JP2005330558A - 貴金属コロイド、その製造方法 - Google Patents

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Minoru Kuwabara
桑原  穣
Hideto Shiyousenji
秀人 正泉寺
Masako Sakai
雅子 酒井
Takeshi Sawada
剛 澤田
Atsushi Yamada
淳 山田
Yasuro Niitome
康郎 新留
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Abstract

【課題】粒径がコントロールされた貴金属コロイド、およびそれを製造する方法の提供、及び、安価な分散安定剤を用いて安定な貴金属コロイドを製造する方法、それにより製造された貴金属コロイドを提供すること、また、貴金属二次粒子のコロイドを安定的に調製しうる方法を提供する。
【解決手段】(1)式で表される化合物で分散されてなる貴金属のコロイド。

(式中、R、R、Rは炭素数が6〜22のアルキル基、R、R、R、R、Rは、同一か異なっていてもよい水素または、炭素数1〜3のアルキル基、R、R10は炭素数1〜5のアルキル鎖)
【選択図】なし

Description

本発明は、貴金属コロイド、およびそれを製造する方法に関する。
貴金属、中でも金コロイドの研究は19世紀に始まっている。貴金属コロイドは、粒子の粒径がナノサイズと小さいことから固体電解燃料電池の電極、写真増感剤等の用途に、凝集すると赤紫色の色相が変化することから抗原抗体反応を利用した標識抗体または抗原等の免疫学的測定用標識剤の用途に使用されている。
このような貴金属コロイドは、塩化貴金属酸の水溶液に撹拌下に還元剤を添加して金属を析出させることにより製造している。これら化学的還元法で製造された金属コロイドは、その酸化金属アニオンまたは対アニオンの由来により、負に帯電した表面を持つ。このような場合に金属コロイドが安定化するためには、静電的な機構が関与している。しかしこの静電的な機構が破壊されると、金属コロイド同士が集まり、凝集が起こる。
静電的な安定性はしばしば金属塩等がコロイドに添加されることにより破壊されて、凝集が起こり、色相が次第に変化する。この問題貯蔵安定性を向上させるため、コロイド溶液に分散安定剤を添加してコロイドの凝集を防止することが一般的に行われている。このような分散安定剤としては、例えば、牛血清アルブミン,グロブリン、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングコール等の水溶性高分子、ポリオキシエチレン高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン高級アルコールエーテル等のノニオン系分散安定剤等が用いられている。
従来、イムノクロマト法では、細菌やウイルスを特異的に検出するために、金コロイドで標識された抗体を用いることが一般的である。しかしながら、この金コロイド標識を用いたイムノクロマト法の感度は、現在充分な水準にあるとは言えず、抗原が微量であっても検出できる高感度な標識が求められている。このためには平均粒径が小さいコロイドが望まれる。そこで、金コロイドに代わって白金コロイドを抗体の標識に用いることが考えられるが、この場合、白金コロイドは粒径が小さ過ぎるために発色が不充分であるという問題があった。この場合、白金コロイドが二次粒子を形成していれば発色の問題は解消される。このように、貴金属コロイドの粒径を自由に調節できる技術が望まれている。
特許文献1には、チオール又はジスルフィド結合を有するチオクラウンエーテルを分散安定剤として用い、その化合物を選択することにより金コロイドの粒径を調節する技術が開示されている。しかし、この文献に記載されている技術ではコロイドを一旦有機溶媒相と接触させ、しかる後に水相に転換させるという複雑な工程が必要とされている。
特開2001−89140
本発明は、粒径がコントロールされた貴金属コロイド、およびそれを製造する方法を提供することを目的としている。本発明はまた、安価な分散安定剤を用いて安定な貴金属コロイドを製造する方法、それにより製造された貴金属コロイドを提供することを目的としている。本発明はまた、安定な貴金属二次粒子のコロイドを調製しうる方法を提供することを目的としている。
すなわち、本発明は、下記(1)式で表される化合物で分散されてなる貴金属のコロイドである。
(式中、R、R、Rは炭素数が6〜22のアルキル基、R、R、R、R、R8は、同一か異なっていてもよい水素または、炭素数1〜3のアルキル基、R9、R10は炭素数1〜5のアルキル鎖)
本発明は、好ましくは下記(2)式で表される化合物で分散されてなる貴金属のコロイドである。
貴金属コロイドは、単粒子の分散体であることが好ましい。
貴金属は、金または白金であることが好ましい。
貴金属コロイドは、単粒子の集合体の分散体であることが好ましい。
本発明は、また下記(1)式の化合物を分散させた水中に、予め貴金属イオンを溶解しておき、還元剤を添加することにより貴金属コロイドを製造する方法である。
(式中、R、R、Rは炭素数が6〜22のアルキル基、R、R、R、R、R8は、同一か異なっていてもよい水素または、炭素数1〜3のアルキル基、R9、R10は炭素数1〜5のアルキル鎖)
