JP2006001305A - 車載機器統合制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両ユーザが車載機器を利用して好みのサービスを受けるために、車載機器を統合的に制御することが可能な車載機器統合制御システムを提供する。
【解決手段】 ユーザが車載機器を操作した際の車載機器の制御内容がそのときの車両状態と関連づけて操作履歴情報として格納されている操作履歴データベース105と、所定の車両状態に対して予め規定された車載機器の制御内容が制御則情報として格納されている制御則データベース108と、車両状態に関する車両状態情報を検出する車両情報検出手段202と、車両状態情報に基づいて現在の車両状態を判定し、現在の車両状態と同一又は類似する車両状態における車載機器の制御内容を、操作履歴データベース105あるいは制御則データベース108から選択し、車載機器を制御する統合制御手段102、103、104、106、107とを設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、個々の車載機器に対するインターフェースを統合して個々の車載機器を統合的に制御する車載機器統合制御システムに関する。
車両には、空調装置やオーディオ装置等の各種車載機器が搭載されており、これらの車載機器は、操作パネル等のヒューマンインタフェースを車両ユーザが操作することによって作動する。
しかしながら、車両ユーザは車載機器を利用して好みのサービスを受けるために、各車載機器に対応するヒューマンインタフェースを個別に操作する必要がある。
例えば、夏季に車室内の温度を快適な温度に下げるには、空調装置の設定温度を下げ、送風ファンを強風に設定し、空気吹出口を顔に向け、さらに窓を開けるという一連の操作を行い、一定時間後の走行時には窓を閉め、温度設定を適温迄に上げ、送風ファンを通常の送風に戻し、さらに空気吹出口を顔からずらすという煩雑な一連の操作を行う必要があった。
また、オーディオ機器についても、ラジオ等の場合には機器の電源ON、選局、音量調整という一連の操作をし、さらに好みの音楽あるいはニュース等の番組でない場合には、選局を繰り返すという操作を続ける必要があり、音楽CD等を操作する場合でも、好みの音楽の記憶されているトラックに到達するように、トラック選択する操作を繰り返す必要があった。
また、シートの位置あるいは高さを調整をした場合には、シート位置に合わせて車内外のミラーの角度を調整する必要があった。シート位置の調整は、同一運転者でも、体調あるいは走行状況によってしばしば変更したい要求がある。例えば、高速道路ではゆったりしたシート位置としてハンドルまでの幅を広くしたいというニーズがあり、路地裏等ではハンドル迄の幅を狭くしたいというニーズがあり、これらミラーとシートの調整を走行中に行うことは煩雑であり、安全運転の観点からも問題であった。
また、車両を後退させる場合、雨天時、後方の視界を確保するために後部ワイパーの操作をわざわざ行わなければならないという手間が必要であった。後退の場合には、交通安全上、窓を開け、後方視界を得るためにはシートを低く後ろに倒し、ブレーキ/アクセルのペダル操作が確実にできるためにシートを前に移動させるか、ペダルが近づいてくることが望ましい。加えて、夜間では、車室内の照明の輝度を落とすことにより、車外の相対的な明るさを向上させ、ハンドルの切る方向に合わせて、後部灯を進行方向に向け、明瞭な後方視界を得ることが求められている。
以上のように、車両ユーザが求める車載機器によるサービスを得るために、個別の機器操作を繰り返すという煩雑な作業を車両走行中に繰り返さなければならないという問題があり、交通安全上も問題があった。
本発明は上記点に鑑み、車両ユーザが車載機器を利用して好みのサービスを受けるために、車載機器を適切に制御することが可能な車載機器統合制御システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、ユーザの操作により作動する少なくとも1つの車載機器を制御する車載機器統合制御システムであって、ユーザが車載機器を操作した際の車載機器の制御内容がそのときの車両状態と関連づけて操作履歴情報として格納されている操作履歴データベース(105)と、所定の車両状態に対して予め規定された車載機器の制御内容が制御則情報として格納されている制御則データベース(108)と、車両状態に関する車両状態情報を検出する車両情報検出手段(202)と、車両状態情報に基づいて現在の車両状態を判定し、現在の車両状態と同一又は類似する車両状態における車載機器の制御内容を、操作履歴データベース(105)あるいは制御則データベース(108)から選択し、車載機器を制御する統合制御手段(102、103、104、106、107)とを備えることを特徴としている。
