示す。
図5は、横軸に図2と同様に、図1のA−A'線に沿った位置をとり、縦軸にホールを基準にしたポテンシャルをとって、各位置のポテンシャルの関係を示している。図5の左側から右側に向かって、リングゲート5の一端側、ソース領域12、リングゲート5の他端側、転送トランジスタTrの転送ゲート22、蓄積ウェル4、及びOFD領域14の位置の基板内のポテンシャルを示している。
蓄積モード(M1)のときは、転送トランジスタTrの転送ゲート22には、蓄積ウェル4とキャリアポケット24との間に、高い電位障壁が形成されるように電圧が印加される。OFD領域14のポテンシャルは、転送ゲート22の領域のポテンシャルよりも低い。これは、蓄積ウェル4から溢れた電荷がOFD領域14へ排出するようにするためである。すなわち、蓄積手順として、全画素について同時に、転送トランジスタTrのゲート電圧によって転送経路の電位障壁を制御して、光電変換素子による光発生電荷を少なくとも転送経路を介してキャリアポケット24には流さないようにしながら蓄積ウェル4に蓄積させる手順が行われる。
一括転送モード(M2)のときは、転送トランジスタTrの転送ゲート22には、蓄積ウェル4とキャリアポケット24との間に、電位障壁が形成されないように低い、所定の第1の電圧が印加される。このとき、キャリアポケット24のポテンシャルは蓄積ウェル4よりも低いので、蓄積ウェル4に蓄積された電荷は、キャリアポケット24へ流れ込む。すなわち、一括転送手順として、全画素について同時に、転送トランジスタTrのゲート電圧によって転送経路の電位障壁を制御して、蓄積ウェル4に蓄積された光発生電荷をキャリアポケット24に転送させる手順が行われる。
保持・ノイズ出力モード(M3)のときは、転送トランジスタTrの転送ゲート22には、蓄積ウェル4とキャリアポケット24との間に、高い電位障壁が形成されるように電圧が印加される。これにより、キャリアポケット24へ流れ込んだ電荷は、キャリアポケット24に保持される。さらに、この状態で、後述するように、リセットとノイズ成分の読み出しが行われる。すなわち、ノイズ成分変調手順として、転送トランジスタTrのゲート電圧によって転送経路の電位障壁を制御して光発生電荷をキャリアポケット7に流さない状態でキャリアポケット7の雑音成分を読み出す手順が行われる。
ライン毎に行われる転送モード(M4)のときは、転送トランジスタTrの転送ゲート22には、キャリアポケット24と変調用ウェル6との間に、電位障壁が形成されないように高い、所定の第2の電圧が印加される。このとき、キャリアポケット24よりも変調用ウェル6のポテンシャルは低いので、キャリアポケット24に蓄積された電荷は、変調用ウェル6へ流れ込む。すなわち、ライン毎の転送手順として、転送トランジスタTrのゲート電圧によって転送経路の電位障壁を制御して、キャリアポケット24に蓄積された光発生電荷をキャリアポケット7に転送させる手順が行われる。
信号出力モード(M5)のときは、転送トランジスタTrの転送ゲート22には、キャリアポケット24と変調用ウェル6との間に、高い電位障壁が形成されるように電圧が印加される。これにより、変調用ウェル6へ流れ込んだ電荷は、変調用ウェル6に保持される。さらに、この状態で、後述するように、信号成分の読み出しが行われる。すなわち、信号成分変調手順として、転送トランジスタTrのゲート電圧とドレイン電圧によって転送経路の電位障壁を制御して光発生電荷を変調用ウェル6に保持させた状態でキャリアポケット7から光発生電荷に応じた画素信号を出力させる手順が行われる。
次に、以上の構成に係る固体撮像装置の駆動方法を、図6と図7を用いて動作シーケンスに従って説明する。
図6は、本実施の形態の固体撮像装置の駆動シーケンスを示すタイミングチャートである。図6に示すように、1フレーム期間Fは、リセット期間(R1)、蓄積期間(A)、一括転送期間(T)及び画素信号読み出し期間(S)の4つの期間を含む。
