JP2006046283A - 内接式歯車ポンプ - Google Patents

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昌和 倉田
Takumi Kusatsumi
巧 久積
Yasuhito Nakakuki
泰仁 中岫
Mitsuaki Nakada
光昭 中田
Mizuo Otaki
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    • F04C15/0042Systems for the equilibration of forces acting on the machines or pump

Abstract

【課題】 アウターロータとインナーロータの加工公差に関係なく、安定したポンプ吐出量を確保する。
【解決手段】 アウターロータ3とインナーロータ4の各内外歯3a、4aの間に形成されたポンプ室6の容積が最大に増加する閉じ込み部15とポンプ室の容積が最小になる噛み合い部16とを有している。前記閉じ込み部と噛み合い部を結ぶ境界線Xから吐出ポート8側へ20°〜50°のθ角度位置に有するカムリング12の内部径方向に、大気圧に連通する低圧通路17を設け、該低圧通路の一端開口部17aをアウターロータの外周面3bによって開閉して、該アウターロータに作用する圧力をバランスさせて、閉じ込み部における各歯間の接触圧を適切にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、自動車の各摺動部に潤滑油を供給する内接式歯車ポンプや、パワーステアリング装置のアシスト用油圧パワーシリンダに油圧を供給する内接式歯車ポンプの改良に関する。
例えば自動車に用いられる内接式歯車ポンプは、内周側に複数の内歯が一体に形成されたアウターロータと、外周側に前記内歯に噛合する複数の外歯が一体に形成されたインナーロータとを備え、前記各内歯と外歯との間に形成された複数のポンプ室のうち、容積が最大となる閉じ込み部を挟んだ一方のポンプ室は吸入ポート領域に連通し、他方側のポンプ室は吐出ポート領域に連通している。
そして、この吐出側のポンプ室においては、前記アウターロータがインナーロータに対して離間する方向にポンプ吐出圧が作用するため、かかる閉じ込み部におけるアウターロータの内歯とインナーロータの外歯との両歯頂部間の噛み合い隙間(チップクリアランス)が大きくなって、高圧な吐出側のポンプ室の作動油が低圧な吸入側のポンプ室へリークしてしまい、この結果、ポンプ効率の低下を招いている。
そこで、以下の特許文献1に記載された内接式歯車ポンプにあっては、吐出側のアウターロータの外周側に、該アウターロータの両側面と第1、第2サイドプレートの対向面との間(サイドクリアランス)から径方向にリークした高圧油を導入する高圧導通通路を設ける一方、吸入側のアウターロータの外周側に、吸入圧(低圧)を導入する低圧導入通路を設け、これら高圧導入通路内の高圧と低圧導入通路内の低圧によってアウターロータを閉じ込み部側へ押圧するようになっている。
これにより、該閉じ込み部側での内歯と外歯のチップクリアランスが減少して、前記吐出側ポンプ室から吸入側ポンプ室への作動油のリークを防止するようになっている。
特開平11−117876号公報
ところで、一般に前記内接式歯車ポンプなどは、アウターロータとインナーロータの成形加工時における加工公差が存在することから、該加工公差によってアウターロータの内歯とインナーロータの外歯との噛み合い隙間が変化し、この噛み合い隙間に変化に伴って内外歯同士の摩擦抵抗も変化してしまう。
よって、インナーロータとアウターロータの円滑な回転が阻害されると共に、不安定な噛み合いにより内外歯間で干渉異音が発生するおそれがある。
また、内歯と外歯との噛み合い隙間の変化によって該隙間からの作動油のリーク量も変化することから、ポンプ吐出流量が変動して脈動の発生原因にもなっている。
