JP2006020774A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】 ストップボタン等の操作性が向上するスロットマシンを提供する。
【解決手段】 スタートレバー41やストップボタン43〜45を前扉13の下端に横並び状に列設すると共に、貯留皿8が一体成形された上皿部材15の上縁に、上記スタートレバー41等を操作する手を乗せるハンドレスト部11を設けた。また、他の実施形態例として、上皿部材15の上縁に、係合溝20を当該上縁に沿って設けると共に、ハンドレスト部11a,11bの下面に、係合溝20に摺動可能に係合する係合凸片23を設け、ハンドレスト部11a,11bが上皿部材15の上縁に沿って摺動する構成が提案される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、遊技球を遊技媒体とするスロットマシンに関する。
既に、遊技媒体として遊技球を用いるスロットマシンはいくつか提案されている。かかるスロットマシンは、遊技媒体として通常使用されるメダルの替わりに、遊技球を遊技機に投入することにより回転ドラムが回転始動するものである。そして、回転始動した回転ドラムを遊技者が回転停止させ、所定の当り態様が表示されると、所定個数の遊技球が払い出される構成となっている。こうしたスロットマシンは、パチンコ機が取り付けられる遊技島にパチンコ機同様に取り付けることができ、パチンコ機とスロットマシンとを併存させて遊技者の利便性の向上を図ることができる。
ところで、このようなスロットマシンには、メダルを用いるスロットマシンと異なり、遊技球を貯留するための貯留皿が設けられている。この貯留皿は、遊技島から供給される等した遊技球を貯留するものであって、前枠の前面に取り付けられる上皿部材と一体成形されてなる構成が一般的である。そして、貯留された遊技球のうち所定個数の遊技球が、遊技機本体に設けられた球取込装置に賭球として取り込まれる構成となっている。また、かかるスロットマシンには、回転ドラムを回転始動させるためのスタートレバー、及び回転停止するためのストップボタン等(以下、遊技操作部という。)も備えられている。
ここで、貯留皿と遊技操作部の位置関係としては、二つの構成が提案されている。一つは、遊技操作部を、貯留皿が形成された前記上皿部材の前面に横並び状に配設する構成である(例えば、特許文献1参照)。もう一つは、遊技操作部を、貯留皿の上方位置に横並び状に配設する構成である(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−000626号公報 特開2002−191749号公報
上述の特許文献1にあっては、パチンコ機で用いられる上皿部材を流用でき、遊技島にパチンコ機と併存させた際に貯留皿の高さ位置を揃えることができる利点があると共に、メダルを用いるスロットマシンに倣って、遊技操作部を遊技者のほぼ胸の高さ位置にすることができるという利点がある。しかしながら、貯留皿が前枠の前方に位置し、上皿部材が前方に張り出していることから、遊技操作部が遊技者に近接することとなって、メダルを用いるスロットマシンに比して窮屈で操作性が悪いという問題がある。
一方、特許文献2にあっては、遊技操作部が上皿部材の前面にないため、上記問題が解決されそうにも思える。しかしながら、遊技者は、操作する腕や肘を貯留皿に引っ掛からないように宙に浮かせながら遊技操作部に手を伸ばさなければならず、遊技者の腕や肩に多大な負担がかかる問題がある。したがって、上述に示すいずれの構成においても、遊技操作部の操作性に問題がある。
また、特開2003−070967号公報に示されるように、遊技操作部を、上皿部材前面より後方位置で、かつ前枠前面よりはわずかに前方突出した突出部前面に設け、操作性を向上させる構成も提案されている。しかしながら、その遊技操作部の突出部が貯留皿の開口部を部分的に覆うこととなって貯留皿への球補給が困難となる問題がある。
また、特開2001−079139号公報には、遊技操作部を配設した操作テーブルに、遊技者の腕を乗せるためのスペースを設ける構成が開示されている。しかしながら、この開示構成は、遊技球を貯留する貯留皿を備えない構成のスロットマシンにかかるものであって、貯留皿が形成される上皿部材を備えたスロットマシンには適用できないという問題がある。
