JP2005524093A - Memsジャイロスコープのダイナミックレンジの拡大方法およびシステム - Google Patents

Memsジャイロスコープのダイナミックレンジの拡大方法およびシステム Download PDF

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Abstract

MEMSジャイロスコープのダイナミックレンジを拡大するMEMSジャイロスコープ・システムおよび方法が提供される。MEMSジャイロスコープのスケールファクターを調整することによって最高検知速度が上昇し、それがダイナミックレンジを拡大する。スケールファクターは検知用電子回路内の検知用可変バイアスおよび/または自動利得制御ループを使用することによって調整される。

Description

本発明は一般に、超小型電子機械システム(MEMS)ジャイロスコープに関し、より詳細にはMEMSジャイロスコープのダイナミックレンジの拡大に関する。
超小型電子機械システム(MEMS)はマイクロ加工技術を利用して同じシリコン基板上の電気デバイスと機械デバイスとを統合するものである。電気部品は集積回路ステップを利用して製造され、一方、機械部品は集積回路ステップと適合するマイクロ加工ステップを利用して製造される。このような組み合わせによって標準的な製造ステップを利用してチップ上にシステム全体を製造することが可能になる。
MEMSの一般的な用途の1つはセンサ装置の設計と製造である。装置の電気機械的部品には検知能力が備えられ、一方、電子部品は電気機械的部品によって得られた情報を処理する。MEMSセンサの一例はMEMSジャイロスコープである。
ある種のMEMSジャイロスコープはコリオリ加速度の検出によって角速度を検知するために振動素子を使用する。振動素子は基板と平行であるX軸(駆動面)内で振動運動にされる。振動素子が振動運動状態になると、基板と平行であるZ軸(入力面)を支点に回転する基板によって誘発される角速度を検出することが可能である。コリオリ加速度はX軸およびZ軸の双方に対して垂直なY軸(検知面)で発生する。コリオリ加速度によって基板の角回転速度に比例する振幅を有する運動が生成される。
角速度検知装置のダイナミックレンジは最高検知速度と最低検知速度との比率である。センサ装置の分解能が損なわれない限りは、通常はダイナミックレンジが大きいほうが望ましい。ある種のMEMS振動ジャイロスコープの最高検知角速度は約1000度/秒であり、これが装置のダイナミックレンジを制限している。
検知装置のスケールファクターとは出力内の変化と入力の単位変化との比率である。例えば、動作電圧が2.5ボルトのMEMSジャイロスコープについて、MEMSジャイロスコープのスケールファクターが0.0025ボルト/度/秒に設定された場合は、MEMSジャイロスコープの出力は2.5ボルトになる。振動式MEMSジャイロスコープの最高検知角速度が1000度/秒であり、角速度が1000度/秒以上になっても、MEMSジャイロスコープの出力は2.5ボルトに留まる。MEMSジャイロスコープがより大きいダイナミックレンジを有している必要がある用途には、コンピュータ化された軍事品用の慣性測定ユニットのような多くの用途がある。
したがって、MEMSジャイロスコープのダイナミックレンジを拡大することが望ましい。MEMSジャイロスコープのスケールファクターを調整することによって、最高検知角速度を高め、それによって装置のダイナミックレンジを拡大することができる。
第一実施形態によって、MEMSジャイロスコープのダイナミックレンジを拡大するシステムおよび方法が提供される。MEMSジャイロスコープは少なくとも1つの検知板を含んでいる。検知用電子回路が少なくとも1つの検知板に接続されている。検知用バイアス電圧を印加するように動作可能である検知用可変バイアスも少なくとも1つの検知板に接続されている。検知用電子回路は角速度出力を供給する。角速度出力の最高値は検知用バイアス電圧を変更することによって調整可能であり、それによってMEMSジャイロスコープのダイナミックレンジが拡大される。