このように、ユーザが各車載機器を操作した操作履歴を事例ベース105に保持し、さらに車載機器の標準的な操作方法を知識ベース108に保持し、これらを用いてユーザが希望するサービスを提供するために車載機器の制御内容をそのときの車両状態から選択することで、ユーザが要求するサービスを適切に達成することができる。
また、請求項2に記載の発明のように、少なくとも1つの車載機器により達成されるサービス内容を視覚的に表示するとともに、ユーザがサービス内容を指示することができる統合ヒューマンインターフェース(201)を備え、車両統合インターフェースシステム(100)は、統合ヒューマンインターフェース(201)から入力されるユーザの指示に基づいて車載機器を制御することができる。
また、請求項3に記載の発明のように、操作履歴データベース(105)に格納されている制御内容が所定回数を超えて行われる場合には、制御内容を制御則情報として制御則データベース(108)に格納する知識発見手段(109)を設けることができる。
また、請求項4に記載の発明のように、操作履歴データベース(105)に格納されている制御内容を統合ヒューマンインターフェース(201)に表示するとともに、統合ヒューマンインターフェース(201)から入力されるユーザの指示に基づいて、統合制御手段は制御内容を制御則情報として制御則データベース(108)に格納することもできる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の一実施形態について図1〜図4に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の車両統合インタフェースシステム100を含む車載機器インターフェースシステムの全体構成を示す概念図である。図1に示すように、車両統合インタフェースシステム(車載機器統合制御システム)100は、個別の車載機器用ヒューマンインタフェース200、統合ヒューマンインタフェース201、車載機器の制御に用いられる各種情報(車両状態情報)を取得する各種センサ202と信号線で結ばれている。さらに、車両統合インタフェースシステム100は、車載機器用アクチュエータ301等を制御する車載機器用ECU300とも信号線で結ばれている。
個別の車載機器は、車両ユーザが操作することで作動するものであり、例えば空調装置、オーディオ装置、ナビゲーション装置、シート、バックミラー、サイドミラー、サイドウィンドウ、ワイパー等がある。また、車載機器用ヒューマンインタフェース200は、個別の車載機器に対する車両ユーザの入力(操作情報)を受け付け、あるいは車両ユーザに対して視覚情報や音声情報を出力するものであり、操作スイッチ等の入力インターフェースと表示装置やスピーカ等の出力インターフェースがある。統合ヒューマンインターフェース201は、1以上の車載機器に対するヒューマンインターフェースであり、車両統合ヒューマンインターフェースシステム100により制御されるものである。
個別の車載機器用ヒューマンインタフェース200及び統合ヒューマンインタフェース201と、車両統合インタフェースシステム100は、表示情報や操作情報を交換している。また、車両統合インタフェースシステム100は、各種センサ202から車室内外の温度等の環境状態や車速等の走行状態を含む各種車両状態情報を取り入れている。なお、各種センサ202が本発明の車両情報検出手段に相当している。
車両統合インタフェースシステム100と個別の車載機器用ECU300との間では、制御情報及び個別機器の動作状態の情報を交換している。個別の車載機器用ECU300と個別の車載機器用アクチュエータ301とは、制御信号と動作状態を示す信号とで結ばれており、これらの信号を入出力している。
図2は、車両統合インタフェースシステム100の内部構成を示す概念図である。車両統合インターフェースシステム100は、全体制御部101、推論制御部102、事例ベース管理部103、事例ベース推論部104、知識ベース管理部106、知識ベース推論部107、知識発見部109、データベース管理部110、ヒューマンインターフェース表示データ作成部112等の機能部と、事例ベース(操作履歴データベース)105、知識ベース(制御則データベース)108、データベース111等のデータ部とを備えている。
