JP2005328230A - 無線センサノード、センサネットワーク及び監視サーバ - Google Patents

無線センサノード、センサネットワーク及び監視サーバ Download PDF

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Abstract

【課題】 センサネットワーク990において、無線センサノード100の位置の特定と監視する監視対象との関連付けを自動化することを目的とする。
【解決手段】 無線センサノード100は、監視対象を監視してセンサ情報を出力するセンサ183からセンサ情報を受信するセンサ通信部130と、無線で各種情報を出力する無線通信部120と、センサの位置を特定する位置情報を出力する自己位置特定手段110を備えて、センサ情報と位置情報とを監視サーバ200に送信する。監視サーバ200は、無線センサノード100からセンサ情報と位置情報とを受信し、センサ情報を監視対象の監視データとして記憶する監視データ管理部210と、センサの位置情報に基づいてセンサノードの相対位置を示すマップを作成するセンサノードマップ作成部220とを備えて、センサネットワーク990を管理する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、センサ情報の無線通信における無線センサノード、センサネットワーク及び監視サーバに関するものである。
従来のセンサネットワークシステムは、センサ機能と無線通信機能を有する無線センサノードと、複数の無線センサノードで形成されるセンサネットワークをインターネットや電話網などの既存通信インフラなどに接続するためのゲートウェイで構成され、無線センサノードで取得したセンサ情報を、無線通信でゲートウェイに通知し、既存通信インフラに接続された情報処理装置に送り情報処理を行っていた(特許文献1)。
特開2003−110749号公報
従来のセンサネットワークシステムは、センサを設置した位置や監視する監視対象との関連付けを手作業で行っており、センサの設置コストや管理コストが増大しやすく、コストを削減するためにも作業の改善という課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、
無線センサノードの位置の特定、無線センサノードと監視する監視対象との関連付けを手作業で行うことなく自動化することを目的とする。
本発明の無線センサノードは、
監視対象を監視してセンサ情報を出力するセンサからセンサ情報を受信するセンサ通信部と、
センサの位置を特定する位置情報を出力する自己位置特定手段と、
センサ通信部が受信したセンサ情報と、自己位置特定手段が出力する自己位置情報とを無線情報として出力する無線通信部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、
無線センサノードの位置の特定、無線センサノードと監視する監視対象との関連付けを自動化するができる。
これにより、無線センサノードの設置および無線センサノードの管理が容易になり、センサネットワークシステムのセンサの設置コストや管理コストを縮減し、低コストなセンサネットワークシステムを構築することができる。
実施の形態1.
図1は実施の形態1におけるセンサネットワーク990を含んだ全体構成図である。
実施の形態1におけるセンサネットワーク990を含んだ全体の構成を図1に基づいて説明する。
センサネットワーク990は、
監視対象の情報と自身の位置の情報とを取得し、監視対象の情報と自身の位置情報とを無線情報として発信する無線センサノード100を備える。
センサネットワーク990は、
各無線センサノードに無線情報の要求コード(情報要求)を送信し、
各無線センサノードが発信した無線情報を受信し、
受信した無線情報に含まれる監視対象の情報を監視データとしてデータベースに記憶し、
受信した無線情報に含まれる各無線センサノードの位置情報に基づいて各無線センサノードの位置を示すマップデータを作成してデータベースにして記憶する監視サーバ200とインターネット940や電話網などの別ネットワークに接続される。
センサネットワーク990は、
インターネット940や電話網などの別ネットワークに接続し、
各無線センサノードから受信した無線情報を監視サーバ200に転送するゲートウェイ300を備える。
各無線センサノード間および各無線センサノードとゲートウェイの間は、電波、光などの無線を通信手段とする。
ゲートウェイと監視サーバの間での通信手段は、有線、無線を選ばない。
無線センサノード100は、監視対象を監視して監視対象の情報を取得するセンサ183を備える。
無線センサノード100に対してセンサ183は着脱されるものでもよい。
センサ183が取得する情報には、温度、光度、風量、音、圧力などの測定値がある。
監視対象とは、センサ183が測定可能な範囲および測定可能な範囲に位置するもの又は空間である。
無線センサノード100は、センサ183が取得した監視対象の情報を含むセンサ情報をセンサ183から受信し、出力するセンサ通信部130を備える。
無線センサノード100は、GPS(Global Positioning System)衛星410、準天頂衛星420、電子基準点430が発信する電波を受信するGPSアンテナ181を備える。
GPS衛星410、準天頂衛星420、電子基準点430が発信する電波には、無線センサノード100自身の位置を特定するための情報が含まれている。
無線センサノード100自身の位置を特定するための情報を発信するものとして、GPS衛星410、準天頂衛星420、電子基準点430の他に位置情報の提供を行う位置情報システム(図示しない)がある。位置情報システムは、電子基準点430が発信する電波に対応する情報などを提供する。
以下、実施の形態において、無線センサノード100は、電子基準点430が発信する電波の情報を直接に受信してもよいし、電子基準点430が発信する電波の情報を位置情報システムから間接的に受信してもよい。
無線センサノード100は、GPSアンテナ181が受信した情報に基づいて、無線センサノード100自身の位置を特定し、特定した位置を自己位置情報として出力する自己位置特定手段110を備える。
自己位置特定手段110は、GPSアンテナ181が受信した情報に基づいて、無線センサノード100自身の位置を特定する位置測位部111を備える。
無線センサノード100は、
センサ通信部130が出力したセンサ情報と自己位置特定手段110が出力した自己位置情報とを含む無線情報を出力し、
無線の発信、受信を行う無線アンテナ182が受信した各無線センサノードの無線情報を入力して、入力した無線情報を出力し、
無線アンテナ182が受信した無線センサノード100に対する情報要求を入力して、入力した無線情報の要求に対して無線情報を出力するために、自己位置特定手段110とセンサ通信部130とを起動する無線通信部120を備える。
無線センサノード100は、
無線通信部120が出力した無線情報を無線で発信し、各無線センサノードが発信した無線情報を無線で受信し、受信した無線情報を無線通信部120に出力する無線アンテナ182を備える。
監視サーバ200は、各種データベースを記憶する監視サーバ記憶部230を備える。
監視サーバ200は、ゲートウェイ300を介して、各無線センサノードが出力する監視対象の情報を受信する。
監視サーバ200は、受信した監視対象の情報を監視データとして監視サーバ記憶部230のデータベースに記憶する監視データ管理部210を備える。
監視サーバ200は、ゲートウェイ300を介して、各無線センサノードが出力する各無線センサノードの位置情報を受信する。
監視サーバ200は、受信した各無線センサノードの位置情報に基づいて各無線センサノードの位置を示すセンサノードマップをマップデータとして作成する。
監視サーバ200は、作成したマップデータを監視サーバ記憶部230のデータベースに記憶するセンサノードマップ作成部220を備える。
図2は、実施の形態1における監視サーバ200の外観を示す図である。
図2において、監視サーバ200は、システムユニット910、CRT(Cathode Ray Tube)表示装置901、キーボード(K/B)902、マウス903、コンパクトディスク装置(CDD)905、プリンタ装置906、スキャナ装置907を備え、これらはケーブルで接続されている。
さらに、監視サーバ200は、FAX機932、電話器931とケーブルで接続され、また、ローカルエリアネットワーク(LAN)942、ウェブサーバ941を介してインターネット940に接続されている。
図3は、実施の形態1における監視サーバ200、無線センサノード100のハードウェア構成図である。
図3において、監視サーバ200、無線センサノード100は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)911を備えている。CPU911は、バス912を介してROM913、RAM914、通信ボード915、CRT表示装置901、K/B902、マウス903、FDD(Flexible Disk Drive)904、磁気ディスク装置920、CDD905、プリンタ装置906、スキャナ装置907と接続されている。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、磁気ディスク装置920、光ディスク装置は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置あるいは記憶部の一例である。
通信ボード915は、FAX機932、電話器931、LAN942等に接続されている。
例えば、通信ボード915、K/B902、FDD904などは、情報入力部の一例である。
また、例えば、通信ボード915、スキャナ装置907、CRT表示装置901などは、出力部の一例である。
ここで、通信ボード915は、LAN942に限らず、直接、インターネット940、或いはISDN等のWAN(ワイドエリアネットワーク)に接続されていても構わない。直接、インターネット940、或いはISDN等のWANに接続されている場合、監視サーバ200は、インターネット940、或いはISDN等のWANに接続され、ウェブサーバ941は不用となる。
磁気ディスク装置920には、オペレーティングシステム(OS)921、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923は、CPU911、OS921、ウィンドウシステム922により実行される。
上記プログラム群923には、以下に述べる実施の形態の説明において「〜部」、「〜手段」として説明する機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。
ファイル群924には、以下に述べる実施の形態の説明において、「〜の判定結果」、「〜の計算結果」、「〜の処理結果」、「〜データベース」として説明するものが、「〜ファイル」として記憶されている。
また、各実施の形態の説明において説明するフローチャートの矢印の部分は主としてデータの入出力を示し、そのデータの入出力のためにデータは、磁気ディスク装置920、FD(Flexible Disk cartridge)、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)等のその他の記録媒体に記録される。あるいは、信号線やその他の伝送媒体により伝送される。
また、各実施の形態の説明において「〜部」、「〜手段」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、ハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
また、各実施の形態を実施するプログラムは、また、磁気ディスク装置920、FD、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)等のその他の記録媒体による記録装置を用いて記憶されても構わない。
また、無線センサノード100は、CRT表示装置901、K/B902、マウス903、FDD904、CDD905、プリンタ装置906、スキャナ装置907などの外部に接続する装置は有っても無くても構わない。
また、監視サーバ200は通常、電源コードから電源を確保するが、無線センサノード100は、電池やソーラーパネルなどの電源装置を備えても電源を確保しても構わない。
図4は、実施の形態1における位置の測位方法を示す図である。
実施の形態1において無線センサノード100が自身の位置を特定する方法を図4に基づいて説明する。
GPSは、GPS衛星410が配信する電波をアンテナで受信し、電波を受信したアンテナの位置を求める測位方法である。
GPS衛星410からGPSアンテナ181までの電波の到達時間に電波の速度を掛けることで、GPS衛星410からGPSアンテナ181までの距離を求めることができる。
そこで、無線センサノード100や電子基準点430などの各測位対象とGPS衛星410は時計(図示しない)を備える。
ここで、各測位対象の位置を示す経度、緯度、標高と、各時計間で誤差の出る時刻といった未知な4つの値を特定するために、4つ以上のGPS衛星から各GPS衛星の所持する値(位置を示すx座標、y座標、z座標と時刻)を含んだ電波(搬送波)を受信する。
この受信した値と、電波を受信した時の各測位対象の時刻に基づいて計算することで、各測位対象は各測位対象自身の位置を特定することができる。
図4において、4つのGPS衛星(GPS衛星a411、GPS衛星b412、GPS衛星c413、GPS衛星d414)は、それぞれの位置の値(xa、ya、za)、(xb、yb、zb)、(xc、yc、zc)、(xd、yd、zd)と、それぞれが搬送波を発信した時刻ta、tb、tc、tdとを含んだ搬送波を発信する。
しかし、配信された各搬送波は、各測位対象のGPSアンテナ181に届くまでに、電流圏や対流圏による電波伝搬遅延、ビル510などの建造物への反射や高圧送電線520によるノイズといった様々な要因により影響を受ける。
そのため、各測位対象は各GPS衛星から、それぞれ変異した位置の値である(xa'、ya'、za')、(xb'、yb'、zb')、(xc'、yc'、zc')、(xd'、yd'、zd')と、それぞれ変異した搬送波を発信した時刻であるta'、tb'、tc'、td'とを受信する。
このため、各測位対象が、変異した値に基づいて計算した、各測位対象自身の位置に誤差が生じる。
また、各地に設置される電子基準点430は、自身の正確な位置を記憶しているため、生じた誤差の大きさを計算することができ、計算した誤差の大きさを含んだ電波(補正情報)を発信する。
