JP2006024252A - 光ディスク書き込み装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構成でリアルタイムに適切なライトパワーを維持させる。
【解決手段】 光ディスク書き込み装置は、データを記録するバッファ32と、バッファ32にデータを供給する2値化回路28と、バッファ32が記録したデータをDVDディスク100に書き込むLD4と、バッファ32が記録しかつDVDディスク100への書き込みが未了であるデータの量がゼロになった時から、数ECCブロックに達する時迄のいずれかの間、LD4が書き込んだデータを表わす信号を、DVDディスク100から読取るディテクタ5と、1度にエラー訂正できるデータ量ごとにディテクタが読取ったデータのエラーを訂正し、自らが訂正した信号を用いて、LD4の書き込みを評価し、かつ自らによる評価に応じて、LD4がDVDディスク100にデータを書き込む際のエネルギ密度を制御するサーボプロセッサ31とを含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光ディスク書き込み装置に関し、特に、出力を制御できる光ディスク書き込み装置に関する。
「ライトポーズ」とは、光ピックアップの出力が待機状態にあることをいう。従来の光ピックアップにおいて、出力を稼動状態に変更する際、出力の大きさはOPC(Optical Power Control)で求めた出力に変更される。このような場合、光ピックアップの出力は最適とは言難い。このため、実記録と並行して光ピックアップの出力を補正する方法(ランニングOPC)が開発されている。
ランニングOPCには、制御が複雑になる、レーザ光が発光している期間が短い場合、正確に出力を補正することが困難といった問題点がある。そこで、簡単な方法により正確にピックアップの出力を制御する方法が数多く提案されている。
特許文献1に係るランニングOPCは、光ディスクの記録面にピットを形成できる強度を有する第1のレーザ光と、ピット形成に必要な最低限の強度より小さく再生に必要な最低限の強度より大きい強度を有する第2のレーザ光の、少なくとも2本のレーザ光を光ディスクに照射し、第1のレーザ光により光ディスク上に記録信号に対応したピットを形成するとともに第2のレーザ光により第1のレーザ光によって形成されたピットのRF信号を読出し、第2のレーザ光によって読み出されたRF信号のアシンメトリ値に基づいて第1のレーザ光の記録パワーを補正することを特徴とする。
この方法によると、簡単な制御により正確なアシンメトリ値を測定することが可能となり、高精度のランニングOPCを行うことができる。
特許文献2に係るレーザパワーの選定方法は、レーザを用いて情報記録媒体に変調符号を記録するためのレーザパワーを選定する、レーザパワーの選定方法である。この方法は、情報記録媒体に所定の信号パターンを記録するステップと、記録された所定の信号パターンを再生し、再生した所定の信号パターンからアシンメトリ値を算出するステップと、アシンメトリ値のレーザパワーに関する変化率を求めるステップと、変化率が最大となるレーザパワーを選定するステップとを有することを特徴とする。
この方法によると、従来アシンメトリ値を使用することができなかった記録媒体についても、アシンメトリ値に基づいて記録パワーを選定することができる。
特許文献3に係る光ディスク記録方法は、光ビームを、記録信号に応じて、記録が行われる記録パワーと、記録が行われない非記録パワーに変調して光ディスクのトラックに照射して、記録信号の記録を行う光ディスク記録方法において、ディスク周回に応じて繰り返し生じる、光ビームの出力の周期的な変動の成分を検出して、周期的な変動の成分を打ち消すように、記録パワー時の光ビーム出力を補正する。
この方法によると、光ディスクに面振れや偏芯があっても高品位に記録を行うことができ、また光ディスクに面振れや偏芯があっても適正な記録パワーを高精度に検出できるようになる。
しかしながら、特許文献1に開示されたように、少なくとも2本のレーザ光を光ディスクに照射し、第2のレーザ光によって読出されたRF信号のアシンメトリ値に基づいて第1のレーザ光の記録パワーを補正する場合、制御が複雑化するという問題点がある。制御が複雑化する理由は、それら複数のレーザ光をそれぞれ制御する必要性が生じる点にある。一般に、トラッキングが必要なので、光ピックアップ装置は複数のレーザ光を制御する必要がある。しかし、それらのレーザ光は本来トラッキングのために照射されるものである。したがって、複数のレーザ光を用いて記録の際のレーザ光の強度を制御しようとする場合、その制御が複雑することは避けられない。また、今後トラッキング用のレーザ光を不要にする技術が開発されても、引続き複数のレーザ光を制御する必要性が生じる。
