JP2006030807A - 眼鏡フレームおよびレンズハンガー - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の跳ね上げ式の眼鏡フレームは、部品点数が多くて重量が嵩む上に耐久性に乏しく、眼鏡レンズの交換も簡単に行うことができない。
【解決手段】 末端部にレンズ止め26を有する一対のレンズハンガー20と、ブローバー12に接合され、レンズハンガー20の基端部を左右方向の軸線回りに回動自在に支持する一対の固定駒19とを具えた本発明の眼鏡フレーム10は、固定駒19が左右方向に貫通する支持孔16と、この支持孔16に対して同心状をなす所定曲率半径の外周面17と、この外周面17に形成された環状溝18とを有し、レンズハンガー20が金属製の線材にて形成され、固定駒19の支持孔16に対して回転可能に嵌合される支軸部21と、固定駒19の環状溝18に係合する係合部22と、これら支軸部21および係合部22の間に形成されて係合部22を環状溝18側に付勢するばね力を内包したばね部27とを有し、ねじなどが一切不要である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、眼鏡フレームおよびこの眼鏡フレームに対して取り外し可能に装着されるレンズハンガーに関する。
視力矯正用の眼鏡レンズの装着者がサングラスや偏光サングラスあるいはルーペや老眼鏡などを着用しようとした場合、専用の度付きサングラスや度付き偏光サングラスあるいはルーペ眼鏡や老眼鏡を別に購入する必要があり、経済的負担が大きい上に取り替えのための手間が面倒である。このようなことから、従来からサングラスや偏光サングラスあるいはルーペなどの補助眼鏡レンズをすでに着用中にある眼鏡フレームの眼鏡レンズに重ね合わせて使うことができるようにしたものが提案されている。
特許文献1には、眼鏡フレームに対して取り外し可能に装着される補助サングラスが開示されている。これは、眼鏡フレームのブローバーまたはブレースバーなどに補助サングラスのフレームを挟み込み、補助サングラスに組み込まれたばね部材のばね力によって、補助サングラスを眼鏡フレームに対して開閉できるようにしたものであり、必要に応じて眼鏡レンズのみあるいは補助サングラスを併用することができるようになっている。
一方、眼鏡着用者が顕微鏡や望遠鏡などを使用する場合、特にアイポイントの短い接眼鏡を覗く場合には眼鏡を取り外す必要があり、極めて作業性が悪くなることが多い。このようなことから、跳ね上げ式の眼鏡フレームが特許文献2などで提案されている。この特許文献2に開示された跳ね上げ式の眼鏡フレームは、眼鏡フレームのブローバーに対して眼鏡レンズが取り付けられるリムを開閉できるようにしたものである。
特開平11−264956号公報 特開平10−115811号公報
特許文献1に開示された従来の跳ね上げ式の補助サングラスは、比較的広範な眼鏡フレームに対して装着することが可能な汎用性の高いものである反面、特に開閉機能を組み込んだものでは、ばね部材の組み込みなどに伴ってその重量が嵩んでしまう傾向がある。このため、特に最近の軽量化された眼鏡フレームに対してはデザイン上の違和感が大きい上に重量バランスも悪く、着用中に眼鏡フレームがずり落ちてしまうなどの不具合があり、装着感が余り良好ではなかった。また、非常に細かな部品が多く、耐久性に乏しいものであった。
特許文献2に開示された従来の跳ね上げ式の眼鏡フレームは、左右のリムが一体的につながった状態で開閉する構造となっているが、リムを任意の回動位置で停止させるためにはリムおよびレンズの重量に対応したねじりコイルばねなどを用いたバランサを組み込んだり、強い摩擦力を回動中心に与える必要がある。バランサを組み込んだものでは部品点数が増大して重量が嵩む上に眼鏡フレームの見栄えが悪くなってしまう欠点がある。摩擦力でリムの回動位置を保持する構造のものでは、眼鏡レンズの跳ね上げ操作を軽い力で行うことが困難となり、操作感が悪化する上、回動部分の摩耗によって眼鏡レンズを跳ね上げ状態に保持しておくことが次第に困難となり、そのための調整を頻繁に行う必要が生ずる。
本発明の目的は、左右の眼鏡レンズを独立して開閉し得る軽量な眼鏡フレームおよびこの眼鏡フレームに取り外し可能に装着される眼鏡レンズハンガーを提供することにある。
本発明の他の目的は、極めて軽量な跳ね上げ式の補助サングラスおよびこれを装着し得る専用の眼鏡フレームを提供することにある。