そこで、無線センサノード100は、電子基準点430が発信した誤差の大きさを補正値(ΔX、ΔY、ΔZ)として受信する。
まず、各GPS衛星から受信した搬送波に含まれる、変異の生じた各値に基づいて暫定位置を計算する。
次に、計算した各無線センサノードの暫定位置(X'、Y'、Z')に、電子基準点430から受信した補正値を加えることで、無線センサノード100自身の位置を特定する。
図5は、実施の形態1における無線センサノード100のフローチャートである。
上記で示したGPSを使用した無線センサノード100の処理方法を図5に基づいて説明する。
無線センサノード100の自己位置特定手段110は、無線センサノード100のGPSアンテナ181を介して各GPS衛星から搬送波を受信する(S101)。
自己位置特定手段110の位置測位部111は、受信した各搬送波に含まれるGPS衛星の位置と、GPS衛星が搬送波を発信した時刻と、無線センサノード100が搬送波を受信した時刻に基づいて、無線センサノード100の暫定位置を計算する(S102)。
自己位置特定手段110は、GPSアンテナ181を介して電子基準点430から補正情報を受信する(S103)。
位置測位部111は、計算した暫定位置に自己位置特定手段110が受信した補正情報を加えて、無線センサノード100自身の位置を示す自己位置情報を特定する(S104)。
無線センサノード100のセンサ通信部130は、各センサからセンサ情報を取得し、出力する(S105)。
無線センサノード100の無線通信部120は、自己位置特定手段110が特定した自己位置情報と、センサ通信部130が取得したセンサ情報とを含んだ無線情報を無線アンテナ182を介して発信する(S106)。
図6は、実施の形態1におけるセンサネットワーク990の通信方法を示す図である。
実施の形態1におけるセンサネットワーク990での各無線センサノード間で無線情報を転送する通信について図6に基づいて説明する。
図6において、無線センサノード101は無線情報を発信し、監視サーバ200は発信された無線情報を受信する。
各無線センサノードが発信した無線情報は、ゲートウェイ300により、別ネットワークを介して監視サーバ200に送信される。
無線センサノード101は無線情報を監視サーバ200に対して発信するが、無線情報は無線到達範囲内でしか届かない。
また、ゲートウェイ300は、無線センサノード101の発信する無線の無線到達範囲内に位置しないため、無線センサノード101とゲートウェイ300は直接、通信することはできない。
ここで、無線センサノード102は、無線センサノード101が発信する無線の無線到達範囲内に位置するため、無線センサノード101が発信した無線情報を受信する。
無線センサノード101は、受信した無線情報をゲートウェイ300に転送するため、受信した無線情報を発信する。
しかし、ゲートウェイ300が無線センサノード102の発信する無線の無線到達範囲内に位置しない。
このため、無線センサノード102とゲートウェイ300は直接、通信することはできない。
ここで、無線センサノード103は、無線センサノード102が発信する無線の無線到達範囲内に位置するため、無線センサノード102が発信した無線情報を受信する。
同様にして、受信した無線情報をゲートウェイ300に転送するために、無線センサノード103は受信した無線情報を発信する。
さらに、無線センサノード103が発信した無線情報を、無線センサノード104が受信し、無線センサノード104は、ゲートウェイ300が無線到達範囲内に位置するため、受信した無線情報をゲートウェイ300に送信することができる。
無線情報を受信したゲートウェイ300は、別ネットワークを介して、受信した無線情報を監視サーバ200に送信する。
各無線センサノード間で無線情報を転送する通信は、無線センサノード101に限らず、各無線センサノードが発信する情報を各無線到達範囲内に位置する各無線センサノードが転送することでできる。
図7は、実施の形態1におけるセンサネットワーク990の通信例を示す図である。
図7において、無線センサノード100が監視サーバ200に対して発信した無線情報は、無線センサノード101を経由してゲートウェイ300に送信され、ゲートウェイ300から別ネットワークを介して監視サーバ200に送信される。
図8は、実施の形態1におけるセンサネットワーク990のデータの流れを示す図である。
図7で示した通信例についてのデータの流れを図8に基づいて説明する。
GPS衛星410は、GPS衛星410の位置とGPS衛星410が搬送波を発信した時刻とを含んだ、搬送波を出力する。
電子基準点430は、GPSにより計算する位置の補正値を含んだ補正情報を出力する。
無線センサノード100は、GPS衛星410が出力した搬送波を入力する。
無線センサノード100は、電子基準点430が出力した補正情報を入力する。
無線センサノード100は、監視サーバ200が出力し、ゲートウェイ300、無線センサノード101を経由した、無線センサノード100に対する情報要求を入力する。
無線センサノード100は、特定した無線センサノード100の自己位置情報と、無線センサノード100の取得したセンサ情報とを含んだ無線情報を出力する。
無線センサノード101は、無線センサノード100が出力した無線情報を入力する。
無線センサノード101は、監視サーバ200が出力し、ゲートウェイ300を経由した、無線センサノード100に対する情報要求を入力する。
無線センサノード101は、入力した無線センサノード100の無線情報を出力する。
無線センサノード101は、入力した無線センサノード100に対する情報要求を出力する。
ゲートウェイ300は、無線センサノード100が出力し、無線センサノード101を経由した、無線センサノード100の無線情報を入力する。
ゲートウェイ300は、監視サーバ200が出力した無線センサノード100に対する情報要求を入力する。
ゲートウェイ300は、入力した無線センサノード100の無線情報を出力する。
ゲートウェイ300は、入力した無線センサノード100に対する情報要求を出力する。
監視サーバ200は、無線センサノード100が出力し、無線センサノード101、ゲートウェイ300を経由した、無線センサノード100の無線情報を入力する。
監視サーバ200は、無線センサノード100に対する、位置情報とセンサ情報に関する情報要求を出力する。
図9と図10は、実施の形態1におけるセンサネットワーク990のフローチャートである。
図7で示した通信例についての処理の流れを図9と図10に基づいて説明する。
監視サーバ200は、無線センサノード100に対して、無線センサノード100の位置情報とセンサ情報に関する情報要求を送信する(S201)。
ゲートウェイ300は、監視サーバ200が送信した無線センサノード100に対する情報要求を受信する(S202)。
ゲートウェイ300は、受信した情報要求を転送する(S203)。
無線センサノード101の無線通信部120は、無線センサノード101の無線アンテナ182を介して、ゲートウェイ300が発信した無線センサノード100に対する情報要求を受信する(S204)。
無線センサノード101の無線通信部120は、無線センサノード101の無線アンテナ182を介して、受信した無線センサノード100に対する情報要求を転送する(S205)。
無線センサノード100は、
無線センサノード101が発信した無線センサノード100に対する情報要求の受信(S206)を契機にして、
自己位置情報の特定、センサ情報の取得を行い、無線センサノード100の無線情報を発信する。
GPS衛星410を含む各GPS衛星が搬送波を発信する(S207)。
無線センサノード100の自己位置特定手段110は、無線センサノード100のGPSアンテナ181を介して、各GPS衛星が発信した搬送波を受信する(S208)。
無線センサノード100の位置測位部111は、受信した搬送波に含まれる各GPS衛星の位置と、各GPS衛星が搬送波を発信した時刻とに基づいて、無線センサノード100自身の暫定位置を計算する(S209)。
電子基準点430が無線センサノード100の計算した暫定位置を補正する補正値を含んだ補正情報を発信する(S210)。
無線センサノード100の自己位置特定手段110は、無線センサノード100のGPSアンテナ181を介して、電子基準点430が発信した補正情報を受信する(S211)。
無線センサノード100のセンサ通信部130は、無線センサノード100のセンサ183を含む各センサからセンサ情報を取得する(S212)。
無線センサノード100の位置測位部111は計算した暫定位置と、無線センサノード100の自己位置特定手段110が受信した補正情報とに基づいて、無線センサノード100の自己位置情報を特定する(S213)。
無線センサノード100の無線通信部120は、無線センサノード100の位置測位部111が特定した自己位置情報と無線センサノード100のセンサ通信部130が取得したセンサ情報とを含む無線情報を無線センサノード100の無線アンテナ182を介して発信する(S214)。
無線センサノード101の無線通信部120は、無線センサノード101の無線アンテナ182を介して、無線センサノード100が発信した無線センサノード100の無線情報を受信する(S215)。
無線センサノード101の無線通信部120は、無線センサノード101の無線アンテナ182を介して、受信した無線センサノード100の無線情報を転送する(S216)。
ゲートウェイ300は、無線センサノード101が発信した無線センサノード100の無線情報を受信する(S217)。
ゲートウェイ300は、受信した無線センサノード100の無線情報を転送する(S218)。
監視サーバ200は、ゲートウェイ300が送信した無線センサノード100の無線情報を受信する(S219)。
監視データ管理部210は、受信した無線センサノード100の無線情報に含まれるセンサ情報に基づいて、監視サーバ記憶部230に記憶される無線センサノード100の監視データを更新する(S220)。
センサノードマップ作成部220は、受信した無線センサノード100の無線情報に含まれる自己位置情報に基づいて、監視サーバ記憶部230に記憶されるマップデータに対して無線センサノード100の位置を更新する(S221)。
上記実施の形態1では、無線センサノード100の絶対位置をGPS衛星4機と電子基準点430とを使用する測位方法を示したが、測位方法は単独測位、相対測位、干渉測位、スタティック測位、リアルタイムキネマティック測位などの測位方法でも構わない。
また、GPS衛星410の他に準天頂衛星420を使用して測位しても構わない。
また、各無線センサノードが、監視サーバ200から情報要求を受信した契機に無線情報を出力する例を示したが、実施の形態2で示すように、各無線センサノードが無線情報を出力する契機を作ってもよい。
上記実施の形態1に示すように、無線センサノード100が位置測位部111を備えたことにより、無線センサノード100の位置を、GPSを使用して絶対位置で特定することができる。
また、センサネットワーク990が無線センサノード100とゲートウェイ300と監視サーバ200とを備えたことにより、無線センサノード100と監視サーバ200の間で通信を行うことができる。
また、監視サーバ200が監視データ管理部210とセンサノードマップ作成部220とを備えたことにより、各無線センサノードが取得するセンサ情報を一元管理でき、各無線センサノードの位置関係を把握でき、さらにセンサ情報とセンサ情報を取得した各無線センサノードとの位置を関連付けることができる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、GPSにより各無線センサノードの位置情報を経度、緯度、標高を絶対位置(自己位置情報)で特定する例を示したが、実施の形態2では、各無線センサノード間の相対位置(相対位置情報)で特定する例を示す。
また、上記実施の形態1では、監視サーバ200から情報要求を受信した契機で、各無線センサノードの無線情報を出力する例を示したが、実施の形態2では、各無線センサノードが定期的に無線情報を出力する例を示す。
図11は、実施の形態2におけるセンサネットワーク990を含んだ全体構成図である。
実施の形態2におけるセンサネットワーク990を含んだの全体構成のうち、各無線センサノードの相対位置情報の特定に関わる構成について、図11に基づいて説明する。
他の構成は上記実施の形態1と同様であるものとする。
無線センサノード100は、上記実施の形態1で示す自己位置特定手段110に加えて、他の無線センサノードに対する無線センサノード100の相対位置を示す相対位置情報を取得する相対位置取得手段140を備え、自己位置情報と相対位置情報の両方を出力する。
また、無線センサノード101は、実施の形態1で示す自己位置特定手段110及びGPSアンテナ181を備えず、相対位置取得手段140を備え、相対位置情報を出力する。
相対位置取得手段140は、無線通信部120が出力した他の無線センサノードの無線情報を入力し、入力した無線情報の送信元または転送元である無線到達範囲内に位置するノードを識別する情報である隣接ノード情報を他の無線センサノードとの相対位置を示す相対位置情報として出力する。
無線センサノード100、無線センサノード101は、それぞれ隣接ノード情報を記憶するノード記憶部184を備える。
相対位置取得手段140は、入力した無線情報の送信元または転送元である無線到達範囲内に位置するノードを識別する情報である隣接ノード情報をノード記憶部184に記憶し、ノード記憶部184に記憶される全ての隣接ノード情報を他の無線センサノードとの相対位置を示す相対位置情報として出力する隣接ノード特定部141を備える。
無線センサノード100は、
センサ通信部130が出力したセンサ情報と自己位置特定手段110が出力した自己位置情報とに加え、相対位置取得手段140が出力した相対位置情報とを無線情報として出力し、
無線での発信、受信を行う無線アンテナ182が受信した各無線センサノードの無線情報を入力して、入力した無線情報を出力し、
無線情報を出力するために、自己位置特定手段110と相対位置取得手段140とセンサ通信部130とを起動する無線通信部120を備える。
無線センサノード100は、定期的に無線情報を発信するために、無線通信部120を起動する定時通信部121を備える。
無線センサノード101は、
センサ通信部130が出力したセンサ情報と相対位置取得手段140が出力した相対位置情報とを無線情報として出力し、
無線で発信、受信を行う無線アンテナ182が受信した各無線センサノードの無線情報を入力して、入力した無線情報を出力し、