第二の実施形態によって、MEMSジャイロスコープのダイナミックレンジを拡大するシステムおよび方法が提供される。MEMSジャイロスコープは少なくとも1つの検知板を有している。検知用電子回路は少なくとも1つの検知板に接続されている。検知用電子回路は角速度出力を供給する。検知用電子回路は利得を含んでいる。利得は自動利得制御ループの一部である。自動利得制御ループは利得と、FETスイッチと、マイクロプロセッサとの間の接続によって形成されたフィードバックループである。角速度出力の最高値は自動利得制御ループの利得を変更することによって調整可能であり、それによってMEMSジャイロスコープのダイナミックレンジが拡大される。
添付図面を参照して現時点で好ましい実施形態を以下に記載する。様々な図面で同様の参照番号は同様の素子を示す。
図1は例示的な実施形態による超小型電子機械システム(MEMS)ジャイロスコープ100の平面図である。図1はMEMSジャイロスコープ100を音叉ジャイロスコープとして示しているが、角速度検知ジャイロスコープのような、回転を検出するためにコリオリ加速度を利用する他のMEMSジャイロスコープを使用してもよい。MEMSジャイロスコープ100は基板上に形成してもよく、少なくとも1つのプルーフマス102a、102bと、複数の支持ビーム104と、少なくとも1つの横ビーム106a、106bと、少なくとも1つのモータ駆動コーム108a、108bと、少なくとも1つのモータピックオフ・コーム110a、110bと、少なくとも1つの検知板112a、112bと、少なくとも1つのアンカ114a、114bとを含んでいてもよい。
少なくとも1つのプルーフマス102a、102bはMEMSジャイロスコープ・システム用に使用するのに適したどのような質量でもよい。好適な実施形態では、少なくとも1つのプルーフマス102a、102bはシリコン板である。マイクロ加工技術に適合する他の材料を使用してもよい。図1は2つのプルーフマスを示しているが、1個以上のマスを使用できる。
少なくとも1つのプルーフマス102a、102bは少なくとも1つのモータ駆動コーム108a、108bと、少なくとも1つのモータピックオフ・コーム110a、110bとのほぼ間に配置してよい、少なくとも1つのプルーフマス102a、102bは少なくとも1つのモーター駆動コーム108a、108bおよび少なくとも1つのモータピックオフ・コーム110a、110bの双方の方向に延在する複数個の櫛状の電極を含んでいてもよい。少なくとも1つのプルーフマス102a、102bは図1に示すように10個の電極を有しているが、少なくとも1つのプルーフマス102a、102b上の電極の個数は10以上でも10未満でもよい。
少なくとも1つのプルーフマス102a、102bは複数個の支持ビーム104によって少なくとも1つの検知板112a、112bの上方に支持されてもよい。図1では8つの支持ビーム104が示されているが、使用される支持ビームの数は10以上でも10未満でもよい。複数の支持ビーム104はシリコンウエーハからマイクロ加工されたものでよい。複数の支持ビーム104はばねとして作用して、少なくとも1つのプルーフマス102a、102bが駆動面(X軸)および検知面(Y軸)内を移動できるようにしてもよい。(軸の情報については図1を参照)。
複数の支持ビーム104は少なくとも1つの横ビーム106a、106bに接続してもよい。少なくとも1つの横ビーム106a、106bを少なくとも1つのアンカ114a、114bに接続して、MEMSジャイロスコープ100用のサポートを備えるようにしてもよい。少なくとも1つのアンカ114a、114bは下にある基板に接続してもよい。図1には2つのアンカ114a、114bが示されているが、アンカの個数は2個以上でも2個未満でもよい。少なくとも1つのアンカ114a、114bはMEMSジャイロスコープ100のサポートとなる何れかの形で少なくとも1つの横ビーム106a、106bに沿って配置してもよい。
少なくとも1つのモータ駆動コーム108a、108bは少なくとも1つのプルーフマス102a、102bの方向に延びる複数の櫛状の電極を含んでいてもよい。少なくとも1つのモータ駆動コーム108a、108bは図1に示す用に4個の電極を有しているが、少なくとも1つのモータ駆動コーム108a、108bは上の電極の個数は4個以上でも4個未満でもよい。少なくとも1つのモータ駆動コーム108a、108bは上の電極の個数は少なくとも1つのプルーフマス102a、102b上の電極の個数によって決定してもよい。
