JP2005528986A - 改良されたストリッパ・プレート保持システム - Google Patents

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Abstract

ストリッパ・プレートを着脱自在に担持するパンチ・ガイド・アセンブリが提供される。パンチ・ガイド・アセンブリは、パンチ・ガイドと、該パンチ・ガイドに関して軸心方向に移動可能なストリッパ・プレート・ガイドとを備える。ストリッパ・プレート・ガイドは、ストリッパ・プレートが当該パンチ・ガイド・アセンブリに固着されるという繋止位置と、ストリッパ・プレートが当該パンチ・ガイド・アセンブリから容易に取り外され得るという繋止解除位置とを有する。ストリッパ・プレート・ガイドはその繋止解除位置に向けて軸心方向に弾性的に付勢され乍らも、その繋止位置に在るときには、パンチ・ガイドに対する軸心方向移動から拘束される。

Description

本発明は概略的に、工業的なパンチプレスなどと共に使用されるパンチ・ガイドに関する。より詳細には本発明は、パンチ・ガイドなどのためのストリッパ・プレート保持アセンブリ(組立体)に関する。
複数のステーションを有するタレット・パンチ機械は、72個までの異なるパンチ・ステーションを、同一個数の対向金型と組み合わせて使用すべく提供し得る。斯かる機械において各パンチ・ステーションは、パンチ・ガイドにより囲繞された中央配設パンチであってパンチ・スプリングにより付勢された中央配設パンチを含む着脱可能なパンチ・セットに対するパンチ・セット・ホルダとして作用する。72個のステーションを有する機械により与えられる融通性によってさえも、操作者は時折、上記パンチ・セットおよび金型の組合わせの一定部分もしくは全ての変更を意図することがある。たとえば操作者は、パンチ・セットにおいてパンチ先端部の異なる形状もしくはサイズの利用を意図することがある。故に、必要な時間を最小限とすると共にパンチおよび金型構成要素の変更を容易とし、パンチ機械に関する不稼働時間を最小限とすることが望ましい。
パンチ操作においては、パンチ先端部が被加工材を打突した後、パンチされた被加工材の表面はパンチ先端部が引込まれるにつれて該パンチ先端部を捕捉することから該パンチ先端部に追随する傾向がある。ストリッパ・プレートは、パンチ先端部が緊密に嵌装されるが該パンチ先端部は当該開口を介して依然として軸心方向に自由に移動し得るという開口を有する。使用に際してパンチ・ガイドはストリッパ・プレートと共に、被加工材表面に対して面一に配向される。パンチ操作の最後にてパンチ先端部が被加工材から縮動するとき、縮動するパンチ先端部に対してパンチ孔の回りにおける被加工材の縁部が追随することが、ストリッパ・プレートにより防止される。
一定のパンチ・ガイド形態は、パンチ・ガイド自体の一体的部材としてストリッパ・プレートを取入れている。しかし、ストリッパ・プレート孔のサイズおよび形状はパンチ先端部のそれと厳密に一致すべきことから、上記種類のパンチ・ガイドは対応パンチとの一体的使用に限られる。故に、パンチおよび金型の組合わせを交換することは不便であり得る、と言うのも、操作者は金型およびパンチだけでなくパンチ・ガイドも変更すべきだからである。
別の形態は、着脱可能なストリッパ・プレートをパンチ・ガイドの端部に保持すべく平坦化金属クリップなどを使用する。これにより、各ガイドと共に多数の異なるパンチが使用され得る、と言うのも、新たなパンチを収容するためにはストリッパ・プレートのみの変更が必要だからである。しかし、これらのスプリング・クリップ構造は、完全に満足の行く性能は提供していない。多くの場合、被加工材表面は油もしくは他の流体の薄寸被膜を有する。ストリッパ・プレートが被加工材表面と接触したとき、吸引が生じ得る。これが生じたとき、ストリッパ・プレートは所定位置から引張られ、被加工材およびストリッパ・プレートに対する破損に帰着し得る。不稼働時間もまた問題である。最後に、これらのクリップは連続的使用により脆弱化する傾向があり、言及された問題を更に悪化させる可能性がある。
別の形態は、着脱可能なストリッパ・プレートを保持すべく弾性的で平坦な保持リングを用いるパンチ・ガイド・アセンブリを記述すると共に本発明と同様に本出願人に譲渡された米国特許出願第4,092,888号に示される。
更に別の形態において、本発明と同一の本出願人による米国特許第4,248,111号明細書は、パンチ・ガイドの軸心と平行に取付けられたクリップ上のストリッパ・プレート保持タブを採用するパンチ・ガイド・アセンブリを記述している。
更なる形態は本発明と同一の本出願人による米国特許第4,446,767号明細書に示され、パンチ・ガイド・スリーブ11内のストリッパ・プレート22における整合用周方向溝内に繋止リング13が嵌合される。繋止リング13の自由端部31は、離間拡開されて繋止リング拡張用繋止部14により所定位置に繋止され得るタブ32を含む。ストリッパ・プレートの設置および取り外しは比較的に容易であるが、無拘束リング13と、繋止リング拡張用繋止部14として使用されるキャップネジとを取り扱う段階を必要とする。場合によっては、これらの小寸部材の操作は、好適なものよりも更に困難で時間が掛かり得る。
パンチ・ガイド上にストリッパ・プレートを保持する他の機構は、英国特許第1,251,843号明細書、および、ショット(Schott)による米国特許第3,079,824号明細書、キラリ(Killaly)による米国特許第3,540,339号明細書、ウィスラ(Whistler)による米国特許第4,947,718号明細書、および、ジョンソン等(Johnson et al.)による米国特許第4,989,484号明細書に記述されている。
上記英国特許明細書においては、パンチ・ガイド・スリーブとストリッパ・プレートとにおける夫々の環状協働溝内のO-リング25は、パンチ・ガイド18に対するストリッパ・プレート21の弾性嵌合を提供している。米国特許第3,079,824号明細書もまた、ストリッパ・プレート36を所定位置に保持するスナップ・リング38を示している。斯かるスナップ・リングは、ストリッパ・プレートを所定位置に確実に繋止する上で十分に強力でなく高信頼性でもない。
米国特許第3,540,339号明細書は、ストリッパ・プレート62の縁部におけるV形状の環状デテント(移動止め)溝57に対して係合するリテイナ60およびスプリング取付要素56を採用している。取付けおよび取り外しのためには、各リテイナ60を緩めて外し、溝に対してスプリング負荷捕捉部56を嵌装しもしくは取り外す段階を必要とする。斯かる冗長な取付機構によれば、ストリッパ・プレートを解除もしくは繋止する際に付加的な段階が必要とされる。