無線情報を出力するために、相対位置取得手段140とセンサ通信部130とを起動する無線通信部120を備える。
無線センサノード101は、定期的に無線情報を発信するために、無線通信部120を起動する定時通信部121を備える。
実施の形態2における監視サーバ200の外観、監視サーバ200、無線センサノード100のハードウェア構成図、GPSを使用した位置の測位方法、GPSを使用した無線センサノード100の処理方法、センサネットワーク990の通信方法は、実施の形態1と同様であるものとする。
図12は、実施の形態2における相対位置による位置の特定方法を示す図である。
実施の形態2における、無線センサノード101の位置を、他の各無線センサノードの無線情報を受信することで相対位置を特定する方法を図12に基づいて説明する。
無線センサノード101が、無線センサノード100の無線情報を受信した場合、無線センサノード101の位置は、無線センサノード100の発信する無線の無線到達範囲内であると限定できる。
さらに、無線センサノード101が無線センサノード102の無線情報を受信した場合、無線センサノード101の位置は、無線センサノード100の発信する無線の無線到達範囲内であり、なおかつ無線センサノード102の発信する無線の無線到達範囲内であると限定できる。
同様にして、無線センサノード101が無線センサノード103の無線情報を受信した場合、無線センサノード101の位置は、無線センサノード100と無線センサノード102と無線センサノード103とが発信するそれぞれの無線の無線到達範囲内であると限定していくことで、無線センサノード101の位置を特定することができる。
無線センサノード101と同様に、各無線センサノードの位置を相対位置で特定できることにより、監視サーバ200は、各無線センサノードの相対位置を示すセンサノードマップを作成することができる。
また、センサノードマップに示される無線センサノードの中に、無線センサノード100のように自己位置特定手段110を持ち、絶対位置を特定できる無線センサノードがあれば、各無線センサノードの相対位置に絶対位置を当てはめて、自己位置特定手段110を持たない各無線センサノードの絶対位置を特定することができる。
図13は、実施の形態2におけるセンサネットワーク990の通信例を示す図である。
図13において、無線センサノード100が監視サーバ200に対して発信した無線情報は、ゲートウェイ300に送信され、ゲートウェイ300から別ネットワークを介して監視サーバ200に送信される。
また、無線センサノード101が監視サーバ200に対して発信した無線情報は、ゲートウェイ300に送信され、ゲートウェイ300から別ネットワークを介して監視サーバ200に送信される。
また、無線センサノード100は、自己位置特定手段110と相対位置取得手段140を備え、無線センサノード101は相対位置取得手段140を備える。
また、無線センサノード100と無線センサノード101は互いの無線到達範囲内に位置する。
図14は、実施の形態2におけるセンサネットワーク990のデータの流れを示す図である。
図13で示した通信例についてのデータの流れを図14に基づいて説明する。
GPS衛星410は、GPS衛星410の位置とGPS衛星410が搬送波を発信した時刻とを含んだ、搬送波を出力する。
電子基準点430は、GPSにより計算する位置の補正値を含んだ補正情報を出力する。
無線センサノード100は、GPS衛星410が出力した搬送波を入力する。
無線センサノード100は、電子基準点430が出力した補正情報を入力する。
無線センサノード100は、特定した無線センサノード100の自己位置情報と、無線センサノード100の取得したセンサ情報と、無線センサノード100の相対位置情報とを含んだ無線情報を出力する。
無線センサノード101は、無線センサノード100が出力した無線情報を入力する。
無線センサノード101は、無線センサノード101の相対位置情報(無線センサノード100の隣接ノード情報を含む)を出力する。
ゲートウェイ300は、無線センサノード100が出力した無線センサノード100の無線情報を入力する。
ゲートウェイ300は、無線センサノード101が出力した無線センサノード101の無線情報を入力する。
ゲートウェイ300は、入力した無線センサノード100の無線情報を出力する。
ゲートウェイ300は、入力した無線センサノード101の無線情報を出力する。
監視サーバ200は、無線センサノード100が出力し、ゲートウェイ300を経由した、無線センサノード100の無線情報を入力する。
監視サーバ200は、無線センサノード101出力し、ゲートウェイ300を経由した、無線センサノード101の無線情報を出力する。
図15と図16は、実施の形態2におけるセンサネットワーク990のフローチャートである。
図13で示した通信例についての処理の流れを図15と図16に基づいて説明する。
無線センサノード100は、
無線センサノード100の定時通信部121の機能により無線情報を出力する時刻を検出(S301)し、
これを契機に自己位置情報の特定、センサ情報の取得、相対位置情報の取得を行い、無線センサノード100の無線情報を発信する。
自己位置情報の特定とセンサ情報の取得(S302〜S308)は実施の形態1のそれ(S207〜S213)と同様であるとする。
無線センサノード100の相対位置取得手段140は、無線センサノード100のノード記憶部184から無線センサノード100の相対位置情報を取得する(S309)。
無線センサノード100の無線通信部120は、無線センサノード100の位置測位部111が特定した自己位置情報と、無線センサノード100の相対位置取得手段140が取得した相対位置情報と、無線センサノード100のセンサ通信部130が取得したセンサ情報とを無線情報として無線センサノード100の無線アンテナ182を介して発信する(S310)。
ゲートウェイ300は、無線センサノード100が発信した無線センサノード100の無線情報を受信する(S311)。
ゲートウェイ300は、受信した無線センサノード100の無線情報を転送する(S312)。
監視サーバ200は、ゲートウェイ300が送信した無線センサノード100の無線情報を受信する(S313)。
監視データ管理部210は、受信した無線センサノード100の無線情報に含まれるセンサ情報に基づいて、監視サーバ記憶部230に記憶される無線センサノード100の監視データを更新する(S314)。
センサノードマップ作成部220は、受信した無線センサノード100の無線情報に含まれる自己位置情報と相対位置情報とに基づいて、監視サーバ記憶部230に記憶されるマップデータに対して各無線センサノードの位置を更新する(S315)。
無線センサノード101は、無線センサノード100が発信した無線センサノード100の無線情報を受信する(S316)。
無線センサノード101は、無線センサノード100の無線情報を受信したことに対して、無線センサノード100についての隣接ノード情報をノード記憶部184に記憶する(S317)。
無線センサノード101の定時通信部121は、無線情報を出力する時刻を検出し、無線センサノード101の無線情報を発信するために無線通信部120を起動する(S318)。
無線センサノード101の無線通信部120は、センサ通信部130を起動し、無線センサノード101のセンサ183を含む各センサからセンサ情報を取得する(S319)。
無線センサノード101の無線通信部120は、相対位置取得手段140を起動し、無線センサノード101のノード記憶部184から無線センサノード101の相対位置情報を取得する(S320)。
無線センサノード101の無線通信部120は、無線センサノード101の相対位置取得手段140が取得した相対位置情報と、無線センサノード101のセンサ通信部130が取得したセンサ情報とを含む無線情報を無線センサノード101の無線アンテナ182を介して発信する(S321)。
以下、S311〜S314と同様にして、ゲートウェイ300は、無線センサノード101が発信した無線センサノード101の無線情報を受信し(S322)、
受信した無線センサノード101の無線情報を転送し(S323)、
監視サーバ200は、ゲートウェイ300が送信した無線センサノード101の無線情報を受信し(S324)、
監視データ管理部210は、受信した無線センサノード101の無線情報のセンサ情報に基づいて、監視サーバ記憶部230に記憶されるデータベースの無線センサノード101の監視データを更新する(S325)。
センサノードマップ作成部220は、受信した無線センサノード101の無線情報の相対位置情報に基づいて、監視サーバ記憶部230に記憶されるマップデータに対して各無線センサノードの位置を更新する(S326)。
上記実施の形態2では、各無線センサノードが定期的に無線情報を出力する例を示したが、上記実施の形態1に示すように、各無線センサノードが監視サーバ200から情報要求を受信した契機に無線情報を出力してもよい。
上記実施の形態2に示すように、無線センサノード101が相対位置取得手段140を備えたことにより、他の各無線センサノードとの相対位置を取得することができる。
また、無線センサノード100が自己位置特定手段110と相対位置取得手段140とを備えたことにより、他の各無線センサノードの相対位置を取得することができ、さらに他の各無線センサノードの絶対位置を特定することができる。
また、相対位置取得手段140が隣接ノード特定部141を備えたことにより、無線センサノード100の近辺にある各無線センサノードとの相対位置を、無線到達範囲内に特定することができる。
また、各無線センサノードが定時通信部150を備えたことにより、定期的に各無線センサノードの位置情報とセンサ情報とを監視サーバ200に送信でき、監視サーバ200は各無線センサノードの位置情報とセンサ情報とを時間毎に管理することができる。
実施の形態3.
上記実施の形態2では、各無線センサノードの無線到達範囲内に位置する各無線センサノードを識別する情報を相対位置情報とする例を示した。
実施の形態3では、各無線センサノードの無線到達範囲内に位置する他の無線センサノードの発信する無線の強度を相対位置情報とする例を示す。
図17は、実施の形態3におけるセンサネットワーク990を含んだ全体構成図である。
実施の形態3におけるセンサネットワーク990を含んだ全体構成のうち、各無線センサノードでの無線の強度による相対位置情報の特定に関わる構成について、図17に基づいて説明する。
他の構成は上記実施の形態2と同様であるものとする。
無線通信部120は、無線アンテナ182が受信した他の無線センサノードの無線情報に加えて、その無線の強度(例えば、無線が電波であればその電力の大きさ)を相対位置取得手段140に出力する。
相対位置取得手段140は、無線通信部120が出力した他の無線センサノードの無線情報と、その無線の強度とを入力する。
相対位置取得手段140は、入力した無線情報の送信元または転送元である無線到達範囲内に位置するノードと、その無線の強度とを隣接ノード情報とする。
相対位置取得手段140は、隣接ノード情報を他の無線センサノードとの相対位置を示す相対位置情報として出力する。
相対位置取得手段140は、各無線センサノードの発信する無線の強度により各無線センサノードとの相対位置を特定する無線強度検出部142を備える。
無線強度検出部142は、入力した無線情報の送信元または転送元である無線到達範囲内に位置するノードと、その無線の強度とを隣接ノード情報とする。
無線強度検出部142は、隣接ノード情報をノード記憶部184に記憶する。
無線強度検出部142は、ノード記憶部184に記憶される全ての隣接ノード情報を他の無線センサノードとの相対位置を示す相対位置情報として出力する。
実施の形態3における監視サーバ200の外観、監視サーバ200、無線センサノード100のハードウェア構成図、GPSを使用した位置の測位方法、GPSを使用した無線センサノード100の処理方法、センサネットワーク990の通信方法は、上記実施の形態1と同様であるものとする。
図18は、実施の形態3における無線の強度を考慮した相対位置による位置の特定方法を示す図である。
実施の形態3における無線センサノード101の位置を、他の各無線センサノードが発信する無線情報の強度を取得することで相対位置を特定する方法を図18に基づいて説明する。
無線センサノード101が、無線の強度が弱い無線センサノード100の無線情報を受信した場合、無線センサノード101の位置は、無線センサノード100の発信する無線の無線到達範囲の内で離れた部分であると限定できる。
さらに、無線センサノード101が、無線の強度が強い無線センサノード102の無線情報を受信した場合、無線センサノード101の位置は、無線センサノード100の発信する無線の無線到達範囲の内で離れた部分であり、なおかつ無線センサノード102の発信する無線の無線到達範囲の内で近くの部分であると限定できる。
同様にして、無線センサノード101が、無線の強度が弱い無線センサノード103の無線情報を受信した場合、無線センサノード101の位置は、無線センサノード100の発信する無線の無線到達範囲の内で離れた部分であり、なおかつ無線センサノード102の発信する無線の無線到達範囲の内で近くの部分であり、なおかつ無線センサノード103の発信する無線の無線到達範囲の内で離れた部分であると限定していくことで、無線センサノード101の位置を特定することができる。
無線センサノード101と同様に、各無線センサノードの位置を無線の強度を考慮した相対位置で特定できることにより、監視サーバ200は、各無線センサノードの相対位置を示すセンサノードマップを作成することができる。
また、センサノードマップに示される無線センサノードの中に、無線センサノード100のように自己位置特定手段110を持ち、絶対位置を特定できる無線センサノードがあれば、各無線センサノードの相対位置に絶対位置を当てはめて、自己位置特定手段110を持たない各無線センサノードの絶対位置を特定することができる。
実施の形態3におけるセンサネットワーク990の通信例、通信例についてのデータの流れ、通信例についての処理の流れは上記実施の形態2と同様であるものとする。
上記実施の形態3では、各無線センサノードが定期的に無線情報を出力する例を示したが、上記実施の形態1に示すように、各無線センサノードが監視サーバ200から情報要求を受信した契機に無線情報を出力してもよい。
上記実施の形態3に示すように、相対位置取得手段140が無線強度検出部142を備えたことにより、各無線センサノードの相対位置を無線到達範囲内で且つ無線強度に対応する範囲内に特定することができる。
実施の形態4.
