JP2005323862A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回動部材の構成を複雑化することなく、磁性体を所望の位置に配置することができる回動ユニットを備えた遊技機を提供する。
【解決手段】 回動軸40と、磁性体41と、該磁性体を内包する回動部材とを備えた回動ユニット29を設け、遊技球が吸着された状態で回動ユニット29を回動駆動することで遊技球を移送可能なパチンコ遊技機において、回動部材は、回動軸40に軸通される回動基体50と、回動軸40に固定されて回動基体50の位置を規制する規制部材51とを備え、回動基体50は、回動軸40を軸通する当該回動基体50の側端部に収納凹部62を形成し、該収納凹部62内に磁性体41を収納した。
【選択図】 図5

Description

本発明は、遊技領域内における遊技球の移動を複雑にして遊技の興趣を高めたパチンコ遊技機等の遊技機に関する。

従来の遊技機、例えばパチンコ遊技機において、遊技球が流下する遊技領域に磁性体(磁石)が内包された回動ユニットを備えたものがある。この回動ユニットは、円筒状の回動部材の表面に遊技球を磁性体によって吸着し、この吸着状態のまま回動することで遊技球を移送することができる。

そして、従来の回動ユニットに磁性体を内包するには、回動部材を回動軸に沿って縦割りにし、その各断面に収納凹部を設けて磁性体を収納したり、あるいは、回動部材の表面を窪ませて凹部を形成し、この凹部に磁性体を収納して、装飾も兼ねた保護シートを凹部の上から貼付したりしていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−289699号公報

しかしながら、縦割りにした回動部材に磁性体を収納する構成では、磁性体の配置箇所が制限されてしまう。具体的には、磁性体を回動部材の外周面近傍に配置するには、収納凹部のうち外周面側を区画する壁部、すなわち遊技球が吸着(当接)する側の区画部分を薄くする必要がある。ところが、この壁部は、回動部材の分割面側の部分を自由端にしているため、衝撃に弱い。このような壁部を薄くしてしまうと、遊技球が当たる衝撃により回動部材の分割端からひびが入り易くなり、好ましくない。そのため、このタイプの回動部材では、磁性体を中心軸寄りに寄せて配置せざるを得なかった。また、分割する形態を採るために部品点数が多くなってしまい、製造効率や製造コストを低減させる余地を残していた。

そして、保護シートで凹部内の磁性体を押さえる回動部材では、遊技球が繰り返し接触するために保護シートが損傷し易く、最悪の場合には、遊技中に保護シートが破れて磁性体が露出し、遊技球を吸着したまま、磁性体ごと遊技領域を落下する虞がある。さらに、保護シートを接着剤で貼付する場合には、接着剤の乾燥に時間が掛かってしまうので、製造効率の向上を図り難い。

そこで、本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、回動部材の構成を複雑化することなく、磁性体を所望の位置に配置することができる回動ユニットを備えた遊技機を提供しようとするものである。

本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、回動軸と、遊技球を吸着可能な磁性体と、該磁性体を内包する回動部材とを備えた回動ユニットを設け、遊技球が吸着された状態で前記回動ユニットを回動駆動することで遊技球を移送可能な遊技機において、
前記回動部材は、
前記回動軸に軸通される回動基体と、
前記回動軸に固定されて回動基体の位置を規制する規制部材と、
を備え、
前記回動基体は、回動軸を軸通する当該回動基体の側端部に収納凹部を形成し、該収納凹部内に前記磁性体を収納したことを特徴とする遊技機である。

請求項2に記載のものは、前記回動基体は、
両端に係止部を備えた基準回動基体と、該基準回動基体の両側方に配置され、前記係止部を係止する係止受部を端部に備えた延設回動基体と、
から構成されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機である。

請求項3に記載のものは、遊技盤に形成された遊技領域の略中央部に、前面側が開口した凹室の奥手側に窓部を形成したセンターケースを配設し、該センターケースの窓部に表示面が臨む状態で可変表示装置を配設し、
前記センターケースの底部に設けられて遊技球を転動可能な球転動面と、前記遊技領域を流下する遊技球を前記球転動面へ誘導可能な球誘導路とを備え、
前記回動ユニットを、前記球転動面の上方に所定の間隔を空けて配設し、前記球転動面を転動する遊技球を前記磁性体で吸着し、この遊技球を回動部材の回動によりその周面の回動方向へ移送可能としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機である。

請求項4に記載のものは、前記回動ユニットの後方上側であって前記回動部材の磁性体に対応する位置に、前記磁性体に吸着された遊技球を脱離する突起部を設け、
該突起部は、
前記回動ユニットにより移送中の遊技球に当接して回動部材の吸着位置から脱離させるとともに回動部材の軸方向へ案内することを特徴とする請求項3に記載の遊技機である。

請求項5に記載のものは、前記回動部材の外周面の所定部分に、遊技球を係合可能な球係合凹部を形成し、
前記回動ユニットの後方であって前記球係合凹部が対向し得る位置に、球係合凹部に係合した遊技球を導入可能な球導入路を設け、
該球導入路は、
導入された遊技球を回動ユニットの下方へ導出することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の遊技機である。

請求項6に記載のものは、前記センターケースの下方の遊技領域に、遊技球の入賞に基づいて前記可変表示装置における可変表示を始動可能な始動入賞口を備え、
前記球係合凹部および球導入路を複数設け、
該複数の球導入路のうち一の球導入路は、
導入された遊技球を前記始動入賞口の直上へ導出可能とした始動入賞導入路であることを特徴とする請求項5に記載の遊技機である。