米国特許第4,947,718号明細書は、パンチ・ガイドに取付けられたスプリング・クリップ194を使用すると共に、米国特許第4,248,111号明細書と同様の様式でストリッパ・プレート46に内部螺条付きフランジ196を係合することを示している。斯かるスプリング・クリップは、大径のパンチ・セットに対しては十分に強力でなく、反復使用により脆弱化することもある。
米国特許第4,989,484号明細書は、溝内に配置された位置決めスプリング90、92であって、当該繋止リング80を繋止位置に保持すべく98などの他のピンに係合すべく直径方向に対置された一対のピン94、96の間に位置された位置決めスプリング90、92を備えた複雑な繋止リング80を開示している。ストリッパ・プレート74は、中央延在フランジ109およびピン受容スロット110により、繋止リング内の所定位置に保持される。ストリッパ・プレート74を取り外しまたは交換するには、繋止リング80がパンチ・アセンブリの軸心の回りでスプリング90、92の圧縮力に抗して回転されることで、ピン受容スロット110がピン74Dと整列されると共に、ストリッパ・プレート74は取り外されて差込繋止機構の様式で再挿入され得る。次に、ストリッパ・プレートを押し込んで解除ピン112を押圧することでスプリング90、92はボックス76上の繋止リング80を回転させてフランジ109はピン74Dを覆うことから、ストリッパ・プレート74はパンチ・アセンブリ10の端部上で所定位置に確実に保持される。この回転可能な保持リングおよびストリッパ・プレートのアセンブリは、複雑さおよび製造コストを増大するピンおよびスプリングなどの多数の小寸部材を含む。更に、ストリッパ・プレートが解除されるときにはストリッパ・プレート用の保持リング自体が取り外されることから、それが落下されたとすれば喪失もしくは破損のおそれが生じ得る。
米国特許第6,047,621号明細書は、パンチ・ガイドからストリッパ・プレートを取り外して交換する別の機構を開示している。この機構は、パンチ・ガイドの前端部に沿う軸心方向移動のために該パンチ・ガイドに取付けられたスライド80を含む。スライド80は、繋止位置と繋止解除位置との間において前後に移動可能である。各スライド80は、ガイド14からスライド80の下部の開口84を通り径方向に延在するスプリング負荷式ボタン・アセンブリ82により、所定位置に繋止される。ストリッパ・プレート20を解除するためには、ボタン82が内方に押圧されることでスライド80が解除される。その後にスライドは前方に付勢されることから、スライド80の上側凹状内側面88とストリッパ・プレート20の周縁部における溝90との間に位置されたボール・ベアリング86は外径方向に移動される。これによりボール・ベアリング86は、ストリッパ・プレートの外側縁部における溝90との係合から離脱する。故にストリッパ・プレート20を解除するためには、スライド80の各々におけるボタンを押圧してから、スライド80の各々をガイドの前方へと押圧せねばならない。これは、ストリッパ・プレートの取り外しおよび交換の容易さに関し、理想とは程遠い。
米国特許第6,082,516号明細書は、径方向に増大する寸法を有する3個の弧状溝を備えた繋止リングと、該繋止リングに対して周方向に固定された3本の繋止クリップとから成るストリッパ・プレート解除機構を開示している。繋止クリップは、ストリッパ・プレートに係合する。繋止リングの回転時に各繋止クリップは、カム表面として作用して該繋止クリップを開く弧状溝に乗り上げることから、ストリッパ・プレートを解除する。先行技術における他の一定のストリッパ・プレート解除機構と同様に、この機構はストリッパ・プレートを解除するために回転段階を必要とする。ストリッパ・プレートを取り外して交換する上で回転もしくはそれほどの操作を必要としないストリッパ・プレート解除機構を提供することが好適であろう。
故に、ストリッパ・プレートに対する種々の形式の取付け機構の設計に注がれた労力にも関わらず、ストリッパ・プレートの解除または取付けに使用する上で容易かつ迅速であると共にストリッパ・プレートが繋止されたときにはそれを確実に保持するという、簡素で強力であると共に信頼性が高く且つ製造が安価なストリッパ・プレート繋止機構に対する要望が依然として存在することは理解され得る。
本発明の一実施形態は、ストリッパ・プレートを着脱自在に担持するパンチ・ガイド・アセンブリを提供する。該パンチ・ガイド・アセンブリは、パンチ・ガイドと、該パンチ・ガイドに関して軸心方向に移動可能なストリッパ・プレート・ガイドとを備える。ストリッパ・プレート・ガイドは、ストリッパ・プレートがパンチ・ガイド・アセンブリに固着されるという繋止位置と、ストリッパ・プレートがパンチ・ガイド・アセンブリから容易に取り外され得るという繋止解除位置とを有する。ストリッパ・プレート・ガイドはその繋止解除位置に向けて軸心方向に弾性的に付勢されるが、その繋止位置とされたときにはパンチ・ガイドに対する軸心方向移動から拘束される。
以下の詳細な説明は、同一の要素は異なる図においても同一の参照番号を有するという図面を参照して読破されるべきである。必ずしも縮尺通りではない図面は選択された実施形態を示しており、本発明の有効範囲を制限することを意図していない。当業者であれば、本明細書中に提供される実施形態例は本発明の有効範囲内に納まる多くの有用な代替形態を有することを理解し得よう。
図1は、本発明の一実施形態に係るストリッパ・プレート保持システムを備えたパンチ・アセンブリ10を示している。示されたパンチ・アセンブリ10は概略的に、パンチ50、パンチ・ガイド16、ストリッパ・プレート22、ストリッパ・プレート・ガイド44、パンチ・ホルダ54およびパンチ・ドライバ62を含む。パンチ50は中央に配設されると共に、ストリッパ・プレート22における開口13を貫通延在し得るパンチ先端部52を有する。図示されたパンチ・アセンブリ10は、パンチ・ドライバ62を囲繞するパンチ・スプリング64を含む。該パンチ・スプリング64は、カラー66およびブロック68により所定位置に保持される。カラー66は締結具77によりパンチ・ガイド16に固着され、且つ、ブロック68は締結具88によりパンチ・ドライバ62に固着される。組立てられたときにカラー66は、パンチ・ドライバ62のフランジ70にも当接することで、言及された構成要素を図1に示された組立て状態に維持する。
本発明のストリッパ・プレート保持システムが図1に示されたパンチ・アセンブリ10に依る使用に限定されないことは当然に理解される。当業者により理解され得る様に、該ストリッパ・プレート保持システムは寧ろ多様な種々の形式のパンチ・アセンブリと共に使用され得る。
