JP2005334581A - 本棚 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本棚内のデッドスペースを解消して収納効率を向上させ、また任意の書籍を簡単にしかも迅速に取り出すことができるようにする。
【解決手段】 多数の書籍17を横置き姿勢で積み重ねて収納する筐体形状を呈する本棚本体16と、任意の書籍を取り出すために用いられる書籍取り出し機構20を備える。書籍取り出し機構は、本棚本体内に収納した書籍のうちの任意の書籍17Aの上側に差し込まれてその上側の書籍17Bを持ち上げるための持ち上げ爪部21aとこの爪部に軸部21cを介して回動力を作用させる操作部21bを有する書籍持ち上げ用レバー21と、前記持ち上げ爪部を本棚本体の背面側から書籍間に差し込みできるように背板に高さ方向に沿って設けられた開口部23と、本棚本体の背面側部分に高さ方向に沿って設けられ書籍持ち上げ用レバーの軸部を任意の高さ位置で回動可能に軸支する被軸支手段である孔24,25とによって構成される。
【選択図】 図1
【解決手段】 多数の書籍17を横置き姿勢で積み重ねて収納する筐体形状を呈する本棚本体16と、任意の書籍を取り出すために用いられる書籍取り出し機構20を備える。書籍取り出し機構は、本棚本体内に収納した書籍のうちの任意の書籍17Aの上側に差し込まれてその上側の書籍17Bを持ち上げるための持ち上げ爪部21aとこの爪部に軸部21cを介して回動力を作用させる操作部21bを有する書籍持ち上げ用レバー21と、前記持ち上げ爪部を本棚本体の背面側から書籍間に差し込みできるように背板に高さ方向に沿って設けられた開口部23と、本棚本体の背面側部分に高さ方向に沿って設けられ書籍持ち上げ用レバーの軸部を任意の高さ位置で回動可能に軸支する被軸支手段である孔24,25とによって構成される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、定型的な書籍、本類(以下、単に書籍という)を多数並べて収納するために用いられる本棚に関する。
この種の本棚として一般的なものは、本棚本体の内部に複数段にわたって棚板が設けられ、該棚板によって仕切られた各スペース内に書籍を縦置き姿勢で並べて収納するようになっている。このような棚板等の仕切板は、本棚が縦型である場合に多くなっている(例えば、特許文献1参照)。
上述した従来の本棚において、棚板等の仕切板は、書籍を体裁よく収納して陳列することができるとともに、任意の書籍を取り出す際に、その上側にある書籍とは無関係に、取り出すことができるようにするために必要とされている。すなわち、棚板等がないと、書籍の上部に、上側の書籍が積み重なった状態となり、見栄えが悪いばがりでなく、上方に積み重なっている書籍の重みで目的としている書籍を取り出すことができないことになる。
しかし、上述した棚板等の仕切板は、本棚全体から見るとデッドスペースとなるところであり、本棚への書籍の収納効率の面で問題であった。さらに、棚板等によって区画された収納スペースと書籍の大きさとが相違すると、上記のデッドスペースは一層増大してしまうものであり、このような書籍の収納効率を向上させ得る何らかの工夫が必要となっている。
その一方において、本棚への書籍の収納効率を単純に増大させると、任意の書籍を取り出す際に、積み重なった書籍を移動させる等といった作業が必要で、手間が増えることになるため、このような点にも配慮することが望まれている。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、本棚内のデッドスペースを解消して収納効率を向上させ、また任意の書籍を簡単にしかも迅速に取り出すことができる本棚を得ることを目的とする。