車両統合インターフェースシステム100は、ROM、RAMなどのメモリ、およびCPU(中央演算装置)等を備える周知のマイクロコンピュータから構成される。全体制御部101等の機能部は、ROM等に格納されたプログラムによってCPUが動作することで構成される。また、事例ベース105等のデータ部は、メモリに格納されている。なお、推論制御部102、事例ベース管理部103、事例ベース推論部104、知識ベース管理部106、知識ベース推論部107が、本発明の統合制御手段に相当している。
全体制御部101は、推論制御部102等の各機能部を制御し、個別の車載機器用ヒューマンインターフェース200、統合ヒューマンインタフェース201、個別の車載機器用ECU300等との相互作用を制御する。
推論制御部102は、ヒューマンインタフェース200、201からの入力及び車載機器用ECU300からの入力に基づき、事例ベース推論部104、知識ベース推論部107、データベース管理部110を用いてユーザへの適切なサービスを実現する車載機器の選択と適切な制御目標の設定を行い、各車載機器用ECU300に制御目標の指示を出力する。
事例ベース管理部103は、ヒューマンインタフェース200、201からの入力、車載機器用ECU300への制御指示及び動作状態等の操作履歴を事例ベース105に格納して蓄積するとともに、事例推論部104あるいは知識発見部109の求めに応じて事例ベース105から操作履歴を出力する。事例ベース推論部104は、推論制御部102の指示に基づき事例ベース管理部103の最も類似した操作履歴を抽出し、その操作履歴を推論制御部102に出力する。
知識ベース管理部106は、ユーザが求める最終サービスを実現するために、各機器の適切な選択と制御を例えばルールのような形式で記述した制御側を知識ベース108で管理する機能を持ち、知識ベース推論部107からの指示に基づく適切な制御知識を知識ベース108から抽出し、知識ベース推論部107に出力する。知識ベース推論部107は、推論制御部102の指示に基づき、知識ベース管理部106から適切に抽出された制御知識を用いて推論し、推論結果を推論制御部102に出力する。
知識ベース108には、所定の状況において各車載機器を制御する場合の一般な制御則、すなわち経験則が格納されているのに対し、事例ベース105には、所定の状況における車両ユーザの過去の操作履歴、すなわち車両ユーザの好みが格納されている。
推論制御部102は、全体制御部101からの指示に基づき、ヒューマンインタフェースの操作履歴等と事例ベース105あるいは知識ベース108から適切な事例あるいは制御知識を抽出し、ヒューマンインタフェース200、201からの操作入力と車載機器用ECU300からの動作情報とから適正な機器選択と制御行い、ユーザの最終サービスを満足させる。本実施形態の推論制御部102は、事例ベース105に操作履歴が格納されている場合には、知識ベース108の制御則より車両ユーザの好みである操作履歴を優先的に選択する。
知識発見部(知識発見手段)109は、事例ベース105の中から知識ベース108に入れるべき制御側を発見し、知識ベース108に取り入れる機能を有している。例えば、車両ユーザの操作履歴のうち、所定の頻度を超えて繰り返し行われる制御事例がある場合には、この制御事例を一般化して制御則にできると考えられるので、事例ベース105から知識ベース108に入れられる。
データベース管理部110は、各種のデータをデータベース111として管理しており、推論制御部102の求めに応じて適切なデータを出力し、各種のデータを保管する。
ヒューマンインタフェース表示データ作成部112は、推論制御部102及び知識発見部109からのデータを知識発見部109の動作状態に応じてヒューマンインターフェース200、201に表示するデータを作成する機能を有する。
ヒューマンインタフェース入力I/F113及び出力I/F114は、ヒューマンインタフェース200、201との入出力を行うためのインタフェースであり、機器制御ECU入力I/F115及び出力I/F116は、個別の車載機器用ECU300との入出力を行うためのインタフェースである。
次に、車両統合インターフェースシステム100の作動について説明する。