特許文献2に開示された方法は、上述したOPCが出力を求める方法である。したがって、光ピックアップの出力が最適化し難いという問題点がある。
特許文献3に開示されたように、光ビームの出力の周期的な変動の成分を検出して、周期的な変動の成分を打ち消すように、記録パワー時の光ビーム出力を補正する場合、反射光を利用して、出力の周期的な変動を抑制することができるに過ぎない。この場合、レーザの出力の最適化に改善の余地があるという問題点がある。
特開2001−312822号公報 特開2004−110993号公報 特開2002−352426号公報
本発明は上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、簡単な構成でリアルタイムに適切なライトパワーを維持させることができる(その結果、記録品質を向上させ、製造品質の良くないメディアに対してもエラーレートを低減させることができる)光ディスク書き込み装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のある局面にしたがうと、光ディスク書き込み装置は、データを記録するバッファと、バッファにデータを供給する2値化回路と、バッファが記録したデータを光ディスクに書き込むレーザ発振装置と、バッファが記録しかつ光ディスクへの書き込みが未了であるデータの量がゼロになった時から、1度にエラー訂正できるデータ量の整数倍に対応する量に達する時迄のいずれかの間、レーザ発振装置が書き込んだデータを表わす信号を、光ディスクから読取るディテクタと、1度にエラー訂正できるデータ量ごとにディテクタが読取ったデータのエラーを訂正するための訂正手段と、訂正手段が訂正した信号を用いて、レーザ発振装置の書き込みの質を評価するための評価手段と、評価手段による評価に応じて、レーザ発振装置が光ディスクにデータを書き込む際のエネルギ密度を制御するための制御手段とを含む。
すなわち、ディテクタは、バッファが記録しかつ光ディスクへの書き込みが未了であるデータの量がゼロになった時から、1度にエラー訂正できるデータ量の整数倍に対応する量に達する時迄のいずれかの間、レーザ発振装置が書き込んだデータを表わす信号を、光ディスクから読取る。評価手段は、訂正手段が1度にエラー訂正できるデータ量ごとに訂正した信号を用いて、レーザ発振装置の書き込みの質を評価する。制御手段は、評価手段による評価に応じて、レーザ発振装置が光ディスクにデータを書き込む際のエネルギ密度を制御する。これにより、データの書き込みと読取りとを並行して実施しなくてはならない期間をゼロにすることができる。その期間をゼロにすることができるので、よりリアルタイムな制御が可能となる。あわせてエラー訂正が可能となる。エラー訂正が可能なので、1つ1つのデータを読取るたびにそれらのデータが正しく読取られたか否か確認する必要性が薄れる。その必要性が薄れるので、リアルタイムな制御を維持しつつ、ディテクタの構成をより簡単にすることができる。また、レーザ発振装置が光ディスクにデータを書き込む際のエネルギ密度は適切に制御される。その結果、より簡単な構成でよりリアルタイムに適切なライトパワーを維持させることができる光ディスク書き込み装置を提供することができる。
本発明の他の局面にしたがうと、光ディスク書き込み装置は、データを記録するための記録手段と、記録手段にデータを供給するための供給手段と、記録手段が記録したデータを光ディスクに書き込むための書き込み手段と、記録手段が記録しかつ光ディスクへの書き込みが未了であるデータの量が予め定められた量を下回る間、書き込み手段が書き込んだデータを表わす信号を、光ディスクから読取るための読取り手段と、読取り手段が読取った信号を用いて、書き込み手段の書き込みの質を評価するための評価手段と、評価手段による評価に応じて、書き込み手段が光ディスクにデータを書き込む際のエネルギ密度を制御するための制御手段とを含む。
すなわち、読取り手段は、記録手段が記録しかつ光ディスクへの書き込みが未了であるデータの量が予め定められた量を下回る間、書き込み手段が書き込んだデータを表わす信号を、光ディスクから読取る。評価手段は、読取り手段が読取った信号を用いて、書き込み手段の書き込みの質を評価する。制御手段は、評価手段による評価に応じて、書き込み手段が光ディスクにデータを書き込む際のエネルギ密度を制御する。これにより、データの書き込みと書き込みとの間にデータの読取りが可能なので、読取り手段の構成は簡単になる。書き込み手段が光ディスクにデータを書き込む際のエネルギ密度は適切に制御される。あわせてリアルタイムな制御が可能となる。リアルタイムな制御が可能となる理由は、評価手段による評価を、供給手段によるデータの供給の合間に実施できる点にある。その結果、簡単な構成でリアルタイムに適切なライトパワーを維持させることができる光ディスク書き込み装置を提供することができる。