少なくとも1つのプルーフマス102a、102bの複数の互いにかみ合った櫛状電極と少なくとも1つのモータ駆動コーム108a、108bとはコンデンサを形成してもよい。少なくとも1つのモータ駆動コーム108a、108bは図1に図示しない駆動用電子回路に接続してもよい。駆動用電子回路は、少なくとも1つのプルーフマス102a、102bの複数の互いにかみ合った櫛状電極と、少なくとも1つのモータ駆動コーム108a、108bとによって形成されたコンデンサを使用することによって、少なくとも1つのプルーフマス102a、102bが駆動面(X軸)に沿ってほぼ音叉の周波数で振動するようにさせてもよい。
少なくとも1つのモータピックオフ・コーム110a、110bは少なくとも1つのプルーフマス102a、102bの方向に延びる複数個の櫛状電極を含んでいてもよい。少なくとも1つのモータピックオフ・コーム110a、110bは図1に示すように4個の電極を有しているが、少なくとも1つのモータピックオフ・コーム110a、110b上の電極の個数は4個以上でも4個未満でもよい。少なくとも1つのモータピックオフ・コーム110a、110b上の電極の個数は少なくとも1つのプルーフマス102a、102b上の電極の個数によって決定してもよい。
少なくとも1つのプルーフマス102a、102bの複数の互いにかみ合った櫛状電極と少なくとも1つのモータピックオフ・コーム110a、110bとは、MEMSジャイロスコープ100が駆動面(X軸)上の運動を検知できるようにするコンデンサを形成してもよい。
少なくとも1つの検知板112a、112bは少なくとも1つのプルーフマス102a、102bと共に並列コンデンサを形成してもよい。少なくとも1つのプルーフマス102a、102bが駆動面(X軸)に沿って振動している間に入力面(Z軸)に沿ってMEMSジャイロスコープ100に角速度入力が付与されると、検知面(Y軸)内での変移または運動としてコリオリ力を検出することができる。並列コンデンサを検知面(Y軸)内での変移または運動を検知するために利用してもよい。
MEMSジャイロスコープ100の出力はキャパシタンスの変化に比例する信号でよい。検知用バイアス電圧が少なくとも1つの検知板112a、112bに印加される場合は、信号は電流でよい。少なくとも1つの検知板112a、112bは検知用電子回路(図1には図示せず)に接続してもよい。少なくとも1つのプルーフマス102a、102bが少なくとも1つの検知板112a、112bの方向におよび/またはそれから離れる方向に移動すると、検知用電子回路はキャパシタンスの変化を検出できる。
図2はMEMSジャイロスコープ・システム200の平面図である。MEMSジャイロスコープ・システム200はMEMSジャイロスコープ216、検知用電子回路218、および検知用可変バイアス222を含んでいてもよい。MEMSジャイロスコープ・システム200はさらに、駆動用電子回路、システム電源、および明解にするために図2には図示していないその他の典型的な動作用電子回路も含んでいてもよい。MEMSジャイロスコープ216は図1に示したMEMSジャイロスコープ100とほぼ同一のものでよい。
検知用電子回路は少なくとも1つの検知板212a、212bに接続されてもよい。検知用電子回路218はAC電流をDC電圧に変換するように動作可能な信号調整用電子回路の任意の組み合わせでよい。少なくとも1つのプルーフマス202a、202bが前記少なくとも1つの検知板212a、212bの方向におよび/またはそれから離れる方向に移動すると、検知用電子回路218はキャパシタンスの変化によって生成される電流をMEMSジャイロスコープ216によって検出された角速度に比例するDC電圧に変換するように動作可能である。
角速度出力220は検知用電子回路218の出力であってよい。角速度出力220はMEMSジャイロスコープ216によって検出された角速度入力に比例するDC電圧であってよい。MEMSジャイロスコープ216のスケールファクターは角速度出力220の最大値を制限することができる。スケールファクターはMEMSジャイロスコープ216によって検出された角速度入力と角速度出力220にDC信号との相関であってよい。スケールファクターは少なくとも1つの検知板212a、212bに印加される検知用バイアス電圧に比例するものでよい。例えば、典型的なMEMSジャイロスコープ用の検知用バイアス電圧は+/−5ボルトでよい。検知用バイアス電圧を変更することによって、スケールファクターを修正できる。
角速度出力220の最大値はMEMSジャイロスコープ・システム200のダイナミックレンジを制限することができる。例えば、角速度出力220の最高電圧が2.5ボルトである場合は、スケールファクターは0.0025ボルト/度/秒であり、1000度/秒以上の角速度入力がMEMSジャイロスコープに付され、1000度/秒以上のいずれの角速度入力も2.5ボルトの出力を生成できる。