上記実施の形態1では、各無線センサノードの自己位置情報の特定にGPSを使用する例を示したが、実施の形態4では、入力手段を使用する例を示す。
図19は、実施の形態4におけるセンサネットワーク990を含んだ全体構成図である。
実施の形態4におけるセンサネットワーク990を含んだ全体構成のうち、入力手段による自己位置情報の特定に関わる構成について、図19に基づいて説明する。
他の構成は上記実施の形態1と同様であるものとする。
自己位置特定手段110は、無線センサノード100自身の位置を特定する情報を入力する入力手段112を備える。
入力手段112は、音声により無線センサノード100の位置を特定する情報を入力するための音声入力装置114を備える。
音声入力装置114には、音の取得を行うマイクや、音の再生を行う音響再生装置などがある。
入力手段112は、文字コードにより無線センサノード100の位置を特定する情報を入力するためのキー入力装置115を備える。
キー入力装置115には、キーボードやタッチパネルなどがある。
自己位置特定手段110は、音声入力装置114が入力した音声を分析して、音声データから、テキストデータなどの各プログラムが処理可能なデータ形式に変換する音声認識部113を備える。
無線センサノード100は、無線センサノード100の自己位置情報を記憶するノード記憶部184を備える。
ゲートウェイ300は、音声を分析して、音声データからテキストデータなどの各プログラムが処理可能なデータ形式に変換する音声認識部310を備える。
監視サーバ200は、音声を分析して、音声データからテキストデータなどの各プログラムが処理可能なデータ形式に変換する音声認識部240を備える。
実施の形態4における監視サーバ200の外観、監視サーバ200、無線センサノード100のハードウェア構成図、GPSを使用した位置の測位方法、GPSを使用した無線センサノード100の処理方法、センサネットワーク990の通信方法は、上記実施の形態1と同様であるものとする。
図20は、実施の形態4におけるセンサネットワーク990の通信例を示す図である。
図20において、無線センサノード100が監視サーバ200に対して発信した無線情報は、ゲートウェイ300に送信され、ゲートウェイ300から別ネットワークを介して監視サーバ200に送信される。
図21は、実施の形態4におけるのキー入力時のセンサネットワーク990のデータの流れを示す図である。
図20で示した通信例について、無線センサノード100の自己位置情報をキー入力する場合のデータの流れを図21に基づいて説明する。
無線センサノード100は、キー入力装置115から無線センサノード100の自己位置情報を入力する。
無線センサノード100は、監視サーバ200が出力し、ゲートウェイ300を経由した、無線センサノード100に対する情報要求を入力する。
無線センサノード100は、入力した無線センサノード100の自己位置情報と、無線センサノード100の取得したセンサ情報とを含んだ無線情報を出力する。
ゲートウェイ300は、無線センサノード100が出力した、無線センサノード100の無線情報を入力する。
ゲートウェイ300は、監視サーバ200が出力した無線センサノード100に対する情報要求を入力する。
ゲートウェイ300は、入力した無線センサノード100の無線情報を出力する。
ゲートウェイ300は、入力した無線センサノード100に対する情報要求を出力する。
監視サーバ200は、無線センサノード100が出力し、ゲートウェイ300を経由した、無線センサノード100の無線情報を入力する。
監視サーバ200は、無線センサノード100に対する、位置情報とセンサ情報に関する情報要求を出力する。
図22は、実施の形態4におけるキー入力時のセンサネットワーク990のフローチャートである。
図20で示した通信例について、無線センサノード100の自己位置情報をキー入力する場合の処理の流れを図22に基づいて説明する。
無線センサノード100の自己位置特定手段110は、無線センサノード100のキー入力装置115から無線センサノード100の自己位置情報を入力する(S401)。
無線センサノード100の自己位置特定手段110は、入力した無線センサノード100の自己位置情報を無線センサノード100のノード記憶部184に記憶する(S402)。
監視サーバ200は、無線センサノード100に対して、無線センサノード100の位置情報とセンサ情報に関する情報要求を送信する(S403)。
ゲートウェイ300は、監視サーバ200が送信した無線センサノード100に対する情報要求を受信する(S404)。
ゲートウェイ300は、受信した情報要求を転送する(S405)。
無線センサノード100の無線通信部120は、無線センサノード100の無線アンテナ182を介して、ゲートウェイ300が発信した無線センサノード100に対する情報要求を受信する(S406)。
無線センサノード100の無線通信部120は、センサ通信部130を起動して、無線センサノード100のセンサ183を含む各センサからセンサ情報を取得する(S407)。
無線センサノード100の無線通信部120は、自己位置特定手段110を起動して、ノード記憶部184に記憶される無線センサノード100の自己位置情報を取得する(S408)。
無線センサノード100の無線通信部120は、無線センサノード100のノード記憶部184に記憶される自己位置情報と、無線センサノード100のセンサ通信部130が取得したセンサ情報とを含む無線情報を無線センサノード100の無線アンテナ182を介して発信する(S409)。
ゲートウェイ300は、無線センサノード100が発信した無線センサノード100の無線情報を受信する(S410)。
ゲートウェイ300は、受信した無線センサノード100の無線情報を転送する(S411)。
監視サーバ200は、ゲートウェイ300が送信した無線センサノード100の無線情報を受信する(S412)。
監視データ管理部210は、受信した無線センサノード100の無線情報に含まれるセンサ情報に基づいて、監視サーバ記憶部230に記憶される無線センサノード100の監視データを更新する(S413)。
センサノードマップ作成部220は、受信した無線センサノード100の無線情報に含まれる自己位置情報に基づいて、監視サーバ記憶部230に記憶されるマップデータに対して無線センサノード100の位置を更新する(S414)。
図23は、実施の形態4におけるの音声入力時のセンサネットワーク990のデータの流れ1を示す図である。
図20で示した通信例について、無線センサノード100が入力した無線センサノード100の自己位置情報を示す音声データを監視サーバ200でテキストデータに変換する場合のデータの流れを図23に基づいて説明する。
無線センサノード100は、音声入力装置114から無線センサノード100の自己位置情報を音声データで入力する。
無線センサノード100は、監視サーバ200が出力し、ゲートウェイ300を経由した、無線センサノード100に対する情報要求を入力する。
無線センサノード100は、音声データである無線センサノード100の自己位置情報と、テキストデータである無線センサノード100の取得したセンサ情報とを含んだ無線情報を出力する。
ゲートウェイ300は、無線センサノード100が出力した、無線センサノード100の無線情報を入力する。
ゲートウェイ300は、監視サーバ200が出力した無線センサノード100に対する情報要求を入力する。
ゲートウェイ300は、入力した無線センサノード100の無線情報を出力する。
ゲートウェイ300は、入力した無線センサノード100に対する情報要求を出力する。
監視サーバ200は、無線センサノード100が出力し、ゲートウェイ300を経由した、無線センサノード100の無線情報を入力する。
監視サーバ200は、無線センサノード100に対する、位置情報とセンサ情報に関する情報要求を出力する。
また、監視サーバ200は、無線センサノード100の無線情報に含まれる自己位置情報を音声データからテキストデータに変換する。
図24は、実施の形態4における音声入力時のセンサネットワーク990のフローチャート1である。
図20で示した通信例について、無線センサノード100が入力した無線センサノード100の自己位置情報を示す音声データを監視サーバ200でテキストデータに変換する場合の処理の流れを図24に基づいて説明する。
無線センサノード100の自己位置特定手段110は、無線センサノード100の音声入力装置114から無線センサノード100の自己位置情報を音声データで入力する(S501)。
無線センサノード100の自己位置特定手段110は、入力した音声データである無線センサノード100の自己位置情報を、無線センサノード100のノード記憶部184に記憶する(S502)。
監視サーバ200は、無線センサノード100に対して、無線センサノード100の位置情報とセンサ情報に関する情報の要求を送信する(S503)。
ゲートウェイ300は、監視サーバ200が送信した無線センサノード100に対する情報要求を受信する(S504)。
ゲートウェイ300は、受信した情報要求を転送する(S505)。
無線センサノード100の無線通信部120は、無線センサノード100の無線アンテナ182を介して、ゲートウェイ300が発信した無線センサノード100に対する情報要求を受信し、無線情報を発信するためにセンサ通信部130と自己位置特定手段110とを起動する(S506)。
無線センサノード100のセンサ通信部130は、無線センサノード100のセンサ183を含む各センサからセンサ情報を取得する(S507)。
無線センサノード100の自己位置特定手段110は、ノード記憶部184に記憶される無線センサノード100の自己位置情報を示す音声データを取得する(S508)。
無線センサノード100の無線通信部120は、無線センサノード100の自己位置特定手段110が取得した音声データである無線センサノード100の自己位置情報と、無線センサノード100のセンサ通信部130が取得したセンサ情報とを含む無線情報を無線センサノード100の無線アンテナ182を介して発信する(S509)。
ゲートウェイ300は、無線センサノード100が発信した無線センサノード100の無線情報を受信する(S510)。
ゲートウェイ300は、受信した無線センサノード100の無線情報を転送する(S511)。
監視サーバ200は、ゲートウェイ300が送信した無線センサノード100の無線情報を受信する(S512)。
監視サーバ200の音声認識部240は、受信した無線センサノード100の無線情報に含まれる、音声データである無線センサノード100の自己位置情報をテキストデータに変換する(S513)。
監視データ管理部210は、受信した無線センサノード100の無線情報のセンサ情報に基づいて、監視サーバ記憶部230に記憶される無線センサノード100の監視データを更新する(S514)。
センサノードマップ作成部220は、監視サーバ200の音声認識部204がテキストデータに変換した、無線センサノード100の自己位置情報に基づいて、監視サーバ記憶部230に記憶されるマップデータに対して無線センサノード100の位置を更新する(S515)。
図25は、実施の形態4における音声入力時のセンサネットワーク990のデータの流れ2を示す図である。
図20で示した通信例について、無線センサノード100が入力した無線センサノード100の自己位置情報を示す音声データをゲートウェイ300でテキストデータに変換する場合のデータの流れを図25に基づいて説明する。
図25のデータの流れは、音声データを監視サーバ200でテキストデータに変換する場合のデータの流れである図23と比べて、
ゲートウェイ300が、入力した無線センサノード100の無線情報に含まれる音声データである無線センサノード100の自己位置情報を、テキストデータに変換して、テキストデータである無線センサノード100の自己位置情報を含んだ無線情報を出力する点と、
監視サーバ200が、ゲートウェイ300が出力した、テキストデータである無線センサノード100の自己位置情報を含んだ無線情報を入力する点とが異なる。
他のデータの流れは図23と同様であるものとする。
図26は、実施の形態4における音声入力時のセンサネットワーク990のフローチャート2である。
図26で示した通信例について、無線センサノード100が入力した音声データをゲートウェイ300でテキストデータに変換する場合の処理の流れを図26に基づいて説明する。
図26のフローチャートは、音声データを監視サーバ200でテキストデータに変換する場合のフローチャートである図24と比べて、
ゲートウェイ300が、受信した無線センサノード100の無線情報に含まれる、音声データである無線センサノード100の自己位置情報を、テキストデータに変換する(S611)処理が加わることと、