これらの技術的課題は、前記公報記載の内接式歯車ポンプも発生しているが、特にかかるポンプは前述のように、吸入側の低圧導入通路の他に吐出側の高圧導入通路を設けて、アウターロータをインナーロータ側に常時強制的に押し付けていることから、閉じ込み部側ので内歯と外歯との歯頂部同士の圧接力が大きくなって摩擦抵抗が過大になってしまう。この結果、ポンプの駆動負荷が増加してしまう。
本発明は、前記従来の内接式歯車ポンプの技術的課題に鑑みて案出されたもので、内部に円環状の作動室が形成されたハウジングと、前記作動室の内部に回転自在に収容され、内周側に複数の内歯が周方向へ連続して形成されたアウターロータと、該アウターロータの内周側に回転自在に設けられ、外周側に前記内歯に噛合する外歯が周方向へ連続して形成されたインナーロータと、該インナーロータを回転駆動する駆動軸と、前記内歯と外歯との間に形成される複数のポンプ室のうち、前記駆動軸の回転に伴い前記ポンプ室の容積が増大する吸入領域に開口する吸入ポートと、前記複数のポンプ室のうち、前記駆動軸の回転に伴い前記ポンプ室の容積が減少する吐出領域に開口する吐出ポートと、前記最小ポンプ容積となる前記内外歯の噛み合い部側の吐出領域における前記アウターロータの外周面と前記作動室の内周面との間の隙間に開口して、前記アウターロータの外周面に作用する高圧を低圧側に逃がす連通手段と、を備えたことを特徴としている。
具体的には、前記連通手段を、前記アウターロータの外周面と作動室内周面との間に開口した低圧通路によって形成した。
請求項3に記載の発明は、とりわけ、最小ポンプ容積となる前記内外歯の噛み合い部側の吐出領域から吸入領域における前記アウターロータの外周面と前記作動室の内周面との間に、前記アウターロータの外周面に作用する高圧を低圧側に逃がす連通部を設けたことを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、前記ハウジングを、前記アウターロータの外周面を回転自在に支持するカムリングと、前記アウターロータとインナーロータ及びカムリングの両側に配置される第1サイドプレート及び第2サイドプレートとによって構成すると共に、前記低圧通路を、前記カムリングと第1サイドプレートとの間、またはカムリングと第2サイドプレートとの間に形成したことを特徴としている。
この発明によれば、アウターロータとインナーロータの閉じ込み部における内外歯頂部間からの作動油のリークが防止されると共に、閉じ込み部側の圧力と、噛み合い部側のとの差圧の増減に伴い、アウターロータが噛み合い部側と閉じ込み部側との間を径方向へ繰り返し移動するため、アウターロータの外周面と低圧通路の開口部付近との間の隙間が増減して該開口部を繰り返し開閉することから、低圧通路付近の圧力を最適に調整できる。
この結果、アウターロータとインナーロータの加工公差に関係なく、安定したポンプ吐出量を確保することが可能になる。
よって、インナーロータとアウターロータの円滑な回転が得られると共に、内外歯間で干渉異音が発生を防止できる。
また、内歯と外歯との噛み合い隙間の変化が防止されて、作動油のリーク量も減少且つ一定になることから、脈動の発生も抑制できる。
図1及び図2は請求項1に記載した発明の第1の実施形態を示し、車両のパワーステアリング装置のアシスト用油圧シリンダの両油圧室に選択的に油圧を供給する内接式歯車ポンプ(トロコイドポンプ)に適用したものである。
すなわち、この内接式歯車ポンプは、後述するカムリング12の内周側に環状の作動室2が形成されたハウジング1と、前記作動室2の内部に回転自在に収容され、内周側に複数の内歯3aが周方向へ連続して形成されたアウターロータ3と、該アウターロータ3の内周側に回転自在に設けられ、外周側に前記内歯3aに噛合する外歯4aが周方向へ連続して形成されたインナーロータ4と、該インナーロータ4を回転駆動する駆動軸5と、前記内歯3aと外歯4aとの間に形成される複数のポンプ室6のうち、前記駆動軸5の回転に伴い前記ポンプ室6の容積が増大する吸入領域に開口する吸入ポート7と、前記複数のポンプ室6のうち、前記駆動軸5の回転に伴い前記ポンプ室6の容積が減少する吐出領域に開口する吐出ポート8とを備えている。
