JP2005521573A - ノンホイルバリヤー積層材料 - Google Patents

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Abstract

包装食品の貯蔵寿命性能を今在るノンホイルバリヤー積層材料よりも優れて改善するノンホイルバリヤー積層材料構造体(5)を提供する。本発明のバリヤー積層材料から構成された容器は熱間充填または冷間充填されることができ、そして周囲条件または冷蔵条件どちらでも貯蔵されることができる。その積層材料構造体は、機械的強度および耐熱性のためのポリアミド層(14);このポリアミド層に直接接触して適用された酸素進入に対するバリヤーとしての第一EVOH層(16)、および、酸素、水蒸気、フレーバー/アロマ、または組合せに対するバリヤーとして作用してもよく、EVOHの第一酸素バリヤー層とは接触しないで、食品接触表面(28)により近く位置している、EVOH、ナイロンなどの第二バリヤー層(24)、および、ヒートシールのために積層材料の艶消側(内側)と光沢側(外側)の両方にポリオレフィンの層(12、20)を有している。

Description

本発明は食品包装用のノンホイルバリヤー積層材料(non−foil barrier laminate)構造体に関し、また、食品特に液体用の容器に関する。
本発明のバリヤー構造体は紙カートン、カップ、キャニスター、パウチ、プラスチックボトル、バッグなどを含めた様々な包装容器に使用されてもよい。このバリヤー構造体はヒートシール可能であるので、ヒートシールを要求するカートンや類似包装容器に容易に転換される。本発明のバリヤー構造体は飲料、フルーツジュースおよび柑橘類ジュース特にオレンジジュースを包装するのに特に有効である。このノンホイルバリヤー積層材料は優れた酸素遮断特性を有するばかりでなく、その中に収容された食品をビタミンC崩壊、香味損失(flavor loss)、褐変(browning)および微生物増殖を起こさないように保護する能力を有している。
低密度ポリエチレン(LDPE)をコートした板紙は飲料容器を製造するのに使用されているが、これらはフルーツジュースのような或る種の製品のためには許容できる容器を提供する域には達していなかった。特に、LDPEコート板紙は比較的高い酸素透過性を有しており、そのことが貯蔵中の香味成分やビタミンの酸化による損失に導くであろう。香味損失はLDPE層の中への香味成分の移行または吸収、「スカルピング(scalping)」と称する過程、の結果として生じることもある。従って、所期目標を達成するために酸素および香味に対する追加遮断素材が検討されてきた。
ビタミンCの酸化的損失は容器の内側に沿って酸素バリヤーとして金属ホイルを含有しているラミネートの使用によって実質的に軽減できる。しかしながら、金属ホイルの使用に伴う経費は収益性を制限する価格割増をしばしば要求する。さらに、金属ホイルラミネートはその液体収容能力に深刻な影響を与えるピンホールを発現しがちである。ホイルに代わる経済的に許容できる代替物の探求は酸素の移行を抑える防護を提供する遮断素材としてポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン(PVdC)、エチレンビニルアルコール共重合体(EVOH)およびその他高分子材料のような同時押出高分子材料を利用した積層材料構造体の開発をもたらした。
ポリアミド(ナイロン)はプラスチック包装材料の中のバリヤー層として提起されていて、そして商業的に利用されてきた。ナイロンバリヤー層は酸素に対する有効なバリヤーを提供するばかりでなく、耐熱性、機械的強度および耐久性をも付与する。
また、10,000psiまたはそれ以上の引張強さを有する様々なナイロン6、ナイロン66、ナイロン11、ナイロン12ポリマー類や同様のものを含む構造体は乱暴な取り扱いに耐える層として、板紙製飲料容器用のサーリン(Surlyn)アイオノマーまたはエチレンメタクリル酸ポリマー樹脂のようなコーキング接着性タイポリマー(tie polymer)およびアルミニウムホイルのような酸素バリヤーと組み合わされて使用されてきた。
上に開示した通りの遮断素材を含有する板紙ラミネートは、ホイル含有構造体よりも安価であることに加えて、より少ない量のLDPEを食品接触層として使用することによって、より低い香味損失を示すことが判明した。ジュースや類似製品用の板紙カートン向きの商業的構造体は今や、しばしば、ナイロンまたはエチレンビニルアルコール共重合体のどちらかを、酸素およびフレーバーオイル(flavor oils)に対するバリヤーとして利用する。