また、上述の読取り手段は、データの量がゼロになった時から予め定められた量に達する時迄のいずれかの間に、信号を読取るための手段を含むことが望ましい。
すなわち、読取り手段は、データの量がゼロになった時から予め定められた量に達する時迄のいずれかの間に、信号を読取る。これにより、データの書き込みと読取りとを並行して実施しなくてはならない期間をゼロにすることができる。その期間をゼロにすることができるので、よりリアルタイムな制御が可能となる。その結果、簡単な構成でよりリアルタイムに適切なライトパワーを維持させることができる光ディスク書き込み装置を提供することができる。
また、上述の予め定められた量は、読取り手段が1度に読取るデータ量の整数倍に対応する量であることが望ましい。
すなわち、読取り手段は、データの量がゼロになった時から読取り手段が1度に読取るデータ量の整数倍に対応する量に達する時迄のいずれかの間に、信号を読取る。これにより、読取られたデータの取扱いが容易になる。データの取扱いが容易になるので、リアルタイムな制御を可能としつつ、読取り手段の構成をより簡単にすることができる。その結果、より簡単な構成でよりリアルタイムに適切なライトパワーを維持させることができる光ディスク書き込み装置を提供することができる。
また、上述の光ディスク書き込み装置は、1度にエラー訂正できるデータ量ごとに読取り手段が読取ったデータのエラーを訂正するための訂正手段をさらに含むことが望ましい。評価手段は、訂正手段が訂正した信号を用いて、書き込み手段の書き込みを評価するための手段を含むことが望ましい。
すなわち、訂正手段がエラーを訂正するので、1つ1つのデータを読取るたびにそれらのデータが正しく読取られたか否か確認する必要性が薄れる。これにより、リアルタイムな制御を維持しつつ、読取り手段の構成をより簡単にすることができる。その結果、より簡単な構成でよりリアルタイムに適切なライトパワーを維持させることができる光ディスク書き込み装置を提供することができる。
本発明に係る光ディスク書き込み装置は、簡単な構成でリアルタイムに適切なライトパワーを維持させることができる。
図1には、本実施の形態に係る光ディスク書き込み装置の構成が示される。図1を参照して光ディスク書き込み装置は、光ディスクとしてDVD(Digital Versatile Disc)ディスク100が載置されるターンテーブル7、ターンテーブル7を回転させるためのスピンドルモータ6、スピンドルモータ6を駆動するためのスピンドルモータドライバ19、DVDディスク100に対してレーザ光を照射するための光ピックアップ1、光ピックアップ1によるレーザ光の照射を駆動するためのLD(Laser Diode)ドライバ20、光ピックアップ1についてのフォーカスドライバおよびトラッキングドライバを有する2軸ドライバ18、光ピックアップ1を移動させるためのスレッドモータ8、スレッドモータ8を制御するためのスレッドドライバ17、光ピックアップ1から出力された再生信号のRF信号を増幅するためのRF(Radio Frequency)アンプ21、RFアンプ21から出力されたRF信号を2値化処理する2値化回路25、2値化処理された信号をデコード処理して再生データを出力するデコーダ26、DVDディスク100に記録しようとする記録データを信号化するエンコーダ27、エンコーダ27が出力した信号をLDドライバ20が利用できる信号に変換し、LDドライバ20および後述するバッファ32に供給する2値化回路28、サーボプロセッサ31、およびサーボプロセッサ31およびデコーダ26を制御するシステムコントローラ30を備える。
光ピックアップ1はレンズ2、2軸機構3、LD4(すなわちバッファ32が記録したデータをDVDディスク100に書き込むレーザ発振装置)およびディテクタ5を有する。
サーボプロセッサ31はスレッドドライバ17、2軸ドライバ18、スピンドルモータドライバ19およびレーザドライバ20を制御する。サーボプロセッサ31はバッファ32を内蔵している。サーボプロセッサ31が各種の制御を実施する際に必要なデータは、このバッファ32に記録される。
動作において、DVDディスク100がターンテーブル7上に載置されて再生動作が行なわれると、光ピックアップ1のLD4から、LDドライバ20を介して出力が制御されたレーザ光が、レンズ2を通して出射される。このレーザ光は後述する記録層102または記録層104に照射される。その反射光はディテクタ5によって検出され電気信号に変換される。これにより、DVDディスク100にピットなどとして記録された信号は、ディテクタ5が電気信号として読取ることとなる。変換された電気信号はRFアンプ21に供給される。