本発明では、安価な分散安定剤を用いて安定な貴金属コロイドを製造することができる。本発明では、貴金属コロイド粒子の粒径をコントロールすることができる。本発明による貴金属コロイドを製造では、安定な貴金属二次粒子コロイドを調製することができる。本発明の貴金属コロイドは粒径が小さく、粒度分布が狭いため、同一濃度での色調が高いという利点がある。
本発明の実施の形態につき詳しく説明する。本発明では特定の分散剤を用いた貴金属コロイドである。
本発明における貴金属とは、金、銀、白金、ロジウム、パラジウム、ルテニウム、ゲルマニウム等の高価で有用な金属類をいう。本発明では、金または白金、中でも金を特に対象としている。
本発明におけるコロイドとは、平均粒径が500nm、好ましくは200nm以下、特に100nm以下の金属微粒子の水散体をいう。
上記のような貴金属のコロイドは、例えば、貴金属の塩化物、例えば金では塩化金酸、白金では、塩化白金酸、銀では硝酸銀等を還元剤で還元することにより製造することができる。
本発明で用いることのできる還元剤としては、公知の如く、クエン酸ナトリウム、アスコルビン酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム、水素化ホウ素ナトリウム、ヒドラジン、および水素ガスなどが好適に使用される。これらの中では、クエン酸ナトリウムが安価でかつ性能が優れているため好ましい。
上記反応は溶媒中で行う。溶媒としては、通常、水が用いられ、超純水や、イオン交換水を数回蒸留したものを使用することが好ましい。また、水は窒素ガスなどの不活性気体を吹き込んで、溶存酸素を除去した状態で行うことが好ましい。
還元剤の濃度は、溶媒全量に対して、0.005〜0.5重量/容量%(とすることが好ましい。
本発明では、下記(1)式で表される化合物を貴金属コロイドの分散安定剤として用いる。
上記(1)式において、R、R、Rは炭素数が6〜22のアルキル基、R、R、R、R、R8は、同一か異なっていてもよい水素または、炭素数1〜3のアルキル基、R9、R10は炭素数1〜5のアルキル鎖である。
上記(1)式において、R、R、Rは、同一または異なっていてもよい炭素数が6〜22、好ましくは炭素数8〜20のアルキル基である。このアルキル基の長さを調節することにより貴金属コロイドの平均粒径、粒度分布、二次粒子生成の有無を調節することができる。すなわち、アルキル基の長さが長くなる程貴金属コロイドの平均粒径は小さくかつ粒度分布も狭くなる。アルキル基の長さが10付近にあると、二次凝集粒子の分散体を生じやすくなる。
上記(1)式において、R、R、R、R、R8は、同一か異なっていてもよい水素または、炭素数1〜3のアルキル基であり、好ましくはメチル基である。
9、R10は炭素数1〜5のアルキル鎖、好ましくはエチレン鎖である。
本発明で用いる分散安定剤は、好ましくは下記(2)式の構造式の化合物である。
上記の化合物は、例えば下記(3)式の原料と、下記(4)式の原料とから下記(5)式の反応により製造することができる。
本発明の貴金属コロイドは、上記(1)式の化合物を分散させた水中に、予め貴金属イオンを溶解しておき、還元剤を添加する、好ましくは貴金属イオン水溶液を強撹拌しながら還元剤を滴下する方法により製造することができる。
上記本発明の方法で製造された貴金属コロイドは、単分散している場合、その粒径が1nm〜100nm、好ましくは、2〜30nm、特に好ましくは3〜20nmの範囲の金コロイドが使用される。貴金属が単粒子の集合体が分散している場合、単一粒子の大きさは1〜20nm、二次粒子の場合、粒径が10nm〜10000nm、好ましくは、10〜1000nm、特に好ましくは20〜500nmの範囲にある。
本発明において、金コロイド粒子および金属コロイド粒子は、電子顕微鏡観察により直接測定された。コロイドの粒度分布は、コロイドを顕微鏡で観察し、画像解析処理を行うことにより求められる。
本発明の貴金属のコロイドは、分散安定剤の上記(1)式におけるR、R、Rが、炭素数12〜22の比較的長鎖アルキル基である場合、単分散、すなわち一次粒子に完全に分散した状態のコロイドが得られやすい。
一方、分散安定剤の上記(1)式におけるR、R、Rが、炭素数6〜11の比較的短鎖のアルキル基である場合、単粒子の集合体の分散体、すなわち一次粒子が凝集して二次粒子を形成した状態で安定化されたコロイドが得られやすい。
本発明の貴金属コロイドを標識抗体または抗原等の免疫学的測定用標識剤として用いる場合、貴金属コロイドと抗原、または抗体、発現酵素、あるいは遺伝子等を混合することにより作製される。免疫学的測定用材料とは、より具体的には、例えばアルブミン,ヘモグロビン,ミオグロビン,トランスフェリン,プロテインA,C反応性蛋白質等のタンパク質、例えば高比重リポ蛋白質(HLD),低比重リポ蛋白質(LDL),超低比重リポ蛋白質等の脂質蛋白質、例えばデオキシリボ核酸(DNA),リボ核酸(RNA)等の核酸、例えばアルカリ性ホスファターゼ,乳酸脱水素酵素,リパーゼ,アミラーゼ等の酵素、例えばIgG,IgM,IgA,IgD,IgE等の免疫グロブリン(或はこれらの、例えばFc部,Fab部,F(ab)2部等の断片)、例えばフィブリノーゲン,トロンビン等の血液凝固因子、例えば抗ストレプトリジン抗体,抗ウイルス抗体,リュウマチ因子等の抗体等を挙げることができる。