請求項7に記載のものは、回動軸と、遊技球を吸着可能な磁性体と、該磁性体を内包する回動部材とを備えた回動ユニットを設け、遊技球が吸着された状態で前記回動ユニットを回動駆動することで遊技球を移送可能な遊技機において、
前記回動部材は、
前記回動軸に軸通され、外周面に突出部を設けた内側回動部材と、
内周面に溝部が形成され、該溝部に前記突出部を嵌合した状態で内側回動部材を収納する筒状の外側回動部材と、
前記回動軸に固定されて内側回動部材および外側回動部材の位置を規制する規制部材と、
を備え、
前記外側回動部材は、内側回動部材を回動中心方向から収納する構成とし、
前記内部回動部材の突出部には、前記磁性体を配置する磁性体収納空部を形成したことを特徴とする遊技機である。

本発明によれば、以下のような優れた効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、回動軸と、遊技球を吸着可能な磁性体と、該磁性体を内包する回動部材とを備えた回動ユニットを設け、遊技球が吸着された状態で回動ユニットを回動駆動することで遊技球を移送可能な遊技機において、回動部材は、回動軸に軸通される回動基体と、回動軸に固定されて回動基体の位置を規制する規制部材とを備え、回動基体は、回動軸を軸通する当該回動基体の側端部に収納凹部を形成し、該収納凹部内に磁性体を収納したので、収納凹部の脆弱箇所となる開口縁を遊技球が当接し易い位置からずらすことができる。したがって、回動部材の損傷を気にすることなく、磁性体を回動部材の所望の位置に配置することができる。また、余計な部品分割を必要としたり、表面にシールを貼付したりせずに磁性体を収納することができ、回動部材において磁性体を収納する構成が複雑化することを抑えることができ、製造コストの低減を図ることができる。

請求項2に記載の発明によれば、回動基体は、両端に係止部を備えた基準回動基体と、該基準回動基体の両側方に配置され、係止部を係止する係止受部を端部に備えた延設回動基体とから構成されるので、回動基体の長さを簡単に延長することができる。さらには、磁性体の配置範囲も拡げることができ、広範囲において遊技球を複雑に挙動させて遊技の興趣を高めることができる。

請求項3に記載の発明によれば、遊技盤に形成された遊技領域の略中央部に、前面側が開口した凹室の奥手側に窓部を形成したセンターケースを配設し、該センターケースの窓部に表示面が臨む状態で可変表示装置を配設し、センターケースの底部に設けられて遊技球を転動可能な球転動面と、遊技領域を流下する遊技球を球転動面へ誘導可能な球誘導路とを備え、回動ユニットを、球転動面の上方に所定の間隔を空けて配設し、球転動面を転動する遊技球を磁性体で吸着し、この遊技球を回動部材の回動によりその周面の回動方向へ移送可能としたので、遊技領域を流下したり釘で跳ねたりした勢いで転動する遊技球を、回動ユニットの回動に基づいて、転動とは異なった移動状態にすることができる。したがって、遊技球の複雑な動きを遊技者に見せることができ、遊技の興趣を一層高めることができる。

請求項4に記載の発明によれば、回動ユニットの後方上側であって回動部材の磁性体に対応する位置に、磁性体に吸着された遊技球を脱離する突起部を設け、該突起部は、回動ユニットにより移送中の遊技球に当接して回動部材の吸着位置から脱離させるとともに回動部材の軸方向へ案内するので、回動ユニットが移送中の遊技球を、回動部材の周面の回動方向だけでなく、回動部材の軸方向へも移動させることができる。したがって、遊技球を更に複雑に動かすことができる。

請求項5に記載の発明によれば、回動部材の外周面の所定部分に、遊技球を係合可能な球係合凹部を形成し、回動ユニットの後方であって球係合凹部が対向し得る位置に、球係合凹部に係合した遊技球を導入可能な球導入路を設け、該球導入路は、導入された遊技球を回動ユニットの下方へ導出するので、回動ユニットにより移送されてきた遊技球を回動ユニットの後方へ隠し、回動ユニットの下方へ再び出現させることができる。したがって、遊技者は、この遊技球の挙動を見て楽しむことができ、遊技の興趣の向上を図ることができる。

請求項6に記載の発明によれば、センターケースの下方の遊技領域に、遊技球の入賞に基づいて可変表示装置における可変表示を始動可能な始動入賞口を備え、球係合凹部および球導入路を複数設け、該複数の球導入路のうち一の球導入路は、導入された遊技球を始動入賞口の直上へ導出可能とした始動入賞導入路であるので、回動ユニットにより移送される遊技球が始動入賞口に入賞する可能性が高まり、遊技者の入賞に対する期待感を高めることができる。

請求項7に記載の発明によれば、回動部材は、回動軸に軸通され、外周面に突出部を設けた内側回動部材と、内周面に溝部が形成され、該溝部に突出部を嵌合した状態で内側回動部材を収納する筒状の外側回動部材と、回動軸に固定されて内側回動部材および外側回動部材の位置を規制する規制部材とを備え、外側回動部材は、内側回動部材を回動中心方向から収納する構成とし、内部回動部材の突出部には、磁性体を配置する磁性体収納空部を形成したので、回動部材を簡単な構造で構成することができる。しかも、内側回動部材の突出部において磁性体収納空部の形成箇所を変えるだけで、磁性体を所望の位置に配置できる。また、磁性体の組み付け作業を簡略化することができ、回動ユニットの生産効率の向上を図ることができる。

以下、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて本発明の実施の最良の形態を図面に基づき説明する。図1はパチンコ遊技機の遊技盤1の正面図である。