このような目的に応えるために本発明の請求項1に係る本棚は、底板、天板、左右側板および背板により筐体形状を呈するように形成され多数の書籍を横置き姿勢で積み重ねることによって収納する本棚本体と、この本棚本体に収納した書籍のうちの任意の書籍を取り出すために用いられる書籍取り出し機構とを備え、この書籍取り出し機構は、前記本棚本体内に収納した書籍のうちの任意の書籍の上側に差し込まれることによりその上部に積み重ねられている書籍を持ち上げるための持ち上げ爪部とこの爪部に軸部を介して回動力を作用させる操作部とを有する書籍持ち上げ用レバーと、この書籍持ち上げ用レバーの持ち上げ爪部を本棚本体の背面側から書籍間に差し込みできるように前記背板に高さ方向に沿って設けられた開口部と、前記本棚本体の背面側部分に高さ方向に沿って設けられ前記書籍持ち上げ用レバーの軸部を任意の高さ位置で回動可能に軸支する被軸支手段とによって構成されていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明に係る本棚は、底板、天板、左右側板および背板により筐体形状を呈するように形成され多数の書籍を横置き姿勢で積み重ねることによって収納する本棚本体と、この本棚本体に収納した書籍のうちの任意の書籍を取り出すために用いられる書籍取り出し機構とを備え、この書籍取り出し機構は、前記本棚本体内に収納した書籍のうちの任意の書籍の上側に差し込まれることによりその上部に積み重ねられている書籍を持ち上げるために下面にラックが形成された持ち上げ用レバーと、このラックに歯合する歯車が形成され内部にハンドルが係合する係合孔が形成された係合歯車と、この係合歯車の係合孔に係合する係合部が形成されたハンドルと、前記書籍持ち上げ用レバーの持ち上げ爪部を本棚本体の背面側から書籍間に差し込みできるように前記背板に高さ方向に沿って設けられた開口部と、前記本棚本体の背面側部分に高さ方向に沿って設けられ前記書籍持ち上げ用レバーのハンドルを任意の高さ位置で回動可能に軸支する被軸支手段とによって構成されていることを特徴とする。
また、本発明における請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載した本棚を技術的に限定したものであって、前記本棚本体内に収納される書籍は、その背表紙が前記背板に設けた開口部から見える状態で積み重ねられて収納されていることを特徴とする。
さらに、本発明における請求項3記載の発明は、請求項1乃至請求項3に記載した本棚を技術的に限定したものであり、前記本棚本体の底板に、移動用キャスタが設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、本棚本体内に多数の書籍を横置き姿勢で積み重ねることにより、本体内のスペースを最大限に利用して書籍を収納することができる。
また、任意の書籍を本棚内から取り出すことが必要となったときには、本棚本体の背面側において該当する書籍とその上部に積み重ねられた書籍との間に、書籍持ち上げ用レバーの持ち上げ爪部を差し込み、さらに該レバーをその軸部を利用して所定の高さ位置にある被軸支手段である孔に軸支させる。そして、該レバーを回動操作し、爪部により上部の書籍を持ち上げることで、目的とする書籍を本棚本体の前面側から取り出すことができるのである。目的の書籍を取り出した後は、レバーを逆の方向に回動させて上部の書籍を下方に位置している書籍上に載せ、該レバーの軸支を外して爪部を引き抜くとよい。
また、任意の書籍を本棚内から取り出すことが必要となったときには、本棚本体の背面側において該当する書籍とその上部に積み重ねられた書籍との間に、書籍持ち上げ用レバーの持ち上げ爪部を差し込み、さらに該レバーをその軸部を利用して所定の高さ位置にある被軸支手段である孔に軸支させる。そして、該レバーを回動操作し、爪部により上部の書籍を持ち上げることで、目的とする書籍を本棚本体の前面側から取り出すことができるのである。目的の書籍を取り出した後は、レバーを逆の方向に回動させて上部の書籍を下方に位置している書籍上に載せ、該レバーの軸支を外して爪部を引き抜くとよい。
以上説明したように本発明に係る本棚によれば、本棚本体内に棚板等のような仕切板がないため、書籍を収納するにあたってのデッドスペースがなくなり、その分だけ書籍を有効に収納できるから、本棚としての書籍の収納効率を向上させることができる。
