JP2006014859A - Standing up assisting apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、着座状態の要介助者の身体を持ち上げて要介助者を起立させ、且つ要介助者の起立状態を維持させる起立補助装置に関する。 The present invention relates to a standing assistance device that raises the body of a person requiring assistance in a sitting state to erect the person requiring assistance and maintains the standing state of the person requiring assistance.
今日、足の不自由な要介助者の起立を補助する起立補助装置が多数提供されている。一般に、起立補助装置は、フロア上に置かれた基台と、該基台に立設された支柱と、支柱に沿って昇降する昇降部材と、昇降部材から張り出されたアームと、アームに取り付けられて要介助者の胸部を支持するホルダーとからなり、昇降部材を上方に移動させることでホルダーを上昇させ、ホルダーに保持された要介助者の身体を持ち上げるものである(例えば、特許文献1参照)。 Today, a large number of standing assistance devices are provided to assist standing people who need assistance with their feet. In general, a standing assist device includes a base placed on a floor, a support erected on the base, an elevating member that moves up and down along the support, an arm protruding from the elevating member, and an arm. It consists of a holder that is attached and supports the chest of the person requiring assistance. The holder is raised by moving the lifting member upward, and the body of the person requiring assistance held by the holder is lifted (for example, Patent Document 1).
ところで、起立した際の要介助者の重心投影点が要介助者の足の位置より後方に位置すると、要介助者が後方に倒れてしまうため、起立した時の要介助者が若干前傾姿勢になるようにする必要がある。したがって、近年、基台に要介助者の足を載せる足載せ台が前後方向に移動可能に取り付けられた起立補助装置が提案されている。この起立補助装置によれば、昇降部材を上昇させて要介助者を起立させる際に、足載せ台を後方に移動させることで、起立した際の要介助者の足位置が要介助者の重心投影点と同じ或いは後方に位置するようになるため、安定した状態で要介助者を起立させることができる。
しかしながら、上記した従来の起立補助装置では、足載せ台が前後方向に移動している際に要介助者の足が足載せ台から外れる虞があるという問題が存在する。要介助者の足が足載せ台から外れると、足載せ台と基台との間に挟まれる虞があるため、足載せ台が前後方向に移動させる際は要介助者の足が足載せ台上から外れないように相当の注意を払うことが必要である。 However, in the above-described conventional standing assisting device, there is a problem that when the footrest is moving in the front-rear direction, the feet of the person requiring assistance may come off the footrest. If the foot of the person requiring assistance is removed from the footrest, the foot of the person requiring assistance may be caught between the footrest and the base. It is necessary to pay considerable attention not to deviate from the above.
本発明は、上記した従来の問題が考慮されたものであり、足載せ台を前後方向に移動させている最中に、要介助者の足が足載せ台上から外れて挟まれることがない起立補助装置を提供することを目的とし、安全性を向上させた起立補助装置を提供することを目的している。 In the present invention, the above-described conventional problems are taken into consideration, and the foot of the person requiring assistance is not separated from the footrest while the footrest is being moved in the front-rear direction. An object of the present invention is to provide a stand-up assisting device with an object of providing a stand-up assisting device with improved safety.
請求項1記載の発明は、要介助者の身体を支えて該要介助者を着座状態から起立状態にさせ、且つ起立状態を維持させる起立補助装置であって、前後方向に移動可能に配置されて前記要介助者の足が載せられる足載せ台が備えられ、該足載せ台上の足載せ位置の前方または側方には、前記要介助者の足が前記足載せ台から外れることを防止するガード部が設けられていることを特徴としている。
The invention according to
このような特徴により、足載せ台を移動させている最中に、要介助者の足が動いたり滑ったりしても、要介助者の足はガード部に当るため、要介助者の足が足載せ台上から外れることはない。 Because of these characteristics, even if the person requiring assistance moves or slips while the footrest is being moved, the person requiring assistance hits the guard part. It will not come off the footrest.
本発明に係る起立補助装置によれば、ガード部によって要介助者の足が足載せ台から外れることを防止でき、要介助者の足が挟まれることを防止することができる。よって、起立補助装置の安全性をより向上させることができる。 According to the standing assistance device according to the present invention, it is possible to prevent the guardian's foot from being detached from the footrest by the guard portion, and it is possible to prevent the assistant's foot from being pinched. Therefore, the safety of the standing assistance device can be further improved.