パチンコ遊技機の遊技盤1は、図1に示すように、表面にガイドレール等の区画部材2により区画された遊技領域3を形成し、該遊技領域3の略中央部に、前面側を開口した凹室4を有するセンターケース5を配設し、該センターケース5の凹室4の奥手側に開口窓部(窓部)6を形成し、該開口窓部6内に液晶表示装置などの可変表示装置7を設けて、センターケース5の開口窓部6に可変表示装置7の表示面が臨むようにし、センターケース5の下方の遊技領域3に可変表示装置7を始動するための始動入賞口8を、センターケース5の左右両側方に一般入賞口9を、左側の一般入賞口9の下方に普通図柄始動ゲート10をそれぞれ配置し、始動入賞口8の下方には大入賞口11を、大入賞口11の左右両側には下側一般入賞口9′をそれぞれ配置し、始動入賞口8、普通図柄始動ゲート10、大入賞口11などの入賞具やセンターケース5などの取付部分(すなわち占有部分)を除いた遊技領域3内に釘(障害釘。図示せず)を植設してある。また、センターケース5と始動入賞口8との間には、命釘12が2本植設されている。この命釘12は、遊技球1個分程度の空間を明けた状態になるように離間して遊技球が始動入賞口8へ入賞することを規制している(図10参照)。さらに、遊技盤1は、この他に、遊技球の流下方向を変える風車(図示せず)、発光により各種の装飾表示を行うランプ・LED(図示せず)、及び入賞せずに流下した遊技球を回収するアウト口13を設けている。

センターケース5は、図2に示すように、中央部分に矩形の開口窓部6を開設した装置である。このセンターケース5は、遊技盤1の表面に取り付ける取付基板20を備え、該取付基板20の上部に左右全幅に亘って庇状の鎧部21を前方に突設し、該鎧部21の左右端部から下方に縦長の側辺部22を延設し、左右の側辺部22の下端同士を接続する状態で底部23を設け、上記鎧部21、左右側辺部22、及び底部23に囲まれた凹室4の奥手側に開口窓部6を開設し、該開口窓部6に可変表示装置7を後方から臨ませて概略構成されている。なお、センターケース5の鎧部21には、装飾用のランプ24が鎧部21から遊技領域3側へ突設した状態で設けられている。

また、センターケース5の底部23には、遊技球を転動可能な球転動面27と、遊技球を遊技領域3から球転動面27へ誘導する球誘導路(所謂ワープ流路)28と、横長な回動ユニット29と、該回動ユニット29を回動可能に支持する回動ユニット取付ベース30とが備えられている。球転動面27は、両側辺部22から左右方向中央に向かって下り傾斜し、遊技球が前後方向にも転動可能な程度の奥行きを持たせて形成され、転動する遊技球を上記下り傾斜の途中から落下させないための落下防止突起31を前側端(遊技盤1の表面側の端)に突設している(図11(c),(d)参照)。そして、下り傾斜の最下部となる略中央部には、遊技球を下方の始動入賞口8へ誘導可能な窪部32を前方へ下り傾斜した状態で設けている。また、球誘導路28は、センターケース5の底部23と側辺部22(本実施形態では左側の側辺部22)との間に設けられ、入口28aをセンターケース5の側方(左側方)へ、出口28bを球転動面27の左側の傾斜面上部へそれぞれ臨ませた状態で開設している。

次に、回動ユニット29について説明する。
回動ユニット29は、遊技球を外周面に吸着保持し、この保持状態のままで回動駆動することで遊技球を移送可能とするものである。この回動ユニット29は、図4に示すように、回動軸40と、遊技球を吸着可能な磁性体(永久磁石)41と、該磁性体41を内包する横長円筒状の回動部材42とから概略構成されている。そして、図3(a)に示すように、回動ユニット取付ベース30の前方に横向きに支承された状態で、球転動面27の上方に所定間隔(具体的には、遊技球の直径よりも広い間隔)を空けて配設され、外周面を前方から見て上下に回動するように構成されている。具体的には、回動軸40の両側端部に軸受スリーブ43を嵌合し、回動軸40の右側端には回動ギア44を設け、軸受スリーブ43を回動ユニット取付ベース30の左右両側の軸受部45に遊嵌すると共に、回動ギア44をステッピングモータ等の回動駆動源46に駆動ギア47を介して接続している。

回動部材42は、回動軸40に軸通される回動基体50と、回動基体50の左右両側方で回動軸40に固定(係止)されて回動基体50の位置を規制する規制部材51と、該規制部材51を覆う規制部材カバー52とから構成されている。回動基体50は、短尺円筒形状の基準回動基体53を軸方向中央に配置し、該基準回動基体53の左右両側方に長尺円筒形状の延設回動基体54を接続して構成されている。また、図5に示すように、基準回動基体53の左右両端には、係止部55が側方へ向けて突設され、延設回動基体54の内側端(基準回動基体53に対向する端部。以下、内側端)には、係止部55を係止する凹状の係止受部56が形成されている。そして、係止部55を係止受部56に係止して基準回動基体53と延設回動基体54とを接続することで、延設回動基体54を基準回動基体53に対して位置決めできるように構成されている。このように基準回動基体53と延設回動基体54とを連結することで、回動基体50の長さを簡単に延長することができる。さらには、後述する磁性体41の配置範囲も拡げることができ、広範囲において遊技球を複雑に挙動させて遊技の興趣を高めることができる。なお、基準回動基体53および延設回動基体54の詳細な構造については、後で説明する。

規制部材51は、回動軸40に形成された切欠部40aに係合するとともに、延設回動基体54の外側端(基準回動基体53とは反対側の端部。以下、外側端)に当接して、回動基体50が回動軸40の長手方向へ移動することを阻止している。また、左側の規制部材51は、延設回動基体54へ向けて突設した回動規制爪51aを延設回動基体54の外側端に引っ掛けて、回動基体50が回動軸40周りを回動することも規制している。

そして、本実施形態の規制部材51は、回動基体50とは反対側から規制部材カバー52により覆われている。この規制部材カバー52は、回動基体50と略同じ直径から軸受部45へ向かうに連れて拡径する円筒形状を呈しており、回動基体50に止着部材(ネジ)57により止着されて、回動基体50の外周面と一体化している。なお、規制部材カバー52の取付手段は、止着部材57を用いることに限らず、例えば、図6に示すように、規制部材カバー52から係止片58を延設回動基体54の外周部へ向けて延設し、この係止片58を延設回動基体54の外周部の一部を窪ませた係止片受部59に係止して、規制部材カバー52を回動基体50に取り付けてもよい。