検知用可変バイアス222は少なくとも1つの検知板212a、212bに検知用バイアス電圧を印加するように動作可能な装置、または装置の組み合わせでよい。例えば、検知用可変バイアス222は可変電源に接続された1組のスイッチでよい。検知用可変バイアス222を備えることによって、MEMSジャイロスコープ216への角速度入力に基づいて検知用バイアス電圧を調整してもよい。例えば、検知用可変バイアス222は+5ボルトから−5ボルトの範囲の電圧を印加するように動作可能であってよい。
例えば、角速度入力が1000度/秒未満である場合は、検知用バイアス電圧はほぼ+/−5ボルトであってよい。しかし、角速度入力が実質的に1000度/秒より上である場合は、検知用可変バイアス222によって検知用バイアス電圧を変更してもよい。検知用バイアス電圧を変更することによって、スケールファクターを変更でき、それによってMEMSジャイロスコープは1000度/秒より上の角速度入力を検出することが可能になり、それによってMEMSジャイロスコープ216のダイナミックレンジが拡大する。
図3は検知用電子回路300の簡略化したブロック図である。検知用電子回路300はMEMSジャイロスコープ100(図1を参照)の出力を、慣性測定ユニットのような他の電子装置によって使用できる信号へと返還するように動作可能な信号調整を行うことができる。検知用電子回路300はさらに、フィードバック信号を駆動用電子回路に供給することのような他の機能を果たすこともできる。
検知用電子回路300はAC利得306と、デモジュレータ308と、低域フィルタ310と、DC利得312とを含んでいてもよい。検知用電子回路300の構成部品は、多様な異なる電子装置、または電子装置を検知用電子回路300に含まれる各構成部品用に使用できることを表すために簡単な形状で示されている。図3には示していないその他の回路を検知用電子回路300に含めてもよい。
検知用電子回路300への入力は、少なくとも1つのプルーフマス102a、102bが少なくとも1つの検知板112a、112bの方向におよび/またはそれから離れる方向に移動すると、キャパシタンスの変化によって生成される電流でよい。検知板302はMEMSジャイロスコープ100の少なくとも1つの検知板112a、112bとほぼ同一である。図3には1つの検知板しか示されていないが、検知用電子回路300はMEMSジャイロスコープ100に使用されている各々の追加の検知板ごとに複製されてもよい。あるいは、1つ以上の検知板用に調整された信号を供給するように検知用電子回路300を設計してもよい。
AC利得306は電流をAC電圧に変換するように動作可能な任意の装置でよい。AC利得306はフィードバック抵抗およびキャパシタンスを有する演算増幅器であってよい。しかし、他の種類の増幅器を使用してもよい。AC利得306は検出された電流を検知板302の出力からAC電圧に変換するように動作可能であってもよい。AC利得306は電流を積分して、積分の結果を増幅し、AC電圧を生成できる。
デモジュレータ308はAC利得306の出力をクロック信号と乗算するように動作可能な任意の装置でよい。クロック信号は駆動用電子回路によって発生されることができ、実質的に少なくとも1つのプルーフマス102a、102bの音叉周波数であってよい。デモジュレータ308はAC利得306の出力をDC電圧に変換できる。DC電圧はMEMSジャイロスコープ100によって検出される角速度入力に比例するものでよい。
低域フィルタ310は折点周波数を設定するために利用できる。低域フィルタ310を使用することによって、より高い周波数を有する不要な信号をブロックできる。例えば、折点周波数を100ヘルツに設定することによって、検知用電子回路300は100ヘルツまたはそれ未満の周波数を有する信号だけがフィルタ310を経てDC利得312へと通過できるようにする。
DC利得312は低域フィルタ310の出力を増幅できる。DC利得312はフィードバック抵抗とキャパシタンスとを有する演算増幅器でよい。しかし、他の種類の演算増幅器を使用してもよい。DC利得312の出力は角速度出力304でよい。
