JP2006023363A - 光量調整装置及びこれを備えた撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 シャッタ羽根、絞り羽根及び駆動装置を同一基板上に組込み、小型で羽根部材の作動ムラを防止した光量調整装置を提供する。
【解決手段】 中央に露光開口を有するリング形状の一対の地板Aと押え板Eとで構成する基板内に、前記露光開口に配置された第1の光量調整羽根及び該第1の光量調整羽根を開閉駆動する第1の駆動手段並びに第2の光量調整羽根及び該第2の光量調整羽根を開閉駆動する第2の駆動手段とを収納し、前記第1の駆動手段及び前記第2の駆動手段は、共に磁石ロータ及び励磁コイルと、該励磁コイルに生起した磁界を上記磁石ロータの周側面に形成した磁極と対向する位置に誘導する誘磁部材とで構成し、前記基板の露光開口の内側周縁に前記第1の駆動手段の磁石ロータと励磁コイルを積層状に上下に配置する。
【選択図】 図1
【解決手段】 中央に露光開口を有するリング形状の一対の地板Aと押え板Eとで構成する基板内に、前記露光開口に配置された第1の光量調整羽根及び該第1の光量調整羽根を開閉駆動する第1の駆動手段並びに第2の光量調整羽根及び該第2の光量調整羽根を開閉駆動する第2の駆動手段とを収納し、前記第1の駆動手段及び前記第2の駆動手段は、共に磁石ロータ及び励磁コイルと、該励磁コイルに生起した磁界を上記磁石ロータの周側面に形成した磁極と対向する位置に誘導する誘磁部材とで構成し、前記基板の露光開口の内側周縁に前記第1の駆動手段の磁石ロータと励磁コイルを積層状に上下に配置する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、デジタルカメラ、カメラ付き携帯電話等の撮像装置に組み込まれ、シャッタ羽根、絞り羽根などの撮影光量を調整する光量調整装置及びこれを備えた撮像装置に関する。
一般に、この種の光量調整装置は複写体から像レンズに至る撮影光路に開口を有する基板(地板)を配置し、この基板にシャッタ羽根と絞り羽根をそれぞれ回動若しくは摺動可能に支持し、基板に取付けた個別の駆動モータで開閉駆動している。
従来このような光量調整装置は例えば特許文献1には、中央に光路開口を形成した基板にシャッタ羽根と絞り羽根を基端部をそれぞれ回動自在に軸(ピン)支持して羽根先端を光路開口に臨ませている。そして同文献1のものはシャッタ羽根を互いに反対方向に回動する2つの羽根部材で構成し、絞り羽根は開口を大口径に絞る羽根部材と小口径に絞る羽根部材を選択的に開口に臨ませるように配置してある。
図8に示すように、地板X1の中央に形成した露出開口X2の周囲でほぼ等間隔に、一対のシャッタ羽根X3を開閉するシャッタ駆動装置(ムービングマグネット)X4と、露出開口X2より小さい開口を備えた第1の絞り羽根X5を露出開口X2に対し適宜進退させる第1の絞り駆動装置(ムービングマグネット)X6と、露出開口X2より更に小さい開口を備えた第2の絞り羽根X7を露出開口X2に対し適宜進退させる第2の絞り駆動装置(ムービングマグネット)X8を配置した構造が開示されている。
しかし、この光量調整装置は、同一な複数の駆動装置X4、X6、X8を地板X1の露出開口X2の周囲に等間隔で配置する構造になっており、露出開口X2の周囲に駆動装置の直径幅に相当するスペースが必要となる。このように複数の駆動装置X4、X6、X8を地板の開口周縁に配置することは、例えば、ズームレンズの様に前後に進退するレンズ鏡筒に内蔵するような場合には、その複数の駆動装置X4、X6、X8の配置スペースを確保することが困難である。これと同時に特に高速なシャッタ速度を得るためにはシャッタ羽根X3を開閉する駆動装置X4を出力トルクの高い大きな装置として構成しなければならず、装置が大型化する原因となっていた。
また、特許文献2には図9に示すように、押え板Y1と地板Y4との間に配置された一対のシャッタ羽根Y2、Y3を開閉する駆動装置として、側部から駆動アームを突出するNS極に二等分着磁された概略円筒形状のマグネットロータY5と、このロータの中空内に補助ステータY6を挿入し、この補助ステータY6が嵌合する円柱柱形状の内筒と先端部が歯形状の外側磁極3aを形成する軟磁性材料のステータY8と、導電コイルY7とから成るシャッタ装置が開示されている。
