JP2005533301A - マルチモードインタフェース - Google Patents

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]

Abstract

インタフェースは、全てのモードと機能を通じて実質的に同一の機能を保持するコントロールと、起動中のモードまたは機能に基づき変化するコントロールの組み合わせを用いる。システムは、共通リスト変更子インタフェースと共通リストインタフェースを用い、インタフェースが動作モードに関らずユーザに直感的にわかるようにする。このインタフェースにより、ユーザは容易にモードを選択したり他のモードに切り換えたりすることができる。さらに、このインタフェースは、自動モード切り換えを提供する。このインタフェースは、ディスプレイを有する。モードコントロール、ソフトコントロール及びディスプレイの配置は、ユーザがシステムを容易に操作することができるように設計されている。このシステムは、いくつかの余分のコントロールを提供するが、これはユーザがそのユーザにとって最も便利で直感的なコントロールを選択できるようにするためである。

Description

関連出願
本発明は、出願2002年6月13日、発明の名称「効率的ユーザ対話のためのテレマティックスディスプレイ」の米国仮出願第60/388,214号、出願日2002年6月13日、発明の名称「グラフィックとテキストの同時表示のためのデュアルディスプレイ」の米国仮出願第60/388,586号、出願日2002年6月13日、発明の名称「車両用制御情報取得のための直接アクセス」の米国仮出願第60/388,588号、出願日2002年6月13日、発明の名称「車両用地理的フェンシング」の米国仮出願第60/388,217号、出願日2002年6月13日、発明の名称「モバイルメディアプレイヤー用マルチメディア情報の提供」の米国仮出願第60/388,337号、出願日2002年6月14日、発明の名称「自由度のあるGPSモニタリングおよびナビゲーションを提供するためのネストされたナビゲーションシステム」の米国仮出願第60/388,838号、出願日2002年6月14日、発明の名称「追跡装置用プリセットナビゲーションポジション」の米国仮出願第60/389,023号、出願日2002年6月14日、発明の名称「逆番号ロックアップに基づくナビゲーション情報」の米国仮出願第60/388,824号、出願日2002年6月14日、発明の名称「GPSおよびテレマティックスを含む自動車用アプリケーション用エンターテインメントシステム」の米国仮出願第60/388,698号、出願日2002年6月14日、発明の名称「テレマティックスシステム」の米国仮出願第60/389,048号の優先権を主張するものであり、これらを全て参照して本明細書に取り込む。本願は、本願と同一の出願日で、発明の名称「マルチ機能システムのためのインタフェース」の米国出願第___号に関連し、これを参照して本明細書に取り込む。
技術分野
本発明はユーザインタフェースに関し、特にユーザのシステムとの対話効率を向上させるための多機能ユーザインタフェースおよび方法に関する。
背景技術
典型的に、ユーザは、表示画面でデータを見て、コマンドを選択するかコマンドをシステムに入力することにより、コンピュータシステムと対話する。表示画面は、典型的にはテキスト、グラフィック、あるいはテキストとグラフィックの組み合わせを表示する。システムの中には、テキストトゥスピーチ(「TTS」)エンジンを使って、ユーザに聴覚情報を与えるものもある。
コンピュータ業界の急速な成長は、コンピュータシステム、特にモバイルコンピューティングシステムに様々な機能を取り入れている。車両コンピュータシステムはますます複雑になっている。ラジオチューナ、コンパクトディスク(CD)プレイヤー、カセットプレイヤーだけでなく、車両マルチメディアシステムはナビゲーションシステムや通信システムも備えている。モバイルコンピューティングシステムにおける多機能な能力が増加は、一般的に長時間のユーザ・システム対話を要する複雑なインタフェースを必要とする。
多機能システムではしばしば、ユーザが面倒なメニュー構造をナビゲートして、複雑なテキスト情報を読まなくてはならない。複雑なメニュー構造とテキストデータは、長時間のドライバー・システム間での対話を引き起こし、これにより、ドライバーの注意力が車両運転からモバイルコンピューティングシステムの操作へと逸れてしまう。車両運転から注意力が逸れることにより、事故の可能性が増し、オペレータ、搭乗者、歩行者やその他の車両ドライバーの生命を脅かすことになる。現在利用できるマルチメディアシステムは、ドライバーに効率的または直観的なインタフェースを与えるものではない。
多機能システムで利用可能な1つのインタフェースは、多数の機能、例えばラジオ、ディスクプレイヤー、ナビゲーションシステム、温度調節などを制御する共通コントロール(control:制御ボタン,コントロールボタン)を提供する。このインタフェースの問題点は、コマンドがツリー構造メニューの奥深くに埋め込まれているという点である。ユーザは、ツリーを検索して所望のコマンドを見つけなければならない。異なる機能に関連するコマンドを入力するためには、ユーザは、ツリーについて同じ動作を繰り返して機能を切り換えてから、ツリーを検索し、目的のコマンドを探し当てなければならない。この処理はユーザにとって非常に面倒で、ユーザの注意力を道路からそらしてしまう。
その他のインタフェースは機能ごとに異なるコントロールを提供する。これらのインタフェースは、全てのコントロールを収容するために多くのスペースを必要とする。モバイルシステムで利用できるスペースは通常限られており、そのためサポートできる機能の数が限られてくる。また、これらのインタフェースは、ユーザが所望のコマンドを見つけるために多数のコントロールを検索しなければならないことから、ユーザに混乱を生じさせる。
発明の概要
本発明は、多機能システム用の直観的インタフェースを提供することにより、上述の要求にこたえるものである。インタフェースは、全てのモードと機能を通じて実質的に同一の機能を保持するコントロールと、起動中のモードまたは機能に基づき変化するコントロールの組み合わせを用いる。一連のモードコントロールは、ユーザがモードの切り換えを容易に行えるように設けられる。複数のモードタイプ、例えば長時間持続モードと短時間持続モードなどがサポートされる。長時間持続モードの例としては、ラジオなどの放送コンテンツ、CDなどの保存コンテンツ、情報サービスなどの要求コンテンツが挙げられる。短時間持続モードの例としては、通信、ナビゲーション、目的地マーキングが挙げられる。さらに、システムのモードの複数または全てを一時的に作動不能にする特別限定モードもサポートされる。各モードは1つ以上の機能を有しうる。例えば、ラジオモードは、AM、FM、および衛星ラジオような機能を有する。
インタフェースはさらにディスプレイを有する。ディスプレイは、単一または複数の表示領域を含む。ディスプレイが複数の表示領域を有する場合、表示領域の1つがテキスト情報を与え、他方の表示領域がグラフィック情報を与えることができる。また、表示領域の1つは、様々な機能を有するコントロールにラベルをつけることができる。2つの表示領域は互いに隣接して配置してもよい。あるいは、2つの表示領域は離間して配置して、一方の表示領域を機器パネル上に配置してもよい。
インタフェースは、ディスプレイがソフトコントロールに対してラベルを与えられるようにディスプレイの周囲に配置されるソフトコントロールを提供する。各ソフトコントロールの機能は起動中のモードまたは機能に基づき変化する。全てのモードまたは機能において全てのソフトコントロールが起動するわけではない。ソフトコントロールの機能は起動中のモードまたは機能に依存するものであっても、ソフトコントロールが様々なモードや機能で用いられる方法には類似点がある。この類似点は、ユーザのインタフェースと対話を容易にする。
インタフェースはソフトコントロールと組み合わせてリストとリスト変更子を用いる。利用可能なリストとリスト変更子は、起動中のモードまたは機能に依存する。しかし、同様の複数のソフトコントロールを用いて、全てのモードにおいてリスト変更子を選択し、同様の複数のソフトコントロールを用いて、全てのモードにおいてリストをスクロールする。
インタフェースはいくつかの形式でユーザにフィードバックをする。ユーザがあるキーを起動することでインタフェースと対話する場合、システムは、クリックなど、キーが起動したことを示す可聴の手がかりを与えるようにしてもよい。また、システムはユーザの入力を繰り返すことができるので、ユーザは入力を確定することができる。システムは、ユーザの入力を表すテキストまたはグラフィックを表示、またはユーザの入力を可聴に繰り返すためにテキストトゥスピーチ(「TTS」)エンジンを使用することができる。
システムは、必要とされるユーザ対話量を最小限に抑える、ユーザに対する直観的なインタフェースを提供することを意図している。例えば、通信やナビゲーションなどの重要なユーザ対話を必要とするモードまたは機能について、システムは電話を受ける側または目的地を選択するのに用いることができるリストを提供する。したがって、ユーザは完全な住所や電話番号を入力する必要がない。さらに、ユーザが完全な住所を入力しなければならない場合、システムは車両の現在の位置に基づき街路、市、および州についてのデフォルト値を与える。これらのデフォルト値を与えることで、ユーザから必要である情報量を最小限に抑えられる。
システムはXMLスクリプトを用いて遠隔のサーバとデータベースとのインタフェースをとる。XMLスクリプトを用いることで、ユーザはニュースプロバイダなどの多数の既存するサービスプロバイダとインタフェースをとることができる。また、XMLスクリプトを用いることで、システムの更新やカスタマイズを容易に行うことが可能となる。