角速度出力304はMEMSジャイロスコープ100によって検出される角速度入力に比例するものでよい。しかし、角速度出力304はMEMSジャイロスコープ100のスケールファクターによって制限されることがあり得る。例えば、角速度出力304の最高電圧が2.5ボルトであり、スケールファクターが0.0025ボルト/度/秒であり、角速度入力が1000度/秒以上である場合は、1000度/秒以上のどの角速度も2.5ボルトの角速度出力信号を発生できる。この例では、MEMSジャイロスコープの出力信号は1000度/秒以上には変化して、センサが基本的に機能不良になることはないであろう。
スケールファクターを調整することによって、MEMSジャイロスコープ100は1000度/秒を超える角速度入力を検出することができる。スケールファクターを調整するために、AC利得306および/またはDC利得312の出力を変更するように動作可能な自動利得制御ループを使用してもよい。
図4は自動利得制御ループ400の概略図である。自動利得制御ループ400はAC利得306またはDC利得312に統合してもよい。好適な実施形態では、自動利得制御ループ400はDC利得312に統合してもよい。自動利得制御ループ400は利得404と、電界効果トランジスタ(FET)スイッチ408と、マイクロプロセッサ410との間の接続によって形成されるフィードバックループでよい。利得404は実質的に図3に示したAC利得306またはDC利得312と同一のものである。FETスイッチ408はVishay Siliconix社またはその他の集積回路メーカーから市販されているDG201アナログスイッチでよい。
検知板402はMEMSジャイロスコープ100(図1を参照)の少なくとも1つの検知板112a、112bとほぼ同じものでよい。利得404がAC利得306と実質的に同一であるならば、抵抗を経て検知板402の出力を利得404の入力に接続してもよい。しかし、利得404がDC利得312とほぼ同一である場合は、検知板402と利得404との間に付加的な信号調整部品があってもよい。
角速度出力406は図3に示した角速度出力304とほぼ同じものでよい。利得404がDC利得312とほぼ同一である場合は、利得404の出力は角速度出力406を供給できる。しかし、利得404がAC利得306とほぼ同一である場合は、角速度出力406の前の利得404の出力上で付加的な信号調整が行われてもよい。
利得404のシステムはマイクロプロセッサ410およびFETスイッチ408に接続されてもよい。マイクロプロセッサ410は利得404の出力にて電圧レベルを検出するように動作可能である。利得404がAC利得306とほぼ同一である場合は、電圧レベルはAC電圧レベルでよく、または利得404がDC利得312とほぼ同一である場合は、電圧レベルはDC電圧レベルでよい。
マイクロプロセッサ410は利得404のシステムを基準電圧412と比較できる。基準電圧412は検知用バイアス電圧とほぼ同一でよい。典型的なMEMSジャイロスコープ・システムの場合、検知用バイアス電圧は+/−5ボルトでよい。しかし、他の基準電圧を使用してもよい。例えば、基準電圧は図2に示されているMEMSジャイロスコープ・システム200の検知用可変バイアス222によって発生される検知用バイアス電圧であってよい。
マイクロプロセッサ410の出力はFETスイッチ408に接続してもよい。角速度入力を検出できるようにスケールファクターを調整する必要があることをマイクロプロセッサ410が判定すると、マイクロプロセッサ410は各FETスイッチ408を開閉するように動作可能であってよい。どのスイッチが開閉するかを選択することによって、マイクロプロセッサ410はスケールファクターの値を制御できる。
FETスイッチ408は抵抗を経て利得404の入力に接続できる。利得404のフィードバック抵抗はどのFETスイッチ408が開き、どのFETスイッチ408が閉じるかによって決定されることがあり得る。例えば、全てのスイッチが閉じている場合は、フィードバック抵抗は全てのスイッチが開いて場合の100倍も大きいことがある。利得404の出力はフィードバック抵抗の量によって決定されることがあり得る。利得404の出力が調整されると、マイクロプロセッサ410は変更を検出し、フィードバックループが繰り返される。
マイクロプロセッサ410はスケールファクター出力414を供給することもできる。ファクター出力414はスケールファクターの値を別の装置に転送するデジタル信号でよい。ファクター出力414は、自動利得制御ループ400が利得404の出力を調整すると変更されることがあり得る。例えば、マイクロプロセッサ410はファクター出力414を慣性測定ユニットに転送できる。