次に、基準回動基体53および延設回動基体54について説明する。
まず、延設回動基体54の磁性体41を収納する構造について説明する。なお、両側の延設回動基体54は、左右対称であって基本的な構造は同じであるので、右側の延設回動基体54を例に挙げて説明する。延設回動基体54は、図7(a)に示すように、回動軸40を軸通する内側端および外側端の両面に収納凹部62を矩形状に窪ませて形成し、該収納凹部62に円板形状の磁性体41を収納している。そして、内側端の収納凹部62aと外側端の収納凹部62bとは、延設回動基体54の中心軸方向外側(図中右側)から見て位相をずらした位置に形成されている。具体的に説明すると、内側端収納凹部62aは、外側端収納凹部62bから反時計方向へ略90度位相をずらした位置に形成されている(図7(b)参照)。したがって、図中矢印で示すように、回動ユニット29を前面側が下から上へ移動するように回動すると、内側端収納凹部62aが外側端収納凹部62bの後に続いて移動することになる。このように、延設回動基体54は、側端部に収納凹部62を設けたので、収納凹部の脆弱箇所となる開口縁を遊技球が当接し易い外周面部分からずらすことができる。したがって、遊技球の当接によって回動部材42が損傷する不具合を抑えることができ、回動部材42の損傷を気にすることなく、磁性体41を回動部材42の所望の位置に配置することができる。また、余計な部品分割を必要としたり、表面にシールを貼付したりせずに磁性体41を収納することができる。したがって、回動部材42の磁性体41を収納する構成が複雑化することを抑えることができ、製造コストの低減を図ることができる。

そして、内側端収納凹部62aは、基準回動基体53の側端により開口部を閉塞される。また、外側端収納凹部62bは、規制部材51により開口部を閉塞される。したがって、磁性体41を押さえるための部材を特別に用意する必要がなく、磁性体41を簡単な構成で収納することができる。
なお、本実施形態では、外側端収納凹部62bに収納する磁性体41(外側磁性体41b)は、その磁力を内側端収納凹部62aに収納する磁性体41(内側磁性体41a)よりも強く設定されている。また、磁性体41による遊技球の吸着状態については、後で詳細に説明する。

さらに、延設回動基体54は、外周面上に溝や突起からなる球移動ガイド64を延設回動基体54の軸方向に沿って設け、吸着された遊技球が回動基体50の長手方向へ向けて移動し易くなるように構成されている。また、延設回動基体54は、外周面の所定部分に遊技球の一部を係合可能な球係合凹部65を形成している。具体的に説明すると、延設回動基体54に設けられた球係合凹部65(以下、外側球係合凹部65s)は、延設回動基体54の長手方向の略中央であって、延設回動基体54の中心軸方向から見て外側端収納凹部62bから略180度位相をずらした位置、且つ内側端収納凹部62aから反時計方向へ略90度位相をずらした位置に形成されている(図7(b)参照)。なお、本実施形態の外側球係合凹部65sは、延設回動基体54の外周を長手方向に沿って切り欠き、この切欠部の中間までの部分を規制部材カバー52から延設された延設部52aで区画することで形成されているが、これに限定されず、遊技球が係合可能な程度の大きさに凹ませるだけで形成されてもよい。

そして、基準回動基体53にも、球係合凹部65(以下、中央球係合凹部65c)が形成されている。この中央球係合凹部65cは、図4および図7(b)に示すように、基準回動基体53の外周面のうち、軸方向の略中央であって、内側端収納凹部62aから略180度位相をずらした位置に配置されている。

したがって、回動ユニット29は、回動部材42の前面側を下から上へ移動するように回動すると、外側端収納凹部62b、内側端収納凹部62a、延設回動基体54の外側球係合凹部65s、中央球係合凹部65cの順に回動方向へ回動することになる。

次に、回動ユニット取付ベース30のうち、回動ユニット29の後方に位置する部分について説明する。
回動ユニット取付ベース30は、図3に示すように、回動ユニット29の後方上側に複数(本実施形態では4つ)の横長な突起部68を、所定間隔を空けて横に並べた状態で突設している。この突起部68は、磁性体41に吸着された状態の遊技球を回動部材42の吸着位置から脱離させると共に、横方向(回動部材42の軸方向)へ案内するためのものであり、遊技球を回動ユニット29の磁性体41に対応して、磁性体41に吸着された遊技球の移送軌跡上にそれぞれ配置されている。そして、中央部分を前方へ向けて突設し、その左右両側には、後方へ向かって下り傾斜する傾斜部68aを備えている(図3(b)参照)。なお、突起部68による遊技球の脱離作用については、後で詳細に説明する。

また、回動ユニット取付ベース30の前面のうち、回動基体50の各球係合凹部65が回動中に対向し得るそれぞれの箇所には、遊技球を上方から回動ユニット29の下方へ導入可能とする縦長な球導入路70を備えている。この球導入路70は、隣り合う突起部68の間であって傾斜部68aの下端の先に遊技球の導入口70aを開設している(図9および図11参照)。また、該導入口70aの上縁と回動基体50の外周面との間隔を遊技球の直径よりも狭く、且つ導入口70aの上縁と球係合凹部65の底部との間隔を遊技球の直径よりも広くなる状態で設定している。したがって、球係合凹部65に係合した遊技球のみを導入口70aへ導入し、球係合凹部65に係合しない遊技球については、遊技球の上部を導入口70aの上端につかえさせて球導入路70に導入しないように構成されている。

そして、左右2つの球導入路70(延設回動基体54の後方に位置する球導入路。以下、外側球導入路71)は、遊技球の導出口70bを球転動面27の後方に開設している(図11(c),(d)参照)。また、中央の球導入路70(基準回動基体53の後方に位置する球導入路。以下、始動入賞導入路72)は、遊技球の導出口となる始動入賞導出口73を球転動面27の下方であってセンターケース5の底部23の前面、且つ始動入賞口8の直上に開設している(図9参照)。したがって、始動入賞口8の直上へ導出可能とし、導入した遊技球が始動入賞口8へ入賞し易いように構成されている。

