JP2006006534A - 遊技機の基板ケース構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 封止機構に工夫を凝らすことにより、ROMが実装される電気基板へのアクセスの痕跡の発見を容易にした、遊技機の基板ケース構造を提供する。
【解決手段】 遊技機の基板ケース構造を、開封されたときにその痕跡が残るように形成されたケースカバー411の固定部材414(415)と、遊技機に固定される基板ケース412に固定され、ケースカバー411の固定部材414(415)と対向する位置に、ケースカバー411を固定するときに使用される止めネジ420が貫通する穴を有する突出部材423を備えた制御基板413で構成する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、スロットマシンやパチンコ等の遊技機に用いて好適な、遊技機の基板ケース構造に関する。
遊技機用の基板ケースは、パチンコ球やメダルの衝突による破損などを防止するため、遊技を制御するプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)が実装された主制御基板を、遊技機に固定されるケース本体と、ケース本体を覆うケースカバーから成る基板ケースの内部に収納されている。
これら遊技機は、ROMに記録されたプログラムに基づき、入賞確率、あるいは賞球や払出しメダルの枚数などの遊技動作が制御される。上記したROMは、記録内容の破損などによる交換が必要となることがあり、この場合、基板そのものを交換せず、ROMのみ交換可能なように、ソケットなどを介して着脱が容易になるように基板に実装されている。
ところで、近年、遊技機に対し不正な行為を働く行為が問題になっており、例えば、スロットマシンの筐体を開け、主制御基板に取り付けられた正規のROMを、メーカーが製作したプログラムと異なるプログラムを記録した不正な改造ROMに交換してしまう不正行為が後を絶たない。
上記した不正行為を防止するため、従来、みだりにケースカバーが開放されないように、ケースカバーをケース本体にネジ止め固定し、さらには、正規のROMと外観上見分けがつかない不正なROMに交換されないように、封止部材を設け、ケースカバーが開放された痕跡が残るような工夫がなされている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−14907号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術によっても封止部材が巧妙に切断され、改造ROMに付け替えてしまう不正が依然として後を絶たず、特に、2つある封止部材のうち、遊技機に取り付けられているケース本体側の封止部材が切断された場合、その痕跡は残っても、管理者がその痕跡を即座に見つけにくく、発見が遅れ、被害を被ることがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、封止機構に工夫を凝らすことにより、ROMが実装される電気基板へのアクセスの痕跡の発見を容易にした、遊技機の基板ケース構造を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために本発明の遊技機の基板ケース構造は、ROMが実装された制御基板を収納し、遊技機に固定されるケース本体と、前記ケース本体を覆い、前記ケース本体に着脱自在に固定されるケースカバーと、前記ケースカバーの側面に設けられ、前記ケースカバーが前記ケース本体に一旦固定され、開封されたときにその痕跡が残るように形成された固定部材と、前記ケース本体に固定され、前記固定部材と対向する位置に、前記ケースカバーを固定するときに使用される固定手段が貫通する穴を有する突出部材を備えた前記制御基板と、を具備することを特徴とする。
また、本発明において、前記固定部材は、前記ケースカバーの側面に設けられる固定部と、前記ケースカバーの側面から所定の対向間隔をもって外側に張り出した破断部と、前記破断部の先端に設けられ、底部に前記ケース本体の固定部の取り付け穴に対応して固定手段をねじ込み可能な固定穴が形成された円筒状をなす頭部カバーと、前記ケースカバーの固定部に対向する側面に設けられ、前記固定手段がねじ込まれる固定穴が形成された前記ケース本体の固定部と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、ROMが実装された制御基板はケース本体の他に、突出部材を介して固定部に固定されるため、基板ケースの破断部が切断されても基板ケースを開封することができず、従って、ROMが実装された制御基板にアクセスすることができない。従って、従来方式に比べ不正に制御基板413を開封する機会を減らすことができる。また、破断部が切断されて制御基板がアクセスされた場合、その痕跡は一目瞭然であり、従って、管理者が見落とすことはなくなる。
