JP2006027410A - ポンプ装置及びポンプユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】 油圧ポンプ本体の交換作業やメンテナンス作業の効率化を図り得るポンプ装置を提供する。
【解決手段】 駆動源に作動連結される入力部及び該入力部から動力伝達される複数の出力部を有するベースユニットであって、支持部材に装着可能なベースユニットと、前記複数の出力部のそれぞれによって駆動される複数のポンプ軸,該複数のポンプ軸のそれぞれによって駆動される複数の油圧ポンプ本体及び該複数の油圧ポンプ本体をそれぞれ囲繞する複数のポンプケースを有するポンプユニットであって、前記ベースユニットに着脱可能に連結されるポンプユニットとを備える。前記ポンプケースを前記ベースユニットに連結することにより、前記ポンプ軸が対応する前記出力部に連結される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、複数の油圧ポンプ本体を備えたポンプ装置、及び冷却ファンユニットを備えたポンプユニットに関する。
単一の入力軸と、該入力軸に作動連結された複数のポンプ軸と、該複数のポンプ軸のそれぞれによって駆動される複数の油圧ポンプ本体と、該複数の油圧ポンプ本体を収容すると共に、前記入力軸及び前記複数のポンプ軸を支持するポンプケースと、該ポンプケースに連結されるセンターセクションとを備えたポンプユニットは、従来から作業車輌の走行系伝動機構等において、広く利用されている。
斯かる従来のポンプユニットは、前記ポンプケースを車輌フレーム等の支持部材に連結させた状態で、前記入力軸をプーリー等の動力伝動機構を介して前記駆動源に作動連結させ得るように構成されており、単一の入力経路によって複数の油圧ポンプ本体を駆動し得るようになっている。
しかしながら、該従来のポンプユニットは前記油圧ポンプ本体の交換作業性やメンテ作業性において改善の余地がある。
即ち、該従来のポンプユニットは、前記ポンプケースを車輌フレーム等の支持部材に連結させている。
従って、前記油圧ポンプ本体の交換又はメンテ作業を行う場合には、入力軸を含むポンプユニット全体を支持部材から分離させるか、若しくは、前記センターセクションをポンプケースから分離させる必要がある。
前者の方法においては、前記入力軸と前記動力伝動機構との係合を解除させなければならないし、後者の方法においては、ポンプケースが車輌フレーム等の支持部材に連結された状態のままで、該ポンプケースからセンターセクションを分離しなければならず、作業性が悪いと共に、油圧ポンプ本体を構成する部品が意に反して脱離する恐れがある。
また、仕様に応じて、前記ポンプユニットにチャージポンプ本体や冷却ファン本体が備えられる場合があるが、これらの部材を簡便に付設し得るポンプユニットは存在しない。
特開2003−291674号公報
本発明は、前記従来技術に鑑みなされたものであり、油圧ポンプ本体の交換作業やメンテナンス作業の効率化を図り得るポンプ装置の提供を、一の目的とする。
又、本発明は、冷却ファン及び/又はチャージポンプの追加又は取り外しを容易に行えるポンプユニットの提供を、他の目的とする。
本発明は、前記目的を達成する為に、駆動源に作動連結される入力部及び該入力部から動力伝達される複数の出力部を有するベースユニットであって、支持部材に装着可能なベースユニットと、前記複数の出力部のそれぞれによって駆動される複数のポンプ軸,該複数のポンプ軸のそれぞれによって駆動される複数の油圧ポンプ本体及び該複数の油圧ポンプ本体をそれぞれ囲繞する複数のポンプケースを有するポンプユニットであって、前記ベースユニットに着脱可能に連結されるポンプユニットとを備え、前記ポンプケースを前記ベースユニットに連結することにより、前記ポンプ軸が対応する前記出力部に連結されるように構成されているポンプ装置を提供する。
一態様においては、前記複数のポンプケースは、それぞれ、前記ベースユニットに対する連結部とは反対側の端部に、対応する前記油圧ポンプ本体が挿通可能な開口を有しており、前記ポンプユニットは、前記開口を閉塞するように、前記複数のポンプケースにそれぞれ連結される複数のセンターセクションを有し得る。
該一態様において、好ましくは、前記複数のポンプケースは、それぞれ、対応するポンプ軸回りの異なる位置で前記ベースユニットに連結可能とされる。
他態様においては、前記複数のポンプケースは、それぞれ、前記ベースユニットに対する連結部とは反対側の端部に、対応する前記油圧ポンプ本体が挿通可能な開口を有しており、前記ポンプユニットは、前記複数のポンプケースにおける開口を閉塞するように、該複数のポンプケースに連結される単一の共通センターセクションを有し得る。
該他態様において、好ましくは、前記複数のポンプケースは、それぞれ、前記ベースユニット及び前記共通センターセクションに対して、対応するポンプ軸回りの異なる位置で連結可能とされる。
前記種々の態様において、好ましくは、前記複数のポンプ軸のうちの一のポンプ軸によって作動的に駆動される少なくとも一つの補助ポンプユニットをさらに備え得る。
該補助ポンプユニットは、対応する前記ポンプ軸における前記出力部との連結端部とは反対側の端部によって作動的に駆動される補助ポンプ本体と、該補助ポンプ本体を囲繞する補助ポンプケースとを有し得る。
さらに、前記種々の態様において、好ましくは、前記複数のポンプ軸のうちの一のポンプ軸によって作動的に駆動される少なくとも一つの冷却ファンを備えることができる。
該冷却ファンは、対応する前記ポンプ軸における前記出力部との連結端部とは反対側の端部によって作動的に駆動される。
又、本発明は、前記目的を達成する為に、一端部が駆動源に作動連結されるポンプ軸と、前記ポンプ軸によって回転駆動される油圧ポンプ本体と、前記油圧ポンプ本体を囲繞するポンプケースであって、該油圧ポンプ本体が挿通可能な開口を有するポンプケースと、前記ポンプ軸を支持する第1貫通孔を有するセンターセクションであって、前記開口を閉塞するように前記ポンプケースに連結されるセンターセクションと、前記センターセクションに連結される補助ケースであって、前記第1貫通孔と同心配置された第2貫通孔を有する補助ケースと、前記ポンプ軸の他端部によって作動的に駆動される冷却ファンユニットとを備えたポンプユニットを提供する。
前記冷却ファンユニットは、前記第1貫通孔又は前記第2貫通孔内において、前記ポンプ軸の他端部に突き合わされた状態で該ポンプ軸に軸線回り相対回転不能に連結されるファン軸と、該ファン軸に相対回転不能とされたファン本体とを有する。
前記第2貫通孔は、前記センターセクションとは反対側の外表面に開く大径孔と、該大径孔から段部を伴って前記センターセクションに近接する内方へ延びる小径孔とを有する。
前記ファン軸は、前記大径孔にベアリング部材を介して軸受支持される小径部と、該小径部から段部を伴って前記センターセクションに近接する内方へ延びる大径部であって、前記小径孔内に位置する大径部とを有する。