そして、導電コイルY7によりステータY8及び補助ステータY6を磁化させその間に配置されたマグネットロータY5を磁気的に回転駆動するから磁気効率が特許文献1の構造に比べ高く、その磁気効率が良い分だけ駆動装置の小型化が出来るメリットを有している。更に、特許文献3には図10に示すように、光軸方向に順次、羽根押えZ1、羽根Z2、地板Z3、中空円筒形状のマグネットロータZ4、マグネット押えZ5、円筒形状のコイルZ6、先端部が軸方向に延出する複数の櫛歯形状に形成された外筒を有するステータZ7を配設した構造が開示されている。この光量調整装置は、光路が駆動装置の中心部を通過する様にリング形状を成しており、この為にズームレンズにおける円筒状のレンズ筒内に容易に内蔵することが出来る特徴がある。
特開平10−221740号公開公報
特開2002−049076号公開公報
特開2002−272082号公開公報
最近のカメラ内蔵の携帯電話のように装置の小型化が進むと上述の光量調整装置は基板が小さく、またこれに組み込む羽根も小さく形成される。ところがこの羽根を駆動する駆動装置は小型に構成すれば出力トルクが小さく高速に羽根を駆動することが出来ない。従って前掲特許文献1の構造では小型化に限界があり、前掲特許文献3の構造が装置を小径で偏平に構成することが期待できる。
ところが同文献にはシャッタ羽根、絞り羽根いずれか一方の羽根構造が開示されているのみである。従って同一の基板にシャッタ羽根と絞り羽根を組み込みそれぞれ個別の駆動モータを配置する場合には、特許文献3の構造では光路開口の周囲に2つのリング状マグネットを配置しなければならず物理的に不可能である。また同文献の構造はリング形状のマグネットロータの周側面にN/S磁極を交互に配置し、コイルに生起した磁界を誘磁鉄片などのヨークをロータ周側面に対向配置する関係で磁気的にシールドすることが難しく、マグネット及び誘磁鉄片の磁界は周囲に磁気的影響を及ぼす恐れがある。
そこで本発明は撮影光量を遮閉するシャッタ羽根と光量を大小調整する絞り羽根とこれ等を開閉駆動する駆動装置を同一の基板に組み込んだ光量調整装置を小型かつコンパクトに構成することをその主な課題としている。同時に本発明は複数の駆動装置を基板内に組み込んだ際磁石、コイルなどの磁界が互いに干渉して羽根部材に作動ムラを生ずることのない光量調整装置及びこれを用いた撮像装置の提供を課題としている。
本発明は、上記課題を達成するため次の構成を採用する。まず請求項1の発明は、中央に露光開口を有するリング形状の基板と、上記露光開口に配置された第1の光量調整羽根と、この第1の光量調整羽根を開閉動する第1の駆動手段と、上記露光開口に配置された第2の光量調整羽根と、この第2の光量調整羽根を開閉動する第2の駆動手段とを備える。上記基板は例えば円盤形状の一対の地板と押え板で上記第1第2の羽根部材を収納するように構成する。
そして、上記第1の駆動手段はリング形状に形成した磁石ロータ及び励磁コイルと、この励磁コイルに生起した磁界を上記磁石ロータの周側面に形成した磁極と対向する位置に誘導する誘磁部材とで構成する。また上記第2の駆動手段は、磁石ロータ及び励磁コイルと、この励磁コイルに生起した磁界を上記磁石ロータの周側面に形成した磁極と対向する位置に誘導する誘磁部材とで構成する。そこで上記基板の露光開口の内側周縁に上記第1の駆動手段の磁石ロータと励磁コイルを積層状に上下に配置する。次いでこの基板の露光開口の外側周縁の一部に上記第2の駆動手段の磁石ロータと励磁コイルを積層状に上下に配置する。尚この第1第2の磁石ロータはそれぞれ回動自在に支持する。このような構成によって同一の基板(地板)に第1第2の駆動手段が空き空間少なく配置され前述の課題を達成することが可能となる。