次に、回動ユニット29の作用について説明する。なお、回動ユニット29は、回動駆動源46により回動基体50の外周面の前面側が上へ移動するように157度回動させる正転と、外周面の前面側が下へ移動するように30度回動させる逆転とを常時繰り返している。

まず、遊技領域3を流下する遊技球が球誘導路28を通過して、あるいはセンターケース5の下方の釘に弾かれて球転動面27に到達すると、この遊技球は、図10に示すように、球転動面27を左右方向中央へ向けて流下する。このとき、いずれの磁性体41も球転動面27に対向する位置にない場合では、遊技球は、窪部32まで到達し、あるいは窪部32を通過して反対側(図中右側)の球転動面27を折り返した後で再び窪部32に到達し、この窪部32から前方へ転動してセンターケース5から下方へ落下する。落下した遊技球は、球転動面27を移動した横方向の慣性力が作用しているので、始動入賞口8の直上から逸れてしまい、命釘12に弾かれる等して始動入賞口8へ入賞し難い(図10(b)参照)。

また、外側端収納凹部62bの外側磁性体41bが球転動面27に対向する位置(回動ユニット29の下部)にある場合では、遊技球は、外側磁性体41bに引き付けられて球転動面27から回動部材42に吸着され、回動部材42の回動によりその周面の回動方向へ移送される。そして、回動部材42に吸着された遊技球は、回動部材42の正転および逆転に伴って上下動を繰り返しながら上昇し(図11(a))、やがて回動ユニット取付ベース30に向かって後方へ移動して、突起部68に当接する(図11(b))。さらに、回動ユニット29が正転すると、遊技球は突起部68に押され、外側磁性体41bの磁力で吸引されながらも突起部68の傾斜部68aにより外側球導入路71の前方に近づく方向、すなわち回動部材42の軸方向へ案内される(図10(a))。外側球導入路71の前方へ案内された遊技球は、回動ユニット29の逆転により回動部材42の前面側を下方へ滑り落ちることもあるが、遊技球の上部が外側球導入路71の導入口70aの上縁につかえて、回動ユニット29と回動ユニット取付ベース30との間に一時停留される(図11(c))。

停留された遊技球は、外側磁性体41bに続いて移動してくる内側端収納凹部62aの内側磁性体41aに引き付けられて再び回動部材42の軸方向に移動し、内側磁性体41aに吸着される。なお、このとき回動ユニット29が逆転して遊技球が外側磁性体41bに吸着もしくは回動部材42の前面側を下方へ滑り落ちることもあるが、回動ユニット29は、正転する比率が高く設定されているため、遊技球は、高い確率で内側磁性体41aに吸着される。そして、内側磁性体41aの後方に位置する突起部68に当接し(図11(e))、この当接状態で回動ユニット29が正転すると、この遊技球は突起部68に押され、内側磁性体41aの磁力で吸引されながらも突起部68の傾斜部68aにより回動部材42の軸方向、詳しくは、外側球導入路71の前方へ戻る方向、あるいは始動入賞導入路72に近づく方向のいずれかに案内される(図8)。

遊技球が外側球導入路71の前方へ戻った場合には、内側端収納凹部62aの後に移動してくる外側球係合凹部65sが遊技球の下方に潜り込み、遊技球の下部を係合する(図11(d))。すると、遊技球が降下するので遊技球の上部と導入口70aとのつかえが外れ、この係合状態のまま回動ユニット29が正転すると、遊技球は、外側球係合凹部65sから後方へ転動するとともに外側球導入路71に導入され、球転動面27へ落下する。落下した遊技球は、球転動面27を流下することになる。

一方、遊技球が始動入賞導入路72の前方へ移動した場合には、この遊技球は、回動ユニット29の逆転により回動部材42の前面側を下方へ滑り落ちることもあるが、遊技球の上部が始動入賞導入路72の導入口70aの上縁につかえて、始動入賞導入路72の前方で回動ユニット29と回動ユニット取付ベース30との間に一時停留される(図9(a))。そして、中央球係合凹部65cが遊技球の下方まで移動してくると、遊技球の下部を係合する(図9(b))。すると、遊技球が降下するので遊技球の上部と導入口70aとのつかえが外れ、この係合状態のまま回動ユニット29が正転すると、遊技球は、中央球係合凹部65cから後方へ転動するとともに始動入賞導入路72に導入され、始動入賞導出口73よりセンターケース5の下方へ落下し、真下の始動入賞口8に入賞する確率が高い。このように、回動ユニット29により移送される遊技球が始動入賞口8に入賞する可能性を高めることができ、遊技者の入賞に対する期待感を高めることができる。

さらに、回動ユニット29は、遊技領域3から球誘導路28を通過したり、あるいはセンターケース5の下方の釘で跳ねたりした勢いで球転動面27を転動する遊技球を、当該回動ユニット29の回動に基づいて、転動とは異なった上下方向、すなわち回動部材42の周面方向への移動状態や、回動部材42の軸方向への移動状態に変えることができる。したがって、遊技球の複雑な動きを遊技者に見せることができ、遊技の興趣を一層高めることができる。また、回動ユニット29により移送した遊技球を、後方の球導入路70へ流下させて球転動面27、あるいはセンターケース5の下方へ導くことで、遊技球を回動ユニット29の後方へ隠し、回動ユニット29の下方へ再び出現させることができる。したがって、遊技者は、この遊技球の挙動を見て楽しむことができ、遊技の興趣の向上を図ることができる。