以下、本発明に係る起立補助装置の実施の形態について、図面に基いて説明する。図1は車椅子Yに着座している要介助者Xを着座状態から起立状態にさせるとともに要介助者Xの起立状態を維持させる起立補助装置1の側面図である。また、図2は起立補助装置1の下部の平面図である。なお、図1における左方向が起立補助装置1の前方向であり、右方向が起立補助装置1の後方向であり、奥行き方向が起立補助装置1の左右方向である。
DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, embodiments of a standing assistance apparatus according to the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a side view of a stand-
図1、図2に示すように、起立補助装置1の概略構成は、床F上に載置された基台2と、基台2上に立設された支柱3と、支柱3に挿装されて支柱3に沿って昇降する昇降部材4と、昇降部材4に張設されて後述するホルダー6を上下動させるアーム5と、アーム5の先端に接続されているとともに要介助者Xの胸部に取り付けられるホルダー6と、要介助者Xの足が載せられる前後方向に移動可能な足載せ台7と、要介助者Xを起立させる際に要介助者Xの膝が当接される膝当て部8とが備えられてなっている。
As shown in FIG. 1 and FIG. 2, the schematic configuration of the stand-up assisting
基台2は、起立補助装置1の前後方向に延在する角形鋼管9aと、起立補助装置1の左右方向に延在する角形鋼管9bとから構成されている。前後方向に延在する角形鋼管9aは、床Fの上方に二本平行に配設されており、左右方向に延在する角形鋼管9bは、前後方向に延在する二本の角形鋼管9aの前方部間に二本平行に架設されている。前後方向に延在する二本の角形鋼管9aの前方端にはL形金物10が付設されており、該L形金物10には、ストッパー機能が備えられた水平方向に回転自在の回転キャスター11が取り付けられている。また、前後方向に延在する二本の角形鋼管9aの後方端には、起立補助装置1の前後方向に転がるキャスター12が取り付けられている。
The
支柱3は、角形鋼管からなり、前方向に若干傾斜している。また、支柱3の下端部は、左右方向に延在する2本の角形鋼管9bの中央部上に設置された筒状のベース13aに固定されている。筒状のベース13aは、前後方向に延在されており、その前後端は開放されている。
The
昇降部材4は、支柱3に被せられた中空の筒材14と、支柱3の外側面上を転がる複数のローラー15と、筒材14を上下方向に移動させる第1のシリンダー(上下動機構)16とから構成されている。筒材14は上端が閉塞されて下端が開放されており、筒材14内には支柱3が緩挿されている。筒材14の下端部には2段に配設された複数のローラー15が取り付けられており、筒材14は支柱3に沿って移動自在に配置されている。第1のシリンダー16は、支柱3の前方に設置されており、支柱3と平行に配置されている。第1のシリンダー16には、シリンダー本体16aとシリンダー本体16aの上方に突出して往復移動するピストン16bとが備えられており、シリンダー本体16aの基端部は、ベース13の前端部に設けられた接合部17aに取り付けられ、ピストン16bの先端部は、筒材14の上端部に張設された接合部17bに取り付けられている。
The elevating member 4 includes a hollow
図3はアーム5及びホルダー6を表す平面図であり、図4はアーム5及びホルダー6を表す側面図である。図1,図3,図4に示すように、アーム5には、昇降部材4(筒材14)に張設されて後方に張り出された張出部18と、張出部18の先端に接合された伸縮部(伸縮手段)19と、アーム5の先端に付設された後述する連結部52の向きを調節する向き調節部(向き調節手段)20とが備えられている。
FIG. 3 is a plan view showing the
張出部18は、前後方向に水平に延在する角形鋼管からなり、張出部18の基端面には、筒材14にボルト接合されたフランジ18aが形成されている。張出部18の先端面にはL形金物18bが接合されており、L形金物18bには前後方向に延在する継手板18cが間隔をあけて2枚平行に接合されている。
The
伸縮部19は、前後方向に延在する芯部21と、芯部21に嵌合されて芯部21の軸方向に沿って前後方向に移動自在に取り付けられた移動部22と、移動部22を芯部21に固定するロック機構23とから構成されている。
The