前記ベアリング部材は、前記第2貫通孔の段部と係合する外輪体と、前記ファン軸の段部と係合する内輪体と、該外輪体及び内輪体の間に配設された転動体とを有する。
該ポンプユニットは、さらに、前記ベアリング部材が前記大径孔から外方へ抜け出る方向へ移動することを防止する抜け止め部材を有している。
前記抜け止め部材は、前記補助ケースの外表面に着脱自在に装着される押さえ板を有し得る。
好ましくは、前記押さえ板及び前記ベアリング部材の間に、シール部材が介挿される。
一態様においては、前記ポンプ軸及び前記ファン軸は、前記第1貫通孔内において、互いの対向端部が突き合わされた状態で軸線回り相対回転不能に連結される。
該一態様において、好ましくは、前記ファン軸によって駆動される補助ポンプ本体をさらに備えることができる。
斯かる好ましい態様においては、前記補助ケースは、前記センターセクションとの協働下に該補助ポンプ本体を囲繞するように構成される。
他態様においては、前記ポンプ軸及び前記ファン軸は、前記第2貫通孔内において、互いの対向端部が突き合わされた状態で軸線回り相対回転不能に連結される。
該他態様において、好ましくは、前記ポンプ軸によって駆動される補助ポンプ本体をさらに備えることができる。
斯かる好ましい態様においては、前記補助ケースは、前記センターセクションとの協働下に該補助ポンプ本体を囲繞するように構成される。
本発明に係るポンプ装置によれば、駆動源に作動連結される入力部及び該入力部から動力伝達される複数の出力部を有するベースユニットに、ポンプケースを連結することにより、対応するポンプ軸が、それぞれ、対応する前記出力部に連結されるように構成されている。
従って、前記ベースユニットを車輌フレーム等の支持部材に連結支持させたままの状態で、駆動源から該ベースユニットへ至る動力伝達機構を取り外すことなく、油圧ポンプ本体の交換作業やメンテナンス作業を行うことができる。
又、本発明に係るポンプユニットにおいては、センターセクションに第1貫通孔が形成されると共に、該第1貫通孔と同心上に位置するように、補助ケースに第2貫通孔が形成されている。該第2貫通孔は、前記センターセクションとは反対側の外表面に開く大径孔と、該大径孔から段部を伴って前記センターセクションに近接する内方へ延びる小径孔とを有している。
そして、前記第1貫通孔又は第2貫通孔内において、ポンプ軸と軸線回り相対回転不能に連結されるファン軸を、前記大径孔にベアリング部材を介して軸受支持される小径部と、該小径部から段部を伴って前記センターセクションに近接する内方へ延びる大径部であって、前記小径孔内に位置する大径部とを有するものとしている。
斯かる構成において、前記ベアリング部材の外輪体を前記段部と係合させると共に、抜け止め部材によって該ベアリング部材が前記大径孔から外方へ抜け出る方向へ移動することを防止している。
従って、前記ファン軸の前記ポンプ軸への連結作業及び前記ポンプ軸からの脱離作業を極めて容易に行うことができる。
実施の形態1.
以下に、本発明に係るポンプ装置の好ましい第1の実施の形態につき、添付図面を参照しつつ説明する。
図1(a)及び(b)に、それぞれ、本実施の形態に係るポンプ装置100Aが適用された作業車輌1の側面図及び背面図を示す。
又、図2に、前記ポンプ装置100Aの油圧回路図を示す。さらに、図3に、図1におけるIII-III線に沿った該ポンプ装置100Aの縦断背面図を示す。
図1及び図2に示すように、本実施の形態においては、前記ポンプ装置100Aは、作業車輌1に備えられる一対の第1及び第2油圧モータユニット10,20との協働下に、走行系変速伝動機構を構成している。
詳しくは、該作業車輌1は、車輌フレーム30と、該車輌フレーム30に装着された駆動源40と、前記車輌フレーム30に支持された前記ポンプ装置100Aと、該ポンプ装置100Aに流体接続された前記一対の第1及び第2油圧モータユニット10,20と、該一対の第1及び第2油圧モータユニット10,20によってそれぞれ駆動される左右一対の駆動輪50とを備えている。
なお、図1中の符号60,70及び80は、それぞれ、キャスタ輪,前記駆動源40によって作動的に駆動されるモア装置、及び、該モア装置70によって刈り取られた草を車輛後方へ搬送するための搬送経路を形成するディスチャージダクトである。
本実施の形態に係るポンプ装置100Aは、支持部材(本実施の形態においては、車輌フレーム30)に装着されるベースユニット200と、該ベースユニット200に着脱可能に連結されるポンプユニット300とを備えている。
前記ベースユニット200は、前記駆動源40に作動連結可能な単一の入力部と、該入力部から伝達される動力を外部へ出力可能な複数の出力部とを有している。
図4及び図5に、それぞれ、図3におけるIV-IV線及びV-V線に沿った端面図を示す。
具体的には、図3〜図5に示すように、該ベースユニット200は、前記入力部を構成する入力軸210と、前記複数の出力部を構成する第1及び第2出力軸220a,220bと、前記入力軸210と前記第1及び第2出力軸220a,220bとを作動連結する伝動部230と、前記入力軸210,前記第1及び第2出力軸220a,220bを支持すると共に、前記伝動部230を収容するベースハウジング240とを有している。
本実施の形態において、前記ベースハウジング240は車輌フレーム30の上面に載置されるようになっている。
詳しくは、前記作業車輌1は、図1に示すように、車輌長手方向に延びる一対のメインフレーム部31と、該一対のメインフレーム部31を連結するクロスメンバ部32とを有している。
そして、前記ベースハウジング240は、図3に示すように、前記クロスメンバ部32の上面に載置される第1ハウジング部分250と、該第1ハウジング部分250との協働下に前記伝動部230を収容する収容空間を形成するように、該第1ハウジング部分250に連結される第2ハウジング部分260とを有している。
本実施の形態においては、前記駆動源40は内燃機関であり、図1に示すように、駆動軸が垂直を向くように車輌フレーム30に搭載されている。そして、該駆動源40と容易に作動連結すべく、前記ベースハウジング240は、軸線が垂直方向に沿うように前記入力軸210を支持している。
より詳しくは、図1に示すように、前記駆動源40は、前記クロスメンバ部32の車輌後部側において、駆動軸41の軸端が該クロスメンバ部32の下方へ延在するように、弾性部材42を介して載置されている。
即ち、前記クロスメンバ部32は、図1に示すように、前記駆動源40に対応した部分に、第1開口33を有している。
そして、前記駆動源40は、前記駆動軸41の軸端に装着された駆動プーリ45が、記第1開口33を通じて前記クロスメンバ部32の下方に位置するように、前記弾性部材42を介して該クロスメンバ部32の上面に取付けられている。
前記ベースハウジング240は、前記入力軸210の軸端及び該軸端に装着される被駆動プーリー270が前記クロスメンバ部32の下方へ延在されるように、該クロスメンバ部32の上面に装着される。