図3、図4は、統合ヒューマンインタフェース201の画面表示例を示している。図3は空調装置(エアコン)を操作する場合の画面表示例であり、図4はオーディオ機器を操作する場合の画面表示例である。図3、図4に示す画面は、タッチパネルとして構成されている。図3に示す例では、統合ヒューマンインタフェース201に、車室内温度を調整するために、「より暖かく」、「少し暖かく」、「少し涼しく」、「より涼しく」といった操作スイッチが設けられている。図4に示す例では、統合ヒューマンインタフェース201に、音楽やニュースに関する操作スイッチが設けられている。これらのスイッチは、車両ユーザが頻繁に操作するスイッチを選択して表示させることができる。
車両統合インタフェースシステムは、図3、図4に示す統合ヒューマンインタフェース201を介し、車両ユーザによる車載機器の操作指示を受け付けた場合には、統合インタフェースシステムに操作情報が通信される。その通信を、統合インタフェースシステムでは、ヒューマンインタフェース入力I/F113で最初に受け、推論制御部102と事例ベース管理部103に伝えられる。推論制御部102では、表示されている統合ヒューマンインタフェース201でのユーザのサービスの指示と機器制御ECU入力I/F115を介して入力される各車載機器の動作状態とに基づいて、事例ベース推論部104あるいは知識ベース推論部107の何れかあるいは両方を起動し、ユーザの求めるサービスに合致する制御事例あるいは制御則を抽出する。そして、最も一致する制御事例あるいは制御側に基づいて適切な車載機器用ECU300を選択し、制御内容を機器制御ECU出力I/F116を通じて送信する。推論制御部102は、この制御のための推論を行う過程で、データベース管理部110を介してデータベース111をアクセスし、各車載機器の定数等を参照し、適切な制御目標を作成する。
例えば、図3に示す画面では、ユーザが「少し涼しく」というスイッチを押した場合には、このエアコン制御の表示状態で「少し涼しく」が押された情報は、ヒューマンインタフェース入力I/F113を介して推論制御部102に送信される。
推論制御部102では、ナビゲーション装置からの位置情報、エアコン等の車載機器の動作情報、時間帯、センサ202からの車室内外の気温、日射量、車速等の環境情報を基に、ユーザの求める「車内の気温を少し下げて少し涼しく感じるようになりたい」という要求を満足するように、事例ベース105に蓄積されている制御事例を探索する。例えば現在の車外の気温が11℃で高原地域を走行中で車内気温が20℃という状況である場合において、「夏の朝、高原地域で車外気温が12℃で車内気温が20℃の場合、エアコンを作動させないで窓を全開にして走行した」という事例があれば、現在の状況はこの事例と一致するので探索されたこの事例を用いて制御を行う。即ち、エアコンを動作させずに、窓を開けることにより車内気温を下げることを行う。そのため、機器制御ECU出力I/F116を介して、窓の開閉を制御しているドアECUに対して窓の全開を指示する。指示されたドアECUは、窓の開閉を行うアクチュエータに対して窓を開けるように制御を行う。
一方、知識ベース108を用いて制御を行う場合には、事例ベース105による場合と同様にユーザの求めるサービスと車両の環境(走行地域、時間帯等)及び車載機器の動作状況とに最も適合する制御則を探索し、その制御則に応じた車載機器を選択して適当な制御目標を作成し、選択された車載機器に対応する機器制御ECUに送信する。例えば、図3に示す例では、ユーザが「少し涼しく」というスイッチを押した場合には、知識ベース108の中における「夏の朝では、車内気温が20℃以下でかつ車外気温が18℃以下ならばエアコンの設定気温を18℃に設定し、ファンの風量は弱に設定する」という制御則が最も一致したとするならば、この制御則に従いエアコン制御ECUに対して設定気温を18℃に設定し、さらにファンの出力を弱に設定するように制御内容を送信する。
推論制御部102での事例ベース推論部104と知識ベース推論部107との切り分けは、例えば事例ベース105に類似事例が存在した場合には事例ベース推論部104の事例推論の結果を使用し、類似事例が存在しない場合には知識ベース108の制御則を用いた知識ベース推論部107の知識ベース推論の結果を使用することができる。あるいは推論制御部102において、事例ベース推論部104による事例ベース推論結果と知識ベース推論部107による知識ベース推論結果のそれぞれを評価し、評価点の高い方を採用することもできる。
知識発見部109では、事例ベース管理部103を介して事例ベース105の操作履歴にアクセスし、類似操作事例をまとめて知識ベースの制御則に一般化したり、事例ベース105を用いた事例ベース推論部による事例ベース推論あるいは知識ベース108を用いた知識ベース推論部107による知識ベース推論に基づいて車載機器の制御を行ったサービスに対して、ユーザが車載機器の個別ヒューマンインタフェース200を使用して操作した場合、事例ベース推論に使用する新たな事例とし事例ベース105に登録する。