本発明の上述ならびにその他の態様、特徴、利点は、以下に開示する実施例の詳細な説明を検討し、添付の図面と特許請求の範囲を参照することで、より明確に理解、認識されよう。
詳細な説明
本発明は、要求されるユーザ対話量を最小限に抑える多機能システム用直観的インタフェースを提供する。インタフェースは、全てのモードと機能にわたって同一の機能を実質的に保持するコントロールと、起動中のモードまたは機能に基づき変化するコントロールを組み合わせて使用する。一連のモードコントロールは、ユーザがモード間切り換えを容易に行えるように設けられる。モード内の多数の機能ともに多くのタイプのモードをサポートする。
また、インタフェースはディスプレイを備える。ディスプレイの表示領域は、単一でも複数でもよい。ディスプレイには、テキスト情報、グラフィック情報、あるいはテキストとグラフィック情報の組み合わせたものが表示される。インタフェースは、ディスプレイがソフトコントロール用ラベルを与えられるよう、ディスプレイの周辺に配置されるソフトコントロールを有する。ソフトコントロールの機能は、起動中のモードまたは機能に基づき変化する。また、インタフェースにより、ソフトコントロールと組み合わせて用いられるリストとリスト変更子が与えられる。利用できるリストとリスト変更子は、起動中のモードまたは機能によって変化する。
モードコントロール、ソフトコントロール、およびディスプレイは、ユーザのシステムとの対話を容易にするように配置される。また、コントロールの選択とグループ化は、システムを使用しやすいように行われる。システムは、ユーザに最も好都合または直観的なコントロールをユーザが選択できるようにいくつかの冗長コントロールを有する。
ユーザインタフェース
図1はインタフェースの一例を示すものである。インタフェースは車両に搭載できる。インタフェースは、ディスプレイと多数のコントロールを有する。1つの実施例によれば、ディスプレイは第1の表示領域132と第2の表示領域138とを有する。第1の表示領域にはテキスト情報が表示される。テキスト情報には、ソフトコントロール用ラベル、リスト、リスト変更子、記述テキスト、プロンプトが含まれている。第1の表示領域では、さまざまな色を用いて表示されるさまざまな種類のテキストを示す。多種多様なフォントとサイズも用いて、ユーザが種類の異なるテキスト情報を区別する助けとすることもできる。
第2の表示領域にはグラフィック情報が表示される。グラフィック情報には、モードまたは機能アイコン、情報ロゴ、ナビゲーションロゴが含まれる。グラフィック情報により第1の表示領域においてテキストで与えられたのと同様な情報を与えることもある。他方、グラフィック情報により追加情報が与えられることもある。システムによって、画像切り換え時にフェーディングや消去などの単純な遷移を行うことができる。画像形式の例としては、ただしこれに限定されないが、GIF、TIFF、MPEG、JPEGなどがある。
多様なディスプレイ配置が可能である。1つの実施例においては、第1の表示領域が真空蛍光表示管(「VFD」)などある種類のディスプレイに相当し、第2の表示領域は液晶ディスプレイ(「LCD」)などの第2の種類のディスプレイに相当する。別の実施例では、第1の表示領域と第2の表示領域を与える単一のディスプレイが用いられる。さらに別の実施例では、第2の表示領域は機器パネル上に設けられる。実施例の中には、単一の表示領域のみを用いるものもある。その場合、その単一の表示領域に表示される情報はテキスト情報でも、テキストとグラフィック情報の組み合わせでもどちらでもよい。単一の表示領域のみが用いられる場合、その表示領域は第1の表示領域や第2の表示領域に関連してここで説明する情報、または2つの表示領域で表示される情報の組み合わせを表示すればよい。
コントロールは、図1に示すように戦略上、ディスプレイ近傍に配置される。コントロールをディスプレイ近傍に配置することにより、ユーザがデータをスクロールするためにデータディスプレイ近傍のコントロールを選択したり、特定のデータを選択したり、機能を変更したりできるので、ユーザ・システム対話の効率が向上する。ユーザは、コントロールがユーザの視野内にあるのでデータから注意が逸れることもない。よって、ユーザは表示されたデータを理解し、ひと目で対応するデータを選択することができる。データ表示に特化した時間が短縮されることによって、ユーザは車両の運転により時間を割くことができ、これにより事故にあう可能性が低下する。
ここでは、コントロール、ボタン、キーといった用語は、ダイヤル、ボタン、キー、または感圧性スクリーンを含む、ただしこれらに限定されることはない、任意の種類の入力装置を取換え可能に表すものである。ソフトコントロール、ソフトボタン、ソフトキーは、起動中のモードまたは機能に基づき変化する機能のコントロールを示すものである。典型的には、ラベル、シンボル、アイコンまたはその他のインジケータがソフトコントロールに対応する現在の機能を示す。図1は、第1の表示領域に近接配置された4個のソフトコントロール140、142、144,146を示すものである。ソフトコントロールの現在の機能はソフトコントロールに隣接するディスプレイ上に示されたラベル、シンボル、またはアイコンで示される。ソフトコントロールがあるモードで機能しない場合、ソフトコントロール横のディスプレイが空白になる。図1は、ソフトコントロールラベル用の第1の表示領域の一部を使用することを示したものである。図1では、ソフトコントロールはスクロールに用いられ、スクロール方向をあらわす矢印がソフトコントロールの次に表示される。その他の実施例では、異なる数のソフトコントロールやソフトコントロールの別の配置、あるいはソフトコントロールの機能を実行する別の方法が示される。
図1にはまた、複数のモードコントロール116,118、120,122、124、126と、特別限定モードコントロール136、自己センタリングジョグダイヤル102、確定コントロール104、回転エンコーダ108、110、複数のプリセットコントロール114、BACKコントロール128、NEXTコントロール134、休止コントロール106、排出コントロール112、再呼び出しコントロール130が示されている。別の実施例では、コントロールを追加しても、その数を減らしてもよい。またコントロールの配置が異なっていてもよい。コントロールは全てのモードまたは機能において一貫した機能を実行するか、起動中のモードや機能に基づき変化する機能を実行する。さらに、コントロールは、そのコントロールがどう起動されるかによって異なる機能を実行することもできる。コントロールを押した状態を続けることで、単にコントロールを押してから解放する場合とは異なる機能を実行することができる。同様に、コントロールを強く回すか、コントロールを回した状態を続けることで、単にコントロールを押して解放する場合とは異なる機能を実行することができる。
図1に示すモードコントロールの一例は、放送コンテンツモード116、保存コンテンツモード118、要求コンテンツモード120、通信モード122、ナビゲーションモード124、目的地マークモード126、ならびに限定モード136に対応する。放送コンテンツモードでは、ラジオなどの放送コンテンツにアクセスする。保存コンテンツモードでは、メモリや音楽CDなどのディスクに記憶したコンテンツにアクセスする。要求コンテンツモードでは、問い合わせによって得られるコンテンツ、例えばインターネットで利用可能なコンテンツにアクセスする。通信モードでは、携帯電話サービスなどの通信サービスを受けられる。ナビゲーションモードでは、ルートガイダンスやナビゲーションサービスが受けられる。マークモードでは、マークした所在地をナビゲーションサービスによって使用できるようにユーザに所在地をマークさせる。限定モードでは、ユーザが車両に制限を設けることで、車両がある所定のパラメータを超過するとそれをユーザに通知するようにする。例えば、車両が所定の地域を離れて、迷った場合や、所定の速度を超えた場合に、ユーザに通知する。
モード内には多数の機能がある。例えば、放送コンテンツモードは、AMラジオ、FMラジオ、衛星ラジオなどの多数の機能を有している。保存コンテンツモードは、CD、DVD、MP3などの多くの形式をサポートする。通信モードは、名前による電話、番号による電話、音声メールによる電話などの多くの機能を有する。ナビゲーションモードは、住所によるナビゲーション、電話番号によるナビゲーション、名称によるナビゲーション、場所によるナビゲーションなどの多くの機能を有する。
モードに複数の機能が含まれる場合、機能全体のサイクルでモードコントロールを繰り返し作動させる。モードコントロールを押して維持した状態を続けると、対応のモードについてのセットアップオプションが開始する。セットアップオプションで、ユーザはいくつかのシステム設定とともに、モードの設定が可能である。
モードにはさまざまな種類がある。ある実施例では、モードのタイプとしては、長時間持続モードと短時間持続モードがある。長時間持続モードは、ユーザが典型的に比較的長い時間起動させるモードである。短時間持続モードは、ユーザが典型的に比較的短い時間起動させるモードである。放送コンテンツ、保存コンテンツ、要求コンテンツモードは長時間持続モードである。通信、ナビゲーション、マークモードは短時間持続モードである。ある実施例によれば、ユーザが長時間持続モードから短時間持続モードに変化させると、短時間持続モードに関連する行為が終了するとすぐにシステムが自動的に直前に選択した長時間持続モードに戻る。例えば、ユーザが保存コンテンツモードから通信モードに切り換えて電話をかけ、呼び出しが終了するとすぐに、システムは自動的に保存コンテンツモードに戻って、通信モードが起動したときに再生していた地点から保存コンテンツの再生を開始する。
別の実施例によればモードと機能を追加してもその数を減らしてもよい。例えば図2は、放送コンテンツ、保存コンテンツ、通信コンテンツモードのみが利用できる実施例を示したものである。その他の実施例として、フロントシート機能とリアシート機能用モード、あるいは車両制御機能用モードを有するものでもよい。