RFアンプ21は、与えられる信号に基づいて必要な信号を生成する。たとえば再生データであるRF信号およびサーボ制御のためのフォーカスエラー信号を生成する。他にトラッキングエラー信号なども生成するが、ここではまずRF信号およびフォーカスエラー信号について説明する。
RFアンプ21から出力されたRF信号は2値化回路25へ、フォーカスエラー信号はサーボプロセッサ31へそれぞれ供給される。
RF信号は2値化回路25で2値化処理されてデコーダ26に供給される。デコーダ26では所定デコード処理を行う。これにより、DVDディスク100から読取られた(再生された)情報が出力される。
サーボプロセッサ31は、RFアンプ21からのフォーカスエラー信号に応じてフォーカスドライブ信号を生成して2軸ドライバ18に出力する。2軸ドライバ18は、フォーカスドライブ信号を入力して、入力したフォーカスドライブ信号により光ピックアップ1の2軸機構3を駆動する。これによって光ピックアップ1、RFアンプ21、サーボプロセッサ31および2軸ドライバ18によるトラッキングサーボループおよびフォーカスサーボループが形成される。ここでは説明を簡単にするためトラッキングサーボループについての説明は略す。
サーボプロセッサ31は、システムコントローラ30からのアクセス実行制御などに基づいてスレッド駆動信号を生成し、スレッドドライバ17に供給する。スレッドドライバ17は、供給されたスレッド駆動信号に応じてスレッドモータ8を駆動する。これにより、光ピックアップ1が適正にスライド(移動)する。
光ピックアップ1のLD4はLDドライバ20によってレーザ発光駆動される。サーボプロセッサ31はシステムコントローラ30からの指示または記録データを変換して得た信号に基づいて再生時などに光ピックアップ1のレーザ発光を実行すべきレーザ駆動信号を発生させ、レーザドライバ20に供給して、LD4の発光動作を制御する。
図2を参照して、LD4が出力するレーザ光の変動を説明する。LD4は常時レーザ光を発している。その理由は、DVDからの反射光でトラッキング信号やフォーカス信号を生成して、ピックアップ位置を制御しなくてはならない点にある。レーザ光の強度は2段階に分かれている。これら2段階の強度のうち、DVDディスク100にデータを記録する際のレーザ光の強度(すなわちレーザ光のエネルギ密度)を「ライトパワー」と称する。他方(待機時やDVDディスク100からデータを読出す際)の強度を「リードパワー」と称する。
図3を参照して、DVDディスクの構造について説明する。図3(A)は、記録層が2層のDVDの構造を示す。図3(B)は、記録層が1層のDVDの構造を示す。図3(A)のDVDディスク100は基板101上に記録層102が形成されたディスクと基板103上に記録層104が形成されたディスクとの2枚を、スペース層105を介して貼り合せた構造である。図3(B)のDVDディスクは基板101上に記録層102が形成されたディスクと基板103にかかるディスクとの2枚を、直接貼り合せた構造である。基板101と基板103とはポリカーボネート樹脂のような透明材料からなり、スペース層105は両基板を接着するための樹脂材料であって、この樹脂材料は光透過性を有する。以下の説明において、本実施の形態に係る光ディスク書き込み装置が、図3(A)に示すDVDディスク100に代えて、図3(B)に示すDVDディスクを用いる装置であってもよいことはいうまでもない。
本実施の形態に係る光ディスク書き込み装置は、スピンドルモータ6により回転されているDVDディスク100の記録層102または記録層104上のトラックに対して、光ピックアップ1からレーザ光を照射し、その反射光を検出することでデータを読出す。
レーザ光により再生動作を行うためには、レーザ光のスポットが記録層102または記録層104上において合焦状態で保たれなければならない。このため本実施の形態に係る光ディスク書き込み装置には、レーザ光の出力端であるレンズ2をDVDディスク100に接離する方向に移動させてフォーカス状態を制御するフォーカスサーボ機構が搭載されている。
このフォーカスサーボ機構は、通常、対物レンズをDVDディスク100に接離する方向に移動させるフォーカスドライバとトラッキングドライバからなる2軸機構3と、DVDディスク100からの反射光情報からフォーカスエラー信号を生成し、フォーカスエラー信号に基づいてフォーカスドライブ信号を操作し、2軸機構3の図示されないフォーカスコイルに印加するフォーカスサーボ回路系から構成されている。すなわちフォーカスサーボ機構は、フィードバック制御系として構成されている。