以下、本発明の一実施形態について、図1ないし図8を参照しながら詳細に説明する。なお、図1はスロットマシン100の外部構造を表した平面図、図2はスロットマシン100の内部構造を表した平面図、図3は本スロットマシン100に設けられている制御システムの構成を表したブロック図である。
図1において、本スロットマシン100は、遊技者に面するフロントドア101と、フロントドア101が開閉可能に取り付けられた箱形形状の筐体102とを備えて構成されている。フロントドア101は、基本的に、金属製のフレーム(図示略)に硬質プラスチック等で成形された前面パネルが取り付けられた機械的に強固な構造を有し、当該前面パネルによって、上部パネル部103と中部パネル部104と下部パネル部105が構成されている。
上部パネル部103には、演出用ランプ103aと、スピーカが取り付けられた放音部103b,103cと、クレジット枚数等を表示するLEDや大当たり等を表示するランプ類が実装される中央表示基板103dが取り付けられている。
また、中部パネル部104には、複数個(本実施形態では3個)の回胴リールR1,R2,R3を備えた回胴リール装置200が略中央の位置に設けられている。また、回胴リール装置200の前面に、略長方形のリール表示窓を持つ、(ここでは透明液晶)が実装されている。液晶表示パネル106は、リール表示窓によって回胴リール装置200を外部から保護すると共に、遊技者がリール表示窓を介して回胴リールR1,R2,R3を見ることが可能となっている。
液晶表示パネル(透明液晶)106は、薄膜トランジスタ層が形成されたガラス板等の透明基板と、これに対向する透明な基板間に液晶が封入されて形成される。液晶表示パネル106は、表示面側に光が透過し、透過した光が外部から視認される構造を持つ。この構造を採用することで、液晶を駆動していなくてもリール表示窓を介して回胴リールR1,R2,R3を視認することができるようになっている。
中部パネル部104の下端には、遊技者が操作するための操作部104aが備えられ、遊技用メダルを投入するためのメダル投入部MDが備え付けられている。また、操作部104aの操作面上に、1ゲーム当たりのメダル数を提示するためのベットボタンBET(B1,B2,B3)が設けられ、更にその前面には、1ゲームの開始を指示するためのスタートレバーSTと、回転中の回胴リールR1,R2,R3を個別に停止させるための3個のストップボタンSP1,SP2,SP3が設けられている、操作部104に設けられたこれらボタン類は、図3中、符号300で示されている。
更に、下部パネル部105には、本スロットマシン100のゲーム内容に関連した画像等(図示略)が描かれており、遊技者の獲得したメダルを払い出すための排出口105a及び受皿105bと、スピーカが設けられた放音部105cが設けられている。
次に、図2を参照して、フロントドア101の裏面構造と、筐体102の内部構造を説明する。図2はフロントドア101を開錠して筐体102から開いた状態を表している。
同図において、フロントドア101の裏面上部に、放音部103b,103cを構成するスピーカSR,SLが設けられている。
更に、回胴リール装置200下部には、メダル投入部MDより投入される投入物を正規の遊技用メダルか異物か判別して振り分ける振り分け機構G0と、振り分け機構G0で振り分けられた遊技用メダルを筐体102側に設けられているホッパ装置HPへ案内するガイド部材G1と、振り分け機構G0で振り分けられた異物を排出口105aへ案内して排出するガイド部材G2と、ホッパ装置HPから出力される払い出し用のメダルを排出口105aへ案内して出力するガイド部材G3が設けられ、更に排出口105aの近傍に、スピーカSWが放音部105cに対応させて取り付けられている。
筐体102内には、主電源装置PWUと、ホッパ装置HPから溢れた遊技用メダルを収容するための補助貯留部SHPと、フロントドア101側の透過窓WDに対向する回胴リールR1,R2,R3を備えた回胴リール装置200と、本スロットマシン100の動作全体を集中制御する電気回路基板等を備えた主制御ユニット400が設けられている。