本発明の目的は様々な食品包装に使用するための改良されたヒートシール可能なバリヤー積層材料を提供することである。
本発明の別の目的は、飲料のフレーバー/アロマ成分をスカルピングせず、ビタミンCの損失に対する実質的な遮断を示し、かつ従来使用されているポリマーバリヤーラミネートに等しいか又はそれより優れた性能を有する、柑橘類、漿果類およびその他の果汁向きの飲料および/または果汁カートン用の改良されたヒートシール可能なバリヤー積層材料素材を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、(熱間充填(hot fill)から冷間充填(cold fill)までの)温度範囲にわたる充填中にも且つ室温および冷蔵どちらの貯蔵条件でも低い酸素透過性を有する、ヒートシール可能な積層材料素材を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、非液状のドライ製品ばかりでなく、飲料、フルーツジュースまたは柑橘類ジュースなどのための、製造が容易であって、製品の貯蔵寿命にわたって香味、色およびビタミンの高度の保護を含めてこの分野における信頼性のある性能を与える、改良されたヒートシール可能なノンホイル積層材料を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、カートンの中へ酸素が侵入するのを防止して内容物を必須栄養素およびビタミン成分特にビタミンCの酸素崩壊から防護するのに有効な積層材料から構成された飲料カートンを提供することである。
本発明のさらに別の目的は、熱間充填および冷間充填の適用にも且つその後の室温または冷蔵どちらかでの貯蔵にも有効である積層材料から構成された飲料カートンを提供することである。
本発明によれば、バリヤー積層材料は、内側と外側の表面を有する基体またはベース層、基体の外側表面の上にコートされたポリオレフィンの第一層、基体の内側表面の上に適用された主として機械的強度および耐熱性のためのポリアミド層、容器の内容物に接触するであろうポリオレフィンの第二のそして最も内側の層、前記ポリアミド層の上に直接適用されたEVOHの第一酸素バリヤー層、および、EVOHの第一酸素バリヤー層と最も内側のポリオレフィン層との中間に設けられているが第一EVOH層とは接触しないEVOHやナイロンなどの第二バリヤー層を含んでいる。
本発明の一態様によれば、バリヤー積層材料は、ポリアミド層に対しては内側の且つその上に直接適用されたタイ層(tie layer)を含んでいてもよく、このタイ層はそれによって、ポリアミド層と第一EVOH層との中間に位置している。
本発明の好ましい態様においては、第一EVOH層の上にタイ層が直接適用され、このタイ層の上にポリオレフィンの層が設けられ、このポリオレフィン層の上に第二タイ層が直接適用され、そして第二EVOH層は第二タイ層の上に直接適用される。さらにタイ層が、第二EVOH層に直ぐ隣接して且つそれとポリオレフィン食品接触層との間に、配置されてもよい。
伝統的に、カートン特にゲーブルトップカートン(gable top carton)に充填された飲料特にフルーツジュースは微生物増殖による急速な変質を避けるために流通過程の間中ずっと冷蔵されなければならない。微生物増殖は製品、カートンまたは充填システムの不完全な滅菌から生じることがある。数週間の代表的貯蔵寿命を保証できるように微生物増殖を遅らせることは間断ない冷蔵によるだけである。結果として、このやり方で充填された製品は貯蔵安定性であるとは言えない。
包装済み飲料特にフルーツジュースの貯蔵安定性は多くの観点から極めて望ましい。流通システムにおいては、そして日数ではなく月数で測定される貯蔵寿命では、変質による損失が低くあるべきであるが、貯蔵安定製品は遥かに変質しないらしい。食料品包装出荷業者(packer)はこの製品を倉庫の中でも又は輸送中にもどちらにおいても冷蔵下に維持する必要がない。同様に、小売業者(retailer)は製品のその在庫を貯蔵するための冷蔵スペースを振り当てる必要がない。消費者も、開封までは冷蔵する必要のない製品の利点を有する。
腐敗しやすい液状食品を包装するための方法および装置は米国特許第5,555,702号および第5,421,512号に記載されている。これら特許の全体が本明細書の中に組み入れられる。