上述した目的を達成し得る本発明の第1の形態は、左右両端部の鎧部に丁番を介してテンプルが連結されるブローバーと、このブローバーに接合され、末端部に眼鏡レンズが取り付けられるレンズハンガーの基端部を左右方向の軸線回りに回動自在に支持する一対の固定駒とを具えた眼鏡フレームであって、前記固定駒は、左右方向に延在する支持孔と、この支持孔に対して同心状をなす所定曲率半径の外周面と、この外周面に形成されて前記支持孔と同心状をなす環状溝とを有することを特徴とするものである。
本発明においては、必要とする眼鏡レンズが装着されたレンズハンガーの基端部を眼鏡フレームのブローバーに接合された固定駒に取り付け、必要に応じて固定駒の支持孔を中心としてレンズハンガーを回動させ、左右の眼鏡レンズの開閉がそれぞれ独立に行われる。
本発明の第1の形態による眼鏡フレームにおいて、固定駒は、その環状溝の一部に形成されてレンズハンガーの一方の回動端である眼鏡レンズ使用位置にてその回動を抑制するストッパ部をさらに有するものであってよい。
固定駒は、その外周面の一部に形成されてレンズハンガーの他方の回動端である眼鏡レンズ取り外し位置にてその取り外しを可能とする切欠部をさらに有するものであってよい。
本発明の第2の形態は、左右両端部の鎧部に丁番を介してテンプルが連結されるブローバーと、末端部に眼鏡レンズの取り付け部を有する一対のレンズハンガーと、前記ブローバーに接合され、前記レンズハンガーの基端部を左右方向の軸線回りに回動自在に支持する一対の固定駒とを具えた眼鏡フレームであって、前記固定駒は、左右方向に貫通する支持孔と、この支持孔に対して同心状をなす所定曲率半径の外周面と、この外周面に形成された環状溝とを有し、前記レンズハンガーは、前記固定駒の支持孔に対して回転可能に嵌合される支軸部と、前記固定駒の環状溝に係合する係合部と、これら支軸部および係合部の間に形成されて当該係合部を前記環状溝側に付勢するばね力を内包したばね部とを有し、金属製の線材にて形成されていることを特徴とするものである。
本発明においては、必要とする眼鏡レンズが装着されたレンズハンガーの支軸部を眼鏡フレームのブローバーに接合された固定駒の支持孔に嵌合し、レンズハンガーのばね部によって固定駒の環状溝にレンズハンガーの係合部を押し当て、固定駒に対してレンズハンガーを連結する。そして、必要に応じて固定駒の支持孔を中心としてレンズハンガーを回動させ、左右の眼鏡レンズの開閉がそれぞれ独立に行われる。
本発明の第2の形態による眼鏡フレームにおいて、眼鏡レンズの取り付け部を介して左右のレンズハンガーを一体的に連結するブリッジをさらに具えることができる。
本発明の第1または第2の形態による眼鏡フレームにおいて、基端部がブローバーに接合され、末端部にパッドが取り付けられるパッド足をさらに具えることができる。
本発明の第3の形態は、末端部に眼鏡レンズの取り付け部を具え、基端部が本発明の第1の形態における眼鏡フレームのブローバーに接合されると共にレンズハンガーの他方の回動端である眼鏡レンズ取り外し位置にてその取り外しを可能とする切欠部をその外周面の一部にさらに有する固定駒に対し、取り外し可能に装着されるレンズハンガーであって、前記固定駒の支持孔に対して回転可能に嵌合される支軸部と、前記固定駒の環状溝に係合する係合部と、これら支軸部および係合部の間に形成されて当該係合部を前記環状溝側に付勢するばね力を内包したばね部とを具え、金属製の線材にて形成されていることを特徴とするものである。
本発明においては、眼鏡フレームのブローバーに接合された固定駒の支持孔に対し、必要とする眼鏡レンズが装着されたレンズハンガーの支軸部を眼鏡レンズ取り外し位置にて嵌合し、レンズハンガーのばね部により固定駒の環状溝にレンズハンガーの係合部を押し当て、固定駒に対してレンズハンガーを回動可能に連結する。眼鏡レンズを交換する場合には、レンズハンガーを眼鏡レンズ取り外し位置まで回動し、レンズハンガーの支軸部を固定駒の支持孔から抜き外し、新たな眼鏡レンズが装着されたレンズハンガーをその眼鏡レンズ取り外し位置にて固定駒の支持孔に嵌合し、レンズハンガーのばね部により固定駒の環状溝にレンズハンガーの係合部を押し当て、固定駒に対して新たなレンズハンガーを連結する。
本発明の第3の形態によるレンズハンガーにおいて、左右両端部が眼鏡レンズの取り付け部にそれぞれつながるブリッジをさらに具え、左右の支軸部が同方向を向いていることが好ましい。
本発明の第4の形態は、左右両端部の鎧部に丁番を介してテンプルが連結されるブローバーと、基端部がこのブローバーに接合され、末端部にパッドが取り付けられるパッド足と、このパッド足の途中に設けられた主眼鏡レンズの取り付け部と、前記ブローバーに接合され、前記主眼鏡レンズと重ね合わされる補助眼鏡レンズが末端部に取り付けられるレンズハンガーの基端部を左右方向の軸線回りに回動自在に支持する一対の固定駒とを具えた眼鏡フレームであって、前記固定駒は、左右方向に貫通する支持孔と、この支持孔に対して同心状をなす所定曲率半径の外周面と、この外周面に形成された環状溝とを有することを特徴とするものである。