1つの実施例によれば、コントロールは機能によって組織化される。図1に示すように、ソフトコントロールは第1の表示領域近傍に配置され、モードコントロールは第2の表示領域近傍に配置される。さらに、長時間持続モードコントロールは第2の表示領域の一方の側部に配置され、短時間持続モードコントロールは第2の表示領域の他方の側部に配置される。図1では、長時間持続モードが左側、短時間持続モードが右側に配置されていることを示しているが、コントロールはどちら側でも配置可能である。また、制限モードコントロールは、ユーザがこのコントロールを不意に起動させてしまうことがないように、その他のモードコントロールからは離して配置されている。
ジョグダイヤルすなわち選択コントロール102は、機能プロンプト内でナビゲーションするのに利用できる。選択コントロールを用いて街路名などのデータのリストをスクロールでき、ラジオ局周波数を調節することができる。1つの実施例において、選択コントロールは、複数の接点場所を持つ(スプリング入りの)自己センタリングダイヤルである。接点により、システムはダイヤルが起動されるときの速度と加速度を判定することができる。これにより、ジョグダイヤルは回転量によって、しかもある持続時間中ダイヤルがすぐに解放されたか回した状態を続けるかによってさまざまな機能を実行することができる。
ある実施例において、選択コントロールは確定コントロール104を取り囲む。確定コントロールは、ユーザの選択または入力を確認するのに用いることができる。確定コントロールに関連する機能は、起動中のモードと機能に応じて変化させることができる。いくつかのモードまたは機能について、確定コントロールは別のコントロール、例えばNEXTコントロール134やソフトコントロール142などの機能を複製する。確定コントロールを押してそれを押した状態を続けると、ユーザがシステムと対話する際に音声コマンドを利用できる会話認識機能を起動させる。
NEXTコントロール134とBACKコントロール128は、モードまたは機能のプロンプトをナビゲートするのに用いることができる。ユーザがプロンプト内でテキストをキー入力する場合、BACKコントロールを押すことで最後に入力した文字が消される。プロンプトにキー入力したテキストがない場合、BACKコントロールは最後のプロンプトに戻る。NEXTコントロールとBACKコントロールを保存コンテンツモードで用いて、トラック、例えばCDのトラックなどを切り換え、放送コンテンツモードで用いてラジオ局の切り換えをすることができる。
プリセットコントロール114として、プリセット情報を保存し、それにアクセスするとともに、英数字情報を入力するコントロールを有する。モードや機能に応じて、プリセットコントロールはデフォルトで文字入力か番号入力になる。
回転エンコーダ108は、音量、音声、およびパワー制御に用いられる。ある実施例によれば、回転エンコーダはストッパがない自由錐もみエンコーダで、シングルステップの押しボタン110を有する。エンコーダを一方向に回すと、出力音量を上げるよう調節され、エンコーダを反対方向に回すと、音量を下げるよう調節される。システムは、汎用音量設定で制御される複数の音声出力源とともに、独自に音量設定される複数の音量出力源をサポートすることができる。例えば、放送コンテンツモードと保存コンテンツモードは汎用音量設定を利用でき、テキストトゥスピーチ(「TTS」)機能、電話呼鈴装置、電話音声、および可聴音機能は独自の音量設定をすることができる。
ある実施例では、エンコーダを押してから解放すると、音声制御メニューが入力される。音声制御モードに入ると、音声制御メニューオプションのサイクル中ずっとエンコーダを繰り返し押す。例示的なオプションとして、バランス、フェーディング、高音域、中音域、低音域が挙げられる。音声制御モードに入ると、選択したオプションにエンコーダを調整する。ディスプレイは現在の設定を視覚的に表示し、ユーザが調整する助けとなる。システムはエンコーダを押すことでパワー入切ができる。
任意の休止コントロール106を用いて、システムのある音声出力、例えば放送コンテンツ、保存コンテンツ、または要求コンテンツモードの出力を休止させることができる。コンテンツが保存されていると、システムは再生を終了させて終了位置をマークする。休止コントロールが2回押されると、システムはマークした位置に戻って再生を再起動できる。放送コンテンツモードでは、システムは内部デジタル記憶媒体を用いて、休止コントロールが再び押されるまでデータをキャッシュメモリに入れることができる。
複数のモードを同時に起動する場合もある。このような状況の場合、再呼び出しコントロール130を用いてモード切換を行う。例えば、ナビゲーションモードと保存コンテンツモードが両方起動されている場合、ユーザはモードコントロールではなく再呼び出しコントロールを用いて2つのモード間での切換をすることができる。
フィードバック音声は、ユーザがコントロールを起動させたかどうかを確認するものである。例えば、ユーザがあるコントロールを起動して、それを解放するといつもある音声を流し、一方ユーザがそのコントロールを起動して、その起動を続けるといつも別の音声が流すことができる。音声は起動中のモードまたは機能に基づき変化させられる。
インタフェースは複数の形式でユーザに情報を提供することができる。例えば、所在地を記述したテキストを第1の表示領域に表示し、その所在地に関連するロゴを第2の表示領域に表示し、所在地を説明する音声をTTS機能を用いて出力してもよい。
ソフトオブジェクト
モードに特化したコントロールを与えるために多数のソフトオブジェクトが使われる。本明細書で言う「ソフトオブジェクト」という用語は、モードと機能の両方またはいずれか一方に依存するソフトコントロールラベル、リスト、リスト変更子を含んでいる。ソフトコントロールラベルにより、ソフトコントロールの現在の機能を明らかにするラベル、シンボル、あるいはアイコンが与えられる。典型的には、ソフトコントロールにより、ユーザはスクロールしてリストからリスト変更子や項目を選択できる。
典型的に、リスト変更子はディスプレイの一方の側に常に表示され、リストはディスプレイの他方の側に表示される。また同様のコントロールを用いて、スクロールしてリストからリスト変更子や項目を選択する。共通リスト変更子インタフェースと共通リストインタフェースを用いることで、ユーザに直観的なインタフェースが与えられる。本実施例では、リスト変更子はディスプレイの右側に現れ、リストはその左側に現れる。
適応型インタフェース
システムはどの機能がサポートされているかを判定し、それに応じてユーザに与えるプロンプトとオプションを調整する。よって、同様なシステムでも、上記のモードの1つ、いくつかまたは全てを有する実施例をサポートすることが可能となる。例えば、ある車両モデルには放送モードしか与えられていない場合、保存コンテンツモードと通信モード、それから図2に示されているようなインタフェースパネルをインストールするようにしてもよい。システムはインストールされるインタフェースパネルの種類を検出して、それに応じて適応する。さらに、別の購入者が別の機能を用いるよう選択してもよい。第1のユーザが衛星ラジオの視聴契約をし、第2のユーザが視聴契約をしないようにしてもよい。このような状況場合、システムは、どのモードがインタフェースパネルでサポートされており、どの機能をユーザが起動したかを判定することによりサポートする機能とモードを明らかにする。このように、同様なシステムを用いて、多種多様なインストールをサポートすることが可能となる。
モードコントロール
上述のとおり、インタフェースは多数のモードコントロールを有する。これらのモードコントロールをユーザは常に使用することができ、コントロールにより平面のメニュー構造が得られる。平面メニュー構造によって、ユーザは、所望のモードコントロールを選択することにより、モードが容易に選択できるかモードの切換ができる。
ユーザがあるモードから別のモードに切り換えるとき、第1のモードは休止か作動停止になる。1つの実施例によれば、ユーザが保存コンテンツモードなどの長時間持続モードから通信モードなどの短時間持続モードに切り換えると、長時間持続モードは割り込み地点で休止になり、短時間持続モードが起動する。ユーザが短時間持続モードを使用し終わると、システムが自動的に長時間持続モードを割り込み地点から再起動する。例えば、割り込み地点は、システムがその地点でCDの再生を停止するようにCDのある特定のトラックの特定の地点に対応するものであってよい。いったん保存コンテンツモードが再起動されると、ユーザがそのトラック全体を聞けるよう、システムは割り込み地点からCDの再生を開始する。ユーザが放送コンテンツモードから短時間持続モードに切り換えると、放送コンテンツモードがキャッシュメモリに記憶される実施例もある。しかし、他方、放送コンテンツモードがキャッシュメモリに記憶されない実施例もある。
ユーザが長時間持続モード間で切り換えをする場合、第2の長時間持続モードが選択されるとすぐに第1の長時間持続モードの作動が停止される。次の段落では様々なモードについてさらに詳細に説明する。
放送コンテンツモード
放送コンテンツモードでは、ラジオなどの放送コンテンツが提供される。放送コンテンツモードはAMラジオ、FMラジオや衛星ラジオなどの多くの機能をサポートする。拡張AM/FMラジオはAMとFMラジオ機能の選択可能な副機能である。
別のモードから放送モードに入るために、ユーザは放送コンテンツコントロールを選択する。ユーザが放送コンテンツモードを以前に使用したことがあると、以前選択された機能が起動される。ユーザが放送コンテンツモードを以前に使用したことがない場合、デフォルトの開始機能が起動される。ユーザは放送コンテンツコントロールを繰り返し起動することにより、利用可能な機能を循環させることができる。
図3Aと3Bは、放送コンテンツモード用ソフトウエコントロールのための表示画面と機能の一例を示すものである。第1の表示領域には局周波数や番号、アーチストや曲名など、放送についての情報が含まれ、第2の表示領域には適切なアイコンを表示することにより起動中の機能または副機能が示される。
