JP2005343332A - 車載用dvdシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 周りの明るさに合わせてモニタ画面(動画)の輝度を自動調整することができ、少なくともモニタ画面を確認できる範囲の車両の乗員に対して快適な画面輝度のモニタ画面を提示できる車載用DVDシステムを得る。
【解決手段】 モニタ4の画面に対する周囲の明るさを検知する照度センサ1と、車両5のフロントガラス7に対する周囲の明るさを検知する照度センサ2と、車両5内に設けられた後部座席用のモニタ4と、照度センサ1,2の出力に基づいてモニタ4の画面輝度を調整するDVD再生装置3とを備えたものである。
【選択図】 図1
【解決手段】 モニタ4の画面に対する周囲の明るさを検知する照度センサ1と、車両5のフロントガラス7に対する周囲の明るさを検知する照度センサ2と、車両5内に設けられた後部座席用のモニタ4と、照度センサ1,2の出力に基づいてモニタ4の画面輝度を調整するDVD再生装置3とを備えたものである。
【選択図】 図1
Description
この発明は、DVDビデオ等の再生装置を搭載した車載用DVDシステムに関するものである。
一般に、車両に設置されているモニタの画面は、周囲の明るさによって見易さが変わってくる。例えば、昼間は周りが明るいため、モニタの画面の輝度を明るくした方が見易くなる。しかしながら、夜も昼間と同じ表示だと画面が明る過ぎて目が疲れてしまう。このため、従来、モニタの画面輝度をその都度乗員が手動調整をする方法や、車両のヘッドライト情報に基づきモニタの画面について昼モード、夜モードの2段階の輝度設定を行う方法がある。この場合、夜モードは昼モードよりその輝度を下げた設定となっている。
また、従来、照度センサを設けて、ナビゲーション画面(静止画)の表示色やデザイン、或いは輝度を、外部要因により変更するものもある(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、照度センサを設けて、ナビゲーション画面(静止画)の表示色やデザイン、或いは輝度を、外部要因により変更するものもある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上述した従来のモニタの画面輝度を手動調整する方法は、周囲の明るさに応じてその都度調整をしなければならないので、輝度調整が煩わしいという問題点があった。
また、車両のヘッドライト情報に基づきモニタの画面を昼モード、夜モードの2段階で輝度設定を行う方法は、実際に夜でもヘッドライトを消し停車している場合に画面輝度が昼モードになってしまうという問題点があり、また、場合によっては、逆光が気になったり、また、後続車のヘッドライト等がモニタ画面に映り込んで見にくい等の状況が発生しうるという問題点があった。
さらに、特許文献1に記載されているような従来のものは、静止画のみに対応したもので、動画には対応できず、しかもモニタを特定の座席、例えば後部座敷用とした場合には、これに対応できないという問題点があった。
また、車両のヘッドライト情報に基づきモニタの画面を昼モード、夜モードの2段階で輝度設定を行う方法は、実際に夜でもヘッドライトを消し停車している場合に画面輝度が昼モードになってしまうという問題点があり、また、場合によっては、逆光が気になったり、また、後続車のヘッドライト等がモニタ画面に映り込んで見にくい等の状況が発生しうるという問題点があった。
さらに、特許文献1に記載されているような従来のものは、静止画のみに対応したもので、動画には対応できず、しかもモニタを特定の座席、例えば後部座敷用とした場合には、これに対応できないという問題点があった。
この発明は、前記のような課題を解決するためになされたもので、周りの明るさに合わせてモニタの画面輝度を自動調整することができ、少なくともモニタ画面を確認できる範囲の車両の乗員に対して快適な画面輝度のモニタ画面(動画)を提示できる車載用DVDシステムを得ることを目的とする。
この発明に係る車載用DVDシステムは、周囲の光を検知する複数の照度センサと、車両内の所定位置に設けられたモニタと、照度センサの出力に基づいてモニタの画面輝度を調整する画面輝度調整手段とを備えたものである。
この発明は、周りの明るさに合わせてモニタの画面輝度を自動調整し、車両内の後部座席乗員等に快適な画面輝度を持つモニタ画面を提示できるという効果がある。