上記特許に開示されているような熱間充填法は、フルーツジュース、フルーツポンチおよびフルーツドリンクのような酸性製品(4.5以下のpH)に有用である。製品は包装容器の中に熱間充填する前に微生物学的活性を抑制するために約190°Fを超さない温度に加熱される。それから、包装品は最高の香味と色の無欠性を維持するために20〜30分以内に100°F未満に冷却される。製品が冷却すると、包装品には部分真空が生み出される。得られた包装品は室温で長期間(しばしば、3ヶ月以上)にわたって製品の品質を危うくすることなく貯蔵できる。
製品品質の低下(すなわち、微生物増殖、褐変、ビタミン崩壊、または香味損失)は主として、包装品の中への酸素進入速度によって表わされる。熱間充填ゲーブルトップカートンは歴史的にはアルミニウムホイルを使用して構成されてきた、何故ならば、ホイルは優れた酸素バリヤーであるからである。しかしながら、ホイルは亀裂を受けやすく(特にスコア(score)領域では)、しかも高価であり、その上、世界の多くの地域においてリサイクルするのが難しい。ノンホイル代替物の開発はこれら欠点を克服する可能性がある。
飲料特にフレッシュジュースは一般に低温で容器に充填され、密封され、流通網全般にわたって低温貯蔵される。しかしながら、時には、そして世界の或る地域では、冷蔵流通網に中断が起こり、そして製品品質の低下(すなわち、微生物増殖、褐変、ビタミンの崩壊、または香味損失)が体験される。
飲料特にフレッシュジュースは低温で容器に充填され、そして包装品貯蔵寿命の間中ずっと最適冷蔵条件で貯蔵されるが、それでも、しばしば、製品が老化すると製品品質の低下を示す。これはビタミンC崩壊、香味損失、褐変および場合によっては微生物増殖によって証明される。冷間充填され冷間貯蔵される又は冷間充填され貯蔵中に中断冷蔵を体験する飲料、柑橘類および漿果類ジュースのための優れたノンホイル包装容器構造体の開発も本発明の範囲に入る。
(発明の概要)
本発明によれば、製造が容易でありそしてこの分野における信頼できる性能を与える、液状および非液状(ドライ)製品のための、好ましくは、果実、漿果類または柑橘類の果汁、飲料などのための、ノンホイル積層材料が提供され、それは、内側と外側の表面を有する板紙基体、板紙基体の外側表面の上に適用されたポリオレフィンの第一層、基体の内側表面の上に適用されたポリアミド層、容器の内容物に接触するであろうポリオレフィンの第二のそして最も内側の層、前記ポリアミド層の上に直接適用された、又はポリアミド層の上にポリアミド層と第一EVOH層との中間のタイ層を設けることによってポリアミド層から隔離された、EVOHの第一酸素バリヤー層、および、EVOHの第一酸素バリヤー層と最も内側のポリオレフィン層との中間に設けられているが第一EVOH層とは接触しないEVOHやナイロンなどの第二バリヤー層を含んでいる多層ポリマー構造体を含む。
好ましい態様によれば、板紙基体の内側表面にポリアミド層が直接適用され、ポリアミド層に直ぐ隣接してエチレンビニルアルコール共重合体(「EVOH」)の第一層が位置し、そして第二EVOH層は積層材料の内側に少なくとも一つのポリマー層によって第一EVOH層から隔離されて配置される。
別の好ましい態様によれば、第二EVOH層は食品接触ポリオレフィン層と第二EVOH層の間に位置したタイ層によって食品接触ポリオレフィン層から隔離されており、好ましくは前記第一と第二のEVOH層の中間にポリオレフィンの層が設けられ、そして最も好ましくは第一タイ層が第一EVOH層の上に直接適用され、第一タイ層の上にポリオレフィンの層が設けられ、そしてポリオレフィン層の上に第二タイ層が直接適用され、第二タイ層の上に第二EVOH層が直接適用される。それから、第二EVOH層の上に、それと最も内側のポリオレフィン層との中間に、第三タイ層が適用される。この態様においては、ポリアミド層と第一EVOH層との中間にもタイ層が包含されていてもよい。
(好ましい態様の詳細)
熱間充填または冷間充填の適用に使用するのに適するノンホイル同時押出積層材料構造体を製造した。全ての重量は3000平方フィートあたりのポンドで表示されている。
図1を引用すると、構造体5は板紙基体10(100〜300ポンド)を含有しており、その上には、片側に低密度ポリエチレンのようなポリオレフィンポリマー層12の5〜20ポンド好ましくは約12ポンドの被覆重量での押出被覆が適用されていて積層材料の外側表面を与える。
