JP2006048209A - データ送受信システム、データ受信装置、及び、データ送信装置 - Google Patents

データ送受信システム、データ受信装置、及び、データ送信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 生体識別情報を用いてユーザの認証を行うデータ送受信システムを提供する。
【解決手段】 データ送信装置とデータ受信装置とを有するデータ送受信システムであって、前記データ送信装置は、ユーザの生体識別情報を取得する、生体識別情報取得部と、前記取得した生体識別情報を、前記データ受信装置に送信する、生体識別情報送信部と、を備え、前記データ受信装置は、当該データ受信装置の利用が認められるユーザの生体識別情報が登録されて、保持されている、利用許可者保持部と、前記データ送信装置から送信された前記生体識別情報を受信する、生体識別情報受信部と、前記受信した生体識別情報が、前記利用許可者保持部に登録されているかどうかを判断する、第1判断部と、前記第1判断部で、前記受信した生体識別情報が前記利用許可者保持部に登録されていると判断した場合には、前記データ送信装置から受信したデータに基づいて、所定の動作を実行する、実行部と、を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、データ送受信システム、データ受信装置、及び、データ送信装置に関し、特に、生体識別情報を用いてユーザ認証を行うことのできるデータ送受信システム、データ受信装置、及び、データ送信装置に関する。
ネットワークを介して、複数のユーザがプリンタを共有して使用する利用形態が広く用いられている。このような利用形態の場合、ある特定のユーザにはある特定のプリンタの使用を認めるが、別のユーザにはそのプリンタの使用を認めたくない場合が生じる。すなわち、プリンタの利用ができるユーザを、限定したいという要望がある。
このような要望を満たすため、ユーザの認証をする機能のあるプリンタが存在する。例えば、ユーザがプリンタで印刷を実行する際には、プリンタに設けられているコントロールパネルから、ユーザID及びパスワードを入力させ、予めプリンタに登録されているユーザID及びパスワードと一致した場合には、受信した印刷データの印刷を行うが、一致しなかった場合には、受信した印刷データの印刷を行わないようにしている。
一方、特開2000−172296号公報(特許文献1)には、次のような技術が開示されている。すなわち、電子メールの送信側では、電子メールに音声特徴パターンを添付して送信する。受信側では、その送信者の音声特徴パターンが予め登録されており、電子メールに添付された音声特徴パターンが、予め登録されている音声特徴パターンと一致するかどうかにより、送信者が真正なる本人であるかどうかを判別している。しかし、この技術では、送信者が真正なる本人であるかどうかを判別するのみである。
特開2000−172296号公報
そこで本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、生体識別情報を用いて、ユーザの認証を行うことのできるデータ送受信システム、データ受信装置、及び、データ送信装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るデータ送受信システムは、
データ送信装置とデータ受信装置とを有するデータ送受信システムであって、
前記データ送信装置は、
ユーザの生体識別情報を取得する、生体識別情報取得部と、
前記取得した生体識別情報を、前記データ受信装置に送信する、生体識別情報送信部と、
を備え、
前記データ受信装置は、
当該データ受信装置の利用が認められるユーザの生体識別情報が登録されて、保持されている、利用許可者保持部と、
前記データ送信装置から送信された前記生体識別情報を受信する、生体識別情報受信部と、
前記受信した生体識別情報が、前記利用許可者保持部に登録されているかどうかを判断する、第1判断部と、
前記第1判断部で、前記受信した生体識別情報が前記利用許可者保持部に登録されていると判断した場合には、前記データ送信装置から受信したデータに基づいて、所定の動作を実行する、実行部と、
を備えることを特徴とする。
この場合、前記データ受信装置は、前記第1判断部が、前記利用許可者保持部に前記生体識別情報が登録されていると判断した場合には、認証を認める旨の認証結果を、前記生体識別情報を送信した前記データ送信装置に送信する、認証結果送信手段を、さらに備えており、
前記データ送信装置は、前記データ受信装置から、前記認証を認める旨の認証結果を受信した場合には、前記所定の動作を実行させるためのデータを前記データ受信装置に送信する、データ送信部を、さらに備えているようにしてもよい。
また、前記生体識別情報取得部は、
ユーザの生体識別情報が入力される、生体識別情報入力部と、
前記生体識別情報入力部で入力された前記生体識別情報の特徴パターンを抽出する、特徴パターン抽出部と、
を備えており、
前記生体識別情報送信部は、抽出された前記特徴パターンを前記生体識別情報として、前記データ受信装置に送信するようにしてもよい。
また、前記データ送信装置は、ユーザが前記データ受信装置に送信しようとしているデータのファイル名を、前記データ受信装置に送信する、ファイル名送信手段を、さらに備えており、
前記データ受信装置は、
ファイル名に対応して、そのファイル名のデータについて、前記所定の動作を実行する権限のあるユーザが登録されて、保持されている、ファイル別実行許可者保持部と、
前記データ送信装置から送信された前記ファイル名を受信する、ファイル名受信部と、
前記ファイル別実行許可者保持部を検索して、前記生体識別情報に対応するユーザが、そのファイル名のデータについて、前記所定の動作を実行する権限のあるユーザとして登録されているかどうかを判断する、第2判断部と、
をさらに備えており、