リセット期間(R1)は、1フレームの開始時に全画素一括して、すなわち全センサセルについて同時にリセットするための全セル同時リセット期間である。また、このリセット期間(R1)において行われるリセット動作は、全画素について、蓄積ウェル4、転送用蓄積ウェル23及び変調用ウェル6から、残存する電荷を排出させるための動作である。リセット動作後、各センサセルの蓄積ウェル4に対する電荷の蓄積が開始される。
リセット期間(R1)に続く蓄積期間(A)は、各センサセルが蓄積モード(M1)となり、光を受けてフォトダイオード形成領域PDにおいて発生した光発生電荷を蓄積ウェル4に蓄積するための期間である。
蓄積期間(A)に続く一括転送期間(T)は、各センサセルが一括転送モード(M2)となり、全画素一括して、すなわち全センサセルについて同時に、各フォトダイオード形成領域PDに蓄積された電荷を、各センサセルのキャリアポケット領域TCPに転送する一括転送が行われる期間である。この一括転送期間(T)における一括転送動作は、上述した転送トランジスタTrの転送ゲート22に所定の第1の電圧を同時に印加することによって行われる。
一括転送モード(M2)の後には、キャリアポケット領域TCPに電荷を保持する状態、すなわち上述した保持・ノイズ出力モード(M3)となる。
図6に示すように、一括転送期間(T)後の画素信号読み出し期間(S)は、キャリアポケット領域TCPに保持された電荷を、選択ライン毎に変調トランジスタ形成領域TMへ転送する水平ブランキング期間(H)を有する。すなわち、図6に示すように、画素信号読み出し期間(S)においては、第1行目L1から最終行目Lnまでのnラインについて、水平ブランキング期間(H)が順次すなわち時間的にずれて連続的に発生する。
図7は、一括転送期間(T)と水平ブランキング期間(H)を説明するためのタイミングチャートである。水平ブランキング期間(H)は、選択ライン毎に発生する。図7は、一括転送期間(T)と水平ブランキング期間(H)における、トランジスタTrの転送ゲート22と、変調トランジスタTmのゲート5、ソース12及びドレイン13に印加される電圧波形を示す。
図1に示す転送ゲート線TX(1)は、第1行目の各セルの転送トランジスタTrの転送ゲート22にのみ接続されている。転送ゲートTX(2)は、第2行目と第3行目の各セルの転送トランジスタTrの転送ゲート22に接続されている。同様に、転送ゲートTX(k)は、第(2k−2)行目と第(2k−1)行目の各セルの転送トランジスタTrの転送ゲート22に接続されている。なお、kは、nより小さな整数である。最終のn行目の転送ゲート線TX((n/2)+1)は、第n行目の各セルの転送トランジスタTrの転送ゲート22にのみ接続されている。
また、ゲート線G(1)は、第1行目と第2行目の各セルの変調トランジスタTmのリングゲート5に接続されている。ゲートG(2)は、第3行目と第4行目の各セルの変調トランジスタTmのリングゲート5に接続されている。同様に、ゲートG(k)は、第(2k)行目と第(2k+1)行目の各セルの変調トランジスタTmのリングゲート5に接続されている。
一括転送のとき、各画素について同時に、転送トランジスタTmが制御されて蓄積ウェル4に蓄積された電荷をキャリアポケット24に転送する。
一括転送期間(T)においては、各転送ゲート22は、1.5Vから0Vになり、ゲート5は1.0Vで、ドレイン13は1.0Vから3.3Vになり、ソース12は1.0Vである。
次に、1行目のラインの画素信号を読み出す場合、まず、リセット動作として、ゲート線G(1)、ドレイン線D及びソース線Sの各電圧を制御して、1行目に対応する各変調トランジスタTmのキャリアポケット7内の全ての電荷を排出する。具体的には、このリセット時、ゲート線G(1)は1.0Vからに8Vになり、ドレイン線Dは3.3Vから6.0Vになり、ソース線Sは1.0Vから6.0Vになる。