層12は外側「光沢」層である。好ましくは、ポリオレフィンポリマーはポリエチレンであり、そして最も好ましくは、低密度ポリエチレンである。層12に使用できる好ましい低密度ポリエチレンの代表はTN州キングスポート(Kingsport)のイーストマンケミカル社(Eastman Chemical Co.)から入手できるテナイト(Tenite)1924PポリエチレンおよびTX州ヒューストン(Houston)のシェブロンフィリップスケミカル社(Chevron Phillips Chemical Co.)から入手できるシェブロン(Chevron)4517である。
基体10の内側には、ポリアミド層14(1〜20ポンド、好ましくは約5ポンド)が適用されている。ポリアミドポリマー層は限定されるものではないが、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン10、ナイロン6−10、ナイロン12、非晶質ナイロン、MXD−6、ナイロンナノコンポジット、およびその他の適するポリアミドであることができる。一つの適するナイロン6素材はハネウェル(Honeywell)B73QPである。層16の内面には、0.5〜10ポンドの、好ましくは約3〜6ポンドの被覆重量を有するエチレンビニルアルコール共重合体の酸素バリヤー層16が適用されている。エチレンビニルアルコール共重合体層は26〜44モル%エチレンを含有していてもよい。層16は限定されるものではないが、脱酸素性EVOH素材、たとえば、日本合成またはクラレによる開発下のもの、EVOHナノコンポジット、またはEVOHとポリオレフィンたとえば低密度ポリエチレンとのブレンドであることができる。好ましいエチレンビニルアルコール共重合体はソアルノール(Soarnol)D2908樹脂の製品名で販売されており、そしてソアルス(Soarus)LLPから入手可能である。
それから、エチレンビニルアルコールコポリマー層16の下側には、タイ層18(0.5〜15ポンド、好ましくは約8ポンド)、好ましくは、限定されるものではないが、MSIテクノロジーズによって製造されたプレクサール(Plexar)5125のような無水マレイン酸官能基によって変性されたエチレン系共重合体を基材とした、が適用されている。
タイ層18の下側にはポリオレフィン層20が適用されており、それは1〜20ポンド、好ましくは約4〜10ポンドの被覆重量を有する。層20の上には第二タイ層22(1〜5ポンド、好ましくは約1.5ポンド)が適用されている。層22の内側にはもう一つのバリヤー層好ましくはEVOH(1〜10ポンド、好ましくは約3ポンド)24が適用されている。層24は限定されるものではないが、次のものであってもよい:エチレンビニルアルコール共重合体(26〜44モル%エチレンを含有)、脱酸素性EVOH素材、EVOHナノコンポジッド、他の無機質フィラー(たとえば、タルクまたはカオリン)と組み合わされたEVOH(EVOHが連続相を維持するように);ポリビニルアルコール(PVOH);ポリアミド、たとえば、限定されるものではないが、ナイロン6、ナイロン6/66、ナイロン6/9、ナイロン6/10、ナイロン6−10、ナイロン11、ナイロン12、非晶質ナイロン、MXD−6、ナイロンナノコンポジット、他の無機質フィラー(たとえば、タルクまたはカオリン)と組み合わされたナイロン、およびナイロンと他のポリマーとのブレンド(ナイロンが連続相を維持するように);ポリエチレンテレフタレート、それには次のものも含まれる:グリコール変性ポリエチレンテレフタレート、酸変性ポリエチレンテレフタレート、PETナノコンポジット、他の無機質フィラー(たとえば、タルクまたはカオリン)と組み合わされたPET、およびPETと他のポリマーとのブレンド(PETが連続相を維持するように);PEN;塩化ビニリデン共重合体;ポリ塩化ビニルポリマー;ポリオレフィン、限定されるものではないが次のものも含まれる:低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、環状オレフィン共重合体、およびそれらのブレンド;ポリカーボネート;および液晶ポリマー。加えて、乾燥剤、モレキュラーシーブなどが層24にその水蒸気遮断特性を改善するために添加されてもよい;また、同層には、改良されたフレーバー/アロマバリヤー用にモレキュラーシーブ、シクロデキストリンなどが添加されてもよい。層24には、第三タイ層26(1〜5ポンド、好ましくは約1.5ポンド)が適用されており、次いで、食品接触層を成すポリオレフィンポリマー層28が適用されている。層28は1〜20ポンドの、好ましくは約4〜10ポンドの被覆重量を有する。