本発明においては、必要とする補助眼鏡レンズが装着されたレンズハンガーの基端部を眼鏡フレームのブローバーに接合された固定駒に取り付け、必要に応じて固定駒の支持孔を中心としてレンズハンガーを回動させ、左右の補助眼鏡レンズの開閉がそれぞれ独立に行われる。着用者は、必要に応じて主眼鏡レンズのみか、あるいは主眼鏡レンズと補助眼鏡レンズとを重ね合わせた状態に切り替える。
本発明の第4の形態による眼鏡フレームにおいて、その外周面の一部に形成された固定駒は、その外周面の一部に形成されてレンズハンガーの一方の回動端である眼鏡レンズ取り外し位置にてその取り外しを可能とする切欠部をさらに有するものであってよい。
本発明の第5の形態は、末端部に補助眼鏡レンズの取り付け部を具え、基端部が本発明の第4の形態による眼鏡フレームのブローバーに接合され、前記レンズハンガーの一方の回動端である眼鏡レンズ取り外し位置にてその取り外しを可能とする切欠部をさらに有する固定駒に対して取り外し可能に装着されるレンズハンガーであって、前記固定駒の支持孔に対して回転可能に嵌合される支軸部と、前記固定駒の環状溝に係合する係合部と、これら支軸部および係合部の間に形成されて当該係合部を前記環状溝側に付勢するばね力を内包したばね部とを具え、金属製の線材にて形成されていることを特徴とするものである。
本発明においては、眼鏡フレームのブローバーに接合された固定駒の支持孔に対し、必要とする補助眼鏡レンズが装着されたレンズハンガーの支軸部を眼鏡レンズ取り外し位置にて嵌合し、レンズハンガーのばね部により固定駒の環状溝にレンズハンガーの係合部を押し当て、固定駒に対してレンズハンガーを回動可能に連結する。補助眼鏡レンズを交換する場合には、装着状態にある補助眼鏡レンズのレンズハンガーを眼鏡レンズ取り外し位置まで回動し、レンズハンガーの支軸部を固定駒の支持孔から抜き外し、新たな補助眼鏡レンズが装着されたレンズハンガーをその眼鏡レンズ取り外し位置にて固定駒の支持孔に嵌合し、このレンズハンガーのばね部により固定駒の環状溝にレンズハンガーの係合部を押し当て、固定駒に対して新たなレンズハンガーを連結する。
本発明の第5の形態によるレンズハンガーにおいて、左右両端部が補助眼鏡レンズの取り付け部にそれぞれつながるブリッジをさらに具え、左右の支軸部が同方向を向いていることが好ましい。
本発明の第1の形態の眼鏡フレームによると、末端部に眼鏡レンズが取り付けられるレンズハンガーの基端部を左右方向の軸線回りに回動自在に支持し、左右方向に延在する支持孔と、この支持孔に対して同心状をなす所定曲率半径の外周面と、この外周面に形成されて支持孔と同心状をなす環状溝とを有する一対の固定駒をブローバーに接合したので、レンズハンガーの基端部を支持する固定駒が著しくコンパクトになる上、眼鏡フレームのデザインの自由度をより増大させることができ、跳ね上げ式眼鏡フレームの軽量化をより促進させることが可能となる。しかも、左右の眼鏡レンズを独立に開閉することができるため、特に片目による顕微鏡や望遠鏡の観察や、射撃や視能訓練あるいはアイメイクアップなどを行う場合にこれらの作業を容易に行うことができる。
固定駒の環状溝の一部にストッパ部を形成した場合、レンズハンガーの一方の回動端である眼鏡レンズ使用位置にてその回動を抑制することができるため、眼鏡レンズを常に正しい回転位置に保った状態でこれを使用することができる。
固定駒の外周面の一部に切欠部を形成した場合、レンズハンガーの他方の回動端である眼鏡レンズ取り外し位置にてブローバーの固定駒からレンズハンガーを容易に取り外すことができる。このため、使用者が必要とする眼鏡レンズ、例えば度付きサングラス,度付き偏光サングラス,ルーペ,老眼用凸レンズなどが取り付けられたレンズハンガーを用意しておくだけで、使用者自身が必要に応じて所望の眼鏡レンズが取り付けられたレンズハンガーを眼鏡フレームのブローバーの固定駒に対して極めて容易に交換することができ、眼鏡レンズ毎に眼鏡フレームを購入する必要をなくすことができる。
本発明の第2の形態の眼鏡フレームによると、左右方向に貫通する支持孔と、この支持孔に対して同心状をなす所定曲率半径の外周面と、この外周面に形成された環状溝とを有する固定駒をブローバーに接合し、固定駒の支持孔に対して回転可能に嵌合される支軸部と、固定駒の環状溝に係合する係合部と、これら支軸部および係合部の間に形成されて当該係合部を環状溝側に付勢するばね力を内包したばね部と、末端部に眼鏡レンズの取り付け部とを有するレンズハンガーを金属製の線材にて形成したので、眼鏡レンズが取り付けられるレンズハンガーを著しく軽量化させることができる上、このレンズハンガーに対する眼鏡フレーム側の支持部分を極めてコンパクトにまとめることができ、眼鏡フレーム全体のデザインの自由度をより増大させることが可能である。