そこで、本発明は、上記問題を解消し得るスロットマシンを提供することを目的とする。
本発明は、遊技島に起立状に配設される外枠と、該外枠の前面開口部を覆う遊技機本体とからなり、該遊技機本体が、外周面に複数の図柄を具備した複数の回転ドラムと、回転ドラムが臨む窓口を具備し、かつ外枠の前面に開閉可能に枢設された前枠と、前枠の前方に突出して上方開口した、遊技媒体である遊技球を貯留する貯留皿と、前枠の前面で、貯留皿よりも上方位置に配設された、遊技者の操作により少なくとも回転ドラムを回転始動又は回転停止する遊技操作部とを備えたスロットマシンにおいて、前枠の前面に、貯留皿の前方を覆う貯留皿囲繞部材が設けられると共に、貯留皿囲繞部材の上縁に、遊技操作部を操作する手を乗せるハンドレスト部が設けられてなることを特徴とするスロットマシンである(請求項1)。ここで、前述の遊技操作部を操作する手には、腕、肘、又は手のひら等の肩から指先までのあらゆる部分が含まれる。
かかる構成とすることにより、遊技操作部を操作する手がハンドレスト部によって支持されるため、遊技者の腕や肩の負担が軽減され、遊技を長時間行うことができるようになる。また、かかる構成にあっては、腕全体を振って遊技操作部を叩くように操作する操作態様が排除され、遊技操作部への衝撃を減少させることができる。
また、貯留皿囲繞部材の上縁に、係合レールが当該上縁に沿って形成され、かつ該係合レールに摺動可能に係合する係合部がハンドレスト部に形成され、係合部が係合レール上を摺動することにより、ハンドレスト部が貯留皿囲繞部材の上縁に沿って摺動してなると共に、ハンドレスト部の摺動方向に沿って、複数の遊技操作部が列設されてなる構成が提案される(請求項2)。
かかる構成とすることにより、ハンドレスト部に手を乗せつつ、複数の遊技操作部を一連の動作で順次操作することが可能となり、身体的疲労を低減することが可能となると共に、操作を迅速に行うことが可能となる。さらに、ハンドレスト部の摺動に従って遊技操作部を操作すれば、操作手順の間違いを防止できることにもなる。また、ハンドレスト部の配設位置を基準にして遊技者が遊技する際の姿勢を決めることとなるため、遊技者がハンドレスト部周辺の一定の領域内で遊技することとなる。これにより、隣の遊技者に腕や肘がヒット(接触)してしまうことを低減できる。
また、遊技操作部が、前枠前面に連成された、水平面上、又は後方に向かって上方傾斜する上方傾斜面上に配設されてなる構成としても良い(請求項3)。
従来、遊技操作部は、ほぼ垂直に起立する壁面に配設される構成が一般的であった。しかし、本発明にかかる構成とすることにより、ハンドレスト部に乗せた手の、手首部分の曲げ角度を小さくすることができる。換言すれば、無理に手首を甲側に起こした状態で遊技操作部を操作する必要がなくなる。これにより、遊技操作部の操作性が向上することとなる。
また、前枠に、透明板が装着される前扉が開閉可能に枢設され、かつ、該前扉より下方に離間した位置に、貯留皿を備えた貯留皿囲繞部材が配設されると共に、前扉に、遊技操作部が設けられてなる構成としても良い(請求項4)。
かかる構成とすることにより、遊技操作部を操作することにより生じる振動が前扉で発生しても、別部材である貯留皿囲繞部材には伝達し難くいため、遊技操作部の操作に伴って貯留皿内の遊技球相互が衝突して不快な衝突音が発生したり、遊技球相互が一箇所に密集して球詰りが生じやすくなったりすることがない。
また、貯留皿囲繞部材に、連結腕部を後方へ突設し、前枠に設けられた、前後方向に貫通する貫通口に前記連結腕部を挿通し、かつ当該連結腕部を外枠に接続させて、貯留皿囲繞部材を前枠に保持してなる構成が提案される(請求項5)。
このように、貯留皿囲繞部材を外枠に接続させることにより、遊技者がハンドレスト部に手を乗せて貯留皿囲繞部材に体重をかけた場合であっても、その荷重に対抗して貯留皿囲繞部材を前枠に対して確実に安定して保持することが可能となる。