ポリオレフィン層12、20および28は限定されるものではないが、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、環状オレフィン共重合体、およびそれらのブレンドであることができる。
ポリアミドポリマー層14は主として、積層材料5の流通全般の乱暴な取り扱いに対する耐性およびふくれ抵抗を改善するための機械的強度と耐熱性のために設けられている。EVOH層16は酸素進入に対するバリヤーとしてアルミニウムホイル層が熱間充填用構造体の中で果たしているくらい有効に働く。タイ層18と一緒になってポリオレフィン層20は後続の加熱工程で或る度合まで溶融するコーキング層と同種の機能を果たし、容器を形成するために積層材料が折り畳まれヒートシールされるときに生じる溝を満たす。層24は素材選択に依存して酸素、水蒸気、またはアロマ/フレーバーに対するバリヤーとして作用してもよい。好ましい態様においては、層26および28はフレーバーオイルの損失を最小にする手段として比較的薄い。アロマ/フレーバーバリヤー層24の存在はさらにフレーバーオイル損失を最小にする。加えて、層26および28を設けたことによって、積層材料5によって製造された包装容器のサイドシームは削られる(skived)ことができる、何故ならば、このポリオレフィンポリマーがそれ自体に及び光沢層12にヒートシールされることができるからである。
図1の積層材料5を引用すると、基体10の上にポリオレフィンポリマー層12が押出被覆される。次いで、基体10の被覆されてない側にポリアミド14とエチレンビニルアルコール共重合体16とタイ層18が同時押出物として付着される。次いで、ポリオレフィン層20とタイ層22とバリヤー層24とタイ層26とポリオレフィン層28が同時押出として製造されそして第一同時押出物の上に被覆されて積層材料5を生じる。これは積層材料5を形成する一方法であるが、他の方法も同じ最終構造体をもたらすのに使用することができる。
下記実施例は本発明を更に例証するために提供されているのであって、本発明の限定として解されるべきでない。
図1の積層材料5の型式に一致するノンホイル熱間充填用構造体(「NFHF」として記述される)は、5ポンドの非晶質ナイロンを層14に、6ポンドのエチレンビニルアルコール共重合体を層16に、そして5ポンドの非晶質ナイロンを層24に使用して、製造された。押出被覆中に又はスカイブド・リッター・ゲーブルトップカートン(skived liter gable top carton)への転換中に困難に遭遇しなかった。次いで、カートンは190°Fで加工された濃縮物からのオレンジジュースを熱間充填された。商業的に入手できる熱間充填用ホイルカートン(「ホイル」)、商業的に入手できる冷間充填製品用ノンホイルバリヤーカートン(「NFCF」)、および冷間充填製品用に代表的に使用されるナイロンバリヤーカートン(「ナイロン」)にも同じ条件下で熱間充填された。これら構造体の各々はLDPE(約12ポンド)の外層をコートした板紙基体を含有している。ホイルカートンはカートンの食品接触側にホイルバリヤー層上に厚いLDPE層(約33ポンド)を含有している。NFCFカートン構造体は板紙に適用された5ポンドのナイロン6、続いて、1.5ポンドの接着性タイ(adhesive tie)、18ポンドのLDPE、2ポンドのEVOH、1.5ポンドのタイ、および食品接触層としての4ポンドのLDPEという内装構成をもって製造されていた。「ナイロン」ラミネートは板紙に適用された12ポンドの非晶質ナイロン、続いて、1.5ポンドの接着性タイおよび食品接触層としての22ポンドのLDPEを使用して製造された。充填済みカートンは貯蔵寿命評価の間中ずっと周囲条件(73°F)で貯蔵された。
ビタミンC含有量は充填中に、そして次いで、充填後7日、16日、21日、34日、42日、56日および85日に、測定された。充填後の日数に対するビタミンC残留%のプロットが図2に示されている。実験のノンホイル熱間充填(NFHF)カートン(本発明)はビタミンC残留率では6週間の貯蔵寿命を通してホイルにほぼ等しいが、85日後にはホイルよりも22%低く終った。今在るNFCF構造体のビタミンC残留率はNFHFカートンよりも38%悪くそしてホイル対照よりも60%悪かった。ナイロンラミネートもNFCF構造体にほぼ一致する悪い性能であった。