当業界においてよく知られているの如く、使用に際してパンチ・ガイド16はたとえば(不図示の)パンチプレスのタレットにおけるホルダ内に挿入されると共に、パンチプレスのラム(ram)がパンチ・ドライバ62を打突することで、パンチ先端部52は(不図示の)被加工材を貫通して(不図示の)協働金型の開口内へと押し進められる。故にパンチ・スプリング64は、パンチ操作の間においては圧縮され、ラムの縮動時には金型および被加工材からパンチ先端部52を引抜くべく作用する。このプロセスにおいてストリッパ・プレート22は、よく知られている様式にて、打ち抜かれてパンチ先端部52に張り付く素材および他の破片を剥ぎ取るべく作用する。
引き続き図1を参照すると、パンチ・ガイド16はストリッパ・プレート22を着脱自在に担持するパンチ・ガイド・アセンブリの一部であることが理解され得る。パンチ・ガイド・アセンブリは、パンチ・ガイド16に関して軸心方向に(すなわちパンチ・ガイド16の軸心Aに沿い)移動可能なストリッパ・プレート・ガイド44も備える。ストリッパ・プレート・ガイド44は、ストリッパ・プレート22がパンチ・ガイド・アセンブリに固着されるという(図1、図3A乃至図3B、図4Aおよび図5Aに示された)繋止位置と、ストリッパ・プレート22がパンチ・ガイド・アセンブリから容易に取り外され得るという(図2、図3C乃至図3D、図4Bおよび図5Bに示された)繋止解除位置とを有する。故にパンチ・ガイド・アセンブリは、ストリッパ・プレート22を着脱自在に保持し得る。
ストリッパ・プレート・ガイド44は、その繋止解除位置に向けて軸心方向に弾性的に付勢される。故にストリッパ・プレート・ガイド44は、パンチ・ガイド16に関する軸心方向移動に関して該ストリッパ・プレート・ガイド44が(以下に記述される如く)拘束されないとき、その繋止解除位置へと移動される。一実施形態においてストリッパ・プレート・ガイド44は、該ストリッパ・プレート・ガイド44に当接する少なくとも一個のスプリング111により弾性的に付勢される。たとえば上記アセンブリは、ストリッパ・プレート・ガイド44とパンチ・ガイド16との間に延在する複数のスプリング111を備え得る。ストリッパ・プレート・ガイドをその繋止解除位置に付勢するために、種々の機構が使用され得る。
一実施形態においてストリッパ・プレート・ガイド44は、パンチ・ガイド16の内壁に対して担持される。このことは、ストリッパ・プレート・ガイド44がパンチ・ガイド16の前端壁部区画11に対して取付けられている図1および図2を参照すれば理解され得る。理解され得る如く、この壁部区画11はパンチ・ガイド16の前端の(すなわち使用中において被加工材に最も近い)端部領域におけるものである。図示実施形態において前端壁部区画11は内向き(すなわち内径方向を向く)表面26を有し、該表面に対しては、パンチ・ガイド16に関してストリッパ・プレート・ガイド44が軸心方向に移動されたときに該ストリッパ・プレート・ガイド44の外向き(すなわち外径方向を向く)表面46が滑動する。
図示されたパンチ・ガイド16は、該パンチ・ガイド16の前端壁部区画11と基部フランジ19との間に延在する基底壁部区画18を有する。前端壁部区画11は好適には、基底壁部区画18よりも大きな内側寸法(たとえば直径)を有する。好適にはこれらの壁部区画11、18は、基底壁部区画18が前端壁部区画11よりも大きな壁厚を有する如く、同一の外側寸法(たとえば同一の外径)を有する。故に基底壁部区画18は好適には、第1の前向きの(すなわち使用の間に被加工材の方を向く)面13と第1内向き面12とにより画成される第1ショルダ14を有する。好適実施例においてストリッパ・プレート・ガイド44は後面43を有し、該後面は、ストリッパ・プレート・ガイド44がその繋止位置に在るとき、パンチ・ガイドの第1ショルダ14の前向き面13に当接する。
特に好適な実施形態において基底壁部区画18は、第2前向き面15と第2内向き面25とにより画成される第2ショルダ17を有する。この選択的な第2ショルダ17は好適である、と言うのも、該ショルダはストリッパ・プレート・ガイド44上のフランジ47と協働することで、スプリング111の適切な機能に対して不都合となり得る汚れおよび他の粒子に対する露出からスプリング111を実質的に覆い隠すべく構成され得るからである。この種の特に好適な実施形態は、以下において更に詳細に記述される。
ストリッパ・プレート・ガイド44は好適には、概略的にリング形状の壁部を有する。このことは、本発明の一実施形態に係るパンチ・ガイド16、ストリッパ・プレート・ガイド44およびストリッパ・プレート22の分解斜視図が示されるという図9を参照すれば最適に理解される。本実施形態においてパンチ・ガイド16は、その内部に(すなわちその前端壁部区画11の内部に対して)ストリッパ・プレート・ガイド44が担持されるという概略的に円筒状の壁部を備える。該実施形態においてストリッパ・プレート・ガイド44は好適には、該ストリッパ・プレート・ガイド44が担持されるパンチ・ガイド壁部の内径よりも僅かに小さい外径を有する。特に、ストリッパ・プレート・ガイド44の外向き面46の外径は好適には、パンチ・ガイド16の内向き面26の内径よりも僅かに小さい。故に、本実施形態においては、パンチ・ガイド16と共に作用的に組立てられたときにリング形状のストリッパ・プレート・ガイド44はパンチ・ガイド16の円筒状の前端壁部区画11の内側に入れ子にされることが理解され得る。
上述の如く一好適実施例によれば、少なくとも一個のスプリング111により当該ストリッパ・プレート・ガイドの繋止解除位置に向けて軸心方向に弾性的に付勢されるストリッパ・プレート・ガイド44が提供される。このことはおそらく、ストリッパ・プレート・ガイド44に形成されたボア(穴部)111B内に取付けられたスプリング111を示す図4A乃至図4Bを参照すれば最適に理解される。好適には、ボア111Bの長さは、スプリングの中実長さ(すなわち全ての巻線を隣接巻線と接触させるに十分な荷重下におけるスプリング111の長さ)よりも大きい。図4Bに見られる如くスプリング111は好適には、その自由長(すなわち非荷重位置におけるスプリング111の全長)に在るときに、ボア111Bから幾分か外方に延在すべく寸法設定される。図4Aは、ストリッパ・プレート・ガイド44がその繋止位置に在るときに生ずるという圧縮状態に在るスプリング111を示している。その様に圧縮されたとき、スプリング111の前端部111Lはストリッパ・プレート・ガイド44に対して前向きの力を付与し、且つ、スプリング111の後端部111Rはパンチ・ガイドの第1ショルダ14の前向き面13に対して後向きの力を付与する。故に、スプリング111によりストリッパ・プレート・ガイド44はその繋止解除位置へと付勢される。
