JP2006044442A - ピアノ運搬台車 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ピアノ1の脚部2が取り外された状態で前記ピアノを運搬するピアノ運搬台車21である。自走可能なクローラー走行車31と、該クローラー走行車に設けられて、前記ピアノの脚部を着脱する際に前記ピアノを上昇させて該ピアノを仮支持するための昇降機構51と、該昇降機構との間で、前記脚部が取り外されたピアノの受け渡しをして、該脚部が取り外された状態のピアノを、前記仮支持の高さよりも低い位置に支持するための、前記クローラー走行車に設けられた支持部71と、を備えている。
【選択図】 図5
Description
また、この運搬台車101は、ピアノ1から脚部2を外さずにピアノ1を運搬するものであるために、強度的に弱いピアノ1の脚部2を、運搬中に周囲のものに引っかけて脚部を折損したり、引っかけた衝撃でピアノ1自体を傷めてしまう虞もあって、結局、運搬作業中にピアノ1を傷め得る要因を一つ増やしてしまっている。更に、ピアノ1を傷め得る要因としては、前記脚部2を外さずに運搬することに起因して、運搬作業中のピアノ1の支持高さが高いことから、運搬作業中に運搬台車101が転倒し易いこと等も懸念される。
自走可能なクローラー走行車と、
該クローラー走行車に設けられて、前記ピアノの脚部を着脱する際に前記ピアノを上昇させて該ピアノを仮支持するための昇降機構と、
該昇降機構との間で、前記脚部が取り外されたピアノの受け渡しをして、該脚部が取り外された状態のピアノを、前記仮支持の高さよりも低い位置に支持するための、前記クローラー走行車に設けられた支持部と、を備えたことを特徴とする。
前記クローラー走行車は、前記昇降機構及び前記支持部の下方に位置して、これらを支持し、
前記クローラー走行車が自走することによって、前記昇降機構および前記支持部を、前記脚部で自立しているピアノの下方に位置させることを特徴とする。
このようなピアノ運搬台車によれば、前記クローラー走行車が前記昇降機構及び前記支持部を支持しているので、ピアノの運搬中及び前記脚部の着脱時におけるピアノの支持安定性に優れる。
前記昇降機構は、前記ピアノの脚部が取り付けられていた部分以外の部分に、その下方から当接して前記ピアノを仮支持し、
前記支持部は、前記ピアノの脚部が取り付けられていた部分に、その下方から当接して前記ピアノを支持することを特徴とするピアノ運搬台車。
このようなピアノ運搬台車によれば、前記昇降機構と前記支持部とは、互いに異なるピアノの部分を仮支持若しくは支持することになる。従って、前記昇降機構の昇降動作を通してなされる当該昇降機構と前記支持部との間のピアノの受け渡しを、スムーズかつ確実に行うことができる。
前記昇降機構がその下方から当接する部分は、前記ピアノの支柱であり、
前記支持部がその下方から当接する部分は、前記ピアノの棚板に設けられた前記脚部の取り付け座であることを特徴とするピアノ運搬台車。
このようなピアノ運搬台車によれば、前記昇降機構は、強度の高い部分である支柱を仮支持する。従って、脚部を着脱すべく仮支持中のピアノに変な負荷をかけることはない。
前記ピアノの脚部の取り付け位置に応じて、前記支持部を水平方向にスライド移動可能に案内するガイド部材を備えていることを特徴とするピアノ運搬台車。
このようなピアノ運搬台車によれば、前記支持部は、水平方向にスライド移動可能なので、ピアノ毎に脚部の取り付け位置が異なる場合であっても、それぞれのピアノの脚部が取り付けられていた部分に前記支持部を確実に当接させることができる。
前記ピアノの脚部は、少なくともピアノの鍵盤側に一対並設されているとともに、前記一対の脚部に対応させて、少なくとも前記支持部は一対設けられており、
前記クローラー走行車を自走させて、前記支持部を前記ピアノの下方に位置させた状態において、前記一対の支持部は、前記一対の脚部の間に位置しており、