本発明のスロットマシンは、前枠の前面に設けられた貯留皿囲繞部材の上縁に、ハンドレスト部が設けられた構成としたため(請求項1)、遊技操作部を操作する手がハンドレスト部によって支持されて、遊技者の腕や肩の負担が軽減されて遊技操作部の操作性が向上する効果がある。また、腕全体を振って遊技操作部を叩くように操作することもなくなるため、遊技操作部への衝撃を減少させることができる利点もある。なお、本発明によれば、遊技操作部を前方に張り出した上皿部材の前面に配設する必要が無いため、窮屈で操作性が悪い、という問題を解決できる。また、本発明によれば、貯留皿の上方へ遊技操作部を突出させなくても操作性が良好であるため、その突出部によって貯留皿への球補給が困難となる、という問題も解決される。
また、ハンドレスト部が貯留皿囲繞部材の上縁に沿って摺動してなると共に、その摺動方向に沿って、複数の遊技操作部が列設されてなる構成とした場合は(請求項2)、ハンドレスト部に手を乗せつつ、複数の遊技操作部を一連の動作で順次操作することが可能となり、身体的疲労を低減することができ、かつ操作を迅速に行うことができる優れた効果を生ずる。さらに、ハンドレスト部の摺動に従って遊技操作部を操作することにより、操作手順の間違いを防止できる利点もある。また、ハンドレスト部の配設位置を基準にして遊技者が遊技する際の姿勢を決めることとなるため、遊技者がハンドレスト部周辺の一定の領域内で遊技することとなり、隣の遊技者に腕や肘がヒット(接触)してしまうことを低減できる効果がある。
また、遊技操作部が、前枠前面に連成された水平面上、又は上方傾斜面上に配設された構成とした場合は(請求項3)、ハンドレスト部に乗せた手を無理に甲側に曲げる必要が無くなり、遊技操作部の操作性が向上する利点がある。
また、前枠に貯留皿囲繞部材が開閉可能に枢設されると共に、前枠に枢設された前扉に、遊技操作部が設けられてなる構成とした場合は(請求項4)、遊技操作部を操作することにより生じる振動が前扉で発生しても、その振動は別部材である貯留皿囲繞部材には伝わり難いため、貯留皿内の遊技球相互が衝突して不快な衝突音が発生したり、遊技球相互が一箇所に密集して球詰りが生じやすくなったりすることがない利点がある。
また、貯留皿囲繞部材の側面に、連結腕部を後方へ突設し、当該連結腕部を外枠に接続させた構成とした場合は(請求項5)、遊技者がハンドレスト部に手を乗せて貯留皿囲繞部材に体重をかけた場合であっても、その荷重に対抗して貯留皿囲繞部材を前枠に対して確実に安定して保持することができる効果がある。
本発明にかかるスロットマシン1は、遊技媒体として遊技球を用いるものであり、パチンコ機用の遊技島に対してパチンコ機同様に取り付けられる。具体的には、このスロットマシン1は、図1,2に示されるように、遊技島に起立状に配設される矩形状の外枠2と、この外枠2の前面開口部を覆う遊技機本体3とで構成される。
前記遊技機本体3は、ヒンジ部材9を介して外枠2の前面に開閉可能に枢設される前枠4と、前枠4の後方位置に設けられた、三つの回転ドラム12a,12b,12cを具備している。
また、前枠4の前面側上半分には、透明板6が装着される前扉13が開閉可能に取り付けられており、前扉13の中央に形成された表示窓48、及び前枠4に形成された窓口47から回転ドラム12a〜12cや表示器19等が臨むことによって、遊技者が透明板6を介して回転ドラム12a〜12cの外周面に配設された図柄等を視認できるような構成となっている。
さらに、この前扉13の下端には、遊技者が操作する各種ボタン等(遊技操作部)が形成されている。具体的には、左から順に、スタートレバー41、ベットボタン42、左ストップボタン43、中ストップボタン44、及び右ストップボタン45が横並び状に設けられている。なお、前枠4には、スタートレバー41を配線するための配線穴49aと、ベットボタン42及びストップボタン43〜45を配線するための配線口49bとが貫通状に設けられている。
ここで、ベットボタン42は、賭数単位を決定するものであり、後述するように、このボタン操作により貯留皿8内の遊技球が所定個数だけ自動的に遊技機内へ取り込まれる。