実施例1で使用されたNFHFカートン、NFCFカートン、およびホイルカートンはまた、フレッシュオレンジジュースを冷間充填され、そして室温(73°F)で64日間貯蔵された。ビタミンC含有率は充填中と、充填後12日、28日、56日および64日に測定された。充填後の日数に対するビタミンC残留率のプロットが図3に示されている。この実施例においては、実験のノンホイル熱間充填(NFHF)構造体は64日間の貯蔵寿命試験にわたってホイル対照に同等の性能であった。今在る冷間充填適用向きノンホイル構造体(NFCF)の性能はやはりホイルおよびNFHFに比べてビタミンC損失が46%大きいことによって有意に劣っていた。
実施例2の3種類のカートン構造体と同じカートン類はまた、フレッシュオレンジジュースを冷間充填され、そして冷蔵条件(38°F)で64日間貯蔵された。ビタミンC含有率は充填中と、充填後21日、38日および64日に測定された。充填後の日数に対するビタミンC残留率のプロットが図4に示されている。この実施例においては、実験のノンホイル熱間充填(NFHF)構造体はホイルカートンよりも9%悪いがNFCFカートンより8%良いレベルの性能であった。
図1の積層材料5の型式に一致する構造体(NFHF A)は、5ポンドのナイロン6を層14に、3ポンドのエチレンビニルアルコール共重合体を層16に、そして3ポンドのエチレンビニルアルコール共重合体を層24に使用して製造された。第二の構造体(NFHF B)は、5ポンドのナイロン6を層14に、3ポンドのエチレンビニルアルコール共重合体を層16に、3ポンドのLDPEを層24に、そして各々1.5ポンドのLDPEを層22および26に使用して製造された。層20〜28の中の総LDPE含有量は18ポンドであった。NFHF Bカートン構造体はサルステ(Salste)他の米国特許第6,383,582号に規定された積層材料に共通している。これら構造体は先の実施例に使用されたホイル構造体およびNFCF構造体と共に、190°Fで加工されたオレンジジュースを熱間充填されそして室温(73°F)で69日間貯蔵された。
ビタミンC含有量は充填中と、充填後7日、14日、21日、28日、41日、56日および69日に、測定された。充填後の日数に対するビタミンC残留%のプロットが図5に示されている。NFHF A構造体のビタミンC残留率は69日後、ホイル構造体に等しかったが、NFHF Bでは総ビタミンC残留量がホイルよりも15%劣っていた。NFCFカートン構造体はやはり、試験終了までホイルに比べて52%大きいビタミンC損失をもつ最悪の性能であった。
実施例4に使用された4種類のカートン構造体はまた、フレッシュオレンジジュースを冷間充填され、そして室温(73°F)で56日間貯蔵された。ビタミンC含有率は充填中と、充填後15日、35日および56日に測定された。充填後の日数に対するビタミンC残留率のプロットが図6に示されており、それはNFHF AおよびB構造体がホイル対照に匹敵する性能でありNFCFカートン構造体よりも有意に優れていることを証明した。
実施例4の4種類のカートン構造体はまた、フレッシュオレンジジュースを冷間充填され、そして冷蔵条件(38°F)で63日間貯蔵された。ビタミンC含有率は充填中と、充填後21日、45日および63日に測定された。充填後の日数に対するビタミンC残留率のプロットが図7に示されている。ビタミンC残留率はNFHF A構造体ではホイルにほぼ等しかったが、NFHF B構造体ではホイルよりも僅かに劣っていた。NFCF構造体ではビタミンC残留率は63日後、ホイルよりも約17%劣っていた。
これら実施例の結果は、本発明に分類される、図2、3および4におけるNFHFおよび図5、6および7におけるNFHF Aの包装材料は、ホイルに匹敵する性能であり、そして参照材料に分類されるNFCFおよびNFHF B(サルステ他の米国特許第6,383,582号)よりも優れた性能であった、ことを示している。本発明の包装材料の秀逸性は3通り全ての充填/貯蔵条件で立証されたが、特に、73°Fで貯蔵された熱間充填カートンにおいて行われて比較では明白であった。
本発明は特定の充填/貯蔵条件を引き合いにして例証され説明されているが、本発明はそれらに限定されることを意図していない。貯蔵はいわゆる室温貯蔵といわゆる冷蔵貯蔵両方の場合の実に広い範囲の温度にわたって行うことができるということが認識できる。