次に、1行目の画素信号のノイズ成分読み出し動作として、ゲート線G(1)、ドレイン線D及びソース線Sの各電圧を制御して、1行目に対応する各変調トランジスタTmのキャリアポケット7に残留する電荷量に基づいてノイズ成分の読み出しが行われる。具体的には、このノイズ成分の読み出し時、ゲート線G(1)は1.0Vからに2.8Vになり、ドレイン線Dは3.3Vで、ソース線Sにはノイズ成分の電圧が出力される。
次に、転送トランジスタ形成領域TTのキャリアポケット24に蓄積された電荷をキャリアポケット7に転送する転送動作として、転送ゲート線TX(1)及びドレイン線Dの各電圧を制御して、1行目の各蓄積ウェル4に蓄積された電荷を、対応するキャリアポケット7に転送する。具体的には、この転送動作時、転送ゲート線TX(1)は1.5Vから3.3Vになり、ドレイン線Dは3.3Vから1.0Vになり、ソース線Sは1.0Vである。
そして、1行目の画素信号の信号成分読み出し動作として、ゲート線G(1)とソース線Sの各電圧を制御して、1行目に対応する各変調トランジスタTmのキャリアポケット7に保持されている電荷量に基づいて信号成分の読み出しが行われる。具体的には、この信号成分の読み出し時、ゲート線G(1)は1.0Vからに2.8Vになり、ソース線Sには信号成分の電圧が出力される。
このようにして、第1行目の画素信号の読み出しが行われる。
次に、第2行目以下のラインの画素信号の読み出し動作について説明する。第2行目と第3行目の2つのラインは、2つのゲート線G(1)、G(2)の間に位置し、2つのラインの真中に転送ゲート線TX(2)が位置している。
転送ゲート線TX(2)は、第2行目の各フォトダイオード形成領域PDの電荷を、対応する変調トランジスタTmのキャリアポケット7へ転送するために用いられるだけでなく、第3行目の各フォトダイオード形成領域PDの電荷を、対応する変調トランジスタTmのキャリアポケット7へ転送するためにも用いられる。
また、ゲート線G(1)は、第2行目の各フォトダイオード形成領域PDからの電荷に応じた画素信号を出力するために用いられる。ゲート線G(2)は、第3行目のラインの各フォトダイオード形成領域PDからの電荷に応じた画素信号を出力するために用いられる。
よって、まず、リセット動作として、ゲート線G(1)、ドレイン線D及びソース線Sの各電圧を制御して、第2行目に対応する各変調トランジスタTmのキャリアポケット7内の全ての電荷を排出する。具体的には、このリセット時、ゲート線G(1)は1.0Vからに8Vになり、ドレイン線Dは3.3Vから6.0Vになり、ソース線Sは1.0Vから6.0Vになる。
次に、第2行目のラインの画素信号のノイズ成分読み出し動作として、ゲート線G(1)、ドレイン線D及びソース線Sの各電圧を制御して、第2行目の各変調トランジスタTmのキャリアポケット7に残留する電荷量に基づいてノイズ成分の読み出しが行われる。具体的には、このノイズ成分の読み出し時、ゲート線G(1)は1.0Vからに2.8Vになり、ドレイン線Dは3.3Vで、ソース線Sにはノイズ成分の電圧が出力される。
さらに、次に、リセット動作として、ゲート線G(2)、ドレイン線D及びソース線Sの各電圧を制御して、第3行目の各変調トランジスタTmのキャリアポケット7の電荷を排出する。具体的には、このリセット時、ゲート線G(2)は1.0Vからに8Vになり、ドレイン線Dは3.3Vから6.0Vになり、ソース線Sは1.0Vから6.0Vになる。