しかも、本発明によれば、本棚本体内に多数の書籍を横置き姿勢で積み重ねて収納した場合において、任意の位置に積み重ねている書籍を、簡単な構造による書籍取り出し機構を利用して、簡単な操作で自由にしかも確実に取り出すことができる。
また、本発明によれば、本棚本体に移動用キャスタを具備することにより、書籍の取り出し、または収納時において、本棚本体の背面側からの書籍持ち上げ用レバーの操作や前面側からの書籍の出し入れを、きわめて簡単に行えるという利点がある。
図1は本発明に係る本棚の一実施の形態を示し、本棚を背面側から見て示す概略斜視図である。
同図において、符号Aで示す本棚は、底板11、天板12、左右側板13,14および背板15によって全体が筐体形状を呈するように形成された本棚本体16を備えている。この本棚本体16の内部には、多数の書籍17が横置き姿勢で積み重ねることによって収納されている。
同図において、符号Aで示す本棚は、底板11、天板12、左右側板13,14および背板15によって全体が筐体形状を呈するように形成された本棚本体16を備えている。この本棚本体16の内部には、多数の書籍17が横置き姿勢で積み重ねることによって収納されている。
また、本棚本体16の底板11には、複数の移動用キャスタ18が設けられ、書籍17を収納した状態で本棚本体16の向きを変えたり移動させたりすることができるように構成されている。
符号20は本棚本体16に収納した書籍17のうちの任意の書籍を取り出すために用いられる書籍取り出し機構であり、この書籍取り出し機構20は、図1、さらに図2、図3に示すように、本棚本体11内に積み重ねられた書籍17Aのうちの任意の書籍の上側に差し込まれることによりその上部に積み重ねられている書籍17Bを持ち上げるための持ち上げ爪部21aとこの爪部に軸部21cを介して回動力を作用させる操作部21bとを有するほぼL字状の書籍持ち上げ用レバー21を備えている。
ここで、上述した書籍持ち上げ用レバー21は、爪部21aと操作部21bを構成するL字状部材と、軸部21cを構成する筒状部材とを溶接等で一体的に連結するとともに、該筒状部材内に軸22を回転自在に挿入することで構成されているが、このような構造に限定されないことは言うまでもない。
前記本棚本体16の背面側には、収納された書籍17間に前記書籍持ち上げ用レバー21の持ち上げ爪部21aを、本棚本体16の背面側から書籍間に差し込みできるように開口部23が、前記背板15に高さ方向に沿って設けられている。なお、ここでは、背板15を左右背板部15a,15bによって構成し、その間を開口部23とした場合を示している。
また、前記本棚本体16の背面側部分において、左右側板13,14の背面側の縁部は、背板15よりも背面側に突出するように形成され、この部分に複数の支軸孔24,25が形成されている。これらの支軸孔24,25は、前記書籍持ち上げ用レバー21の軸22の両端を支持する被軸支手段として機能するところであり、任意の高さ位置にある左右の支軸孔24,25に、前記軸22を軸支することにより該書籍持ち上げ用レバー21を回動操作できるように構成されている。
なお、書籍持ち上げ用レバー21を所定の孔24,25部分で回動自在に軸支するにあたっての構造としては、該レバー21を回動自在に軸支した軸22を支軸孔24,25に差し込んで保持させるようにしたり、レバー21に一体的な軸22を支軸孔24,25に対して回動自在に軸支させるようにしたりする等、適宜の構造を採用すればよい。
また、軸22を支軸孔24,25に挿入して支持させるための手法としても、所定の高さ位置にある支軸孔24,25に対して側方から軸22を挿通させ、その途中でレバー21の軸部21cを挿通させたり、軸22を伸縮自在に構成し、側板13,14間に入れた軸22を伸ばすことで支軸孔24,25に軸支させる等、適宜の手法を採るとよい。
ここで、この実施形態では、本棚本体16内に収納される書籍17は、その背表紙が前記背板15に設けた開口部23から見える状態で積み重ねられて収納されているが、これに限定されるものではなく、積み重ねられた書籍17から目的の書籍17Aを判別し、前記書籍持ち上げ用レバー21の爪部21aを書籍間に差し込むことができるようになっておればよい。