また、スタートレバー41は、回転ドラム12a〜12cを回転始動するために用いるものであり、スタートレバー41を操作すると、これを契機として各回転ドラム12a〜12cに連繋された回胴装置(図示省略)が駆動開始し、これに伴って回転ドラム12a〜12cが前方に所定速度で回転する。
各ストップボタン43〜45は、回転ドラム12a〜12cを回転停止するために用いるものであり、回転ドラム12a〜12cの回転中にこれらのボタンを押圧操作すると、この操作タイミングに基づいて回胴装置が各ボタン43〜45に対応する回転ドラム12a〜12cを停止させる。なお、回転ドラム12a〜12cを回転始動、又は回転停止する構成は、従来構成を好適に用いることができる。
また、前枠4の前面側下半分には、金属板よりなる開閉パネル50(図3参照)が開閉可能に取り付けられている。そして、この開閉パネル50の前面には、合成樹脂材料からなる上皿部材15が固着されている。この上皿部材15は、前枠4の前方に突出して上方開口した貯留皿8が一体的に形成され、当該貯留皿8の前方及び下方を覆うような成形体となっている。この上皿部材15により、本発明にかかる貯留皿囲繞部材が構成される。
前記貯留皿8は、その内底面81が奥へ下方傾斜していると共に、最も奥の位置に、取込口85と球整列溝82とが設けられている(図3、4参照)。この球整列溝82は左右方向に形成されており、当該貯留皿8内に投入された遊技球は、この球整列溝82に流入して一列状に整列し、公知技術である球取込装置35により所定数(5個)を一単位として取り込まれて遊技島側へ排出される。
また、前枠4の最下位置には、球放出口(隠れて見えない)が形成され、この球放出口に臨むように補助貯留皿14が配設される。この球放出口は、前記貯留皿8の貯留空間と連通しており、貯留皿8が満杯である場合に、この球放出口を介して、貯留皿8の遊技球が補助貯留皿14内に流入する構成である。なお、貯留皿8及び補助貯留皿14へ遊技球を流入させる機構は、既存のパチンコ機の構成を好適に用いることができる。
かかる構成のスロットマシン1にあって、ベットボタン42を操作して賭け数を決定すると、これに応じて、いわゆる有効ライン数が確定する。そして、遊技者がスタートレバー41を押し下げると、各回転ドラム12a〜12cが回転始動する。これにより、透明板6を介して回転ドラム12a〜12c上の図柄が上方から下方へと移動するように視認される。そして、かかる状態で各ストップボタン43〜45を順にオン操作すると、各回転ドラム12a〜12cが順に回転停止する。このとき、いずれかの有効ライン上に同じ柄の図柄が並ぶと、当り組合せとなって、所定数の遊技球が貯留皿8に供出等される。
なお、前枠4に上皿部材15が開閉可能に枢設され、前枠4に枢設された前扉13に、ストップボタン43〜45等が設けられると、ボタン操作することにより生じる振動が上皿部材15には伝達し難くく、貯留皿8内の遊技球相互が衝突して不快な衝突音が発生したり、遊技球相互が一箇所に密集して球詰りが生じやすくなったりすることがない。
次に、本発明の要部について説明する。
本発明は、上皿部材15の上縁に、スタートレバー41や各ストップボタン43〜45を操作する手を乗せるハンドレスト部11が設けられていることを特徴としている。さらに詳述すると、図1〜4に示されるように、ゴム材料からなる縦断面矩形状のハンドレスト部11が、上皿部材15の上縁に沿って帯状に形成されている。かかる構成とすることにより、スタートレバー41や各ストップボタン43〜45を操作する手がハンドレスト部によって支持されるため、遊技者の腕や肩の負担が軽減されることとなる。
なお、ハンドレスト部11は、ゴム材料の他、スポンジ、低反発素材など柔軟性を有する素材が好適に用いられる。
また、ハンドレスト部11を上皿部材15の上縁に沿って摺動可能にした構成としても良い。以下、図5,6に従って説明する。なお、本実施形態例にあっては、一つの上皿部材15に、二つのハンドレスト部(第一ハンドレスト部11aと第二ハンドレスト部11b)が設けられている。