監視サーバ200が、受信した無線センサノード100の無線情報に含まれる無線センサノード100の自己位置情報を、音声データからテキストデータに変換する(S513)処理をしない事とが異なる。
他の処理は図24と同様であるものとする。
図27は、実施の形態4における音声入力時のセンサネットワーク990のデータの流れ3を示す図である。
図20で示した通信例について、無線センサノード100が入力した無線センサノード100の自己位置情報を示す音声データを無線センサノード100でテキストデータに変換する場合のデータの流れを図27に基づいて説明する。
図27のデータの流れは、音声データを監視サーバ200でテキストデータに変換する場合のデータの流れである図23と比べて、
無線センサノード100が、入力した音声データである無線センサノード100の自己位置情報を、テキストデータに変換して、テキストデータである無線センサノード100の自己位置情報を含んだ無線情報を出力する点と、
ゲートウェイ300が、無線センサノード100が出力した、テキストデータである無線センサノード100の自己位置情報を含んだ無線情報を入力する点と、
監視サーバ200が、ゲートウェイ300が出力した、テキストデータである無線センサノード100の自己位置情報を含んだ無線情報を入力する点とが異なる。
他のデータの流れは図23と同様であるものとする。
図28は、実施の形態4における音声入力時のセンサネットワーク990のフローチャート3である。
図28で示した通信例について、無線センサノード100が入力した音声データを無線センサノード100でテキストデータに変換する場合の処理の流れを図28に基づいて説明する。
図28のフローチャートは、音声データを監視サーバ200でテキストデータに変換する場合のフローチャートである図24と比べて、以下の点が異なる。
無線センサノード100が、入力した音声データである音声データである無線センサノード100の自己位置情報を、テキストデータに変換する(S702)。
無線センサノード100の自己位置特定手段110が、変換したテキストデータである無線センサノード100の自己位置情報を、無線センサノード100のノード記憶部184に記憶する(S703)。
無線センサノード100の無線通信部120が、無線センサノード100の自己位置特定手段110が取得した、テキストデータである無線センサノード100の自己位置情報と、無線センサノード100のセンサ通信部130が取得したセンサ情報とを含む無線情報を無線センサノード100の無線アンテナ182を介して発信する(S710)。
監視サーバ200が、受信した無線センサノード100の無線情報に含まれる無線センサノード100の自己位置情報を、音声データからテキストデータに変換する(S513)処理をしない。
他の処理は図24と同様であるものとする。
上記実施の形態4では、各無線センサノードが、監視サーバ200から情報要求を受信した契機に無線情報を出力する例を示したが、上記実施の形態2で示すように、各無線センサノードが無線情報を出力する契機を作ってもよい。
上記実施の形態4に示すように、自己位置特定手段110が入力手段112を備えたことにより、各無線センサノードの位置を、絶対位置を示す座標以外のデータで示すこともできる。
また、入力手段112が音声入力装置114を備えたことにより、各無線センサノードの位置を音により設定することができ、入力手段112がキー入力装置115を備えたことにより、各無線センサノードの位置をキー入力で設定することができる。
実施の形態5.
上記実施の形態1では、各無線センサノードの自己位置情報の特定にGPSを使用する例を示し、また上記実施の形態4では、入力手段である音声入力装置、キー入力装置を使用する例を示したが、
実施の形態5では、情報入力装置を入力手段として自己位置情報を入力する例を示す。
図29は、実施の形態5におけるセンサネットワーク990を含んだ全体構成図である。
実施の形態5におけるセンサネットワーク990を含んだ全体構成のうち、入力手段である情報入力装置による自己位置情報の特定に関わる構成について、図29に基づいて説明する。
他の構成は上記実施の形態1と同様であるものとする。
自己位置特定手段110は、無線センサノード100自身の位置を特定する情報を入力する入力手段112を備える。
入力手段112は、無線センサノード100の位置を特定する情報を入力するための情報入力装置116を備える。
情報入力装置116は、監視対象を撮像するカメラを備える。
監視対象を撮像するカメラには、ビデオカメラ117や赤外線カメラなどがある。
情報入力装置116は、監視対象にある情報を読み取るリーダを備える。
監視対象の持つ情報を読み取るリーダには、非接触型の無線IC(Integrated Circuit)チップと無線通信で情報の送受信を行うRFID(Radio Frequency Identification)リーダ118やバーコードから情報を読み取るバーコードリーダ119などがある。
監視サーバ記憶部230は、各監視対象の画像データと各監視対象の位置とを記憶する。
監視サーバ200は、受信した画像データと監視サーバ記憶部230に記憶する各監視対象の画像データを比較し、比較結果が一致した監視対象の位置を監視サーバ記憶部230から取得し、受信した画像データの送信元である無線センサノード100の位置を特定する画像認識部250を備える。
実施の形態5における監視サーバ200の外観、監視サーバ200、無線センサノード100のハードウェア構成図、GPSを使用した位置の測位方法、GPSを使用した無線センサノード100の処理方法、センサネットワーク990の通信方法は、上記実施の形態1と同様であるものとする。
図30は、実施の形態5におけるセンサネットワーク990の通信例を示す図である。
図30において、
無線センサノード100は、監視対象440、監視対象450、監視対象460を監視している。
また、無線センサノード100が監視サーバ200に対して発信した無線情報は、ゲートウェイ300に送信され、ゲートウェイ300から別ネットワークを介して監視サーバ200に送信される。
図31は、実施の形態5におけるセンサネットワーク990のデータの流れを示す図である。
図30で示した通信例についてのデータの流れを図31に基づいて説明する。
監視対象440と監視対象450と監視対象460とは無線センサノード100に監視される。
監視対象450は、センサ452を含む各種センサと、非接触型の無線ICチップを含むRFIDタグ451を備える。
RFIDタグ451は、監視対象450を識別する情報を記憶する。
また、RFIDタグ451は、監視対象450の各種センサから監視対象450のセンサ情報を取得する。
監視対象460は、バーコード461を備える。
バーコード461は、監視対象460を識別する情報を記憶する。
無線センサノード100は、情報入力装置116に含まれるビデオカメラ117が取得する監視対象440の画像データを入力する。
無線センサノード100は、情報入力装置116に含まれるRFIDリーダ118が取得する監視対象450を識別する情報と監視対象450のセンサ情報とを入力する。
無線センサノード100は、情報入力装置116に含まれるバーコードリーダ119が取得する監視対象460を識別する情報を入力する。
無線センサノード100は、監視サーバ200が出力し、ゲートウェイ300を経由した、無線センサノード100に対する情報要求を入力する。
無線センサノード100は、入力した監視対象440の画像データ、監視対象450を識別する情報、監視対象460を識別する情報をそれぞれ無線センサノード100の自己位置情報とする。
無線センサノード100は、入力した無線センサノード100の自己位置情報と、入力した監視対象450のセンサ情報と、取得した無線センサノード100のセンサ情報とを含んだ無線情報を出力する。
ゲートウェイ300は、無線センサノード100が出力した、無線センサノード100の無線情報を入力する。
ゲートウェイ300は、監視サーバ200が出力した無線センサノード100に対する情報要求を入力する。
ゲートウェイ300は、入力した無線センサノード100の無線情報を出力する。
ゲートウェイ300は、入力した無線センサノード100に対する情報要求を出力する。
監視サーバ200は、無線センサノード100が出力し、ゲートウェイ300を経由した、無線センサノード100の無線情報を入力する。
監視サーバ200は、無線センサノード100に対する、位置と測定値に関する情報要求を出力する。
図32は、実施の形態5におけるセンサネットワーク990のフローチャートである。
図30で示した通信例についての処理の流れを図32に基づいて説明する。
監視サーバ200は、無線センサノード100に対して、無線センサノード100の位置情報とセンサ情報に関する情報の要求を送信する(S801)。
ゲートウェイ300は、監視サーバ200が送信した無線センサノード100に対する情報要求を受信する(S802)。
ゲートウェイ300は、受信した情報要求を転送する(S803)。
無線センサノード100の無線通信部120は、無線センサノード100の無線アンテナ182を介して、ゲートウェイ300が発信した無線センサノード100に対する情報要求を受信して、自己位置特定手段110とセンサ通信部130とを起動する(S804)。
無線センサノード100のビデオカメラ117は、監視対象440の画像データを取得する(S805)。
無線センサノード100のRFIDリーダ118は、監視対象450を識別する情報と監視対象450のセンサ情報とを取得する(S806)。
無線センサノード100のバーコードリーダ119は、監視対象460を識別する情報を取得する(S807)。
無線センサノード100のセンサ通信部130は、無線センサノード100のセンサ183を含む各センサからセンサ情報を取得する(S808)。
無線センサノード100は、取得した監視対象440の画像データ、監視対象450のID、監視対象460のIDをそれぞれ無線センサノード100の自己位置情報とする。
無線センサノード100の無線通信部120は、無線センサノード100の自己位置情報と、無線センサノード100のセンサ情報と、監視対象450のセンサ情報とを無線情報として無線センサノード100の無線アンテナ182を介して発信する(S809)。
ゲートウェイ300は、無線センサノード100が発信した無線センサノード100の無線情報を受信する(S810)。
ゲートウェイ300は、受信した無線センサノード100の無線情報を転送する(S811)。
監視サーバ200は、ゲートウェイ300が送信した無線センサノード100の無線情報を受信して、受信した無線情報に含まれる監視対象を識別する情報に対応する監視対象の位置を、監視サーバ記憶部230から取得する(S812)。
画像認識部250は、受信した無線センサノード100の無線情報に含まれる画像データと監視サーバ記憶部230に記憶される各監視対象の画像データを比較して、一致した画像データに対応する監視対象の位置を、監視サーバ記憶部230から取得する(S813)。
監視データ管理部210は、受信した無線センサノード100の無線情報に含まれるセンサ情報と監視対象のセンサ情報に基づいて、監視サーバ記憶部230に記憶される無線センサノード100の監視データを更新する(S814)。
センサノードマップ作成部220は、取得した無線センサノード100の監視対象の位置に基づいて、監視サーバ記憶部230に記憶されるマップデータに対して無線センサノード100の位置を更新する(S815)。
上記実施の形態5では、各無線センサノードが、監視サーバ200から情報要求を受信した契機に無線情報を出力する例を示したが、上記実施の形態2で示すように、各無線センサノードが無線情報を出力する契機を作ってもよい。
また、情報入力装置116がカメラとリーダとを備える例を示したが、いずれか一つでもよい。
また、リーダとして、RFIDリーダ118とバーコードリーダ119とを備える例を示したが、リーダは一つでもよい。
上記実施の形態5に示すように、入力手段112が情報入力装置116を備えたことにより、各無線センサノードの位置を、監視対象に対応して特定することができる。
また、情報入力装置116がビデオカメラ117を備えたことにより、監視対象の画像を取得でき、さらに各無線センサノードの位置を特定することができる。
また、情報入力装置116がRFIDリーダ118を備えたことにより、監視対象のICチップが取得するセンサ情報などの各種情報を取得でき、さらに各無線センサノードの位置を特定することができる。
また、情報入力装置116がバーコードリーダ119を備えたことにより、監視対象のバーコードが保持する各種情報を取得でき、さらに各無線センサノードの位置を特定することができる。
実施の形態6.