前記昇降機構によって上昇されたピアノから脚部が取り外された際に、前記支持部は、前記脚部が取り付けられていた部分の直下にスライド移動されることを特徴とするピアノ運搬台車。
このようなピアノ運搬台車によれば、脚部を取り外された後はもとより、取り外される前のピアノに対しても、当該脚部との干渉を有効にかわして、ピアノ運搬台車の前記支持部をピアノの下方に位置させることができる。よって、前記脚部に前記支持部を引っかけて、脚部を折損したりピアノに衝撃を与えてしまうことを可及的に防ぐことができる結果、ピアノ運搬作業中にピアノを傷め得る要因を更に取り除くことができる。
前記支持部は、上下反転可能に軸支されているとともに、
該支持部は、自身が具備する弾性部材を、前記ピアノの脚部が取り付けられていた部分に当接させて支持し、
前記弾性部材が上方を向いた状態の、前記弾性部材を含めた前記支持部の全高よりも、そこから反転して前記弾性部材が下方を向いた状態の全高の方が低いことを特徴とするピアノ運搬台車。
また、前記支持部の上下反転動作によって、前記弾性部材を下方に向ければ、前記支持部の全高を低くすることができる。よって、ピアノから脚部を取り外す前に前記支持部をピアノの下方に潜り込ませるが、その際に、ピアノの下面から支持部までの間隔を十分確保できて、ピアノとの干渉を確実に回避して潜り込ませることが可能となる。
前記昇降機構は、上面に弾性部材を具備して上下昇降するテーブルを有し、
該テーブルが上昇した際に、前記弾性部材が、前記ピアノの脚部が取り付けられていた部分以外の部分に当接して、前記ピアノを仮支持することを特徴とするピアノ運搬台車。
このようなピアノ運搬台車によれば、上昇中のテーブルがピアノを仮支持した瞬間にピアノに加わる衝撃を、前記弾性部材によって吸収・緩和することができる。従って、ピアノを傷め得る要因を更に取り除くことができる。
前記テーブルは、前記ピアノの平面サイズに応じて、前記弾性部材を水平方向にスライド移動可能に案内するガイド部材を備えていることを特徴とするピアノ運搬台車。
このようなピアノ運搬台車によれば、大小様々あるピアノの平面サイズに応じて弾性部材をスライド移動させることができて、当該弾性部材を、ピアノの仮支持状態が安定する部分に確実に当接させることが可能となる。
前記テーブルは、その平面中心を前記クローラー走行車の平面中心にほぼ揃えて配置されているとともに、
前記テーブルを囲む平面位置に、前記支持部は配置されていることを特徴とするピアノ運搬台車。
このようなピアノ運搬台車によれば、前記テーブルは、その平面中心を前記クローラー走行車の平面中心にほぼ揃えて配置されているので、前記ピアノの仮支持安定性に優れる。
また、前記支持部は、前記テーブルを囲む平面位置に配置されているので、前記ピアノの支持安定性に優れる。
前記クローラー走行車は、
前記昇降機構及び前記支持部の下方に位置して、これらを支持する車体と、
該車体の少なくとも走行方向の前後にそれぞれ設けられた車輪と、
前記車輪に掛け回された無端のクローラーベルトと、
前記車輪の少なくとも一方を回転駆動させるための電動モータと、を有し、
前記昇降機構は、電動モータによって昇降駆動されることを特徴とするピアノ運搬台車。
このようなピアノ運搬台車によれば、その走行用及びピアノ昇降用の動力源として、クリーンなエネルギーの電力を用いることができる。よって、清浄たるべきコンサートホール等を廃棄ガス等で汚すこと無く、ピアノの運搬作業を行うことができる。
前記クローラーベルトは、ゴム製であることを特徴とするピアノ運搬台車。
このようなピアノ運搬台車によれば、クローラーベルトはゴム製であるため、走行中の振動は小さく抑制される。よって、運搬中のピアノに与えられる振動を吸収できて、運搬作業中にピアノを傷め得る要因を、更に取り除くことができる。
前記クローラー走行車は、その前進方向の前端よりも前方に、走行中の走行面から浮いた状態の回転体を有し、