図4を参照して、本実施の形態に係るDVDディスク100のフォーマットについて説明する。DVDディスク100の記録領域は、複数のECC(Error-Correcting Code)ブロック200で構成される。これらのECCブロック200は、16領域のセクタ202と1領域のエラー訂正符号204とで構成される。このような構成を有するので、光ディスク書き込み装置は、1つのECCブロック200をすべて読取らなければ、読取ったデータが正しいか否か判断できない。すなわち、1つのECCブロックは、1度にエラー訂正できるデータ量に対応している。
図5を参照して、光ディスク書き込み装置で実行されるプログラムは、ライトパワーの制御に関し、以下のような制御構造を有する。
ステップ100(以下、ステップをSと略す。)にて、光ピックアップ1のディテクタ5は、DVDディスク100の反射光を検出する。スレッドモータ8は、予め光ピックアップ1をDVDディスク100の真下に移動させている。このとき光ピックアップ1は、DVDディスク100からの信号を読取ることができる位置に移動させられている。ディテクタ5は、検出した反射光を電気信号に変換する。RFアンプ21は、ディテクタ5が変換した信号を増幅する。サーボプロセッサ31は、RFアンプ21が増幅した信号を解読し、DVDディスク100に記録されたアシンメトリ値の最適値(DVDの商品としての品種毎にこの値は異なる。実用化されているDVDの場合、この値は−0.02〜0.12の範囲内にある。)を読取る。この値を読取ることにより、光ディスク書き込み装置は、最適な状態でデータを記録することができる。
アシンメトリ値の最適値が読取られると、サーボプロセッサ31は、駆動信号(LD4が出力するレーザ光の強度やDVDディスク100に記録されるデータを表わす信号)をLDドライバ20に出力する。LDドライバ20は、駆動信号に応じてLD4を制御する。LD4はLDドライバ20の制御に応じてレーザ光を発光する。これにより、DVDディスク100にデータが記録される。サーボプロセッサ31は、レーザ光の強度が互いに異なるように、予め定められた複数の信号をDVDディスク100に記録させる。DVDディスク100に信号が記録されると、サーボプロセッサ31は、ディテクタ5およびRFアンプ21を介して、レーザ光の強度が互いに異なるように記録させた信号を読取る。
信号が読取られると、サーボプロセッサ31は、信号ごとのアシンメトリ値を算出する。アシンメトリ値が算出されると、サーボプロセッサ31は、信号をDVDディスク100に記録させた際のレーザ光の強度とアシンメトリ値とを対応付けて、バッファ32に記録する。
すべての信号についてレーザ光の強度とアシンメトリ値とが記録されると、サーボプロセッサ31は、それらの値からレーザ光の強度とアシンメトリ値との関係を表わす近似式を求める。レーザ光の強度とアシンメトリ値との関係を表わす近似式は、二次曲線に近い形で表現できる。この近似式を求める方法は特に限定されない。
たとえば、次の手順で近似式を求めてもよい。その第1の手順は任意の係数を有する二次曲線の式にレーザ光の強度を代入し、アシンメトリ値を算出する手順である。第2の手順は、アシンメトリ値の算出値とその実測値との差を求める手順である。第3の手順は、アシンメトリ値の算出値とその実測値との差が最も少ない二次曲線の式を特定する手順である。
近似式が求められると、エンコーダ27は、記録するデータを信号に変換する。2値化回路28は、エンコーダ27が変換したデータを2値化する。サーボプロセッサ31は、予め読取ったアシンメトリ値に対応する強度で、LD4に2値化回路28が2値化したデータを記録させる。サーボプロセッサ31は、駆動信号をLDドライバ20に出力することにより、LD4にデータを記録させる。LDドライバ20は、駆動信号に応じてLD4を制御することにより、LD4にデータを記録させる。LD4は、LDドライバ20の制御に応じてレーザ光を発光することにより、DVDディスク100へのデータの記録を開始する。
図6を参照して、上述したアシンメトリ値について説明する。アシンメトリ値は、信号の対象性を表わす値である。信号の正の最大値をA(1)、負の最大値をA(2)とする。このとき、アシンメトリ値βは、次式で表わされる。
β={A(1)+A(2)}÷{A(1)−A(2)}
S102にて、サーボプロセッサ31は、バッファ32に記録させたデータのうち、LDドライバ20に駆動信号として出力したデータを削除する。データが削除されると、サーボプロセッサ31は、バッファ32に残るデータのいずれかを駆動信号としてLDドライバ20に出力する。サーボプロセッサ31は、LDドライバ20への出力と出力したデータの削除とを、バッファ32に記録されたデータがなくなるまで繰返す。
S104にて、サーボプロセッサ31は、データの出力をリードパワーに戻す旨の駆動信号をLDドライバ20に出力する。LDドライバ20は、LD4の出力がリードパワーのレベルになるように、LD4を制御する。