図5,6に示されるように、上皿部材15の上縁に、係合溝20が当該上縁に沿って貫通状に形成されている。そして、ハンドレスト部11a,11bの下面に垂下された係合凸片23がこの係合溝20内に挿通されている。さらに、この係合凸片23の先端に、係合溝20の溝幅より幅広の係止板21が固着され、ハンドレスト部11a,11bが係合溝20から離脱してしまうことを防止している。なお、ハンドレスト部11a,11bの下面と上皿部材15の上面との間には、円滑化を図るべく、ベアリング24が介在している。
かかる構成とすることにより、ハンドレスト部11a,11bに手を乗せつつ例えば左右方向に摺動させ、スタートレバー41や各ストップボタン43〜45を一連の動作で順次操作することが可能となる。なお、本実施形態例にかかる係合溝20により、本発明にかかる係合レールが構成され、係合凸片23及び係止板21により、本発明にかかる係合部が構成される。
ここで、ハンドレスト部11を上皿部材15に対して摺動可能にする構成は、様々な態様が提案される。すなわち、上記した構成に代えて、上皿部材15の上縁に凸状の係合レールを上皿部材15と一体的に設け、これに摺動可能に係合する凹状の係合部をハンドレスト部11に設ける構成としても勿論良い。また、係合レールを上皿部材15と別部材で構成しても勿論良い。
また、図7,8に示されるように、スタートレバー41や各ストップボタン43〜45等を、前枠4の前面にある前扉13の下端に形成された凹部18内の、後方に向かって上方傾斜する遊技操作部設置用上方傾斜面17上に配設した構成が提案される。このように、前枠4の前面に連成された上方傾斜面17上にボタン等を配設する構成とすることにより、ボタン操作時にあって、ハンドレスト部11に乗せた手の、手首部分の曲げ角度を小さくすることができる。なお、別の実施形態例として、前記上方傾斜面17を遊技操作部設置用水平面(図示省略)としても良い。かかる構成にとしても、手首部分の曲げ角度を小さくすることができる。
また、別の実施形態例が提案される。これまでに述べた構成と共通する部分は、説明を簡略し、又は省略する。
図9に示されるスロットマシン1は、前枠4に対して開閉する上皿部材15に代えて、カバー部材49が前枠4に対して脱着可能に配設される構成である。
図10に示されるように、前枠4の背面には、ヒンジ部材10を介して裏機構板5が開閉可能に枢設されている。この裏機構板5は、合成樹脂材料からなり、回転ドラム12a〜12cを視認可能とする裏機構板窓口51が中央に形成される。また、その前面又は背面には、遊技球が通過する球通路(図示省略)や電子回路が組み込まれた基板(図示省略)が複数備え付けられる。
また、図9に示されるように、前記表示窓48の直下位置には、遊技球を貯留する貯留皿8(隠れて見えない)の球投入開口部30が開口している。そして、この球投入開口部30を介して、前枠4の裏面側にある貯留皿8に遊技球を投入することができる。なお、この貯留皿8については後で再度詳述する。
さらに、この貯留皿8の球投入開口部30の前方には、当該貯留皿8の前面を覆うようにして、ほぼ直方体状のカバー部材49が配設されている。このカバー部材49については後で再度詳述する。
また、前枠4の最下位置には、補助貯留皿14が配設される。
図10に示されるように、上述の前枠4には、窓口47の直下位置に貫通装着口46が形成されている。この貫通装着口46は、前後方向に貫通しており、横長矩形状に形成されている。なお、かかる貫通装着口46が形成される位置は、遊技者のほぼ胸の高さ位置に相当する。
一方、前記裏機構板5の裏機構板窓口51内に、裏機構板面から前後方向に突出するようにして貯留皿8が載置されている。さらに詳述すると、この貯留皿8は合成樹脂材料からなり、内底面81と、これを囲繞する皿壁80とで構成されている。そして、貯留皿8の横幅(長手方向)が、裏機構板窓口51の開口幅と同一に設定されており、貯留皿8が裏機構板窓口51にはめ込まれて固着されている。なお、裏機構板5の外底面は裏機構板窓口51の下縁に当接している。そして、いわゆるクレジット数が所定の上限数を超えた場合に、皿壁80に開口した球供給口83を介して当該貯留空間に遊技球が払い出される構成となっている。
また、その内底面81には、取込口85(図13参照)が形成されており、貯留された遊技球が所定個数を一単位として当該取込口85を介して遊技島の球回収装置(図示省略)に排出される。なお、貯留皿8が備えられる高さ位置は、遊技者のほぼ胸の高さ位置に相当する。