ヒューマンインターフェース表示データ作成部112は、推論制御部102あるいは知識発見部109の指示に従い、統合ヒューマンインタフェース201、個別機器ヒューマンインタフェース200及び必要に応じて知識発見部109の指示に従い表示データを作成し、ヒューマンインタフェース出力I/F114を介して統合/個別ヒューマンインタフェース200、201に送信する。
以下、本実施形態の統合インターフェースシステム100による各車載機器毎の統合的な制御について詳細に説明する。
〔エアコン関係〕
快適な車内気温にするためにエアコンの各種設定と、窓の開閉及び開口の制御が行われる。具体的には、天候(晴天/雨天/曇天)、季節、時間帯、日射の有無と方角、車室内外の気温、車両の走行又は停止の状態、エンジン又はエアコン起動後の経過時間、高速道路/一般道路/住宅街の道路/リゾート地の道路等の道路情報、道路の渋滞情報、道路の環境汚染情報、隧道/上り坂/下り坂/高速道路等の高架下/ビル等の日陰等の情報、乗員の人数/体温等の情報、エンジン等の発熱量情報、個別の車載機器の状態情報、事例ベース105、知識ベースにおける個別車載機器の操作履歴/知識ベースに基づいて、エアコンや窓等の車載機器を適切に制御するとともに、ヒューマンインタフェース200、201での適切な表示/提示を行い、ユーザの最終的なニーズを満足させる。
エアコン関係の統合的なヒューマンインターフェース201としては、例えば個別ヒューマンインタフェース200の温度設定、ファン強度、吹き出し口のルーバーの方向調整に代えて、「涼しく」、「より涼しく」又は「暖かく」、「より暖かく」という音声又はボタン等での指示により、次のような個別機器の制御を行う。
夏季/冬季以外で、雨天でなく、車外の気温が低く、かつ、車内の気温が高く、走行速度により窓の風きり音等の騒音が一定レベル以下であることが予測され、排気ガス等の汚染物資が少ない道路では、車内温度及び車内外の温度差を考慮した適切な開口で窓を開ける。この場合、ドライバーの好みあるいは乗員の分布に応じて、運転席の窓を開けるのか、助手席の窓を開けるのか等の前後左右の窓のいずれかあるいは複数の窓を開けるかを適切に制御する。
その後、一定時間経過後に好みの車内の気温に達した場合には、その温度が維持できるように窓の開閉あるいは開口を調整する。一定時間経過後に好みの車内の気温に達しなかった場合には、窓を閉じ、エアコンによる通常の制御を行う。
窓を開けて車内の気温が適切に維持できている場合に、交通渋滞により走行速度が大きく低下することが予測される場合、高速道路に侵入し、大きく走行速度が向上する場合または隧道に侵入する場合では、窓を閉じ、エアコンを起動するという制御を自動的に行う。
明け方、朝で、今後気温上昇が見込まれる場合には、車外の気温の上昇を予測し、それに応じて窓を閉め、エアコンを起動し、通常の制御を自動的に行う。日没、夕方で、今後気温低下が見込まれる場合には、車外の気温の下降を予測し、それに応じて窓を閉め、エアコンを起動し、通常の制御を自動的に行う。
また、標高の高低、あるいは気温の高低がある地域等に移動し、適切な温度が維持できないと予測される場合には、自動的に窓を閉め、エアコンを起動し、通常の制御を自動的に行う。窓を閉め、エアコンで通常の制御をしていた場合に、日出/日没、標高の高低、あるいは気温の高低がある地域等に移動し、エアコンがなくても、適温が維持できると見込まれる場合には、適切に窓を開けることにより車室内の気温を制御する。
夏季において、エンジン起動直後で車内温度が車外の気温よりも高い場合には、窓を全開し、エアコンの設定温度を大幅に下げ、送風ファンの出力を最大にし、吹き出し口も顔等の最も冷風が欲しい場所に向け、顔等の体表温度が所定温度以下に下がった場合、あるいは走行速度が一定以上に達した場合には、運転者等のユーザの好み/乗員の分布に応じて窓の開閉及び開口の制御を行い、さらにエアコンの冷房能力が最大出力になる状態では、窓を全閉にし、風量、風向、温度設定を通常のエアコン制御に自動的に移行する。
上記制御で窓を開けており、AV機器がONされている場合には、自動的に音量を上げ、窓を閉めている場合には自動的に音量を下げる制御を行う。
〔シート/ミラー/ペダル関係〕
シートの高さ/位置、車内外のミラーの角度、ペダルの高さが調整可能な車両で、走行道路環境の変化(例えば、高速道路、一般道路、住宅街の道路、商店街の道路、路地裏等)、体調の変化(疲労の程度等)等に応じて、ユーザがシートの高さ/位置を調整した場合に、これに連動して車内外のミラー、ペダルの高さ、ヘッドレストの高さ/角度を自動的に運転者の体形に合わせて調整する。