詳しくは、前記クロスメンバ部32には、前記第1開口33の前方に、前記被駆動プーリー270が挿通可能な第2開口34が形成されている(図1及び図3参照)。
そして、前記ベースハウジング240は、前記被駆動プーリー270を上方から前記第2開口34を介して前記クロスメンバ部32の下方へ位置させた状態で、該クロスメンバ部32の上面に連結されるようになっている。
具体的には、前記第1ハウジング部分250は、前記入力軸210が貫通される貫通孔251aを有する第1端壁251と、該第1端壁251の周縁部から前記入力軸210の軸線方向に延びる第1周壁252とを有している。
同様に、前記第2ハウジング部分260は、前記入力軸210の軸線方向に延びる第2周壁262と、前記第1端壁251と対向するように、該第2周壁262から径方向内方へ延びる第2端壁261とを有している。
そして、該第1及び第2ハウジング部分250,260は、前記第1周壁252及び第2周壁262の端面を当接させた状態で、互いに着脱可能に連結され得るようになっている。
斯かる前記ベースハウジング240は、その一方側に前記入力軸210を、また、他方側に前記第1出力軸220a及び前記第2出力軸220bを、それぞれ外方からアクセス可能に支持している。
詳しくは、本実施の形態においては、前記第1及び第2出力軸220a,220bは、図3に示すように、前記ベースハウジング240の収容空間内に収容されている。
そして、前記第2ハウジング部分260の前記第2端壁261には、前記第1及び第2出力軸220a,220bへの外方からのアクセスを許容する第1及び第2アクセス開口261a,261bが設けられている(図3及び図4参照)。
当然ながら、図示の形態に代えて、前記第1及び第2出力軸220a,220bを、一端部が前記ベースハウジング240の外方へ延在するように、該ベースハウジング240に支持させることも可能である。
前記伝動部230は、前述の通り、前記入力軸210を、前記第1及び第2出力軸220a,220bに作動連結するように構成されている。
具体的には、前記伝動部230は、前記入力軸210に相対回転不能とされた入力ギヤ231と、前記第1及び第2出力軸220a,220bにそれぞれ相対回転不能とされた第1及び第2出力ギヤ232a,232bとを有している。
本実施の形態においては、前記第1及び第2出力ギヤ232a,232bは、前記入力ギヤ231に対して並列的に接続されているが、当然ながら、該第1及び第2出力ギヤ232a,232bを前記入力ギヤ231に対して直列的に接続することも可能である。
即ち、前記第1及び第2出力ギヤ232a,232bの一方を前記入力ギヤ231に噛合させ、該一方の出力ギヤに他方の出力ギヤを噛合させることも可能である。
前記ポンプユニット300は、前記ベースユニット240における複数の出力部によってそれぞれ駆動される複数のポンプ軸と、該複数のポンプ軸のそれぞれによって駆動される複数の油圧ポンプ本体と、該複数の油圧ポンプ本体をそれぞれ囲繞する複数のポンプケースとを有している。
図6に、図3におけるVI-VI線断面図を示す。
前述の通り、本実施の形態においては、前記ベースユニット200は、第1及び第2出力軸220a,220bを有しており、従って、該ポンプユニット300は、図3及び図6に示すように、第1及び第2ポンプ軸310a,310bと、第1及び第2油圧ポンプ本体320a,320bと、第1及び第2ポンプケース330a,330bとを有している。
なお、前記第2ポンプ軸310b,前記第2油圧ポンプ本体320b及び前記第2ポンプケース330bは、それぞれ、前記第1ポンプ軸310a,前記第1油圧ポンプ本体320a及び前記第1ポンプケース330aと実質的に同一構成を有している。
従って、前記第2ポンプ軸310b,前記第2油圧ポンプ本体320b及び前記第2ポンプケース330bについては、前記第1ポンプ軸310a,前記第1油圧ポンプ本体320a及び前記第1ポンプケース330aにおける符号の末尾をbに変えて、その詳細な説明を省略する。
前記第1ポンプケース330aは、図3及び図6に示すように、対応する第1ポンプ軸310aの軸線方向に沿って延びる周壁331と、該周壁331の軸線方向一端側を閉塞する端壁332とを有しており、前記周壁の軸線方向他端側には対応する前記第1油圧ポンプ本体320aが挿通可能な開口339が設けられている。
該第1ポンプケース330aは、それぞれ、前記端壁332が前記第2ハウジング部分260の外表面に着脱可能に連結され得るように構成されている。
具体的には、前記端壁332は、図5に示すように、対応する前記第1油圧ポンプ本体320aと対向する中央部333と、該中央部333から径方向外方へ延在されたフランジ部334とを有している。
該フランジ部334には、ボルト等の締結部材が挿通される係合孔又は係合溝335が設けられている。
そして、該フランジ部334における係合孔又は係合溝335に挿通された締結部材を前記第2ハウジング部分260の外表面に形成されたネジ孔265に締結することで、前記第1ポンプケース330aが前記第2ハウジング部分260に連結され得るようになっている。
なお、前記第1及び第2ポンプケース330a,330bが設置される前記第2ハウジング部分260の外表面とは、前記入力軸210の突出側とは反対側の面であり、かつ、前記第1及び第2出力軸220a,220bへアクセス可能な側の面である。斯かる構成を備えることにより、前記第1及び第2ポンプケース330a,330bが前記入力軸210と干渉することを防止できる。
好ましくは、前記中央部333が前記第2ハウジング部分260の外表面に対して凹凸係合するように構成され得る。
本実施の形態においては、図3〜図5に示すように、前記中央部333は、中心が前記第1ポンプ軸310aの軸芯と一致するような凸状とされている。そして、前記第2ハウジング部分260の外表面には、該凸状と係合する凹状部263であって、中心が前記前記第1出力軸220aの軸芯と一致するように形成された凹状部263が設けられている。
詳しくは、前記第2ハウジング部分260は、前記第1ポンプケース330aの前記凸状中央部333及び前記フランジ部334に、それぞれ対応した凹状中央部263及びフランジ部264を有している。
該凹状中央部263は、前記凸状中央部333と凹凸係合するように構成されている。
又、該フランジ部264には、前記ネジ孔265が設けられている。
このように、前記第1ポンプケース330aにおける前記凸状中央部333と前記第2ハウジング部分260の凹状中央部263とを凹凸係合させた状態で、両者を締結することにより、前記第1ポンプ軸310aと前記前記第1出力軸220aとの軸芯が一致した状態で該第1ポンプケース330aを前記第2ハウジング部分260に安定して支持させることができる。
前記第1ポンプケース330aの前記端壁332を前記第2ハウジング部分に連結することにより、前記第1ポンプ軸310aが対応する前記第1出力軸220aに連結されるように、該第1ポンプ軸310aは前記第1ポンプケース330aに支持されている。