S106にて、サーボプロセッサ31は、2軸ドライバ18にフォーカスドライブ信号を出力する。このフォーカスドライブ信号は、光ピックアップ1の読取位置を数ECCブロック手前にシークする(数ECCブロック分戻す)旨の信号である(本実施の形態の場合、光ピックアップ1の読取位置はECCブロック2つ分手前にシークされる)。2軸ドライバ18は、このフォーカスドライブ信号を受付けると、光ピックアップ1の2軸機構3を制御する。これにより、光ピックアップ1の読取位置は数ECCブロック分手前にシークされる。
S108にて、光ピックアップ1のディテクタ5は、DVDディスク100の反射光を検出する。ディテクタ5は、検出した反射光を電気信号に変換する。RFアンプ21は、ディテクタ5が変換した信号を増幅する。サーボプロセッサ31は、ECCブロック1つ分ごとに、ディテクタ5が読取り、RFアンプ21が増幅したデータのエラーを訂正する。サーボプロセッサ31は、自らがエラーを訂正した信号をバッファ32に記録する。サーボプロセッサ31は、エラー訂正が実施された後の、RFアンプ21が増幅した信号の振幅(正の最大値および負の最大値)よりアシンメトリ値を求める。
S110にて、サーボプロセッサ31は、アシンメトリ値とライトパワーとの関係から次以降に信号を記録させる際の最適ライトパワーを求める。最適ライトパワー(最適なレーザ光の強度)は、次の手順を経て求められる。第1の手順は、S100にて求めた、レーザ光の強度とアシンメトリ値とのデータのうち、S108にて求めたアシンメトリ値に一致するデータを探す手順である。第2の手順は、レーザ光の強度のデータのうち、S108にて求めたアシンメトリ値に対応するデータを探す手順である。S108にて求めたアシンメトリ値に対応するデータがない場合、サーボプロセッサ31は、バッファ32に記録したデータに、S108で求めたアシンメトリ値を内挿する。これにより、サーボプロセッサ31は、レーザ光の強度を算出することができる。このようにして得たレーザ光の強度が、最適ライトパワーである。
S112にて、エンコーダ27は、記録データを信号化する。2値化回路28は、エンコーダ27が出力した信号をLDドライバ20が利用できる信号に変換する。サーボプロセッサ31は、2値化回路28が変換した信号をデータとして自らのバッファ32に記録する。サーボプロセッサ31は、バッファ32の容量がなくなるまでこの処理を繰返す。この処理を繰返す間、サーボプロセッサ31は、バッファ32にデータが溜まるのを待つこととなる。
S114にて、サーボプロセッサ31は、S110にて求めた最適ライトパワーおよびバッファ32に記録したデータを表わす駆動信号をLDドライバ20に出力する。LDドライバ20は、サーボプロセッサ31が出力した信号に応じてLD4を制御する。LD4は、S110にて求められた最適ライトパワーでデータの記録を再開する。これにより、サーボプロセッサ31は、自らによるLD4の書き込みの質に対する評価に応じて、LD4がDVDディスク100にデータを書き込む際のライトパワーを制御することとなる。DVDディスク100に記録されたデータはバッファ32から削除される。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、Aの動作について説明する。
LD4は、DVDディスク100へのデータの記録を開始する(S100)。データの記録が開始されると、サーボプロセッサ31は、LDドライバ20への出力と出力したデータの削除とを、バッファ32に記録されたデータがなくなるまで繰返す(S102)。バッファ32に記録されたデータがなくなると、LDドライバ20は、LD4の出力がリードパワーのレベルになるように、LD4を制御する(S104)。
LD4が制御されると、光ピックアップ1の読取位置は数ECCブロック分手前にシークされる(S106)。光ピックアップ1の読取位置がシークされると、ディテクタ5は、バッファ32が記録しかつDVDディスク100への書き込みが未了であるデータの量が数ECCブロックを下回る間(本実施の形態の場合についてより具体的に説明すると、この「データの量が数ECCブロックを下回る間」とは、データの量がゼロになった時から数ECCブロックに達する時迄のいずれかの間をいう)、LD4が書き込んだデータを表わす信号を、DVDディスク100から読取る(本実施の形態の場合「数ECCブロックに達する時迄のいずれかの間」がいつなのかは、データをDVD100のどの領域に書き込むかにより定まる。ただし、いつ「数ECCブロックに達する」か明確にできるのであれば、ディテクタ5はその時迄に信号を読取る。いつ「数ECCブロックに達する」か明確にする方法はどのような方法であってもよい。たとえば、その方法の一種として、信号を記録する領域を規制するなどの方法が考えられる)。