〔AV関係〕
運転者等のユーザが特定の放送局を選局するのではなく、ユーザが音楽(あるいはより詳細なジャンル)、ニュース、道路状況等の項目を選択すると、現在放送中の番組表からユーザの好みに応じた放送局を自動選局する。ユーザの好みとしては、過去にCD/MD/DVD/ラジオで聴いたことのある歌手/ジャンルを基に、ITSあるいはデジタル放送等により自動的に取得した番組表から適切な番組を選択する。
AV機器でCD/MD/DVD等のようにランダムアクセス可能なメディアでは、ユーザが過去聴いたことがある曲のトラックを優先的に選択する。
ユーザが道路状況を指定した場合には、現在走行中の道路とナビゲーション装置で指定された経路の道路に関する道路状況を現在あるいは若干の時間経過後に放送する放送局を選局する。ユーザの好みの番組、特に音楽、バラエティ番組等では一つの番組が終了したならば同種/同ジャンルの番組を番組表から自動選択し、自動選局する。
音楽のジャンル、ニュース、バラエティ等の放送番組に応じて音量/エフェクト/左右のバランスを過去にユーザが調整したユーザの好み応じて調整する。例えば、クラシックではダイナミックレンジを大きくとれるように調整する。
また、車外の騒音環境に応じて音量を適切に調整する。即ち交通量の多い道路を走行中であるか、あるいは静かな住宅街を走行中であるかにより音量を適当な範囲で上げたり下げたり自動的に調整する。このとき、窓の開閉状況を考慮し、窓が開いている場合には音量を上げ、窓が閉じられている場合には音量を窓が開いている場合に比べて小さい範囲で調整する。但し、深夜に住宅街で窓を開けて走行する場合には、音量を苦情のこないレベル迄下げる制御を行う。
〔ナビゲーション装置関係〕
目的地指定して経路探索をする場合に、高速道/一般道路優先、時間/距離優先等の探索モードを指定することになっているが、目的地毎に過去の探索モードを参考に自動的に経路を選択する。探索モードの選択では、同一目的地で月初/月末等の時期、曜日/時間帯に区分けして最も多く指定された探索モードを指定する。
上記で同一目的地が事例ベース105および知識ベース108に無い場合には、一定距離範囲内又は一定走行時間内で到達できる過去の目的地の探索を基に探索モードを決定する。
上記に加えて、過去の経路探索で目的地迄の同様な距離、月初/月末等の時期、曜日/時間帯に類似する経路案内の事例を基に経路探索のモードを決定する。
〔走行関係〕
(1)前進走行
例えば鉄道線路を横断する場合には、一時停止し、窓を開け、列車の接近の有無を確認する必要があるが、ナビゲーション装置と連携し、踏切に接近した場合に雨天等の天候状況と乗員の配置により適切な窓及び適度な開口で窓を開ける。さらにAV機器の音量を下げ、踏切を通過後は窓を閉め、AV機器の音量を元に戻すという制御を自動的に行う。
(2)後退走行
ギアシフトを後退に入れた場合、冬季の場合にはリアウィンドウの熱線をONにし、雨天でない場合には窓を開き、雨天の場合には後部のワイパーを動作させるとともに乗員の乗っていいない窓あるいは窓のヒサシにより雨が吹き込まない程度迄開口し、夜間の場合には必要最小限の照明/表示以外は車室内の消灯あるいは輝度を下げ、AV機器の音量を下げるかあるいは消音し、さらに前後の座席のシートを少し倒し、かつヘッドレストを下げ、運転席のシート高さを上げ、シート位置を前に近づけ、ペダルの高さをあげる調整を行う。
ギアシフトを後退から他に戻すと、後退前の状態、すなわちシート高さ/位置、窓の開閉状況、後部ワイパーのOFF、リアウィンドウの熱線をOFF、車室内の照明/表示、AV機器の音量、座席シートとヘッドレストの傾きと高さ、ペダルの高さを元の状態に戻す。
(3)左折/右折関係
右折/左折の方向指示器を出した場合には、後方視界を確認しやすいように雨天の場合には後部ワイパー/ミラーワイパー及び冬季で窓ガラスが凍結している場合には右折/左折する方向のミラーの熱線を起動させる。
また、走行速度とハンドルを回す角度及びナビゲーション装置による道路状況(道路の曲がり等)に応じて、夜間ではヘッドランプの照射方向/角度を調整し、進行方向が明るくなるように制御する。
さらに、右折/左折の方向指示器を出した場合には、車内ミラーをそれぞれ右側・右後方/左側・左後方の視界を確保し易いように方向を切替え、あるいは湾曲させる。
