JP2005515116A - 揺動係留浮舟 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 この揺動係留部材は、2つの船(41、42)を並んで係留することができるように構成されたモジュール浮舟(40)よりなり、この浮舟は、人が船間で歩けるような船間の領域を有している。浮舟(67、68、69、70)は、係留組立体を構成するように相互連結されてもよく、各浮舟(67、68、69、70)は、少なくとも2つのボートを係留することが可能である。
Description
水上クラフトを固定することが可能な水上クラフト係留装置よりなり、この係留装置は、少なくとも1つの係留部材を備えており、各部材は、前端部および後端部を有する浮遊体を備えており、前記各部材の少なくとも一部は、前記係留装置に取付けられた船を分離するためのスペーサをなしている。好ましくは、各部材は、各々が風または気流の方向に応じて揺動することが可能であるように固定される。
2つのボートの係留を可能にするための揺動係留装置よりなり、この係留装置は、前端部および後端部を有し、且つこれらの前端部と後端部との中間にスペ−シング部材を有している浮遊部材を備えており、このスペ−シング部材は、前記ボートを、間隔を隔てられた状態だが、ほぼ同じ配向で配置された状態に保つように前記ボート間に位置決めされ、この係留装置によれば、両ボートは、前記フロートから延長された同じ360度の周囲内で回転し得る。
前端部のところで或いはその近くで係留錨に連結されるように配置された係留部材を備えている双係留位置式揺動係留装置よりなり、この係留部材は、前記係留装置に連結された2つの隣接ボートを分離するためにスペーサを有しており、このスペーサは、前記ボートがほぼ同じ方向に配向されるように、各々が前記ボートのうちの一方に係合する対向側面を有している。
2つのボートの係留を可能にするための揺動係留装置として使用するためのモジュールよりなり、このモジュールは、浮遊するようになっており、前端部および後端部を有し、且つこれらの前端部と後端部との中間にスペ−シング部材を有しており、このスペ−シング部材は、前記ボートを、間隔を隔てられた状態だが、ほぼ同じ配向で配置された状態に保つように前記ボート間に位置決めされ、このモジュールによれば、両ボートは、前記フロートから延長された同じ360度の周囲内で回転し得る。
2つのボートの係留を可能にするための揺動係留装置よりなり、この揺動係留装置は、固定錨の半径方向に位置決めされていて、海底の錘により延長されており、この係留装置は、前端部および後端部を有し、且つこれらの前端部と後端部との中間にスペ−シング部材を有している浮遊部材を備えており、このスペ−シング部材は、前記ボートが前記係留装置に連結されると、前記ボートを、間隔を隔てられた状態だが、ほぼ同じ配向で配置された状態に保つように前記ボート間に位置決めされ、係留部材は、前記錘により規定される中心位置から延長されている。
2つのボートを同時に保持することが可能な浮遊揺動係留装置よりなり、このブイは、前端部および後端部をゆするほぼT字形ボディを備えており、前端部は、ロープ、ウェッブまたはチェーンのような繋ぎ体に連結される頭部を備えており、前記後端部は、360度の円弧で移動自由であり、前記前端部と前記後端部との中間には、対向外面を有するアームが設けられており、これらの対向外面は、前記アームの各側に各々がボートの船体を受入れる凹部を規定するように前記頭部の対応表面と連続しており、前記ボートの船体は、前記アームにそこに位置決めされたクリートを介して結ばれ、前記ボート船体間の望まれない接触を防ぐように前記ボート船体間に間隔を設け、前記ボート船体は、前記アームに連結されると、両ボートが0〜360度の円弧で一体に回転することができるように、ほぼ同じ風向き方向に配置される。
Claims (30)