次に、第3行目のラインの画素信号のノイズ成分読み出し動作として、ゲート線G(2)、ドレイン線D及びソース線Sの各電圧を制御して、第3行目の各変調トランジスタTmのキャリアポケット7に残留する電荷量に基づいてノイズ成分の読み出しが行われる。具体的には、このノイズ成分の読み出し時、ゲート線G(2)は1.0Vからに2.8Vになり、ドレイン線Dは3.3Vで、ソース線Sにはノイズ成分の電圧が出力される。
すなわち、図1において、マトリックスの縦方向において、1組のフォトダイオード形成領域PD1,PD2に対応して設けられているゲート線G(1)を制御してリセットし、転送トランジスタ形成領域TTのセットキャリアポケット24から電荷が変調ウェル6へ移動しないようにして変調トランジスタTmのノイズ成分を読み出す。さらに、1組のフォトダイオード形成領域PD3,PD4に対応して設けられているゲート線G(3)を制御してリセットし、転送トランジスタ形成領域TTのセットキャリアポケット24から電荷が変調ウェル6へ移動しないようにしてフォトダイオード形成領域PD3のノイズ成分を読み出す。
続いて、転送トランジスタ形成領域TTのキャリアポケット24に蓄積された電荷をキャリアポケット7に転送する転送動作として、転送ゲート線TX(2)及びドレイン線Dの各電圧を制御して、第2行目と第3行目のキャリアポケット24に蓄積された電荷をそれぞれ対応するキャリアポケット7に転送する。具体的には、この転送動作時、転送ゲート線TX(2)は1.5Vから3.3Vになり、ドレイン線Dは3.3Vから1.0Vになり、ソース線Sは1.0Vである。
そして、初めに、第2行目のラインの画素信号の信号成分読み出し動作として、ゲート線G(1)とソース線Sの各電圧を制御して、2行目の各変調トランジスタTmのキャリアポケット7に保持されていた電荷量に基づいて信号成分の読み出しが行われる。具体的には、この信号成分の読み出し時、ゲート線G(1)は1.0Vからに2.8Vになり、ソース線Sには信号成分の電圧が出力される。
続いて、同様に、第3行目のラインの画素信号の信号成分読み出し動作として、ゲート線G(2)とソース線Sの各電圧を制御して、3行目の各変調トランジスタTmのキャリアポケット7に保持されていた電荷量に基づいて信号成分の読み出しが行われる。具体的には、この信号成分の読み出し時、ゲート線G(2)は1.0Vからに2.8Vになり、ソース線Sには信号成分の電圧が出力される。
すなわち、図1において、マトリックスの縦方向において、フォトダイオード形成領域PD2とPD3に対応して設けられている転送ゲート線TX(2)を制御して、転送トランジスタ形成領域TTのセットキャリアポケット24から電荷が変調ウェル6へ移動させる。そして、ゲート線G(1)を制御してフォトダイオード形成領域PD2の信号成分を読み出す。さらに、ゲート線G(2)を制御してフォトダイオード形成領域PD3の信号成分を読み出す。
以下、第4行目と第5行目の2つのラインについても、上述した第2行目と第3行目の来と同様に、リセット、ノイズ成分読み出し、及び信号成分読み出しが行われる。以下、最終行である第(n−1)行目まで同様にして信号成分の読み出し等が行われる。
最終の第n行目のラインの画素信号を読み出す場合、まず、リセット動作として、ゲート線G((n/2)−1)、ドレイン線D及びソース線Sの各電圧を制御して、n行目の各変調トランジスタTmのキャリアポケット7内の全ての電荷を排出する。具体的には、このリセット時、ゲート線G((n/2)−1)は1.0Vからに8Vになり、ドレイン線Dは3.3Vから6.0Vになり、ソース線Sは1.0Vから6.0Vになる。
次に、n行目の画素信号のノイズ成分読み出し動作として、ゲート線G((n/2)−1)、ドレイン線D及びソース線Sの各電圧を制御して、n行目の各変調トランジスタTmのキャリアポケット7に残留する電荷量に基づいてノイズ成分の読み出しが行われる。具体的には、このノイズ成分の読み出し時、ゲート線G((n/2)−1)は1.0Vからに2.8Vになり、ドレイン線Dは3.3Vで、ソース線Sにはノイズ成分の電圧が出力される。