上記の各実施の形態では、センサネットワーク990の通常時について示したが、
実施の形態6では、センサネットワーク990において、各無線センサノードまたは各無線センサノードに監視される監視対象の障害を検出することを示す。
図33は、実施の形態6におけるセンサネットワーク990を含んだ全体構成図である。
実施の形態6におけるセンサネットワーク990を含んだ全体構成のうち、各無線センサノードまたは各無線センサノードの監視する監視対象の障害検出に関わる構成について、図33に基づいて説明する。
他の構成は上記実施の形態1と同様であるものとする。
無線センサノード100の自己位置特定手段110は、無線センサノード100自身の位置を特定する位置測位部111と入力手段112とを備える。
また、入力手段112は、無線センサノード100自身の位置を特定する情報を入力する情報入力装置116を備える。
また、情報入力装置116は、監視対象に含まれるICチップから監視対象の情報を取得するRFIDリーダ118を備える。
無線センサノード100は、センサネットワーク990の障害を検出する障害検出手段160を備える。
障害検出手段160は、障害が発生しているか発生していないか、センサネットワーク990を診断する処理を、定期的に起動する定時診断部161を備える。
障害検出手段160は、無線センサノード100が受信した、無線情報を発信した発信元無線センサノードが、無線センサノード100の近辺に位置する、近隣ノードか判定する近隣ノード判定部165を備える。
障害検出手段160は、障害が発生しているか発生していないか、センサネットワーク990を診断する診断手段162を備える。
診断手段162は、無線センサノード100が取得する自身の情報に基づいて、無線センサノード100自身の障害を自己診断する自己診断部163を備える。
診断手段162は、無線センサノード100が取得する自身のセンサ情報を、近隣ノードが取得する各無線センサノードのセンサ情報と比較して、無線センサノード100自身の障害を診断する比較診断を行う比較診断部164を備える。
無線センサノード100は、近隣ノードが取得する各無線センサノードのセンサ情報を記憶するノード記憶部184を備える。
ノード記憶部184は、近隣ノードが取得する各無線センサノードのセンサ情報を記憶する近隣センサ情報テーブル185を備える。
実施の形態6における監視サーバ200の外観、監視サーバ200、無線センサノード100のハードウェア構成図、GPSを使用した位置の測位方法、GPSを使用した無線センサノード100の処理方法、センサネットワーク990の通信方法は、上記実施の形態1と同様であるものとする。
図34は、実施の形態6における無線センサノード100の自己診断を示す図である。
実施の形態6における、無線センサノード100が取得する自身の情報に基づく無線センサノード100の監視する監視対象440の診断、無線センサノード100自身の診断の方法を図34に基づいて説明する。
実施の形態6における、無線センサノード100の監視する、監視対象450の診断方法を図34(a)に基づいて説明する。
定時診断部161は、センサネットワーク990を診断するために、定期的に診断手段162を起動する。
診断手段162の自己診断部163は、監視対象450の情報を取得する情報入力装置116を起動して、監視対象450の情報を取得する。
情報入力装置116は、監視対象450の情報を取得するRFIDリーダ118を介して、監視対象450に情報を要求して、監視対象450の情報を取得する。
自己診断部163は、情報入力装置116を介して取得した監視対象450の情報を分析する。
自己診断部163は、分析した結果、障害だと診断した場合、情報入力装置116が障害であることを示す障害データを監視サーバ200に送信する。
監視サーバ200は、障害データを受信して、無線センサノード100の情報入力装置116が障害中を示すように、監視データを更新する。
実施の形態6における、無線センサノード100自身の診断方法を図34(b)に基づいて説明する。
定時診断部161は、センサネットワーク990を診断するために、定期的に診断手段162を起動する。
診断手段162の自己診断部163は、無線センサノード100自身を診断するために、無線センサノード100の各構成(「〜部」、「〜手段」、「〜装置」など)から、無線センサノード100の各構成の情報を取得する。
例えば、センサ通信部130は、センサ183を含む各センサからセンサ情報を取得する。
各センサは障害の場合、センサ情報を出力できない。
自己診断部163は、センサ通信部130から取得したセンサ情報(センサ183からセンサ情報の出力が無いという結果も含む)を分析する。
自己診断部163は、分析した結果、センサ183が障害だと診断した場合、無線センサノード100が障害であることを示す障害データを監視サーバ200に送信する。
監視サーバ200は、障害データを受信して、無線センサノード100が障害中を示すように、監視データ、マップデータを更新する。
図35は、実施の形態6における近隣ノードの判定方法を示す図である。
実施の形態6における、無線センサノード100が近隣ノードを判定する方法を図35に基づいて説明する。
ここで、各無線センサノード間の通信において、無線情報が、無線到達範囲内に位置する各無線センサノードを経由する回数をホップ数とする。
ホップ数の初期値、すなわち、各無線センサノードを経由していない場合は1とする。
また、発信した無線情報のホップ数が2以下である各無線センサノードを近隣ノードとする。
図35(a)において、無線センサノード101が無線情報を発信した場合、
無線センサノード100は、無線センサノード101の無線到達範囲内に位置するため、無線センサノード101が発信した無線情報を受信できる。
無線センサノード100は、受信した無線情報に含まれるホップ数を参照する。
ここで、無線センサノード101の発信した無線情報は、各無線センサノードを経由していないため、ホップ数は初期値の1である。
無線センサノード100は、参照したホップ数が、近隣ノードを示す2以下の、1であるため、この無線情報の送信元である無線センサノード101が近隣ノードであると判定する。
図35(b)において、無線センサノード102が無線情報を発信した場合、
無線センサノード101は、無線センサノード102の無線到達範囲内に位置するため、無線センサノード102が発信した無線情報を受信できる。
無線センサノード101は、受信した無線情報を転送する際に、無線情報に含まれるホップ数に1を加え、この無線情報を発信する。
無線センサノード101が1を加えたため、無線センサノード101が発信した無線情報に含まれるホップ数は2である。
無線センサノード100は、無線センサノード101の無線到達範囲内に位置するため、無線センサノード101が発信した無線情報を受信できる。
無線センサノード100は、受信した無線情報に含まれるホップ数を参照する。
無線センサノード100は、参照したホップ数が、近隣ノードを示す2以下の、2であるため、この無線情報の送信元である無線センサノード102が近隣ノードであると判定する。
図35(c)において、無線センサノード103が無線情報を発信した場合、
同様にして、この無線情報は、無線センサノード100が受信するまでに、無線センサノード102と無線センサノード101とを経由するため、ホップ数は3となる。
無線センサノード100は、受信した無線情報に含まれるホップ数を参照する。
無線センサノード100は、参照したホップ数が、近隣ノードを示す2より大きい、3であるため、この無線情報の送信元である無線センサノード103が近隣ノードでないと判定する。
以上のようにして、各無線センサノードは近隣ノードを判定する。
図36は、実施の形態6における無線センサノード100の比較診断の例を示す図である。
実施の形態6における、無線センサノード100が、無線センサノード100自身の情報を、近隣の無線センサノードの情報と比較して行う比較診断の方法を図36に基づいて説明する。
無線センサノード101と無線センサノード102と無線センサノード103は、無線センサノード100の近隣ノードとする。
また、無線センサノード104は、無線センサノード100の近隣ノードでないとする。
無線センサノード100は、無線センサノード101、無線センサノード102、無線センサノード103、無線センサノード104それぞれの無線情報を受信する。
近隣ノード判定部165は、受信した無線情報に含まれるホップ数に基づいて、上記近隣ノードの判定方法により、無線センサノード101と無線センサノード102と無線センサノード103を近隣ノードだと判定する。
近隣ノード判定部165は、受信した無線情報に含まれるホップ数に基づいて、上記近隣ノードの判定方法により、無線センサノード104を近隣ノードでないと判定する。
障害検出手段160は、近隣ノードだと判定された、無線センサノード101と無線センサノード102と無線センサノード103の無線情報に含まれるセンサ情報を、近隣センサ情報テーブル185に記憶する。
定時診断部161は、診断手段162を定期的に起動する。
診断手段162の比較診断部164は、近隣センサ情報テーブルから、近隣ノードである、無線センサノード101と無線センサノード102と無線センサノード103のセンサ情報を取得する。
診断手段162の比較診断部164は、センサ通信部130を介して、無線センサノード100のセンサ情報を取得する。
ここで、無線センサノード101と無線センサノード102と無線センサノード103のセンサXの値が、それぞれ20、10、30で平均値が20であり、無線センサノード100のセンサXの値は100を示すとする。
診断手段162は、近隣ノードのセンサXの値に対して、無線センサノード100のセンサXの値は偏差が大きいため、障害が発生していると診断する。
図37は、実施の形態6における比較診断時の障害判断の例を示す図である。
図36で示した比較診断を例にして、障害を発生した物の判断例を図37に基づいて説明する。
図37(a)において、無線センサノード100と無線センサノード101と無線センサノード102と無線センサノード103は、それぞれ監視対象440を囲むように位置する隣接ノード同士であり、各無線センサノードのセンサXの値は、監視対象の影響をうけるとする。
ここで、無線センサノード100のセンサXの値は、同一個体の監視対象に対する、他無線センサノードのセンサXの値と比較して、偏差が大きいため、障害を発生しているのは、無線センサノード100だと判断できる。
図37(b)において、無線センサノード100と無線センサノード101と無線センサノード102と無線センサノード103は、それぞれ同一種類の別個体である監視対象440、監視対象441、監視対象442、監視対象443を監視し、各無線センサノードのセンサXの値は、それぞれの監視対象の影響をうけるとする。
また、各無線センサノードのセンサXの値は、互いの監視対象の影響をうけないとする。
ここで、無線センサノード100のセンサXの値は、同一種類の監視対象に対する、他無線センサノードのセンサXの値と比較して、偏差が大きいため、障害を発生しているのは、無線センサノード100が監視する監視対象440だと判断できる。
上記実施の形態6において、無線センサノード100が障害検出手段160を備えたことにより、無線センサノード100自身と無線センサノード100の監視対象の障害を検出し、この障害データを出力することができ、さらに監視サーバ200が障害データに基づいて監視データとマップデータを管理することができる。
また、障害検出手段160が自己診断部163を備えたことにより、無線センサノード100自身のセンサ情報または無線センサノード100の監視対象のセンサ情報に基づいて障害を検出することができる。
また、障害検出手段160が比較診断部164を備えたことにより、無線センサノード100は他の各無線センサノードのセンサ情報との相違を見つけて障害を検出することができる。
また、無線センサノード100が定時診断部161を備えたことにより、定期的にセンサネットワーク990を診断して検出した障害を監視サーバ200に送信でき、監視サーバ200は無線センサノード100での障害の検出と同時に障害データを取得し管理することができる。
実施の形態7.
