JP2006008972A5 - - Google Patents
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Description
【特許請求の範囲】
【請求項１】
ポリマー及び／またはプレポリマーと、多官能性架橋剤と、無機系微粒子とを含み、高エネルギー線照射により処理されてなることを特徴とする樹脂組成物。
【請求項２】
ゲル分率が、６０％以上であることを特徴とする請求項１記載の樹脂組成物。
【請求項３】
ポリマー及び／またはプレポリマーがポリ乳酸であることを特徴とする請求項１または２記載の樹脂組成物。
【請求項４】
３０−１２０℃までの平均熱膨張係数が高々５×１０−４であることを特徴とする請求項１〜３のいずれか１項記載の樹脂組成物。
【請求項５】
樹脂組成物を１３０℃で３０分間加熱した時の樹脂組成物の５５０ｎｍの光透過率が０．２ｍｍ厚み換算で少なくとも７０％であることを特徴とする請求項１〜４のいずれか１項記載の樹脂組成物。
【請求項６】
請求項１〜５のいずれか１項記載の樹脂組成物を押し出し成型、射出成型、トランスファー成型、シートモルド成型、粉末成型から選ばれる少なくとも１つの方法により成型することよりなる樹脂成型体。
【請求項７】
粒子状のペレット、押し出しシート、インフレーションフィルム、繊維状物、箱状物、筒状物、中空粒子状物、発泡成形体、射出成型体の中から選ばれる少なくとも１種である請求項６記載の樹脂成型体。
【請求項８】
成型体が０．２ｍｍ厚さ換算での５５０ｎｍの光の透過率が少なくとも８５％である請求項６または７記載の樹脂成型体。
【請求項９】
成型体を１３０℃空気中で３０分間熱処理した時の成型体の０．２ｍｍ厚さ換算での５５０ｎｍの光透過率が少なくとも６５％である請求項６〜８のいずれか１項記載の樹脂成型体。
【請求項１０】
成型体の３０−１２０℃での熱膨張率が高々５×１０−４であることを特徴とする請求項６〜９のいずれか１項記載の樹脂成型体。
【請求項１１】
ポリマー及び／又はプレポリマーと、多官能性架橋剤と、無機微粒子とを含むポリ乳酸樹脂組成物を溶融成型後、高エネルギー線照射を行うことを特徴とする樹脂成型体の製造方法。
【請求項１２】
ポリ乳酸樹脂組成物を溶融押し出し後に粒子状ペレット化し、該ペレットに高エネルギー線照射を行い、更に押し出し成型、射出成型、トランスファー成型、粉末成型から選ばれる少なくとも１つの方法により成型し、次いで再度高エネルギー線照射することを特徴とする請求項１１記載の樹脂成型体の製造方法。
【請求項１３】
２回目以降に行う高エネルギー線照射の線量が、少なくとも２０ＫＧｙであることを特徴とする請求項１２記載の樹脂成型体の製造方法。
【請求項１４】
高エネルギー線照射後に更に冷間或いは熱間で少なくとも０．１％の変形を与える処理を行うことを特徴とする請求項１１〜１３のいずれか１項記載の樹脂成型体の製造方法。
【請求項１】
ポリマー及び／またはプレポリマーと、多官能性架橋剤と、無機系微粒子とを含み、高エネルギー線照射により処理されてなることを特徴とする樹脂組成物。
【請求項２】
ゲル分率が、６０％以上であることを特徴とする請求項１記載の樹脂組成物。
【請求項３】
ポリマー及び／またはプレポリマーがポリ乳酸であることを特徴とする請求項１または２記載の樹脂組成物。
【請求項４】
３０−１２０℃までの平均熱膨張係数が高々５×１０−４であることを特徴とする請求項１〜３のいずれか１項記載の樹脂組成物。
【請求項５】
樹脂組成物を１３０℃で３０分間加熱した時の樹脂組成物の５５０ｎｍの光透過率が０．２ｍｍ厚み換算で少なくとも７０％であることを特徴とする請求項１〜４のいずれか１項記載の樹脂組成物。
【請求項６】
請求項１〜５のいずれか１項記載の樹脂組成物を押し出し成型、射出成型、トランスファー成型、シートモルド成型、粉末成型から選ばれる少なくとも１つの方法により成型することよりなる樹脂成型体。
【請求項７】
粒子状のペレット、押し出しシート、インフレーションフィルム、繊維状物、箱状物、筒状物、中空粒子状物、発泡成形体、射出成型体の中から選ばれる少なくとも１種である請求項６記載の樹脂成型体。
【請求項８】
成型体が０．２ｍｍ厚さ換算での５５０ｎｍの光の透過率が少なくとも８５％である請求項６または７記載の樹脂成型体。