前記走行中の走行面よりも上に傾斜した走行面へ前記クローラー走行車が移る際には、前記上に傾斜した走行面の一部に前記回転体を当てることによって前記クローラー走行車の進行方向を上方へ向けることを特徴とするピアノ運搬台車。
このようなピアノ運搬台車によれば、前記クローラー走行車が、現在走行中の走行面よりも上に傾斜した走行面へ移る際には、前記上に傾斜した走行面の一部に前記回転体が当たることによって前記クローラー走行車は上方を向く。従って、当該ピアノ運搬台車は、水平な道から坂道への乗り移りをスムーズに行うことができて、もって、乗り移り時にピアノに与える衝撃を小さく抑制可能となる。なお、階段やトラックの荷台等の段差部は、歩み板を設置することで坂道となるため、このような段差部も簡単に上り下り可能である。
前記回転体は、前記前進方向の前後に移動可能に案内され、
該回転体は、前記ピアノの平面サイズに応じて前後に移動されることを特徴とするピアノ運搬台車。
このようなピアノ運搬台車によれば、ピアノの平面サイズに応じて、前記回転体は前後に移動される。従って、運搬中のピアノの一端が、クローラー走行車の前端よりも前方に飛び出している場合であっても、そのピアノの一端近傍の直下に前記回転体を移動させることができるため、前方の坂道や階段等にピアノの一端がぶつかる前に、これら坂道等に前記回転体を当てることができる。従って、前記ピアノの一端を前記坂道等にぶつけてしまうことを可及的に防止可能となり、もって、運搬作業中にピアノを傷め得る要因を更に取り除くことができる。
図1乃至図4は、本発明に係るピアノ運搬台車によって運搬されるグランドピアノ1の説明図である。図1はピアノ1の外観図であり、図2は前記ピアノ1の支柱3及び響板4の斜視図であり、図3は前記ピアノ1のフレーム5を示す上面図である。また、図4は、鍵盤6とアクション機構7の側断面図である。
図1の外観図に示すように、このグランドピアノ1は、従来のグランドピアノと何等変わるものではなく、ごく一般的なものである。すなわち、図1乃至図4を適宜参照してわかるように、当該ピアノ1は、左右方向に並設された各音高の鍵盤6と、前記鍵盤6に対応させて弦8が張設された金属製のフレーム5と、押鍵操作された鍵盤6に対応する弦8を打弦するためのアクション機構7と、弦8から伝達された振動を増幅する響板4と、これら鍵盤6、フレーム5、アクション機構7、及び響板4を支持する木製の支柱3と、を備えている。
図2に示すように、支柱3は、後側が開放した異形U字状の曲練支柱3aと、この曲練支柱3aの開放端部に両端部を掛け渡された奥框9aと、この奥框9aの後側に隣接配置されつつ、前記開放端部に両端部を掛け渡された中框9bと、を備えている。この曲練支柱3aと奥框9aとで囲まれた内側空間には、補強用に、例えば4本の直支柱3bが配置されている。そして、このうちの1本の直支柱3bについては、その両端部は曲練支柱3a及び奥框9aに接続されており、残る3本については、各直支柱3bの一端が、それぞれに曲練支柱3aの内周面に接続される一方、残る他端は、これら他端を一つに結合する要3cを介して前記奥框9aに接続されている。
なお、奥框9aの下面には、鍵盤6やアクション機構7を支える棚板10が固定されている。
図2に示すように、響板4は、前記曲練支柱3aと奥框9aとで囲まれた内側空間の平面形状とほぼ同形の板部材であり、その周縁部が、前記曲練支柱3a及び中框9bの上面に貼り込まれている。この響板4の上面における前方には、前記弦8と接触して前記響板4に前記弦8の振動を伝達するための駒(不図示)が配置されている。
図3に示すように、フレーム5は、その外郭形状が前記響板4とほぼ同形の略枠部材であり、その内周側には、複数の弦8が、チューニングピン8aとフレームピン8bとを介して略水平に張設されている。そして、このフレーム5が、前記曲練支柱3a及び中框9bに支持されて響板4の上方に配された状態において、各弦8は、前記駒と当接するようになっている。