遺伝子としては、(1)ウイルス性疾病、細菌性疾病、寄生虫病など種々の感染症に対する感染防御抗原をコードする遺伝子、例えば、インフルエンザウイルスのNPまたはHA、狂犬病ウイルスの糖蛋白、ヒト免疫不全ウイルスのエンベロープ蛋白やRev、単純ヘルペスウイルスの糖蛋白BまたはD、ウシヘルペスの糖蛋白、B型肝炎ウイルスの表面抗原やコア蛋白C型肝炎ウイルスのヌクレオカプシド、パピローマウイルス、ヒトT細胞白血病ウイルス(HTLV−1)のウイルスエンベローブ、サイトメガロウイルスのウイルスセグメント、マラリア原虫のスポロゾイト蛋白、日本住血吸虫のパラミオシン蛋白等をコードする遺伝子、(2)ガン特異的抗原等をコードする遺伝子、例えば、B細胞リンパ腫のイディオタイプ抗体、ヒト免疫グロブリンV領域、MHCクラスI分子等をコードする遺伝子、(3)リウマチ性関節炎などの自己免疫疾患に対して治療効果を示すT細胞レセプターベーター鎖をコードする遺伝子等を挙げることができる。
次に実施例を挙げて本発明につき更に詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例になんら制約されるものではない。
(実施例1)
(分散安定剤)
(2)式において、n=14の化合物(以下「3R14dienQ」という)の化合物を分散安定剤として用いた。
(コロイドの調整)
塩化金酸0.04mmol/lを含む水溶液20mlを容器内に入れ、その中に分散安定剤として3R14dienQを6mgを投入し、ホットスターラ上で撹拌して十分に溶解させた。3R14dienQを溶解させた後、液を撹拌しながら、次いでNaBH0.2mol/lをスポイドで液中に徐々に投入した。引き続き撹拌を続け、60分後撹拌を停止し、放置し、24時間後にコロイドの特性を測定した。
(形状測定)
以上の方法で得た金コロイドの平均粒径、及び粒度分布を測定した。結果を表1に示す。また、UV−vis吸収スペクトルを測定した。結果を図1(3)に示す。また、コロイド粒子の電子顕微鏡写真を図2(3)に示す。その結果、3R14dienQを配合したコロイドでは吸光度の変化はほとんどなく、凝集しにくいという結果を得た。
(実施例2)
実施例1において用いた3R14dienQの代わりに、(2)式において、n=12の化合物(以下「3R12dienQ」という)の化合物を分散安定剤として用い、配合量をcmcの10倍である29mgとする以外は実施例1と同様に行った。粒径、及び粒度分布の測定結果を表1に、UV−vis吸収スペクトルの測定結果を図1(2)に、コロイド粒子の電子顕微鏡写真を図2(2)に示す。
(実施例3)
実施例1において用いた3R14dienQの代わりに、(2)式において、n=16の化合物(以下「3R16dienQ」という)の化合物を分散安定剤として用い、配合量を14mgとする以外は実施例1と同様に行った。粒径、及び粒度分布の測定結果を表1に、UV−vis吸収スペクトルの測定結果を図1(4)に、コロイド粒子の電子顕微鏡写真を図2(4)に示す。
(実施例4)
実施例1において用いた3R14dienQの代わりに、(2)式において、n=10の化合物(以下「3R10dienQ」という)の化合物を分散安定剤として用い、配合量を200mgとする以外は実施例1と同様に行った。粒径、及び粒度分布の測定結果を表1に、UV−vis吸収スペクトルの測定結果を図1(1)に、コロイド粒子の電子顕微鏡写真を図3に示す。
(実施例5)
実施例4においてNaBH0.2mol/lを10倍の2mol/lとする以外は実施例4と同様に行った。UV−vis吸収スペクトルにおいて、金コロイド粒子に特徴的な吸収が520nm付近に観察された。
(実施例6)
実施例4において得たコロイド粒子を凍結乾燥した後、その再分散安定性を調査した。凍結乾燥前後のUV−vis吸収スペクトルにおいて、金コロイド粒子に特徴的な吸収が520nm付近に観察された。
(比較例1)
実施例1において、3R14dienQを配合しない以外は実施例1と同様に行った。コロイドは安定に形成せず、黒色沈澱を生じた。
(比較例2)
実施例4において用いた3R10dienQの代わりに、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート(Tween60)200mgを用いる以外は実施例4と同様に行った。コロイドは安定に形成せず、一ヶ月後に黒色沈澱を生じた。
(比較例3)
実施例5において用いた3R10dienQの代わりに、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート(Tween60)200mgを用いる以外は実施例5と同様に行った。コロイドは安定に形成せず、黒色沈澱を生じた。
(実施例7)
実施例1において用いた塩化金酸の代わりに、塩化白金酸水溶液を用いる以外は実施例1と同様に行った。色相が黄色を呈し、黄色の白金コロイド溶液を得た。得られた白金コロイドは、長期間無沈殿であった。
本発明の貴金属コロイドは上記特徴があるため、タンパク質染色剤および免疫学的測定用標識剤として有用である。二次粒子を形成しているコロイドは特に白金コロイドのように従来粒径が小さすぎて免疫学的測定用標識剤として使用できなかった貴金属コロイドを免疫学的測定用標識剤として使用することが可能になる。また本発明の貴金属コロイドは触媒としての性能が優れている。特に二次粒子を形成しているため、電池材料,触媒材料,ガスセンサ材料,メッキ,着色,核融合材料,レーザ素材,光学材料などに広く利用できる。
図1は、実施例において得られた貴金属コロイドのUV−vis吸収スペクトルの測定結果を表したグラフである。 図2は、実施例1〜3において得られた貴金属コロイド粒子の電子顕微鏡写真である。 図3は、実施例4において得られた貴金属コロイド粒子の電子顕微鏡写真である。