芯部21は鋼管からなるものであり、芯部21の前方端にはフランジ21aが接合されており、フランジ21aには前後方向に延在する継手板21bが間隔をあけて2枚平行に接合されている。張出部18の継手板18c及び芯部21の継手板21bには、円形のピン孔がそれぞれ形成されており、ピン孔内には接合ピン26が挿通されており、さらに接合ピン26は芯部21の継手板21bにビス止めされている。つまり、張出部18と伸縮部19(芯部21)とはピン接合されており、伸縮部19は張出部18に鉛直方向に回転可能に取り付けられている。
The
移動部22は、芯部21より一回り大きい筒状のものであり、芯部21に隙間をあけて被せられている。芯部21の底面には、軸方向に延在するスリット21cが形成されており、移動部22の底部には、芯部21のスリット21c内に先端が挿入されたボルト24が付設されている。移動部22は、上記したボルト24によってスリット21cの延在方向に案内されて移動するとともに、ボルト24がスリット21cの両端に当接することで移動範囲が規制されている。
The moving
ロック機構23は、移動部22の上部に付設されたプランジャー25と、芯部21の上面に形成された複数のピン孔21dとから構成されている。プランジャー25には、上下動するピン25aが備えられており、ピン孔21dは、芯部21の軸方向に間隔をあけて複数形成されている。移動部22は、プランジャー25のピン25aがピン孔21d内に挿入されることでロックされる。
The
向き調節部(向き調節手段)20は、アーム5の先端に付設された後述する連結部52を鉛直方向に移動させる鉛直回転機構27と、連結部52を水平方向に移動させる水平回転機構28とから構成されている。
The orientation adjusting unit (orientation adjusting means) 20 includes a
鉛直回転機構27には、前後方向に延在して鉛直方向に回転自在に保持された回転部材29と、回転部材29を鉛直方向に付勢する付勢部材30とが備えられている。回転部材29は、移動部22の後端部の下方に配置されており、左右対称に2つ設けられている。回転部材29の中間部分には、水平方向(左右方向)に延在する回転軸31が挿通されており、回転軸31は、移動部22の後端部底面に垂設されたプレート32間に架設されている。付勢部材30は、移動部22の後端部の両側方に配置されており、下端部が回転部材29の前端部に接合されている。鉛直回転機構27は矩形のケース54内に収納されており、このケース54には、起立する際に要介助者Xが掴持するパイプハンドル55が付設されている。
The
回転部材29の後端部には、左右方向に張り出された第1の上肢体33が接合されており、第1の上肢体33の先端部には、水平回転機構28を介して第2の上肢体34が継手されている。水平回転機構28は、第1の上肢体33の先端面に接合された外筒部35と、外筒部35内に回転自在に挿装されているとともに上端が第2の上肢体34の一端部に接合されている芯部36とから構成されている。外筒部35の外周面には周方向に延在するスリット35aが形成されており、芯部36には前記スリット35aに挿入されるピン36aが付設されている。スリット35aは所定の長さで形成されており、第2の上肢体34が一定のところまで回転するとピン36aがスリット35aの端部に当接され、第2の上肢体34の回転は規制される。
A first
ホルダー6は、要介助者Xの胴体を左右から把持する把持部材37と、要介助者Xの胴体に巻き付けられる巻付部材38とから構成されている。
把持部材37は、要介助者Xの両脇下に2本平行に配置されて要介助者Xを支持する脇下支持部39と、脇下支持部39の下方に配置されて要介助者Xの胴体を左右から挟み込む胴体挟込部40とから構成されている。脇下支持部39は、前後方向に延在する丸管41の周りにスポンジ等の緩衝材42が被覆されてなっている。また、胴体挟込部40は、丸管41に垂設された略鉛直方向に延在する基板43の前後端にヒンジ44を介して羽板45がそれぞれ取り付けられ、且つ基板43及び前後の羽板45の内側面にスポンジ等の緩衝材46がそれぞれ被覆されてなっている。
The
Two
巻付部材38は、胴体挟込部40の外側から要介助者Xの胴体周りに巻回されたベルト47と、ベルト47の両端部を締結する締結金具48とから構成されている。ベルト47は、前後の羽板45の外側面にそれぞれ付設されたベルト通し49内にそれぞれ挿通され、要介助者Xの前方で締結金具48によって締め付けられる。また、要介助者Xの背中に対向するベルト47の内側面には、緩衝材50が付設されている。
The winding
上記した構成からなるアーム5とホルダー6とは、脱着手段51を介して連結されている。脱着手段51には、アーム5及びホルダー6にそれぞれ付設されて互いに対応する連結部52,53が備えられている。
The