本発明の積層材料の好ましい態様の断面立面図である。 オレンジジュースを熱間充填されそして73°Fで85日間貯蔵されたカートンについて、充填後の日数に対してビタミンC残留%を表わしたグラフである。 オレンジジュースを冷間充填されそして73°Fで64日間貯蔵されたカートンについて、充填後の日数に対してビタミンC残留%を表わしたグラフである。 オレンジジュースを冷間充填されそして38°Fで64日間貯蔵されたカートンについて、充填後の日数に対してビタミンC残留%を表わしたグラフである。 オレンジジュースを熱間充填されそして73°Fで69日間貯蔵されたカートンについて、充填後の日数に対してビタミンC残留%を表わしたグラフである。 オレンジジュースを冷間充填されそして73°Fで56日間貯蔵されたカートンについて、充填後の日数に対してビタミンC残留%を表わしたグラフである。 オレンジジュースを冷間充填されそして38°Fで63日間貯蔵されたカートンについて、充填後の日数に対してビタミンC残留%を表わしたグラフである。
符号の説明
5 積層材料構造体
12 外側のポリオレフィン層
10 板紙基体
14 ポリアミド層
16 第一酸素バリヤー層としてEVOH層
18 タイ層
20 ポリオレフィン層
22 第二タイ層
24 第二バリヤー層
26 第三タイ層
28 食品接触ポリオレフィン層

Claims (33)

  1. a)内側と外側の表面を有する板紙基体;
    b)前記板紙基体の前記外側表面上にコートされたポリオレフィンの第一層;
    c)前記板紙基体の前記内側表面上に適用されポリアミドの層;
    d)容器の内容物と接触するであろうポリオレフィンの第二のそして最も内側の層;
    e)前記ポリアミド層の上に直接適用されたEVOHの第一酸素バリヤー層;および
    f)前記第一EVOH層と前記最も内側のポリオレフィン層との中間に設けられているが前記第一EVOH層とは接触しないEVOHの第二バリヤー層;
    を含んでいる、外側表面から容器内容物と接触する内側表面までを含む容器を製造するための、酸素遮断積層材料。
  2. 前記第一と第二のEVOH層の中間に更にポリオレフィンの層が設けられている、請求項1の酸素遮断積層材料。
  3. 前記第一EVOH層の上にタイ層が直接適用されている、請求項2の酸素遮断積層材料。
  4. 前記第一EVOH層の上にタイ層が直接適用され、ポリオレフィンの前記層が前記タイ層の上に直接付与され、そして前記ポリオレフィン層の上に第二タイ層が直接適用されている、請求項2の酸素遮断積層材料。
  5. 前記第二EVOH層が前記第二タイ層の上に直接適用されている、請求項4の酸素遮断積層材料。
  6. 前記第二EVOH層の上に第三タイ層が適用されていてそれが前記最も内側のポリオレフィン層と接触している、請求項5の酸素遮断積層材料。
  7. 前記第一EVOH層の上にタイ層が直接適用され、前記タイ層の上にポリオレフィンの層が付与され、前記ポリオレフィン層の上に第二タイ層が直接適用され、そして前記第二EVOHバリヤー層が前記第二タイ層の上に直接適用されている、請求項4の酸素遮断積層材料。
  8. 前記第二EVOHバリヤー層の上に第三タイ層が直接適用されていてそれがポリオレフィンの前記最も内側の層と接触している、請求項7の酸素遮断積層材料。
  9. a)内側と外側の表面を有する板紙基体;
    b)前記板紙基体の前記外側表面上にコートされたポリオレフィンの第一層;
    c)前記板紙基体の前記内側表面上に適用されポリアミドの層;
    d)前記ポリアミド層の上に適用されたEVOHの第一層;
    e)前記EVOH層の上に適用された第一タイ層;
    f)前記第一タイ層の上に直接適用されたポリオレフィンの層;
    g)前記ポリオレフィン層の上に直接適用された第二タイ層;
    h)前記第二タイ層の上に直接適用されたEVOHの第二層;
    i)前記第二EVOH層の上に直接適用された第三タイ層;および
    j)前記第三タイ層の上に直接適用されたポリオレフィンの第二層、該層は容器の内容物と接触する最も内側の層である;
    を含んでいる、外側表面から容器内容物と接触する内側表面までを含む容器を製造するための、酸素遮断積層材料。
  10. a)内側と外側の表面を有する板紙基体;
    b)前記板紙基体の前記外側表面上にコートされたポリオレフィンの第一層;
    c)前記板紙基体の前記内側表面上に適用されポリアミドの層;
    d)容器の内容物と接触するであろうポリオレフィンの第二のそして最も内側の層;
    e)前記ポリアミド層の上に直接適用されたEVOHの第一酸素バリヤー層;
    f)EVOHの前記第一バリヤー層と、前記最も内側のポリオレフィン層との中間に設けられているがEVOHの前記第一バリヤー層とは接触しない、EVOH、ポリビニルアルコール、ポリアミド、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、ポリオレフィン、環状オレフィン共重合体、ポリカーボネート、液晶ポリマーおよびそれらのブレンドまたは上記のいずれかと、乾燥剤、モレキュラーシーブおよびシクロデキストリンからなる群から選ばれた少なくとも一つの成員とのブレンドからなる群から選ばれた成員を含む、第二バリヤー層;