次に請求項2の発明は、中央に露光開口を有するリング形状の基板と、上記露光開口に配置された第1の光量調整羽根と、この第1の光量調整羽根を開閉動する第1の駆動手段と、上記露光開口に配置された第2の光量調整羽根と、この第2の光量調整羽根を開閉動する第2の駆動手段とを備える。そして上記第1の駆動手段は、上記露光開口の内側周縁に配置されるリング形状の磁石ロータ及びこの磁石ロータと略同一径のリング形状に巻回された励磁コイルで構成する。また、上記第2の駆動手段は、上記露光開口の外側周縁の一部に配置される磁石ロータ及びこの磁石ロータと略同一径のリング形状に巻回された励磁コイルで構成する。そこで上記第1の駆動手段と第2の駆動手段とを上記基板に一方は磁石ロータ、励磁コイルの順に、他方は励磁コイル、磁石ロータの順にそれぞれ積層状に配置する。これによって請求項1の発明と同様に装置の小型化が達成され、同時に第1、第2の磁石ロータは同一の基板状に隣接して配置されても互いに磁気的に干渉することがない。
尚この請求項2の構成において前記第1の駆動手段及び/又は前記第2の駆動手段は、前記磁石ロータの周側面に異なる磁極を交互に複数形成すると共に、前記励磁コイルには生起した磁界をこの磁石ロータの磁極と対向する位置に誘導する誘磁部材を設けることによって装置全体を偏平状で薄型に構成することが出来る。
請求項1及び請求項2の構成において、前記第1の光量調整羽根を前記露光開口を開閉するシャッタ羽根で構成し、前記第2の光量調整羽根を前記露光開口の開口径を調整する絞り羽根で構成する。そして前記第1の駆動手段の出力トルクは前記第2の駆動手段の出力トルクより大きく設定する。これによって高速回転を要するシャッタ羽根は大径に構成される第1の駆動手段の磁石ロータと励磁コイルで駆動され、逆に緩慢な動作が許容される絞り羽根を駆動する第2の駆動手段はより小型に形成することが出来、これらを取付ける基板を必要以上に大型にする必要がない。
本発明は露光開口に配置した第1と第2の光量調節羽根の駆動手段をリング状の磁石ロータ及び励磁コイルと励磁コイルの磁界を磁石ロータの磁極に導く磁極ヨークとで構成し、リング形状の基板の内側周縁に第1の駆動手段の磁石ロータを、外側周縁の一部に第2の駆動手段の磁石ロータを配置したので、基板に2つの駆動手段が空スペース少なく効率的に配置され装置の小型化が可能である。特に第1の光量調整羽根をシャッタ羽根で構成し、その第1の駆動手段を露光開口の周囲に回動自在に配置した磁石ロータ、及びリング状の励磁コイルで構成すれば駆動部はリング状で比較的大きく形成され羽根を高速で開閉する十分な出力トルクが確保できる。
一方、第2の光量調整羽根を絞り羽根で構成し、その第2の駆動手段を基板の外側周縁の一部に回動自在に配置し、その磁石ロータと励磁コイルとを小型、小径に構成して絞り羽根を小トルクで開閉しても撮影機能に及ぼす影響は少ない。従って装置をより小型、コンパクトに構成することが可能である。
また第1と第2の駆動手段を基板に一方は磁石ロータ、励磁コイルの順で、他方は励磁コイル、磁石ロータの順で上下積層状に配置すれば磁石ロータが互いに隣り合って磁気的に干渉することがなく、安定した駆動回転が得られる。
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係わる光量調整装置の基板及び光量調整羽根の構造を示す組立分解図、図2は基板に取付けられる第1の駆動手段、図3は第2の駆動手段の構造を示す組立分解図である。
図1は本発明に係わる光量調整装置の基板及び光量調整羽根の構造を示す組立分解図、図2は基板に取付けられる第1の駆動手段、図3は第2の駆動手段の構造を示す組立分解図である。
カメラ装置などの光路に配置される光量調整装置EUは基板と、この基板に形成した露光開口A1に配置される第1の光量調整羽根B及び第2の光量調整羽根Dと、上記基板に取付けられ第1の光量調整羽根Bを開閉する第1の駆動手段MU1と第2の光量調整羽根Dを開閉する第2の駆動手段MU2とから構成される。
