JP2005323807A - 遊技機用部品 - Google Patents

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豊久 森山
Takahiro Suzuki
貴裕 鈴木
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Abstract

【課題】 ハーフミラー機能を有し、複雑な形状についても容易に製造することができて強度と品質の優れた立体形状の遊技機用部品を提供すること。
【解決手段】 遊技機用部品を、2枚の透光性を有するプラスチックシートとしてのアクリルシート11,11の間に、接着剤層13を夫々介在させて銀箔12(又は銀蒸着シート)を挟み込んで一体状に形成した三層構造のハーフミラー機能を有するシート10を用いて凹凸加工を施し、又はそのシート10を用いて立体形状に成形した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、パチンコ機やスロットルマシン等の遊技機に使用されるハーフミラー機能を有する装飾カバーや役物等の部品に関するものである。
パチンコ機においては、遊技球が入賞装置に入賞したときに当該装置の一部をランプや発光ダイオード(LED)の光を照射することによって照明を行う電飾構造により、入賞の報知と共に遊技の興趣を高める工夫がなされている。例えば、特開2002−301206号の「発光飾り装置」には、遊技中に所定条件下で点灯若しくは点滅するランプと、そのランプの上を覆って遊技機の前面側に取り付けられるカバー部材とからなり、その透明樹脂材料で成形されたカバー部材の表面側に図柄層を設ける構造が開示されている。
特開2004−24492号の「遊技機」には、光源を点灯しないときに鏡面状態となって装飾性を高めると共に点灯時に装飾板全体を照明することを目的とし、遊技部周囲の全部又は一部を、光透過性を備えた不透明な基材の外面側にハーフミラー機能層が形成された装飾板で形成し、その装飾板の背面側に光源を配設する構造が開示されている。また、特開2002−78844号の「リール装置」には、幾種類かのシンボルを描写領域に描いたリールテープを背後から照光する発光源を備え、その描写領域に、背後からの光を透過し、その他の方向からの光を反射するハーフミラー層が形成されたハーフミラー領域部を設ける構造が開示されている。
前者公報に記載のハーフミラー機能層については、スプレーガンにより銀鏡メッキを吹き付け塗装することにより形成されており、後者公報に記載のハーフミラー層については、蒸着手段によって形成されている。
ところで、「ハーフミラー機能」を付与する方法において、前述した「スプレーガンにより銀鏡メッキを吹き付け塗装」の場合には、吹き付け時間や距離のばらつき、狭隘部の存在等により部品毎や部品単体における各部分の光透過率が一定せず、異物が付着したりすることにより部品の不良率が極めて高くなる。また、塗料の残渣処理設備・乾燥設備等の製造設備にも多大な投資を要し、部品化後もその加工方法に起因して衝撃に弱く、傷が付いたり剥離し易い等の欠点を免れない。
他の方法である「ハーフ蒸着方法」においては、釜内で蒸着を施すときに多数の成形品を配置するが、その位置によって成形品毎に蒸着するイオン化された金属の量が異なるため、部品毎の光透過率が一定にならなく、異物等の付着による外観不良や成形品の形状によっては部分的に蒸着量が異なり、斑模様等が発生して不良率が極めて高くなる。また、この加工方法においても、「スプレーガンにより銀鏡メッキを吹き付け塗装」を施した部品と同様に、耐衝撃性が脆弱であり、部品化後の取り扱いに細心の注意を要し、二次加工後からエンドユーザーに渡るまでその責を免れることはできなかった。
また、上記方法以外にも遊技機用部品では、図4に示す透光性を有するプラスチックシートaに、接着剤層cを介在させて銀箔bを貼着してなる二層構造のハーフミラーシートsが使用されているが、取り扱い時に表面の銀箔が損傷し易いという欠点があった。さらには、立体形状に成形する場合には、銀箔が伸展し表面が艶消し状態になったり、銀箔が裂けてしまうという問題があった。
特開2004−24492号 特開2002−78844号 特開2002−301206号
本発明の目的は、ハーフミラー機能を有し、複雑な形状についても容易に製造可能で、強度と品質の優れた立体形状の遊技機用部品を提供することにある。
前記目的を達成するために請求項1に記載した発明は、2枚の透光性を有するプラスチックシートの間に、接着剤層を介在させて銀箔又は銀蒸着シートを挟み込んで一体状に形成した三層構造のハーフミラー機能を有するシートに凹凸加工を施し又は該シートを用いて立体形状に成形してなることを特徴とする。