前述したように奥框9aの下面には、図4に示す棚板10が固定されている。そして、この棚板10上には鍵盤筬6aが配設されており、その上には、各音高の弦8に対応する88鍵全ての鍵盤6が、その略中央部をバランスキーピン6bにより上下揺動自在に支持されて配置されている。なお、各音高の弦8は、鍵盤6の上方に配設された前記フレーム5に略水平に張設されている。弦8の下方には、全ての弦8に対して共通に左右に亘って延在するサポートレール7aが、鍵盤6の後端部上方に位置している。このサポートレール7aには、鍵盤6に連動して動作し対応する弦8を打弦するためのハンマー7b等を備えたアクション機構7が配設されている。
このような構成のグランドピアノ1は、図1に示すように、前記棚板10の下面の左右に取り付けられてピアノ1の鍵盤6側を支える二本の脚部2と、支柱3の下面に取り付けられてピアノ1の弦8側を支える一本の脚部2とによって自立している。そして、これら脚部2は、棚板10と支柱3の下面にある脚部取り付け座2aに、それぞれ着脱可能に固定されている。よって、これら脚部取り付け座2aは、脚部2を取り外した状態のピアノ1を最もバランス良く支持可能な部分である。
図5乃至図8は、本発明に係る第1実施形態のピアノ運搬台車21を説明するための斜視図であり、図6乃至図8は、それぞれに図5の状態を基準として、ピアノ運搬台車21が取り得る状態を示している。図9は、ピアノ運搬台車21の後部を一部破断して示す上面図である。図10は、昇降機構51を説明するための車幅方向の中心縦断面図である。図11乃至図17の一連の図は、ピアノ運搬台車21によるピアノ運搬手順の説明図であり、これらの図の左部には側面図を、右部には後方視の正面図を示している。
本発明に係る第1実施形態のピアノ運搬台車21は、図5に示すように、自走可能なクローラー走行車31と、前記ピアノ1の脚部2を着脱する際に前記ピアノ1を上昇させて前記ピアノ1を仮支持するための昇降機構51と、この昇降機構51との間で、前記脚部2が取り外されたピアノ1の受け渡しをして、当該脚部2が取り外された状態のピアノ1を前記仮支持の高さよりも低い位置に支持するための支持部71と、を備えている。
以下、各構成要素について、詳細に説明する。
図6の昇降機構51を上昇させた状態の斜視図、及び図9のピアノ運搬台車21の後部上面図を参照してわかるように、クローラー走行車31は、車体33と、この車体33の左右両脇にそれぞれ設けられて前記車体33を支持するクローラー走行装置35と、駆動源たる電動モータ37の回転を前記クローラー走行装置35に伝達するトランスミッション39と、運転操作するための運転操作部41と、を備えている。
図6に示すように車体33は、溝形鋼やH形鋼等の鋼材を、平面視略矩形形状に枠組みして構成される。
クローラー走行装置35は、前後に亘って複数の車輪35aを軸支する鋼製フレーム(不図示)と、前記車輪35aに巻回された無端のゴム製のクローラーベルト35bと、を有している。そして、左右のクローラー走行装置35の前記フレームが、それぞれに、前記車体33の左右の側部に固定されることによって前記車体33を支持している。前記車輪35aのうちの一つが駆動輪であり、この駆動輪の回転によってクローラーベルト35bが巻回方向に回転して走行する。なお、ゴム製のクローラーベルト35bを用いているのは、走行中の振動を抑えて、運搬中のピアノ1に極力振動を与えないようにするためである。
図9に示すトランスミッション39は、周知の歯車式変速装置によって構成されており、すなわち、複数の歯車(不図示)のなかから噛み合わせる歯車の組み合わせを変えることによって、その入力軸39bから入力された回転数を適宜変速して出力軸39aから出力する。そして、このトランスミッション39は、前記車体33の後部中央に搭載されており、前側に出力軸39aが、後側に入力軸39bが位置している。また、この入力軸39bの上方には、前記電動モータ37が搭載されており、この電動モータ37の駆動回転軸37bと前記入力軸39bとは、スプロケット37c,39c及びチェーン(不図示)からなる所謂チェーン伝動装置によって接続されている。よって、バッテリー36から電力供給を受けて電動モータ37が回転すると、その回転は、トランスミッション39の入力軸39bに入力され、トランスミッション39で適宜変速された後、その出力軸39aを通して左右のクローラー走行装置35,35へと伝達される。