眼鏡レンズの取り付け部を介して左右のレンズハンガーをブリッジにて一体的に連結した場合、レンズハンガーの剛性をより高めることができる上、左右の眼鏡レンズの開閉動作をより安定して行うことができる。
末端部にパッドが取り付けられるパッド足の基端部をブローバーに接合した場合、レンズハンガー側にパッドを取り付けるためのパッド足を設ける必要がなくなり、眼鏡レンズが取り付けられるレンズハンガーの軽量化を企図することができる。また、眼鏡フレームの着用状態では、眼鏡レンズの開閉動作に拘らず、常にパッドを着用者の鼻に当接させた状態に保つことができる。
本発明の第3の形態のレンズハンガーによると、本発明の第1の形態の眼鏡フレームのブローバーに接合されて外周面の一部に切欠部を形成した固定駒に対し、レンズハンガーを金属製の線材にて形成し、さらに固定駒の支持孔に回転可能に嵌合される支軸部と、固定駒の環状溝に係合する係合部と、これら支軸部および係合部の間に形成されて当該係合部を環状溝側に付勢するばね力を内包したばね部とを設けたので、眼鏡レンズが取り付けられるレンズハンガーを著しく軽量化させることができる上、レンズハンガーに対する眼鏡フレーム側の支持部分を極めてコンパクトにまとめることができ、眼鏡フレーム全体のデザインの自由度をより増大させることが可能である。
左右両端部が眼鏡レンズの取り付け部にそれぞれつながるブリッジをさらに具え、左右の支軸部を同方向に向けた場合、レンズハンガーの剛性をより高めることができる上、左右の眼鏡レンズの開閉動作をより安定して行うことができる。しかも、一対の固定駒の支持孔に対する一対のレンズハンガーの支軸部の着脱方向を同じ方向に設定することが可能であり、治具などを用いずとも着用者自身が極めて容易かつ迅速に眼鏡レンズの交換を行うことができる。
本発明の第4の形態の眼鏡フレームによると、主眼鏡レンズの取り付け部が途中に設けられたパッド足の基端部をブローバーに接合する一方、主眼鏡レンズと重ね合わされる補助眼鏡レンズが末端部に取り付けられるレンズハンガーの基端部を左右方向の軸線回りに回動自在に支持し、左右方向に延在する支持孔と、この支持孔に対して同心状をなす所定曲率半径の外周面と、この外周面に形成されて支持孔と同心状をなす環状溝とを有する一対の固定駒をブローバーに接合したので、レンズハンガーの基端部を支持する固定駒が著しくコンパクトになる上、眼鏡フレームのデザインの自由度をより増大させることができ、例えばサングラス,偏光サングラス,ルーペ,老眼用凸レンズなどの跳ね上げ式の補助眼鏡レンズが着脱可能な眼鏡フレームの軽量化をより促進させることが可能となる。
固定駒の外周面の一部に切欠部を形成した場合、レンズハンガーの他方の回動端である眼鏡レンズ取り外し位置にてブローバーの固定駒からレンズハンガーを容易に取り外すことができる。このため、使用者が必要とする補助眼鏡レンズが取り付けられたレンズハンガーを用意しておくだけで、使用者自身が必要に応じて所望の補助眼鏡レンズが取り付けられたレンズハンガーを眼鏡フレームのブローバーの固定駒に対して極めて容易に交換することができる。
本発明の第5の形態のレンズハンガーによると、本発明の第4の形態の眼鏡フレームのブローバーに接合されて外周面の一部に切欠部を形成した固定駒に対し、レンズハンガーを金属製の線材にて形成し、さらに固定駒の支持孔に対して回転可能に嵌合される支軸部と、固定駒の環状溝に係合する係合部と、これら支軸部および係合部の間に形成されて当該係合部を環状溝側に付勢するばね力を内包したばね部とを設けたので、補助眼鏡レンズが取り付けられるレンズハンガーを著しく軽量化させることができる上、レンズハンガーに対する眼鏡フレーム側の支持部分を極めてコンパクトにまとめることができ、眼鏡フレーム全体のデザインの自由度をより増大させることが可能である。
左右両端部が補助眼鏡レンズの取り付け部にそれぞれつながるブリッジをさらに具え、左右の支軸部を同方向に向けた場合、レンズハンガーの剛性をより高めることができる上、左右の眼鏡レンズの開閉動作をより安定して行うことができる。しかも、一対の固定駒の支持孔に対する一対のレンズハンガーの支軸部の着脱方向を同じ方向に設定することが可能であり、治具などを用いずとも着用者自身が極めて容易かつ迅速に補助眼鏡レンズの着脱を行うことができる。