アーム5側の連結部52は、一端が水平回転機構28を介して第1の上肢体33に継手された第2の上肢体34の他端に設けられている。アーム5側の連結部52は、第2の上肢体34に対して直角に接合された筒部56と、上端部が筒部56の上端から上方に突出しているピン57と、筒部56内に配置されてピン57下部に接合された付勢部材58と、ピン57に接続されたレバー59と、筒部56から張り出されたブラケット60間に架設されたバー部材61とから構成されている。レバー59は、L字状に屈曲された形状からなり、上端部が筒部56内に配置されているとともにピン57に接合され、下端部が筒部56外に張り出されて把手62が形成されている。ピン57は、付勢部材58によって常時上方に付勢されており、レバー59の下端部を下げることで下方に引き下げられる。
The connecting
ホルダー6側の連結部53は、脇下支持部39を構成する丸管41の前端に設けられている。ホルダー6側の連結部53には、アーム5側の連結部52のピン57が嵌入されるピン孔63が形成されたピン嵌入部64と、バー部材61が嵌入される欠込部65が形成されたバー嵌入部66とが備えられている。ピン嵌入部64は、丸管41の前端に直角に接合されたロッド67の上端に設けられており、バー嵌入部66は、ロッド67の下端に設けられている。ピン孔63は、ロッド67の上端から前方に張り出された水平板68に形成されており、この水平板68の下方には、ピン57をピン孔63に案内するガイド69が設けられている。ガイド69は、ハ字状に配置された2枚の鉛直板69aからなり、2枚の鉛直板69aは、ピン孔63の左右にそれぞれ設けられて前方向に拡がった状態に配置されている。
The connecting
図1,図2に示すように、足載せ台7は、左右方向に延在する角形鋼管9bの後方であって前後方向に延在する二本の角形鋼管9aの間に配置されており、平面形状矩形に形成されている。足載せ台7の前端部には、足載せ台7上の足載せ位置7aの前方に配置されたガード部70が備え付けられており、ガード部70によって要介助者Xの足が足載せ台7上から外れることを防止される。足載せ台7の両側部には、上方に立ち上げられた縁部71が形成されている。ガード部70は、上下端が前方に屈曲されているとともに下端部両側が張り出された板状ものであり、ガード部70の内側面(足載せ台7上に載せられた要介助者Xの足に対向する面)は、凹凸が無く平らに形成されている。また、ガード部70は、屈曲された下端部を足載せ台7の上面にボルト固定することで固定されており、足載せ台7に対して略垂直に立設されている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
足載せ台7の両側部に形成された縁部71の外側面には、鉛直方向に回転する第1のガイドローラー72と水平方向に回転する第2のガイドローラー73とがそれぞれ設けられている。第1,第2のガイドローラー72,73は、前後方向に延在する2本のレール74に嵌合されており、足載せ台7は、レール74に沿って前後に移動自在に配置されている。レール74は、前後方向に延在する二本の角形鋼管9aの互いに対向する内側面にそれぞれ設けられている。レール74は断面形状がコ字形の鋼材からなり、二本のレール74は凹状の面が対向するように設けられている。
A
足載せ台7の前方には、足載せ台7を前後方向に移動させる第2のシリンダー(前後移動機構)75が備えられている。第2のシリンダー75には、シリンダー本体75aとシリンダー本体75aの後側の端部から突出して水平方向に往復移動するピストン75bとが備えられている。シリンダー本体75aの先端部(後側の端部)は、左右方向に延在する2本の角形鋼管9bの中央部上に設置された筒状のベース13a内に固定されており、シリンダー本体75aの基端部(前側の端部)は、左右方向に延在する2本の角形鋼管9bの中央部から前方に張設されたベース13b上に固定されている。ピストン75bの先端部は、足載せ台7に備え付けられたガード部70に接合されている。
A second cylinder (front / rear movement mechanism) 75 that moves the
図5は膝当て部8を表す背面図であり、図6は膝当て部8を表す側面図である。図5,図6に示すように、膝当て部8は、左右方向に延在する帯状のものであり、足載せ台7上に両足を載せた要介助者Xの膝の前方に配置されている。膝当て部8は、回転可能なフレーム部77に支持されており、要介助者Xの膝に当接する位置から移動可能に設けられている。フレーム部77は、回転機構76を介して足載せ台7の前端両側にそれぞれ立設された支持部材78と、両側の支持部材78を繋ぐ繋ぎ部材79とからなっている。支持部材78は、ガード部70の両側に配置されており、上端部が後方に向かって屈曲した脚部パイプ80と、脚部パイプ80の上端面に直角に設けられた頭部パイプ81とから構成されている。頭部パイプ81には、両端が直角に屈曲されるとともに頭部パイプ81の外側面に接合された棒状の掛止部82が付設されており、膝当て部8は、両端が掛止部82にそれぞれ巻回されて掛止され、両側の支持部材78の頭部パイプ81間に略鉛直に配置された状態で架設されている。