前記データ受信装置の前記実行部は、前記第2判断部で、前記生体識別情報に対応するユーザが、そのファイル名のデータについて、前記所定の動作を実行する権限のあるユーザとして前記ファイル別実行許可者保持部に登録されていると判断した場合には、前記データ送信装置から受信したデータに基づいて、前記所定の動作を実行するようにしてもよい。
また、前記データ送信装置から前記データ受信装置に送信されるデータは、印刷データであり、前記所定の動作は、前記印刷データに基づく印刷動作であるようにしてもよい。
本発明に係るデータ受信装置は、
データ送信装置からデータを受信するデータ受信装置であって、
当該データ受信装置の利用が認められるユーザの生体識別情報が登録されて、保持されている、利用許可者保持部と、
前記データ送信装置から送信された生体識別情報を受信する、生体識別情報受信部と、
前記受信した生体識別情報が、前記利用許可者保持部に登録されているかどうかを判断する、第1判断部と、
前記第1判断部で、前記受信した生体識別情報が前記利用許可者保持部に登録されていると判断した場合には、前記データ送信装置から受信したデータに基づいて、所定の動作を実行する、実行部と、
を備えることを特徴とする。
この場合、前記第1判断部が、前記利用許可者保持部に前記生体識別情報が登録されていると判断した場合には、認証を認める旨の認証結果を、前記生体識別情報を送信した前記データ送信装置に送信する、認証結果送信手段を、さらに備えており、
前記実行部は、前記認証を認める旨の認証結果を前記データ送信装置に送信した後に、そのデータ送信装置からデータを受信した場合には、そのデータに基づいて、前記所定の動作を実行するようにしてもよい。
また、前記生体識別情報受信部で受信する前記生体識別情報は、ユーザが入力した生体識別情報の特徴パターンを抽出したものであるようにしてもよい。
また、ファイル名に対応して、そのファイル名のデータについて、前記所定の動作を実行する権限のあるユーザが登録されて、保持されている、ファイル別実行許可者保持部と、
ユーザが送信しようとしているデータのファイル名を、前記データ送信装置から受信する、ファイル名受信部と、
前記ファイル別実行許可者保持部を検索して、前記生体識別情報に対応するユーザが、そのファイル名のデータについて、前記所定の動作を実行する権限のあるユーザとして登録されているかどうかを判断する、第2判断部と、
をさらに備えており、
前記実行部は、前記第2判断部で、前記生体識別情報に対応するユーザが、そのファイル名のデータについて、前記所定の動作を実行する権限のあるユーザとして前記ファイル別実行許可者保持部に登録されていると判断した場合には、前記データ送信装置から受信したデータに基づいて、前記所定の動作を実行するようにしてもよい。
また、前記データ送信装置から送信されるデータは、印刷データであり、前記所定の動作は、前記印刷データに基づく印刷動作であるようにしてもよい。
本発明に係るデータ送信装置は、
データ受信装置にデータを送信するデータ送信装置であって、
ユーザの生体識別情報を取得する、生体識別情報取得部と、
前記取得した生体識別情報を、前記データ受信装置に送信する、生体識別情報送信部と、
前記データ受信装置から、前記生体識別情報に基づく認証結果を受信する、認証結果受信部と、
前記受信した認証結果が、認証が認められたことを示している場合には、データを前記データ受信装置に送信するが、前記受信した認証結果が、認証が認められなかったことを示している場合には、データを前記データ受信装置に送信しない、送信部と、
を備えることを特徴とする。
なお、本発明は、データ送受信システム、データ受信装置、及び、データ送信装置を、上述したように制御する制御方法の発明として、とらえることもできる。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係るデータ送受信システムの全体構成を示す図である。この図1に示すように、本実施形態のデータ送受信システムは、データ送信装置として、クライアント10、11を有し、データ受信装置として、プリンタ20、21を有する、印刷システムにより構成されている。
本実施形態においては、クライアント10、11は、パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)などから構成されている。プリンタ20、21は、レーザープリンタやインクジェットプリンタなどから構成されている。これらクライアント10、11とプリンタ20、21は、ネットワーク30を介して、相互に接続されている。この図1の例では、プリンタ20、21は、直接、ネットワーク30に接続されているが、プリントサーバを介して、接続するようにしてもよい。また、ネットワーク30に接続されるクライアント10、11の台数や、プリンタ20、21の台数は、任意である。
この図1では、例えば、プリンタ20は経理部に設置されており、プリンタ21は営業部に設置されており、それぞれ、利用できるユーザをその部の者に限定している利用形態を想定している。
図2は、本実施形態に係るクライアント10の構成を説明するブロック図である。なお、クライアント11の構成も図2と同様である。
この図2に示すように、クライアント10(11)は、生体識別情報入力部40と、特徴パターン抽出部41と、送受信部42と、認証結果判断部43と、印刷データ格納部44とを備えている。
生体識別情報入力部40は、ユーザが生体情報を入力するための装置である。生体識別情報には、声紋、指紋、虹彩など様々なものが考えられる。生体識別情報として声紋を用いる場合には、生体識別情報入力部40は、ユーザの声を入力するためのマイクにより構成されることとなり、指紋を用いる場合には、生体識別情報入力部40は、ユーザの指紋を読み取るスキャナにより構成されることとなり、虹彩を用いる場合には、生体識別情報入力部40は、ユーザの目から虹彩を読み取るスキャナにより構成されることとなる。本実施形態では、例えば、声紋を生体識別情報として用いることとする。