一実施形態においてアセンブリは、パンチ・ガイド16に形成されたボア内に取付けられた少なくとも一個のスプリングを含む。この種の一実施形態は図10に示され、図示されたスプリング111'はパンチ・ガイド16'の基底壁部区画18'に形成されたボア111B'内に取付けられる。図示されたスプリング111'は、パンチ・ガイドのショルダ14'の前向き面13'を介して延ばされる。スプリング111'は好適には、該スプリング111'がその自由長に在るときにボア111B'から幾分か外方に延在すべく寸法設定される。故に、スプリング111'が圧縮されたとき、その前端部111L'はストリッパ・プレート・ガイド44'の後面43'に対して前向きの力を付与し、且つ、その後端部111R'はパンチ・ガイド16'の基底壁部区画18'に対して後向きの力を付与する。
更に、(不図示の)一代替実施例に依れば、ストリッパ・プレート・ガイド44に形成されたボア内に収容された前端部(および前端長さ)とパンチ・ガイド16に形成されたボア内に収容された後端部(および後端長さ)とを有する少なくとも一個のスプリングを備えたアセンブリが提供される。斯かる実施形態におけるスプリングは好適には、両方のボアの組合わせ長さよりも幾分か大きな自由長を有する。故にスプリングが圧縮されたとき、その前端部はストリッパ・プレート・ガイド44に対して前向きの力を付与し、且つ、その後端部はパンチ・ガイド16に対して後向きの力を付与する。当業者であれば、ストリッパ・プレート・ガイドを付勢すべく他の種々の機構が使用され得ると共に斯かる機構は本発明の有効範囲内に納まることを理解し得よう。
特に好適な一実施形態において、ストリッパ・プレート・ガイド44はその繋止解除位置に向けて複数のスプリング111により弾性的に付勢される。たとえば図1および図2は、パンチ・ガイド16とストリッパ・プレート・ガイド44との間に複数のスプリング111が延在するという実施形態を示している。特に好適な一実施形態において各スプリング111は、ストリッパ・プレート・ガイド44の円周部回りにて離間された複数のボア内に夫々取付けられる。このことは、図9を参照することで理解され得る。本質的に、本発明においては任意数のスプリング111が配備され得る。一実施形態においては、ストリッパ・プレート・ガイド44の円周部回りにて5個のスプリング111が72°程度ずつ離間される。別実施形態においては、ストリッパ・プレート・ガイド44の円周部回りにて6個のスプリングが60°程度ずつ離間される。当業者であれば、この種の他の多くの実施例は自明であろう。
本発明は、ストリッパ・プレート・ガイド44がその繋止位置に在るか繋止解除位置に在るかに関わらずにスプリング111は実質的に覆い隠された囲繞部111H内に配設されるという多くの特に好適な実施形態を提供する。実際、これらの実施形態においてスプリング111は、繋止位置と繋止解除位置との間における全ての位置にてこの囲繞部111H内に保持される。スプリング囲繞部111Hは好適には、ストリッパ・プレート・ガイド44と協働するパンチ・ガイド16により画成される。たとえば図1および図2の実施形態においてストリッパ・プレート・ガイド44は、該ストリッパ・プレート・ガイド44がその繋止位置と繋止解除位置との間で移動されるときに変化する程度だけパンチ・ガイド16の対向内側表面12と重なり合うフランジ47を有する。この重なり合いの程度は、ストリッパ・プレート・ガイド44がその繋止位置に在るときに最大であり、且つ、ストリッパ・プレート・ガイド44がその繋止解除位置に在るときに最小である。スプリング囲繞部111Hは、ストリッパ・プレート・ガイドのフランジ47の外向き面42、ストリッパ・プレート・ガイド44の後面43、パンチ・ガイドの第1ショルダ14の前向き面13、および、パンチ・ガイドの前端壁部区画11の内側表面の後部範囲により集合的に境界付けられることは理解され得る。本実施形態は特に好適である、と言うのも、スプリング111は使用の間における全ての時点にて実質的に覆い隠された囲繞部111H内に維持されるからである。故にスプリング111は、該スプリング111の適切な機能に対して不都合となり得る汚れおよび他の粒子による汚染から保護される。
上述の如くストリッパ・プレート・ガイド44は好適には、その繋止解除位置に向けて軸心方向に弾性的に付勢される。但し、ストリッパ・プレート・ガイド44がその繋止位置に在るとき、それは好適には、パンチ・ガイド16に対する軸心方向移動から拘束される。ストリッパ・プレート・ガイド44がその繋止位置に在るときに該ストリッパ・プレート・ガイドを拘束すべく、種々の繋止機構が使用され得る。たとえば、ストリッパ・プレート・ガイド44とパンチ・ガイド16との間に延在する捕捉部が使用され得る。本明細書中で使用される“捕捉部(catch)”という語句は、パンチ・ガイド16に対するストリッパ・プレート・ガイド44の軸心方向移動を拘束するために、パンチ・ガイド16に対して選択的に係合され得るべくストリッパ・プレート・ガイド44から延在する任意の構造、または、ストリッパ・プレート・ガイド44に対して選択的に係合され得るべくパンチ・ガイド16から延在する任意の構造を指すべく用いられる。
特に好適な一実施例において繋止機構は、ボタン・アセンブリから成る。このことはおそらく、図1および図2を考慮し、ストリッパ・プレート・ガイド44がスプリング負荷式ボタン95を担持するという図3A乃至図3Dを参照することで最適に理解される。図示されたボタン95は一体片の繋止ボタンであるが、(たとえば二部材式の繋止ボタンなどの)種々の繋止ボタンが使用され得る。図1および図3A乃至図3Bに示された如く、スプリング負荷式ボタン95が繋止位置に在るとき(すなわちボタン95の背後のスプリング95Sが非荷重位置に在るとき)、ボタン95の外側部分はパンチ・ガイド44の壁部における開口92内に延在する。この様にボタン95と、開口92を囲繞して画成する壁部とが係合すると、ストリッパ・プレート・ガイド44はパンチ・ガイド16に対する軸心方向移動から拘束される。図3C乃至図3Dに示された如く、ボタン95が押圧され(且つ開口92を画成する壁縁部16Eとの係合から離脱され)たとき、ストリッパ・プレート・ガイド44はその繋止解除位置に向けて(すなわちパンチ・ガイド16に関して軸心方向前方に)自由に移動する。ボタン95がその様に押圧されると、スプリング111はストリッパ・プレート・ガイド44をその繋止解除位置に向けて付勢する(すなわちストリッパ・プレート・ガイド44はスプリング111により該繋止解除位置へと軸心方向に移動される)。