(拡張AM/FMラジオを含めた)AMラジオとFMラジオの機能について、ソフトコントロールの1つ、例えばソフトコントロール144により走査機能が実行される。ソフトコントロール140と142などの2つのソフトコントロールによって、ユーザは副機能リストをスクロールして1つの副機能を選択することができる。図3Aに示す1つの実施例では、副機能リストには、AMラジオまたはFMラジオについては「標準(stnd)」が、拡張AM/FMラジオには「プラス(plus)」が含まれる。
衛星ラジオについては、ソフトコントロール144と146などの2つのソフトコントロールにより、ユーザは分類基準に対応するリスト変更子をスクロールすることができる。分類基準としてはジャンル、カテゴリとチャンネルがある。ソフトコントロール140と142などの別の2つのソフトコントロールを用いるとユーザはリストをスクロールして、特定のジャンル、カテゴリまたはチャンネルを選択することができる。例えば、カテゴリが選択されると、ユーザはブルース、クラシック、カントリーミュージック、ジャズやロックなどのカテゴリを含んだリストをスクロールできる。図3Bを参照されたい。
放送コンテンツモードでは、選択コントロールにより、ユーザはダイヤルを回すか、ダイヤルを強く回すかダイヤルを回してそれを保持することによる検索機能を介して周波数かチャンネルを選択する。検索方向はダイヤルの回転方向によって決定される。あるいは、検索にBACKコントロールとNEXTコントロールを用いることもできる。
プリセットコントロールによって、ユーザは選択した周波数かチャンネルを設定しアクセスすることができる。プリセットコントロールを起動してから解放すると、対応の周波数かチャンネルが選択される。プリセットコントロールを起動して、その起動した状態を続けると、プリセットコントロールは現在選択されている周波数かチャンネルにセットされる。
保存コンテンツモード
保存コンテンツモードでは、音楽、ビデオやその他の情報といった保存したコンテンツが得られる。保存コンテンツモードは、CD、DVDやMP3などの多くのメディア形式をサポートする。リアシートエンターテインメントは、独自のリアシートエンターテインメントシステムの制御を可能にする選択可能な機能である。
別のモードから保存コンテンツモードに入ると、ユーザは保存コンテンツコントロールを選択する。システムは自動的に保存したメディアの形式を検出して、保存コンテンツの再生を開始する。ユーザがその保存コンテンツを以前に使用したことがあると、再生がストップした地点から再生が開始される。ユーザがその保存コンテンツモードを以前使用したことがない、もしくは新しいディスクが装着されると、デフォルトの開始地点か、開始地点が定義されていれば以前定義した開始地点から再生が開始される。
当業者には明らかなとおり、複数のメディアプレイヤーを本システムではサポートすることができる。そのばあい、異なる機能を各メディアプレイヤーに関連付けることができる。例えば、システムがディスクとSDメモリカードの両方をサポートする場合、ある機能をディスクプレイヤーに関連付け、別の機能をSDメモリカードプレイヤーに関連付ける。複数の機能がサポートされている場合、保存コンテンツモードが起動すると以前選択された機能が起動する。ユーザが保存コンテンツモードを以前に使用したことがなければ、デフォルトの機能が起動する。ユーザは、保存コンテンツモードコントロールを繰り返し起動することにより、利用可能な機能を循環することができる。
図4Aと4Bは、保存コンテンツモード用ソフトコントロールのための表示画面と機能の一例を示すものである。図4AはCDを再生するためのディプレイの一例を示す。第1の表示領域が現在のトラックのアーチストと曲名などのコンテンツについての情報を表示する実施例もある。他方、第1の表示領域が空白の実施例もある。第2の表示領域は、保存コンテンツのトラック番号と形式を示すアイコンを表示するか、時にはカバーアートワークを表示する。システムが遠隔地のサーバにアクセスすると、アーチストと曲名などのCDトラックについての情報が、カバーアートワークとともに、CDDB.comで利用可能な音楽情報データベースから獲得することができる。
図4BはMP3形式ディスクを再生するためのディスプレイの一例を示す。第1の表示領域は現在のトラックのアーチストと曲名などの情報を表示し、第2の表示領域がトラック番号と保存コンテンツの形式などを表示する。表示される情報は、ディスク上のトラックタグ情報から得られる。
ソフトコントロール144と146などの2つのソフトコントロールによって、ユーザはリスト変更子をスクロールすることができる。ソフトコントロール140と142などの別の2つのソフトコントロールによって、ユーザは選択されたリスト変更子に対応するリストをスクロールすることができる。
システムはディスクに記録されたリストを読み出して使用することができる。再生リストが存在すれば、再生リストによって分類モードが決定される。複数の再生リストがある場合、再生リストがリストとしてユーザに与えられるよう、再生リストに対応するリスト変更子を選択することによってユーザは再生リストを選択する。デフォルトでは、アルファベット順のリストの最初に表示される再生リストを再生する。ユーザはソフトコントロール140と142などの2つのソフトコントロールまたは選択コントロールを用いて再生リストをスクロールすることができる。以前記録された再生リストがなければ、リスト変更子は「全て」にデフォルト設定され、トラックのアルファベット順のリストがユーザに与えられる。
ユーザは、そのリストとリスト変更子を用いてカスタム再生リストを作成することができる。典型的なリスト変更子としては、アルバム、アーチスト、ジャンル、再生リスト、および「全て」がある。ユーザは変更子の1つを選択して、適切なリストから選択することによりカスタム再生リストを作成する。一例としては、「ジャンル」によってトラックを組織化して、「ロック」ジャンルのトラックのみを再生する。ロック選択肢のみで再生リストを作成するためには、ユーザは「ジャンル」についてのリスト変更子を選択し、そのリストから「ロック」を選択する。再生リストは全てのトラックタグの内容とディスク上の再生リストに基づき作成される。しかし、変更子「全て」が選択されると、ユーザはアルファベット順、アーチスト、アルバムおよびジャンルを含む分類リストから選択することができる。アルファベット順が選択されると、ディスク上の全てのトラックがアルファベット順に再生される。アーチスト、アルバムまたはジャンルが選択されると、トラックがまずアーチスト、アルバムまたはジャンルに応じて次にトラックに応じてアルファベット順に配列される。ユーザが以前記録された再生リストを選択するかカスタム再生リストを作成すると、その再生リストがそのディスクにデフォルト設定される。
選択コントロールにより、ユーザはトラックを選択するかトラック上を移動させることができる。選択コントロールを一方向に回すと、ユーザは前のトラックを選択できる。選択コントロールを逆の方向に回すと、ユーザは次のトラックを選択できる。あるいは、BACKコントロールを用いて、以前のトラックを選択、もしくはNEXTコントロールを用いて、次のトラックを選択することができる。選択コントロールを一方向に強く回すと、ユーザは最初のトラックを選択することができる。選択コントロールを反対方向に強く回すと、ユーザは最後のトラックを選択することができる。選択コントロールを回してそれを保持すると、ユーザはコントロールの回転方向に応じて現在のトラックを早送りか巻き戻しすることができる。
プリセットコントロールによって、ユーザは1つのトラックを選択することができる。プリセットコントロールが起動されてから解放されると、コントロールに関連する番号に対応するトラックが選択される。例えば、「1」に関連するコントロールを起動してから解放すると、最初のトラックが選択される。プリセットコントロールを起動し、それが起動し続けると、10+コントロールに関連する番号に対応するトラックが選択される。例えば、「1」に関連するプリセットコントロールを起動し、それが起動し続けると、11番目のトラックが選択される。
要求コンテンツモード
要求コンテンツモードでは、システムはデータベース、インターネット、ウェブサーバ、あるいはコンテンツを提供するその他のサーバなどの外部のソースからのコンテンツを要求する。1つの実施例によれば、システムは無線通信装置を用いて外部ソースと通信する。要求されたコンテンツは典型的に2つの種類に系統立てられる。第1の種類のコンテンツは、ニュース、交通、天気などの情報を与え、第2の種類のコンテンツは地方のエンターテインメントスケジュールとEメールなどの情報を与える。両方の種類のコンテンツを与える実施例もあれば、1種類のコンテンツのみを与える実施例もある。コンテンツはTTSエンジンを用いてユーザが読み出す。TTSエンジンは当業者に公知であり、市販されている。
ユーザは要求コンテンツモードについて特徴と利用可能なコンテンツを定義する。典型的には、ユーザは1つ以上の情報サービスと契約してコンテンツを得る。1つの実施例によれば、ユーザは要求コンテンツセットアップモードで、トピック、サブトピック、TTSエンジンと読み出しパラメータを定義する。別の実施例では、ユーザはウェブページを介してトピック、サブトピック、TTSエンジンと読み出しパラメータを定義する。利用可能なトピックとサブトピックは典型的には情報サービスにより定義される。ユーザはどのトピックとサブトピックを入れるか、どのトピックを外すかを決定する。
コンテンツは階層的に系統立てることができる。例えば、上記のコンテンツの2つの種類だけでなく、トピックとサブトピックによってもコンテンツを系統立てることができる。例えば、ニューストピックには、トップニュース、ワールドニュース、ローカルニュース、経済ニュース、スポーツニュース、健康関連ニュースなどのサブトピックを含めるようにしてもよい。Eメールトピックには、ユーザの様々なEメールアカウントについてのサブトピックを含めるようにしてもよい。