なお、上記実施形態の回動ユニット29は、回動基体50の側端部に収納凹部62を形成して磁性体41を収納したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図12に示す変形例の回動ユニット77は、芯部材に磁性体41を組み込み、この芯材を円管状のカバーに収納することで、磁性体41を収納している。

具体的に説明すると、第1実施形態の変形例である回動ユニット77は、回動軸40と、遊技球を吸着可能な磁性体41と、該磁性体41を内包する横長円筒状の回動部材78とから概略構成されている。そして、回動部材78は、回動軸40に軸通されて円筒状芯材として機能する内側回動部材79と、円管状カバーとして機能する外側回動部材80と、回動軸40に固定されて内側回動部材79および外側回動部材80の位置を規制する規制部材81とから構成されている。内側回動部材79は、円周面(外周面)から突出部82を軸方向に沿って突設し、この突出部82を円周方向に亘って均等に複数(本変形例では4つ)設けている。また、突出部82には、長手方向の中間部分を切り欠いて、磁性体41を配置する磁性体収納空部83が形成されている。本変形例では、図中右方向へ突出する突出部82には、内側回動部材79の両側端部寄りの位置に磁性体収納空部83を1つずつ形成し、また、図中上方向へ突出する突出部82には、内側回動部材79の長手方向中央寄りの位置に磁性体収納空部83を2つ形成している。

外側回動部材80は、一端(図中右側端)を回動軸40の端部が貫通可能な状態で閉塞し、他端(図中左側端)を内側回動部材79を収納する入口として開口して、内側回動部材79を回動中心方向から収納する構成を採っている。そして、内周面に内側回動部材79の突出部82を嵌合可能な溝部84を軸方向に沿って複数形成している。したがって、内側回動部材79を外側回動部材80に収納すると、磁性体収納空部83の開放部分が溝部84によって閉塞され、磁性体41が磁性体収納空部83に保持される。なお、外側回動部材80の外周面には、回動ユニット取付ベース30の球導入路70に対向し得る球係合凹部が形成されている(図示せず)。

規制部材81は、回動軸40に形成された切欠部40aに係止する略半円板状の部材である。この規制部材81は、内側回動部材79の一端面(図中右端面)と外側回動部材80の閉塞部の内側との間に挟まれた状態で止着部材85により止着されることで、内側回動部材79、外側回動部材80、および回動軸40の位置を規制している。

上記のような回動部材78は、簡単な構造で構成することができ、また、磁性体41を押さえるための小さな部品を使う必要もなく、部品点数が多くなる不都合を抑えることができる。しかも、内側回動部材79の突出部82において磁性体収納空部83の形成箇所を変えるだけで、磁性体41を所望の位置に配置できるように設定することができる。また、磁性体41の組み付け作業を簡略化することができ、回動ユニットの生産効率の向上を図ることができる。

なお、変形例の回動部材78は、規制部材81に内側回動部材79と外側回動部材80とを止着していたが、これに限定されない。具体的には、図13に示すように、規制部材81と内側回動部材79の一端(図中左側端)とを止着し、内側回動部材79の他端(図中右側端)と外側回動部材80の閉塞部の内側とを止着して組み立ててもよい。このように回動部材78を組み立てると、各回動部材79,80の位置決めに伴う負荷を規制部材81に集中することを防ぐことができ、規制部材81を損傷し難くすることができる。したがって、回動部材78の保守作業の手間を抑えることができる。

ところで、上記した実施形態の回動ユニットは、横向き円筒状の回動部材を備えていたが、本発明はこれに限定されず、縦向き円筒状の回動部材を備えていてもよい。例えば、図14に示す第2実施形態におけるセンターケース5は、基本的には上記第1実施形態と同じであるが、回動ユニットおよび回動ユニット取付ベースの構成が異なる。すなわち、第2実施形態のセンターケース5は、縦向き円筒状の回動部材88を備えた回動ユニット89を複数(本実施形態では3つ)横に並べて設け、一端(図中左端)に配置される回動ユニット89が吸着した遊技球を、各回動部材88を回動することで隣の回動ユニット89に近づけて吸着させ、他端(図中右端)に配置される回動ユニット89まで移送し、さらに他端の回動ユニット89からその横に開設された始動入賞導入路90へ導入させるものである。具体的に説明すると、回動ユニット取付ベース91の前面(言い換えると、球転動面27を転動する遊技球と対向し得る面)に略矩形状の開口部92を複数(本実施形態では3箇所)横に並んだ状態で開設するとともに、球誘導路28から最も離れた開口部92(図中右側の開口部92)のうち、球誘導路28とは反対側の側方(図中右側方)に始動入賞導入路90の導入口90aを開設している。また、各開口部92の後方に回動ユニット89を、回動部材88の前側の外周面を開口部92に臨ませた状態でそれぞれ備えている。

この回動ユニット89は、開口部92から臨ませた回動部材88の外周面を球誘導路28側から導入口90a側へ向けて、すなわち左側から右側へ向けて回動するものである。そして、図16に示すように、回動軸93と、遊技球を吸着可能な磁性体41と、該磁性体41を内包する円筒状の回動部材88とから概略構成され、回動軸93の基端(図中左側端)には回動ギア(ウォームホイール)94を設けている。

回動部材88は、回動軸93の端部に軸通される回動基体95と、該回動軸93に固定されて回動基体95の上下位置を規制する規制部材96とから構成されている。回動基体95は、回動軸93の端部を軸通する下側端に収納凹部97を矩形状に窪ませて複数形成し、各収納凹部97に円板形状の磁性体41を収納している。また、規制部材96は、収納凹部97を閉塞する閉塞片98を回動基体95に対向する面から突設している。この閉塞片98は、収納凹部97内で磁性体41に当接する程度の長さで形成されており、収納凹部97内で磁性体41がガタつくことを阻止する機能を備えている。なお、本実施形態では、収納凹部97は、回動軸93を挟んで対向する状態、すなわち回動軸93周りに180度位相をずらした状態で2箇所形成されているが、形成個数や位相ずれの角度に限定されない。例えば、収納凹部97を120度ずつ位相をずらして3箇所形成して、回動基体95に磁性体41を3つ収納してもよい。