前述の通り、本実施の形態においては、前記第1出力軸220aは、前記ベースハウジング240内に収容されている。
従って、前記第1ポンプ軸310aは、前記第1ポンプケース330aと前記第2ハウジング部分260との連結状態において、一端部が前記第1アクセス開口261aを介して前記第1出力軸220aに連結され得るように、第1ポンプケース330aから外方へ延在されている(図3及び図6参照)。
なお、本実施の形態においては、前記第1及び第2出力軸220a,220bを中空軸とし、且つ、前記第1及び第2ポンプ軸310a,310bの延在部外周面に刻設した雄スプラインを該第1及び第2出力軸220a,220bの中央孔の内周面に刻設した雌スプラインに連結するように構成したが、対応するポンプ軸及び出力軸が相対回転不能に連結される限り、種々の連結構造を採用することができる。
前記第1油圧ポンプ本体320aは、図3及び図6に示すように、前記第1ポンプ軸310aの回転に伴って往復運動を行うピストンユニット321と、該ピストンユニット321を往復動自在に支持するシリンダブロック322とを有している。
前述の通り、本実施の形態においては、前記第1油圧ポンプ本体320aは可変容積型とされている。
従って、前記第1ポンプ本体320aは、前記構成に加えて、前記ピストンユニットの摺動範囲を変化させて、吸引/吐出量を調整する出力調整部材323を備えている。
本実施の形態においては、該出力調整部材323として可動斜板が用いられており、前記ピストンユニット321の先端に設けたシューが当接されいる。
該出力調整部材323は、制御軸324によって外部操作可能とされている。本実施の形態においては、該制御軸324は、前記出力調整部材323に係合するアームを一体的に有しており、該制御軸324が軸線回りに回転することで前記アームを介して前記出力調整部材323が傾転するようになっている。
なお、本実施の形態においては、図1及び図3に示すように、前記第1ポンプ本体320a及び第2ポンプ本体320bは、それぞれの制御軸324が互いに反対方向に延びるように構成されている。
即ち、前記第1ポンプ本体320aの出力制御を行う制御軸324は車輌幅方向一方側に延び、且つ、前記第2油圧ポンプ本体320bの出力制御を行う制御軸324は車輌幅方向他方側に延びている。
なお、車輌幅方向一方側及び他方側(車輌の左右方向)に延びる前記制御軸324の各々は、操作アーム325(図3参照)及び該操作アームに連結されるワイヤーなどのフレキシブルな操作力伝達機構(図示せず)を介して、作業車輛1の運転席3近傍に配備された左右の変速レバー35(図1参照)に連係される。
さらに、前記ポンプユニット300は、図3及び図6に示すように、前記第1及び第2ポンプケース320a,320bの双方の開口339を閉塞するように、該第1及び第2ポンプケース320a,320bに連結される単一の共通センターセクション340を備えている。
図7に、図3におけるVII-VII線に沿った前記共通センターセクション340の横断面図を示す。
図2及び図7に示すように、該共通センターセクション340には、前記第1油圧ポンプ本体320a及び前記第1油圧モータユニット10における油圧モータ本体の間を流体接続する一対の第1作動ライン400aの一部を構成する一対の第1作動油路410aと、前記一対の第1作動油路410aの間を連通する第1バイパス油路430aと、前記第2油圧ポンプ本体320b及び前記第2油圧モータ本体20における油圧モータ本体の間を流体接続する一対の第2作動油ライン400bの一部を構成する一対の第2作動油路410bと、前記一対の第2作動油路410bの間を連通する第2バイパス油路430bとが設けられている。
なお、本実施の形態においては、図7に示すように、前記一対の第1作動油路410a及び前記一対の第2作動油路410bは、それぞれ、前記制御軸324の軸線方向とは直角に延伸するように互いに略平行に形成されている。
さらに、該センターセクション340には、一端部が外表面に開口してチャージポート420Pを形成する第1チャージ油路421と、該第1チャージ油路421に連通された第2チャージ油路422であって、前記一対の第1作動油路410a及び前記一対の第2作動油路410bを横断するように、前記制御軸の軸線と平行に延びる第2チャージ油路410bとが設けられている。
なお、前記一対の第1作動油路410a及び前記一対の第2作動油路410bと前記第2チャージ油路410bとの間には、それぞれ、後述するチェック弁425が介挿されている。
図7に示すように、前記一対の第1作動油路410aは、それぞれ、一端部が前記共通センターセクション340の一方側の外表面(本実施の形態においては後面)に開口して一対の第1作動油ポート411aを形成し、他端部が前記共通センターセクション340の他方側の外表面(本実施の形態においては前面)に開口し、且つ、略中央部がキドニーポートを介して前記第1油圧ポンプ本体320aに流体接続されている。
なお、前記一対の第1作動油路410aのそれぞれの他端部は、後述のチェック弁425の弁ケースに連なるプラグを介して封止される。
同様に、前記一対の第2作動油路410bは、それぞれ、一端部が前記共通センターセクション340の一方側の外表面(本実施の形態においては後面)に開口して一対の第2作動油ポート411bを形成し、他端部が前記共通センターセクション340の他方側の外表面(本実施の形態においては前面)に開口し、且つ、略中央部がキドニーポートを介して前記第2油圧ポンプ本体320bに流体接続されている。
そして、前記一対の第2作動油路410bのそれぞれの他端部は、後述のチェック弁425の弁ケースに連なるプラグを介して封止されている。
又、前記共通センターセクション340には、前記第1ポンプケース330a内方側を向く面(前記第1油圧ポンプ本体320aと対向する面)に開口されたキドニー型を成す一対の油吸排ポートが設けられている。
図7に示すように、本実施の形態においては、該一対の油吸排ポートは、その長手方向が前記一対の第1作動油路410aと略平行となるように配置されており、従って、前記センターセクション340の厚み方向に深く形成されることで、該一対の第1作動油路410aとそれぞれ相互連通されている。
本実施の形態においては、図2及び図3に示すように、前記ポンプユニット300は、前記構成に加えて、チャージポンプユニット530を備えている。
該チャージポンプユニット530は、前記第1ポンプ軸310aによって駆動される前記チャージポンプ本体500と、該チャージポンプ本体500を囲繞するように、前記センターセクション340に連結されるチャージポンプケース510とを有している。
詳しくは、前記第1ポンプ軸310aは、前記第1出力軸220aに連結される前記一端部とは反対側の他端部が前記共通センターセクション340を貫通して外方へ延在されている。
そして、該第1ポンプ軸310aの外方延在部が前記チャージポンプ本体500を駆動するようになっている。