図10は、繋止機構がリング・スプリング195を備えるという代替実施形態を示している。本実施形態におけるリング・スプリング195は、ストリッパ・プレート・ガイド44'の外側表面46'に形成された円周方向延在溝44G'内に担持される。図11に関して最適に理解される如くリング・スプリング195は好適には、該リング・スプリング195の残部よりも相当に小さな半径を有する少なくともひとつのスプリング領域197を有する。図11に示されたリング・スプリング195は、該リング・スプリング159の円周上で直径方向に対置された箇所における2つのスプリング領域197を有する。但し本質的には、任意数の(すなわちひとつ以上の)スプリング領域が配備され得る。リング・スプリング195がストリッパ・プレート・ガイド44'の溝44G'内に取付けられたとき、リング・スプリング195の円周範囲の殆どは、溝44G'の外向き面に対して面一に担持される。但し、(押圧されないときに)各スプリング領域197の弧状長さは、パンチ・ガイドの前端壁部区画11'の内側表面26'を越えて外径方向に延在する。故に、ストリッパ・プレート・ガイド44'がその繋止位置に在ると、リング・スプリング195の外方延在スプリング領域197は、パンチ・ガイド16'の壁部に形成された開口142内に延在し、且つ、開口142を囲繞して画成するこのパンチ・ガイド壁部の縁部142Eに係合する。これは、パンチ・ガイド16'に対するストリッパ・プレート・ガイド44'の軸心方向の前方移動を拘束するという効果を有する。この拘束を除去することが望まれたときには、リング・スプリング195の各スプリング領域197が押圧される。これによりストリッパ・プレート・ガイド44'はパンチ・ガイド16'に対して自由に軸心方向前方に移動し、そのときに各スプリング111'はストリッパ・プレート・ガイド44'をその繋止解除位置に向けて付勢する(と共に、それを該位置へと移動させる)。
パンチ・ガイド・アセンブリは好適には、ストリッパ・プレート・ガイド44がその繋止位置に在るときにストリッパ・プレート22に対して繋止的に係合する少なくとも一個のクリップ80を含む。このことは、図示されたクリップは参照番号80で特定されるという図1を考慮して図5Aを参照することで理解され得る。図示されたクリップ80は、ストリッパ・プレート・ガイド44がその繋止位置に在るときにストリッパ・プレート22の周辺縁部に対して保持されるヘッド82を有することは理解され得る。特に、図示されたストリッパ・プレート22は、クリップ80のヘッド82とストリッパ・プレート・ガイド44の前面45との間に捕捉された周縁基部フランジ23を有する。故にストリッパ・プレート22は、ストリッパ・プレート・ガイド44がその繋止位置に在るときに、パンチ・ガイド・アセンブリに対して固定的に固着される。
好適な一実施形態においてクリップ80の基部85は、ストリッパ・プレート・ガイド44とパンチ・ガイド16との間に取付けられる。これは種々の様式で達成され得る。たとえばクリップ80の基部85は特定の形態を有し得ると共に、ストリッパ・プレート・ガイド44の外向き面46には、クリップ基部85を受容し得る対応形状凹所44Rが形成され得る。このことはおそらく、この種のひとつの特定実施形態が示された図6A乃至図6Cを参照すれば最適に理解される。図示されたクリップ80は対置された2つの延長部87を有する基部85備えることから、クリップ80は概略的な“T”字状形態を有する(すなわちクリップ80の基部85は該クリップ80の残部より大きな幅Wを有する)。協働的に、図示されたストリッパ・プレート・ガイド44の外壁部は概略的に“T”字状形態の凹所44Rを画成する。故に、クリップ80の基部が凹所44R内に位置され且つストリッパ・プレート・ガイド44がパンチ・ガイド16の内側に入れ子にされたとき、クリップ80はパンチ・ガイド16の内壁により凹所44H内に捕捉される。図示されたクリップ80はT字状形態を有するが、クリップ80の基部は種々の異なる形態で提供され得る(と共に、ストリッパ・プレート・ガイド44における凹所44Hは対応する種々の形態で提供され得る)。
図7は、ストリッパ・プレート保持システムと共に使用され得る別のクリップ80'を示している。図示されたクリップ80'は、本クリップ80'が屈曲底部長寸部88を有すること以外、上述のものと同様である。更に、この実施形態においてクリップ80'は概略的にT字状形態を有さない。寧ろクリップ80'は、そのヘッド82'とその屈曲底部長寸部88との間において一定の幅Wを有し得る。この種のクリップ80'は、図10に示された様式でストリッパ・プレート・ガイド44とパンチ・ガイド16との間に取付けられ得る。たとえばストリッパ・プレート・ガイド44'の外側表面46'には、クリップ80'の屈曲底部長寸部88'を受容し得るスロットが形成され得る。クリップ80'のヘッド82'は、上述のクリップ80と同一の概略的に“C”字状形態(たとえば同一の弧状屈曲部)を有し得る。他の多くのクリップ形態が使用され得ることは勿論である。たとえば(不図示の)代替実施形態は、当該クリップの内側部80S'から延在する複数のピンなどを有するクリップを包含する。斯かるピンは、ストリッパ・プレート・ガイド44の外壁部46における(不図示の)対応開口に受容され得る。この種の他の多くの実施形態も提供され得る。
特に好適な一実施形態において本アセンブリは、複数のクリップ80を備える。このことは図9を参照すれば理解され得るものであり、図示されたストリッパ・プレート・ガイド44には、記述された種類のクリップ80の基部を各々が受容し得るべく円周方向に離間された複数の凹所44Hが形成される。ストリッパ・プレート・ガイド44がその繋止位置に在るとき、各クリップ80はストリッパ・プレート22に繋止的に係合する。たとえば各クリップ80は好適には、ストリッパ・プレート・ガイド44がその繋止位置に在るときにストリッパ・プレート22の周辺縁部に対して保持されるヘッド82を有する。図9の実施形態において、ストリッパ・プレート・ガイド44は該ストリッパ・プレート・ガイド44の円周部回りにて60°程度ずつ離間された3個のクリップ80を担持し得る。本質的には任意の所望数のクリップ80が使用され得るが、安定的で確実なストリッパ・プレート保持を達成するには少なくとも3個のクリップ80を配備することが好適である。図1および図2を考慮して図5A乃至図5Bを参照すれば、ストリッパ・プレート・ガイド44がその繋止解除位置に向けて軸心方向に前方移動すると各クリップ80は、該クリップ80のヘッドが自由にストリッパ・プレート22の周辺縁部から幾分か離間移動する(すなわち係合解除される)位置へと移動されることから、ストリッパ・プレート22はパンチ・ガイド・アセンブリから容易に取り外され得ることが理解され得る。