FIG. 5 is a rear view showing the
回転機構76には、支持部材77の下端部に形成されて支持部材78の軸方向に延在する長孔83と、長孔83内に挿通された回転軸84と、支持部材78の下端に形成された凹部85と、回転軸84よりも前方に配置されて凹部85内に嵌合される嵌合部86とが備えられている。支持部材78は、回転軸84を中心に鉛直方向に回転可能に取り付けられているが、凹部85内に嵌合部86が嵌合されている状態では回転が規制されて要介助者Xの膝に当接する位置に固定される。また、凹部85内に嵌合部86が嵌合された状態の支持部材78は、長孔83に沿って押し上げることで凹部85が嵌合部86から外れ、回転軸84を中心に鉛直方向に回転可能となる。また、回転可能となった支持部材78は、前方向に回転させて、支持部材78の下端部を嵌合部86と側方に張り出されたガード部70の下端部との間に嵌め込むことで回転は規制される。
The rotation mechanism 76 includes a
次に、上記した構成からなる起立補助装置1の使用方法について説明する。
Next, the usage method of the standing
まず、図3,図4,図7に示すように、車椅子Yに着座している要介助者Xの身体にホルダー6を取り付ける工程を行なう。具体的には、締結金具48で締結されるベルト47の両端を解いた状態で、ホルダー6を要介助者Xの背後から要介助者Xの身体にあてがう。そして、ベルト47の両端を要介助者Xの胸部の前方で締結金具48によって締結し、要介助者Xの胸部をベルト47に密着させるとともに要介助者Xの両脇及び背中に緩衝材42,46,50を密着させてホルダー6を要介助者Xの身体に取り付ける。
First, as shown in FIGS. 3, 4, and 7, a process of attaching the
次に、図6,図7に示すように、車椅子Yに着座している要介助者Xを起立補助装置1の後方に配置する工程を行なう。具体的には、車椅子Yに着座している要介助者Xを起立補助装置1の後方まで移動させ、後方から起立補助装置1内に車椅子Yを入れる。このとき、第2のシリンダー75のピストン75bをシリンダー本体75a内に引っ込めた状態にし、足載せ台7を前方の位置に配置させておく。また、このとき、支持部材78の下端部を嵌合部86とガード部70の下端部との間に嵌め込み、フレーム部77の回転が規制された状態にし、膝当て部8を要介助者Xの膝から離れた位置に保持しておく。
Next, as shown in FIG. 6 and FIG. 7, a step of placing the person requiring assistance X sitting on the wheelchair Y behind the standing
次に、車椅子Yの踏板上に載せられた要介助者Xの足を足載せ台7上に載せ替えるとともに、膝当て部8を移動させて足載せ台7上に足が載せられた要介助者の膝に膝当て部8を当接させる工程を行なう。具体的には、まず、要介助者Xの足を車椅子Yの踏板上から離すとともに、車椅子Yの踏板を上方に折りたたみ、要介助者Xの足を足載せ台7上に載せる。次いで、フレーム部77を一旦長孔83に沿って上方に引っ張り上げて回転自在の状態にした後に、フレーム部77を回転させて後方に倒す。そして、凹部85内に嵌合部86を嵌合させ、フレーム部77の回転を規制した状態にし、膝当て部8を要介助者Xの膝に当接する位置に保持する。
Next, the person who needs helper X placed on the footboard of wheelchair Y is placed on the
また、図3,図4,図7に示すように、脱着手段51を介して要介助者Xの身体に取り付けられたホルダー6と、昇降部材4に張設されたアーム5とを連結する工程を行なう。具体的には、まず、アーム5が要介助者Xの身体に取り付けられたホルダー6と同じ高さになるように、第1のシリンダー16のピストン16bを動かして昇降部材4を昇降させる。次いで、アーム5側の連結部52がホルダー6側の連結部53と近い位置で対向するように、伸縮部19を伸縮させるとともに、向き調節部20でアーム5側の連結部52の向きを調節する。伸縮部19を伸縮させるには、移動部22を芯部21に沿って移動させ、移動部22が所定位置に配置されたところでロック機構23によって移動部22を固定し、アーム5側の連結部52の位置決めを行なう。また、向き調節部20は、鉛直回転機構27によって連結部52の上下方向の向きを調節し、水平回転機構28によって連結部52の左右方向の向きを調節する。次いで、アーム5側の連結部52のピン57をホルダー6側の連結部53のピン孔63内に嵌入させるとともに、アーム5側の連結部52のバー部材61をホルダー6側の連結部53の欠込部65内に嵌入させ、双方の連結部52,53を連結させる。