信号が読取られると、サーボプロセッサ31は、ECCブロック1つ分ごとにディテクタ5が読取ったデータのエラーを訂正する。エラーが訂正されると、サーボプロセッサ31は、自らがエラーを訂正した信号の振幅よりアシンメトリ値を求める(S108)。アシンメトリ値を求めることにより、サーボプロセッサ31は、自らが訂正した信号を用いて、LD4の書き込みの質を評価することとなる。アシンメトリ値が求められると、サーボプロセッサ31は、アシンメトリ値とライトパワーとの関係から次以降に信号を記録させる際の最適ライトパワーを求める(S110)。最適ライトパワーが求められると、サーボプロセッサ31は、バッファ32にデータが溜まるのを待つ(S112)。バッファ32にデータが溜められると、LD4は、S110にて求められた最適ライトパワーでデータの記録を再開する(S114)。
以上のようにして、本実施の形態に係る光ディスク書き込み装置は、ライトポーズ中(ひいてはバッファ32に記録すべきデータがない間。記録速度が高いほど(ただし記録されるデータ量とそれに対する記録時間とを規定することが要求されている場合に限る)、または動画のビットレートが低いほど、ライトポーズは長くなる傾向にある。)に記録した領域に対して、アシンメトリ値βを求める。アシンメトリ値βが求められると、データを記録する前のライトパワーが最適であったかどうかを判断する。ライトパワーが最適でない場合、次のライト時に用いるライトパワーを計算する。ライトポーズが終了すると、計算したライトパワーで記録を再開する。記録すべきデータがなくなると、再びライトポーズ状態に入り、アシンメトリ値βを求め、必要に応じて再度次のライトパワーを計算する。これにより、常時レーザ光の出力が最適化されるようにLDが制御される。出力が最適化されるので、光ディスクへの記録の品質が向上する。
図7および図8を参照して、この点を説明する。DVDディスク100にライトパワーのレーザ光を照射すると、DVDディスク100のメディアの部分にはピット40が形成される。図7は、レーザ光の強度の変化とピット40の平面図を対応付けて表わす図である。レーザ光の強度を高くするとピット40の幅は大きくなる。強度を低くするとピット40の幅は小さくなる。レーザ光の強度が同じであっても、DVDの質がよくないとピット40の大きさにバラツキが表れる。ピット40の大きさにバラツキがあると、再生時に得られる信号にもバラツキが表れる。また、ピット40が大きくなり過ぎると、隣接するトラックの再生にも影響がおよぶ。図8はこのことを表わす図である。図8の中の実線で描かれたピット40は適切な強度のレーザ光により記録されたピットを表わす。破線で描かれたピットは強度が強すぎた場合のピットを表わす。ピット40の幅が大きくなりすぎると、隣のピットに照射されたレーザ光を反射することが明らかである。これにより、正しく信号を読取ることが困難になる。このことは、適切な強度のレーザ光によりピットを記録することで記録の品質が向上することを意味する。
記録の品質が向上すると、その光ディスクを再生する際、どの光ディスク書き込み装置で再生しても、良好にデータを再生することができる。品質のよくない光ディスクにデータを記録する場合であっても、同様である。記録の品質が向上するので、データを再生する際のエラーレートが低減する。エラーレートが低減するので、ブロックノイズの発生を抑えることができる。特に本実施の形態に係る光ディスク書き込み装置の場合、バッファ32にデータがなくなった後にアシンメトリ値を算出する。このようにしてアシンメトリ値が算出されるので、リアルタイムな制御ができ、かつ光ピックアップ1の機械的な動作は少なくなる。機械的な動作が少なくなるので、動作に要する時間やエネルギ消費は軽減される。その結果、簡単な構成でリアルタイムに最適ライトパワーを維持させることができ、時間やエネルギの消費の無駄を抑え、記録品質を向上させ、製造品質のよくないメディアに対しても、エラーレートを低減させることができる光ディスク書き込み装置を提供することができる。
なお、S108にて、サーボプロセッサ31は、RFアンプ21が増幅した信号を単なるAD変換以外の方法で処理して得た振幅よりアシンメトリ値を求めてもよい。「単なるAD変換以外の方法」の1つとして、サンプリングによる方法がある。この方法は、次の手順を経てアシンメトリ値を求める方法である。その第1の手順は、RFアンプ21が増幅した信号を、サーボプロセッサ31が一定の周期(具体的な周期は光ディスク書き込み装置の設計者が決定する)で検出する手順である。第2の手順は、サーボプロセッサ31が、検出した信号の中から最大値と最小値とを特定する処理である。第3の手順は、第2の手順で特定された最大値および最小値をRFアンプ21が増幅した信号の最大値および最小値とみなして、アシンメトリ値を算出する手順である。