特徴パターン抽出部41は、生体識別情報入力部40で入力された音声の声紋を解析して、声紋の特徴パターンを抽出する。このように特徴パターンを抽出することにより、生体識別情報のデータ量を削減することができる。但し、声紋の特徴パターンを抽出せずに、声紋そのもののデータを生体識別情報とすることも可能である。
送受信部42は、ネットワーク30を介して、プリンタ20と情報の送受信を行う。本実施形態では、特に、生体識別情報をプリンタ20に送信したり、プリンタ20から認証結果を受信したり、印刷データをプリンタ20に送信したりする。
認証結果判断部43は、送受信部42でプリンタ20から受信した認証結果が、生体識別情報の一致を示しているか(認証が認められたことを示しているか)、或いは、生体識別情報の不一致を示しているか(認証が認められなかったことを示しているか)を、判断する。また、印刷データ格納部44には、印刷データが格納されている。そして、認証結果判断部43は、生体識別情報の一致を示している認証結果を受信した場合には、印刷データ格納部44に格納されている指定された印刷データを、送受信部42からプリンタ20へ送信する。
図3は、本実施形態に係るプリンタ20の構成を説明するブロック図である。なお、プリンタ21の構成も図3と同様である。
この図3に示すように、プリンタ20(21)は、送受信部50と、認証判断部52と、印刷実行部53と、生体識別情報入力部54と、特徴パターン抽出部55と、利用許可者リストテーブルTB10とを備えている。
送受信部50は、ネットワーク30を介して、クライアント10と情報の送受信を行う。本実施形態では、特に、生体識別情報をクライアント10から受信したり、認証結果をクライアント10に送信したり、印刷データをクライアント10から受信したりする。
認証判断部52は、送受信部50で受信した生体識別情報に基づいて、利用許可者リストテーブルTB10を検索し、この生体識別情報が利用許可者リストテーブルTB10に登録されているかどうかを判断する。そして、認証判断部52は、生体識別情報が利用許可者リストテーブルTB10に登録されている場合には、生体識別情報が一致した旨の認証結果を送受信部50を介してクライアント10に送信し、生体識別情報が利用許可者リストテーブルTB10に登録されていない場合には、生体識別情報が一致しない旨の認証結果を送受信部50を介してクライアント10に送信する。印刷実行部53は、送受信部50で受信した印刷データに基づいて、印刷を実行する。
生体識別情報入力部54と特徴パターン抽出部55のそれぞれの構成は、上述したクライアント10の生体識別情報入力部40と特徴パターン抽出部41の構成と同様である。
図4は、本実施形態に係る利用許可者リストテーブルTB10の構成を示す図である。この図4に示すように、利用許可者リストテーブルTB10は、データ項目として、ユーザ特定情報と生体識別情報を備えている。ユーザ特定情報には、ユーザを特定するための情報A、B、Cが格納されており、例えば、ユーザIDや、ユーザ名などが格納され、保持されている。生体識別情報には、各ユーザに対応する生体識別識別情報BM1、BM2、BM3が格納され、保持されている。本実施形態においては、特徴パターン抽出部55で抽出された、声紋の特徴パターンが、生体識別情報BM1、BM2、BM3として保持されている。
本実施形態においては、利用許可者リストテーブルTB10にユーザ登録できるのは、プリンタ20を管理する権限のある者である。すなわち、管理権限のある者がプリンタ20を操作して、各ユーザに、生体識別情報入力部54から音声を入力させる。そして、入力された音声は、特徴パターン抽出部55で声紋の特徴パターンが抽出され、利用許可者リストテーブルTB10に格納される。この利用許可者リストテーブルTB10に予め登録されているユーザが、このプリンタ20を利用する権限のあるユーザである。
次に、以上のように構成されている印刷システムにおいて実行される、印刷要求処理及び印刷実行処理について説明する。印刷要求処理は、クライアント10又はクライアント11で実行される処理であり、印刷実行処理は、プリンタ20又はプリンタ21で実行される処理である。
図5は、本実施形態に係る印刷要求処理を説明するフローチャートを示す図である。ここでは、クライアント10のユーザが、印刷データを指定して、プリンタ20で印刷を行うことを指示した場合を想定する。
図5に示すように、クライアント10は、ユーザに生体識別情報入力部40から、生体識別情報を入力させる(ステップS100)。本実施形態では、ユーザの音声が入力される。次に、クライアント10の特徴パターン抽出部41は、入力された音声の特徴パターンを抽出し、これを生体識別情報とする(ステップS102)。
次に、クライアント10の送受信部42は、この生体識別情報を、ネットワーク30を介してプリンタ20に送信する(ステップS104)。そして、クライアント10の送受信部42は、プリンタ20から、ステップS104で送信した生体識別情報の認証結果を受信する(ステップS106)。
次に、クライアント10の認証結果判断部43は、送信した生体識別情報が利用許可者リストテーブルTB10に登録されていたことを認証結果が示しているか、それとも、登録されていなかったことを認証結果がしめしているかを、判断する(ステップS108)。つまり、送信した生体識別情報が、認証として認められたかどうかを判断する。
認証が認められた場合(ステップS108:Yes)には、クライアント10の送受信部42は、印刷データ格納部44からユーザの指定した印刷データを読み出して、プリンタ20に送信する(ステップS110)。一方、認証が認められなかった場合(ステップS108:No)には、認証が認められなかった旨をディスプレイ等に表示して、ユーザに認証が認められなかった旨を通知する(ステップS112)。
これらステップS110、又は、ステップS112により、本実施形態に係る印刷要求処理が終了する。