Also, as shown in FIGS. 3, 4, and 7, the step of connecting the
次に、図1,図2に示すように、要介助者Xに両手でパイプハンドル55を掴持させ、昇降部材4を上昇させて要介助者Xの身体を持ち上げるとともに足載せ台7を後方に移動させ、要介助者Xを起立させる工程を行なう。具体的には、第1のシリンダー16を稼動させて、ピストン16bを上方に突出させ、昇降部材4の筒材14を支柱3に沿って上方に押し上げる。筒材14が上方に移動すると、筒材14に張設されたアーム5は上方に移動するとともにアーム5に連結されたホルダー6も上方に移動する。ホルダー6が上方に移動することで、ホルダー6に取り付けられた要介助者Xの胴体部は持ち上げられて要介助者Xは起立する。このとき、第2のシリンダー75を稼動させてピストン75bを後方に突出させることで、ピストン75bの先端が取り付けられた足載せ台7を後方に押し出してレール74に沿って後方に移動させる。このように、昇降部材4は傾斜した支柱3に沿って上昇させて、アーム5及びホルダー6は斜め上方に移動させるとともに、足載せ台7を後方に移動させることで、要介助者Xの起立姿勢は後傾姿勢とならずに直立状態となり、安定した起立姿勢となる。
Next, as shown in FIG. 1 and FIG. 2, the person requiring assistance X grasps the pipe handle 55 with both hands, and the lifting member 4 is raised to lift the body of the person requiring assistance X and the
次に、上記した要介助者Xの起立姿勢を保ち、要介助者Xの着替えや車椅子Yの入れ替え等を行なった後に、要介助者Xに両手でパイプハンドル55を掴持させたままの状態で、昇降部材4を下降させて要介助者Xの身体を降ろすとともに足載せ台7を前方に移動させ、要介助者Xを車椅子Yに着座させる工程を行なう。具体的には、第1のシリンダー16を稼動させてピストン16bを下げ、昇降部材4の筒材14を支柱3に沿って下方に引き下げる。筒材14が下方に移動すると、筒材14に張設されたアーム5は下方に移動するとともにアーム5に連結されたホルダー6も下方に移動する。ホルダー6が下方に移動することで、ホルダー6に取り付けられた要介助者Xの胴体部は降ろされ、要介助者Xは車椅子Yに着座する。このとき、第2のシリンダー75を稼動させてピストン75bを前方に移動させ、ピストン75bの先端が取り付けられた足載せ台7を前方に引き戻してレール74に沿って前方に移動させる。
Next, after maintaining the above-mentioned standing posture of the person requiring assistance X and changing the person in need of assistance X or changing the wheelchair Y, the person who needs assistance X holds the pipe handle 55 with both hands. The elevating member 4 is lowered to lower the body of the person requiring assistance X and the
次に、図3,図4に示すように、脱着手段51を介して連結されたホルダー6とアーム5とを切り離す工程を行なう。具体的には、レバー59を下げることでアーム5側の連結部52のピン57を引き下げて、ピン57をピン孔63内から引き抜くとともに、ホルダー6が取り付けられた要介助者Xの胸部を若干後方に倒し、嵌合するホルダー6側の連結部53のバー嵌入部66とアーム5側の連結部52のバー部材61とを引き離す。
Next, as shown in FIGS. 3 and 4, a process of separating the
次に、図6,図7に示すように、足載せ台7上に載せられた要介助者Xの足を車椅子Yの踏板上に載せ替えるとともに、膝当て部8を移動させて要介助者の膝から離す工程を行なう。具体的には、要介助者Xの足を足載せ台7上から離すとともに、折りたたまれた車椅子Yの踏板を広げて、要介助者Xの足を車椅子Yの踏板上に載せる。また、フレーム部77を一旦長孔83に沿って上方に引っ張り上げ、嵌合された凹部85を嵌合部86から引き離して回転自在の状態にした後に、フレーム部77を前方に回転させる。そして、支持部材78の下端部を嵌合部86とガード部70の下端部との間に嵌め込み、フレーム部77の回転が規制された状態にし、膝当て部8を要介助者Xの膝から離れた位置に保持する。