以上の構成による本棚Aによれば、本棚本体16内に多数の書籍17を横置き姿勢で積み重ねることにより、本体16内のスペースを最大限に利用して書籍17を収納することができるのである。
また、任意の書籍17Aを本棚Aから取り出すことが必要となったときには、図1、図2に示すように、本棚本体16の背面側において該当する書籍17Aとその上部に積み重ねられた書籍17Bとの間に、書籍持ち上げ用レバー21の持ち上げ爪部21aを差し込み、さらに図3に示すように、書籍持ち上げ用レバー21を軸22を利用して所定の高さ位置にある支軸孔24,25に軸支させる。そして、該レバー21を図4に示すように図中反時計方向に回動操作し、爪部21aにより上部の書籍17Bを持ち上げることで、目的の書籍17Aを本棚本体16の前面側から取り出すことができるのである。
目的の書籍17Aを取り出した後は、書籍持ち上げ用レバー21を図中時計方向に回動させて上部の書籍17Bを下方に位置している書籍17上に載せ、該レバー21の軸22を支軸孔24,25から取り外して爪部21aを引き抜くとよい。
また、取り出した書籍17Aを元の位置に戻すときは、上記の図2、図3、図4の状態となるように操作を繰り返し、爪部21aによって持ち上げられた書籍17Bの下側に書籍17Aを戻すとよい。尤も、書籍17Aの収納位置が特定されないときは、最上段の書籍の上に戻すようにしてもよいことは言うまでもない。
また、取り出した書籍17Aを元の位置に戻すときは、上記の図2、図3、図4の状態となるように操作を繰り返し、爪部21aによって持ち上げられた書籍17Bの下側に書籍17Aを戻すとよい。尤も、書籍17Aの収納位置が特定されないときは、最上段の書籍の上に戻すようにしてもよいことは言うまでもない。
このような構成による本棚Aでは、本棚本体16内に従来の本棚で用いていた棚板等のような仕切板がないため、書籍17を収納するにあたってのデッドスペースがなくなり、その分だけ書籍17を有効に収納できるから、本棚Aとしての書籍17の収納効率を向上させることができるのである。
しかも、本棚本体16内に多数の書籍17を横置き姿勢で積み重ねて収納した場合において、任意の位置に積み重ねている書籍17Aを、簡単な構造による書籍取り出し機構20の書籍持ち上げ用レバー21を利用して、簡単な操作で自由にしかも確実に取り出すことができるのである。
また、上述した本棚Aによれば、本棚本体16が移動用キャスタ18を備えているから、本棚本体16の向きを自由に変更できるものであり、書籍17Aの取り出し、または収納時において、本棚本体16の背面側からの書籍持ち上げ用レバー21の操作や前面側からの書籍17Aの出し入れを、きわめて簡単に行えるものである。
また、図5に示す本棚Bは、本発明の本棚の他の実施例を示すもので、底板11、天板12、左右側板13,14および背板15により筐体形状を呈するように形成され多数の書籍17を横置き姿勢で積み重ねることによって収納する本棚本体16と、この本棚本体16に収納した書籍17のうちの任意の書籍を取り出すために用いられる書籍取り出し機構30とを備えたものである。
この書籍取り出し機構30は、前記本棚本体16内に収納した書籍17のうちの任意の書籍17の上側に差し込まれることによりその上部に積み重ねられている書籍17を持ち上げるために下面にラック31cが形成された書籍持ち上げ用レバー31と、このラック31aに歯合する歯車32aが形成され内部にハンドル33が係合する係合孔32bが形成された係合歯車32と、この係合歯車32の係合孔32bに係合する係合部33bが形成されたハンドル33と、前記書籍持ち上げ用レバー31の持ち上げ爪部31aを本棚本体16の背面側から書籍17間に差し込みできるように前記背板15に高さ方向に沿って設けられた開口部23と、前記本棚本体16の背面側部分に高さ方向に沿って設けられ前記書籍持ち上げ用レバー31のハンドル33を任意の高さ位置で回動可能に軸支する被軸支手段である支軸孔24,25によって構成されている。