次に、転送トランジスタ形成領域TTのキャリアポケット24に蓄積された電荷をキャリアポケット7に転送する転送動作として、転送ゲート線TX((n/2)+1)及びドレイン線Dの各電圧を制御して、n行目の各蓄積ウェル4に蓄積された電荷を、対応するキャリアポケット7に転送する。具体的には、この転送動作時、転送ゲート線TX((n/2)+1)は1.5Vから3.3Vになり、ドレイン線Dは3.3Vから1.0Vになり、ソース線Sは1.0Vである。
そして、n行目の画素信号の信号成分読み出し動作として、ゲート線G((n/2)−1)とソース線Sの各電圧を制御して、n行目の各変調トランジスタTmのキャリアポケット7に保持されている電荷量に基づいて信号成分の読み出しが行われる。具体的には、この信号成分の読み出し時、ゲート線G((n/2)−1)は1.0Vからに2.8Vになり、ソース線Sには信号成分の電圧が出力される。
このようにして、第n行目の画素信号の読み出しが行われる。
従って、ノイズ成分を先行して読み出し、信号成分をその後読み出すことによって、CDS機能が実現される。
以上のように、本実施の形態の固体撮像装置によれば、マトリックスの一方向において隣り合う1組の転送トランジスタ形成領域TTに対応して設けられたリングゲート5の電圧を制御して、変調トランジスタTmからノイズ成分と、転送された光発生電荷に基づく信号成分の読み出しが行われる。また、マトリックスの一方向において隣り合う1組の転送トランジスタの2つのキャリアポケット24の一方からキャリアポケット7へ光発生電荷を転送させる。
このように、本実施の形態の固体撮像装置によれば、CDS機能を実現しながら、一括電子シャッター機能も実現できる。さらに、本実施の形態の固体撮像装置によれば、2つのフォトダイオード形成領域PDに対して、1つのリングゲートを設けるようにしたので、基板変調型センサにおいて、セルピッチの微細化を実現できる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
本発明の実施の形態に係わる固体撮像装置の平面形状を示す平面図。 図1のA−A'線に沿った断面図。 本発明の実施の形態に係るリングゲートの位置関係を説明するための平面図。 本発明の実施の形態に係る固体撮像装置のセンサセルの等価回路。 本発明の実施の形態に係わる固体撮像装置の各モードにおけるポテンシャル図。 本発明の実施の形態の駆動シーケンスを示すタイミングチャート。 本発明の実施の形態の水平ブランキング期間のタイミングチャート。
符号の説明
1 基板、1a P型基板、2 N型ウェル、4 蓄積ウェル、5 リングゲート、6 変調用ウェル、7 キャリアポケット、22 転送ゲート

Claims (5)

  1. 入射した光に応じて光電変換領域において発生した光発生電荷を蓄積する蓄積ウェルを基板内に複数有し、前記複数の光電変換領域が前記基板上に2次元マトリックスに配列された固体撮像装置であって、
    前記2次元マトリックスの一方向において隣り合う1組の光電変換領域毎に1つずつ設けられ、フローティングディフュージョン領域に保持された前記光発生電荷に応じた画素信号を出力する複数の増幅手段と、
    前記1組の光電変換領域毎に1組設けられ、前記1組の光電変換領域のそれぞれの前記蓄積ウェルと、対応する前記フローティングディフュージョン領域との間の光発生電荷転送経路の電位障壁を変化させ、前記光発生電荷の転送を制御する複数の転送制御素子とを有し、
    前記複数の転送制御素子のそれぞれは、基板表面に絶縁膜を介して設けられた転送ゲートと、前記基板内であって前記転送ゲートの下に前記光発生電荷を保持する電荷保持領域を有し、