上記実施の形態6では、センサネットワーク990において、各無線センサノードまたは各無線センサノードが監視する監視対象の障害を検出することを示したが、
実施の形態7では、センサネットワーク990において、一部のゲートウェイに障害が発生した場合の通信方法について示す。
図38は、実施の形態7におけるセンサネットワーク990を含んだ全体構成図である。
実施の形態7におけるセンサネットワーク990を含んだ全体構成のうち、ゲートウェイの障害検出に関わる構成について、図38に基づいて説明する。
他の構成は上記実施の形態1と同様であるものとする。
無線センサノード100は、センサネットワーク990の障害を検出する障害検出手段160を備える。
障害検出手段160は、障害が発生しているか発生していないか、センサネットワーク990を診断する処理を、定期的に起動する定時診断部161を備える。
障害検出手段160は、障害が発生しているか発生していないか、センサネットワーク990を診断する診断手段162を備える。
診断手段162は、各ゲートウェイが通信可能か診断するゲートウェイ診断部166を備える。
無線センサノード100は、ゲートウェイに関する情報を記憶するノード記憶部184を備える。
ノード記憶部184は、ゲートウェイに関する情報を記憶するゲートウェイテーブル186を備える。
実施の形態7における監視サーバ200の外観、監視サーバ200、無線センサノード100のハードウェア構成図、GPSを使用した位置の測位方法、GPSを使用した無線センサノード100の処理方法、センサネットワーク990の通信方法は、上記実施の形態1と同様であるものとする。
図39は、実施の形態7における、ゲートウェイが障害を発生した場合のセンサネットワーク990の通信例1を示す図である。
実施の形態7における、ゲートウェイが障害を発生した場合に、通信するゲートウェイを指定しないで行う通信を図39に基づいて説明する。
図39において、センサネットワーク990は、別ネットワークに接続するゲートウェイ300とゲートウェイ301とを備える。
また、無線センサノード101は、ゲートウェイ300の無線到達範囲内に位置する。
また、無線センサノード102は、ゲートウェイ301の無線到達範囲内に位置する。
また、無線センサノード100は、無線センサノード101、無線センサノード102それぞれの無線到達範囲内に位置する。
ここで、ゲートウェイ300とゲートウェイ301とが共に通常稼動している時に、無線センサノード100が無線情報を発信した場合の通信は以下のようになる。
無線センサノード100が無線情報を発信する。
無線センサノード101と無線センサノード102は、それぞれ無線センサノード100の無線情報を受信し、受信した無線情報を発信し、これを転送する。
ゲートウェイ300は、無線センサノード101の発信した無線センサノード100の無線情報を受信して、受信した無線情報を別ネットワークに送信する。
ゲートウェイ301は、無線センサノード102の発信した無線センサノード100の無線情報を受信して、受信した無線情報を別ネットワークに送信する。
これにより、無線センサノード100は、ゲートウェイ300とゲートウェイ301とのそれぞれを介して無線情報を送信することができる。
ここで、ゲートウェイ300が障害時に、無線センサノード100が無線情報を発信した場合の通信は以下のようになる。
無線センサノード100が無線情報を発信する。
無線センサノード101と無線センサノード102は、それぞれ無線センサノード100の無線情報を受信し、受信した無線情報を発信し、これを転送する。
ゲートウェイ300は、障害を発生しているため、無線センサノード101の発信した無線センサノード100の無線情報を受信できない、また、受信した無線情報を別ネットワークに送信できない。
ゲートウェイ301は、通常稼動しているため、無線センサノード102の発信した無線センサノード100の無線情報を受信して、受信した無線情報を別ネットワークに送信する。
これにより、無線センサノード100は、ゲートウェイ301を介して無線情報を送信することができる。
図40は、実施の形態7におけるゲートウェイが障害を発生した場合のセンサネットワーク990の通信例2を示す図である。
実施の形態7における、ゲートウェイが障害を発生した場合に、通信するゲートウェイを指定して行う通信を図40に基づいて説明する。
ゲートウェイテーブル186にゲートウェイの情報が存在していないとする。
また、無線センサノード100の発信する無線情報は、無線センサノード101を経由してゲートウェイ300、ゲートウェイ301に送信される。
無線センサノード100の障害検出手段160の定時診断部161(図示しない)は、センサネットワーク990を診断するために、定期的に診断手段162(図示しない)を起動する。
障害検出手段160の診断手段162のゲートウェイ診断部166(図示しない)は、通信可能なゲートウェイを検出するため、ゲートウェイに対する確認要求を出力する。
無線センサノード100は、ゲートウェイに対する確認要求の無線情報を発信する。
無線センサノード101は、無線センサノード100の発信したゲートウェイの確認要求を含む無線情報を受信し、受信した無線情報を発信する。
ゲートウェイ300とゲートウェイ301は、それぞれ無線センサノード101の発信した、無線センサノード100のゲートウェイに対する確認要求を含む無線情報を受信し、応答情報を返信する。
無線センサノード100は、無線センサノード101を経由して、ゲートウェイ300とゲートウェイ301とがそれぞれ返信した応答情報を受信する。
無線センサノード100は、受信した応答情報に基づいて、通信が可能であるゲートウェイ300とゲートウェイ301との情報をゲートウェイテーブル186に記憶する。
ここで、無線センサノード100が無線情報を発信する場合は以下のようになる。
無線センサノード100は、ゲートウェイテーブル186に記憶する通信可能なゲートウェイの情報を参照して、情報が記憶されているゲートウェイ300を、通信するゲートウェイに指定する。
無線センサノード100は、ゲートウェイ300を通信するゲートウェイに指定した無線情報を発信する。
ゲートウェイ300は、無線センサノード101を経由し、無線センサノード100の発信した無線情報を受信する。
ゲートウェイ300は、受信した無線情報に、通信するゲートウェイとしてゲートウェイ300が指定されているので、受信した無線情報の内容を、別ネットワークに転送する。
また、ゲートウェイ301は、無線センサノード101を経由して、無線センサノード100の発信した無線情報を受信するが、通信するゲートウェイとしてゲートウェイ301が指定されていないので、受信した無線情報を破棄する。
ここで、ゲートウェイ300が障害を発生した場合は以下のようになる。
無線センサノード100は、障害検出手段160の定時診断部161の機能により、ゲートウェイに対する確認要求の無線情報を発信する。
無線センサノード100の発信したゲートウェイに対する確認要求は、無線センサノード101を経由してゲートウェイ300とゲートウェイ301とに発信される。
ゲートウェイ300は、障害が発生しているため、確認要求を受信できない、または応答を返信できない。
ゲートウェイ301は、通常稼動しているため、無線センサノード100の発信したゲートウェイに対する確認要求を受信して、応答情報を返信する。
障害検出手段160のゲートウェイ診断部166は、無線センサノード101を経由して、ゲートウェイ301の応答情報を受信し、ゲートウェイテーブル186に記憶するゲートウェイ301の情報を更新する。
また、障害検出手段160のゲートウェイ診断部166は、ゲートウェイ300の応答情報を一定時間過ぎても受信しないため、ゲートウェイテーブル186に記憶するゲートウェイ300の情報を削除する。
ここで、無線センサノード100が無線情報を発信する場合、
無線センサノード100は、ゲートウェイテーブル186に記憶する通信可能なゲートウェイの情報を参照して、情報が記憶されているゲートウェイ301を、通信するゲートウェイに指定して、通信を行うことができる。
上記実施の形態7において、センサネットワーク990が複数のゲートウェイを備えたことにより、一部のゲートウェイに障害が発生しても、他の正常なゲートウェイを経由して、各無線センサノードと監視サーバ200は通信することができ、センサネットワーク990システムの可用性を向上する。
また、障害検出手段160がゲートウェイ診断部166を備えたことにより、通信可能なゲートウェイと障害が発生して通信が行えないゲートウェイとを認識することができ、通信可能と認識したゲートウェイの一つに対してのみ無線情報を送信することで、センサネットワーク990及びゲートウェイと監視サーバ200を接続するネットワークの通信量を減少することができ、センサネットワーク990の性能を向上する。
実施の形態8.
上記実施の形態6では、センサネットワーク990において、各無線センサノードまたは各無線センサノードが監視する監視対象の障害を、各無線センサノードが検出することを示したが、
実施の形態8では、センサネットワーク990において、各無線センサノードまたは各無線センサノードが監視する監視対象の障害を、各ゲートウェイが検出することを示す。
また、上記実施の形態7では、センサネットワーク990において、一部のゲートウェイに障害が発生した場合の通信方法について示したが、
実施の形態8では、センサネットワーク990において、一部の無線センサノードに障害が発生した場合の通信方法について示す。
図41は、実施の形態8におけるセンサネットワーク990を含んだ全体構成図である。
実施の形態8におけるセンサネットワーク990を含んだ全体構成のうち、ゲートウェイ300の構成について、図41に基づいて説明する。
他の構成は上記実施の形態1と同様であるものとする。
ゲートウェイ300は、近隣ノードのセンサ情報と各無線センサノードの位置情報と各無線センサノードのセンサ情報とを記憶するゲートウェイ記憶部320を備える。
ゲートウェイ記憶部320は、近隣ノードのセンサ情報を記憶する近隣センサ情報テーブル321を備える。
ゲートウェイ記憶部320は、各無線センサノードの位置情報とセンサ情報とを記憶するノード情報テーブル322を備える。
ゲートウェイ300は、上記実施の形態6で示す無線センサノード100の近隣ノード判定部165と同様に、受信した無線情報に含まれるホップ数を参照し、受信した無線情報発信元無線センサノードが近隣ノードか判定し、近隣ノードの無線情報に含まれるセンサ情報を近隣センサ情報テーブル321に記憶する近隣ノード判定部331を備える。
ゲートウェイ300は、各無線センサノードの位置情報を含むノードマップデータと監視データとを含む監視サーバ200が送信するノード情報と、各無線センサノードが発信する無線情報とを入力し、入力したノード情報と無線情報とに含まれる位置情報とセンサ情報とを、ノード情報テーブル322に記憶するノード位置取得部332を備える。
ゲートウェイ300は、ノード情報テーブル322に記憶される各無線センサノードの位置情報を取得し、取得した位置情報に基づいて、各地で各無線センサノードが密集している、すなわち互いが近隣ノードである各無線センサノードの組合せを密集ノード情報として出力する密集ノード判定部334を備える。
ゲートウェイ300は、センサネットワーク990において、障害が発生していないかの診断を定期的に行う比較診断部333を備える。
近隣ノード判定部331は、受信した無線情報に含まれるホップ数に基づいて判定した近隣ノードのセンサ情報を近隣センサ情報テーブル321に記憶する。
比較診断部333は、近隣センサ情報テーブル321に記憶される近隣ノードのセンサ情報を取得し、取得したセンサ情報の中で偏差の大きいものがあれば、そのセンサ情報の発信元無線センサノードが障害を発生していると診断し、この障害データを監視サーバ200と、障害を発生していない各無線センサノードに送信する処理を定期的に行う。
比較診断部333は、定期的に監視サーバに対してノード情報の要求を出力する。
監視サーバ200は、ノード情報の要求を受信し、ノード情報をゲートウェイ300に対して送信する。
ノード位置取得部332は、受信したノード情報に含まれる各無線センサノードの位置情報とセンサ情報とをノード情報テーブル322に記憶する。
また、ノード位置取得部332は、受信した無線情報に含まれる各無線センサノードの位置情報とセンサ情報とをノード情報テーブル322に記憶する。
比較診断部333は、定期的に密集ノード判定部334を起動する。
密集ノード判定部334は、ノード情報テーブル322に記憶される各無線センサノードの位置情報を取得し、取得した位置情報に基づいて密集ノード情報を出力する。
比較診断部333は、密集ノード情報を入力し、入力した密集ノード情報に含まれる各無線センサノードについて、ノード情報テーブル322に記憶される各センサ情報を取得し、取得したセンサ情報に基づいて各無線センサノードが障害を発生しているか診断し、この障害データを監視サーバ200と、障害を発生していない各無線センサノードに送信する。
図42は、実施の形態8における各無線センサノード間の転送経路の変更方法を示す図である。
実施の形態8における、転送経路である無線センサノード102が、障害を発生した場合の、無線センサノード100の転送経路の変更方法について、図42に基づいて説明する。
無線センサノード100が、監視サーバ200の送信した情報要求を、ゲートウェイ300を介して、無線センサノード101と無線センサノード103とを経由して受信し、
監視サーバ200の送信した情報要求を、ゲートウェイ300を介して、無線センサノード102を経由して受信する。
ここで、各無線センサノードが発信した無線情報を最初に転送する各無線センサノード、すなわち、監視サーバ200が送信した情報要求を最後に転送した各無線センサノードを経路ノードとする。
また、各無線センサノード間の通信において、無線情報が、無線到達範囲内に位置する各無線センサノードを経由する回数をホップ数とする。
ホップ数の初期値、すなわち、各無線センサノードを経由していない場合を1とする。