このハンドル33は、先端部31aが、係合部33bより小径の円柱状に加工され、左側の支軸孔25に挿入されるようになっている。係合部33bは係合歯車32の係合孔32bに挿入され、ハンドル33の回転を係合歯車32に伝達できるように、係合孔32bの形状と同じ四角形または六角形などの多角形の形状に加工されている。基端部33cは、係合部33bよりは大径の円柱状に加工され、右側の支軸孔24に挿入されて回転できるようになっている。そのため右側の支軸孔24が左側の支軸孔25より大径に形成されている。
このように構成された本棚は、図6に示すように、本棚本体16の背面側において該当する書籍17Aの位置の図中支軸孔24よりハンドル33を差し込み、係合歯車32を挿通させ、先端部33aを図中左側の支軸孔25に挿入する。
次いで、図7に示すように、該当する書籍17Aとその上部に積み重ねられた書籍17Bとの間に、書籍持ち上げ用レバー31の持ち上げ爪部31aを差し込む。そして、一方の手で持ち上げ用レバー31に多少外向きの力を加えながら、他方の手でハンドル33のハンドル部33dを図中時計方向に回動操作する。すると、図8に示すように、持ち上げ用レバー31の持ち上げ爪部31aが強制的に目的の書籍17Aと上部の書籍17Bの間に差し込まれるので、爪部31aにより上部の書籍17Bを持ち上げることになる。そして、目的の書籍17Aと上部の書籍17Bの間に隙間ができるので、目的の書籍17Aを本棚本体16の前面側から取り出すことができるものである。
目的の書籍17Aを取り出した後は、ハンドル33を図中反時計方向に回動させて書籍持ち上げ用レバー31を後退させる。すると、上部の書籍17Bが下方に位置している書籍17の上に自動的に載るものである。そして、書籍持ち上げ用レバー21を完全に取り外し、ハンドル33を抜き取るものである。
また、取り出した書籍17Aを元の位置に戻すときは、上記の図6、図7、図8の状態となるように操作を繰り返し、書籍持ち上げ用レバー21によって持ち上げられた書籍17Bの下側に書籍17Aを戻すとよい。尤も、書籍17Aの収納位置が特定されないときは、最上段の書籍の上に戻すようにしてもよいことは言うまでもない。
また、取り出した書籍17Aを元の位置に戻すときは、上記の図6、図7、図8の状態となるように操作を繰り返し、書籍持ち上げ用レバー21によって持ち上げられた書籍17Bの下側に書籍17Aを戻すとよい。尤も、書籍17Aの収納位置が特定されないときは、最上段の書籍の上に戻すようにしてもよいことは言うまでもない。
なお、本発明は上述した実施の形態で説明した構造には限定されず、本棚A,Bを構成する各部の形状、構造等を適宜変形、変更し得ることはいうまでもない。たとえば書籍取り出し機構20,30を構成する書籍持ち上げ用レバー21や31、その軸22やハンドル33を所定の高さ位置で軸支するための被軸支手段としての複数の孔24,25等としては、種々の変形例が考えられることは勿論である。要は、書籍持ち上げ用レバー21,31を所定の高さ位置にセットして回動操作可能に構成できればよいものである。
また、上述した実施の形態では、本棚本体16の背板15を左右背板部15a,15bで構成し、その間に開口部23を設けているが、これに限定されない。要は、目的の書籍17Aの取り出しにあたって、レバー21,31の爪部21a,31aを書籍間に差し込むとともに、該レバーを回動操作して書籍17Bを持ち上げることができるような開口部であればよい。
A 本棚
B 本棚
11 底板
12 天板
13,14 左右側板
15 背板
15a,15b 左、右背板部
16 本棚本体
17 書籍
18 移動用キャスタ
20 取り出し機構
21 持ち上げ用レバー
21a 持ち上げ爪郎
21b 操作部
21c 軸部
22 軸
23 開口部
24 支軸孔(被軸支手段)
25 支軸孔(被軸支手段)
30 取り出し機構
31 持ち上げ用レバー
31a 持ち上げ爪部
31b 操作部
31c ラック
32 係合歯車
33 ハンドル
B 本棚
11 底板
12 天板
13,14 左右側板
15 背板
15a,15b 左、右背板部
16 本棚本体