以下順次これを説明する。カメラ装置の鏡筒に組み込まれる基板は地板Aと押え板Eとこの地板Aに組み込む第1の光量調整羽根Bと第2の光量調整羽根Dとを仕切る中間板Cとを一体化して構成される。基板(以下地板A、中間板C、押え板Eを総称する)には中央に露光開口が地板Aに示すA1、中間板Cに示すC1、押え板Eに示すE1がそれぞれ同一径の穴で形成してある。地板Aは合成樹脂のモールド成形で後述する駆動装置を取付けるなど装置のベースフレームとしての強度に構成してある。この地板Aは図示のような中央に露光開口A1を設けた偏平なリング形状に形成され、その偏平面には羽根を支持する案内面A11と羽根を回動自在に支持する支軸A4が樹脂のモールド成形で一体に形成してある。
この案内面A11及び支軸A4はこれに保持する第1の光量調節羽根Bが3枚の羽根で構成されている関係でそれぞれ3個所に形成されている。各支軸A4の近傍に形成されているスリット孔A3は羽根と駆動手段との間の伝動ピン(後述)が嵌合する逃げ溝である。この地板Aにはフランジ部A2及びこれと連続するフランジA5が外周側縁に樹脂の一体成形で形成してあり、フランジ部A2は略円筒形状に、フランジA5はこのフランジから一部膨出した形状に構成されている。そして地板Aには羽根の案内面A11の背面側(図1下側)に第1と第2の駆動手段が組み込まれる。
次に第1の光量調節羽根Bはシャッタを構成し、以下シャッタ羽根と云うが図示のものは3枚の羽根部材B3で構成してある。この3枚の羽根部材B3はそれぞれ基端部に形成した孔B1を地板Aの支軸A4に嵌合して支持され案内面A11に沿って回動自在に支持されている。各羽根部材B3はそれぞれ隣接する縁部が上下に重なり合って先端部が露光開口A1に臨むように配置され、露光開口A1を全開にしたオープン位置と露光開口A1を全閉にしたクローズ位置との間で回動自在に支持されている。図示B2は各羽根部材B3に設けられた長孔で後述する第1の駆動手段の伝動ピンが係合する。
地板Aにシャッタ羽根Bを組み込んだ後、中間板Cが取付けられる。図示A10は地板Aに形成したビス穴であり、図示C4、C5は中間板Cに形成したビス穴で後述する押え板Eと中間板Cとはビスで地板Aに取付けられる。中間板Cは金属或いは樹脂の薄板で形成されシャッタ羽根Bと後述する絞り羽根Dとが互いに干渉しないように仕切板として設けられている。この中間板Cにも露光開口C1が形成してあり、この露光開口C1に臨む第2の光量調整羽根Dが次のように取付けられる。図示の第2の光量調整羽根Dは絞り羽根を構成し(以下絞り羽根と云う)、露光開口A1(C1)の口径を大小に調節する為、1枚若しくは数枚の組合せで開口A1に配置される。
図示のものは1枚の羽根で露光開口A1より小さい絞り開口D1を有する偏平板材(金属板或いは樹脂フィルム材)で基端部には地板Aに形成(植設)した支持ピンA9と係合する係合孔D3が設けてある。この絞り羽根Dは中間板C上に露光開口C1に進入した絞り位置と開口C1から退避した退避位置との間で移動可能に支持され、地板Aの支持ピンA9に係合孔D3が支持される。尚中間板Cには支持ピンA9が貫通する逃げ穴C3が形成してある。このように絞り羽根Dを中間板Cに支持することなく地板Aに支持ピンA9を介して支持したのは中間板Cを金属或いは合成樹脂の薄板で軟弱に構成することによって軽量かつ加工を容易にすることが可能である。絞り羽根Dには後述する第2の駆動手段の伝動レバーと係合するスリットD2と、シャッタ羽根Bの枚数に応じた伝動ピンF1先端の逃げ穴D4が形成してある。
以上、地板A、シャッタ羽根B、中間板C、絞り羽根Dの順に積み重ねられて組み込まれるが、地板Aと対向する押え板Eが絞り羽根Dの上に取付けられている。押え板Eは金属、樹脂などの薄板で形成され、露光開口E1と地板Aの支軸A4の逃げ穴E2、支持ピンA9の逃げ穴E3と後述する第2の伝動手段の伝動レバーの逃げ穴E4がそれぞれ設けられている。そして押え板Eは周縁の適宜個所(図示のものは3個所)に係止爪E5が設けてあり、この係止爪E5が地板Aのフランジ部A2に形成した係止孔(図示せず)に嵌合する。この嵌合は係止爪E5の弾性によって着脱可能に結合される。