ソフトコントロール144と146など、対のソフトコントロールにより、ユーザはリスト変更子をスクロールすることができる。1つの実施例によれば、リスト変更子は、トピックとサブトピックを有する。選択コントロールにより、ユーザはリストから事柄を選択することができる。選択コントロールを一方向に回すと、ユーザは以前の事柄を選択することができる。選択コントロールを反対方向に回すと、ユーザは次の事柄を選択することができる。あるいは、BACKコントロールを用いて以前の事柄を選択するか、NEXTコントロールか確定コントロールを用いて次の事柄を選択することができる。
TTS設定としては、ユーザにTTSエンジンについて特定の音声特性を持つ音声を選択させる音声設定がある。読み出しパラメータによって、システムがトピックとサブトピックに関連するコンテンツをユーザにどのように出力するかを判定する。1つの実施例によれば、読み出しパラメータは「サブトピックとトピックに応じて全ての事柄を読み出す」にデフォルト設定されている。例えば、システムは起動中のトピック/サブトピックから事柄を読み出す。その事柄が読み出されると、システムは休止し、その後次の事柄の読み出しを開始する。サブトピックの全ての事柄が読み出されたら、システムは次のサブトピックに移り、サブトピックの見出しを読み出してからそのサブトピックの事柄の読み出しを開始する。起動中のトピックの全てのサブトピックが読み出されたら、システムは次のトピックに移り、その見出しを読み出し、第1のサブトピックの見出しを読み出し、そのサブトピックの最初の事柄を読み出す。しかし、システムが各トピックまたはサブトピックの読み出し後は読み出しを停止するように、ユーザは読み出しパラメータを変更することもできる。いったん停止すると、システムは次の指令を待つか、以前のモードか機能に戻ることができる。ユーザが交通または天気情報のみを受け取る場合、ユーザはシステムにトピックかサブトピックを読み出した後、以前のモードか機能に戻るよう求めてもよい。このように、ユーザは保存コンテンツモードから切り換えて要求コンテンツモードを起動して交通リポートを聞き、システムが自動的に保存コンテンツモードに戻るようになる。読み出しパラメータは、コンテンツの第1の種類(例えばニュース、交通、天気など)とコンテンツの第2の種類(例えば地方のエンターテインメントスケジュール、Eメールなど)によって設定を変えてもよい。
1つの実施例によれば、要求されたコンテンツをヘッドラインやストーリ全体など様々な形式で提供することができる。ヘッドライン形式では、ある事柄のヘッドラインといくつかの段落、通常最初の段落か2つの段落が含まれる。ストーリ全体という形式では、典型的にはヘッドラインと事柄全体が含まれる。ユーザは形式を継ぎ目なしで切り換えることができる。ある事柄を読み出し中、ユーザがある形式から別の形式に切り換えると、システムは現在の事柄か次の事柄で切り換えを行うかどうかを判定する。例えば、ユーザがヘッドライン形式からストーリ全体形式に切り換えると、システムは事柄全体を読み続ける。ユーザがストーリ全体形式からヘッドライン形式に切り換えると、システムはヘッドライン形式について最終地点を通過したかどうかを判定する。通過したと判断すると、システムは現在の事柄についてのストーリ全体形式を維持して、次の事柄についてはヘッドライン形式に切り換える。通過していないと判断すると、システムは現在の事柄についてヘッドライン形式に切り換える。
ソフトコントロール140などのソフトコントロールの1つにより、ユーザは形式を切り換えることができる。1つの実施例によれば、単一のコントロールは2つの形式を切り換えるトグルスイッチとして作動することができる。別の実施例によれば、2つのソフトコントロールにより、ユーザは形式リストをスクロールすることができる。図5は(「more」のラベルがついた)ストーリ全体形式と(「less」のラベルがついた)ヘッドライン形式間を切り換えるトグルスイッチとしてソフトコントロール140が用いられる実施例を示している。
システムは、過去の使用または、現在のトピックとサブトピックが過去に使用されたことがなければデフォルトに基づき、起動中の項目あるいはこのモードにおける開始地点を判定する。モードがこれまでに使用されたことがない、もしくはユーザが別のトピックを希望する場合、システムは起動中のトピックとサブトピックになりうる最初のトピックとそのトピックのサブトピックを定義する。いったんモードが起動すると、起動中のトピックとサブトピックが現在のトピックとサブトピックになる。ユーザがそのモードから離れ、後にそのモードに戻る場合、起動中のサブトピックの事柄が後進されていなければシステムはユーザが離れた時点から開始する。更新されていれば、システムは起動中のサブトピックの最初の事柄から開始する。
情報サービスにより、各トピックとサブトピックについてのコンテンツソースをあらわす、国内ニュースソース、ローカルニュースソース、天気ソース、および交通ソース用アイコンなどのグラフィックアイコンが得られる。これらのアイコンは第2の表示領域で表示されてユーザがトピックとサブトピックをナビゲートする助けとなる。図5に示されるアイコンはニュースソースに対応する。また、グラフィックアイコンがコンテンツを伝達することもできる。例えば、天気ソースがコンテンツを提供し、気温を読み出しながら曇りなどの現在の状況を示すグラフィックを表示することができる。図5ではまた、ヘッドラインとともにトピックまたはサブトピックが第1の表示領域に表示されることが示されている。
さらに、アイコンはコンテンツプロバイダ(提供者)の自己プロモーションや広告スペースの機会を与える。広告主はコンテンツに沿って広告をを提供するためにコンテンツプロバイダに支払う。広告は提供されるコンテンツの種類に応じて行うことができる。例えば、ユーザが野球の試合を視聴している場合、次の試合または野球帽の広告を提供することができる。広告収入を、ユーザへのコンテンツ提供コストと相殺するために使用することもありえる。
通信モード
通信モードによって、ユーザは車両の外部と、典型的には携帯電話かその他の無線装置を介して通信できる。無線装置は専門装置であっても着脱可能装置であってもよい。いずれの場合でも、ユーザは装置のキーパッドにアクセスする必要がなくインタフェースと対話できる。1つの実施例によれば、通信モードは、名前による電話、番号による電話、音声メールによる電話などの多くの機能を有する。別の実施例では、別の種類の機能を有する。
別のモードから通信モードに入る場合、ユーザは通信コントロールを選択する。ユーザが通信モードを以前使用したことがあれば、以前選択された機能が起動する。そのモードを以前に使用したことがなければ、デフォルトの開始機能が起動する。ユーザは通信モードコントロールを繰り返し起動することにより利用可能な機能を循環することができる。
名前による電話機能で、ユーザは電話帳から名前を選ぶことにより電話を書けることができる。電話帳は付属の装置から入手可能である。名前による電話が起動すると、システムは電話帳を表示する。1つの実施例において、名前は第1の表示領域にリスト形式で表示される。最初に表示される名前は、アルファベット順で最後に呼び出される名前でも最初に呼び出される名前であってもよい。典型的には、リストはアルファベット順に並べられる。しかし、その他の系統立てを利用することもできる。ユーザはソフトコントロール140と142などの2つのソフトコントロールを用いて電話帳をスクロールすることができる。あるいは、選択コントロールを用いて電話帳をスクロールすることも可能である。ユーザはソフトコントロール144などのソフトコントロールの1つを選択することで入力を追加するか、ソフトコントロール146などの別のソフトコントロールを用いて入力を編集することもできる。プリセットコントロールを用いて入力を追加または編集する。図6Aを参照されたい。いったんユーザが所望の名前を探し当てれば、ユーザは確定コントロールかNEXTコントロールを用いて電話帳から名前を選択して、システムが電話を接続する。
名前による電話機能によって、ユーザは電話番号を入力することで電話をかけることができる。ユーザはプリセットコントロールを用いて電話番号を入力することができる。ユーザが番号を入力すると番号が表示される。また、番号が入力されるとTTSエンジンがその番号を提示する。ユーザはBACKコントロールを用いて番号を消去することができる。
名前による電話では電話を受けた側の名前、番号による電話では電話を受けた側の番号が、電話がかけられている間第1の表示領域に表示される。さらに、持続時間タイマを表示してもよい。図6Bを参照されたい。ユーザは、確定コントロールかソフトコントロールの1つを選択することにより電話を終了させることができる。電話終了後、システムはユーザを以前の長時間持続モードに戻る。
音声メール機能によって、ユーザは付属の携帯電話から音声メールを引き出すことが可能となる。メッセージが利用できる場合、ユーザは図6Cに示すようなメッセージを介して通知される。また、アナウンスや可聴の手がかりを生成してもよい。ユーザは、ソフトコントロール142などのソフトコントロールの1つか確定コントロールを選択することで音声メールにアクセスすることができる。新しいメッセージがあると、通信モードにおいて音声メールメッセージは別のディスプレイ上に重ねて表示される。その表示は、ユーザが音声メールアクセスコントロールの1つ以外のコントロールを選択すると解除される。
通信割り込み