本発明による眼鏡フレームの実施形態について、図1〜図8を参照しながら詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態のみに限らず、これらをさらに組み合わせたり、特許請求の範囲に記載された本発明の概念に包含されるあらゆる変更や修正が可能であり、従って本発明の精神に帰属する他の任意の技術にも当然応用することができる。
本発明の第1の実施形態における眼鏡フレームの外観を図1に示し、その平面形状を図2に示し、そのIII−III矢視断面の拡大形状を図3に示し、図2中の矢視・部を抽出拡大して図4に示し、そのV−V矢視断面形状を図5に示す。すなわち、本実施形態における眼鏡フレーム10は、いわゆるふちなし枠タイプのワンポイントメタルフレームに分類されるものであり、眼鏡フレーム10全体を金属製の線材のみにて形成し、ねじなどを一切使用していない点で意匠上の大きな特徴を有するものである。
左右両端部が鎧部11となったほぼ直線状をなすブローバー12の中央部、つまりブリッジ相当部分には、左右のパッド足13の基端部がろう付けなどによって一体的に接合されている。これらパッド足13は、末端部側の線径が先細り状態にされており、ここに弾性変形可能なクリップ部14が形成されている。左右のパッド15は、これらクリップ部14の弾性変形を伴ってパッド足13の末端部に挟持された状態で固定される。
パッド足13の基端部とブローバー12との接合部分には、左右方向に延在する支持孔16と、この支持孔16に対して同心状をなす所定曲率半径の外周面17と、この外周面17に形成されて支持孔16と同心状をなす環状溝18とをそれぞれ有する左右一対の固定駒19が相隔ててろう付けなどにより接合されている。支持孔16の内径は、後述するレンズハンガー20の支軸部21の径とほぼ対応し、ここに嵌合される支軸部21が円滑に回転できる程度の隙間が形成されるように設定されている。また、環状溝18は、支持孔16の中心軸線を含む断面における形状が半円弧状をなし、その曲率半径は後述するレンズハンガー20の係合部22にほぼ対応するように設定され、この環状溝18にレンズハンガー20の係合部22が嵌まり込むようになっている。
本実施形態では、ブローバー12およびパッド足13に対して固定駒19の接合姿勢を安定させるため、固定駒19の外周面17の一部、つまり前側を平滑に切欠き、ここをブローバー12およびパッド足13に接触させた状態でろう付けを行っている。また、レンズハンガー20の眼鏡レンズ取り外し位置(図5中、二点鎖線参照)にて固定駒19に対するレンズハンガー20の容易な着脱を可能とするための切欠部23は、ブローバー12およびパッド足13に対する固定駒19の接合面24に隣接して固定駒19の外周面17の一部、つまり下側に形成されている。この切欠部23と支持孔16の中心軸線との間隔は、支持孔16の中心軸線から環状溝18の底面までの距離よりも小さく設定されており、これら切欠部23および接合面24は、何れも支持孔16の中心軸線に対して平行な平面状をなしている。切欠部23のほぼ反対側に位置する環状溝18の一部、つまり上側には、後述するレンズハンガー20の一方の回動端である眼鏡レンズ使用位置(図5中、実線参照)にてその回動端を規定するためのストッパ部25が形成されており、本実施形態におけるストッパ部25は、環状溝18をその接線方向に沿ってV字状に切り欠くことにより形成したものである。同様な目的のため、切欠部23に近接する環状溝18の一部を切り欠くことによって、眼鏡レンズ跳ね上げ位置(図3参照)を規定するための第2のストッパ部を設けることも有効である。
左右の眼鏡レンズLは、固定駒19の支持孔16を中心としてそれぞれ回動可能に連結される左右一対のレンズハンガー20に本発明におけるレンズ取り付け部としてのレンズ止め26を介して取り付けられる。ブローバー12やパッド足13と同じように、金属製の線材にて形成されるレンズハンガー20は、固定駒19の支持孔16に対して回転可能に嵌合される支軸部21と、固定駒19の環状溝18に係合する係合部22と、これら支軸部21および係合部22の間に形成されて係合部22を環状溝18側に付勢するばね力を内包したばね部27とを有し、支軸部21の延在方向に対して係合部22の延在方向がほぼ直交するように、ばね部27がループ状に形成されている。