前記ハウジング1は、全体が図外のリザーバタンク内に収容配置され、肉厚なブロック状に形成されたアルミ合金製の第1サイドプレート10と、該第1サイドプレート10の後端側に図外のボルトによって固定された所定厚の第2サイドプレート11と、第1サイドプレート10と第2サイドプレート11との間に挟持状態に配置されたほぼ円筒状の前記カムリング12とから構成されている。
なお、各第1サイドプレート10と第2サイドプレート11には、外周部の4箇所に前記ボルトが挿通するボルト挿通孔13が穿設されていると共に、位置決め用の図外のロケートピンが挿通されるピン孔14が穿設されている。
前記第1サイドプレート10は、ほぼ中央に前記駆動軸5の一端部が回転自在に挿通される軸孔10aが穿設されていると共に、前記作動室2と対向する面に前記吸入ポート7が形成されている。
前記第2サイドプレート11は、アルミ合金材によって形成され、ほぼ中央に駆動軸5の他端部が回転自在に挿通される軸孔11aが穿設されていると共に、作動室2と対向する面に前記吐出ポート8が形成されている。
また、第1サイドプレート10と第2サイドプレート11の対向面と前記アウターロータ3の両側面との間には、微小なサイドクリアランスC、Cが形成されている。
前記カムリング12は、所定の肉厚に形成された焼結金属によって円環状に形成され、その中心位置が前記インナーロータ4の中心から所定量だけ偏心していると共に、外周面が前記リザーバタンク内に臨んでいる。また、該カムリング12の内周面(作動室2の内周面)と前記アウターロータ3の外周面3bとの間には、回転を確保する円環状の微小隙間Sが形成されている。
前記アウターロータ3とインナーロータ4とは、図1に示すように、吸入ポート7と吐出ポート8との境界領域(境界線X)における内歯3aと外歯4aの各歯頂部が接触した部位が閉じ込み部15になっており、この閉じ込み部15の両側の左右のポンプ室6a、6bが最大容積となるように設定され、一方のポンプ室6aが吸入ポート7に連通し、他方のポンプ室6bが吐出ポート8に連通している。
また、前記境界線X上の前記閉じ込み部15と反対側に位置する内歯3aと外歯4aは、互いに十分に噛み合ってポンプ室6が最小ポンプ容積となる噛み合い部16になっている。したがって、前記境界線Xは、閉じ込み部15と噛み合い部16とを結ぶ線になっている。
そして、前記カムリング12の前記噛み合い部16付近の内部径方向には、連通手段である通路断面積が比較的小さな低圧通路17が形成されている。
具体的に説明すれば、この低圧通路17は、図1及び図2に示すように、カムリング12の径方向へ直線状に形成され、カムリング12の軸方向の幅のほぼ中央位置に形成されていると共に、前記噛み合い部17側の境界線Xから吐出ポート8寄りの円周方向ほぼ20°〜50°のθ角度位置に形成されている。
また、その一端開口部17aが、アウターロータ3の外周面3bとカムリング12の内周面との間の隙間Sに臨んでいる一方、他端開口部17bが、リザーバタンク内に臨んでいる。
なお、前記駆動軸5は、図外の電動モータによって一方向(図1中矢印方向)へ回転駆動されて、この回転駆動力によってインナーロータ4とアウターロータ3を回転させて、前記ポンプ室6を容積を増減させながら吸入ポート7領域から作動油を吸入すると共に、最大容積となった閉じ込み部15から吐出ポート8領域で作動油を吐出するようになっている。
したがって、この内接式歯車ポンプにあっては、前記電動モータの回転駆動によって両ロータ3,4が回転すると、前記低圧な吸入領域から高圧な吐出領域に掛けて各ポンプ室6内の作動油が前記サイドクリアランスC、Cからリークして前記微小隙間S内に導入される。
その後、該隙間Sから一端開口部17aを介して低圧通路17の内部に流入してそのまま他端開口部17bからリザーバタンク内に戻される。