    を含んでいる、外側表面から容器内容物と接触する内側表面までを含む容器を製造するための、酸素遮断積層材料。
  11. 板紙容器の中に貯蔵されたフルーツジュースや柑橘類ジュースを含めての飲料の貯蔵寿命を延長させる方法であって、前記容器が請求項1の積層材料から形成されている、前記方法。
  12. 板紙容器の中に貯蔵されたフルーツジュースや柑橘類ジュースを含めての飲料の貯蔵寿命を延長させる方法であって、前記容器が請求項9の積層材料から形成されている、前記方法。
  13. 板紙容器の中に貯蔵されたフルーツジュースや柑橘類ジュースを含めての飲料の貯蔵寿命を延長させる方法であって、前記容器が請求項10の積層材料から形成されている、前記方法。
  14. 密封容器とその中に含有されている腐敗しやすい製品であって、容器が請求項1の積層材料から構成されており、製品が容器の中に熱間充填されており、前記製品は食品の中の微生物を本質的に全て殺菌するのに十分な温度に加熱済みであり、容器を密封し、そして製品を容器内で冷却して製品が貯蔵安定性であることを確保してある、前記容器と前記製品。
  15. 請求項1の積層材料から構成された容器ブランク。
  16. 請求項9の積層材料から構成された容器ブランク。
  17. 請求項10の積層材料から構成された容器ブランク。
  18. 請求項1の積層材料から構成された容器。
  19. 請求項9の積層材料から構成された容器。
  20. 請求項10の積層材料から構成された容器。
  21. 板紙容器の中に貯蔵されたフルーツジュースや柑橘類ジュースを含めての飲料の貯蔵寿命を延長させる方法であって、容器を請求項1の積層材料から形成する工程を含む前記方法。
  22. 板紙容器の中に貯蔵されたフルーツジュースや柑橘類ジュースを含めての飲料の貯蔵寿命を延長させる方法であって、容器を請求項9の積層材料から形成する工程を含む前記方法。
  23. 板紙容器の中に貯蔵されたフルーツジュースや柑橘類ジュースを含めての飲料の貯蔵寿命を延長させる方法であって、容器を請求項10の積層材料から形成する工程を含む前記方法。
  24. 請求項1の酸素遮断積層材料を含む、特にヒートシール可能な熱間充填室温貯蔵液体食品包装容器用の、ラミネート包装材料。
  25. 請求項1の酸素遮断積層材料を含む、特にヒートシール可能な冷間充填室温貯蔵用の、ラミネート包装材料。
  26. 請求項1の酸素遮断積層材料を含む、特にヒートシール可能な冷間充填冷蔵貯蔵用の、ラミネート包装材料。
  27. 請求項9の酸素遮断積層材料を含む、特に、ヒートシール可能な熱間充填室温貯蔵液体食品包装容器用の、ラミネート包装材料。
  28. 請求項9の酸素遮断積層材料を含む、特にヒートシール可能な冷間充填室温貯蔵用の、ラミネート包装材料。
  29. 請求項9の酸素遮断積層材料を含む、特にヒートシール可能な冷間充填冷蔵貯蔵用の、ラミネート包装材料。
  30. 請求項10の酸素遮断積層材料を含む、特にヒートシール可能な熱間充填室温貯蔵の液体食品の包装容器用の、ラミネート包装材料。
  31. 請求項10の酸素遮断積層材料を含む、特にヒートシール可能な冷間充填室温貯蔵用の、ラミネート包装材料。
  32. 請求項10の酸素遮断積層材料を含む、特にヒートシール可能な冷間充填冷蔵貯蔵用の、ラミネート包装材料。
  33. a)内側と外側の表面を有する板紙基体;
    b)前記板紙基体の前記外側表面上にコートされたポリオレフィンの第一層;
    c)前記板紙基体の前記内側表面上に適用されポリアミドの層;
    d)ポリアミドの前記層の内面上に付着されたタイ層;
    e)容器の内容物と接触するであろうポリオレフィンの第二のそして最も内側の層;
    f)前記タイ層の上に直接適用されたEVOHの第一酸素バリヤー層;および
    g)前記第一EVOH層と前記最も内側のポリオレフィン層との中間に設けられているが前記第一EVOH層とは接触しないEVOHの第二バリヤー層;
    を含んでいる、外側表面から容器内容物と接触する内側表面までを含む容器を製造するための、酸素遮断積層材料。
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