図9に示す運転操作部41は、前記車体33の最後部に設けられている。但し、この運転操作部41は乗用形式ではなく、運転する作業者OPがクローラー走行車31と共に歩きながら操作する。これは、乗用形式にすると作業者OPが乗る分だけ必要馬力が大きくなりトランスミッション39や電動モータ37の大型化が必至となる結果、ピアノ運搬台車21の軽量化を図れなくなるからである。ちなみに、軽量化を図る一番の理由は、当該ピアノ運搬台車21は、歩み板等を自走してトラックの荷台へ乗り降りする以外に、トラックのパワーゲートによって荷台に積み降ろしされる場合があって、その際に重量が重いと、パワーゲートの最大リフト荷重を超える虞があるためである。なお、重量が問題とならない場合には、乗用形式を採用しても良い。
図5及び図6に示すように、昇降機構51は、ピアノ1の脚部2を着脱する際に前記ピアノ1を上昇させて仮支持するものであり、前記車体33に設けられている。この昇降機構51は、ピアノ1を下から仮支持するテーブル53と、このテーブル53を下から支持しつつ上下伸縮可能に前記車体33に設けられたパンタグラフユニット61と、このパンタグラフユニット61を上下伸縮させるための油圧ユニット65と、を備えている。
図5に示すように、テーブル53は鋼製の略矩形平板であり、その平面中心を前記クローラー走行車31の平面中心に概ね揃えて、その上方に配置されている。このテーブル53の上面の後部には、中空の蒲鉾形状の硬質ゴムからなる第1弾性部材54が、その筒軸方向を前後方向に揃えつつ、左右に二つ並んで固定されている。また、テーブル53の前端部から前方にはみ出す位置にも、中空の蒲鉾形状の硬質ゴムからなる第2弾性部材55が、その筒軸方向を車幅方向に揃えつつ、概ね車幅の全幅に亘って設けられている。
図6に示すように、パンタグラフユニット61は、一対の鋼製の棒状部材62a,62aを、その長手方向の中心のピボット軸62bで回転可能に連結して側面視X形状の部材62(以下、X形状部材62と言う)を形成するとともに、このX形状部材62,62を左右に一つずつ並設して構成される。そして、このパンタグラフユニット61は、前記車体33と前記テーブル53との間に介装されており、この介装状態においては、図10に示すように、前記X形状部材62の前側の下端部は、水平ピン62cにより前記車体33の前端部に枢着される一方、前側の上端部は水平ピン62dにより前記テーブル53の前端部に枢着されている。また、X形状部材62の後側の下端部は、前記車体33に設けられたレール63に係合して前後に移動可能に案内される一方、後側の上端部は、テーブル53下面に設けられたレール64に係合して前後に移動可能に案内されている。
図18は、油圧ユニット65の油圧系統図である。この油圧ユニット65は、油圧シリンダ66と、タンク67に貯留された作動油を前記油圧シリンダ66に圧送する油圧ポンプ68と、前記作動油の圧送経路を切り替える切換弁69と、を備えている。なお、切換弁69から油圧シリンダ66までの圧送経路は油圧ホース70a,70bによって形成されている。
図5に示す支持部71は、脚部2が取り外された状態のピアノ1を支持するものであり、その支持状態においては、図14Aに示すように、ピアノ1の脚部2の取り付け座2aに当接する。このため、図11Bに示すようにピアノ運搬台車21がピアノ1の下方に潜り込んだ際に、前記取り付け座2aに近い位置となるテーブル53の直近後方の左右両脇に、前記支持部71はそれぞれ設置されている。
ここで、図11乃至図17を参照しながら第1実施形態のピアノ運搬台車21によるピアノ運搬手順を説明する。