このため、アウターロータ3は、吸入領域から吐出領域の範囲内で前記サイドクリアランスC、Cから隙間S内にリークした高圧油によって駆動軸5の中心方向へ押圧されるが、低圧通路17の一端開口部17a付近では低圧になる。つまり、その全体の圧力分布Yが図1に示すように、閉じ込み部16付近から一端開口部17a付近までは比較的高い圧力になるが、前記噛み合い部15を含む一端開口部17aの周囲では圧力が低下する。
したがって、一端開口部17aとほぼ反対側にある閉じ込み部15付近の圧力が相対的に高くなり、この差圧によってアウターロータ3は低圧通路17方向へ押圧される。これにより、閉じ込み部15において内歯3aの歯頂部が外歯4aの歯頂部に圧接してチップクリアランスを減少させる。
この結果、閉じ込み部15での高圧な吐出側のポンプ室6bから低圧な吸入側のポンプ室6aへの作動油のリークを十分に防止することができる。
しかも、閉じ込み部15側の圧力と噛み合い部16側との差圧の増減に伴い、アウターロータ3が噛み合い部16側と閉じ込み部15側との間を径方向へ繰り返し移動する。このため、アウターロータ3の外周面3bと低圧通路17の一端開口部3a付近との間の隙間Sが増減して該開口部3aを繰り返し開閉することから、低圧通路17付近の圧力が調整される。
すなわち、アウターロータ3の外周面3bによって一端開口部17aが開成されると、隙間S内の作動油が低圧通路17内に流入して一端開口部17a付近の圧力が低下し、開口部17aが閉止されると開口部17a付近の圧力が上昇する。
このように、低圧通路17付近の圧力と閉じ込み部15側の圧力とのバランスによって、アウターロータ3の軸心が調心されて、閉じ込み部15側の内歯3aと外歯4aとの噛み合い圧接力を適切に制御する。
この結果、アウターロータ3とインナーロータ4の加工公差に関係なく、安定したポンプ吐出量を確保することが可能になる。
よって、インナーロータ4とアウターロータ3の円滑な回転が得られると共に、内外歯3a、4a間で干渉異音が発生を防止できる。
また、閉じ込み部15での内歯3aと外歯4aとの噛み合いチップクリアランスの変化が防止されて、作動油のリーク量も減少且つ一定になることから、脈動の発生も抑制できる。
また、この実施形態では、吐出領域でのサイドクリアランスから外方へリークしてアウターロータの外周面に作用する作動油の圧力分布を考慮すると、低圧通路17の形成位置を、噛み合い部16側の境界線Xから20°〜50°の角度位置に形成したことによって、インナーロータ4とアウターロータ3との噛み合い調整、つまり閉じ込み部15での内外歯3a、4aの適度な圧接作用と噛み合い部16での確実な噛み合い作用を適切に行うことが可能になる。
また、低圧通路17をカムリング12の幅方向のほぼ中央位置に形成したため、低圧通路17への過剰なリークを抑制することができる。
つまり、微小隙間Sには、サイドクリアランスC、Cを通った作動油が導入されるが、低圧通路17を、カムリング12と前記第1サイドプレート10及び第2サイドプレート11との間に形成した場合は、アウターロータ3の軸方向両端部からリークした作動油が低圧通路17から外部へ過剰に抜けてしまうおそれがある。
しかし、本実施形態のように低圧通路17の形成位置をカムリング12の幅方向のほぼ中央位置としたすることによって、アウターロータ3の軸方向両端部と低圧通路17との間がシールされる形になるから過剰なリークを抑制できるのである。
さらに、低圧通路17の他端開口部17bがリザーバタンクに直接開口していることから、特別な通路を形成することなく、高圧な作動油をリザーバタンクに容易に導出することができる。
また、作動油をリザーバタンク内に積極的に導出するため、該ポンプ内部などに発生した金属粉などのコンタミなどをポンプ外のリザーバタンク内に排出することができる。
図3〜図5は第2の実施形態を示し、低圧通路17を、主としてカムリング12の両側面と第1、第2サイドプレート10,11との間に形成したものである。