同様の目的を達成するために請求項2に記載した発明は、2枚の透光性を有するプラスチックシートの間に、接着剤層を介在させて銀箔又は銀蒸着シートを挟み込んで一体状に形成した三層構造のハーフミラー機能を有するシートの何れかの表面に印刷を施した後、部品形状に倣った凹凸加工を施し又は該シートを用いて立体形状に成形してなることを特徴とするものである。
(請求項1の発明)
この遊技機用部品は、銀箔又は銀蒸着シートを用いたハーフミラー機能を有する三層構造のシートにより凹凸加工が施され又は立体成形されているので、装飾性に優れている。加えて、従来のハーフ蒸着方法によるものに比べて成形時における不良率が少なく、ハーフミラー機能部分の損傷や剥離が生じにくい利点がある。
(請求項2の発明)
この遊技機用部品は、銀箔又は銀蒸着シートを用いたハーフミラー機能を有する三層構造のシートにより凹凸加工を施し又は立体成形したものに任意の色の印刷を施すことにより、斬新な意匠効果を得ることが可能である。
以下に、本発明の最良の形態例を図面に基づいて説明する。図1は装飾カバーの斜視図、図2はハーフミラー機能を有する三層構造のシートを模式的に示す断面図、図3は図1のA−A線拡大断面図である。
本発明の遊技機用部品としては、例えばパチンコ機の遊技盤の前面に配設される電気的照明構造を伴う装飾装置や入賞装置等の部品に適用される。図1に示す装飾カバー1は、ハーフミラー機能を有する三層構造のシート10を用いて公知の真空圧空成形方法により立体形状に成形されたものであって、周囲の平坦部2から円弧状に突出する浮上がり部3に、ほぼ楕円形の突部4が3箇所に形成されている。
上記ハーフミラー機能を有するシート10については、図2に示すように、2枚の透光性を有するプラスチックシート、この実施の形態では厚さ0.3mm〜1mmのアクリルシート11の間に、接着剤層13,13を介在させて厚さ約0.01mmの銀箔12を挟み込んで圧着することにより一体状に形成されたものである。
なお、上記シート10において、アクリルシート11に代えてポリカーボネートシートを用いることも可能である。
かかる立体形状に成形された装飾カバー1は、図示しない装飾装置の一部品として組み付けられるものであって、背部に配置されるランプや発光ダイオードの光源により照射されることにより明るく輝いて装飾性を発揮する。他方、光源が点灯されないときには、鏡面状態となる。
また、上記装飾カバー1の表面側には、シルク印刷手段等により図柄や模様等を印刷することもできる。かかる図柄等を印刷した装飾カバーによれば、光源の照射により図柄等が明るく表示されるので、さらに高い装飾効果が得られる。
以上に述べた通り、本発明の遊技機用部品は、ハーフミラー機能を有する三層構造のシートにより凹凸加工が施され又は立体成形されているので、高い装飾性が得られる。
装飾カバーの斜視図 ハーフミラー機能を有する三層構造のシートを模式的に示す断面図 図1のA−A線拡大断面図 従来のハーフミラー機能を有する二層構造のシートを模式的に示す断面図
符号の説明
1・・・装飾カバー(遊技機用部品)
3・・・浮上がり部
4・・・突部
10・・・ハーフミラー機能を有するシート
11・・・アクリルシート(プラスチックシート)
12・・・銀箔(又は銀蒸着シート)
13・・・接着剤層

Claims (2)

  1. 2枚の透光性を有するプラスチックシートの間に、接着剤層を介在させて銀箔又は銀蒸着シートを挟み込んで一体状に形成した三層構造のハーフミラー機能を有するシートに凹凸加工を施し又は該シートを用いて立体形状に成形してなることを特徴とする遊技機用部品。
  2. 2枚の透光性を有するプラスチックシートの間に、接着剤層を介在させて銀箔又は銀蒸着シートを挟み込んで一体状に形成した三層構造のハーフミラー機能を有するシートの何れかの表面に印刷を施した後、部品形状に倣った凹凸加工を施し又は該シートを用いて立体形状に成形してなることを特徴とする遊技機用部品。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008043452A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機の可動入賞装置、及びパチンコ遊技機
JP2009285874A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Peg:Kk 加飾シートおよびその製造方法
JP2010178900A (ja) * 2009-02-05 2010-08-19 Daito Giken:Kk 遊技台およびこれに用いられる装飾パネル
JP2013236673A (ja) * 2012-05-11 2013-11-28 Aoki Moritoshi 箔押層付きアクリル板

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