JP2006007264A - 溶接用ワイヤ送給装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】リール軸を取付けたリール軸取付け部材の上端部及び下端部を折り曲げて、コの字状に形成して、これらの折り曲げた両面をボックス式ケースの天板内面及び底板内面にそれぞれ固定し、リール軸取付け部材の両側部の全体を、リール軸を取付けた面の裏面方向に折り曲げて、コの字状に形成して、かつ、これらの折り曲げた両先端部をケース側板内面と接触させて、リール軸取付け部材の裏面及び折り曲げた両側部とケースの天板及び底板及び側板とで密閉空間を形成する。そして、ワイヤ送給機構のワイヤ送給速度を制御する制御部を、密閉空間内に取付けた溶接用ワイヤ送給装置である。
【選択図】図1
Description
従来、この運搬に適した可搬式の溶接用ワイヤ送給装置が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)。
ワイヤリール8には、溶接ワイヤ11が予め所定量だけ巻かれていて、リール軸9に取付けている。溶接ワイヤ11の送給時には、リール軸9を中心軸としてワイヤリール8が回転可能である。
操作ツマミ17を調節することによって、溶接条件を設定する。
リール軸9をリール軸取付け部材の表面10aに取付けて、リール軸取付け部材の上端部10b及び下端部10cを折り曲げて、ボックス式のケース1のケース天板2及びケース底板6にそれぞれ固定している。
ワイヤリール8には溶接ワイヤ11が予め所定量だけ巻かれていて、リール軸9に取付けている。リール軸取付け部材10は、ワイヤリール8及びリール軸9を支持している。
その結果、制御部15上にも金属粉塵及びヒュームが堆積し、回路内の電気絶縁が破壊されて、故障が発生する不具合があった。
従って、制御部15にビニル袋等をかぶせる方法は、金属粉塵及びヒュームが浸入することを防止できない。
リール軸を表面に突出して取付けたリール軸取付け部材であってその上端部及び下端部を折り曲げてコの字状に形成してこれらの折り曲げた両面をボックス式ケースの天板内面及び底板内面にそれぞれ固定した前記リール軸取付け部材と、
ワイヤ送給機構と、
前記ワイヤ送給機構のワイヤ送給速度を制御する制御部とを前記ケース内に配置した溶接用ワイヤ送給装置において、
前記リール軸取付け部材の両側部の全体を前記リール軸を取付けた面の裏面方向に折り曲げてコの字状に形成してかつこれらの折り曲げた両先端部を前記ケース側板内面と接触させて前記リール軸取付け部材の裏面及び折り曲げた両側部と前記ケースの天板及び底板及び側板とで密閉空間を形成し、
前記制御部を前記密閉空間内に取付け、
前記リール軸取付け部材の板厚を薄くしたことを特徴とする溶接用ワイヤ送給装置である。
リール軸を表面に突出して取付けたリール軸取付け部材であってその上端部及び下端部を折り曲げてコの字状に形成してこれらの折り曲げた両面をボックス式ケースの天板内面及び底板内面にそれぞれ固定した前記リール軸取付け部材と、
ワイヤ送給機構と、
前記ワイヤ送給機構のワイヤ送給速度を制御する制御部とを前記ケース内に配置した溶接用ワイヤ送給装置において、
前記リール軸取付け部材の一方の側部の全体を前記リール軸を取付けた面の裏面方向に折り曲げてL字状に形成してかつこの折り曲げた先端部を前記ケース側板内面と接触させて折り曲げない側部の先端部を前記ケースの後板内面と接触させて前記リール軸取付け部材の裏面及び折り曲げた側部と前記ケースの天板及び底板及び側板及び後板とで密閉空間を形成し、
前記制御部を前記密閉空間内に取付け、
前記リール軸取付け部材の板厚を薄くしたことを特徴とする溶接用ワイヤ送給装置である。
発明の実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態1の溶接用ワイヤ送給装置の内部斜視図である。同図において、図3で示した従来技術と異なる個所は、リール軸取付け部材20と制御部15の取付け方法である。本発明の溶接用ワイヤ送給装置のその他の機能は、従来技術と同じであるので、図示及び説明を省略する。
リール軸9をリール軸取付け部材の表面20aに突出して取付けて、リール軸取付け部材の上端部20b及び下端部20cを折り曲げて、これらの折り曲げた両面20b、20cを、ケース天板2及びケース底板6にそれぞれ固定している。そして、リール軸取付け部材の両側部20d、20eの全体を、リール軸9を取付けた表面20aと反対側の裏面20f方向に折り曲げて、かつ、これらの折り曲げた両先端部を、ケース側板3a内面と接触させている。
そして、制御部15を、この密閉空間21内のリール軸取付け部材の裏面20fに取付けている。
溶接用ワイヤ送給装置に、市販の20Kg巻きのワイヤリールを使用することが多い。この場合、ワイヤリールを支持するリール軸取付け部材が大きく、かつ、この板厚が厚くなり、さらに、ケースも大きくなるために、溶接用ワイヤ送給装置の全重量は、30Kg以上となる。そのために、作業者が1人で運搬するには大変であり、多大な労力を要していた。