図6は、本実施形態に係る印刷実行処理を説明するフローチャートを示す図である。ここでは、上述同様に、クライアント10からプリンタ20に印刷要求が発生した場合を例に説明する。
図6に示すように、まず、プリンタ20の送受信部50は、ネットワーク30を介して、生体識別情報を受信したかどうかを判断する(ステップS120)。この生体識別情報を受信していない場合(ステップS120:No)には、このステップS120を繰り返して待機する。
一方、生体識別情報を受信した場合(ステップS120:Yes)には、認証判断部52が、受信した生体識別情報に基づいて、利用許可者リストテーブルTB10を検索して、その生体識別情報が利用許可者リストテーブルTB10に登録されているかどうかを判断する(ステップS122)。そして、生体識別情報が登録されていた場合(ステップS122:Yes)には、プリンタ20の認証判断部52は、認証が認められた旨の認証結果を、送受信部50を介してクライアント10に送信する(ステップS124)。
次に、プリンタ20の送受信部50は、クライアント10から印刷データを受信する(ステップS126)。続いて、プリンタ20の印刷実行部53は、受信した印刷データに基づいて、印刷を実行する(ステップS128)。
一方、上述したステップS122で、受信した生体識別情報が利用許可者リストテーブルTB10に登録されていなかった場合(ステップS122:No)には、プリンタ20の認証判断部52は、認証が認められなかった旨の認証結果を、送受信部50を介して、クライアント10に送信する(ステップS130)。
これらステップS128、又は、ステップS130により、1つの印刷要求に対する印刷実行処理が終了して、上述したステップS120に戻る。
以上のように、本実施形態に係るデータ送受信システムの一例である印刷システムによれば、プリンタ20及びプリンタ21で印刷を行うことのできるユーザを、それぞれ、プリンタ20及びプリンタ21に予め登録されている所定のユーザに限定することができる。しかも、印刷を行おうとしているユーザは、クライアント10又はクライアント11から自分の声などの生体識別情報を入力するだけでよいので、従来のようにユーザIDやパスワードを入力する煩わしさから、解放されることができる。また、自分の生体識別情報は、ユーザIDやパスワードのように、ユーザ自身が忘れてしまうことがないので、ユーザの利便性を向上させることができる。
なお、本実施形態においては、例えば、クライアント10の印刷データをプリンタ20で印刷しようとする場合には、プリンタ20で認証が認められた後に、クラアント10からプリンタ20に印刷データを送信するようにしたが、生体識別情報とともに印刷データをクライアント10からプリンタ20に送信するようにしてもよい。この場合、生体識別情報に基づいて認証が認められれば、プリンタ20でその印刷データに基づいた印刷が行われるが、認証が認められなければ、プリンタ20で印刷が行われないこととなる。
〔第2実施形態〕
第2実施形態は、上述した第1実施形態を変形して、プリンタを利用できるユーザであるかどうかを判断するのみならず、ユーザが印刷しようとしているファイルについて印刷する権限を有するかどうかも判断するようにしたものである。以下、上述した第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
本実施形態に係るデータ送受信システムの全体構成は、上述した第1実施形態の図1と同様である。但し、データ送信装置であるクライアント10、11の内部構成、及び、データ受信装置であるプリンタ20、21の内部構成が、上述した第1実施形態と異なる。
図7に示すように、本実施形態に係るクライアント10(11)は、上述した第1実施形態の図2に加えて、ファイル名取得部45をさらに備えている。このファイル名取得部45は、ユーザが印刷しようとしている印刷データのファイル名を、印刷データ格納部44から取得して、送受信部42を介して、プリンタ20又はプリンタ21に送信する。
図8に示すように、本実施形態に係るプリンタ20は、上述した第1実施形態の図3に加えて、ファイル別権限判断部56と、ファイル別印刷許可者リストテーブルTB20とをさらに備えている。ファイル別権限判断部56は、送受信部50を介して、クライアント10又はクライアント11から送信されたファイル名を取得する。また、ファイル別権限判断部56は、受信した生体識別情報が利用許可者リストテーブルTB10に登録されている場合には、利用許可者リストテーブルTB10から、その生体識別情報に対応するユーザ特定情報を取得する。そして、取得したユーザ特定情報と受信したファイル名とに基づいて、ファイル別印刷許可者リストテーブルTB20を検索し、そのファイル名の印刷データを、ユーザ特定情報で特定されるユーザが、印刷する権限を有するかどうかを判断する。ファイル別権限判断部56は、ユーザが印刷する権限を有する場合は、送受信部50を介して、認証が認められた旨の認証結果を送信し、ユーザが印刷する権限を有しない場合は、送受信部50を介して、認証が認められなかった旨の認証結果を送信する。
図9は、本実施形態に係るファイル別印刷許可者リストテーブルTB20の構成を示す図である。この図9に示すように、ファイル別印刷許可者リストテーブルTB20は、データ項目として、ファイル名と印刷許可者とを備えている。ファイル名には、このプリンタ20(21)で印刷されるであろう印刷データのファイル名が格納され、保持されている。このファイル別印刷許可者リストテーブルTB20に格納されていないファイル名の印刷データは、本実施形態ではこのプリンタ20(21)で印刷されないこととなる。但し、このファイル別印刷許可者リストテーブルTB20に格納されいないファイル名の印刷データは、このプリンタ20(21)の利用を許可されている者であれば、誰でも印刷できるようにしてもよい。印刷許可者には、対応するファイル名の印刷データを、印刷することが許可されているユーザのユーザ特定情報が格納され、保持されている。例えば、図9の例では、「FILE1」というファイル名の印刷データについては、ユーザA、ユーザB、ユーザCのみが印刷できることとなる。