すなわち、前記カムリング12の両側面に、それぞれ通路溝17c、17dを形成すると共に、内周面に該両通路溝17c、17dを連通する油溝17eが形成されており、組付時に該カムリング12を第1、第2サイドプレート10,11を挟持した状態で、前記各通路溝17c、17dと第1、第2サイドプレート10,11との対向面との間、及び油溝17eとアウターロータ3の外周面との間に低圧通路17が形成されるようになっている。
また、この低圧通路17は、境界線Xからのθ角度位置などの形成位置などは第1の実施形態と同様である。
したがって、サイドクリアランスC、Cから微小隙間S内にリークした作動油は、前記油溝17e内に捕集されて、ここから両方の通路溝17c、17d内に流入してリザーバタンクへ速やかに導出される。
よって、かかる低圧通路17側のアウターロータ3に掛かる圧力を速やかに低下させることができると共に、通路溝17c、17dが両方に形成されていることから、アウターロータ3の軸方向の両側の圧力をバランスさせることができる。
また、前記カムリング12を焼結金属によって型成形する際に、低圧通路17を一緒に形成したことから、低圧通路17を例えばドリリングなどによって別途形成する必要がないので、製造作業が容易になる。
なお、前記通路溝17c、17dは、両方ではなく片方だけ設けることも可能である。
図6及び図7は第3の実施形態を示し、低圧通路17の他端開口部17bにオリフィス18を形成したものである。
すなわち、低圧通路17は、カムリング12に対するその形成位置や形成角度などは第1の実施形態と同様であるが、通路断面積が第1の実施形態のものよりも大きく設定されいると共に、他端開口部17bの内面に小径円筒状のオリフィス形成部19が圧入固定され、該オリフィス形成部19の内部に絞り孔であるオリフィス18が形成されている。このオリフィス18は、その通路断面積が隙間Sに作用する圧力との関係で適度な大きさに設定されている。
したがって、オリフィス18の存在により、低圧通路17を通流する作動油の導出量を適切に制御することが可能となり、この結果、低圧通路17付近の過剰な圧力低下を防止できる。
図8及び図9は第4の実施形態を示し、内接式歯車ポンプを正逆回転可能な双方向ポンプとしたものであって、図外の電動モータがコントローラからの供給電流の切り換えによって正逆回転自在になっていると共に、駆動軸5やインナーロータ4及びアウターロータ3も正逆回転自在に形成されている。
また、前記吸入ポート7と吐出ポート8とは、ポンプの正逆回転に伴って吸入側と吐出側がそれぞれ反対となるように形成されている。
さらに、カムリング12の内部径方向には、2つの低圧通路17,17が形成されている。この両低圧通路17,17は、噛み合い部16側の境界線(対称軸)Xを中心として左右対称位置に形成され、それぞれが前記境界線Xから左右に20°〜50°のθ角度位置に形成されている。
したがって、この実施形態も、ポンプが正逆回転するに伴って、各低圧通路17、17からリークした作動油をリザーバタンク内に導出することによって第1の実施形態と同様な作用効果が得られることは勿論のこと、簡単な構造によって双方向ポンプに対応することが可能になる。
図10及び図11は第5の実施形態を示し、低圧通路17などの基本構造は第1の実施形態と同様であるが、閉じ込み部15付近の吐出領域におけるアウターロータ3の外周面3bと第2サイドプレート11の内面及びカムリング12の内周面との間に、前記吐出ポート8の各ポンプ室6からアウターロータ3の外周面3bとカムリング12の内周面との間に作動油を導入する高圧導入部20を形成したものである。
この高圧導入部20は、第2サイドプレート11の吐出ポート8付近の内面に切欠形成されて、前記吐出ポート8に連通する第1切欠溝20aと、該第1切欠溝20aの外端側に位置するカムリング12の内周面に軸方向へ切り欠かれて、第1切欠溝20aと連通する第2切欠溝20bとから構成されている。
したがって、前記吐出領域のポンプ室6から吐出ポート8に吐出された作動油は、第1切欠溝20aを通って第2切欠溝20b内に導入され、ここから、カムリング12の内周面とアウターロータ3外周面3bとの間に積極的に導入される。