本実施の形態において、前記第1チャージ油路421は、斯かるチャージポンプ本体500からの圧油が供給されるようになっている。
詳しくは、図1及び図6に示すように、前記チャージポンプケース510には、一端部が外表面に開口して吸引ポート481を形成し且つ他端部が前記センターセクション340との当接面に開口して吐出ポートを形成する供給油路480が形成されている。
そして、前記チャージポンプ本体500は、該供給油路480に介挿されるように配置されている。
なお、本実施の形態においては、前記吸引ポート481は、適宜の外部配管485及びフィルター486(図2参照)を介して、外部リザーブタンク90(図1及び図2参照)に流体接続されている。
前記第1チャージ油路421は、前記供給油路480から送られてくる圧油を前記第2チャージ油路422へ導くように構成されている。
具体的には、該第1チャージ油路421は、図2及び図7に示すように、一端部が前記チャージポンプ本体の吐出側に連通するチャージポート420Pを形成するように、前記チャージポンプケース510との当接面に開口し、且つ、他端部が前記第2チャージ油路422に連通されている。
前記第2チャージ油路422には、図2及び図7に示すように、前記第1チャージ油路421から前記一対の第1作動油路410a及び前記一対の第2作動油路410bのそれぞれへの圧油流入を許容し、且つ、逆向きの流れを防止するチェック弁425が介挿されている。
なお、本実施の形態においては、該チェック弁425は、チェック弁本体と並列接続された絞りを有している。
本実施の形態においては、図7に示すように、前記一対の第1作動油路410a及び前記一対の第2作動油路410bを互いに略平行に形成している。
又、前記第2チャージ油路422は、該一対の第1作動油路410a及び一対の第2作動油路410bを連通するようにこれらと直交する方向に延びている。
そして、該第2チャージ油路422と前記各作動油路410a,410bとの連通部分に、前記絞り付きチェック弁425を介挿している。
斯かる構成を備えることにより、前記共通センターセクション340の小型化を図りつつも、チャージ油路を容易に形成することができる。
さらに、本実施の形態に係るポンプユニット300は、図2に示すように、前記第1チャージ油路421の油圧(チャージ油圧)を設定するチャージリリーフ弁556が介挿されたチャージ圧設定油路550を有している。
本実施の形態においては、該チャージ圧設定油路550は、一端部及び他端部がそれぞれ前記第1チャージ油路421及び前記供給油路480に連通されている。
そして、前記チャージリリーフ弁556は前記チャージポンプケース510に内蔵されている。
なお、本実施の形態においては、該チャージ圧設定油路550の他端部を、前記供給油路480に連通させているが、これに代えて、油タンクに連通させることも可能である。
前記第1及び第2バイパス油路430a,430bは、それぞれ、前記一対の第1作動油路410aの間及び前記一対の第2作動油路410bの間を選択的に連通/遮断し得るように構成されている。
即ち、前記ポンプユニット300によって前記第1及び第2油圧モータユニット10,20を駆動して車輌を走行させる際には、前記第1及び第2バイパス油路430a,430bは、それぞれ、前記一対の第1作動油路410aの間及び前記第2作動油路410bの間が遮断状態となるように操作される。
他方、前記ポンプユニット300を搭載する車輛を牽引する際には、前記第1及び第2バイパス油路430a,430bは、それぞれ、前記一対の第1作動油路410aの間及び前記第2作動油路410bの間が連通状態となるように操作され、これにより、駆動輪に作動連結された前記第1及び第2油圧モータユニット10,20の空転が許容される。
具体的には、前記共通センターセクション340の外表面(本実施の形態においては前面)に開口する一対の第1作動油ポート411aに螺着させた封止用プラグには、それぞれ、外部操作可能なプッシュピン435が備えられている。
該プッシュピン435は、前記センターセクション340の内方(図7においては、紙面下方)へ押し込まれることで、前記一対の第1作動油路410a及び前記一対の第2作動油路410bと前記第2チャージ油路422との連通部位に備えられた前記チェック弁425を機械的に開放させ得るように構成されている。
即ち、本実施の形態においては、前記第2チャージ油路422が、前記第1及び第2バイパス油路430a,430bを兼用するように構成されている。
さらに、本実施の形態においては、前記ポンプユニット300は、前記構成に加えて、前記第1ポンプ軸310aによって作動的に駆動される冷却ファンユニット800を備えている。
図8に、図3におけるVIII部拡大図を示す。
図3及び図8に示すように、前記共通センターセクション340には、前記第1ポンプ軸310aを支持する第1貫通孔341が形成されている。
又、前記チャージポンプケース510には、前記第1貫通孔341と同心配置された第2貫通孔511が形成されている。
詳しくは、図8に示すように、該第2貫通孔511は、前記共通センターセクション340とは反対側の外表面に開く大径孔512と、該大径孔512から段部を伴って前記共通センターセクション340に近接する内方へ延びる小径孔513とを有している。
そして、前記冷却ファンユニット800は、前記第1貫通孔341又は前記第2貫通孔511内において、前記第1ポンプ軸310aの他端部に突き合わされた状態で該第1ポンプ軸310aに軸線回り相対回転不能に連結されるファン軸810と、該ファン軸810に相対回転不能とされたファン本体820とを有している。
詳しくは、前記ファン軸810は、前記大径孔512にベアリング部材850を介して軸受支持される小径部812と、該小径部812から段部を伴って前記センターセクション340に近接する内方へ延びる大径部813であって、前記小径孔513内に位置する大径部813と、前記第1ポンプ軸310aと対向する端部に設けられた凸部814とを有している。
前記凸部814は、前記第1ポンプ軸310aの対向端面に形成した凹部と軸線回り相対回転不能に連結されるように構成されている。
図示の形態においては、前記ファン軸810に凸部814を設け、且つ、前記第1ポンプ軸310aに凹部を設けたが、当然ながら、凹凸関係を逆にすることも可能であるし、スプライン嵌合等、種々の分離可能な連結構造を採用し得る。
前記ベアリング部材850は、前記第2貫通孔511の段部と係合する外輪体851と、前記ファン軸810の段部と係合する内輪体852と、該外輪体851及び内輪体852の間に配設された転動体853とを有している。
さらに、該ポンプユニット300は、前記ベアリング部材850が前記第2貫通孔511の大径孔512から外方へ抜け出ることを防止する抜け止め部材を有している。
本実施の形態においては、前記抜け止め部材として、前記ファン軸810が挿通される開口を有する押さえ板860であって、前記チャージポンプケース510の外表面に着脱自在に装着される押さえ板860を備えている。