本実施形態においては、ファイル別印刷許可者リストテーブルTB20にユーザ登録できるのは、プリンタ20(21)を管理する権限のある者である。すなわち、管理権限のある者がプリンタ20(21)を操作して、各ファイル毎に、印刷できる権限のあるユーザのユーザ特定情報を登録する。
次に、以上のように構成されている印刷システムにおいて実行される、印刷要求処理及び印刷実行処理について説明する。印刷要求処理は、クライアント10又はクライアント11で実行される処理であり、印刷実行処理は、プリンタ20又はプリンタ21で実行される処理である。
図10は、本実施形態に係る印刷要求処理を説明するフローチャートを示す図である。ここでは、クライアント10のユーザが、印刷データを指定して、プリンタ20で印刷を行うことを指示した場合を想定する。
図10に示すように、クライアント10は、ユーザに生体識別情報入力部40から、生体識別情報を入力させる(ステップS200)。本実施形態では、ユーザの音声が入力される。次に、クライアント10の特徴パターン抽出部41は、入力された音声の声紋の特徴パターンを抽出し、これを生体識別情報とする(ステップS202)。
次に、クライアント10のファイル名取得部45は、印刷データ格納部44を検索して、ユーザが印刷を指示した印刷データのファイル名を取得する(ステップS204)。
次に、クライアント10の送受信部42は、生体識別情報とファイル名を、ネットワーク30を介してプリンタ20に送信する(ステップS206)。そして、クライアント10の送受信部42は、プリンタ20から、生体識別情報とファイルについての認証結果を受信する(ステップS208)。
次に、クライアント10の認証結果判断部43は、認証が認められたことを認証結果が示しているか、認証が認められなかったことを認証結果が示しているかを、判断する(ステップS210)。すなわち、送信した生体識別情報が利用許可者リストテーブルTB10に登録されており、且つ、送信したファイル名の印刷データを印刷することが認められるユーザとしてファイル別印刷許可者リストテーブルTB20に登録されていたかどうかを判断する。
認証が認められた場合(ステップS210:Yes)には、クライアント10の送受信部42は、印刷データ格納部44からユーザの指定した印刷データを読み出して、プリンタ20に送信する(ステップS212)。一方、認証が認められなかった場合(ステップS210:No)には、認証が認められなかった旨をディスプレイ等に表示して、ユーザに認証が認められなかった旨を通知する(ステップS214)。
これらステップS212、又は、ステップS214により、本実施形態に係る印刷要求処理が終了する。
図11は、本実施形態に係る印刷実行処理を説明するフローチャートを示す図である。ここでは、上述同様に、クライアント10からプリンタ20に印刷要求が発生した場合を例に説明する。
図11に示すように、まず、プリンタ20の送受信部50は、ネットワーク30を介して、生体識別情報とファイル名を受信したかどうかを判断する(ステップS220)。これら生体識別情報とファイル名を受信していない場合(ステップS220:No)には、このステップS220を繰り返して待機する。
一方、生体識別情報とファイル名を受信した場合(ステップS220:Yes)には、認証判断部52が、受信した生体識別情報に基づいて、利用許可者リストテーブルTB10を検索して、その生体識別情報が利用許可者リストテーブルTB10に登録されているかどうかを判断する(ステップS222)。そして、生体識別情報が登録されていた場合(ステップS222:Yes)には、プリンタ20のファイル別権限判断部56は、その生体識別情報に対応するユーザ特定情報を利用許可者リストテーブルTB10から、取得する(ステップS224)。続いて、ファイル別権限判断部56は、そのユーザ特定情報により特定されるユーザが、受信したファイル名を印刷する権限のある者であるかどうかを、ファイル別印刷許可者リストテーブルTB20を検索して、判断する(ステップS226)。すなわち、受信したファイル名の印刷許可者の中に、ユーザ特定情報により特定されるユーザが登録されているかどうかを判断する。
受信したファイル名の印刷許可者の中に、ユーザ特定情報により特定されるユーザが登録されている場合(ステップS226:Yes)には、ファイル別権限判断部56は、認証が認められた旨の認証結果を、送受信部50を介してクライアント10に送信する(ステップS228)。
次に、プリンタ20の送受信部50は、クライアント10から印刷データを受信する(ステップS230)。続いて、プリンタ20の印刷実行部53は、受信した印刷データに基づいて、印刷を実行する(ステップS232)。
一方、上述したステップS222で、受信した生体識別情報が利用許可者リストテーブルTB10に登録されていなかった場合(ステップS222:No)、又は、ステップS226で、受信したファイル名の印刷許可者の中に、ユーザ特定情報により特定されるユーザが登録されてなかった場合(226:No)には、プリンタ20の認証判断部52は、認証が認められなかった旨の認証結果を、送受信部50を介して、クライアント10に送信する(ステップS234)。
これらステップS232、又は、ステップS234により、1つの印刷要求に対する印刷実行処理が終了して、上述したステップS220に戻る。
以上のように、本実施形態に係るデータ送受信システムの一例である印刷システムによれば、プリンタ20及びプリンタ21で印刷を行うことのできるユーザを、それぞれ、プリンタ20及びプリンタ21に予め登録されている所定のユーザに限定することができるとともに、印刷データの印刷をできるユーザも、ファイル毎に制限することができる。