また押え板Eには周縁部に数個所図示のものは2個所に折曲片E6が形成してありこの折曲片E6は地板Aの側壁(フランジ部A2)に形成した突起A8と嵌合する。この折曲片E6と地板Aの突起A8の嵌合と地板Aと押え板Eとは位置決めと同時に堅牢に固定され、更にビス穴E7及びビス穴C4、A10で押え板E、中間板C、地板Aは一体に固定される。従ってシャッタ羽根Bと絞り羽根Dとは地板Aと押え板Eとの間にそれぞれ回動自在に支持され、羽根相互は中間板Cによって干渉しないように区切られることとなる。
次に第1及び第2の光量調整羽根B、Dを開閉駆動する駆動手段について説明する。前記地板Aにはシャッタ羽根Bを組み込んだ面の背面(図1下側)に第1、第2の駆動手段MU1、MU2が取付けられ、第1の駆動手段MU1は第1の光量調整羽根(シャッタ羽根B)を、第2の駆動手段MU2は第2の光量調整羽根(絞り羽根D)を開閉駆動する。第1の駆動手段MU1は中央に空間を有する偏平リング状のロータ組とステータ組で構成される。ロータ組は図2のようにリング状に形成したマグネットGと伝動ピンF1を備えた駆動リングFを一体化して構成され、ステータ組はリング状に形成されたコイルボビンHとこれに巻回されたコイルIと、後述する誘磁片J4を備えたヨークJを一体化して構成される。
このロータ組及びステータ組はいずれも中央に中空部を有するリング形状に形成され、中空部は地板Aの露光開口A1より大きい径になっている。そこで駆動リングFは樹脂成形などでシャッタ羽根BのスリットB2に係合する伝動ピンF1が羽根枚数に応じて一体形成してある。一方リング状のマグネットGは例えばプラスチックマグネットを用い、駆動リングFと嵌合して一体化する。図示のものはNa−Fe−B系希土類の磁性粉とポリアミドなどの熱可塑性樹脂のバインダーとを混合して型で射出成形する。このようにプラスチックマグネットを用いたのはリング形状の加工が容易な為であり、熱結加工で形成しても良い。
そしてこのリング状の磁石は外周側面にN−S極が交互に複数着磁してあり、図示のものは外周を16等分してN極とS極とが形成されている。この着磁したリング状のマグネットGは駆動リングFと嵌合され接着剤で一体化される。このように両者を個別に形成して一体化したのは加工を容易にする為であり、プラスチック材料で両者を一体成形することも可能である。
次にステータ組はリング形状のコイルボビンHと、これに巻回するコイルIとヨークJで構成される。ボビンHは磁石ロータ(F及びG)と略同一外径に形成され周囲にはコイルを巻回するフランジH1とコイルIの口出線の端子ピンH3を有する端子部H4が一体に形成されている。このボビンHは樹脂モールド成形で形成され、その端面には磁石ロータを回動自在に支持する支持面H2が形成してある。これはリング状の磁石ロータを地板AとコイルボビンHとの間で回動自在に支持する為であり、その支持構造は後述する。励磁コイルIは上記ボビンHのフランジH1に周方向にリング状に巻回され、その巻数は線種と出力トルクとから設定する。この励磁コイルIは後述する第2の駆動手段M2の励磁コイルMより大きい出力トルクが得られるように巻線が構成されている。
このコイルIとボビンHとはコイルを巻回することによって両者は一体化され、ヨークJ内に収容されてステータ組を構成する。ヨークJは断コ字状の内筒J2と外筒J1と底部J3とを有する筒状体で構成される。そして底部J3に収容したコイルIに生起した磁界が外筒J1と内筒J2に伝播されるよう軟磁性材で構成され外筒J1は磁石ロータの外側周側面と対向する外側誘磁片J4を構成し、内筒J2は磁石ロータの内側周側面と対向する内側誘磁片J5を形成する。
この内側誘磁片J5と外側誘磁片J4とはコイルIに生起した磁界をリング状マグネットの磁極と対向する位置に誘導し、磁石ロータに回転力を付与する。従って磁石ロータF及びG(以下Gと記す)の周側面にはN−S磁極が交互に図示のものは16極に着磁してある関係から外側誘磁片J4は櫛歯状に複数設けられ磁石ロータGの磁極と対向し、この外側誘磁片J4と磁気回路を構成する内側誘磁片J5は円筒状に形成されている。