主制御ユニット400には、ROMを実装した制御基板が実装され、メダル衝突防止、ならびに不正なROM交換防止のためにケースカバーによって保護されている。図4に筐体102内に実装されるパーツの拡大図が示されている。詳細は後述する。
ここで、主制御ユニット400は、図3のブロック図に示すように、スロットマシン100の動作全体を管理するシステムプログラム及びスロットマシンゲーム用の実行プログラムが予め記憶されている半導体メモリ等で形成された記憶部と、これらのプログラムを実行する図示せぬマイクロプロセッサとを有する主制御基板400aを備える。
また、主制御基板400aが搭載されている電気回路基板とは夫々別個の電気回路基板で形成され、主制御基板400aからの指令に従って分散制御を行うサブ制御基板400b、そして、画像再生基板400k、中央制御基板400i、外部集中端子基板600を備えて構成されている。また、回胴リール制御部400c、入力ポート400d、入出力ポート400g、400hも備えて構成されている。
上記した構成において、遊技者が操作部104aに配置されたベットボタンBET(B1,B2,B3)およびスタートレバーST(300)を操作することにより遊技が開始され、適当なタイミングでストップボタンSP1,SP2,SP3(300)を順次操作することにより、大当たり抽選が開始される。これら操作内容は入力ポート400dを介して取り込まれ、また、主制御基板400aによって抽選を含む大当たり抽選処理が実行され、その結果は、中央表示基板103dに供給され、表示される。中央表示基板103dは、主制御基板400aによる制御の下、接続される7セグLED500、あるいはランプ等の表示デバイスの駆動、あるいは点灯制御を行う。
また、振り分け機構GOとホッパ装置HPは、入出力ポート400g,400hを介して主制御基板400aに接続され、制御される。更に、サブ制御基板400bは、音響制御部400iと、照明制御部400jおよび表示装置制御部400kを備え、音響制御部400iにはスピーカSL,SR,SWが、照明制御部400jには演出用ランプ103a,104a,104bが、そして、画像再生装置400kには演出用の液晶表示パネル106が接続されている。
そして、ゲームの進行等に応じて主制御基板400aから指令される演出制御の内容に従って、音響制御部400iはスピーカSL,SR,SWによる音響演出の制御、照明制御部400jは演出用ランプ103a,104a,104bによる照明演出の制御、画像再生基板400kは液晶表示パネル106による演出表示の制御を行う。演出表示の制御については後述する。
また、回胴リール制御部400cは、回胴リール装置200に設けられている電動モータ(図示略)を制御し、回胴リールR1,R2,R3の回転と制動及び停止の制御を行う。
図5は、本発明における遊技機の基板ケース構造の一実施形態を説明するために引用した組立て構成図である。図5において、411はケースカバー、412は基板ケース、413はROMが実装される制御基板である。
ケースカバー411は、その側部に、ケースカバー411を基板ケース412に固定するための一対の固定部414、415が、それぞれケースカバー411の側部に沿って所定の間隔を介して4組ずつ設けられている。また、基板ケース412の固定部414、415は、基板ケース412の固定部416、417に各々対応して配置され、各々基板ケース412の側面から外側に張り出して設けられており、いずれも同一の構成を備えている。
固定部414、415は、所定の対向間隔をもってケースカバー411の側面から内側に張り出した各2本の爪を有する破断部418と、この破断部418の先端に設けられて円筒状をなす頭部カバー419とを備えている。
各2本の爪を有する破断部418は、例えばニッパなどの簡単な工具を用いて切断可能な幅に形成されている。また、ニッパなどの切断具の先端が挿入しやすいように、所定の対向間隔を介して配置されている。破断の方法は、いずれの方法であってもよいが、簡単に切断するためには、好ましくは、2本の破断部418の間に形成された対向間隔に、切断具の先端を挿入する方法がよい。また、破断部418を切断可能に形成すると、切断のため以外の外部からの圧力を受けて破損してしまうため、破断部418を切断可能とするとともに工具を用いて破断する以外は容易に破断しないような構成として、2本の破断部418で頭部カバー419を支持するようにしている。