ユーザはインタフェースを用いて着信通信に出ることができる。ある着信を検出すると、メッセージがユーザに示される。メッセージは現在のディスプレイ上に重なる。典型的には、メッセージは起呼側の名前か電話番号を含む。また、メッセージか別の可聴プロンプトをユーザに示してもよい。この情報は付属の装置から入手可能である。ユーザはソフトコントロール142と146などのソフトコントロールを用いて電話に出るか無視するかを選択できる。図7Aを参照されたい。あるいは、確定コントロールを用いて電話に出ることもできる。ユーザがメッセージに応答しないと、所定時間の満了後、システムは以前のモードに戻る。
付属装置が呼び出し待機をサポートする場合、呼び出し待機メッセージが待機中ユーザに示される。ユーザは現在の電話を終えるかソフトコントロール142と146などのソフトコントロールを用いて待機中の電話に出るかを選択できる。
遠隔ユーザアクセス
携帯電話かその他の無線装置が車両にインストールされている場合、ユーザは遠隔地から特定の機能にアクセスできる。ユーザは接続された装置に関連する番号をダイヤルし、システムにアクセスするためにパスワードを入力する。いったん接続されると、ユーザはドライバーとの会話、車両のロックまたはロック解除、車両の所在地確認、アラーム設定、アラームの状態確認など多くの機能を実行することができる。システムが車両システムバスかその他の車両コントローラに接続していれば、さらに別の機能をユーザは利用することができる。例えば、ユーザが車両が盗難にあったと判断すると、燃料系統を不能にするかそうでなければ車両の運転を停止させることができる。
ナビゲーションモード
ナビゲーション情報を提供するために、システムはナビゲーションサービスと対話する。ナビゲーションサービスは街路データベースと関心地点(「POI」)データベースを含むデータベースを保持している。典型的には、システムはナビゲーションサービスから受信する情報をキャッシュメモリに記憶する。キャッシュメモリに記憶される情報量とその種類は、システムの容量だけでなく使用するナビゲーションサービスに応じて変化する。いくつかの実施例によれば、キャッシュメモリに記憶される情報が車両が動くたびに更新される。
ナビゲーションモードは、住所によるナビゲーション、電話によるナビゲーション、名称によるナビゲーション、場所によるナビゲーションなど多くの機能を有する。別のモードからナビゲーションモードに入るために、ユーザはナビゲーションコントロールを選択する。ユーザが以前ナビゲーションモードを使用していれば、以前選択された機能が起動する。ユーザが以前にナビゲーションモードを使用していなければ、デフォルト設定の機能が起動する。ナビゲーションモードコントロールを繰り返し起動することにより、ユーザは利用可能な機能を循環することができる。
住所によるナビゲーションによって、ユーザは住所を用いて目的地を特定することができる。ユーザはソフトコントロールを用いて住所を入力する。1つの実施例において、ソフトコントロールのそれぞれが街路番号、街路、市、または州などの1つの住所要素に関連する。図8Aを参照されたい。住所によるナビゲーション機能が起動すると、システムは現在の所在地を判定して、現在の所在地について街路、市、及び州住所要素に情報を配置する。ユーザは、変更の必要な住所要素に対応するソフトコントロールを選択することにより目的地の住所を入力する。システムは最大パラメータから最小パラメータまで、すなわち、州から市まで、街路から街路番号までで機能する。したがって、ユーザがまず変更の必要な最大住所要素を変更すればもっとも効率的である。ユーザはしばしばナビゲーションシステムを用いて同一市内の目的地に到着するので、このような系統化は多くの状況において目的地を設定するのに必要なユーザの入力量を最小限に抑えることになる。
図8Aにおいて、NEXTコントロール、確定コントロール、または「州」ソフトコントロールを起動させると、システムはユーザに州を入力するよう促す。ユーザが住所要素を入力すると、システムは2番目に小さいパラメータについて促す。よって、ユーザが街路名を入力すると、システムは街路番号についてユーザに促す。
1つの実施例において、ユーザは選択コントロールかソフトコントロールを用いて州のリスト、市のリスト、または街路のリストをスクロールすることができる。リストは典型的にはアルファベット順に提示される。州リストについて、リストはアルファベット順のリストの最初の州から開始される。市リストについては、現在いる州であると認められれば、市リストは現在いる市から開始される。現在いる州ではないとされれば、州リストはアルファベット順のリストの最初の街路から開始される。街路リストについては、現在いる市であると認められれば、街路リストは現在いる街路から開始される。現在いる市ではないとされれば、街路リストはアルファベット順のリストの最初の街路から開始される。
あるいは、ユーザがプリセットコントロールを用いて住所要素の文字を入力することで、州、市、または街路名を入力することも可能である。こうした状況下で、プリセットコントロールは状況では文字入力にデフォルト設定されている。システムは、ユーザが入力する文字に基づき市か州の名称を完成させるように自動完成機能を有する。ユーザが州、市、または街路名を入力すると、ユーザはNEXTコントロールか確定コントロールを選択して入力を認める。また、プリセットコントロールを用いて街路番号を入力する。こうした状況下で、プリセットコントロールは番号入力にデフォルト設定されている。
電話によるナビゲーション機能によって、ユーザは所在地に関連する電話番号を特定することにより目的地を特定することができる。この機能では、遠隔逆ロックアップサービスを用いて、電話番号から住所を判定する。ユーザはプリセットコントロールを用いて電話番号を入力する。この機能に関して、プリセットコントロールは番号入力にデフォルト設定されている。電話番号入力は、通信モードに関連して上で説明した入力と同様である。
電話番号が入力されると、ユーザはNEXTコントロールか確定コントロールを起動させてその番号を認める。番号が逆ロックアップサービスに伝達され、逆ロックアップサービスがその住所と電話番号に関連すると思われる名称を返答する。ユーザが目的地であると確認できるよう名称と住所が表示される。ユーザは、NEXTコントロールまたは確定コントロールを起動させることにより目的地であると確認する。
名称によるナビゲーション機能により、ユーザは所在地関連する名称を特定することにより目的地を特定することができる。この機能では、付属の無線装置に関連する電話帳と遠隔逆ロックアップサービスを用いて、名称から住所を判定する。ユーザは名前による電話機能に関連して上で説明したのと同様にして電話帳をスクロールする。ユーザは、NEXTコントロールまたは確定コントロールを起動させることにより電話帳から名称を選択する。
名称が選択されると、システムは名称と関連する電話番号を付属の無線装置を使って特定する。番号が逆ロックアップサービスに伝達され、逆ロックアップサービスがその住所と電話番号に関連すると思われる名称を返答する。ユーザが目的地であると確認できるよう名称と住所が表示される。ユーザは、NEXTコントロールまたは確定コントロールを起動させることにより目的地であると確認する。
場所によるナビゲーション機能により、ユーザは目的地または関心地点(「POI」)リストから選択して目的地を特定することができる。そのリストについての情報はナビゲーションサービスによって提供される。関心地点リストには、企業、ランドマーク、公共サービスなどについての所在地が含まれている。リストは、名称、種類、または所在地によって系統立てることができる。リストが所在地によって系統立てられている場合、所定の距離内にあるPOIが含まれる。例えば、所定の距離が半径10ブロックであるとすれば、車両の現在の所在地から半径10ブロック以内の所在地が含まれる。
場所によるナビゲーションにより、ユーザは所在地に関連する名称を特定することで目的地を特定することができる。リストが名称によって系統立てられている場合、リストは関連POIを全て含むアルファベット順のリストである。リストには、目的地からの車両の現在の距離とともに、目的地に関連する名称が含まれている。
リストが種類によって系統立てられている場合、リストの内容は現在のカテゴリと副カテゴリによって変わる。1つの実施例によれば、カテゴリと副カテゴリの階層を用いて関連POIを種類によって系統立てている。カテゴリとしては、空港ATM、ガソリンスタンド、食品雑貨店、宿舎、レストランが挙げられる。各カテゴリは、適用可能に1つ以上の副カテゴリに分割される。例えば、レストランのカテゴリは、ファーストフードやカフェテリアなど特定の種類のサービスを提供するレストラン、あるいは中華料理、メキシコ料理、イタリア料理など特定の種類の料理に分割される。副カテゴリをさらに副副カテゴリに分割することもできる。例えば、ファーストフードには個々のファーストフードレストランが含まれる。ユーザに提示されるリストの内容は、ユーザに最も関連のある選択肢を与えるよう車両の所在地が変化するにつれ変化させることができる。
1つの実施例において、リスト変更子とリストコントロールとともにリストが第1の表示領域に表示され、選択されたリスト項目を現すアイコンが第2の表示領域に表示される。例えば、図8Bは、ユーザに提示される、カテゴリによって検索する場合のディスプレイの一例を示し、図8Cは、ユーザに提示される、名称によって検索する場合のディスプレイの一例を示している。
場所によるナビゲーション機能を起動させると、システムは最近使用した検索系統か、以前に検索していなければデフォルト設定の系統を用いてリストを表示する。ユーザはソフトコントロール140と142などのソフトコントロールを用いてリストをスクロールすることができる。あるいは、ユーザは選択コントロールを用いてリストをスクロールすることができる。ユーザは、ソフトコントロール144と146などのソフトコントロールを用いて異なるリスト変更子を選択することによって、異なるリストを選択することができる。図8Bを参照されたい。ユーザが所望のPOIを探し当てると、確定コントロールかNEXTコントロールを用いてPOIを選択する。