このように、貯留皿8が裏機構板5に跨るように前後方向にはみ出して保持された構成にあって、前枠4と裏機構板5とを遮閉状態とすると、図11,12に示されるように、前方突出した貯留皿8の突出部分が前枠4の貫通装着口46を貫通し、前枠4の前面から貯留皿8の前縁が露出することとなる。そして、この前枠4の前方で上方に開口した部位が、カバー部材49の切欠部33に位置し、遊技者が遊技球を貯留空間に投入することを可能にする前記球投入開口部30となる。
さらに、図10等に示されるように、カバー部材49の両側縁に、それぞれ可撓性の弾性連結腕部55,55を後方突設した構成が提案される。そして、各弾性連結腕部55の先端に、側方に突出した係合爪55aを形成している。
一方、貫通装着口46の内側面と、これに連成する外枠2の内側面とが面一状となるように貫通装着口46の横幅を設定している。また、裏機構板5の左右の外側縁には、側方が開放した貫通口56が形成されている。
ここで、弾性連結腕部55,55相互の離間距離は、貫通装着口46の横幅とほぼ同じとし、カバー部材49を、弾性連結腕部55,55から貫通装着口46へ挿入すると、両係合爪55a,55aが貫通装着口46の内側面に当接して、弾性連結腕部55,55がわずかに内方に湾曲するようにしている。そして、この付勢力に抗してさらにカバー部材49を圧入すると、弾性連結腕部55が裏機構板5の貫通口56を通過し、図11,12に示されるように、カバー部材49の背面が前枠4の前面に当接する位置で、係合爪55aが外枠2の後方に抜き出て弾性連結腕部55の弾縮が解除され、外枠2の背面に、係合爪55a,55aが内側から係合することとなる。これにより、カバー部材49が前枠4に対して保持されることとなる。一方、カバー部材49を前枠4から離脱させるときは、係合爪55a,55aの係合を解除して、カバー部材49を貫通装着口46から抜き出すこととなる。なお、カバー部材49の弾性連結腕部55は、可撓性の金属材料で構成するのが好適である。
なお、本実施形態例にかかる弾性連結腕部55により、本発明にかかる連結腕部が構成される。また、本実施形態例にかかる貫通装着口46により、本発明にかかる前枠の貫通口を構成している。また、カバー部材49により、本発明にかかる貯留皿囲繞部材が構成される。
なお、図10〜13に示されるように、貯留空間に投入された遊技球は、この球整列溝82に流入して一列状に整列し、この球整列溝82の右端に形成された取込口85から、所定数(5個)を一単位として後述の取込球通過用樋部材69に取り込まれることとなる。
また、取込口85には、補助貯留皿14に連通する球抜用樋部材84が配設されている。この球抜用樋部材84は、球整列溝82の先頭の遊技球を臨む位置に開口しており、当該開口部に開閉可能に設けられた開閉部材88の開閉制御により、適時に補助貯留皿14へ排出することができる構成となっている。
また、図15に示されるように、貯留皿8の外底面からは、樹脂部材により構成されるモータ台座62が垂下され、図14,15に示されるように、このモータ台座62に、スプロケット71を回転駆動する取込モータ72が固着されている。
前記スプロケット71は、その周部に、遊技球一個を収容可能な凹部70を三つ等間隔に備え、各凹部70の間を、遊技球を係止する係止部73とするものである。そして、このスプロケット71が、図15に示されるように、中心に形成された軸孔74が取込モータ72の回転軸75に軸着され、取込口85の直下に位置している。
かかる構成にあって、ステッピングモータからなる取込モータ72が、所定制御信号に応じた回転角度でスプロケット71を回転駆動させると、順次その凹部70に球整列溝82に整列する遊技球が収容され、取込口85に配設された取込球通過用樋部材69に送り込まれる。そして、遊技球は、取込球通過用樋部材69の案内作用によって、遊技機本体3の背面に案内されて、遊技島の球回収装置へと排出される。なお、スプロケット71及び取込モータ72により球取込装置35が構成される。
なお、本実施形態例は、本発明の主旨に逸脱しない限り、様々な態様が提案され得る。例えば、前枠4の窓口47、貫通装着口46、及び貫通口56は、それぞれ四方が囲繞されたものであっても良いし、側方に一部切欠されたものであっても良い。