    前記複数の増幅手段は、それぞれトランジスタであり、該トランジスタのゲートの形状は、それぞれ略リング形状であり、前記ゲートのそれぞれは、前記2次元マトリックスの一方向において隣り合う1組の前記ゲート毎に一部が切り取られて無くなっている部分に、少なくとも一部を挟まれるように設けられていることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記増幅手段は、前記フローティングディフュージョン領域に保持された前記電荷によってチャネルの閾値電圧が制御され、前記電荷に応じた前記画素信号を出力する変調トランジスタであることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記フローティングディフュージョン領域と前記電荷保持領域との間の転送経路となる拡散層は、前記基板の他の拡散層の下に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の固体撮像装置。
  4. さらに、前記蓄積ウェルにおいて過剰となった前記電荷を排出する排出手段を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の固体撮像装置。
  5. 入射した光に応じて光電変換領域において発生した光発生電荷を蓄積する、画素毎に設けられた蓄積ウェルを基板内に複数有し、前記複数の光電変換領域が前記基板上に2次元マトリックスに配列された固体撮像装置であって、前記2次元マトリックスの一方向において隣り合う1組の光電変換領域毎に1つずつ設けられ、フローティングディフュージョン領域に保持された前記光発生電荷に応じた画素信号を出力する複数の増幅手段と、前記1組の光電変換領域毎に1組設けられ、前記1組の光電変換領域のそれぞれの前記蓄積ウェルと、対応する前記フローティングディフュージョン領域との間の光発生電荷転送経路の電位障壁を変化させ、前記光発生電荷の転送を制御する複数の転送制御素子とを有し、前記複数の転送制御素子のそれぞれは、基板表面に絶縁膜を介して設けられた転送ゲートと、前記基板内であって前記転送ゲートの下に前記光発生電荷を保持する電荷保持領域を有し、前記複数の増幅手段は、それぞれトランジスタであり、該トランジスタのゲートの形状は、それぞれ略リング形状であり、前記ゲートのそれぞれは、前記2次元マトリックスの一方向において隣り合う1組の前記ゲート毎に一部が切り取られて無くなっている部分に、少なくとも一部を挟まれるように設けられている固体撮像装置の駆動方法であって、
    前記全画素について同時に、前記転送制御素子によって前記転送経路の電位障壁を制御して、前記光発生電荷を少なくとも前記転送経路を介して前記電荷保持領域には流さないようにしながら前記蓄積ウェルに蓄積させる蓄積手順と、
    前記全画素について同時に、前記転送制御素子によって前記転送経路の電位障壁を制御して、前記蓄積ウェルに蓄積された前記光発生電荷を前記電荷保持領域に転送させる第1の転送手順と、
    前記マトリックスの一方向において、前記1組の光電変換領域に対応して設けられた2つの前記ゲートの電圧を制御して、前記トランジスタからノイズ成分の読み出しを行う第1の読み出し手順と、
    前記マトリックスの一方向において、前記1組の光電変換領域に対応する2つの前記転送制御素子の2つの前記電荷保持領域の一方から前記フローティングディフュージョン領域へ前記光発生電荷を転送させる第2の転送手順と、
    前記マトリックスの一方向において、前記1組の光電変換領域に対応して設けられた前記ゲートの電圧を制御して、転送された前記光発生電荷に基づいて前記トランジスタから信号成分の読み出しを行う第2の読み出し手順と、
    を含む固体撮像装置の駆動方法。


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