- ボートのような少なくとも1つの海洋船を係留することが可能である海洋係留装置であって、少なくとも1つの係留部材を具備しており、各部材は、前端部および後端部を有する浮遊体を備えており、また、前記各部材の少なくとも一部は、前記係留装置に取付けられた海洋船を分離するためのスペーサをなしている、海洋係留装置。
- 前記各係留部材は、前記海洋船を相互接触しないように分離状態に保ちながら、風または気流の方向に応じて揺動可能であるように係留される、請求項1に記載の係留装置。
- 前記各部材は、少なくとも1つの同様な係留要素と別々に或いは関連して使用可能である、請求項2に記載の係留装置。
- 前記各係留部材は、第1の幅広い前端部分および幅狭い後端部分を有している、請求項3に記載の係留装置。
- 前記各部材は、少なくとも1つの凹部を有する浮舟を有し、この凹部は、前記浮舟に取付けられた海洋船の長さ方向の少なくとも一部を収容する、請求項4に記載の係留装置。
- 前記各部材は、ほぼT字形である、請求項5に記載の係留装置。
- 前記T字の短い脚部が、前記前端部を備えており、前記T字の長い脚部が、前記スペーサを備えている、請求項5に記載の係留装置。
- 前記スペーサは、間隔を隔てられた関係で2つのボートを連結し、前記係留装置が揺動するのに従って、前記ボートが相互係合することなしに前記部材とともに揺動するようになっている、請求項7に記載の係留装置。
- 前記各浮舟の前記前端部に隣接して、外側隅切り縁部が配置されており、これらの縁部は、少なくとも1つの隣接した同様の浮舟の対向した対応隅切り縁部に係合することが可能である、請求項8に記載の係留装置。
- 前記浮舟は中空である、請求項9に記載の係留装置。
- 前記浮舟は、防水材料により覆われたスペースフレームを備えている、請求項10に記載の係留装置。
- 1つの浮舟の後縁部が、所定長さのボートを収容することが可能な凹部を規定するように同様な浮舟の後端部と係合可能である、請求項9に記載のボート係留装置。
- ボートの長さ方向の少なくとも一部を収容する前記凹部は、前記スペーサの内側隅切り縁部および横縁部により規定されている、請求項9に記載のボート係留装置。
- 複数の浮舟が、1つの浮舟の後端部が隣接した浮舟の前端部に係合するように整合状態で配置されている、請求項9に記載のボート係留装置。
- 1つの浮舟の外側隅切り縁部が、近接した浮船の対向した外側隅切り縁部に係合するように、少なくとも2つの浮舟が配置されている、請求項9に記載のボート係留装置。
- 1つの浮舟の長さ方向軸線が、少なくとも1つの他の同様な浮舟の長さ方向軸線と平行だが整合していないように、複数の係留装置が配列されている、請求項9に記載のボート係留装置。
- 1つの浮舟の後端部が、隣接した同様の浮舟の後端部に係合するように、複数の浮舟が配列されている、請求項9に記載のボート係留装置。
- 1つの浮舟の長さ方向軸線が、少なくとも1つの他の同様な浮舟の長さ方向軸線と整合していて、少なくとも1つの他の隣接した浮舟の長さ方向軸線と直交するように、複数の浮舟が配列されている、請求項9に記載のボート係留装置。
- 複数の係留部材により構成された係留組立体であって、前記係留部材は、前記組立体に係留されたボートが相互接触しないように分離されるように配列されている、係留組立体。
- 少なくとも2つのボートの係留を可能にするための揺動係留装置であって、少なくとも1つの浮遊部材を具備しており、各部材は、前端部および後端部を有しており、且つ前記前端部と前記後端部との中間にスペ−シング部材を有しており、このスペ−シング部材は、ボートを前記係留装置に取付けると、前記ボートを、間隔を隔てた状態だが、ほぼ同じ配向に配置された状態に保つように前記ボート間に配置され、前記係留装置は、前記部材の係留点から延長された同じ360度の周囲内で両ボートを回転させることができる、揺動係留装置。