従って、支軸部21が固定駒19の支持孔16に嵌め込まれた状態において、ばね部27のばね力により係合部22が固定駒19の環状溝18に押し付けられ、固定駒19の支持孔16からレンズハンガー20の支軸部21の抜け外れが阻止される。つまり、レンズハンガー20の係合部22が固定駒19の環状溝18からその外周面17を乗り越えるように弾性変形させることにより、固定駒19からレンズハンガー20を取り外したり、その逆に新たなレンズハンガー20を固定駒19に連結することが可能となる。ただし、この場合には特殊なプライヤなどの工具を用いる必要があるため、本実施形態ではレンズハンガー20の眼鏡レンズ取り外し位置に対応した固定駒19の外周面17の一部に上述したような切欠部23を形成している。これにより、図5中の二点鎖線に示すように眼鏡レンズLを跳ね上げて眼鏡レンズ取り外し位置までレンズハンガー20を回動し、環状溝18に対する係合部22の係合状態を解除すると共にばね部27のばね力を除き、この回動端にてレンズハンガー20の支軸部21を固定駒19の支持孔16から容易に抜き外すことができる。もちろん、その逆も可能であり、これによってブローバー12や後述するテンプル28などからなる眼鏡フレーム10の主要部を交換せずにレンズハンガー20側のみ眼鏡レンズLと共に交換することが可能となり、多種類の眼鏡レンズLを購入する場合の眼鏡フレーム10に対する費用の負担を軽減することができる。
本実施形態では、リムレスタイプのために固定駒19に対するレンズハンガー20のばね部27のばね力をそれほど強く設定する必要がなく、眼鏡レンズLの開閉を僅かな力で円滑に行うことができるが、眼鏡レンズLの跳ね上げ操作の繰り返しに伴い、固定駒19の環状溝18に対するレンズハンガー20の係合部22の押し付け力が低下した場合には、固定駒19からレンズハンガー20を取り外し、プライヤなどの工具を用いてばね部27にごく僅かな変形を与えるだけで、その初期状態へと戻すことができる。
レンズハンガー20は、その一方の回動端である眼鏡レンズ使用位置にて係合部22が適当な節度感をもってストッパ部25に乗り上げ、使用者はこのクリック感によって眼鏡レンズLがその使用位置に達したことを知ることができる。この眼鏡レンズ使用位置から眼鏡レンズ取り外し位置までの間は、固定駒19の環状溝18に対して係合部22が適切な摩擦力にて押し当たり、レンズハンガー20を眼鏡レンズLと共に円滑に回動させることができ、左右の眼鏡レンズLの何れか一方または両方共に任意の回動位置に保持することが可能である。
本実施形態におけるレンズ止め26は、レンズハンガー20の末端部に形成された弾性変形可能なクリップ部29を介してレンズハンガー20に挟持されており、レンズ止め26のピン30に眼鏡レンズLを嵌合して図示しない接着剤によりレンズ止め26に対して眼鏡レンズLを固定している。
ブローバー12の左右両端部に形成された鎧部11と、モダン31がほぼ全長に亙って形成されたテンプル28の基端側との間に組み込まれる本実施形態における丁番32も、上述した固定駒19とレンズハンガー20の基端部との連結構造と同じ構造のものを採用している。つまり、鎧部11には、上述した固定駒19と基本的に構成が同じ丁番駒33の環状溝34にろう付けなどによって接合される半円弧状の接合部35が形成されており、この接合部35は丁番駒33の環状溝34に対して嵌まり込んだ状態で接合される。外周面36が円形となった丁番駒33は、上下方向に延在する支持孔37と、これを囲むように外周面37に形成された環状溝34とを有する。これに対し、テンプル28の基端部には丁番駒33の支持孔37に対して回転可能に嵌合される支軸部38と、丁番駒33の環状溝34に係合する係合部39と、これら支軸部38および係合部39の間に形成されて係合部39を環状溝34側に付勢するばね力を内包したばね部40とを有し、支軸部38の延在方向に対して係合部39の延在方向がほぼ直交するように、ばね部40がループ状に形成されている。
従って、支軸部38が丁番駒33の支持孔37に嵌め込まれた状態において、ばね部40のばね力により係合部39が丁番駒33の環状溝34に押し付けられた状態となり、丁番駒33の支持孔37からテンプル28の支軸部38の抜け外れが阻止される。同時に、適当な摩擦力を伴って係合部39が環状溝34に案内されつつテンプル28の円滑な回動を実現している。本実施形態では、テンプル28を鎧部11を介してブローバー12に連結する場合、テンプル28の係合部39が丁番駒33の外周面36を乗り越えて環状溝34に入り込むように、ばね部40と共に係合部39を弾性変形させつつテンプル28の支軸部38を丁番駒33の支持孔37に押し込むようにしている。なお、本実施形態では鎧部11における接合部35の末端がテンプル28に対する開き側のストッパとして機能している。