このため、アウターロータ3の外周面3bとカムリング12の内周面との間の潤滑性能の低下を防止できる。
また、アウターロータ3の外周面3bにおいて、一端開口部17a付近では低圧となり、高圧導入部20付近では高圧となるため、より積極的にアウターロータ3を閉じ込み部15側から噛み合い部16側へ付勢することができる。
しかも、第2切欠溝20bに導入された作動油は、前記隙間S内を通って低圧通路17側へ流入することから、かかる高圧導入部20から低圧通路17までのアウターロータ3の外周面3bに対する前記圧力分布を、サイドクリアランスC、Cからリークされた圧力分布よりも均一化することができる。このため、低圧通路17の存在と相俟ってアウターロータ3に対する過度な噛み合い部16方向への押付け力の発生を抑制できる。
この結果、前記閉じ込み部15での内外歯3a、4aの接触力を適度な圧力に制御することが可能になる。
図12及び図13は請求項3に記載した発明に対応した第1の実施形態を示し、ポンプの基本構成は前記各実施形態と同様であるから、共通箇所には同一の符番を付けて説明するが、特徴とするところは、前記低圧通路に代えて噛み合い部16側の吸入領域と吐出領域とに跨った連通部である連通溝21を形成したものである。
すなわち、前記連通溝21は、カムリング12の幅長さのほぼ中央位置の内周面に、横断面ほぼ半円状に形成されていると共に、前記噛み合い部16を中心とした吸入ポート7と吐出ポート8との間に跨った形で円周方向へ円弧状に延長形成されており、噛み合い部16側の境界線Xを中心としてその一端部21aが、吸入ポート7の一端側に重なる位置に延び、他端部21bが吐出ポート8の対向する一端側に重なる位置に延びている。
したがって、この実施形態によれば、吐出ポート8側で、サイドクリアランスC、Cからアウターロータ3の外周面3bとカムリング12の内周面との間に流入した作動油は、連通溝21の他端部21bに導入されるが、一端部21a側は吸入ポート7側に位置していることから低圧状態になっているので、かかる噛み合い部16側のアウターロータ3の外周面3b側が低圧になるが、該閉じ込み部15側の圧力と噛み合い部16側との差圧の増減に伴い、アウターロータ3が噛み合い部16側と閉じ込み部15側との間を径方向へ繰り返して連通溝21の開口部を繰り返し開閉することから、連通溝21付近の圧力が調整される。
よって、連通溝21付近の圧力と閉じ込み部15側の圧力とのバランスによって、アウターロータ3の軸心が調心されて、閉じ込み部15側の内歯3aと外歯4aとの噛み合い圧接力を適切に制御される。この結果、アウターロータ3とインナーロータ4の加工公差に関係なく、安定したポンプ吐出量を確保することが可能になる。
図14及び図15は同じく請求項3に対応した発明の第2の実施形態を示し、連通溝21を噛み合い部16側のカムリング12の内周側両側面に形成された第1円弧状溝21a、21aと、該カムリング12の内周面に形成されて、前記各円弧状溝21a、21aに連通する第2円弧状溝21bとから構成されている。
したがって、この実施形態によれば、前記第1の実施形態と同様な作用効果が得られると共に、連通溝21がカムリング12の外側に形成されているため、その成形加工が容易になる。
前記実施形態から把握される前記請求項に記載した発明以外の技術的思想について以下に説明する。
請求項(1) 前記ハウジングは、前記アウターロータの外周面を回転自在に支持するカムリングと、前記アウターロータとインナーロータ及びカムリングの両側に配置される第1サイドプレート及びリアプレートとから構成され、
前記低圧通路の開口部を、前記カムリングの軸方向の幅のほぼ中央位置に形成したことを特徴とする請求項2に記載の内接式歯車ポンプ。
前記カムリングの軸方向両端部付近には、アウターロータの軸方向両端部から径方向リークした吐出圧が導かれる。
このため、前記請求項4に記載の発明のように、低圧通路を、カムリングと前記第1サイドプレート及びまたは第2サイドプレートとの間に形成した場合は、アウターロータの軸方向両端部からリークした作動油が連通手段から外部へ過剰に抜けてしまうおそれがあるが、低圧通路を、前述のような形成位置とすることによって、アウターロータの軸方向両端部と低圧通路との間がシールされる形になるから低圧通路への過剰なリークを抑制することができる。