【請求項９】
成型体を１３０℃空気中で３０分間熱処理した時の成型体の０．２ｍｍ厚さ換算での５５０ｎｍの光透過率が少なくとも６５％である請求項６〜８のいずれか１項記載の樹脂成型体。
【請求項１０】
成型体の３０−１２０℃での熱膨張率が高々５×１０−４であることを特徴とする請求項６〜９のいずれか１項記載の樹脂成型体。
【請求項１１】
ポリマー及び／又はプレポリマーと、多官能性架橋剤と、無機微粒子とを含むポリ乳酸樹脂組成物を溶融成型後、高エネルギー線照射を行うことを特徴とする樹脂成型体の製造方法。
【請求項１２】
ポリ乳酸樹脂組成物を溶融押し出し後に粒子状ペレット化し、該ペレットに高エネルギー線照射を行い、更に押し出し成型、射出成型、トランスファー成型、粉末成型から選ばれる少なくとも１つの方法により成型し、次いで再度高エネルギー線照射することを特徴とする請求項１１記載の樹脂成型体の製造方法。
【請求項１３】
２回目以降に行う高エネルギー線照射の線量が、少なくとも２０ＫＧｙであることを特徴とする請求項１２記載の樹脂成型体の製造方法。
【請求項１４】
高エネルギー線照射後に更に冷間或いは熱間で少なくとも０．１％の変形を与える処理を行うことを特徴とする請求項１１〜１３のいずれか１項記載の樹脂成型体の製造方法。
【００１３】
【課題を解決するための手段】
請求項１記載の樹脂組成物は、ポリマー及び／またはプレポリマーと、多官能性架橋剤と、無機系微粒子とを含み、高エネルギー線照射により処理されてなることを特徴としている。
【課題を解決するための手段】
請求項１記載の樹脂組成物は、ポリマー及び／またはプレポリマーと、多官能性架橋剤と、無機系微粒子とを含み、高エネルギー線照射により処理されてなることを特徴としている。
請求項２の樹脂組成物は、ゲル分率が、６０％以上であることを特徴としている。
請求項３の樹脂組成物は、ポリマー及び／またはプレポリマーがポリ乳酸であることを特徴としている。
請求項４の樹脂組成物は、３０−１２０℃までの平均熱膨張係数が高々５×１０−４であることを特徴としている。
請求項５の樹脂組成物は、樹脂組成物を１３０℃で３０分間加熱した時の樹脂組成物の５５０ｎｍの光透過率が０．２ｍｍ厚み換算で少なくとも７０％であることを特徴としている。請求項６の樹脂成型体は、請求項１〜４のいずれか１項記載の樹脂組成物を押し出し成型、射出成型、トランスファー成型、シートモルド成型、粉末成型から選ばれる少なくとも１つの方法により成型することよりなることを特徴としている。
請求項７記載の樹脂成型体は、粒子状のペレット、押し出しシート、インフレーションフィルム、繊維状物、箱状物、筒状物、中空粒子状物、発泡成形体、射出成型体の中から選ばれる少なくとも１種であることを特徴としている。
請求項８記載の樹脂成型体は、成型体が０．２ｍｍ厚さ換算での５５０ｎｍの光の透過率が少なくとも８５％であることを特徴としている。
請求項９記載の樹脂成型体は、成型体を１３０℃空気中で３０分熱処理した時の成型体の０．２ｍｍ厚さ換算での５５０ｎｍの光透過率が少なくとも６５％であることを特徴としている。
請求項１０記載の樹脂成型体は、成型体の３０−１２０℃での熱膨張率が高々５×１０−４であることを特徴としている。
請求項１１記載の樹脂成型体の製造方法は、ポリマー及び／又はプレポリマーと、多官能性架橋剤と、無機微粒子とを含むポリ乳酸樹脂組成物を溶融成型後、高エネルギー線照射を行うことを特徴としている。
請求項１２記載の樹脂成型体の製造方法は、ポリ乳酸樹脂組成物を溶融押し出し後に粒子状ペレット化し、該ペレットに高エネルギー線照射を行い、更に押し出し成型、射出成型、トランスファー成型、粉末成型から選ばれる少なくとも１つの方法により成型し、次いで再度高エネルギー線照射することを特徴としている。
請求項１３記載の樹脂成型体の製造方法は、２回目以降に行う高エネルギー線照射の線量が、少なくとも２０ＫＧｙであることを特徴としている。
請求項１４記載の樹脂成型体の製造方法は、高エネルギー線照射後に更に冷間或いは熱間で少なくとも０．１％の変形を与える処理を行うことを特徴としている。
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