JP2005327581A - 避雷針装置 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】避雷針装置において、支柱2の上端部に避雷突針4を取り付けるとともに、支柱を囲むように、放射状水平ロッド部5aとリング状ロッド部5bと放射状傾斜ロッド部5cとからなる避雷部材5を配設するようにしたものである。
【効果】支柱を囲むように、放射状水平ロッド部とリング状ロッド部と放射状傾斜ロッド部とからなる避雷部材を配設したので、新たに採用された設計手法である回転球体法に、避雷針装置の大形化や支持体の建替え等の大規模な変更を加えることなく、対応することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、落雷等の雷サージ等から建造物等を含む設備機器等を保護するための避雷針装置に関するものである。
落雷等の雷サージから、設備機器等を保護するために、設備機器等には、一例として、特許文献1に記載されているように、避雷針装置が取り付けられている。特に、特許文献1には、携帯電話、自動車電話、ぺージャ等の無線通信端末のための中継基地局として、アンテナが設けられている点が開示されており、また、中継基地局は、支持体等により地上より高所に設置されたアンテナを有し、このアンテナの略中心に、アンテナより高い位置に避雷突針からなる避雷針装置が配置されている。そして、この避雷針装置が雷サージを受雷することで、雷サージからアンテナを保護している。
特開平11−168311号公報
しかしながら、従来の避雷針装置においては、避雷針の設計手法に基づいて避雷針装置を構築したとしても、雷サージによる被保護体の損傷が生じる場合があるという問題があった。このことは、従来の避雷針の設計手法である保護角法、即ち、所定の角度以内の保護範囲に設置された被保護体は保護されるという設計手法に、検討を加える必要性を生じさせた。
そして、近年、この避雷針装置の従来から用いられていた保護角法では、必ずしも、被保護体の保護を満足することができないということが判った。そして、避雷針装置の設計手法として、新たに回転球体法を追加採用するようになってきた。
図8に示すように、保護角法による設計手法により配設された避雷針装置100では、被保護体であるアンテナ101は、保護角法に基づいて引かれた、避雷突針102の先端から所定の角度θで延在する保護限界線L1、L1’の下方に位置し、従って、被保護体であるアンテナ101は保護範囲内にあり、雷サージから保護されることになる。
一方、新たに採用された設計手法である回転球体法においては、被保護体であるアンテナ101は、回転球体法に基づいて引かれた保護限界線L2、L2’の保護範囲外にあり、従って、被保護体であるアンテナ101を、雷サージから保護できない恐れがある。このため、保護対策として、避雷針装置100の高さ、即ち、設計を変更して避雷突針102を高い位置に設置して、被保護体であるアンテナ101を、保護限界線L2、L2’の保護範囲内に入るようにすることが必要である。しかしながら、既設の避雷針装置100の避雷突針102を高くすることは、避雷突針102の長さが長尺となることであり、避雷突針102の長尺化に伴って、気候上の問題や耐震性等を考慮する必要があり、結果的には、避雷針装置100の大形化を惹起することになる。また、避雷針装置100を支えている鉄塔等の支持体103の設計変更、即ち、建替えを必要とすることもあり、莫大な時間と費用が掛かることになる。試算によると、避雷突針102の長さを10m近くも高くする必要がある場合もあることが分かり、既存の支持体103では、避雷針装置100の変更設置が事実上不可能となることもあり得る。
他の保護対策として、避雷突針102を複数に増設することも考えられるが、支持体103によっては、増設設置が不可能な場合もあり、また、避雷突針102の後付け工事は困難で煩雑であり、更に、避雷突針102の増設に対応して、接地極104の増設も必要となり、従って、避雷突針102の増設工事が、大掛かりなものとなり、莫大な時間と費用が掛かるという問題がある。