また、無線センサノード100はノード記憶部184を備え、ノード記憶部184は経路ノードとホップ数との組合せを記憶するノード経路テーブル187を備える。
無線センサノード100は、受信したそれぞれの情報要求に対して、経路ノードとホップ数との組合せをノード経路テーブル187に記憶する。
すなわち、経路ノードが無線センサノード102、ホップ数が2の組合せと、経路ノードが無線センサノード103、ホップ数が3の組合せとを、ノード経路テーブル187に記憶する。
無線センサノード100は、ノード経路テーブル187に記憶される組合せの内、ホップ数の数が一番少ない組合せの経路ノードを転送依頼先として無線情報に設定して発信する。
すなわち、無線センサノード102を転送依頼先として無線情報に設定し、設定した無線情報を発信する。
無線センサノード102は、無線センサノード100の発信した無線情報を受信し、受信した無線情報に転送依頼先として無線センサノード102が設定されているので、受信した無線情報を発信し、転送する。
無線センサノード103は、無線センサノード100の発信した無線情報を受信するが、受信した無線情報に転送依頼先として無線センサノード103が設定されていないので、受信した無線情報を破棄する。
無線センサノード100が発信した無線情報は、無線センサノード102とゲートウェイ300とを経由して送信される。
ここで、経路ノードである無線センサノード102が障害を発生し、ゲートウェイ300がこの障害を検出するとする。
ゲートウェイ300は、無線センサノード100を含む各無線センサノードに無線センサノード102の障害データを発信する。
無線センサノード100は、無線センサノード102の障害データを受信する。
無線センサノード100は、受信した障害データに、無線センサノード102が設定されているので、ノード経路テーブル187に記憶される組合せの中から、無線センサノード102を経路ノードとする組合せを削除するか、または障害中という情報を設定する。
無線センサノード100は、無線センサノード102が障害を発生している時に無線情報を送信する場合、ノード経路テーブル187を参照し、経路ノードとして記憶され通信可能である無線センサノード103を転送依頼先として無線情報に設定し、設定した無線情報を発信する。
無線センサノード100が発信した無線情報は、無線センサノード103と無線センサノード101とゲートウェイ300とを経由して送信される。
上記実施の形態8に示すように、ゲートウェイ300が障害データを監視サーバ200に送信することで、監視サーバ200はセンサネットワーク990の障害の発生状況を管理することができる。
また、ゲートウェイ300が障害データを各無線センサノードに送信することで、各無線センサノードは障害中の各無線センサノードを把握でき、正常な各無線センサノードの一つに対して無線情報を発信することで、センサネットワーク990の通信量を減少でき、センサネットワーク990の性能を向上する。
実施の形態1におけるセンサネットワーク990を含んだ全体構成図。 実施の形態1における監視サーバ200の外観を示す図。 実施の形態1における監視サーバ200、無線センサノード100のハードウェア構成図。 実施の形態1における位置の測位方法を示す図。 実施の形態1における無線センサノード100のフローチャート。 実施の形態1におけるセンサネットワーク990の通信方法を示す図。 実施の形態1におけるセンサネットワーク990の通信例を示す図。 実施の形態1におけるセンサネットワーク990のデータの流れを示す図。 実施の形態1におけるセンサネットワーク990のフローチャート図。 実施の形態1におけるセンサネットワーク990のフローチャート図。 実施の形態2におけるセンサネットワーク990を含んだ全体構成図。 実施の形態2における相対位置による位置の特定方法を示す図。 実施の形態2におけるセンサネットワーク990の通信例を示す図。 実施の形態2におけるセンサネットワーク990のデータの流れを示す図。 実施の形態2におけるセンサネットワーク990のフローチャート。 実施の形態2におけるセンサネットワーク990のフローチャート。 実施の形態3におけるセンサネットワーク990を含んだ全体構成図。 実施の形態3における無線の強度を考慮した相対位置による位置の特定方法を示す図。 実施の形態4におけるセンサネットワーク990を含んだ全体構成図。 実施の形態4におけるセンサネットワーク990の通信例を示す図。 実施の形態4におけるキー入力時のセンサネットワーク990のデータの流れを示す図。 実施の形態4におけるキー入力時のセンサネットワーク990のフローチャート。 実施の形態4における音声入力時のセンサネットワーク990のデータの流れ1を示す図。 実施の形態4における音声入力時のセンサネットワーク990のフローチャート1。 実施の形態4における音声入力時のセンサネットワーク990のデータの流れ2を示す図。 実施の形態4における音声入力時のセンサネットワーク990のフローチャート2。 実施の形態4における音声入力時のセンサネットワーク990のデータの流れ3を示す図。 実施の形態4における音声入力時のセンサネットワーク990のフローチャート3。 実施の形態5におけるセンサネットワーク990を含んだ全体構成図。 実施の形態5におけるセンサネットワーク990の通信例を示す図。 実施の形態5におけるセンサネットワーク990のデータの流れを示す図。 実施の形態5におけるセンサネットワーク990のフローチャート。 実施の形態6におけるセンサネットワーク990を含んだ全体構成図。 実施の形態6における無線センサノード100の自己診断を示す図。 実施の形態6における近隣ノードの判定方法を示す図。 実施の形態6における無線センサノード100の比較診断の例を示す図。 実施の形態6における比較診断時の障害判断の例を示す図。 実施の形態7におけるセンサネットワーク990を含んだ全体構成図。 実施の形態7におけるゲートウェイが障害を発生した場合のセンサネットワーク990の通信例1を示す図。 実施の形態7におけるゲートウェイが障害を発生した場合のセンサネットワーク990の通信例2を示す図。 実施の形態8におけるセンサネットワーク990を含んだ全体構成図。 実施の形態8における各無線センサノード間の転送経路の変更方法を示す図。
符号の説明
100,101,102,103,104 無線センサノード、110 自己位置特定手段、111 位置測位部、112 入力手段、113 音声認識部、114 音声入力装置、115 キー入力装置、116 情報入力装置、117 ビデオカメラ、118 RFIDリーダ、119 バーコードリーダ、120 無線通信部、130 センサ通信部、140 相対位置取得手段、141 隣接ノード特定部、142 無線強度検出部、150 定時通信部、160 障害検出手段、161 定時診断部、162 診断手段、163 自己診断部、164 比較診断部、165 近隣ノード判定部、166 ゲートウェイ診断部、181 GPSアンテナ、182 無線アンテナ、183 センサ、184 ノード記憶部、185 近隣センサ情報テーブル、186 ゲートウェイテーブル、187 ノード経路テーブル、200 監視サーバ、210 監視データ管理部、220 センサノードマップ作成部、230 監視サーバ記憶部、240 音声認識部、250 画像認識部、300,301 ゲートウェイ、310 音声認識部、320 ゲートウェイ記憶部、321 近隣センサ情報テーブル、322 ノード情報テーブル、331 近隣ノード判定部、332 ノード位置取得部、333 比較診断部、334 密集ノード判定部、410 GPS衛星、411 GPS衛星a、412 GPS衛星b、413 GPS衛星c、414 GPS衛星d、420 準天頂衛星、430 電子基準点、440,441,442,443 監視対象、450 監視対象、451 RFIDタグ、452 センサ、460 監視対象、461 バーコード、510 ビル、520 高圧送電線、901 CRT表示装置、902 K/B、903 マウス、904 FDD、905 CDD、906 プリンタ装置、907 スキャナ装置、910 システムユニット、911 CPU、912 バス、913 ROM、914 RAM、915 通信ボード、920 磁気ディスク装置、921 OS、922 ウィンドウシステム、923 プログラム群、924 ファイル群、931 電話器、932 FAX機、940 インターネット、941 ウェブサーバ、942 LAN、990 センサネットワーク。

Claims (20)

  1. 監視対象を監視してセンサ情報を出力するセンサからセンサ情報を受信するセンサ通信部と、
    センサの位置を特定する位置情報を出力する自己位置特定手段と、
    センサ通信部が受信したセンサ情報と、自己位置特定手段が出力する自己位置情報とを無線情報として出力する無線通信部と
    を備えたことを特徴とする無線センサノード。
  2. 上記自己位置特定手段は、位置を測位する位置測位部を備えたことを特徴とする請求項1記載の無線センサノード。
  3. 上記自己位置特定手段は、センサの位置を特定する情報を入力する入力手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の無線センサノード。
  4. 上記入力手段は、音声入力装置とキー入力装置とのいずれかを備えたことを特徴とする請求項3記載の無線センサノード。
  5. 上記入力手段は、監視対象から監視対象を特定する情報を入力する情報入力装置を備えたことを特徴とする請求項3記載の無線センサノード。
  6. 上記情報入力装置は、監視対象にある情報を読み取るリーダと、監視対象を撮像するカメラとのいずれかを備えたことを特徴とする請求項3記載の無線センサノード。
  7. 上記無線センサノードは、さらに、他の無線センサノードとの相対位置を示す相対位置情報を取得する相対位置取得手段と、
    無線通信部は、相対位置取得手段が取得した相対位置情報を無線情報として出力することを特徴とする請求項1記載の無線センサノード。
  8. 上記無線通信部は、他の無線センサノードからの無線を受信し、
    上記相対位置取得手段は、無線通信部が受信する他の無線センサノードを示す隣接ノード情報を、他の無線センサノードとの相対位置を示す相対位置情報として出力する隣接ノード特定部を備えたことを特徴とする請求項7記載の無線センサノード。
  9. 上記無線通信部は、他の無線センサノードからの無線を受信し、
    上記相対位置取得手段は、無線通信部が受信する他の無線センサノードからの無線の強度を検出して無線の強度を、他の無線センサノードとの相対位置を示す相対位置情報として出力する無線強度検出部を備えたことを特徴とする請求項7記載の無線センサノード。
  10. 監視対象を監視してセンサ情報を出力するセンサからセンサ情報を受信するセンサ通信部と、
    他の無線センサノードとの相対位置を示す相対位置情報を取得する相対位置取得手段と、
    センサ受信部が受信したセンサ情報と、相対位置取得手段が取得する相対位置情報とを無線情報として出力する無線通信部と
    を備えたことを特徴とする無線センサノード。
  11. 監視対象を監視してセンサ情報を出力するセンサからセンサ情報を受信するセンサ通信部と、
    監視対象とセンサとの少なくともいずれかの障害を示す障害データを出力する障害検出手段と、
    センサ通信部が受信したセンサ情報と障害検出手段が出力した障害データとの少なくともいずれかを無線情報として出力する無線通信部と
    を備えたことを特徴とする無線センサノード。
  12. 上記障害検出手段は、
    上記無線センサノード自身が備える上記センサ通信部が受信するセンサ情報に基づいて障害を検出する自己診断部と、
    上記無線センサノード自身が備える上記センサ通信部が受信するセンサ情報と、他の上記無線センサノードが備える上記センサ通信部が受信するセンサ情報とに基づいて障害を検出する比較診断部と
    のいずれかを備えたことを特徴とする請求項11記載の無線センサノード。
  13. 上記障害検出手段は、
    上記無線センサノードをネットワークに接続するゲートウェイの障害を検出するゲートウェイ診断部を備えたことを特徴とする請求項11記載の無線センサノード。
  14. 上記無線センサノードは、さらに、
    定期的に、上記無線通信部からセンサ情報と自己位置情報とを出力させる定時通信部を備えたことを特徴とする請求項1記載の無線センサノード。
  15. 上記無線センサノードは、さらに、
    定期的に、上記無線通信部からセンサ情報と相対位置情報とを出力させる定時通信部を備えたことを特徴とする請求項10記載の無線センサノード。
  16. 上記無線センサノードは、さらに、
    定期的に、上記無線通信部から障害データを出力させる定時診断部を備えたことを特徴とする請求項11記載の無線センサノード。
  17. 監視対象を監視する監視サーバと接続されるセンサネットワークにおいて、
    請求項1〜16いずれかに記載の無線センサノードと、
    無線センサノードから出力される無線情報を受信して、監視サーバへ転送するゲートウェイと
    を備えたことを特徴とするセンサネットワーク。
  18. センサネットワークは、複数のゲートウェイを備え、
    上記無線センサノードは、いずれかのゲートウェイに障害がある場合に、障害のないゲートウェイに対して無線情報を出力することを特徴とする請求項17記載のセンサネットワーク。
  19. ゲートウェイは、無線センサノードの障害を示す障害データを出力することを特徴とする請求項17記載のセンサネットワーク。
  20. 監視対象を監視する監視サーバにおいて、
    無線センサノードからセンサ情報を受信して、センサ情報を監視対象の監視データとしてデータベースに記憶する監視データ管理部と、
    無線センサノードからセンサの位置情報を受信して、センサの位置情報に基づいてセンサノードの相対位置を示すマップを作成してデータベースにするセンサノードマップ作成部と
    を備えたことを特徴とする監視サーバ。
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