自動利得制御ループ400を備えることによって、MEMSジャイロスコープ100への角速度入力に基づいてスケールファクターを調整できる。例えば角速度入力は1000度/秒以上である場合は、スケールファクターを低減してもよい。スケールファクターを調整することによって、MEMSジャイロスコープ100のダイナミックレンジを拡大することができる。自動利得制御ループ400は、MEMSジャイロスコープ・システム200の検知用可変バイアス222と共に使用してもよい。
図示した実施形態は例示したに過ぎず、本発明の範囲を限定するものと解釈されるものではないことを理解されたい。本発明を説明するためにMEMS音叉ジャイロスコープを使用したが、本発明は回転を検出するためにコリオリ加速度を利用する他のMEMS振動ジャイロスコープ、およびMEMS振動ジャイロスコープを含む任意の装置にも応用可能である。特許請求の範囲はその作用に言及しない限り、記載した順序または要素に限定して読まれるべきではない。したがって、特許請求の範囲と趣旨に含まれる全ての実施形態およびその均等物が発明として特許請求される。
例示的な実施形態MEMSジャイロスコープの平面図である。 例示的な実施形態MEMSジャイロスコープ・システムの平面図である。 例示的な実施形態検知用電子回路の簡略ブロック図である。 例示的な実施形態自動利得制御ループの概略図である。

Claims (33)

  1. 少なくとも1つの検知板を含むMEMSジャイロスコープと、
    前記少なくとも1つの検知板に接続され、角速度出力を供給する検知用電子回路と、
    前記少なくとも1つの検知板に検知用バイアス電圧を印加するように動作可能な検知用可変バイアスと、の組み合わせを備えるMEMSジャイロスコープのダイナミックレンジを拡大するシステム。
  2. 前記MEMSジャイロスコープは音叉ジャイロスコープである、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記MEMSジャイロスコープは角速度入力を検出するためにコリオリ加速度を利用する、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記検知用電子回路は、電流をDC電圧に変換するように動作可能である、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記DC電圧は、前記MEMSジャイロスコープによって検出された角速度入力に比例する、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記角速度出力は、前記MEMSジャイロスコープによって検出された角速度入力に比例するDC電圧である、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記検知用可変バイアスは、前記MEMSジャイロスコープによって検出された角速度出力に基づいて前記検知用バイアス電圧を調整する、請求項1に記載のシステム。
  8. 少なくとも1つの検知板を含む音叉ジャイロスコープと、
    前記少なくとも1つの検知板に接続され、電流をDC電圧に変換するように動作可能であると共に、前記DC電圧は前記音叉ジャイロスコープによって検出された角速度入力に比例する検知用電子回路と、
    検知用バイアス電圧を前記少なくとも1つの検知板に印加するように動作可能であり、音叉ジャイロスコープによって検出された角速度入力に基づいて調整される、検知用可変バイアスと、
    の組み合わせを備えるMEMSジャイロスコープのダイナミックレンジを拡大するシステム。
  9. 検知用可変バイアスを前記MEMSジャイロスコープの少なくとも1つの検知板に接続するステップを含み、前記検知用可変バイアスは検知用バイアス電圧を前記少なくとも1つの検知板に印加するように動作可能である、
    MEMSジャイロスコープのダイナミックレンジを拡大する方法。
  10. 前記検知用可変バイアスは前記MEMSジャイロスコープによって検出された角速度入力に基づいて前記検知用バイアス電圧を調整する、請求項9に記載の方法。
  11. 少なくとも1つの検知板を含むMEMSジャイロスコープと、
    前記少なくとも1つの検知板に接続され、利得を含む検知用電子回路と、
