JP2006023330A - 複数の光学的特性を有する光学フィルタと気象観測への応用 - Google Patents
複数の光学的特性を有する光学フィルタと気象観測への応用 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 所定の間隔を有し、二枚の対向する第一及び第二の石英基板を備える光学フィルタであって、前記第一の石英基板の内面は、少なくとも二つの厚さの異なる、第一及び第二の反射膜を備える光学フィルタにより、上記課題は解決される。前記第一及び前記第二の反射膜は、それぞれ異なる光の周波数を選択的に透過させることを特徴とする。
【選択図】 図4
Description
図4は、本発明に係るエタロンフィルタの第一の実施形態を説明する図である。図4に示すように、一方の石英基板の内面には、ストライブ状に二分割された反射膜の態様を例示する。図4に示す第一のセクション210に配設される反射膜と第二のセクション220に配設される反射膜において、図3で説明したように、膜厚が相互に異なる反射膜が設けられる(図4(B)参照)。本発明に利用される反射膜の膜厚としては、以下のもの限定されるわけではないが、1000 nm 〜 2000 nm、好ましくは1000 nm 〜 1800 nm、より好ま
しくは1000 nm 〜 1750 nm である(ある程度、幅を持たせて記載しました。ご確認下さい。)。そして、第一のセクション210と第二のセクション220とに配設される反射膜の差としては、以下に限定されるわけではないが、1 nm 〜80 nm、 好ましくは10 nm 〜 75 nm 、より好ましくは 25 nm 〜 50 nm である。
図5は、本発明に係るエタロンフィルタの第二の実施形態を説明する図である。図5に示すように、一方の石英基板の内面には、ストライブ状に三分割された反射膜の態様を例示する。図5に示す第一のセクション310に配設される反射膜と、第二のセクション320に配設される反射膜と、第三のセクション330に配設される反射膜において、図3で説明したように、膜厚が相互に異なる反射膜が設けられる(図5(B)参照)。本発明において、反射膜の膜厚に関して、第一、第二および第三のセクションの順序に無関係に、反射膜の膜厚が相互に異なればよく、第一のセクション、第二のセクションおよび第三のセクションの順に、反射膜の厚さが増大してもよく、逆に減少してもよい。なお、図5に例示する態様では、第二のセクションの膜厚が他の第一および第三のセクションの膜厚よりも厚い構成であり、反射膜のみに注目すれば、凸状の形態の反射膜を備える光学フィルタを示す。
図6は、本発明に係るエタロンフィルタの第三の実施形態を説明する図である。図6に示す態様は、一方の石英基板の内面には、ストライブ状に三分割された反射膜の態様を例示する。図6に示す第一のセクション310に配設される反射膜と、第二のセクション320に配設される反射膜と、第三のセクション330に配設される反射膜において、図3で説明したように、膜厚が相互に異なる反射膜が設けられる(図6(B)参照)。なお、図6に例示する態様では、第二のセクションの膜厚が他の第一および第三のセクションの膜厚よりも薄い構成であり、反射膜のみに注目すれば、凹状の形態の反射膜を備える光学フィルタを示す。
図7は、本発明に係る光学フィルタの第三の実施形態について説明する。この第三の実施形態は、前示の第二の実施形態の変形例である。具体的には、円状の光学フィルタの中心点400を中心として、中心角毎に三分割した、第一のセクション410、第二のセクション420および第三のセクション430に設けられる反射膜の膜厚を変化させた実施形態を例示する。中心点400を中心として、第一、第二および第三のセクションを均等に三分割すると、中心角度は120度となるが、本発明による第三の実施形態では、必ずしも120度に限定されるものではない。
図9は、本発明に係るエタロンフィルタを適用したライダー気象観測システムを説明する図である。図1および図2で説明した受光ユニット20からの光ファイバー500から入射した上空大気からの後方散乱光は、レンズ510により平行光に変換されたのち、ビームスピリッタ512により二つの光束に分割される。
Claims (16)
- 所定の間隔を有し、対向して配設される第一及び第二の石英基板を備える光学フィルタであって、
前記第一の石英基板の内面は、少なくとも二つの厚さの異なる、第一及び第二の反射膜を備える、光学フィルタ。 - 前記第一及び前記第二の反射膜は、それぞれ異なる光の周波数を選択的に透過させる、請求項1に記載の光学フィルタ。
- 前記第二の石英基板の内面は、一定の膜厚の反射膜を備える、請求項1又は2に記載の光学フィルタ。
