JP2005529521A5 - - Google Patents

Claims (20)

1. ファジー論理によって、ユーザが第１のネットワークおよび第２のネットワークをまたがっているときに、前記第１のネットワークとの通信および前記第２のネットワークとの通信の間で無線ユーザを切り替える方法であって、
   ａ） ユーザコストおよびネットワークコストのバランスをとる切り替え決定を行うのに使用される複数の入力を選択するステップであって、前記入力は、
   ユーザのアプリケーションサービス品質（ＱＯＳ）要求を含むユーザコストに影響を与える入力、
   ユーザサービス申し込み詳細、並びに、
   前記第１のネットワークの状態、前記第２のネットワークの状態、および現在ユーザにサービスをしているネットワークである前記第１のネットワークからもう１つのネットワークである前記第２のネットワークへ切り替えるコストを含むネットワークコストに影響を与える入力
   から構成されるグループの中から選択されていることと、
   ｂ） ステップ（ａ）において選択された入力を、メンバーシップ値へ分類するステップであって、前記メンバーシップ値は０から１までの範囲の値を持つメンバーシップ関数の結果値であり、前記メンバーシップ関数に対応するファジー集合に属する度合いを示しており、前記複数の入力の各々に対する言語表現の変数に関連付けられていることと、
   ｃ） 前記メンバーシップ値に対して、あらかじめ定められた一組のルールを適用することによって、切り替えの必要性を表す出力メンバーシップデータを生成するステップであって、前記メンバーシップデータは前記切り替えの前記必要性を表す言語によるファジー推論結果であることと、
   ｄ） ステップ（ｃ）において得られた前記出力メンバーシップデータに基づいて実行可能な出力を与えるステップであって、前記切り替え決定は前記実行可能な出力に応答していることと
   を備えることを特徴とする方法。
2. 前記ステップ（ａ）は、遅延、忠実性および安全性を含む前記アプリケーションＱＯＳ要求を選択するステップをさらに含むことを特徴とする請求項１に記載の方法。
3. 前記ステップ（ａ）は、優先順位および追加コストを含む前記ユーザサービス申し込み詳細を選択するステップをさらに含むことを特徴とする請求項１に記載の方法。
4. 前記ステップ（ａ）は、前記第１のネットワークおよび前記第２のネットワークの各々の前記状態に対して、負荷および所望のＱＯＳに対するコストを選択するステップをさらに含むことを特徴とする請求項１に記載の方法。
5. 前記ステップ（ａ）は、前記切り替えるコストの中において、アプリケーション実行における遅延および移行時におけるチャネル使用率の非効率性を含む入力をさらに含むことを特徴とする請求項１に記載の方法。
6. 前記ステップ（ａ）は、前記入力を保存するステップをさらに備え、前記ステップ（ｄ）は保存された過去の入力と現在の入力との比較にさらに基づいて実行可能な出力を与えるステップをさらに含むことを特徴とする請求項１に記載の方法。
7. ファジー論理によって、ユーザがネットワーク間をまたがっているときに、第１のネットワークとの通信から第２のネットワークとの通信へ無線ユーザを切り替える妥当性を判断する装置であって、
   ａ） 前記第１のネットワークと前記第２のネットワークの入力状態に関連した入力を受信するユニットと、
   ｂ） 切り替え動作を実行する前記妥当性を決定する要因となる現在の入力状態に基づいて、メンバーシップ値を生成するファジー化手段であって、前記入力の１つはユーザサービス申し込み詳細であり、前記入力の少なくとももう１つはネットワーク要因と関連しており、アプリケーションサービス品質（ＱＯＳ）要求、前記第１のネットワークの状態、前記第２のネットワークの状態、ユーザにサービスをしているネットワークである前記第１のネットワークからもう１つのネットワークである前記第２のネットワークへ切り替えるコストからなるグループの中から選択され、前記メンバーシップ値は０から１までの範囲の値を持つメンバーシップ関数の結果値であって、前記メンバーシップ関数に対応するファジー集合に属する度合いを示しており、前記複数の入力の各々に対する言語表現の変数に関連付けられていることと、
   ｃ） 前記ファジー化する手段からの前記メンバーシップ値にあらかじめ定められた一組のルールを適応し、ユーザ要因およびネットワーク要因のバランスをとって、切り替えの必要性を表す出力メンバーシップデータを生成するルール段階であって、前記メンバーシップデータは前記切り替えの前記必要性を表す言語によるファジー推論結果であることと、