本発明の目的は、上述した従来の避雷針装置が有する問題を解決することにある。
本発明は、上述した目的を達成するために、避雷針装置において、支柱の上端部に避雷突針を取り付けるとともに、支柱を囲むように、放射状水平ロッド部とリング状ロッド部と放射状傾斜ロッド部とからなる避雷部材を配設するようにしたものである。
支柱を囲むように、放射状水平ロッド部とリング状ロッド部と放射状傾斜ロッド部とからなる避雷部材を配設したので、新たに採用された設計手法である回転球体法に、避雷針装置の大形化や支持体の建替え等の大規模な変更を加えることなく、対応することができる。
避雷針装置を、避雷突針と避雷部材とにより構成したので、多くの雷サージを受雷する避雷突針が処理できない雷サージを、避雷部材で受雷し処理することができ、従って、被保護体であるアンテナを、確実に、且つ、広い範囲に亘たって保護することができる。
避雷部材が、支柱を囲むように配設されているので、避雷部材により、広範の雷サージを、確実に受雷し処理することができる。
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら、本実施例に限定されるものではない。
図1において、1は、鉄塔等の支持体であり、支持体1は、大地に、直接、建立されているか、或いは、建物の上に建立されている。2は、高絶縁性の絶縁体3を介して、支持体1の上端部に設置された支柱であり、支柱2の上端部には、避雷突針4が取り付けられている。5は、後述する避雷部材であり、6は、避雷部材5と大地とを接続する引下げ線であり、ケーブル等の絶縁線路からなり、支持体1から絶縁されて大地に接地接続されている。
7は、被保護体であるアンテナであって、アンテナ7は、取付具8を介して、支持体1の上端部に1個以上が取り付けられているとともに、避雷部材5の下方に取り付けられており、雷サージから保護されるように配置されている。9は、引下げ線6を、支持体1に固定するための締結バンドである。なお、支持体1には、適宜、工事用のプラットフォームを取り付けることもできる。
なお、図1において、アンテナ7を挟んで左右に位置する点線は、回転球体法における雷サージの保護範囲(JISA4201 建築物等の雷保護の保護レベル)の限界を示す保護限界線L2、L2’であり、被保護体であるアンテナ7が、点線で示された保護限界線L2(図1において右側に位置する)の左側及び保護限界線L2’(図1において左側に位置する)の右側に配置されていれば、避雷部材5が受雷して、アンテナ7が雷サージから保護されることを示している。また、この保護限界線L2の略円で囲まれた内側及び保護限界線L2’の略円で囲まれた内側が、避雷部材5の保護範囲外となることを示すものである。なお、図1の説明においては、回転球体法に基づいた保護限界線L2、L2’を示して、保護範囲について説明したが、設計手法の保護範囲を回転球体法に限らず、保護角法、その他の手法の単独、若しくは、複合による設計手法を用いてもよい。また、支持体1に支柱2を取り付ける場合、絶縁体3を使用しているが、必ずしも必要ではなく、絶縁体3を省略して、支持体1に、支柱2を直接取り付けるようしてもよい。
本発明の避雷針装置Cは、主として、支柱2と避雷突針4と避雷部材5等とから構成されている。
図2や図3に示されているように、支柱2は、管状の下部支柱部2aと管状の上部支柱部2bとを有しており、下部支柱部2aの上端には、下部支柱側連結フランジ2cが固着されており、また、上部支柱部2bの下端には、下部支柱側連結フランジ2cと略同一形状の上部支柱側連結フランジ2dが固着されている。下部支柱側連結フランジ2cに穿設されたボルト孔2c1及び上部支柱側連結フランジ2dに穿設されたボルト孔2d1に、ボルトBを挿入し、ボルトBに、ナットNを螺合させることにより、下部支柱部2aと上部支柱部2bとが連結されるように構成されている。なお、2eは、上部支柱部2bと上部支柱側連結フランジ2dとにより形成される隅部に取着された補強板である。