また、レーザ光の強度とアシンメトリ値との関係を表わす近似式には、DVDの物理フォーマットの規格として定められた式がある。S100にてこの式を求める代わりに、予めバッファ32にこの式を記録させておいてもよい。
また、レーザ光の強度とアシンメトリ値との関係を表わす近似式に代えて、レーザ光の強度とアシンメトリ値との関係を表わすデータベースをバッファ32に記録させておいてもよい。
また、S108にて、アシンメトリ値の代わりにジッタを求めてもよい。この場合、S110にて、サーボプロセッサ31は、データテーブルを参照して次の最適ライトパワーを求める。たとえば、ジッタが本来あるべき信号よりも大きければ、ライトパワーが大きすぎると判断する。データテーブルは、ライトパワーの値とジッタの値とを対応付けたものである。このデータテーブルは、サーボプロセッサ31の中のバッファ32が記憶する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係る光ディスク書き込み装置の全体構成図である。 本発明の実施の形態に係るLDの出力のレベルを表わす図である。 本発明の実施の形態に係る光ディスクの構造を表わす図である。 本発明の実施の形態に係る光ディスクのフォーマットを表わす図である。 本発明の実施の形態に係るライトパワーの制御処理の制御の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るアシンメトリ値を説明する図である。 光ディスク上のピットの形状を説明する図である。 記録の品質が再生の品質に及ぼす影響を説明する図である。
符号の説明
1 光ピックアップ、2 レンズ、3 2軸機構、4 LD、5 ディテクタ、6 スピンドルモータ、7 ターンテーブル、8 スレッドモータ、18 2軸ドライバ、19 スピンドルモータドライバ、20 LDドライバ、21 RFアンプ、25,28 2値化回路、26 デコーダ、27 エンコーダ、30 システムコントローラ、31 サーボプロセッサ、32 バッファ、40 ピット、50 スポット、100 DVDディスク、101,103 基板、102,104 記録層、105 スペース層、202 セクタ、204 エラー訂正符号。

Claims (5)

  1. データを記録するバッファと、
    前記バッファにデータを供給する2値化回路と、
    前記バッファが記録したデータを光ディスクに書き込むレーザ発振装置と、
    前記バッファが記録しかつ前記光ディスクへの書き込みが未了であるデータの量がゼロになった時から、1度にエラー訂正できるデータ量の整数倍に対応する量に達する時迄のいずれかの間、前記レーザ発振装置が書き込んだデータを表わす信号を、前記光ディスクから読取るディテクタと、
    前記1度にエラー訂正できるデータ量ごとに前記ディテクタが読取ったデータのエラーを訂正するための訂正手段と、
    前記訂正手段が訂正した信号を用いて、前記レーザ発振装置の書き込みの質を評価するための評価手段と、
    前記評価手段による評価に応じて、前記レーザ発振装置が前記光ディスクにデータを書き込む際のエネルギ密度を制御するための制御手段とを含む、光ディスク書き込み装置。
  2. データを記録するための記録手段と、
    前記記録手段にデータを供給するための供給手段と、
    前記記録手段が記録したデータを光ディスクに書き込むための書き込み手段と、
    前記記録手段が記録しかつ前記光ディスクへの書き込みが未了であるデータの量が予め定められた量を下回る間、前記書き込み手段が書き込んだデータを表わす信号を、前記光ディスクから読取るための読取り手段と、
    前記読取り手段が読取った信号を用いて、前記書き込み手段の書き込みの質を評価するための評価手段と、
    前記評価手段による評価に応じて、前記書き込み手段が前記光ディスクにデータを書き込む際のエネルギ密度を制御するための制御手段とを含む、光ディスク書き込み装置。
  3. 前記読取り手段は、前記データの量がゼロになった時から前記予め定められた量に達する時迄のいずれかの間に、前記信号を読取るための手段を含む、請求項2に記載の光ディスク書き込み装置。
  4. 前記予め定められた量は、前記読取り手段が1度に読取るデータ量の整数倍に対応する量である、請求項3に記載の光ディスク書き込み装置。
  5. 前記光ディスク書き込み装置は、前記1度にエラー訂正できるデータ量ごとに前記読取り手段が読取ったデータのエラーを訂正するための訂正手段をさらに含み、
    前記評価手段は、前記訂正手段が訂正した信号を用いて、前記書き込み手段の書き込みを評価するための手段を含む、請求項4に記載の光ディスク書き込み装置。
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