以上のように、ユーザが各車載機器を操作した操作履歴を事例ベース105に保持し、さらに車載機器の標準的な操作方法を知識ベース108に保持し、これらを用いてユーザが希望するサービスを提供するために最適な車載機器の制御内容をそのときの車両状態から選択して統合的に制御することで、ユーザが要求するサービスを達成することができる。
(他の実施形態)
なお、上記実施形態では、車両統合インターフェースシステム100、車載機器インターフェース200、車載機器用ECU300等を個別の信号線で接続したが、これらを車内LANにより接続するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、事例ベース105に格納されている制御内容が所定回数を超えて繰り返し行われる場合に、この制御内容を知識発見部109によって自動的に知識ベース108に格納するように構成したが、これに限らず、ユーザの指示に基づいて事例ベース105の制御内容を知識ベース108に格納するように構成することもできる。具体的には、事例ベース105に格納されている制御内容を統合ヒューマンインターフェース201に表示し、ユーザが知識ベース108に格納したい制御内容を統合ヒューマンインターフェース201で指示することで、この制御内容を知識ベース108に格納する。
車両統合インタフェースシステムを含む車載機器インターフェースシステムの全体構成を示す概念図である。 車両統合インタフェースシステム100の内部構成を示す概念図である。 空調装置を操作する場合の統合ヒューマンインタフェースの画面表示例を示す説明図である。 オーディオ機器を操作する場合の統合ヒューマンインタフェースの画面表示例を示す説明図である。
符号の説明
100…車両統合インターフェースシステム、101…全体制御部、102…推論制御部、103…事例ベース管理部、104…事例ベース推論部、105…事例ベース、106…知識ベース管理部、107…知識ベース推論部、108…知識ベース、109…知識発見部、110…データベース管理部、111…データベース、112…ヒューマンインターフェース表示データ作成部、200…車載機器用インターフェース、201…統合インターフェース、300…車載機器用ECU。

Claims (4)

  1. ユーザの操作により作動する少なくとも1つの車載機器を制御する車載機器制御システム(300)であって、
    ユーザが前記車載機器を操作した際の前記車載機器の制御内容がそのときの車両状態と関連づけて操作履歴情報として格納されている操作履歴データベース(105)と、
    所定の車両状態に対して予め規定された前記車載機器の制御内容が制御則情報として格納されている制御則データベース(108)と、
    車両状態に関する車両状態情報を検出する車両情報検出手段(202)と、前記車両状態情報に基づいて現在の車両状態を判定し、前記現在の車両状態と同一又は類似する車両状態における前記車載機器の制御内容を、前記操作履歴データベース(105)あるいは前記制御則データベース(108)から選択し、前記車載機器を制御する統合制御手段(102、103、104、106、107)とを備えることを特徴とする車載機器統合制御システム。
  2. 前記少なくとも1つの車載機器により達成されるサービス内容を視覚的に表示するとともに、ユーザが前記サービス内容を指示することができる統合ヒューマンインターフェース(201)を備え、
    前記車両統合インターフェースシステム(100)は、前記統合ヒューマンインターフェース(201)から入力されるユーザの指示に基づいて前記車載機器を制御することを特徴とする請求項1に記載の車載機器統合制御システム。
  3. 前記操作履歴データベース(105)に格納されている制御内容が所定回数を超えて行われる場合には、前記制御内容を前記制御則情報として前記制御則データベース(108)に格納する知識発見手段(109)を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の車載機器統合制御システム。
  4. 前記操作履歴データベース(105)に格納されている制御内容を前記統合ヒューマンインターフェース(201)に表示するとともに、
    前記統合ヒューマンインターフェース(201)から入力されるユーザの指示に基づいて、前記統合制御手段は前記制御内容を前記制御則情報として前記制御則データベース(108)に格納することを特徴とする請求項1または2に記載の車載機器統合制御システム。
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