2fは、下部支柱側連結フランジ2cより外径の大きな直線状水平ロッド用取付フランジであり、直線状水平ロッド用取付フランジ2fは、下部支柱側連結フランジ2cと一体的に、下部支柱部2aの上端に固着されている。また、2gは、下部支柱部2aの下端に固着された下端連結フランジであり、下端連結フランジ2gが、絶縁体3を介して、支持体1に取着されるように構成されている。なお、2hは、下部支柱部2aと下端連結フランジ2gとにより形成される隅部に取着された補強板である。
2iは、上部支柱部2bの上端に固着された上端連結フランジであり、4aは、避雷突針4の下端に固着された避雷突針連結用フランジであり、上端連結フランジ2iと避雷突針連結用フランジ4aとは、同一形状に形成されている。避雷突針連結用フランジ4aには、ボルト孔4a1が穿設されており、同様に、上端連結フランジ2iにも、図示されていないボルト孔が穿設されている。
次に、図2〜図6を用いて、避雷部材5の構成部材について説明する。
5aは、避雷部材5を構成する直線状水平ロッドであり、直線状水平ロッド5aは、直線状のロッド本体5a1と、ロッド本体5a1の両端に固着されているとともに、ロッド本体5a1の軸線に沿って延在する板状の連結片5a2、5a3とから構成されており、ロッド本体5a1の一端に取着された連結片5a2とロッド本体5a1の他端に取着された連結片5a3とは、その上下面が、同一仮想平面上に位置するように構成されている。また、ロッド本体5a1の一端に取着された連結片5a2とロッド本体5a1の他端に取着された連結片5a3とには、それぞれ、適当数のボルト孔5a2’、5a3’が穿設されている。
5bは、避雷部材5を構成する弧状水平ロッドであり、弧状水平ロッド5bは、弧状のロッド本体5b1と、ロッド本体5b1の両端に固着されているとともに、ロッド本体5b1の両端の接線方向に延在する板状の連結片5b2、5b3とから構成されており、ロッド本体5b1の一端に取着された連結片5b2とロッド本体5b1の他端に取着された連結片5b3とは、その上下面が、同一仮想平面上に位置するように構成されている。また、ロッド本体5b1の一端に取着された連結片5b2とロッド本体5b1の他端に取着された連結片5b3とには、それぞれ、適当数のボルト孔5b2’、5b3’が穿設されている。
5cは、避雷部材5を構成する傾斜ロッドであり、傾斜ロッド5cは、直線状のロッド本体5c1と、ロッド本体5c1の両端に固着されているとともに、ロッド本体5c1の軸線に対して、所定の角度傾斜した板状の連結片5c2、5c3とから構成されており、ロッド本体5c1の下端に取着された下端側連結片5c2とロッド本体5c1の上端に取着された上端側連結片5c3とは、その上下面が、略平行になるように構成されているとともに、下端側連結片5c2は、ロッド本体5c1の軸線の延長線より上方に位置しており、また、上端側連結片5c3は、ロッド本体5c1の軸線の延長線より下方に位置している。また、ロッド本体5c1の一端に取着された連結片5c2と管体本体5c1の他端に取着された連結片5c3とには、それぞれ、適当数のボルト孔5c2’、5c3’が穿設されている。
次に、上述した直線状水平ロッド5aと弧状水平ロッド5bと傾斜ロッド5cの組み立てについて、主として、図2を用いて説明する。
直線状水平ロッド5aの他端に取着された連結片5a3に穿設されたボルト孔5a3’と下部支柱部2aの上端に固着されている直線状水平ロッド用取付フランジ2fに穿設されたボルト孔2f1とに、ボルトBを挿入し、ボルトBに、ナットNを螺合させることにより、直線状水平ロッド用取付フランジ2fに、直線状水平ロッド5aの他端に取着された連結片5a3を連結する。