図19は、本発明に係る第2実施形態のピアノ運搬台車21aの側面図である。この第2実施形態の第1実施形態との主な相違点は、図19Aに示すように、第2弾性部材55を支える左右一対の小径角パイプ56b,56bの前端部に、それぞれに回転体としてのローラー81,81が設けられている点にある。
図20は、本発明に係る第3実施形態のピアノ運搬台車21bの斜視図である。また、図21は、第3実施形態のピアノ運搬台車21bによる運搬手順を説明するための側面図である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で以下に示すような変形が可能である。
3 支柱、3a 曲練支柱、3b 直支柱、 3c 要、
4 響板、5 フレーム、6 鍵盤、6a 鍵盤筬、
6b バランスキーピン、7 アクション機構、7a サポートレール、
7b ハンマー、8 弦、8a チューニングピン、8b フレームピン、
9a 奥框、9b 中框、10 棚板、
11 ペダル機構、11a ダンパーペダル、11c ダンパー、
21 ピアノ運搬台車、21a ピアノ運搬台車、21b ピアノ運搬台車、
31 クローラー走行車、33 車体、33e ステイ、
35 クローラー走行装置、35a 車輪、35b クローラーベルト、
35c 車軸、36 バッテリー、37 モータ、37b 駆動回転軸、
37c スプロケット、38 クラッチ、39 トランスミッション、
39a 出力軸、39b 入力軸、
41 運転操作部、41a ジョイスティック、41b 方向転換レバー、
51 昇降機構、53 テーブル、54 第1弾性部材、54a 第4弾性部材、
55 第2弾性部材、56 パイプユニット(ガイド部材)、
56a 大径角パイプ、56b 小径角パイプ、
57 支持プレート、57a 上面、57b 下面、57c 水平ピン、
61 パンタグラフユニット、62 X形状部材、62a 棒状部材、
62b ピボット軸、62c 水平ピン、62d 水平ピン、62e ステイ、
62f 連結棒、62g 連結棒、62h 連結棒、62i 連結棒、
63 レール、64 レール、65 油圧ユニット、
66 油圧シリンダ、66a シリンダ本体、66b ピストンロッド、
67 タンク、68 ポンプ、68a 入力軸、68d スプロケット、
69 切換弁、69a レバー、70a 油圧ホース、70c 一方向絞り弁、
71 支持部(第3弾性部材)、73 ガイド部材、73a 大径角パイプ、
73b 小径角パイプ、73c ブラケット、73d 支持プレート、73e 蝶番
81 ローラー(回転体)、81a 回転軸、82 棒状部材、
91 トラック、91a 荷台、93 歩み板、
Ca 油圧室、Cb 油圧室、P ポンプポート、T タンクポート、
OP 作業者、G 地面、PL 走行面、S ステージ
Claims (14)
- ピアノの脚部が取り外された状態で前記ピアノを運搬するピアノ運搬台車であって、
自走可能なクローラー走行車と、
該クローラー走行車に設けられて、前記ピアノの脚部を着脱する際に前記ピアノを上昇させて該ピアノを仮支持するための昇降機構と、
該昇降機構との間で、前記脚部が取り外されたピアノの受け渡しをして、該脚部が取り外された状態のピアノを、前記仮支持の高さよりも低い位置に支持するための、前記クローラー走行車に設けられた支持部と、
を備えたことを特徴とするピアノ運搬台車。 - 請求項1に記載のピアノ運搬台車において、
前記クローラー走行車は、前記昇降機構及び前記支持部の下方に位置して、これらを支持し、
前記クローラー走行車が自走することによって、前記昇降機構および前記支持部を、前記脚部で自立しているピアノの下方に位置させることを特徴とするピアノ運搬台車。 - 請求項1又は2に記載のピアノ運搬台車において、
前記昇降機構は、前記ピアノの脚部が取り付けられていた部分以外の部分に、その下方から当接して前記ピアノを仮支持し、