なお、図8中の符号870は、前記ベアリング部材850と前記押さえ板860との間に介挿されたシール部材であり、前記第1貫通孔341及び前記第2貫通孔511を外部に対してシールすると共に、前記ベアリング部材850の軸方向移動を防止するスペーサとしても作用している。
斯かる構成を備えることにより、簡単な構造でありながら、ファン軸810を第1ポンプ軸310aに対して相対回転不能に連結しつつ、且つ、該ファン軸810を軸線方向移動不能に支持することができる。
さらに、該構成によれば、前記押さえ板860を外してファン軸810を抜き出し、前記押さえ板860に代えて、閉塞板(図示せず)を取り付けるだけで冷却ファンユニット800の取り外しを極めて容易に行うことができる。
なお、本実施の形態においては、前記第1ポンプ軸310aの他端部を前記共通センターセクション340より外方へ延在させ、該第1ポンプ軸310aと前記ファン軸810とを前記第2貫通孔511内において連結させたが、これに代えて、図9に示すように、前記第1ポンプ軸310aと前記ファン軸810とを前記共通センターセクション340における前記第1貫通孔341内において連結させることも可能である。
即ち、図9に示すように、前記第1ポンプ軸310aの他端部を前記共通センターセクション340における第1貫通孔341内において終焉させると共に、前記ファン軸810の連結端部814を前記第1貫通孔341内に突入させ、該第1貫通孔341内において前記第1ポンプ軸310aと前記ファン軸810とを連結させることができる。
なお、図9に示す形態においては、前記チャージポンプ本体500は、前記ファン軸810によって駆動される。
斯かる形態においては、前記効果に加えて、前記チャージポンプ本体500の付設及び取り外しを容易に行うことができる。
更に、前記第2ポンプ軸310bの長さ及び軸端形状を前記第1ポンプ軸310aと同一形状とすれば、前記チャージポンプ本体500及び/又は前記ファン本体820を、車輛搭載時の空きスペースに応じて任意のポンプ軸より駆動させることができる。
又、図10に示すように、前記チャージポンプケース510に加えて、前記センターセクション340への取付ピッチが該チャージポンプケース510と同一の支持ケース520を用意し、該チャージポンプケース510及び該支持ケース520をそれぞれのポンプ軸310a,310bに対応させて前記センターセクション340に連結させることも可能である。この場合には、車輛搭載時のポンプ軸端周囲の空きスペースが比較的広い方に冷却ファンユニット800を、狭い方にチャージポンプユニット530を選定して配置させることができる。
なお、図9又は図10に示す形態において、チャージポンプユニット530や冷却ファンユニット800を取り外す場合には、前記チャージポンプケース510又は前記支持ケース520の代わりに、前記第1貫通孔341の開口を閉塞するように前記共通センターセクション340に閉塞板(図示せず)を取り付けることで、極めて容易に仕様変更に対応できる。
斯かる構成の本実施の形態に係るポンプ装置100Aにおいては、前記種々の効果に加えて、以下の効果を得ることができる。
即ち、該ポンプ装置100Aにおいては、車輌フレーム30に支持されるベースユニット200に対して、第1及び第2ポンプケース330a,330b、第1及び第2ポンプ軸310a,310b、第1及び第2油圧ポンプ本体320a,320b、共通センターセクション340、チャージポンプユニット530及び冷却ファンユニット800を含む前記ポンプユニット300が着脱自在に連結されている。
従って、前記駆動源40から前記ベースユニット200へ動力を伝達する伝動機構280(図1参照)を取り外すことなく、前記ポンプユニット300のみを取り外すことができ、これにより、油圧ポンプ本体320a,320bの交換作業やメンテナンス作業の効率化を図ることができる。
又、本実施の形態に係るポンプ装置100Aは、前述の通り、前記第1及び第2油圧ポンプ本体320a,320bに対して、単一の前記共通センターセクション340を備えている。
従って、一方のポンプ軸(本実施の形態においては第1ポンプ軸310a)によって駆動されるチャージポンプ本体500からの圧油を、前記共通センターセクション340に形成した油路を介して、前記第1及び第2油圧ポンプ本体320a,320bの双方へ効率的に供給することができる。
さらに、本実施の形態における作業車輌1においては、前述の通り、その駆動軸を垂直に向けた前記駆動源40と、垂直方向に沿って配設された前記入力軸210を有する前記ポンプ装置100Aとを前記クロスメンバ部32の上面に配設し、且つ、前記駆動源40から前記ポンプ装置100Aへ至る伝動機構280を前記クロスメンバ部32の下方に配設している。そして、前記冷却ファンユニット800を前記ポンプ装置100Aの上部に備えると共に、油タンク90を前記クロスメンバ部32の上方において該ポンプ装置100Aと垂直方向略同位置に配設している(図1参照)。
斯かる構成においては、前記冷却ファンユニット800からの冷却風を、前記ポンプユニット300、前記ベースユニット200、前記油タンク90、前記駆動源40、並びに、前記ポンプユニット300及び前記モータユニット10,20の間の配管に効率的に案内することができる。
なお、本実施の形態においては、前述の通り、前記第1及び第2油圧ポンプ本体320a,320bにおける各制御軸324が互いに反対方向へ延びるように構成したが、当然ながら、本発明は斯かる形態に限定されるものではなく、該第1及び第2油圧ポンプ本体320a,320bにおける各制御軸324を同一方向に向けることも可能である。
図11に、第1及び第2油圧ポンプ本体320a,320bにおける各制御軸324が同一方向に向けられたポンプ装置100A’の縦断背面図を示す。又、図12〜図15に、それぞれ、図11におけるXII-XII線,XIII-XIII線,XIV-XIV線及びXV-XV線に沿った断面図を示す。
図11〜図15に示すポンプ装置100A’は、前記第1及び第2ポンプケース330a,330bの前記ベースユニット200に対するポンプ軸回りの相対位置と、前記共通センターセクション340における油路とが変更されている点を除き、本実施の形態に係るポンプ装置100Aと同一構成を有している。
詳しくは、図15に示すように、該ポンプ装置100A’においては、前記センターセクション340に設けられる一対の油吸排ポートは、それぞれ、長手方向が前記一対の第1作動油路410aと直交するように配置されている。即ち、平面視において、該一対の油吸排ポートのそれぞれが前記一対の第1作動油路410aの双方と重複されている。従って、一方の油吸排ポートはその一端側を深く他端側を浅く形成することにより一方の第1作動油路410aとのみ相互連通させ、且つ、他方の油吸排ポートはその他端側を深く一端側を浅く形成することにより他方の第1作動油路410aとのみ相互連通させている。
斯かる構成のポンプ装置100A’においても、前記ポンプ装置100Aと同一の作用効果を奏する。
実施の形態2.