ユーザが任意のナビゲーション機能を用いて目的地を選択すると、システムは目的地までのルートを算出する。ルートは、TTSコマンドか可聴プロンプトと、テキスト情報と、グラフィックを組み合わせてユーザに提示される。例えば、図8Dは、テキスト指令(ピーチスツリートリートを左)が第1の表示領域に表示され、グラフィック指令(左に曲がる矢印と曲がるまでの距離)が第2の表示領域に表示されることを示している。さらに、TTSコマンドはユーザに「ピーチツリーストリートを550フィート行って左に曲がる」よう指令を与える。
グラフィック指令を提示する代わりに、第2の表示領域を用いて広告やその他のプロモーションを表示することもできる。広告やプロモーションはナビゲーションサービスにより提供される。特に、広告やプロモーションは所在地ベースにすることができるので、近くの会社についての広告が提供される。広告を提供して宣伝収入を集めることによって、ナビゲーションサービスはユーザへナビゲーションサービスを提供する場合のコストを相殺できる。その内容は広告やプロモーションに限定されない。あらゆる所在地ベースのサービスが含まれる。
ユーザが行動を起こすのに必要な時間量に応じて、システムはナビゲーションモードをユーザが以前に選択した長時間持続モードに切り換えてもよい。システムは、ユーザと再度通信するのに必要になるまでに予想時間量が経過するかどうかを判定する。予想時間量が所定の時間量を超過すると、システムは長時間持続モードに切り換える。システムがモードを切り換えると、ユーザが好適な時期に要求された行動に移れるように、ユーザが行動を起こす必要がでる前にシステムはナビゲーションモードに再び切り換える。例えば、ルートが同じ道路で25マイルの範囲であるとき、ユーザが路上にいれば、システムは長時間持続モードに再び切り換える。次の指令をユーザに出す前に、システムはナビゲーションモードに戻る。このように、システムはナビゲーション指令を与え、ユーザが指令をなんら必要としないときにコンテンツを聞くことができる。
ユーザは、ナビゲーションモードコントロールを選択することにより、途中でルートをキャンセルするか目的地をルートに追加することができる。目的地は次の目的地か最終目的地として追加できる。ユーザは、ソフトコントロールを用いて追加された目的地の順番を選択する。1つの実施例によれば、ソフトコントロール142は次の目的地に関連し、ソフトコントロール146は最終目的地に関連している。図8Eを参照されたい。
ユーザが目的地に到着すると、ナビゲーションモードを終了させるか目的地にマークをつけることができる。ユーザが目的地にマークをつけるほうを選択すると、目的地をPOIリストに追加して適切な索引がその目的地につけられるように、ユーザは目的地についてのその他の情報とともに目的地の名称について促される。
マークモード
マークモードは単一の機能を有し、この機能によってユーザはすぐに目的地を選択することが可能となる。別のモードからマークモードに入るために、ユーザはマークコントロールを選択する。ユーザは、1つ以上のプリセットコントロールかマークをつけた目的地のリストを用いてマークをつけた目的地を選択する。ユーザがマークをつけた目的地を選択すると、選択を確定するためにNEXTコントロールか確定コントロールを起動させ、システムはそのマークをつけた目的地までのルートを判定する。
1つの実施例によれば、1つのマークをつけた目的地は1つのプリセットコントロールに関連する。ユーザはマークコントロール、適切なプリセットコントロール、ならびにNEXTまたは確定コントロールを選択することにより、マークをつけた目的地までの指示を得る。この実施例では、マークをつけた目的地の数をプリセットコントロールの数に限定している。
別の実施例によれば、1つのマークをつけた目的地は複数のプリセットコントロールに関連する。この実施例では、マークをつけた目的地の数はプリセットコントロールの数に限定されない。例えば、10個のプリセットコントロール(0−9)を用いて、各所在地をプリセットコントロールを使って特定される2桁の数(00−99)を関連付けることによって、100個のマークをつけた目的地を明らかにすることができる。両方の実施例を同一のシステムで利用可能である。その場合、ユーザはマークモードセットアップ時に1つの実施例を選択する。
プリセットコントロールの代わりとして、ユーザは目的地リストを用いてマークをつけた目的地を選択することができる。マークモードは特定の目的地と一般的な目的地の2つの種類の目的地をサポートする。特定の目的地は、ユーザの家などの特定の所在地に関連する。一般的な目的地はガソリンスタンドなどの複数の目的地に関連する。ユーザが特定の目的地を選択すると、システムはその目的地までのルートを判定する。ユーザが一般的な目的地を選択すると、システムはその一般的な目的地を満足する最も近い目的地を判定する。例えば、ユーザがガソリンスタンドを選択すると、システムは最も近いガソリンスタンドを探し当て、そのガソリンスタンドまでのルートを判定する。一般的な目的地は、場所によるナビゲーション関連して上で説明したのと同様に階層状に配置される。
ユーザは、リスト変更子を選択することによって目的地のリストを選択する。1つの実施例によれば、リスト変更子には特定、一般、および最近のリスト変更子が含まれる。特定のリスト変更子が選択されると、特定の目的地のリストが表示される。一般のリスト変更子が選択されると、一般の目的地のリストが表示される。最近のリスト変更子が選択されると、マークモードでアクセスしたもっとも最近の目的地のリストが表示される。図9を参照されたい。
ユーザは、プリセットコントロールの1つを選択してそれを保持することにより、新たにマークをつけた所在地を入力することができる。ユーザは現在の所在地にマークをつけるか遠隔の所在地にマークをつけることができる。ユーザは、例えば「new」のラベルのついた例えばソフトコントロール142などのソフトコントロール、または例えば「remote」のラベルのついた例えばソフトコントロール146などのソフトコントロールを選択することによって、マークをつけた所在地が現在の所在地または遠隔の所在地に対応するかどうかを示す。ユーザがその所在地は遠隔の所在地に対応すると示すと、ナビゲーションモードに関連して上で説明したのと同様なインタフェースを用いて所在地を入力するよう促される。ユーザはマークをつけた所在地に割り当てられる名前を定義することができる。
限定モード
限定モードによって、ユーザはシステムの特定のモードまたは機能をロックすることができる。ユーザは、限定モードコントロールを起動してプリセットコントロールを用いてパスワードを入力することによって、限定モードを起動する。限定モードは2つの種類のロック、バレット(valet)とペアレンタル(parental)をサポートする。
バレットロックは、係員のいる駐車場で車両から離れるときに用いることができる。システムの(限定モードを除く)全てのモードと機能は、バレットロックが起動すると作動不能になる。システムは定期的にTTSメッセージを介してバレットロックが起動中であることを通知する。また、バレットロックが起動中であることを示すテキストメッセージとグラフィックアイコンの両方またはいずれか一方を表示してもよい。図10を参照されたい。システムは、車両速度と所在地を監視して、ある所定のパラメータが超過した場合には、ユーザに通知する。例えば、車両速度と所在地を監視して、駐車場係員が超過速度で車両を運転しているかまたは狭い地理的領域で車両を運転しているかを判定する。
ペアレンタルロックは、バレットロックに類似しているが、モードや機能のいくつかまたは全てを作動可能にしておくことができる。ペアレンタルロック用パラメータは、典型的にはバレットロック用パラメータとは異なる。また、システムは、車両の運転が開始されるとペアレンタルロックが起動中であることを通知するだけである。
パラメータが超過すると、ユーザは付属装置を介して連絡を受ける。例えば、付属装置が携帯電話であれば、電話、ポケットベル、Eメール、その他ユーザが望む方法でユーザに連絡するために電話を使用することができる。
バレットロックかペアレンタルロックを解除するためには、ユーザはプリセットコントロールを用いてパスワードを再入力する。
外部インタフェース
上述のとおり、システムは遠隔サーバと通信して、情報サービス、逆ロックアップサービス、ナビゲーションサービスなどのサービスプロバイダ(提供者)が提供する情報にアクセスする。本明細書で言う「遠隔サーバ」という用語は、システムの外部のあらゆる装置を含むものである。装置は車両内PDAなど、車両内に配置してもよいし、ISPに関連するサーバなど、車両の外部に配置してもよい。
1つの実施例において、システムでは1つ以上のXMLスクリプトを用いて遠隔サーバからの情報を要求したり、XMLパーサを用いて関連情報を抽出する。システムは、どのようにして情報をユーザに提供するかを判定する。例えば、システムは、情報が表示テキストとして、表示グラフィックとして、またはTTSエンジンを介してユーザに提供されるかを判定する。当業者には情報を取り出すのにXMLスクリプトを用いることは公知である。XMLスクリプトを用いることによって、システムは、サービスに特定のインタフェースをサポートするよう求めることなく、様々なサービスで動作可能となる。
XMLスクリプトを変更するか、新たなXMLスクリプトを作成して、新たなサービスまたはインタフェースをサポートすることができる。既存のシステムを、変更XMLスクリプトまたは新たなXMLスクリプトをインストールすることによって更新することができる。さらに、XMLスクリプトを用いて、異なる型の車両にシステムを適合させることもできる。
様々なモードと機能についての上記説明は、システムによって直観的なインタフェースが提供されることを示すものである。コントロールの中には全モードと機能を通して同一の機能を提供するものもあれば、異なるモードまたは機能について異なる機能を提供するコントロールもある。コントロールがモードや機能によって異なる場合であっても、異なるモードで同様のタスクを同様の方法で実行することができる。例えば、電話によるナビゲーション機能と番号による電話機能では同様のプロンプトが使用される。