この頭部カバー419には、図7に示すように、その底部には、基板ケース412側の固定部416、417の取付穴に対応して止めネジ420をねじ込み可能な固定穴421が形成されている。そして、この固定穴421から止めネジ420をねじ込んで、制御基板413の突出部材423、そして基板ケース411の固定部416、417の取付穴422にまでねじ込んで締め込むことにより、基板ケース412の固定部416、417を固定することができ、このことにより、ケースカバー411を基板ケース421に固定することができる。上記したように、ケースカバー411を基板ケース421に固定する際、特徴的には、基板ケース412の四隅に固定された制御基板413の上側面に外に向かって形成される突出部材423を挟んで固定される。突出部材423には、そのためにネジを貫通させるための固定穴424が設けられている。
なお、頭部カバー419は、止めネジ420がねじ込み可能なように、止めネジ420の頭部の外径よりも若干大きな内径を有しているが、止めネジ420の頭部の外径と頭部カバー420の内径との差は、例えばペンチなどの工具が挿入されない程度の差のみを有するように形成されている。したがって、止めネジ420を、図7に示すように、奥までねじ込んでしまうと、ペンチなどの工具で止めネジ420の頭部や鍔部を挟み込んで、強引に止めネジ420を反ねじ込み方向(反時計回り)に回転させて止めネジ420を緩めることはできない。
従って、一旦、取付穴421、422、424にねじ込まれた止めネジ420は、この止めネジ420を緩めることができないことから、基板ケース412からケースカバー411を開封するには、封止機構として付加される2本の破断部418を切断する必要がある。
図6に、上記した封止機構の断面図が示されている。図6(a)は、破断部418が破断されていない未開封状態、すなわち、図7を用いて説明した状態を、図6(b)は、ケースカバー411側に取り付けられた破断部418が切断された場合の状態を、図6(c)は、遊技機側に取り付けられている基板ケース412側の破断部418が切断された場合の状態を示している。
図6(b)に示されるように、ケースカバー411側に取り付けられた破断部418が切断された場合ケースカバー411の固定部416、417は基板ケース412側の固定部416、417に対してネジ止めにより固定されていても、ケースカバー411側の固定部414、415は基板ケース412に対して破断部418のみで連続していることから、2本の破断部418の切断によって、ケースカバー411側の固定部416、417は基板ケース412から離脱可能となり、この状態でケースカバー411を基板ケース412から離れる方向へ引き上げれば、開封が可能になる。
一方、図6(c)に示されるように、基板ケース412側の2本の破断部418が破断されても、制御基板413は、一端は基板ケース412に止めネジ430で、他端は、突出部材423の固定穴424を介して固定部414、415に対してネジ止め固定されているため、基板ケース412の開封はできない。
なお、ケースカバー411を基板ケース412から取り外してから、再び基板ケース412にケースカバー411を固定するには、2本の破断部418が未だ破断されていない、他の左右一対の基板ケース412側の固定部416、417とケースカバー411側の固定部414、415とを用いればよい。また、基板ケース412側の固定部416、417の頭部カバー419の深さは、止めネジ420を固定穴421にのみねじ込んで仮止めしている状態でも、止めネジ420の頭部が頭部カバー419の上端から突出しない程度の深さとし、止めネジ420の長さにほぼ等しい高さの頭部カバー419としている。
ところで、上記した突出部材423には、更に、制御基板切断部位425(425a〜425d)が設けられる。制御基板切断部位425は、ケースカバー411が開封されたときにその痕跡が残るように形成される破断部414と同じ目的で用いられる導線であり、更に、切断された箇所を特定する目的で設けられるものである。
すなわち、図8(a)に示されるように、ケースカバー411の固定部材414のそれぞれに対応して4個設けられる突出部材423を跨って導線による電気配線426が施されており、また、図8(b)に示されるように、各制御基板切断部位425a〜425cには、それぞれ容量(抵抗値)の異なる抵抗R(R1〜R4)が並列に接続されている。このように突出部材423には、制御基板切断部位425が実装され、図8(c)に示す基板ケース412の固定部416にネジ止めされる。
このことにより、破断部418、制御基板切断部位425(425a〜425d)共に切断しない限り制御基板413にアクセスできない構造とすることで、従来方式に比較して不正に制御基板413を開封する機会を減らすことができる。また、開封の履歴が残ることから開封の履歴をわざわざ記録する手間が省ける。