なお、本実施形態においては、例えば、クライアント10の印刷データをプリンタ20で印刷しようとする場合には、プリンタ20で生体識別情報及びファイル名についての認証が認められた後に、クラアント10からプリンタ20に印刷データを送信するようにしたが、生体識別情報及びファイル名とともに印刷データをクライアント10からプリンタ20に送信するようにしてもよい。この場合、生体識別情報に基づいて認証が認められ、且つ、そのファイルについて印刷する権限があれば、プリンタ20でその印刷データに基づいた印刷が行われる。しかし、生体識別情報についての認証が認められなければ、プリンタ20で印刷が行われない。また、生体識別情報についての認証が認められても、そのファイルについて印刷する権限がなければ、印刷は行われないことになる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず種々に変形可能である。例えば、上述した実施形態においては、データ送信装置がクライアントにより構成され、データ受信装置がプリンタにより構成される印刷システムを、データ送受信システムの一例として説明したが、データ送受信システムはこの態様に限られるものではない。例えば、データ送信装置をクライアントにより構成し、データ受信装置をデータサーバにより構成してもよい。この場合、クライアントから送信された生体識別情報がデータサーバに登録されている場合には、クライアントからデータサーバにデータを送信させ、そのデータをデータサーバが格納する。しかし、クライアントから送信された生体識別情報がデータサーバに登録されていない場合には、クライアントからデータを送信させない、或いは、データを送信されたとしてもデータサーバは格納せずに破棄することとなる。
また、上述した実施形態においては、プリンタ20、21をネットワーク30に直接接続したが、プリントサーバを介して接続しても良い。この場合、プリントサーバが上述した生体識別情報に基づく認証を行い、或いは、生体識別情報とファイル名に基づく認証を行い、プリンタ20、21に印刷を行わせる。したがって、クライアント10、11から見た場合、プリントサーバとプリンタ20、21が上述したデータ受信装置に相当することとなる。
さらには、図12に示すように、プリンタ20(21)の認証を行う認証サーバ22を、ネットワーク30上に設けるようにしても良い。この場合、クライアント10は、生体識別情報を認証サーバ22に送信し、認証サーバ22がその生体識別情報の認証を行う。そして、認証サーバ22は認証結果をクライアント10に送信する。クライアント10では、認証サーバ22に認証が認められた場合には、プリンタ20に印刷データを送信するが、認証サーバ22に認証が認められなかった場合には、印刷データを送信しない。或いは、クライアント10は、生体識別情報とファイル名を認証サーバ22に送信し、認証サーバ22がその生体識別情報とファイル名の認証を行う。そして、認証サーバ22は認証結果をクライアント10に送信する。クライアント10では、認証サーバ22に認証が認められた場合には、プリンタ20に印刷データを送信するが、認証サーバ22に認証が認められなかった場合には、印刷データを送信しない。
また、上述した実施形態においては、ハードウェアにより各処理を実現する場合を例に説明したが、ソフトウェアにより各処理を実現してもよい。この場合、例えば、クライアント10(11)は、図13のように構成され、プリンタ20(21)は、図14のように構成される。
図13に示すように、クライアント10は、CPU(Central Processing Unit)60と、RAM(Random Access Memory)62と、ROM(Read Only Memory)64と、通信インターフェース66と、ハードディスク68と、生体情報入力部40とを、内部バス70で相互に接続することにより、構成されている。上述した図5及び図10に示した印刷要求処理は、プログラムにより構成され、ROM64又はハードディスク68に格納されている。そして、このプログラムをCPU60が読み込んで実行することにより、上述した印刷要求処理が実現される。また、印刷データ格納部44は、ハードディスク68内に構成される。
また、図14に示すように、プリンタ20は、CPU(Central Processing Unit)80と、RAM(Random Access Memory)82と、ROM(Read Only Memory)84と、通信インターフェース86と、ハードディスク88と、プリントエンジン90と、生体識別情報入力部54とを、内部バス92で相互に接続することにより、構成されている。上述した図6及び図11に示した印刷実行処理は、プログラムにより構成され、ROM84又はハードディスク88に格納されている。そして、このプログラムをCPU80が読み込んで実行することにより、上述した印刷実行処理が実現される。また、利用許可者リストテーブルTB10やファイル別印刷許可者リストテーブルTB20は、ハードディスク88内に構成される。印刷実行部53は、プリントエンジン90により構成される。
さらにこの場合、上述したプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、ROM、メモリカード等の記録媒体に記録して、記録媒体の形で頒布することが可能である。この場合、このプログラムが記録された記録媒体をクライアント10(11)やプリンタ20(21)に読み込ませ、実行させることにより、上述した実施形態を実現することができる。
また、クライアント10(11)やプリンタ20(21)は、オペレーティングシステムや別のアプリケーションプログラム等の他のプログラムを備える場合がある。この場合、クライアント10(11)やプリンタ20(21)の備える他のプログラムを活用し、記録媒体にはクライアント10(11)やプリンタ20(21)が備えるプログラムの中から、上述した実施形態と同等の処理を実現するプログラムを呼び出すような命令を記録するようにしてもよい。