- 係留浮舟を具備している双係留位置式揺動係留装置であって、前記係留浮舟は、前端部のところで或いはその近くで固定錨への連結を許容する手段と、前記係留装置に連結された2つの隣接ボートを分離するスペーサとを有しており、前記浮舟は、前記ボートがほぼ同じ方向に配向されて前記浮舟とともに揺動するように、前記ボートにそれぞれ係合する対向した側面を有している、双係留位置式揺動係留装置。
- 浮遊するようになっていて、2つのボートの係留を可能にするための揺動係留装置として使用するためのモジュールであって、前端部および後端部を有し、且つ前記前端部と前記後端部との中間にスペ−シング部材とを有しており、このスペ−シング部材は、前記ボートを、間隔を隔てた状態だが、ほぼ同じ配向で配置された状態に保つように前記ボート間に位置決めされており、両ボートを前記係留部から延長された同じ360度の周囲内で回転させることができる、モジュール。
- 固定錨の半径方向に配置され、海底の錘により延長され、2つのボートの係留を可能にするための揺動係留装置であって、前端部および後端部を有し、且つ前記前端部と前記後端部との中間のスペ−シング部材を有しており、このスペ−シング部材は、前記ボートを、間隔を隔てた状態だが、ほぼ同じ配向で配置された状態に保つように前記ボートを前記係留装置に連結すると、前記ボート間に位置決めされ、係留部材は、前記錘により定められる中心位置から延長されている、揺動係留装置。
- 2つのボートを同時に保持することが可能である、揺動係留装置として使用するための浮遊ブイであって、前端部および後端部を有するほぼT字形のボディを具備しており、前記前端部は、ロープ、ウェッブまたはチェーンのような繋ぎ体に連結される頭部を備えており、前記後端部は、360度の円弧で移動自由であり、前記前端部と前記後端部との中間には、対向外面を有するアームが設けられており、前記対向外面は、前記アームの各側に各々がボートの船体を受入れる凹部を規定するように前記頭部の対応表面と連続しており、前記ボートの船体は、前記アームにそこに位置決めされたクリートを介して結ばれ、前記ボート船体間の望まれない接触を防ぐように前記ボート船体間に間隔を設け、前記ボート船体は、前記アームに連結されると、両ボートが0〜360度の円弧で一体に回転することができるように、ほぼ同じ風向き方向に配置される、浮遊ブイ。
- ボート係留組立体を組み立てる方法であって、
a)ボートのような少なくとも1つの海洋船を係留することが可能な部材を設ける工程であって、前記係留組立体は、少なくとも1つの係留部材を備えており、各部材は、前端部および後端部を有する浮遊体を備えており、前記各部材の少なくとも一部が、前記係留組立体に取付けられた海洋船を分離するためのスペーサをなしている工程と、
b)前記係留部材を少なくとも2つ設け、これらの部材を、係留組立体を構成するように配置する工程と、
c)少なくとも2つの水上船を前記係留組立体に取付ける工程とを具備している組立て方法。 - プラスチック、コンクリート、金属、複合体、木を含む様々な材料、または浮遊可能であるが、海洋船の衝撃により与えられる横方向の荷重および可能なショック荷重に耐えることが可能であるように十分の強い任意の材料から構成された前記すべての請求項のうちのいずれか1つの項に記載の揺動係留部材。
- 係留装置の浮力の維持を確保するように水密クラッドに収容された所定形状のスペースフレームを具備している、前記すべての請求項のうちのいずれか1つの項に記載の揺動係留部材。
- 少なくとも1つの縁部の少なくとも一部が、取外し可能に固定されている前記すべての請求項のうちのいずれか1つの項に記載の揺動係留部材。
- 前記縁部の一部は、係留部材の前幅を減少させるために取外され得る、請求項24に記載の揺動係留部材。
- 少なくとも2つの係合する係留部材を具備している水上クラフト係留組立体であって、前記各部材は、前端部および後端部を有する浮遊体を備えており、前記各部材の少なくとも一部が、前記係留組立体に取付けられた海洋船を分離するためのスペーサをなしている、水上船係留組立体。
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