前記支持部は、前記ピアノの脚部が取り付けられていた部分に、その下方から当接して前記ピアノを支持することを特徴とするピアノ運搬台車。 - 請求項3に記載のピアノ運搬台車において、
前記昇降機構がその下方から当接する部分は、前記ピアノの支柱であり、
前記支持部がその下方から当接する部分は、前記ピアノの棚板に設けられた前記脚部の取り付け座であることを特徴とするピアノ運搬台車。 - 請求項3又は4に記載のピアノ運搬台車において、
前記ピアノの脚部の取り付け位置に応じて、前記支持部を水平方向にスライド移動可能に案内するガイド部材を備えていることを特徴とするピアノ運搬台車。 - 請求項5に記載のピアノ運搬台車において、
前記ピアノの脚部は、少なくともピアノの鍵盤側に一対並設されているとともに、前記一対の脚部に対応させて、少なくとも前記支持部は一対設けられており、
前記クローラー走行車を自走させて、前記支持部を前記ピアノの下方に位置させた状態において、前記一対の支持部は、前記一対の脚部の間に位置しており、
前記昇降機構によって上昇されたピアノから脚部が取り外された際に、前記支持部は、前記脚部が取り付けられていた部分の直下にスライド移動されることを特徴とするピアノ運搬台車。 - 請求項5又は6に記載のピアノ運搬台車において、
前記支持部は、上下反転可能に軸支されているとともに、
該支持部は、自身が具備する弾性部材を、前記ピアノの脚部が取り付けられていた部分に当接させて支持し、
前記弾性部材が上方を向いた状態の、前記弾性部材を含めた前記支持部の全高よりも、そこから反転して前記弾性部材が下方を向いた状態の全高の方が低いことを特徴とするピアノ運搬台車。 - 請求項3乃至7のいずれかに記載のピアノ運搬台車において、
前記昇降機構は、上面に弾性部材を具備して上下昇降するテーブルを有し、
該テーブルが上昇した際に、前記弾性部材が、前記ピアノの脚部が取り付けられていた部分以外の部分に当接して、前記ピアノを仮支持することを特徴とするピアノ運搬台車。 - 請求項8に記載のピアノ運搬台車において、
前記テーブルは、前記ピアノの平面サイズに応じて、前記弾性部材を水平方向にスライド移動可能に案内するガイド部材を備えていることを特徴とするピアノ運搬台車。 - 請求項8又は9に記載のピアノ運搬台車において、
前記テーブルは、その平面中心を前記クローラー走行車の平面中心にほぼ揃えて配置されているとともに、
前記テーブルを囲む平面位置に、前記支持部は配置されていることを特徴とするピアノ運搬台車。 - 請求項1乃至10のいずれかに記載のピアノ運搬台車において、
前記クローラー走行車は、
前記昇降機構及び前記支持部の下方に位置して、これらを支持する車体と、
該車体の少なくとも走行方向の前後にそれぞれ設けられた車輪と、
前記車輪に掛け回された無端のクローラーベルトと、
前記車輪の少なくとも一方を回転駆動させるための電動モータと、を有し、
前記昇降機構は、電動モータによって昇降駆動されることを特徴とするピアノ運搬台車。 - 請求項11に記載のピアノ運搬台車において、
前記クローラーベルトは、ゴム製であることを特徴とするピアノ運搬台車。 - 請求項1乃至12のいずれかに記載のピアノ運搬台車において、
前記クローラー走行車は、その前進方向の前端よりも前方に、走行中の走行面から浮いた状態の回転体を有し、
前記走行中の走行面よりも上に傾斜した走行面へ前記クローラー走行車が移る際には、前記上に傾斜した走行面の一部に前記回転体を当てることによって前記クローラー走行車の進行方向を上方へ向けることを特徴とするピアノ運搬台車。 - 請求項13に記載のピアノ運搬台車において、
前記回転体は、前記前進方向の前後に移動可能に案内され、
該回転体は、前記ピアノの平面サイズに応じて前後に移動されることを特徴とするピアノ運搬台車。
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2004
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