請求項(2) 前記ハウジングは、リザーバタンク内に収容配置されていると共に、前記低圧通路を前記ハウジングの内部から前記リザーバタンク内に連通させたことを特徴とする請求項2に記載の内接式歯車ポンプ。
この発明によれば、低圧通路の外端側がハウジングの外周側で大気圧状態にあるリザーバタンクに直接開口していることから、特別な通路を形成することなく、高圧な作動油をリザーバタンク内に容易に導出することができる。
また、作動油をリザーバタンク内に積極的に導出するため、該ポンプ内部などに発生した金属粉などのコンタミなどをポンプ外のリザーバタンク内に排出することができる。
請求項(3) 前記低圧通路を、前記噛み合い部から吐出領域方向へ20°〜50°の角度範囲に形成したことを特徴とする請求項2に記載の内接式歯車ポンプ。
吐出領域でのサイドクリアランスから外方へリークしてアウターロータの外周面に作用する作動油の圧力分布を考慮すると、前記角度範囲内に低圧通路を設けることによってインナーロータとアウターロータとの噛み合い調整、つまり閉じ込み部での内外歯の適度な圧接作用と噛み合い部での確実な噛み合い作用を適切に行うことが可能になる。
請求項(4) 前記低圧通路にオリフィスを設けたことを特徴とする請求項2に記載の内接式歯車ポンプ。
この発明によれば、オリフィスを設けることによって、低圧通路を通流する作動油の導出量を適切に制御することが可能となり、この結果、低圧通路付近の過剰な圧力低下を防止できる。
請求項(5) 前記駆動軸とインナーロータ及びアウターロータを正逆回転自在に形成すると共に、かかる正逆回転切り換えに伴い前記吸入ポートと吐出ポートを互いに入れ換えるように構成し、
前記低圧通路を、前記閉じ込み部と噛み合い部とを結ぶ対称軸を中心として噛み合い部側のほぼ対称位置に形成したことを特徴とする請求項2に記載の内接式歯車ポンプ。
この発明によれば、低圧通路を対称軸を中心として単に左右一対設けるといった簡単な構造によって双方向ポンプに対応することが可能になる。
請求項(6) 前記閉じ込み部付近の吐出領域におけるアウターロータの外周面と作動室の内周面との間に、前記吐出ポートからアウターロータの外周面側へ作動油を導入する高圧導入部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の内接式歯車ポンプ。
前記吐出ポートからアウターロータの両側部とハウジングとの隙間を通った作動油は、アウターロータの外周面と作動室の内周面との間の高圧導入部に導入される。
このため、アウターロータの外周面と作動室の内周面との間の潤滑性能の低下を防止できる。
しかも、高圧導入部に導入された作動油は、アウターロータの外周面とカムリングの内周面との間を通って低圧通路側へ流入することから、かかる高圧導入部から低圧通路までのアウターロータの外周面に対する圧力分布を、サイドクリアランスからリークされた圧力分布よりも均一化することができる。このため、低圧通路の存在と相俟ってアウターロータに対する過度な噛み合い部方向への押付け力の発生を抑制できる。
請求項(7) 前記連通部を、前記カムリングの内周面に形成すると共に、前記噛み合い部を挟んで吸入領域側と吐出領域側に跨って延長形成したことを特徴とする請求項3に記載の内接式歯車ポンプ。
この発明によれば、連通部をカムリングの内周面に所定角度をもって円周方向に沿って形成するだけであるから、その製造作業が容易であると共に、吐出領域でリークして連通部内で作動油を効果的に低圧状態にすることが可能になる。
請求項(8) 前記カムリングを焼結金属によって形成すると共に、前記低圧通路をカムリングの焼結成形時に一体に形成したことを特徴とする請求項2に記載の内接式歯車ポンプ。
低圧通路を別途形成する必要がないことから、製造作業が容易になる。