さらに、このようなプログラムは、記録媒体の形ではなく、ネットワークを通じて搬送波として頒布することも可能である。ネットワーク上を搬送波の形で伝送されたプログラムは、クライアント10(11)やプリンタ20(21)に取り込まれて、このプログラムを実行することにより上述した実施形態を実現することができる。
また、記録媒体にプログラムを記録する際や、ネットワーク上を搬送波として伝送される際に、プログラムの暗号化や圧縮化がなされている場合がある。この場合には、これら記録媒体や搬送波からプログラムを読み込んだクライアント10(11)やプリンタ20(21)は、そのプログラムの復号や伸張化を行った上で、実行する必要がある。
本発明の第1実施形態及び第2実施形態に係る印刷システムのネットワーク構成の一例を示す図。 本発明の第1実施形態に係るクライアントの内部構成の一例を示す図。 本発明の第1実施形態に係るプリンタの内部構成の一例を示す図。 図3における利用許可者リストテーブルの構成の一例を示す図。 本発明の第1実施形態に係る印刷要求処理の内容を説明するフローチャートを示す図。 本発明の第1実施形態に係る印刷実行処理の内容を説明するフローチャートを示す図。 本発明の第2実施形態に係るクライアントの内部構成の一例を示す図。 本発明の第2実施形態に係るプリンタの内部構成の一例を示す図。 図8におけるファイル別印刷許可者リストテーブルの構成の一例を示す図。 本発明の第2実施形態に係る印刷要求処理の内容を説明するフローチャートを示す図。 本発明の第2実施形態に係る印刷実行処理の内容を説明するフローチャートを示す図。 本発明の第1実施形態及び第2実施形態の変形例を示す図。 本発明の第1実施形態及び第2実施形態をソフトウェアにより実現する場合におけるクライアントの構成の一例を示す図。 本発明の第1実施形態及び第2実施形態をソフトウェアにより実現する場合におけるプリンタの構成の一例を示す図。
符号の説明
10、11 クライアント
20、21 プリンタ
30 ネットワーク
40 生体識別情報入力部
41 特徴パターン抽出部
42 送受信部
43 認証結果判断部
44 印刷データ格納部
50 送受信部
52 認証判断部
53 印刷実行部
54 生体識別情報入力部
55 特徴パターン抽出部

Claims (14)

  1. データ送信装置とデータ受信装置とを有するデータ送受信システムであって、
    前記データ送信装置は、
    ユーザの生体識別情報を取得する、生体識別情報取得部と、
    前記取得した生体識別情報を、前記データ受信装置に送信する、生体識別情報送信部と、
    を備え、
    前記データ受信装置は、
    当該データ受信装置の利用が認められるユーザの生体識別情報が登録されて、保持されている、利用許可者保持部と、
    前記データ送信装置から送信された前記生体識別情報を受信する、生体識別情報受信部と、
    前記受信した生体識別情報が、前記利用許可者保持部に登録されているかどうかを判断する、第1判断部と、
    前記第1判断部で、前記受信した生体識別情報が前記利用許可者保持部に登録されていると判断した場合には、前記データ送信装置から受信したデータに基づいて、所定の動作を実行する、実行部と、
    を備えることを特徴とするデータ送受信システム。
  2. 前記データ受信装置は、前記第1判断部が、前記利用許可者保持部に前記生体識別情報が登録されていると判断した場合には、認証を認める旨の認証結果を、前記生体識別情報を送信した前記データ送信装置に送信する、認証結果送信手段を、さらに備えており、
    前記データ送信装置は、前記データ受信装置から、前記認証を認める旨の認証結果を受信した場合には、前記所定の動作を実行させるためのデータを前記データ受信装置に送信する、データ送信部を、さらに備えている、ことを特徴とする請求項1に記載のデータ送受信システム。
  3. 前記生体識別情報取得部は、
    ユーザの生体識別情報が入力される、生体識別情報入力部と、
    前記生体識別情報入力部で入力された前記生体識別情報の特徴パターンを抽出する、特徴パターン抽出部と、
    を備えており、
    前記生体識別情報送信部は、抽出された前記特徴パターンを前記生体識別情報として、前記データ受信装置に送信する、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデータ送受信システム。
  4. 前記データ送信装置は、ユーザが前記データ受信装置に送信しようとしているデータのファイル名を、前記データ受信装置に送信する、ファイル名送信手段を、さらに備えており、
    前記データ受信装置は、
    ファイル名に対応して、そのファイル名のデータについて、前記所定の動作を実行する権限のあるユーザが登録されて、保持されている、ファイル別実行許可者保持部と、
    前記データ送信装置から送信された前記ファイル名を受信する、ファイル名受信部と、
    前記ファイル別実行許可者保持部を検索して、前記生体識別情報に対応するユーザが、そのファイル名のデータについて、前記所定の動作を実行する権限のあるユーザとして登録されているかどうかを判断する、第2判断部と、
    をさらに備えており、
    前記データ受信装置の前記実行部は、前記第2判断部で、前記生体識別情報に対応するユーザが、そのファイル名のデータについて、前記所定の動作を実行する権限のあるユーザとして前記ファイル別実行許可者保持部に登録されていると判断した場合には、前記データ送信装置から受信したデータに基づいて、前記所定の動作を実行する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のデータ送受信システム。
  5. 前記データ送信装置から前記データ受信装置に送信されるデータは、印刷データであり、前記所定の動作は、前記印刷データに基づく印刷動作である、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のデータ送受信システム。