外側誘磁片J4の数は磁石ロータGの着磁分割数nの1/2(図示のものは8個)でその位置は円周方向に等間隔(360×2)/n度位置(図示のものは45度)に配置する。尚この外側誘磁片J4の数は必ずしも磁石ロータGの磁極数nの1/2にすることなく、例えばその数を1つ或いはそれ以上減らしても良い。この場合、出力トルクは落ちるがその減じたスペースを他の部品の配置に利用できる。このように外側誘磁片J4の数を減らした場合も残りの外側誘磁片J4は円筒方向に(360×2)/nの関係位置に配置する必要がある。
それぞれ一体化されたロータ組とステータ組は地板Aに次のように組み込まれる。地板Aにはシャッタ羽根Bを取付ける平坦面(案内面A11側)の背面側に露光開口A1と同一中心の環状フランジA12(図5参照)が樹脂の一体成形で設けてある。この環状フランジA12にステータ組を構成するヨークJが嵌合固定される。このフランジA12とヨークJとは図示しないが接着剤若しくはビスなどで固定する。
そしてこのヨークJにはコイルIを巻回したコイルボビンHがその底部J3に収容支持され接着剤などで固定されている。一方、駆動リングFに一体化された磁石ロータGには伝動ピンF1の端部に突起F3が設けられ、この突起先端がコイルボビンHの平坦面に形成された支持面H2(ロータガイド面)に摺動可能に支持されている。従って磁石ロータGはこれに形成された突起F3をステータに設けた支持面H2(ロータガイド面)に軸受されることによって回動自在に支持されている。この磁石ロータGの駆動リングF側は地板Aに形成した環状リブA13で支持されている。従って、磁石ロータGは地板Aとステータとの間に軸受支持され回動自在に組み込まれることとなる。尚磁石ロータGのガタつきを少なくする為には上記環状リブA13と係合する駆動リングFにV溝を形成するか、或いは突起F3が係合するコイルボビンHの支持面H4にV溝を形成すれば良い。
このように組み合わされた状態で第1の駆動手段MU1は地板Aに磁石ロータG、コイルIの順に積層状に配置されることとなる。また地板Aに取付けられた第1の駆動手段MU1は駆動リングFに植設された伝動ピンF1が地板Aのスリット孔A3を貫通してシャッタ羽根B3のスリットB2に嵌合する。従って磁石ロータGの回転は伝動ピンF1で各羽根部材に伝達されシャッタ羽根B3は支軸A4を中心に回動し露光開口A1を開閉することとなる。
次に第2の駆動手段MU2について説明すると、この駆動手段は円筒若しくは円柱形状の磁石N1と伝動アームN2とを一体化した磁石ロータNと、コイルM及びこのコイルMに生起した磁界を誘導する誘磁部材とを一体化したステータとから構成される。磁石ロータNはプラスチックマグネットで伝動アームN2とこのアーム先端の係合ピンN3と回転軸N4とを一体に樹脂成形で形成されている。そして磁石N1は円柱状の周側面がN−S2極に着磁されている。一方、ステータは誘磁部材Kとリング状のコイルボビンLとこのボビンに巻回されたコイルMで構成される。誘磁部材KはコイルボビンLを収納する底部と中心部に軸状の内側誘磁片K2と外周部に櫛歯状の外側誘磁片K3とを有する軟磁性材で円筒状に形成される。
コイルボビンLは樹脂で側面にコイルMを巻廻し、図示しないがコイルの線を結線する端子が一体に形成してある。そしてコイルを巻回したコイルボビンLは誘磁部材Kの底部に収納し接着剤で一体に固定する。この励磁コイルMは前述の第1の駆動手段MU1の励磁コイルIより小さい出力トルクとなるように巻線が構成されている。また、このコイルを巻回したコイルボビンLは磁石ロータNの磁石N1とほぼ同一外径に形成され、磁石ロータNとコイルMとが上下に積層状に並ぶように構成される。図示Oはシールドヨークで磁石ロータNの外周を覆うカップ形状に軟磁性材で形成してある。
そこでコイルMを巻回したコイルボビンLは誘磁部材K内部に収容され接着剤で一体化される。するとコイルMに生起する磁界は内側誘磁片K2と外側誘磁片K3との間に誘導される。磁石ロータNは外周側面にN−S2極が形成され、この磁極が外側誘磁片K3と対向し、これと直交する方向に伝動アームN2が位置するように磁石ロータNの回転軸N4の一方を内側誘磁片K2に形成した軸受孔に嵌合する。一方回転軸N4の他方(図3下側)はシールドヨークOに形成した軸受孔O2に嵌合する。そして外側誘磁片K3の先端をシールドヨークOの係止孔O1に嵌合して固定する。