図8Aから図8Cおよび図10において理解され得る如く、ストリッパ・プレート・ガイド44は好適には少なくとも一個の締結具60、60'によりパンチ・ガイド16に対して取付けられる。図示された様式で取付けられたときにストリッパ・プレート・ガイド44は、パンチ・ガイド16に対して軸心方向に移動する上で限られた範囲の自由度を有する。図8Aに示された如くストリッパ・プレート・ガイド44は、該ストリッパ・プレート・ガイド44をパンチ・ガイド16の前端壁部区画11の内側に位置すると共に、(図示された様式で)該ストリッパ・プレート・ガイド44の開口61内に(図8A乃至図8Cではリング・ピンである)締結具60を挿入することで、パンチ・ガイド16上に取付けられる。この開口61は好適にはストリッパ・プレート・ガイド44の全体を貫通延在し、一端にてはストリッパ・プレート・ガイド40の内向き面40を介して開口し、且つ、他端にては、ストリッパ・プレート・ガイド44の外向き面46を通して開口する長寸の(すなわちストリッパ・プレート・ガイド44の進行方向に長寸とされ、すなわち軸心Aの方向に長寸とされた)開口166へと開口している。ストリッパ・プレート・ガイド44およびパンチ・ガイド44は、ストリッパ・プレート・ガイド44における開口61がパンチ・ガイド16における開口67と整列されるという相対位置へともたらされる。次に(たとえばリング・ピンなどの)締結具60は、該締結具60の(たとえばリング・ピンの減径部などの)前部65がパンチ・ガイド16における開口67に係合するまで、ストリッパ・プレート・ガイド44における開口61を介して前進される。もしそれが望ましければ、締結具60の前部65は螺条形成され得ると共に、開口67を画成するパンチ・ガイド壁部も螺条形成され得ることから、締結具60はパンチ・ガイド16の壁部に対して螺着係合される。締結具60を図8Cに示された様式で取付けると、ストリッパ・プレート・ガイド44は(図8Cに示された)その繋止位置と(図8Bに示された)その繋止解除位置との間で自由に軸心方向移動する。この様にストリッパ・プレート・ガイド44を移動する際に、該ストリッパ・プレート・ガイド44における長寸開口166によれば該ストリッパ・プレート・ガイド44は、パンチ・ガイド16の壁部における静止的位置に固定された締結具60のヘッド63上を自由に通過する。
好適には、ストリッパ・プレート・ガイド44は少なくとも2個の締結具60によりパンチ・ガイド16に取付けられる。たとえばパンチ・ガイドの円周部上で直径方向に対置された箇所に2個の締結具が夫々配置され、各締結具はパンチ・ガイドの壁部の静止的位置に固定され得る。任意数の締結具が配備され得ることは勿論である。当業者であれば、パンチ・ガイド上にストリッパ・プレート・ガイドを取付けるべく他の種々の機構が使用され得ることを理解し得よう。
ストリッパ・プレート・ガイドおよびパンチ・ガイドのアセンブリはおそらく、図9を参照すれば最適に理解される。上述の如く、使用の間においてストリッパ・プレート・ガイド44はパンチ・ガイド16の前端壁部区画11の内側に入れ子にされる。ストリッパ・プレート・ガイド44をパンチ・ガイド16の内側に載置する前に、各スプリング111は、好適には該スプリング111に対して従来様式で潤滑油を供給した後で、ボア111B内に位置される。斯かる潤滑油によれば、スプリング111の適切な機能が促進される。それはまた、ストリッパ・プレート・ガイド44が図9に示された位置に保持されたときでさえも、スプリング111をスプリング・ボア111B内に維持する傾向がある(すなわち、それは該スプリングが脱落するのを防止する)。ボタン・アセンブリ95は、該ボタン・アセンブリ95を受容すべく構成された(すなわち寸法設定かつ形状化された)凹所内に位置される。各クリップ80は、ストリッパ・プレート・ガイド44の外壁部46における夫々の凹所44R内に位置される。その場合にボタン95は押圧されてパンチ・ガイド16のボタン孔92と整列される一方、ストリッパ・プレート・ガイド44はパンチ・ガイドの内部へと進められる。ストリッパ・プレート・ガイド44がその様に進められるにつれ、該ストリッパ・プレート・ガイド44の開口61は移動されてパンチ・ガイド16の壁部における対応開口67と整列される。次に、図8A乃至図8Cに関して上述された如く、ストリッパ・プレート・ガイド44における各開口61の内側部から締結具60が挿入され、パンチ・ガイド16の壁部における対応開口67と係合される。もしそれが望ましければ、この時点にてストリッパ・プレート22はストリッパ・プレート・ガイド44の前面45上に位置され得る。ストリッパ・プレート・ガイド44は、スプリング負荷式ボタン95がパンチ・ガイド16の壁部におけるボタン孔92に到達するまで進められ、その箇所にて、ボタン95の背後のスプリング95Sは該ボタン95をボタン孔92の外径方向に付勢する。この段階にてストリッパ・プレート・ガイド44はその繋止位置に在り、ストリッパ・プレート22はパンチ・ガイド・アセンブリに対して固着される。この位置において、(図5Aに見られる如く)クリップ80のヘッド82はストリッパ・プレート22をストリッパ・プレート・ガイド44の前面45に対して保持し、且つ、(図4Aに見られる如く)スプリング111はスプリング・ボア111B内で圧縮される。
パンチ・ガイド・アセンブリからストリッパ・プレート22を解除する上で、操作者はスプリング負荷式ボタン95を押圧することのみが必要である。これによりボタン95は、内径方向に移動してパンチ・ガイド44の壁部におけるボタン孔92との係合から離脱する(ことから、ストリッパ・プレート・ガイドはパンチ・ガイドに対して軸心方向前方に自由に移動する)。またこれにより、ストリッパ・プレート・ガイド44に対するスプリング111の力により該ストリッパ・プレート・ガイド44はその繋止解除位置へと移動される(すなわちスプリング111はストリッパ・プレート・ガイド44を軸心方向前方に押圧する)。ストリッパ・プレート・ガイド44はその繋止解除位置に到達することから、図5Bに示された如くパンチ・ガイド16の選択的テーパ唇部99により、クリップ80のヘッド82はストリッパ・プレート22から離脱し得る。この時点においてストリッパ・プレート・ガイド44はその繋止解除位置に在り、ストリッパ・プレート22はパンチ・ガイド・アセンブリから自由に取り外され得る。