そして、各回動ユニット89は、回動ギア94を、横向きの駆動伝達軸101に止めネジで固定された複数(3つ)のウォームギア102のうちの一つにそれぞれ噛合し、駆動伝達軸101および駆動ギア103を介してステッピングモータ等の回動駆動源104に接続している。したがって、各回動ユニット89は、回動駆動源104を駆動すると、全て同時に回動するように構成されている。なお、各ウォームギア102は、いずれも他のウォームギア102とは異なるギア比に設定され、各回動ユニット89の回転周期がいずれも他の回動ユニット89の回転周期と異なるように構成されている。

さらに、回動ユニット取付ベース91は、球誘導路28に近い開口部92(図中左側の開口部92L)の下縁を球転動面27に近づけて、球転動面27の上流側を転動する遊技球を左側の回動ユニット89Lに吸着し易くなるように構成されている。そして、図15に示すように、各開口部92の下縁の間に突出壁105を前方に突出して、回動ユニット89から脱離した遊技球が直ぐに下方へ落下することを阻止できるように構成されている。また、導入口90aの前方には、左隣の回動ユニット89から脱離した遊技球を導入口90aへ案内するための案内棚106が、導入口90aへ向けて下り傾斜した状態で設けられている。

次に、上記構成からなる回動ユニット89および回動ユニット取付ベース91の作用について説明する。なお、各回動ユニット89は、常時、回動部材88の外周面の前側が左から右へ移動するように回動している。
球誘導路28から球転動面27へ遊技球が誘導されると、遊技球は、球転動面27を中央へ向かって流下する。このとき、左側(移送上流側)に配置される回動ユニット89Lが、回動部材88の外周面のうち収納凹部97に対応する部分(図中縦二重線が記されている部分。以下、磁性体収納部分)を左側開口部92Lから臨ませていない場合には、遊技球は、そのまま球転動面27を流下して中央部分の窪部32から下方へ落下する。

一方、磁性体収納部分を左側開口部92Lから臨ませている場合には、左側回動ユニット89Lは、高い確率で遊技球を吸着する。吸着された遊技球は、左側回動ユニット89Lの回動に伴って、左側から右側へ、すなわち回動部材88の外周面の回動方向へ移送される。そして、この遊技球は、左側開口部92Lの側縁(右側縁)に到達すると、磁性体41の磁力で吸引されながらも、この側縁により回動部材88から脱離されて僅かに落下し、左側回動ユニット89Lと中央(移送中間)回動ユニット89Cとの間の突出壁105に当たる(図18参照)。

このとき、中央回動ユニット89Cの磁性体収納部分が中央開口部92Cの左側に臨んでいない場合には、遊技球は、そのまま下方へ落下して球転動面27から下方の遊技領域3へ流下する。一方、中央回動ユニット89Cが磁性体収納部分を丁度中央開口部92Cの左側(移送上流側)に臨ませていた場合には、遊技球は、中央回動ユニット89Cに吸着されて左側から右側へ移送され、中央開口部92Cの右側縁(移送下流側の側縁)にて回動部材88から脱離されて僅かに落下し、中央回動ユニット89Cと右側(移送下流側)回動ユニット89Rとの間の突出壁105に当たる。

そして、右側回動ユニット89Rの磁性体収納部分が右側開口部92Rのうちの左側に臨んでいない場合には、遊技球は、そのまま下方へ落下して球転動面27から下方の遊技領域3へ流下する。一方、右側回動ユニット89Rが磁性体収納部分を丁度右側開口部92Rのうちの左側に臨ませていた場合には、遊技球は、右側回動ユニット89Rに吸着されて左側から右側へ移送され、右側開口部92Rの右側縁(移送下流側の側縁)にて回動部材88から脱離されて案内棚106に落下し、後方の導入口90aへ転動する。転動した遊技球は、始動入賞口8を流下し、始動入賞導出口73よりセンターケース5の下方へ落下し、真下の始動入賞口8に入賞し易くなる。

このように、第2実施形態のセンターケース5では、遊技球を複数の回動ユニット89により横方向へ移送して始動入賞導入路90へ導くことができる。したがって、今までにない遊技球の挙動を楽しむことができ、遊技の興趣を高めることができる。さらに、回動ユニット89により移送された遊技球を始動入賞口8へ入賞し易くして、遊技者の入賞に対する期待を高めることができる。

なお、本実施形態では、複数の回動ユニット89を一つの回動駆動源104および一つの駆動伝達軸101により回転駆動させたが、本発明はこれに限定されず、回動ユニット89毎に回動駆動源および駆動伝達軸を設け、それぞれの回動ユニット89を独立して回動させてもよい。また、回動ユニット89を、回動部材88の前側周面が球誘導路28側から導入口90a側へ移動する正転と、導入口90a側から球誘導路28側へ移動する逆転とを組み合わせて周期回動させれば、一層複雑な遊技球の挙動を実現して遊技の興趣を高め易い。

上記した実施形態は、センターケース5に備えられた回動ユニットを例にして説明したが、上記回動ユニットをセンターケース5以外の遊技領域3に設けてもよい。また、上記実施形態は、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例にして説明したが、本発明はこれに限らず、遊技領域での遊技球の転動を複雑にする回動ユニットを備えた遊技機であれば、例えば、内部に封入した遊技球を循環させる封入球式パチンコ機、アレンジボール式遊技機、雀球式遊技機等の遊技機であってもよい。