このように一体化されユニット化された第2の駆動手段MU2は地板Aに設けた取付フックA6(図6参照)にステータ組の鍔部が嵌合固定される。尚この嵌合は取付フックA6の弾性変形によって着脱自在となる。このように構成された第2の駆動手段MU2の磁石ロータNは一体に形成された伝動アームN2の係合ピンN3が地板Aの逃げ溝A7を貫通し、絞り羽根Dに形成したスリット孔D2と嵌合し、ロータの回転によって絞り羽根Dを支軸A9を中心に回転する。
図4乃至図7は上記第1、第2の駆動手段MU1、MU2と基板(地板と押え板)との位置関係を示し、図4は平面図、図5はα−α断面、図6はβ−β断面、図7はγ−γ断面を示す。第1の駆動手段MU1は図5に示すように地板Aの露光開口A1と同一中心で磁石ロータFが回動するように環状フランジA12にヨークJを介して取付けられる。そしてシャッタ羽根B(第1の光量調整羽根)の枚数に応じた伝動ピンF1から磁石ロータNの回転は各羽根部材に伝達される。
一方、第2の駆動手段MU2は円盤形状の地板Aから一部膨出したフランジ部A5に取付けられ、磁石ロータNの伝動アームN2は図示β−βの方向に位置する。このように取付けられた各駆動手段は図7に示すように第1の駆動手段MU1は地板Aに磁石ロータF、励磁コイルIの順に積層状に配置される。また第2の駆動手段MU2は地板Aに励磁コイルM、磁石ロータNの順に配置される。
このように第1、第2の駆動手段MU1、MU2は磁石ロータと励磁コイルとが略々同一外径のリング状若しくは円柱状に偏平な形状で構成され、磁石とコイルとは積層状に配置される。このとき地板Aに対し第1、第2の駆動手段MU1、MU2はその一方が磁石、コイルの順に配置され、他方はコイル、磁石の順に配置されることとなる。従ってコイルに電流を供給して磁石ロータを回転しようとするときにこの磁石ロータの磁極を形成した周側面には他方の駆動装置のコイルが位置する為、同一の地板上に配置した2つの駆動手段は互いの磁石ロータが磁気的に干渉することがなく安定した駆動回転が得られる。
EU 光量調整装置
A 地板
B シャッタ羽根(第1の光量調整部材)
C 中間板
D 絞り羽根(第2の光量調整部材)
E 押え板
MU1 第1の駆動手段
F 駆動リング(磁石ロータ)
G マグネット
H コイルボビン
I コイル
J ヨーク
MU2 第2の駆動手段
K 誘磁部材
L コイルボビン
M コイル
N 磁石ロータ
O ヨーク
A 地板
B シャッタ羽根(第1の光量調整部材)
C 中間板
D 絞り羽根(第2の光量調整部材)
E 押え板
MU1 第1の駆動手段
F 駆動リング(磁石ロータ)
G マグネット
H コイルボビン
I コイル
J ヨーク
MU2 第2の駆動手段
K 誘磁部材
L コイルボビン
M コイル
N 磁石ロータ
O ヨーク
Claims (8)
- 中央に露光開口を有するリング形状の基板と、
上記露光開口に配置された第1の光量調整羽根と、
この第1の光量調整羽根を開閉動する第1の駆動手段と、
上記露光開口に配置された第2の光量調整羽根と、
この第2の光量調整羽根を開閉動する第2の駆動手段とを備え、
上記第1の駆動手段をリング形状に形成した磁石ロータ及び励磁コイルと、
この励磁コイルに生起した磁界を上記磁石ロータの周側面に形成した磁極と対向する位置に誘導する誘磁部材とで構成し、
第2の駆動手段を磁石ロータ及び励磁コイルと、
この励磁コイルに生起した磁界を上記磁石ロータの周側面に形成した磁極と対向する位置に誘導する誘磁部材とで構成し、
上記基板の露光開口の内側周縁に上記第1の駆動手段の磁石ロータと励磁コイルを、外側周縁の一部に上記第2の駆動手段の磁石ロータと励磁コイルをそれぞれ積層状に配置したことを特徴とする光量調整装置。 - 中央に露光開口を有するリング形状の基板と、
上記露光開口に配置された第1の光量調整羽根と、
この第1の光量調整羽根を開閉動する第1の駆動手段と、