17 書籍
18 移動用キャスタ
20 取り出し機構
21 持ち上げ用レバー
21a 持ち上げ爪郎
21b 操作部
21c 軸部
22 軸
23 開口部
24 支軸孔(被軸支手段)
25 支軸孔(被軸支手段)
30 取り出し機構
31 持ち上げ用レバー
31a 持ち上げ爪部
31b 操作部
31c ラック
32 係合歯車
33 ハンドル
Claims (4)
- 底板、天板、左右側板および背板により筐体形状を呈するように形成され多数の書籍を横置き姿勢で積み重ねることによって収納する本棚本体と、
この本棚本体に収納した書籍のうちの任意の書籍を取り出すために用いられる書籍取り出し機構とを備え、
前記書籍取り出し機構は、前記本棚本体内に収納した書籍のうちの任意の書籍の上側に差し込まれることによりその上部に積み重ねられている書籍を持ち上げるための持ち上げ爪部とこの爪部に軸部を介して回動力を作用させる操作部とを有する書籍持ち上げ用レバーと、
この書籍持ち上げ用レバーの持ち上げ爪部を本棚本体の背面側から書籍間に差し込みできるように前記背板に高さ方向に沿って設けられた開口部と、
前記本棚本体の背面側部分に高さ方向に沿って設けられ前記書籍持ち上げ用レバーの軸部を任意の高さ位置で回動可能に軸支する被軸支手段とによって構成されていることを特徴とする本棚。 - 底板、天板、左右側板および背板により筐体形状を呈するように形成され多数の書籍を横置き姿勢で積み重ねることによって収納する本棚本体と、
この本棚本体に収納した書籍のうちの任意の書籍を取り出すために用いられる書籍取り出し機構とを備え、
前記書籍取り出し機構は、前記本棚本体内に収納した書籍のうちの任意の書籍の上側に差し込まれることによりその上部に積み重ねられている書籍を持ち上げるために下面にラックが形成された持ち上げ用レバーと、このラックに歯合する歯車が形成され内部にハンドルが係合する係合孔が形成された係合歯車と、この係合歯車の係合孔に係合する係合部が形成されたハンドルと、
この書籍持ち上げ用レバーの持ち上げ爪部を本棚本体の背面側から書籍間に差し込みできるように前記背板に高さ方向に沿って設けられた開口部と、
前記本棚本体の背面側部分に高さ方向に沿って設けられ前記書籍持ち上げ用レバーのハンドルを任意の高さ位置で回動可能に軸支する被軸支手段とによって構成されていることを特徴とする本棚。 - 請求項1または請求項2に記載の本棚において、
前記本棚本体内に収納される書籍は、その背表紙が前記背板に設けた開口部から見える状態で積み重ねられて収納されていることを特徴とする本棚。 - 請求項1乃至請求項3に記載の本棚において、
前記本棚本体の底板に、移動用キャスタが設けられていることを特徴とする本棚。
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Cited By (4)
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CN107536287A (zh) * | 2016-06-23 | 2018-01-05 | 万象设计江苏有限责任公司 | 一种带床头灯的书架结构 |
CN109645703A (zh) * | 2017-10-10 | 2019-04-19 | 浙江理工大学 | 一种收纳书籍的挂式书架 |
CN112075777A (zh) * | 2020-10-19 | 2020-12-15 | 莱芜职业技术学院 | 一种方便残疾人使用的图书馆书架 |
CN113697273A (zh) * | 2021-08-05 | 2021-11-26 | 江西远大保险设备实业集团有限公司 | 一种大小可调节式便捷密集架 |
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2004
- 2004-05-25 JP JP2004183107A patent/JP2005334581A/ja active Pending
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