スロットマシン1の正面図である。 スロットマシン1の分解斜視図である。 スロットマシン1の部分縦断側面図である。 スロットマシン1の横断平面図である。 摺動可能なハンドレスト部11a,11bを備えたスロットマシン1の部分縦断側面図である。 摺動可能なハンドレスト部11a,11bを備えたスロットマシン1の横断平面図である。 上方傾斜面17を備えたスロットマシン1の正面図である。 上方傾斜面17を備えたスロットマシン1の部分縦断側面図である。 カバー部材49を備えたスロットマシン1の斜視図である。 カバー部材49を備えたスロットマシン1の分解斜視図である。 カバー部材49を備えたスロットマシン1の横断平面図である。 カバー部材49を備えたスロットマシン1の縦断側面図である。 図11に係るB部の拡大図である。 球取込装置35、球整列溝82、及び取込口85の配置関係を示す縦断正面図である。 球取込装置35、球整列溝82、及び取込口85の配置関係を示す縦断側面図である。
符号の説明
1 スロットマシン
2 外枠
3 遊技機本体
4 前枠
6 透明板
8 貯留皿
11,11a,11b ハンドレスト部
12a,12b,12c 回転ドラム
13 前扉
15 上皿部材
17 上方傾斜面
20 係合溝
21 係止板
23 係合凸片
41 スタートレバー
42 ベットボタン
43 左ストップボタン
44 中ストップボタン
45 右ストップボタン
46 貫通装着口
47 窓口
49 カバー部材
55 弾性連結腕部
55a 係合爪
56 貫通口

Claims (5)

  1. 遊技島に起立状に配設される外枠と、該外枠の前面開口部を覆う遊技機本体とからなり、
    該遊技機本体が、
    外周面に複数の図柄を具備した複数の回転ドラムと、
    回転ドラムが臨む窓口を具備し、かつ外枠の前面に開閉可能に枢設された前枠と、
    前枠の前方に突出して上方開口した、遊技媒体である遊技球を貯留する貯留皿と、
    前枠の前面で、貯留皿よりも上方位置に配設された、遊技者の操作により少なくとも回転ドラムを回転始動又は回転停止する遊技操作部と
    を備えたスロットマシンにおいて、
    前枠の前面に、貯留皿の前方を覆う貯留皿囲繞部材が設けられると共に、
    貯留皿囲繞部材の上縁に、遊技操作部を操作する手を乗せるハンドレスト部が設けられてなることを特徴とするスロットマシン。
  2. 貯留皿囲繞部材の上縁に、係合レールが当該上縁に沿って形成され、
    かつ該係合レールに摺動可能に係合する係合部がハンドレスト部に形成され、
    係合部が係合レール上を摺動することにより、ハンドレスト部が貯留皿囲繞部材の上縁に沿って摺動してなると共に、
    ハンドレスト部の摺動方向に沿って、複数の遊技操作部が列設されてなることを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。
  3. 遊技操作部が、
    前枠前面に連成された、水平面上、又は後方に向かって上方傾斜する上方傾斜面上に配設されてなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のスロットマシン。
  4. 前枠に、透明板が装着される前扉が開閉可能に枢設され、かつ、該前扉より下方に離間した位置に、貯留皿を備えた貯留皿囲繞部材が配設されると共に、
    前扉に、遊技操作部が設けられてなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のスロットマシン。
  5. 貯留皿囲繞部材に、連結腕部を後方へ突設し、
    前枠に設けられた、前後方向に貫通する貫通口に前記連結腕部を挿通し、かつ当該連結腕部を外枠に接続させて、貯留皿囲繞部材を前枠に保持してなることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のスロットマシン。
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