上記露光開口に配置された第2の光量調整羽根と、
この第2の光量調整羽根を開閉動する第2の駆動手段とを備え、
上記第1の駆動手段は、上記露光開口の内側周縁に配置されるリング形状の磁石ロータ及びこの磁石ロータと略同一径のリング形状に巻回された励磁コイルで構成し、
上記第2の駆動手段は、上記露光開口の外側周縁の一部に配置される磁石ロータ及びこの磁石ロータと略同一径のリング形状に巻回された励磁コイルで構成し、
上記第1の駆動手段と第2の駆動手段とを上記基板に一方は磁石ロータ、励磁コイルの順に、
他方は励磁コイル、磁石ロータの順にそれぞれ積層状に配置したことを特徴とする光量調整装置。 - 前記第1の駆動手段及び/又は前記第2の駆動手段は、前記磁石ロータの周側面に異なる磁極が交互に複数形成されていると共に、
前記励磁コイルには生起した磁界をこの磁石ロータの磁極と対向する位置に誘導する誘磁部材が設けられていることを特徴とする請求項2記載の光量調整装置。 - 前記誘磁部材は前記磁石ロータの内側周側面と対向する内側誘磁片と前記磁石ロータの外側周側面と対向する外側誘磁片とを軟磁性材で一体に形成して構成され、
この外側誘磁片は櫛歯形状に複数形成されていることを特徴とする請求項1又は3記載の光量調整装置。 - 前記第1の光量調整羽根は前記露光開口を開閉するシャッタ羽根で構成され、
前記第2の光量調整羽根は前記露光開口の開口径を調整する絞り羽根で構成され、
前記第1の駆動手段の出力トルクは前記第2の駆動手段の出力トルクより大きく設定されていることを特徴とする請求項1乃至3記載の光量調整装置。 - 被写体からの光を結像する結像レンズと、
この結像レンズからの光を受光する撮像手段と、
上記被写体から結像レンズに至る光路に配置され中央に露光開口を有する基板と、
上記基板の露光開口に配置された第1の光量調整羽根と、
この第1の光量調整羽根を開閉動する第1の駆動手段と、
上記基板の露光開口に配置された第2の光量調整羽根と、
この第2の光量調整羽根を開閉動する第2の駆動手段とを備え、
上記第1の駆動手段は、リング形状に形成した磁石ロータ及び励磁コイルと、
この励磁コイルに生起した磁界を上記磁石ロータの周側面に形成した磁極と対向する位置に誘導する誘磁部材とで構成し、
第2の駆動手段は、磁石ロータ及び励磁コイルと、
この励磁コイルに生起した磁界を上記磁石ロータの周側面に形成した磁極と対向する位置に誘導する誘磁部材とで構成し、
上記基板の露光開口の内側周縁に上記第1の駆動手段の磁石ロータと励磁コイルを、外側周縁の一部に上記第2の駆動手段の磁石ロータと励磁コイルをそれぞれ積層状に配置したことを特徴とする撮像装置。 - 被写体からの光を結像する結像レンズと、
この結像レンズからの光を受光する撮像手段と、
上記被写体から結像レンズに至る光路に配置され中央に露光開口を有する基板と、
上記露光開口に配置された第1の光量調整羽根と、
この第1の光量調整羽根を開閉動する第1の駆動手段と、
上記露光開口に配置された第2の光量調整羽根と、
この第2の光量調整羽根を開閉動する第2の駆動手段とを備え、
上記第1の駆動手段は、上記露光開口の内側周縁に配置されるリング形状の磁石ロータ及びこの磁石ロータと略同一径のリング形状に巻回された励磁コイルで構成し、
上記第2の駆動手段は、上記露光開口の外側周縁の一部に配置される磁石ロータ及びこの磁石ロータと略同一径のリング形状に巻回された励磁コイルで構成し、
上記第1の駆動手段と第2の駆動手段とを上記基板に一方は磁石ロータ、励磁コイルの順に、
他方は励磁コイル、磁石ロータの順にそれぞれ積層状に配置したことを特徴とする撮像装置。 - 前記第1の光量調整羽根は前記露光開口を開閉するシャッタ羽根で構成され、
前記第2の光量調整羽根は前記露光開口の開口径を調整する絞り羽根で構成され、
前記第1の駆動手段の出力トルクは前記第2の駆動手段の出力トルクより大きく設定されていることを特徴とする請求項6又は7記載の撮像装置。
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