   ｄ） 前記ルール段階からの前記出力メンバーシップデータに応答して、前記第１のネットワークとの通信から前記第２のネットワークとの通信へ無線ユーザの前記切り替え動作を決定する非ファジー予測である実行可能な出力を生成する非ファジー化手段と
   を備えたこと特徴とする装置。
8. 切り替え要求に応答して、前記非ファジー化手段によって決定された動作を実行する制御装置をさらに備えたことを特徴とする請求項７に記載の装置。
9. 前記受信するユニットは、入力を保存するユニットをさらに含み、
   前記ファジー化手段は、前記メンバーシップ値を生成するのをさらに助けるために、前記保存された入力と現在の入力とを比較するユニットをさらに含むことを特徴とする請求項７に記載の装置。
10. 前記入力は、アプリケーションサービス品質（ＱＯＳ）要求、ユーザサービス申し込み詳細を含む加入者データ、ならびに前記第１のネットワークの状態、前記第２のネットワークの状態、および現在ユーザにサービスをしているネットワークである前記第１のネットワークからもう１つのネットワークである前記第２のネットワークへ切り替えるコストを含むデータから構成されるグループの中から選択されることを特徴とする請求項７に記載の装置。
11. 前記アプリケーションサービスＱＯＳ要求は、遅延、忠実性および安全性を含むことを特徴とする請求項１０に記載の装置。
12. 前記ユーザサービス申し込み詳細は、優先順位および追加コストを含むことを特徴とする請求項１０に記載の装置。
13. ネットワークの前記状態に対して、選択することは、負荷と所望のＱＯＳに対するコストを含むことを特徴とする請求項１０に記載の装置。
14. 前記入力は、前記切り替えるコストの中において、アプリケーション実行における遅延および移行時におけるチャネル使用率の非効率性を含む入力をさらに含むことを特徴とする請求項１０に記載の装置。
15. ファジー論理によって、第１のネットワークとの通信から第２のネットワークとの通信へ無線ユーザを切り替える装置であって、
    切り替え決定を行うのに使用される複数の入力を選択するユニットであって、前記入力の１つは、ユーザ要因に関連するユーザサービス申し込み詳細であり、前記入力の少なくとももう１つは、ネットワーク事項に関連する要因であって、アプリケーションサービス品質（ＱＯＳ）要求、前記第１のネットワークの状態、前記第２のネットワークの状態、現在ユーザにサービスをしているネットワークである前記第１のネットワークから他のネットワークである前記第２のネットワークへ切り替えるコストから構成されるグループの中から選択されていることと、
    前記入力を選択するユニットおいて選択された入力を、メンバーシップ値へ分類するユニットであって、前記メンバーシップ値は０から１までの範囲の値を持つメンバーシップ関数の結果値であり、前記メンバーシップ関数に対応するファジー集合に属する度合いを示しており、前記複数の入力の各々に対する言語表現の変数に関連付けられていることと、
    前記メンバーシップ値にあらかじめ定められた一組のルールを適用することによって、切り替えの必要性を表す出力メンバーシップデータを与えるユニットであって、前記メンバーシップデータは前記切り替えの前記必要性を表す言語によるファジー推論結果であることと、
    前記メンバーシップデータに基づいて実行可能な出力を与えるユニットであって、前記切り替えは前記実行可能な出力に応答していることと
    を備えたことを特徴とする装置。
16. 前記選択するユニットは、遅延、忠実性および安全性を含む前記アプリケーションＱＯＳ要求を選択するように構成されていることを特徴とする請求項１５に記載の装置。
17. 前記選択するユニットは、優先順位および追加コストを含む前記ユーザサービス申し込み詳細を選択するように構成されていることを特徴とする請求項１５に記載の装置。
18. 前記選択するユニットは、前記第１のネットワークおよび前記第２のネットワークの各々の前記状態に対して、負荷および所望のＱＯＳのためのコストデータを選択するように構成されていることを特徴とする請求項１５に記載の装置。
19. 前記選択するユニットは、前記切り替えるコストの中で、アプリケーション実行における遅延および移行時におけるチャネル使用率の非効率性を含む入力をさらに選択するように構成されていることを特徴とする請求項１５に記載の装置。
20. 前記選択するユニットは、前記入力を保存するように構成され、前記実行可能な出力を与えるユニットは、保存された過去の入力と現在の入力との比較をするユニットにさらに基づいていることを特徴とする請求項１５に記載の装置。