本発明が属する分野の当業者であれば、発明の要旨と範囲を逸脱しない別の実施例が自明であろう。例えば、上記の説明ではユーザが一連のコントロールを用いてインタフェースと対話することを示してきたが、システムが音声認識をサポートするものであればユーザは音声を介してシステムと対話することもできる。ユーザは専用の音声コントロールか音声コントロールと触感コントロールの組み合わせを用いることができる。さらに、ここで示す特定のディスプレイ、ソフトコントロール、リスト、リスト変更子は一例に過ぎず、その他の実施例においてこれらは変更可能である。ディスプレイとコントロールの配置もその他の実施例において変更可能である。例えば、選択コントロールと確定コントロールの配置を右ハンドル車両用に変更してもよい。
図1は、本発明の1つの実施例にかかるインタフェースパネルの使用の一例を示すものである。 図2は、本発明の別の実施例にかかるインタフェースパネルの使用の一例を示すものである。 図3Aおよび3Bは、本発明の1つの実施例にかかる放送コンテンツモード用表示画面の一例とソフトコントロールの一例を示すものである。 図4Aおよび4Bは、本発明の1つの実施例にかかる保存コンテンツモード用表示画面の一例とソフトコントロールの一例を示すものである。 図5は、本発明の1つの実施例にかかる要求コンテンツモード用表示画面の一例とソフトコントロールの一例を示すものである。 図6A、6Bおよび6Cは、本発明の1つの実施例にかかる通信モード用表示画面の一例とソフトコントロールの一例を示すものである。 図7Aおよび7Bは、本発明の1つの実施例にかかる通信割り込み用表示画面の一例とソフトコントロールの一例を示すものである。 図8A、8B、8C、8Dおよび8Eは、本発明の1つの実施例にかかるナビゲーションモード用表示画面の一例とソフトコントロールの一例を示すものである。 図9は、本発明の1つの実施例にかかる目的地マークモード用表示画面の一例とソフトコントロールの一例を示すものである。 図10は、本発明の1つの実施例にかかる制限モード用表示画面の一例を示すものである。

Claims (23)

  1. インタフェースを提供する方法であって、
    第1モードタイプに対応する第1モードコントロールの選択を受け取るステップと、
    前記第1モードを始動するステップと、
    第2モードタイプに対応する第2モードコントロールの選択を受け取るステップと、
    前記第2モードコントロールの選択を受け取るステップに応じて、
    前記第1モードを割り込み地点で中断し、
    前記第2モードを始動する、ステップと、
    前記第2モードに関連する動作が完了したかどうか決定するステップと、
    前記動作が完了したという決定に応じて、
    前記第1モードを前記割り込み地点から再始動し、
    前記第2モードを停止する、ステップと、
    を有する方法。
  2. 前記第1モードタイプが長時間持続モードである請求項1記載の方法。
  3. 前記第2モードタイプが短時間持続モードである請求項1記載の方法。
  4. 前記第1のモードは放送コンテンツモードであって、割り込み地点における前記第1モードの中断は、前記第1モードが中断された間に受け取った放送コンテンツをキャッシュすることを含む請求項1記載の方法。
  5. 前記割り込み地点からの前記第1モードの再始動は、前記キャッシュした受け取った放送コンテンツを提供することを含む請求項4記載の方法。
  6. 前記第1モードは複数の機能を含み、前記第1モードを始動するステップは、
    前記第1モードの第1機能を始動するステップと、
    前記第1モードコントロールの第2選択を受け取るステップと、
    前記第2モードの第2機能を始動するステップと、
    を含む請求項1記載の方法。
  7. 前記第1モードの前記第1機能を始動するステップは、
    以前に用いた機能を始動するステップ
    を含む請求項6記載の方法。
  8. インタフェースを提供する方法であって、
    第1モードタイプに対応する第1モードコントロールの選択を受け取るステップと、
    前記第1モードを始動するステップと、
    第2モードタイプに対応する第2モードコントロールの選択を受け取るステップと、
    前記第2モードコントロールの選択を受け取るステップに応じて、
    前記第1モードを割り込み地点で中断し、
    前記第2モードを始動する、ステップと、
    前記第2モードに関連する第1通信を提供するステップと、
    前記第2モードに関連する第2通信までの予測された時間が所定の時間を越えたかどうか決定するステップと、
    前記第2通信までの予測された時間が前記所定の時間を越えると、前記第2モードをアクティブにしたまま前記第1モードを前記割り込み地点において再始動するステップと、
    前記第2通信を提供する時刻かどうか決定するステップと、
    前記第2通信を提供する時刻であるという決定に応じて、
    前記第1モードを第2割り込み地点で中断し、
    前記第2通信を提供する、ステップと、
    を有する方法。
  9. 前記第2モードの始動は、
    ナビゲーションモードの始動するステップと、
    目的地を受け取るステップと、
    を含む請求項8記載の方法。
  10. 前記目的地を受け取るステップは、
    現在位置を決定するステップと、
    前記現在位置を用いて前記目的地に関連する複数の住所要素の規定値を決定するステップであって、住所要素は階層構造を有するステップと、
    前記住所要素の1つの選択を受け取るステップと、
    前記選択された住所要素についての選択された値を受け取るステップと、
    前記住所要素の階層的構造を用いて次の住所要素を決定するステップと、
    前記次の住所要素の値を要求するステップと、
    を含む請求項9記載の方法。
  11. 前記第2モードに関連する第1通信を提供するステップは、
    初期ルートガイダンス情報を提供するステップ
    を含む請求項8記載の方法。
  12. 前記第2モードに関連する第2通信までの予測した時間が所定時間を越えたかどうかを決定するステップは、
    後続するルートガイダンスまでの予測された時間が所定時間を越えたかどうかを決定するステップ
    を含む請求項8記載の方法。
  13. 前記第1モードは放送コンテンツモードであって、前記第1モードを割り込み地点で中断するステップは、前記第1モードが中断している間に受け取った放送コンテンツをキャッシュするステップを含む請求項8記載の方法。
  14. 前記第1モードを前記割り込み点から再始動するステップは、前記キャッシュした受け取った放送コンテンツを提供するステップを含む請求項13記載の方法。
  15. 前記第1モードは複数の機能を有し、前記第1モードを始動するステップは、
    前記第1モードの第1機能を始動するステップと、
    前記第1モードコントロールの第2選択を受け取るステップと、
    前記第1モードの第2機能を始動するステップと、
    を有する請求項8記載の方法。
  16. 前記第1モードの前記第1機能を始動するステップは、
    以前用いた機能を始動するステップ
    を含む請求項15記載の方法。
  17. インタフェースを提供する方法であって、
    第1モードタイプに対応する第1モードコントロールの選択を受け取るステップと、
    前記第1モードを始動するステップと、
    共通リスト変更子インタフェースを用いて複数の第1リスト変更子を提示するステップと、
    前記複数の第1リスト変更子の1つの選択を受け取るステップと、
    前記共通リストインタフェースを用いて前記第1の選択されたリスト変更子に対応する第1リストを提示するステップと、
    第2モードタイプに対応する第2モードコントロールの選択を受け取るステップと、
    前記第2モードコントロールの選択を受け取るステップに応じて、
    前記第1モードを割り込み地点で中断し、
    前記第2モードを始動する、ステップと、
    前記共通リスト変更子インタフェースを用いて複数の第2のリスト変更子を提示するステップと、
    前記複数の第2のリスト変更子の1つの選択を受け取るステップと、
    前記共通リストインタフェースを用いて前記第2の選択されたリスト変更子に対応する第2リストを提示するステップと、
    を有する方法。
  18. 前記第2モードに関連する動作が完了したどうか決定するステップと、
    前記動作が完了したという決定に応じて、
    前記割り込み地点から前記第1モードを再始動し、
    前記第2モードを中断する、ステップと、
    を有する請求項17記載の方法。
  19. 前記共通リスト変更子インタフェースは、前記複数の第1のリスト変更子及び前記複数の第2のリスト変更子をスクロールするための第1の組のソフトコントロールを有する請求項17記載の方法。
  20. 前記共通リスト変更子インタフェースは、前記第1リスト及び前記第2リストをスクロールするための第2の組のソフトコントロールを有する請求項17記載の方法。
  21. 前記第1リスト及び前記第2リストをスクロールするための選択コントロールを提供するステップ
    を有する請求項20記載の方法。
  22. 前記共通リスト変更子インタフェースは、前記複数の第1のリスト変更子及び前記複数の第2のリスト変更子をディスプレイの一方の側に表示するステップを有する請求項17記載の方法。
  23. 前記共通リストインタフェースは、前記第1リスト及び前記第2リストを前記ディスプレイの他の側に表示するステップを有する請求項22記載の方法。
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