本発明は前記実施形態の構成に限定されるものではなく、例えば、ハウジングとしては、第1、第2サイドプレートではなく、ハウジング本体とリアカバーとによって構成することも可能である。
請求項1及び2の発明に係る内接式歯車ポンプの第1の実施形態を示す概略図である。 図1のA−A線断面図である。 第2の実施形態を示す概略図である。 図3のB−B線断面図である。 本実施形態に供されるカムリングの要部斜視図である。 第3の実施形態を示す概略図である。 図6のC−C線断面図である。 第4の実施形態を示す概略図である。 図8のD−D線断面図である。 第5の実施形態を示す概略図である。 図10のE−E線断面図である。 請求項3に対応する第1の実施形態を示す概略図である。 図12のF−F線断面図である。 第2の実施形態を示す概略図である。 図14のG−G線断面図である。
符号の説明
1…ハウジング
2…作動室
3…アウターロータ
4…インナーロータ
5…駆動軸
6…ポンプ室
7…吸入ポート
8…吐出ポート
10…第1サイドプレート
11…第2サイドプレート
15…閉じ込み部
16…噛み合い部
17…低圧通路
17a…一端部
17b…他端部
18…オリフィス
20…高圧導入部
21…連通溝
C・C…サイドクリアランス
X…境界線

Claims (4)

  1. 内部に円環状の作動室が形成されたハウジングと、
    前記作動室の内部に回転自在に収容され、内周側に複数の内歯が周方向へ連続して形成されたアウターロータと、
    該アウターロータの内周側に回転自在に設けられ、外周側に前記内歯に噛合する外歯が周方向へ連続して形成されたインナーロータと、
    該インナーロータを回転駆動する駆動軸と、
    前記内歯と外歯との間に形成される複数のポンプ室のうち、前記駆動軸の回転に伴い前記ポンプ室の容積が増大する吸入領域に開口する吸入ポートと、
    前記複数のポンプ室のうち、前記駆動軸の回転に伴い前記ポンプ室の容積が減少する吐出領域に開口する吐出ポートと、
    前記最小ポンプ容積となる前記内外歯の噛み合い部側の吐出領域における前記アウターロータの外周面と前記作動室の内周面との間の隙間に開口して、前記アウターロータの外周面に作用する高圧を低圧側に逃がす連通手段と、
    を備えたことを特徴とする内接式歯車ポンプ。
  2. 前記連通手段を、前記アウターロータの外周面と作動室内周面との間に開口した低圧通路によって形成したことを特徴とする請求項1に記載の内接式歯車ポンプ。
  3. 内部に円環状の作動室が形成されたハウジングと、
    前記作動室の内部に回転自在に収容され、内周側に複数の内歯が周方向へ連続して形成されたアウターロータと、
    該アウターロータの内周側に回転自在に設けられ、外周側に前記内歯に噛合する外歯が周方向へ連続して形成されたインナーロータと、
    該インナーロータを回転駆動する駆動軸と、
    前記内歯と外歯との間に形成される複数のポンプ室のうち、前記駆動軸の回転に伴い前記ポンプ室の容積が増大する吸入領域に開口する吸入ポートと、
    前記複数のポンプ室のうち、前記駆動軸の回転に伴い前記ポンプ室の容積が減少する吐出領域に開口する吐出ポートと、
    前記最小ポンプ容積となる前記内外歯の噛み合い部側の吐出領域から吸入領域における前記アウターロータの外周面と前記作動室の内周面との間に形成されて、前記アウターロータの外周面に作用する高圧を低圧側に逃がす連通部とを備えたことを特徴とする内接式歯車ポンプ。
  4. 前記ハウジングを、前記アウターロータの外周面を回転自在に支持するカムリングと、前記アウターロータとインナーロータ及びカムリングの両側に配置される第1サイドプレート及び第2サイドプレートとによって構成すると共に、
    前記低圧通路を、前記カムリングと第1サイドプレートとの間、またはカムリングと第2サイドプレートとの間に形成したことを特徴とする請求項2に記載の内接式歯車ポンプ。
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