Claims (6)

  1. 下記(1)式で表される化合物で分散されてなる貴金属のコロイド。
    (式中、R、R、Rは炭素数が6〜22のアルキル基、R、R、R、R、R8は、同一か異なっていてもよい水素または、炭素数1〜3のアルキル基、R9、R10は炭素数1〜5のアルキル鎖)
  2. 下記(2)式で表される化合物で分散されてなる貴金属のコロイド。
  3. 貴金属コロイドが、単粒子の分散体であることを特徴とする特許請求の範囲1〜2に記載の貴金属のコロイド。
  4. 貴金属が、金または白金であることを特徴とする特許請求の範囲1〜3に記載の貴金属のコロイド。
  5. 貴金属コロイドが、単粒子の集合体の分散体であることを特徴とする特許請求の範囲1〜4に記載の貴金属のコロイド。
  6. 下記(1)式の化合物を分散させた水中に、予め貴金属イオンを溶解しておき、還元剤を添加することにより貴金属コロイドを製造する方法。
    (式中、R、R、Rは炭素数が6〜22のアルキル基、R、R、R、R、R8は、同一か異なっていてもよい水素または、炭素数1〜3のアルキル基、R9、R10は炭素数1〜5のアルキル鎖)
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010007857A1 (ja) * 2008-07-14 2010-01-21 アルフレッサファーマ株式会社 反応性物質が結合した微小粒子の安定化方法および該微小粒子含有試薬
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