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による車載用DVDシステムの構成を示すブロック図である。
図1において、車載用DVDシステムは、周囲の明るさを検知し、光の強さによって電気的出力が変化する複数の照度センサ例えば照度センサ1および2と、これら照度センサ1および2からの出力に基づいてDVD等を再生し映像信号を出力すると共に、モニタの画面(動画)輝度を調整する画面輝度調整手段としてのDVD再生装置3と、このDVD再生装置3からの映像信号を画像として表示するモニタ4とを備える。ここで、複数の照度センサの1つである照度センサ1は、モニタ4の画面に対する周囲の明るさを検知する第1の照度センサであり、残りの照度センサ2は、車両のフロントガラス周囲の明るさを検知する第2の照度センサである。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による車載用DVDシステムの構成を示すブロック図である。
図1において、車載用DVDシステムは、周囲の明るさを検知し、光の強さによって電気的出力が変化する複数の照度センサ例えば照度センサ1および2と、これら照度センサ1および2からの出力に基づいてDVD等を再生し映像信号を出力すると共に、モニタの画面(動画)輝度を調整する画面輝度調整手段としてのDVD再生装置3と、このDVD再生装置3からの映像信号を画像として表示するモニタ4とを備える。ここで、複数の照度センサの1つである照度センサ1は、モニタ4の画面に対する周囲の明るさを検知する第1の照度センサであり、残りの照度センサ2は、車両のフロントガラス周囲の明るさを検知する第2の照度センサである。
DVD再生装置3は、メモリ(図示せず)に格納した制御プログラムを実行して、照度センサ1および2等で検知された情報を処理して出力するCPU31と、このCPU31からの出力からDVD等を再生し映像信号を出力するDVD再生手段32と、CPU31からの指示に基づきモニタ4の画面輝度を調整する画面輝度調整手段33を有する。
図2は、この発明の実施の形態1による車載用DVDシステムを車両に搭載した状態を示す配置図である。
図2において、DVD再生装置3とモニタ4は、車両5の運転席・助手席の1列目より後方の位置に天吊りした状態で設置され、2列目以降の後部座席乗員6がモニタ4の画面を見ることができるように配置される。従って、モニタ4は実質的に後部座席用のモニタである。
図2において、DVD再生装置3とモニタ4は、車両5の運転席・助手席の1列目より後方の位置に天吊りした状態で設置され、2列目以降の後部座席乗員6がモニタ4の画面を見ることができるように配置される。従って、モニタ4は実質的に後部座席用のモニタである。
車両5には、フロントガラス7、リアガラス8があり、各々外部から光、つまり外光9や或いは後続車ヘッドライト10からの光が入る可能性がある。また、車両5が太陽に向かって位置する場合や、逆に太陽に背を向けて位置する場合があるが、各々によってモニタ4の画面の見え方が異なる可能性がある。そこで、本実施の形態では、照度センサ1はモニタ4の画面付近に設け、照度センサ2は車両5のフロントガラス7の下部に設ける。
次に、動作について説明する。
車両5に設置されたモニタ4の画面付近に設けられた照度センサ1と、車両5のフロントガラス7の下部に設けられた照度センサ2によりそれぞれ検知された明るさ情報がDVD再生装置3のCPU31に入力され、この検知された明るさ情報に応じたCPU31からの指示に基づき画面輝度調整手段33がモニタ4の表示輝度を調整して適正な値にする。また、CPU31は、DVD再生手段32の再生、停止等の制御を行い、DVD再生手段32の出力がモニタ4に入力され、画像が表示される。
車両5に設置されたモニタ4の画面付近に設けられた照度センサ1と、車両5のフロントガラス7の下部に設けられた照度センサ2によりそれぞれ検知された明るさ情報がDVD再生装置3のCPU31に入力され、この検知された明るさ情報に応じたCPU31からの指示に基づき画面輝度調整手段33がモニタ4の表示輝度を調整して適正な値にする。また、CPU31は、DVD再生手段32の再生、停止等の制御を行い、DVD再生手段32の出力がモニタ4に入力され、画像が表示される。
このように、照度センサ1および2の情報により、モニタ4の画面の輝度を自動調整することで、周りが非常に明るい晴天で昼間の場合は、モニタ4の画面の輝度が例えば最大になるようにし、曇りの空になってくれば晴天より若干輝度を下げるような多段階のきめ細かな処理が可能である。また、複数の照度センサ、ここでは、照度センサ1および2を設けることで、さらに逆光時や後続車のヘッドライト10からの光がモニタ4に差し込む状況でも見やすい画面輝度とすることができる。