本発明の好適実施形態が記述されたが、本発明の精神および添付の各請求項の有効範囲から逸脱せずに種々の変更、適合および改変が為され得ることを理解すべきである。
本発明の一実施形態に係るパンチ・ガイド・アセンブリの断面図である。 図1のパンチ・ガイド・アセンブリの部分的断面図である。 本発明の一実施形態に従いストリッパ・プレート・ガイド上の繋止位置に在るスプリング負荷式ボタン・アセンブリの断面図である。 図3Aの繋止されたボタン・アセンブリの詳細断面図である。 繋止解除位置で示された図3Aのボタン・アセンブリの断面図である。 繋止解除された図3Cのボタン・アセンブリの詳細断面図である。 本発明の一実施形態に従い繋止位置において弾性的に付勢されたストリッパ・プレート・ガイドの断面図である。 繋止解除位置で示された図4Aのストリッパ・プレート・ガイドの断面図である。 本発明の一実施形態に従い繋止位置においてクリップを担持するストリッパ・プレート・ガイドの断面図である。 繋止解除位置で示された図5Aのストリッパ・プレート・ガイドの断面図である。 本発明の一実施形態において使用されるクリップの前面図である。 図6Aのクリップの側面図である。 本発明の一実施形態に従いストリッパ・プレート・ガイドにより画成された凹所内に取付けられて示された図6Aのクリップの前面図である。 本発明の一代替実施形態において使用されるクリップの側面図である。 本発明の一実施形態に従いパンチ・ガイドに対してストリッパ・プレート・ガイドを接続する締結具の取付け法を示す断面図である。 ストリッパ・プレート・ガイドを繋止解除位置として該ストリッパ・プレート・ガイドをパンチ・ガイドに接続するものとして示された図8Aの締結具の断面図である。 ストリッパ・プレート・ガイドを繋止位置として該ストリッパ・プレート・ガイドをパンチ・ガイドに接続するものとして示された図8Aの締結具の断面図である。 本発明の一実施形態に係るパンチ・ガイド・アセンブリの分解斜視図である。 本発明の一代替実施形態に係るパンチ・ガイド・アセンブリの断面図である。 本発明の一代替実施形態において使用されるスプリング・リングの側面図である。

Claims (34)

  1. ストリッパ・プレートを着脱自在に担持するパンチ・ガイド・アセンブリであって、
    パンチ・ガイドと、該パンチ・ガイドに関して軸心方向に移動可能なストリッパ・プレート・ガイドとを備え、
    前記ストリッパ・プレート・ガイドは、前記ストリッパ・プレートが当該パンチ・ガイド・アセンブリに固着されるという繋止位置と、前記ストリッパ・プレートが当該パンチ・ガイド・アセンブリから容易に取り外され得るという繋止解除位置とを有し、
    前記ストリッパ・プレート・ガイドはその繋止解除位置に向けて軸心方向に弾性的に付勢されながらも、その繋止位置に在るときには、前記パンチ・ガイドに対する軸心方向移動から拘束される、
    パンチ・ガイド・アセンブリ。
  2. 前記ストリッパ・プレート・ガイドは、その繋止解除位置に向けて、該ストリッパ・プレート・ガイドに当接する少なくとも一個のスプリングにより軸心方向に弾性的に付勢される、請求項1に記載のアセンブリ。
  3. 前記ストリッパ・プレート・ガイドは、前記パンチ・ガイドの内壁に対して担持される、請求項1に記載のアセンブリ。
  4. 前記ストリッパ・プレート・ガイドは、ほぼリング形状の壁部を備える、請求項1に記載のアセンブリ。
  5. 前記ストリッパ・プレート・ガイドは、前記パンチ・ガイドの略円筒状壁部内に取付けられる、請求項4に記載のアセンブリ。
  6. 前記ストリッパ・プレート・ガイドは、前記パンチ・ガイドの前記略円筒状壁部の内径よりも僅かに小さい外径を有する、請求項5に記載のアセンブリ。
  7. 前記ストリッパ・プレート・ガイドは、該ストリッパ・プレート・ガイドと前記パンチ・ガイドとの間に延在する複数のスプリングにより弾性的に付勢される、請求項1に記載のアセンブリ。
  8. 前記スプリングは、前記ストリッパ・プレート・ガイドがその繋止位置に在るか繋止解除位置に在るかに関わらず、実質的に覆い隠された囲繞部内に配設される、請求項7に記載のアセンブリ。
  9. 前記囲繞部は、前記ストリッパ・プレート・ガイドと協働して前記パンチ・ガイドにより画成される、請求項8に記載のアセンブリ。
  10. 前記ストリッパ・プレート・ガイドは、該ストリッパ・プレート・ガイドがその繋止位置と繋止解除位置との間で移動されるときに変化する程度だけ前記パンチ・ガイドの対向内側表面と重なり合うフランジを有し、該フランジにより前記囲繞部は境界付けられる、請求項9に記載のアセンブリ。
  11. 前記重なり合いの程度は、前記ストリッパ・プレート・ガイドがその繋止位置に在るときに最大であり、且つ、前記ストリッパ・プレート・ガイドがその繋止解除位置に在るときに最小である、請求項10に記載のアセンブリ。
  12. 前記ストリッパ・プレート・ガイドは、その繋止位置に在るとき、前記パンチ・ガイドと前記ストリッパ・プレート・ガイドとの間に延在する捕捉部を備える繋止機構により、前記パンチ・ガイドに対する軸心方向移動から拘束される、請求項1に記載のアセンブリ。
  13. 前記繋止機構は、スプリング負荷式ボタンから成り、該ボタンは、前記ストリッパ・プレート・ガイドから、前記パンチ・ガイドにおける開口内へと延在可能であることから該開口と係合可能である、請求項12に記載のアセンブリ。
  14. 前記スプリング負荷式ボタンは、前記パンチ・ガイドにおける前記開口と係合されたときに押圧されることで、
    前記ストリッパ・プレート・ガイドが前記パンチ・ガイドに対して軸心方向前方に自由に移動する如く、
    前記パンチ・ガイドにおける前記開口との係合から離脱移動される、請求項13に記載のアセンブリ。
  15. 前記ストリッパ・プレート・ガイドがその繋止位置に在るとき、前記ストリッパ・プレートに対しては少なくとも一個のクリップが繋止的に係合する、請求項1に記載のアセンブリ。
  16. 前記ストリッパ・プレート・ガイドがその繋止位置に在るとき、前記ストリッパ・プレートに対しては円周方向に離間された複数のクリップが繋止的に係合する、請求項15に記載のアセンブリ。
  17. 前記クリップは、前記ストリッパ・プレート・ガイドがその繋止位置に在るときに前記ストリッパ・プレートの周辺縁部に対して保持されるヘッドを有する、請求項16に記載のアセンブリ。
  18. 前記ストリッパ・プレート・ガイドがその繋止解除位置まで軸心方向に前方移動すると、