そこで、取付けるワイヤリールを、市販されている5Kg巻きのワイヤリールに限定することによって、ケースを小型化、かつ、軽量化にすることができる。
さらに、20Kg巻きのワイヤリールを使用するときに比べて、リール軸取付け部材の支持強度を小さくできるため、リール軸取付け部材の板厚を、20Kg巻きのワイヤリールを使用するときの2mmから1.2mmへ薄くすることができる。
図2は、本発明の実施の形態2の溶接用ワイヤ送給装置の内部斜視図である。同図において、図1で示した実施の形態1と異なる個所は、リール軸取付け部材24である。その他の機能は、実施の形態1と同じであるので、説明を省略する。
そして、制御部15をこの密閉空間25内のリール軸取付け部材の裏面24fに取付けている。
実施の形態2の溶接用ワイヤ送給装置は、上述した構成を有し、リール軸取付け部材の折り曲げていない側面をケース後板に接触させて、ケース内面の角を利用して密閉空間を形成している。
この結果、実施の形態1の溶接用ワイヤ送給装置が有する効果に加えて、実施の形態1よりもリール軸取付け部材によるリール軸の支持強度を増加させることができる。従って、リール軸取付け部材の板厚を、さらに薄くすることができ、溶接用ワイヤ送給装置全体の軽量化を、さらに図ることができる。
2 ケース天板
3a ケース側板
3b ケース側板
4 ケース前板
5 ケース後板
6 ケース底板
7 取手
8 ワイヤリール
9 リール軸
10 リール軸取付け部材
10a リール軸取付け部材の表面
10b リール軸取付け部材の上端部
10c リール軸取付け部材の下端部
11 溶接ワイヤ
12 ワイヤ送給機構
13 ワイヤ送給モータ
14a、14b ワイヤ送給ロール
15 トーチ接続部
15 制御部
16 制御部取付け板
17 操作ツマミ
20 リール取付け部材
20a リール取付け部材の表面
20b リール取付け部材の上端部
20c リール取付け部材の下端部
20d リール取付け部材の側部
20e リール取付け部材の側部
20f リール取付け部材の裏面
21 密閉空間
22 接続リード線
23 穴
24 リール軸取付け部材
24a リール軸取付け部材の表面
24b リール軸取付け部材の上端部
24c リール軸取付け部材の下端部
24d リール軸取付け部材の側部
24e リール軸取付け部材の側部
24f リール軸取付け部材の裏面
25 密閉空間
26 ゴムパッキン
27 トーチ接続部
Claims (2)
- リール軸を表面に突出して取付けたリール軸取付け部材であってその上端部及び下端部を折り曲げてコの字状に形成してこれらの折り曲げた両面をボックス式ケースの天板内面及び底板内面にそれぞれ固定した前記リール軸取付け部材と、
ワイヤ送給機構と、
前記ワイヤ送給機構のワイヤ送給速度を制御する制御部とを前記ケース内に配置した溶接用ワイヤ送給装置において、
前記リール軸取付け部材の両側部の全体を前記リール軸を取付けた面の裏面方向に折り曲げてコの字状に形成してかつこれらの折り曲げた両先端部を前記ケース側板内面と接触させて前記リール軸取付け部材の裏面及び折り曲げた両側部と前記ケースの天板及び底板及び側板とで密閉空間を形成し、
前記制御部を前記密閉空間内に取付け、
前記リール軸取付け部材の板厚を薄くしたことを特徴とする溶接用ワイヤ送給装置。 - リール軸を表面に突出して取付けたリール軸取付け部材であってその上端部及び下端部を折り曲げてコの字状に形成してこれらの折り曲げた両面をボックス式ケースの天板内面及び底板内面にそれぞれ固定した前記リール軸取付け部材と、
ワイヤ送給機構と、
前記ワイヤ送給機構のワイヤ送給速度を制御する制御部とを前記ケース内に配置した溶接用ワイヤ送給装置において、
前記リール軸取付け部材の一方の側部の全体を前記リール軸を取付けた面の裏面方向に折り曲げてL字状に形成してかつこの折り曲げた先端部を前記ケース側板内面と接触させて折り曲げない側部の先端部を前記ケースの後板内面と接触させて前記リール軸取付け部材の裏面及び折り曲げた側部と前記ケースの天板及び底板及び側板及び後板とで密閉空間を形成し、
前記制御部を前記密閉空間内に取付け、
前記リール軸取付け部材の板厚を薄くしたことを特徴とする溶接用ワイヤ送給装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013119116A (ja) * | 2011-12-09 | 2013-06-17 | Daihen Corp | 溶接ワイヤ送給装置 |
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2004
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