このときの、モニタ4の画面輝度の調整例(モニタ輝度モード判定例)を図3に示す。図3では、モニタ4の画面輝度の調整を行うモニタ輝度モードの数を、一例として4つのモニタ輝度モードとしているが、モード毎に輝度は一つである必要はなく、例えば昼モードでも晴天から曇天まで多段階に輝度調整を行うことができる。従って、照度センサ1および2の出力値は実際多段階の信号なので、この図3では、その多段階の信号のある一定幅の値を「暗」とし、残りのものを「明」と表記し、照度センサ1および2の出力値が共に「暗」の場合には、モニタ輝度モードは最も暗いモードである「夜」と判定(輝度を上げる必要なし)し、照度センサ1の出力値が「暗」で照度センサ2の出力値が「明」の場合には、モニタ輝度モードは西日等の「逆光」と判定(輝度を上げる必要あり)し、照度センサ1の出力値が「明」で照度センサ2の出力値が「暗」の場合には、モニタ輝度モードは「後続車ヘッドライト」と判定(輝度を上げる必要あり)し、照度センサ1および2の出力値が共に「明」の場合には、モニタ輝度モードは「昼」と判定(輝度を上げる必要あり)する。
従って、周りの明るさに合わせてモニタ4の画面が最適な輝度となるため、特に車両の後部座席に居る乗員に対して快適な表示画面を提示できる。
従って、周りの明るさに合わせてモニタ4の画面が最適な輝度となるため、特に車両の後部座席に居る乗員に対して快適な表示画面を提示できる。
以上のように、実施の形態1によれば、周りの明るさに合わせて検知された複数の照度センサの出力に基づきモニタ画面(動画)の輝度を自動調整することで、車両内の後部座席乗員等に快適な画面輝度を持つモニタ画面を提示できる。
なお、上記実施の形態1では、モニタ4を、車両5の運転席・助手席の1列目より後方の2列目以降の後部座席乗員5がモニタ4の画面(動画)を見ることができる位置に配置した場合について説明したが、少なくともモニタ4の画面を確認できる範囲であれば、モニタ4の配置の場所は、上記の位置に限定されるものではない。
1,2 照度センサ、3 DVD再生装置、4 モニタ、31 CPU、32 DVD再生手段、33 画面輝度調整手段。
Claims (4)
- 周囲の光を検知する複数の照度センサと、車両内の所定位置に設けられたモニタと、上記照度センサの出力に基づいて上記モニタの画面輝度を調整する画面輝度調整手段とを備えたことを特徴とする車載用DVDシステム。
- 複数の照度センサは、モニタの画面に対する周囲の明るさを検知する第1の照度センサと、車両のフロントガラス周囲の明るさを検知する第2の照度センサからなることを特徴とする請求項1記載の車載用DVDシステム。
- モニタは、車両内の後部座席用のものであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の車載用DVDシステム。
- 画面輝度調整手段は、モニタの画面輝度の調整を所定数のモニタ輝度モードに従って行うことを特徴とする請求項1から請求項3ののうちのいずれか1項記載の車載用DVDシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004166090A JP2005343332A (ja) | 2004-06-03 | 2004-06-03 | 車載用dvdシステム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005343332A true JP2005343332A (ja) | 2005-12-15 |
Family
ID=35496094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004166090A Pending JP2005343332A (ja) | 2004-06-03 | 2004-06-03 | 車載用dvdシステム |
Country Status (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2004
- 2004-06-03 JP JP2004166090A patent/JP2005343332A/ja active Pending
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