  6. データ送信装置からデータを受信するデータ受信装置であって、
    当該データ受信装置の利用が認められるユーザの生体識別情報が登録されて、保持されている、利用許可者保持部と、
    前記データ送信装置から送信された生体識別情報を受信する、生体識別情報受信部と、
    前記受信した生体識別情報が、前記利用許可者保持部に登録されているかどうかを判断する、第1判断部と、
    前記第1判断部で、前記受信した生体識別情報が前記利用許可者保持部に登録されていると判断した場合には、前記データ送信装置から受信したデータに基づいて、所定の動作を実行する、実行部と、
    を備えることを特徴とするデータ受信装置。
  7. 前記第1判断部が、前記利用許可者保持部に前記生体識別情報が登録されていると判断した場合には、認証を認める旨の認証結果を、前記生体識別情報を送信した前記データ送信装置に送信する、認証結果送信手段を、さらに備えており、
    前記実行部は、前記認証を認める旨の認証結果を前記データ送信装置に送信した後に、そのデータ送信装置からデータを受信した場合には、そのデータに基づいて、前記所定の動作を実行する、ことを特徴とする請求項6に記載のデータ受信装置。
  8. 前記生体識別情報受信部で受信する前記生体識別情報は、ユーザが入力した生体識別情報の特徴パターンを抽出したものである、ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のデータ受信装置。
  9. ファイル名に対応して、そのファイル名のデータについて、前記所定の動作を実行する権限のあるユーザが登録されて、保持されている、ファイル別実行許可者保持部と、
    ユーザが送信しようとしているデータのファイル名を、前記データ送信装置から受信する、ファイル名受信部と、
    前記ファイル別実行許可者保持部を検索して、前記生体識別情報に対応するユーザが、そのファイル名のデータについて、前記所定の動作を実行する権限のあるユーザとして登録されているかどうかを判断する、第2判断部と、
    をさらに備えており、
    前記実行部は、前記第2判断部で、前記生体識別情報に対応するユーザが、そのファイル名のデータについて、前記所定の動作を実行する権限のあるユーザとして前記ファイル別実行許可者保持部に登録されていると判断した場合には、前記データ送信装置から受信したデータに基づいて、前記所定の動作を実行する、
    ことを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれかに記載のデータ受信装置。
  10. 前記データ送信装置から送信されるデータは、印刷データであり、前記所定の動作は、前記印刷データに基づく印刷動作である、ことを特徴とする請求項6乃至請求項9のいずれかに記載のデータ受信装置。
  11. データ受信装置にデータを送信するデータ送信装置であって、
    ユーザの生体識別情報を取得する、生体識別情報取得部と、
    前記取得した生体識別情報を、前記データ受信装置に送信する、生体識別情報送信部と、
    前記データ受信装置から、前記生体識別情報に基づく認証結果を受信する、認証結果受信部と、
    前記受信した認証結果が、認証が認められたことを示している場合には、データを前記データ受信装置に送信するが、前記受信した認証結果が、認証が認められなかったことを示している場合には、データを前記データ受信装置に送信しない、送信部と、
    を備えることを特徴とするデータ送信装置。
  12. データ送信装置とデータ受信装置とを有するとともに、前記データ受信装置は、当該データ受信装置の利用が認められるユーザの生体識別情報が登録されて、保持されている、利用許可者保持部を備えている、データ送受信システムの制御方法であって、
    前記データ送信装置において、ユーザの生体識別情報を取得するステップと、
    前記取得した生体識別情報を、前記データ送信装置から前記データ受信装置に送信するステップと、
    前記データ送信装置から送信された前記生体識別情報を前記データ受信装置で受信するステップと、
    前記受信した生体識別情報が、前記利用許可者保持部に登録されているかどうかをデータ受信装置で判断するステップと、
    前記受信した生体識別情報が前記利用許可者保持部に登録されていると判断された場合には、前記データ送信装置から受信したデータに基づいて、前記データ受信装置が所定の動作を実行するステップと、
    を備えることを特徴とするデータ送受信システムの制御方法。
  13. 利用が認められるユーザの生体識別情報が登録されて、保持されている、利用許可者保持部を備えるデータ受信装置の制御方法であって、
    データ送信装置から送信された生体識別情報を受信するステップと、
    前記受信した生体識別情報が、前記利用許可者保持部に登録されているかどうかを判断するステップと、
    前記受信した生体識別情報が前記利用許可者保持部に登録されていると判断された場合には、前記データ送信装置から受信したデータに基づいて、所定の動作を実行するステップと、
    を備えることを特徴とするデータ受信装置の制御方法。
  14. データ受信装置にデータを送信するデータ送信装置の制御方法であって、
    ユーザの生体識別情報を取得するステップと、
    前記取得した生体識別情報を、前記データ受信装置に送信するステップと、
    前記データ受信装置から、前記生体識別情報に基づく認証結果を受信するステップと、
    前記受信した認証結果が、認証が認められたことを示している場合には、データを前記データ受信装置に送信するが、前記受信した認証結果が、認証が認められなかったことを示している場合には、データを前記データ受信装置に送信しないステップと、
    を備えることを特徴とするデータ送信装置の制御方法。
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