また、傾斜ロッド5cの上端側連結片5c3に穿設されたボルト孔5c3’と、上部支柱部2bの上端に固着された上端連結フランジ2iに穿設されたボルト孔と、避雷突針4の下端に固着された避雷突針連結用フランジ4aに穿設されたボルト孔4a1とに、ボルトBを挿入し、ボルトBに、ナットNを螺合させることにより、上部支柱部2bの上端に、避雷突針4を取り付けるとともに、上端連結フランジ2iに、傾斜ロッド5cの上端側連結片5c3を連結する。
更に、一方の弧状水平ロッド5bの一端に取着された連結片5b2と、もう一方の弧状水平ロッド5bの他端に取着された連結片5b3とを、一端に取着された連結片5b2に穿設されたボルト孔5b2’と他端に取着された連結片5b3に穿設されたボルト孔5b3’とが合致するように、一対の弧状水平ロッド5bを配置するとともに、直線状水平ロッド5aの一端に取着された連結片5a2に穿設されたボルト孔5a2’と上記の一方の弧状水平ロッド5bの一端に取着された連結片5b2に穿設されたボルト孔5b2’ともう一方の弧状水平ロッド5bの他端に取着された連結片5b3に穿設されたボルト孔5b3’とが、互いに合致するように配置し、更に、傾斜ロッド5cの下端側連結片5c2に穿設されたボルト孔5c2’と上記の直線状水平ロッド5aの一端に取着された連結片5a2に穿設されたボルト孔5a2’と上記の一方の弧状水平ロッド5bの一端に取着された連結片5b2に穿設されたボルト孔5b2’ともう一方の弧状水平ロッド5bの他端に取着された連結片5b3に穿設されたボルト孔5b3’とが、互いに合致するように配置し、その後、上記の傾斜ロッド5cの下端側連結片5c2に穿設されたボルト孔5c2’と上記の直線状水平ロッド5aの一端に取着された連結片5a2に穿設されたボルト孔5a2’と上記の一方の弧状水平ロッド5bの一端に取着された連結片5b2に穿設されたボルト孔5b2’ともう一方の弧状水平ロッド5bの他端に取着された連結片5b3に穿設されたボルト孔5b3’とに、ボルトBを挿入し、ボルトBに、ナットNを螺合させることにより、傾斜ロッド5cの下端側連結片5c2と直線状水平ロッド5aの一端と一方の弧状水平ロッド5bの一端ともう一方の弧状水平ロッド5bの他端とを連結する。
上述したようにして、複数の弧状水平ロッド5bを、連結片5b2、5b3を介して連結し、また、弧状水平ロッド5bの連結部分、換言すれば、弧状水平ロッド5bの両端に形成された連結片5b2、5b3に、その他端が、連結片5a3を介して、直線状水平ロッド用取付フランジ2fに連結された直線状水平ロッド5aの一端を、連結片5a2を介して連結し、更に、弧状水平ロッド5bの連結部分、換言すれば、弧状水平ロッド5bの両端に形成された連結片5b2、5b3に、その他端が、連結片5c3を介して、上端連結フランジ2iに連結された傾斜ロッド5cの一端を、連結片5c2を介して連結することにより、避雷部材5が組み立てられることになる。
本実施例においては、図3に示されているように、6本の直線状水平ロッド5aにより、放射状水平ロッド部5Aが形成されており、また、6本の弧状水平ロッド5bにより、リング状ロッド部5Bが形成されており、更に、6本の傾斜ロッド5cにより、放射状傾斜ロッド部5Cが形成されている。このように、避雷部材5は、放射状水平ロッド部5Aとリング状ロッド部5Bと放射状傾斜ロッド部5Cとにより、略傘状に形成されている。必要に応じて、略傘状の避雷部材5を、6本未満或いは6本を越える放射状水平ロッド部5Aやリング状ロッド部5Bや放射状傾斜ロッド部5Cにより構成することもできる。
避雷針装置Cは、支柱2の上端部に取り付けられた避雷突針4と、上部支柱部2bを囲むように支柱2に取り付けられた、放射状水平ロッド部5Aとリング状ロッド部5Bと放射状傾斜ロッド部5Cとからなる略傘状の避雷部材5とから構成されている。避雷突針4及び避雷部材5が取り付けられている支柱2は、高絶縁性の絶縁体3を介して、鉄塔等の支持体1に設置されており、支柱2或いは避雷部材5に、絶縁ケーブル等の引下げ線6が接続され、更に、引下げ線6が、大地に接地接続されている。