なお、本発明による眼鏡フレームは、上述した固定駒19を接合し得るようなブローバー12を有するものであればよく、鎧部11,パッド足13,レンズ取り付け部としてのレンズ止め26,テンプル28,丁番32などは本実施形態以外の構成のものを適宜採用でき、リム付きのレンズハンガーを採用することも可能である。
また、上述した実施形態では固定駒19に切欠部23を形成し、工具などを何ら使用せずとも眼鏡レンズ取り外し位置にて左右のレンズハンガー20を独立に眼鏡フレーム10のブローバー12の固定駒19に対し容易に着脱できるようにしたが、このような切欠部23をなくして工具などを使用しない限り、レンズハンガー20を眼鏡フレーム10から取り外しできないようにしておくことも可能である。また、左右のレンズハンガー20をブリッジを介して一体的に連結したものを採用することも可能であり、この場合には左右の眼鏡レンズLをより安定して一体的に回動させることができる。左右のレンズハンガー20をブリッジを介して一体的に連結する場合、左右のレンズハンガー20の支軸部21の向きを左右対称にするよりも、同じ向きにすることにより、ブリッジやレンズハンガー20を撓ませたり、あるいはブローバー12を撓ませたりせずともブローバー12の左右の固定駒19に対する左右のレンズハンガー20の支軸部21の着脱操作を簡単に行うことが可能となる。
次に、補助眼鏡レンズを用いる本発明による眼鏡フレームの他の実施形態の外観をそのレンズハンガー20と共に図6に分解状態で示し、その平面形状を図7に示し、そのVIII−VIII矢視断面形状を拡大して図8に示すが、先の実施形態と同一機能の要素にはこれと同一符号を記すに止め、重複する説明は省略するものとする。すなわち、本実施形態におけるパッド足13の中間部分には、主眼鏡レンズMLが装着されるレンズ止め41を挟持するためのクリップ部42が形成されており、このクリップ部42に固定されたレンズ止め41に主眼鏡レンズMLが固定される。この主眼鏡レンズMLは眼鏡フレーム10に対して一体的に固定される従来のものと基本的に同じ使い方を意図している。換言すれば、先の実施形態におけるパッド足13を改造し、ここに主眼鏡レンズMLを取り付けるためのレンズ止め41を固定した点が本実施形態と先の実施形態との相違点である。つまり、先の実施形態におけるレンズハンガー20のレンズ止め26に装着されるものが補助眼鏡レンズSLであり、必要に応じてこの補助眼鏡レンズSLが主眼鏡レンズMLと重ね合わせた状態で用いられる。もちろん、補助眼鏡レンズSLが不必要な場合には、眼鏡フレーム10から取り外しておくことも可能であが、上方に跳ね上げておくことも可能である。
本実施形態における左右のレンズハンガー20は、ブリッジ43を介して一体的に連結され、左右のレンズハンガー20の支軸部21の向きを同じ向きに設定している。これにより、ブローバー12に接合された一対の固定駒19に対してレンズハンガー20を着脱する際に、ブリッジやレンズハンガー20を撓ませたり、あるいはブローバー12を撓ませたりせずとも左右の固定駒19に対する左右のレンズハンガー20の支軸部21の着脱操作を同じ方向から容易に行うことができる。ブリッジ43の左右両端部は、レンズ止め26を挟持するためのクリップ部14を介してレンズハンガー20に続いている。
本発明による眼鏡フレームの一実施形態の外観を表す立体投影図である。 図1に示した眼鏡フレームの平面図である。 図2中のIII−III矢視断面の拡大図である。 図2中の矢視・部を抽出した拡大図である。 図4中のV−V矢視断面図である。 本発明による眼鏡フレームの他の実施形態の外観を分解状態で表す立体投影図である。 図6に示した眼鏡フレームの平面図である。 図7中のVIII−VIII矢視断面の拡大図である。
符号の説明
L 眼鏡レンズ
ML 主眼鏡レンズ
SL 補助眼鏡レンズ
10 眼鏡フレーム
11 鎧部
12 ブローバー
13 パッド足
14 クリップ部
15 パッド
16 支持孔
17 外周面
18 環状溝
19 固定駒
20 レンズハンガー
21 支軸部
22 係合部
23 切欠部
24 接合面
25 ストッパ部
26 レンズ止め
27 ばね部
28 テンプル
29 クリップ部
30 ピン
31 モダン
32 丁番
33 丁番駒
34 環状溝
35 接合部
36 外周面
37 支持孔
38 支軸部
39 係合部
40 ばね部
41 レンズ止め
42 クリップ部
43 ブリッジ

Claims (12)

  1. 左右両端部の鎧部に丁番を介してテンプルが連結されるブローバーと、
    このブローバーに接合され、末端部に眼鏡レンズが取り付けられるレンズハンガーの基端部を左右方向の軸線回りに回動自在に支持する一対の固定駒と
    を具えた眼鏡フレームであって、