Next, as shown in FIGS. 6 and 7, the foot of the person requiring assistance X placed on the
最後に、要介助者Xの身体に取り付けられたホルダー6を取り外す工程を行なう。具体的には、締結金具48で締結されるベルト47の両端を解き、ホルダー6を要介助者Xの胴体部から剥ぐ。
Finally, a process of removing the
上記した構成からなる起立補助装置1によれば、足載せ台7には、要介助者Xの足が足載せ台7から外れることを防止するガード部70が立設されているため、足載せ台7を移動させている最中に、要介助者Xの足が動いたり滑ったりしても、要介助者Xの足はガード部70に当って足載せ台7の外へ放り出されることはない。これによって、要介助者Xの足が足載せ台7と基台2との間に挟まれることを防止することができ、起立補助装置1の安全性をより向上させることができる。
According to the standing
以上、本発明に係る起立補助装置の実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、上記した実施の形態では、ガード部70が足載せ台7の前端部のみに立設されているが、本発明は、足載せ台の両側部にガード部をそれぞれ立設させて、足載せ台上の足載せ位置の周囲(後方は除く)を囲うようにガード部を設けてもよい。
As mentioned above, although embodiment of the standing assistance apparatus based on this invention was described, this invention is not limited to above-described embodiment, In the range which does not deviate from the meaning, it can change suitably. For example, in the above-described embodiment, the
また、上記した実施の形態では、ガード部70は足載せ台上に立設されているが、本発明は、膝当て部を支持するフレーム部にガード部を張り付けてもよく、或いは床上に載置された基台上にガード部を立設させてもよい。
In the embodiment described above, the
1 起立補助装置
7 足載せ台
7a 足載せ位置
70 ガード部
X 要介助者
1 Standing
Claims (1)
前後方向に移動可能に配置されて前記要介助者の足が載せられる足載せ台が備えられ、該足載せ台上の足載せ位置の前方または側方には、前記要介助者の足が前記足載せ台から外れることを防止するガード部が設けられていることを特徴とする起立補助装置。
A standing assistance device for supporting the body of a person requiring assistance, causing the person requiring assistance to rise from a sitting state, and maintaining the standing state,
A footrest that is movably arranged in the front-rear direction and on which the foot of the person requiring assistance is placed is provided, on the front or side of the footrest position on the footrest, the foot of the person requiring assistance is the footrest. A stand-up assisting device, comprising a guard portion for preventing the footrest from coming off.
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2004
- 2004-06-30 JP JP2004194418A patent/JP2006014859A/en active Pending
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