以下に、本発明に係るポンプ装置の好ましい他の実施の形態につき、添付図面を参照しつつ説明する。
なお、本実施の形態において、前記実施の形態1における同一又は相当部材には同一符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図16に、本実施の形態に係るポンプ装置100Bの油圧回路図を示す。又、図17に、本実施の形態に係るポンプ装置100Bの縦断背面図を示す。さらに、図18〜図20に、それぞれ、図17におけるXVIII-XVIII線,XIX-XIX線及びXX-XX線断面図を示す。
本実施の形態に係るポンプ装置100Bは、複数のポンプケース毎にセンターセクションが備えられている。
即ち、該ポンプ装置100Bは、前記ベースユニット200と、該ベースユニット200に着脱可能に連結されるポンプユニット300Bとを備えている。
前記ポンプユニット300Bは、前記実施の形態1におけるポンプユニット300において、前記共通センターセクション340に代えて第1及び第2センターセクション340a,340bを有している。
具体的には、該ポンプユニット300Bは、前記第1及び第2ポンプ軸310a,310bと、前記第1及び第2油圧ポンプ本体320a,320bと、前記第1及び第2ポンプケース330a,330bと、前記第1ポンプケース330aの開口を閉塞するように該第1ポンプケース330aに着脱自在に連結される第1センターセクション340aと、前記第2ポンプケース330bの開口を閉塞するように該第2ポンプケース330bに着脱自在に連結される第2センターセクション340bとを備えている。
前記第1センターセクション340aには、前記第2チャージ油路422と前記各作動油路410aとの連通部分に前記絞り付きチェック弁425が介挿されており、さらに、前記一対の第1作動油路410aの間を連通する第1バイパス油路430aと、該第1バイパス油路430aを外部より連通/遮断操作可能な切換弁436とが配設されている。
同様に、前記第2センターセクション340bには、前記第2チャージ油路422と前記各作動油路410bとの連通部分に前記絞り付きチェック弁425が介挿されており、さらに、前記一対の第2作動油路410bの間を連通する第2バイパス油路430bと、該第2バイパス油路430bを外部より連通/遮断操作可能な切換弁436とが配設されている。
さらに、該ポンプユニット300Bは、前記第1及び第2ポンプ軸310a,310bによってそれぞれ作動的に駆動される第1及び第2チャージポンプユニット530a,530bと、前記第1ポンプ軸310aによって作動的に駆動される前記冷却ファンユニット800とを備えている。
前記第1及び第2ポンプケース330a,330bは、それぞれ、対応するポンプ軸310a,310b回りの複数位置で、前記ベースユニット200に連結可能とされている。
具体的には、前記ベースユニット200における第2ハウジング部分260の外表面には、各ポンプ軸回りに、それぞれ、複数のネジ孔265(1)〜265(4)が設けられている。
そして、前記第1及び第2ポンプケース330a,330bは、前記係合孔又は係合溝335を、前記複数のネジ孔265(1)〜265(4)のうちの所定のネジ孔に位置合わせして締結することで、前記ベースユニット200に対して対応するポンプ軸回りの異なる複数位置で連結可能とされている。
本実施の形態においては、図18に示すように、前記第2ハウジング部分260の外表面には、第1及び第2ポンプ軸310a,310b回りに、それぞれ、90度間隔に第1〜第4ネジ孔265(1)〜265(4)が設けられている。
他方、前記第1及び第2ポンプケース330a,330bは、対応するポンプ軸回りに、それぞれ、互いに180度離間された一対の第1及び第2係合孔又は係合溝335(1),335(2)を有している。
そして、前記第1及び第2ポンプケース330a,330bにおける前記第1及び第2係合孔335(1),335(2)を、それぞれ、対応する第1及び第3ネジ孔265(1),265(3)に締結すると、前記第1及び第2油圧ポンプ本体320a,320bにおける各制御軸324が車輌幅方向外方を向くようになっている。
これに代えて、前記第1及び第2係合孔335(1),335(2)を、それぞれ、対応する第4及び第2ネジ孔265(4),265(2)に締結すると、前記第1及び第2油圧ポンプ本体320a,320bにおける各制御軸324が車輌後方を向き(図21及び図22参照)、且つ、前記第1及び第2係合孔335(1),335(2)を、それぞれ、対応する第2及び第4ネジ孔265(4),265(2)に締結すると、前記第1及び第2油圧ポンプ本体320a,320bにおける各制御軸324が車輌前方を向くようになっている(図示せず)。
斯かる構成のポンプ装置100Bにおいては、前記実施の形態1における効果に加えて、前記制御軸324を所望の方向に向けることができ、種々の作業車輌に容易に適用できるという効果を奏する。
なお、本実施の形態においては、2つのチャージポンプユニット(第1及び第2チャージポンプユニット530a,530b)を備えるように構成したが、前記実施の形態1におけるように、チャージポンプユニットを1つのみ備えるように構成することも可能である。
例えば、第1ポンプ軸310aによって駆動される第1チャージポンプユニット530aのみを備える場合には、該第1チャージポンプユニット530aからの圧油を配管を介して前記第2センターセクション340bに供給することができる。
さらに、前記各実施の形態においては、対応するポンプ軸310a,310bによってチャージポンプ本体500を駆動するように構成したが、これに代えて、又は、加えて、外部油圧装置に作動油を供給する補助ポンプユニットを備えることも可能である。
図1(a)及び(b)は、それぞれ、本発明に係るポンプ装置の一本実施の形態が適用された作業車輌の側面図及び背面図である。 図2は、図1に示すポンプ装置の油圧回路図である。 図3に、図1におけるIII-III線に沿った前記ポンプ装置の縦断背面図である。 図4は、図3におけるIV-IV線に沿った前記ポンプ装置の端面図である。 図5は、図3におけるV-V線に沿った前記ポンプ装置の端面図である。 図6は、図3におけるVI-VI線に沿った前記ポンプ装置の断面図である。 図7に、図3におけるVII-VII線に沿った断面図であり、前記ポンプ装置における共通センターセクションの横断面図を示している。 図8は、図3におけるVIII部拡大図である。 図9は、冷却ファンユニットの異なる連結構造を採用した前記ポンプ装置の変形例を示す部分拡大図である。 図10は、図9に示すポンプ装置の変形例を示す部分拡大図である。 図11は、制御軸が同一方向を向くように変形された前記ポンプ装置の縦断背面図である。 図12は、図11におけるXII-XII線に沿った端面図である。 図13は、図11におけるXIII-XIII線に沿った端面図である。 図14は、図11におけるXIV-XIV線に沿った断面図である。 図15は、図11におけるXV-XV線に沿った断面図である。 図16は、本発明に係るポンプ装置の他の実施の形態の油圧回路図である。 図17は、図16に示すポンプ装置の縦断背面図である。 図18は、図17におけるXVIII-XVIII線に沿った端面図である。 図19は、図17におけるXIX-XIX線に沿った端面図である。 図20は、図17におけるXX-XX線に沿った断面図である。 図21は、図16〜図20に示すポンプ装置において、ポンプケース及びベースユニットの相対位置を変更した場合の端面図であり、図19に相当する端面を示している。 図22は、図21に示すポンプ装置におけるセンターセクションの断面図であり、図20に相当する断面を示している。