    前記固定駒は、左右方向に延在する支持孔と、この支持孔に対して同心状をなす所定曲率半径の外周面と、この外周面に形成されて前記支持孔と同心状をなす環状溝とを有することを特徴とする眼鏡フレーム。
  2. 前記固定駒は、その環状溝の一部に形成されて前記レンズハンガーの一方の回動端である眼鏡レンズ使用位置にてその回動を抑制するストッパ部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の眼鏡フレーム。
  3. 前記固定駒は、その外周面の一部に形成されて前記レンズハンガーの他方の回動端である眼鏡レンズ取り外し位置にてその取り外しを可能とする切欠部をさらに有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の眼鏡フレーム。
  4. 左右両端部の鎧部に丁番を介してテンプルが連結されるブローバーと、
    末端部に眼鏡レンズの取り付け部を有する一対のレンズハンガーと、
    前記ブローバーに接合され、前記レンズハンガーの基端部を左右方向の軸線回りに回動自在に支持する一対の固定駒とを具えた眼鏡フレームであって、
    前記固定駒は、左右方向に貫通する支持孔と、この支持孔に対して同心状をなす所定曲率半径の外周面と、この外周面に形成された環状溝とを有し、
    前記レンズハンガーは、前記固定駒の支持孔に対して回転可能に嵌合される支軸部と、前記固定駒の環状溝に係合する係合部と、これら支軸部および係合部の間に形成されて当該係合部を前記環状溝側に付勢するばね力を内包したばね部とを有し、金属製の線材にて形成されていることを特徴とする眼鏡フレーム。
  5. 前記眼鏡レンズの取り付け部を介して左右のレンズハンガーを一体的に連結するブリッジをさらに具えたことを特徴とする請求項4に記載の眼鏡フレーム。
  6. 基端部が前記ブローバーに接合され、末端部にパッドが取り付けられるパッド足をさらに具えたことを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の眼鏡フレーム。
  7. 末端部に眼鏡レンズの取り付け部を具え、基端部が請求項3に記載の眼鏡フレームのブローバーに接合された固定駒に対して取り外し可能に装着されるレンズハンガーであって、
    前記固定駒の支持孔に対して回転可能に嵌合される支軸部と、
    前記固定駒の環状溝に係合する係合部と、
    これら支軸部および係合部の間に形成されて当該係合部を前記環状溝側に付勢するばね力を内包したばね部と
    を具え、金属製の線材にて形成されていることを特徴とするレンズハンガー。
  8. 左右両端部が眼鏡レンズの取り付け部にそれぞれつながるブリッジをさらに具え、前記左右の支軸部が同方向を向いていることを特徴とする請求項7に記載のレンズハンガー。
  9. 左右両端部の鎧部に丁番を介してテンプルが連結されるブローバーと、
    基端部がこのブローバーに接合され、末端部にパッドが取り付けられるパッド足と、
    このパッド足の途中に設けられた主眼鏡レンズの取り付け部と、
    前記ブローバーに接合され、前記主眼鏡レンズと重ね合わされる補助眼鏡レンズが末端部に取り付けられるレンズハンガーの基端部を左右方向の軸線回りに回動自在に支持する一対の固定駒とを具えた眼鏡フレームであって、
    前記固定駒は、左右方向に貫通する支持孔と、この支持孔に対して同心状をなす所定曲率半径の外周面と、この外周面に形成された環状溝とを有することを特徴とする眼鏡フレーム。
  10. 前記固定駒は、その外周面の一部に形成されて前記レンズハンガーの一方の回動端である眼鏡レンズ取り外し位置にてその取り外しを可能とする切欠部をさらに有することを特徴とする請求項9に記載の眼鏡フレーム。
  11. 末端部に補助眼鏡レンズの取り付け部を具え、基端部が請求項10に記載の眼鏡フレームのブローバーに接合された固定駒に対して取り外し可能に装着されるレンズハンガーであって、
    前記固定駒の支持孔に対して回転可能に嵌合される支軸部と、
    前記固定駒の環状溝に係合する係合部と、
    これら支軸部および係合部の間に形成されて当該係合部を前記環状溝側に付勢するばね力を内包したばね部と
    を具え、金属製の線材にて形成されていることを特徴とするレンズハンガー。
  12. 左右両端部が補助眼鏡レンズの取り付け部にそれぞれつながるブリッジをさらに具え、前記左右の支軸部が同方向を向いていることを特徴とする請求項11に記載のレンズハンガー。
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