図9に、制御基板切断部位が切断されたときの切断箇所の特定を行う検出回路の構成の一例が示されている。ここに示す制御回路は、ROMが実装された制御基板413に同じく実装される。
すなわち、制御基板413に実装されたCPUは、電源電圧Vccにプルアップされ、制御基板切断部位425毎、並列に接続された各抵抗の電圧効果の変動によって制御基板切断部位425の切断、ならびにその位置を特定することができる。具体的に、CPUは、接続点xの電位をA/D変換器426、ならびに図示せぬ入出力ポートを介して取り込み、その電圧値によって制御基板切断部位425のどの部位が切断されたかを知ることができる(切断箇所によって電圧降下の値が異なる)。
上記したように、破断部418、制御基板切断部位425共に切断されたときにはじめて制御基板413へのアクセスを許可する構成とすることで、ケースカバー411が開封された痕跡を残し、更に、切断箇所の特定を可能とするものである。なお、制御基板413が内蔵するメモリに上記した開封履歴をログとして残し、ケースカバー開封(切断)報知のためのランプやブザーを設け、都度、管理者もしくはホールコンピュータに通知しても良い。
以上説明のように本発明によれば、破断部418と新たに付加される制御基板切断部位425が共に切断されない限り制御基板413へのアクセスを許可しない構造とすることで、従来に比較して不正なケースカバー411の開封が行われる頻度を少なくできる。
また、制御基板413は、それぞれの基板切断部位425の電気配線426に各並列に接続される容量の異なる抵抗Rによって示される電圧降下の変化を検出して基板切断部位425の切断箇所を特定し、切断回数と共に保持することで、開封履歴が自動的に残ることから管理者による見落とし等のミスがなくなり、そのための負担が軽減される。
なお、ROMが実装された制御基板413は基板ケース412に固定されているため、ケースカバー411の破断部418が切断されても基板ケースにアクセスすることができず、また、破断部が切断されて制御基板がアクセスされた場合、その痕跡は一目瞭然であり、従って、管理者が見落とすことはなくなる。
スロットマシンの外観構造を示した正面図である。 スロットマシンの内部構造を示した断面図である。 スロットマシンが内蔵する制御システムの構成ブロック図である。 図2の要部拡大図である。 本発明における遊技機の基板ケース構造の組立て構成図である。 本発明実施形態に係わる封止機構の断面図である。 図5の固定部の断面構造を示す図である。 本発明実施形態に係わる制御基板切断部位の切断箇所を検出する回路の一例を示す図である。 本発明実施形態に係わる制御基板切断部位の切断箇所を検出する回路の一例を示す図である。
符号の説明
411 ケースカバー
412 基板ケース
413 制御基板
414(415) 固定部(ケースカバー)
416(417) 固定部(基板ケース)
418 破断部
419 頭部カバー
420 止めネジ
423 突出部材
425 制御基板切断部位

Claims (2)

  1. ROMが実装された制御基板を収納し、遊技機に固定されるケース本体と、
    前記ケース本体を覆い、前記ケース本体に着脱自在に固定されるケースカバーと、
    前記ケースカバーの側面に設けられ、前記ケースカバーが前記ケース本体に一旦固定され、開封されたときにその痕跡が残るように形成された固定部材と、
    前記ケース本体に固定され、前記固定部材と対向する位置に、前記ケースカバーを固定するときに使用される固定手段が貫通する穴を有する突出部材を備えた前記制御基板と、
    を具備することを特徴とする遊技機の基板ケース構造。
  2. 前記固定部材は、
    前記ケースカバーの側面に設けられる固定部と、
    前記ケースカバーの側面から所定の対向間隔をもって外側に張り出した破断部と、
    前記破断部の先端に設けられ、底部に前記ケース本体の固定部の取り付け穴に対応して前記固定手段をねじ込み可能な固定穴が形成された円筒状をなす頭部カバーと、
    前記ケースカバーの固定部に対向する側面に設けられ、前記固定手段がねじ込まれる固定穴が形成された前記ケース本体の固定部と、
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の遊技機の基板ケース構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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