なお、上記した実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。

パチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。 センターケースの斜視図である。 (a)は回動ユニットおよび回動ユニット取付ベースの斜視図、(b)は突起部の拡大斜視図である。 回動ユニットの斜視図である。 回動ユニットの分解斜視図である。 係止爪で規制部材カバーを取り付ける回動ユニットの分解斜視図である。 (a)は延設回動基体の斜視図、(b)は延設回動基体の右側面図である。 回動ユニットおよび回動ユニット取付ベースにおける遊技球の挙動の状態説明図である。 基準回動基体および始動入賞導入路の断面図であり、(a)は遊技球を導入口の手前に停留した状態図、(b)は遊技球を始動入賞路に導入する状態図である。 (a)は始動入賞導入路に遊技球を導入するセンターケースの部分正面図、(b)は外側球導入路に遊技球を導入するセンターケースの部分正面図である。 図10における回動ユニットの断面図であり、(a)はA−A断面図、(b)は遊技球が突起部に当接した状態のA−A断面図、(c)は遊技球を導入口の手前に停留した状態のB−B断面図、(d)は遊技球を外側球導入路に導入する状態のD−D断面図、(e)はC−C断面図である。 回動ユニットの変形例の分解斜視図である。 回動ユニットの変形例であって、内側回動部材の向きを変えて組み立てる場合の分解斜視図である。 第2実施形態におけるセンターケースの正面図である。 第2実施形態における回動ユニットおよび回動ユニット取付ベースの斜視図である。 第2実施形態における回動ユニットの分解斜視図である。 第2実施形態における回動ユニットと駆動伝達軸等を組み合わせた状態の後方から見た斜視図である。 第2実施形態において回動ユニットによる遊技球の移送の状態説明図である。

符号の説明

1 遊技盤
3 遊技領域
5 センターケース
8 始動入賞口
12 命釘
23 底部
27 球転動面
28 球誘導路
29 回動ユニット
30 回動ユニット取付ベース
32 窪部
40 回動軸
41 磁性体
42 回動部材
44 回動ギア
45 軸受部
50 回動基体
51 規制部材
52 規制部材カバー
53 基準回動基体
54 延設回動基体
55 係止部
56 係止受部
62 収納凹部
65 球係合凹部
68 突起部
70 球導入路
71 外側球導入路
72 始動入賞導入路
73 始動入賞導出口
77 回動ユニット
78 回動部材
79 内側回動部材
80 外側回動部材
81 規制部材
82 突出部
83 磁性体収納空部
84 溝部
88 回動部材
89 回動ユニット
90 始動入賞導入路
91 回動ユニット取付ベース
92 開口部
93 回動軸
94 回動ギア
95 回動基体
96 規制部材
97 収納凹部
101 駆動伝達軸
105 突出壁
106 案内棚

Claims (7)

  1. 回動軸と、遊技球を吸着可能な磁性体と、該磁性体を内包する回動部材とを備えた回動ユニットを設け、遊技球が吸着された状態で前記回動ユニットを回動駆動することで遊技球を移送可能な遊技機において、
    前記回動部材は、
    前記回動軸に軸通される回動基体と、
    前記回動軸に固定されて回動基体の位置を規制する規制部材と、
    を備え、
    前記回動基体は、回動軸を軸通する当該回動基体の側端部に収納凹部を形成し、該収納凹部内に前記磁性体を収納したことを特徴とする遊技機。
  2. 前記回動基体は、
    両端に係止部を備えた基準回動基体と、該基準回動基体の両側方に配置され、前記係止部を係止する係止受部を端部に備えた延設回動基体と、
    から構成されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 遊技盤に形成された遊技領域の略中央部に、前面側が開口した凹室の奥手側に窓部を形成したセンターケースを配設し、該センターケースの窓部に表示面が臨む状態で可変表示装置を配設し、
    前記センターケースの底部に設けられて遊技球を転動可能な球転動面と、前記遊技領域を流下する遊技球を前記球転動面へ誘導可能な球誘導路とを備え、
    前記回動ユニットを、前記球転動面の上方に所定の間隔を空けて配設し、前記球転動面を転動する遊技球を前記磁性体で吸着し、この遊技球を回動部材の回動によりその周面の回動方向へ移送可能としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記回動ユニットの後方上側であって前記回動部材の磁性体に対応する位置に、前記磁性体に吸着された遊技球を脱離する突起部を設け、
    該突起部は、
    前記回動ユニットにより移送中の遊技球に当接して回動部材の吸着位置から脱離させるとともに回動部材の軸方向へ案内することを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記回動部材の外周面の所定部分に、遊技球を係合可能な球係合凹部を形成し、
    前記回動ユニットの後方であって前記球係合凹部が対向し得る位置に、球係合凹部に係合した遊技球を導入可能な球導入路を設け、
    該球導入路は、
    導入された遊技球を回動ユニットの下方へ導出することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の遊技機。
  6. 前記センターケースの下方の遊技領域に、遊技球の入賞に基づいて前記可変表示装置における可変表示を始動可能な始動入賞口を備え、
    前記球係合凹部および球導入路を複数設け、
    該複数の球導入路のうち一の球導入路は、
    導入された遊技球を前記始動入賞口の直上へ導出可能とした始動入賞導入路であることを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
  7. 回動軸と、遊技球を吸着可能な磁性体と、該磁性体を内包する回動部材とを備えた回動ユニットを設け、遊技球が吸着された状態で前記回動ユニットを回動駆動することで遊技球を移送可能な遊技機において、
    前記回動部材は、
    前記回動軸に軸通され、外周面に突出部を設けた内側回動部材と、
    内周面に溝部が形成され、該溝部に前記突出部を嵌合した状態で内側回動部材を収納する筒状の外側回動部材と、
    前記回動軸に固定されて内側回動部材および外側回動部材の位置を規制する規制部材と、
    を備え、
    前記外側回動部材は、内側回動部材を回動中心方向から収納する構成とし、
    前記内部回動部材の突出部には、前記磁性体を配置する磁性体収納空部を形成したことを特徴とする遊技機。
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JP2008125632A (ja) * 2006-11-17 2008-06-05 Sankyo Co Ltd 遊技機
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