    前記利得と、FFTスイッチと、マイクロプロセッサとの間の接続によって形成されたフィードバックループである自動利得制御ループと、
    を備えるMEMSジャイロスコープのダイナミックレンジを拡大するシステム。
  12. 前記MEMSジャイロスコープは音叉ジャイロスコープである、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記MEMSジャイロスコープは、角速度入力を検出するためにコリオリ加速度を利用する、請求項11に記載のシステム。
  14. 前記利得の出力は、FETスイッチとマイクロプロセッサとに接続される、請求項11に記載のシステム。
  15. 前記マイクロプロセッサは、前記利得の出力にて電圧レベルを検出するように動作可能である、請求項14に記載のシステム。
  16. 前記マイクロプロセッサは、前記利得の出力にて前記電圧レベルを基準電圧と比較するように動作可能である、請求項15に記載のシステム。
  17. 前記基準電圧は、前記少なくとも1つの検知板に印加された検知用バイアス電圧とほほ同一である、請求項16に記載のシステム。
  18. 前記検知用バイアス電圧は、検知用可変バイアスによって発生される、請求項17に記載のシステム。
  19. 前記検知用可変バイアスは、前記MEMSジャイロスコープによって検出された角速度入力に基づいて前記検知用バイアス電圧を調整するように動作可能である、請求項18に記載のシステム。
  20. 前記マイクロプロセッサは、前記FETスイッチを開閉するように動作可能であり、それによって、前記MEMSジャイロスコープのスケールファクターを制御する、請求項11に記載のシステム。
  21. 前記FETスイッチは、抵抗を介して入力に接続される、請求項11に記載のシステム。
  22. 前記利得の出力は、前記FETスイッチのどれが開き、前記FETスイッチのどれが閉じるかによって決定される、請求項11に記載のシステム。
  23. 前記マイクロプロセッサは、スケールファクター出力を供給する、請求項11に記載のシステム。
  24. 少なくとも1つの検知板を含む音叉ジャイロスコープと、
    前記少なくとも1つの検知板に接続され、利得を含む検知用電子回路と、
    前記利得と、FFTスイッチと、マイクロプロセッサとの間の接続によって形成されたフィードバックループである自動利得制御ループとの組み合わせを備え、前記マイクロプロセッサは前記利得の出力にて電圧レベルを検知し、かつ前記利得の出力にて前記電圧レベルを基準電圧と比較するように動作可能である共に、前記マイクロプロセッサは前記FETスイッチを開閉するように動作可能であり、それによって、前記音叉ジャイロスコープのスケールファクターを制御する、
    MEMSジャイロスコープのダイナミックレンジを拡大するシステム。
  25. 前記マイクロプロセッサはスケールファクター出力を供給する、請求項24に記載のシステム。
  26. MEMSジャイロスコープに接続された検知用電子回路内に配置された利得の出力を検出するステップと、
    前記利得の前記出力を基準電圧と比較するステップと、
    前記利得の前記出力を調整し、それによって、前記MEMSジャイロスコープのスケールファクターを制御するステップと、
    の組み合わせを含むMEMSジャイロスコープのダイナミックレンジを拡大する方法。
  27. ステップケースファクター出力を供給するステップをさらに含む、請求項26に記載の方法。
  28. 前記利得の前記出力は、FETスイッチとマイクロプロセッサとに接続される、請求項26に記載の方法。
  29. 前記マイクロプロセッサは、前記利得の前記出力にて電圧レベルを検出するように動作可能である、請求項28に記載の方法。
  30. 前記マイクロプロセッサは、記利得の出力にて前記電圧レベルを基準電圧と比較するように動作可能である、請求項29に記載の方法。
  31. 前記FETスイッチは、抵抗を介して前記利得の入力に接続される、請求項28に記載の方法。
  32. 前記マイクロプロセッサは、前記FETスイッチを開閉するように動作可能である、請求項31に記載の方法。
  33. 前記利得の前記出力は、前記FETスイッチのどれが開き、前記FETスイッチのどれが閉じるかによって決定される、請求項32に記載の方法。
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