符号の説明
100,100B ポンプ装置
200 ベースユニット
210 入力軸
220a,220b 第1及び第2出力軸
300,300B ポンプユニット
310a,310b 第1及び第2ポンプ軸
320a,320b 第1及び第2油圧ポンプ本体
330a,330b 第1及び第2ポンプケース
340 共通センターセクション
341 第1貫通孔
340a,340b 第1及び第2センターセクション
500 補助ポンプ本体
510 補助ポンプケース
511 第2貫通孔
512 大径孔
513 小径孔
530 補助ポンプユニット
530a,530b 第1及び第2補助ポンプユニット
800 冷却ファンユニット
810 ファン軸
812 小径部
813 大径部
820 ファン本体
850 ベアリング部材
851 外輪体
852 内輪体
853 転動体
860 押さえ板
870 シール部材

Claims (14)

  1. 駆動源に作動連結される入力部及び該入力部から動力伝達される複数の出力部を有するベースユニットであって、支持部材に装着可能なベースユニットと、
    前記複数の出力部のそれぞれによって駆動される複数のポンプ軸,該複数のポンプ軸のそれぞれによって駆動される複数の油圧ポンプ本体及び該複数の油圧ポンプ本体をそれぞれ囲繞する複数のポンプケースを有するポンプユニットであって、前記ベースユニットに着脱可能に連結されるポンプユニットとを備え、
    前記ポンプケースを前記ベースユニットに連結することにより、前記ポンプ軸が対応する前記出力部に連結されるように構成されていることを特徴とするポンプ装置。
  2. 前記複数のポンプケースは、それぞれ、前記ベースユニットに対する連結部とは反対側の端部に、対応する前記油圧ポンプ本体が挿通可能な開口を有しており、
    前記ポンプユニットは、前記開口を閉塞するように、前記複数のポンプケースにそれぞれ連結される複数のセンターセクションを有していることを特徴とする請求項1に記載のポンプ装置。
  3. 前記複数のポンプケースは、それぞれ、対応するポンプ軸回りの異なる位置で前記ベースユニットに連結可能とされていることを特徴とする請求項2に記載のポンプ装置。
  4. 前記複数のポンプケースは、それぞれ、前記ベースユニットに対する連結部とは反対側の端部に、対応する前記油圧ポンプ本体が挿通可能な開口を有しており、
    前記ポンプユニットは、前記複数のポンプケースにおける開口を閉塞するように、該複数のポンプケースに連結される単一の共通センターセクションを有していることを特徴とする請求項1に記載のポンプ装置。
  5. 前記複数のポンプケースは、それぞれ、前記ベースユニット及び前記共通センターセクションに対して、対応するポンプ軸回りの異なる位置で連結可能とされていることを特徴とする請求項4に記載のポンプ装置。
  6. 前記複数のポンプ軸のうちの一のポンプ軸によって作動的に駆動される少なくとも一つの補助ポンプユニットをさらに備え、
    該補助ポンプユニットは、対応する前記ポンプ軸における前記出力部との連結端部とは反対側の端部によって作動的に駆動される補助ポンプ本体と、該補助ポンプ本体を囲繞する補助ポンプケースとを有していることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載のポンプ装置。
  7. 前記複数のポンプ軸のうちの一のポンプ軸によって作動的に駆動される少なくとも一つの冷却ファンをさらに備え、
    該冷却ファンは、対応する前記ポンプ軸における前記出力部との連結端部とは反対側の端部によって作動的に駆動されることを特徴とする請求項1から6の何れかに記載のポンプ装置。
  8. 一端部が駆動源に作動連結されるポンプ軸と、
    前記ポンプ軸によって回転駆動される油圧ポンプ本体と、
    前記油圧ポンプ本体を囲繞するポンプケースであって、該油圧ポンプ本体が挿通可能な開口を有するポンプケースと、
    前記ポンプ軸を支持する第1貫通孔を有するセンターセクションであって、前記開口を閉塞するように前記ポンプケースに連結されるセンターセクションと、
    前記センターセクションに連結される補助ケースであって、前記第1貫通孔と同心配置された第2貫通孔を有する補助ケースと、
    前記ポンプ軸の他端部によって作動的に駆動される冷却ファンユニットとを備えたポンプユニットであって、
    前記冷却ファンユニットは、前記第1貫通孔又は前記第2貫通孔内において、前記ポンプ軸の他端部に突き合わされた状態で該ポンプ軸に軸線回り相対回転不能に連結されるファン軸と、該ファン軸に相対回転不能とされたファン本体とを有し、
    前記第2貫通孔は、前記センターセクションとは反対側の外表面に開く大径孔と、該大径孔から段部を伴って前記センターセクションに近接する内方へ延びる小径孔とを有し、
    前記ファン軸は、前記大径孔にベアリング部材を介して軸受支持される小径部と、該小径部から段部を伴って前記センターセクションに近接する内方へ延びる大径部であって、前記小径孔内に位置する大径部とを有し、
    前記ベアリング部材は、前記第2貫通孔の段部と係合する外輪体と、前記ファン軸の段部と係合する内輪体と、該外輪体及び内輪体の間に配設された転動体とを有しており、
    さらに、該ポンプユニットは、前記ベアリング部材が前記大径孔から外方へ抜け出る方向へ移動することを防止する抜け止め部材を有していることを特徴とするポンプユニット。
  9. 前記抜け止め部材は、前記補助ケースの外表面に着脱自在に装着される押さえ板を有していることを特徴とする請求項8に記載のポンプユニット。
  10. 前記押さえ板及び前記ベアリング部材の間にはシール部材が介挿されていることを特徴とする請求項9に記載のポンプユニット。
  11. 前記ポンプ軸及び前記ファン軸は、前記第1貫通孔内において、互いの対向端部が突き合わされた状態で軸線回り相対回転不能に連結されていることを特徴とする請求項8から10の何れかに記載のポンプユニット。
  12. 前記ファン軸によって駆動される補助ポンプ本体をさらに備え、
    前記補助ケースは、前記センターセクションとの協働下に該補助ポンプ本体を囲繞するように構成されていることを特徴とする請求項11に記載のポンプユニット。
  13. 前記ポンプ軸及び前記ファン軸は、前記第2貫通孔内において、互いの対向端部が突き合わされた状態で軸線回り相対回転不能に連結されていることを特徴とする請求項8から10の何れかに記載のポンプユニット。
  14. 前記ポンプ軸によって駆動される補助ポンプ本体をさらに備え、
    前記補助ケースは、前記センターセクションとの協働下に該補助ポンプ本体を囲繞するように構成されていることを特徴とする請求項13に記載のポンプユニット。
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