    前記ストリッパ・プレートが当該パンチ・ガイド・アセンブリから容易に取り外され得る如く、
    前記クリップは、該クリップの前記ヘッドが前記ストリッパ・プレートの前記周辺縁部から自由に離間移動する位置へと移動する、請求項17に記載のアセンブリ。
  19. 各前記クリップは、前記ストリッパ・プレート・ガイドと前記パンチ・ガイドとの間に取付けられる基部を有する、請求項16に記載のアセンブリ。
  20. 各前記クリップの前記基部は、特定形状を有し、且つ、前記ストリッパ・プレート・ガイドに形成された対応形状凹所内に受容される、請求項19に記載のアセンブリ。
  21. ストリッパ・プレートを着脱自在に担持するパンチ・ガイド・アセンブリであって、
    パンチ・ガイドと、該パンチ・ガイドに関して軸心方向に移動可能なストリッパ・プレート・ガイドとを備え、
    前記ストリッパ・プレート・ガイドは、前記ストリッパ・プレートが当該パンチ・ガイド・アセンブリに固着されるという繋止位置と、前記ストリッパ・プレートが当該パンチ・ガイド・アセンブリから容易に取り外され得るという繋止解除位置とを有し、
    前記ストリッパ・プレート・ガイドは、その繋止位置に在るときに、前記パンチ・ガイドと前記ストリッパ・プレート・ガイドとの間に延在する捕捉部を備える繋止機構により、前記パンチ・ガイドに対する軸心方向移動から拘束され、且つ、
    前記ストリッパ・プレート・ガイドは、その繋止解除位置に向けて、前記ストリッパ・プレート・ガイドに当接する少なくとも一個のスプリングにより軸心方向に弾性的に付勢される、
    パンチ・ガイド・アセンブリ。
  22. 前記繋止機構はスプリング負荷式ボタンから成り、該ボタンは、前記ストリッパ・プレート・ガイドから、前記パンチ・ガイドにおける開口内へと延在可能であることから該開口と係合可能である、請求項21に記載のアセンブリ。
  23. 前記スプリング負荷式ボタンは、前記パンチ・ガイドにおける前記開口と係合されたときに押圧されることで、
    前記ストリッパ・プレート・ガイドが前記パンチ・ガイドに対して軸心方向前方に自由に移動する如く、
    前記パンチ・ガイドにおける前記開口との係合から離脱移動される、請求項22に記載のアセンブリ。
  24. 前記ストリッパ・プレート・ガイドは、該ストリッパ・プレート・ガイドと前記パンチ・ガイドとの間に延在する複数のスプリングにより弾性的に付勢される、請求項21に記載のアセンブリ。
  25. 前記スプリングは、前記ストリッパ・プレート・ガイドがその繋止位置に在るか繋止解除位置に在るかに関わらず、実質的に覆い隠された囲繞部内に配設される、請求項24に記載のアセンブリ。
  26. 前記囲繞部は、前記ストリッパ・プレート・ガイドと協働して前記パンチ・ガイドにより画成される、請求項25に記載のアセンブリ。
  27. 前記ストリッパ・プレート・ガイドは、該ストリッパ・プレート・ガイドがその繋止位置と繋止解除位置との間で移動されるときに変化する程度だけ前記パンチ・ガイドの対向内側表面と重なり合うフランジを有し、該フランジにより前記囲繞部は境界付けされる、請求項26に記載のアセンブリ。
  28. 前記重なり合いの程度は、前記ストリッパ・プレート・ガイドがその繋止位置に在るときに最大であり、且つ、前記ストリッパ・プレート・ガイドがその繋止解除位置に在るときに最小である、請求項27に記載のアセンブリ。
  29. ストリッパ・プレートを着脱自在に担持するパンチ・ガイド・アセンブリであって、
    パンチ・ガイドと、該パンチ・ガイドに関して軸心方向に移動可能なストリッパ・プレート・ガイドとを備え、
    前記ストリッパ・プレート・ガイドは、前記ストリッパ・プレートが当該パンチ・ガイド・アセンブリに固着されるという繋止位置と、前記ストリッパ・プレートが当該パンチ・ガイド・アセンブリから容易に取り外され得るという繋止解除位置とを有し、
    前記ストリッパ・プレート・ガイドは、その繋止位置に在るときに、前記ストリッパ・プレート・ガイドから前記パンチ・ガイドにおける開口内へと延在可能であることから該開口と係合可能であるというスプリング負荷式ボタンを備える繋止機構により、前記パンチ・ガイドに対する軸心方向移動から拘束され、且つ、
    前記ストリッパ・プレート・ガイドは、その繋止解除位置に向けて、前記ストリッパ・プレート・ガイドに当接する少なくとも一個のスプリングにより軸心方向に弾性的に付勢される、
    パンチ・ガイド・アセンブリ。
  30. ストリッパ・プレートを着脱自在に担持するパンチ・ガイド・アセンブリであって、
    パンチ・ガイドと、該パンチ・ガイドに関して軸心方向に移動可能なストリッパ・プレート・ガイドとを備え、
    前記ストリッパ・プレート・ガイドは、前記ストリッパ・プレートが当該パンチ・ガイド・アセンブリに固着され且つ前記パンチ・ガイドに対する軸心方向移動から拘束されるという繋止位置を有し、
    前記ストリッパ・プレート・ガイドは、前記ストリッパ・プレートが当該パンチ・ガイド・アセンブリから容易に取り外され得るという繋止解除位置を有し、
    前記ストリッパ・プレート・ガイドは、その繋止解除位置に向けて、前記ストリッパ・プレート・ガイドと前記パンチ・ガイドとの間に延在する複数のスプリングにより軸心方向に弾性的に付勢され、
    前記スプリングは、前記ストリッパ・プレート・ガイドがその繋止位置に在るか繋止解除位置に在るかに関わらず、実質的に覆い隠された囲繞部内に配設される、
    パンチ・ガイド・アセンブリ。
  31. 前記スプリングは、前記ストリッパ・プレート・ガイドの繋止位置と繋止解除位置との間における前記ストリッパ・プレート・ガイドの全ての位置にて前記囲繞部内に配設される、請求項30に記載のアセンブリ。
  32. 前記囲繞部は、前記ストリッパ・プレート・ガイドと協働して前記パンチ・ガイドにより画成される、請求項30に記載のアセンブリ。
  33. 前記ストリッパ・プレート・ガイドは、前記ストリッパ・プレート・ガイドがその繋止位置と繋止解除位置との間で移動されるときに変化する程度だけ前記パンチ・ガイドの対向内側表面と重なり合うフランジを有し、該フランジにより前記囲繞部は境界付けされる、請求項31に記載のアセンブリ。
  34. 前記重なり合いの程度は、前記ストリッパ・プレート・ガイドがその繋止位置に在るときに最大であり、且つ、前記ストリッパ・プレート・ガイドがその繋止解除位置に在るときに最小である、請求項34に記載のアセンブリ。
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