図7に示されている実施例には、上述した放射状水平ロッド部5Aとリング状ロッド部5Bと放射状傾斜ロッド部5Cとからなる略傘状の避雷部材5を逆にして、略逆傘状に形成し、この略逆傘状の避雷部材5’を、上部支柱部2bを囲むように支柱2に取り付けたものである。なお、略逆傘状の避雷部材5’においては、上述した実施例における直線状水平ロッド用取付フランジ2fや下部支柱側連結フランジ2cは、支柱2の上部支柱部2bの上端部に固着されるとともに、避雷突針4は、下部支柱側連結フランジ2cに取り付けられ、更に、上述した実施例における上部支柱部2bの上端に固着された上端連結フランジ2iは、支柱2の下部支柱部2aの上端部に取り付けられることになる。それ以外の構成は、上述した実施例と同じであるので、詳細な説明は省略する。
上述した避雷部材5を構成する直線状水平ロッド5a、弧状水平ロッド5b及び傾斜ロッド5cとしては、管体や無垢の円棒や細長い板材等を使用することができるが、軽量化やコストの低減化を考慮して、直線状水平ロッド5aのロッド本体5a1や弧状水平ロッド5bのロッド本体5b1や傾斜ロッド5cのロッド本体5c1を、管体とすることが好ましい。また、避雷部材5を構成する直線状水平ロッド5a、弧状水平ロッド5b及び傾斜ロッド5cの材料としては、チタンやステンレス、更には、鉄、銅等の金属材を使用することができる。
また、直線状水平ロッド5a、弧状水平ロッド5b及び傾斜ロッド5cからなる避雷部材5の組み立て順序は、適宜、選択することができものであり、更に、接続具として、ボルトBやナットNに代えて、ネジや緊諦ベルト等の他の接続具を使用することができ、更にまた、鑞付けや溶接等の接続手段を適用することもできる。
上述したように、支柱2を囲むように、放射状水平ロッド部5Aとリング状ロッド部5Bと放射状傾斜ロッド部5Cとからなる略傘状の避雷部材5を配設することにより、新たに採用された設計手法である回転球体法に、避雷針装置Cの大形化や支持体の建替え等の大規模な変更を加えることなく、対応することができる。
避雷針装置Cを、避雷突針4と避雷部材5とにより構成したので、多くの雷サージを受雷する避雷突針4が処理できない雷サージを、避雷部材5で受雷し処理することができ、従って、被保護体であるアンテナ7を、確実に、且つ、広い範囲に亘たって保護することができる。
避雷部材5が、支柱2を囲むように配設されているので、避雷部材5により、広範の雷サージを、確実に受雷し処理することができる。
また、避雷部材5を配設することに加え、支持体1の強度等の範囲内で考慮しながら、避雷突針4を長くすることにより、雷サージの保護範囲を更に広げることができる。
図1は、本発明の避雷針装置等の全体正面図である。 図2は、本発明の避雷針装置を構成する避雷部材の部分分解斜視図である。 図3は、本発明の避雷針装置を構成する避雷部材の斜視図である。 図4は、図3に示されている避雷部材を構成する直線状水平ロッドの斜視図である。 図5は、図3に示されている避雷部材を構成する弧状水平ロッドの斜視図である。 図6は、図3に示されている避雷部材を構成する傾斜ロッドの斜視図である。 図7は、本発明の避雷針装置を構成する他の実施例の避雷部材の斜視図である。 図8は、避雷針装置の設計手法に対する被保護体の保護範囲を説明するための避雷針装置等の正面図である。
符号の説明
C・・・・・・・・・避雷針装置
1・・・・・・・・・・支持体
2・・・・・・・・・・支柱
3・・・・・・・・・・絶縁体
4・・・・・・・・・・避雷突針
5・・・・・・・・・・避雷部材
5a・・・・・・・・・直線状水平ロッド
5b・・・・・・・・・弧状水平ロッド
5c・・・・・・・・・傾斜ロッド
6・・・・・・・・・・引下げ線

Claims (1)

  1. 支柱の上端部に避雷突針を取り付けるとともに、前記支柱を囲むように、放射状水平ロッド部とリング状ロッド部と放射状傾斜ロッド部とからなる避雷部材を配設したことを特徴とする避雷針装置。
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