- 前記第一及び前記第二の反射膜は、ストライプ状に分割して形成されている、請求項1ないし3のうち何れか一項に記載の光学フィルタ。
- 前記第一及び前記第二の反射膜は、前記光学フィルタの中心角を中心として分割して形成されている、請求項1ないし3のうち何れか一項に記載の光学フィルタ。
- 前記第一及び第二の反射膜は、均等に分割されている、請求項1ないし5のうち何れか一項に記載の光学フィルタ。
- 前記第二の石英基板の内面には、前記第一及び第二の反射膜とは異なる厚さの反射膜を備える、請求項1ないし6のうち何れか一項に記載の光学フィルタ。
- 前記二枚の石英基板の外面には、反射防止膜を備える、請求項1ないし7のうち何れか一項に記載の光学フィルタ。
- 前記二枚の石英基板の外面の稜線は、平行に配置される、請求項1ないし8のうち何れか一項に記載の光学フィルタ。
- 前記二枚の石英基板は、スペーサを介して対向して配設される、請求項1ないし9のうち何れか一項に記載の光学フィルタ。
- 第一の石英基板を第二の石英基板を備える光学フィルタの製造方法であって、
(1)前記第一及び第二の石英基板の一方の表面を研磨する研磨工程と、
(2)前記第一の表面に、少なくとも二つの厚さの異なる反射膜を形成する形成工程と、
を含む製造方法。 - 前記研磨工程は、機械加工又はエッチングにより行われる、請求項11に記載の製造方法。
- 前記形成工程は、蒸着法により行われる、請求項11または12に記載の製造方法。
- 前記第一の石英基板の表面に設けた反射膜を内面にし、前記第二の石英基板の表面に設けた反射膜を内面に配するようにして、スペーサを介して所定の間隔に、前記第一及び第二の石英基板を配設する、請求項11ないし13のうち何れか一項に記載の製造方法。
- レーザ装置からの所定の中心周波数を有するパルス状のレーザ光を照射して、その反射光を観測する気象観測ライダーシステムであって、
観測される反射光を、前記レーザ光の波長帯域の光と、前記レーザ光の波長帯域以外の波長帯域の光とに分光する分光器と、
前記分光器によって分光された前記レーザ光の波長帯域の光を透過させる、請求項1ないし10のうち何れか一項に記載の光学フィルタと、
前記光学フィルタを透過した光を検出する光検出手段と、
を備える気象観測ライダーシステム。 - 請求項1ないし10のうち何れか一項に記載の光学フィルタを用いた、気象観測法。
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JP2004198778A JP2006023330A (ja) | 2004-07-06 | 2004-07-06 | 複数の光学的特性を有する光学フィルタと気象観測への応用 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101234899B1 (ko) * | 2010-12-13 | 2013-02-19 | 안예찬 | 미세유체측정을 위한 단층촬영방법 |
JP2013539533A (ja) * | 2010-07-26 | 2013-10-24 | ファロ テクノロジーズ インコーポレーテッド | 周囲環境を光学的に走査および測定するための装置 |
JP2018151379A (ja) * | 2017-02-08 | 2018-09-27 | ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッドHoneywell International Inc. | ウィスパリング・ギャラリー・モードに基づく距離分解エア・データ・システム |
CN110058253A (zh) * | 2019-04-28 | 2019-07-26 | 深圳力策科技有限公司 | 激光雷达 |
WO2020250651A1 (ja) * | 2019-06-10 | 2020-12-17 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | エアロゾル計測装置及びエアロゾル計測方法 |
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2004
- 2004-07-06 JP JP2004198778A patent/JP2006023330A/ja active Pending
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JP7507384B2 (ja) | 2019-06-10 | 2024-06-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | エアロゾル計測装置及びエアロゾル計測方法 |
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